JPS6043720B2 - 色信号処理装置 - Google Patents

色信号処理装置

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JPS6043720B2
JPS6043720B2 JP54054811A JP5481179A JPS6043720B2 JP S6043720 B2 JPS6043720 B2 JP S6043720B2 JP 54054811 A JP54054811 A JP 54054811A JP 5481179 A JP5481179 A JP 5481179A JP S6043720 B2 JPS6043720 B2 JP S6043720B2
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vco
signal
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/79Processing of colour television signals in connection with recording
    • H04N9/80Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はNTSC方式カラー映像信号を記録再生する磁
気記録再生装置(VTR)の色信号処理装置に関するも
のである。
なうため、ガードパッドを設けない2ヘッドヘリカルス
キャン方式が用いられている。
この方式でヘッドのアジマス損失を利用して隣接トラッ
クからのクロストークを防いでいるが、低域周波数に帯
域変換されて記録される色信号成分に対してはこの効果
が十分でない。このため、色信号の垂直方向の高い相関
を利用して回路的に除去している。NTSC方式の映像
信号を記録再生するVTRの1’例においては、このク
ロストークの除去を、概略以下のような方法で行なつて
いる。
色信号は、搬送波周波数が40fH(fHは水平周波数
)となるようよるう帯域変換されて記録される。
この時、記録に用いる2つのヘッドのうち、一方で記録
する時(この時の記録トラックを仮にCH−1とする)
は、この色信号の位相をH毎(Hは1水平走査期間)に
900ずつ位相を進めて記録し、他方のヘッドで記録す
る時(この時の記録トラックを仮にCH−2とする)は
、H毎に900ずつ位相を遅らせて記録する。したがつ
て、記録位相はCH−1では第1図aに、CH−2では
第1図をに示すようになる。そして、CH−1を再生す
る時に、再生系でH毎の900位相進みを補償すると、
CH−1の信号は第1図cに示すようにもとの位相に戻
る。
この時、隣接トラックであるCH−2の信号がクロスト
ークとして混入するが、この位相は第1図dに示すよう
にH毎に位相が反転状態になる。1H前後の色信号はほ
とんど同じである力)ら、1H遅延線(DL)を用いて
1H前後の信号を加算するとCH−1(第1図c)は加
算されて振動が2倍になるのに対して、クロストークで
あるCH−2の信号(第1図d)は打消し合う。
このようにしてクロストークが除去される。CH−2を
再生する時も同様に、再生系でH毎の900位相遅れを
補償するのでCH−2の信号は第1図eのようになり、
クロストークであるCH−1の信号は第1図fのように
なる。
このため、CH−1再生時と同様に1HDLを用いると
クロストークトーク分であるCH−1の信号を除去でき
るわけてある。このような信号処理を行なうため、従来
においては色信号回路は第2図に示すような回路で行な
われていた。
第2図においては、1は記録色信号入力端子、2は再生
色信号入力端子、3は第1の切換スイッチ(以下SWと
略す)、4はACCl5は第1の周波数変換回路(以下
コンバータと略す)、6はローパスフィルタ(以下LP
Fと略す)、7は第1のキラーアンプ、8は記録色信号
出力端子、9は第1のバンドパスフィルタ(以下BPF
と略す)、10は1HDLフィルタ、11は第2のキラ
ーアンプ、12は再生色信号出力端子、13は第1の位
相比較回路(以下PDと略す)、14は電圧制御形発振
器((以下VCOと略す)、15は第1の分周回路、1
6は第2の分周回路、17は4相ロジック回路、18は
第2のコンバータ、19は第2のBPFl2Oは第2の
SWl2lは第2のPDl22は電圧制御形水晶発振器
(以下x−TalVCOと略す)、、23は第3のSW
l24は水晶発振器、25はキラー検波器、26は水平
同期パルス入力端子、27はヘッドパルス入力端子、2
8はパーストゲートパルス入力端子である。
次に上記の従来回路の動作を説明する。
記録時には入力端子1より搬送波周波数FsO(=3.
58MHz)の色信号が入力される。これがACC回路
4で一定の振幅にされる。この信号の一部は第2のSW
2Oを経て、第2のPD2l、キラー検波器25に入力
される。第2のPD2lにおいて、中心周波数がFsO
のX−TalvcO22の出力とACC回路4の出力信
号中のパースト信号を位相比較し、x−TalVCO2
2を制御する。このためX−TalVCO22は正確に
FsOで発振する。また、キラー検波器25で入力色信
号があるか無いかを判別する。一方、VCOl4の出力
は第2の分周回路15で114分周され、互いに90の
位相の異なる4つの信号がつくられる。
この出力信号の1つがさらに第2の分周回路16で11
4紛周され、入力映像信号から分離された水平同期パル
スと第1位相比較器13において位相比較される。この
ようにして■COl4、1116紛周器15,16、P
Dl3からなるPLL(PhseLOckedLOOp
)が構成されるので、■COl4は水平同期パルスの1
6@、すなわち160fH(FH:水平周波数)で発振
するように制御されることになる。したがつて、第1の
分周回路15の出力の周波数は4fHとなる。この第1
の分周回路15の出力である。900ず゛つ位相のずれ
た4つの40fHの信号が4相ロジック回路17に入力
される。
4相ロジック回路17では、CH−1の時は位相がH毎
に900進みCH一2の時はH毎に900遅れとなるよ
うに、入力された4つの40fHの信号を切換えて出力
する。
この4相ロジック回路17の出力と前記x−TalVC
O22の出力Fscとが第2のコンバータ18で掛算さ
れて、和の周波数成分が第2のBPFl9から取出され
る。したがつてBPFl9の出力周波数は(FsO+4
0”FH)となり、位相はCH−1の時はH毎に900
進み、CH−2の時はH毎に900遅れることになる。
この第2のBPFl9の出力と前記ACC回路4の出力
が第1のコンバータ5で掛算される。したがつて、LP
F6で差周波数成分を取りだすと、搬送波の周波数が4
0fHで、位相がCH−1時ではH毎に900進み、C
H−2時にはH毎に900遅れとなつた色信号が得られ
る。これが記録アンプに送られ、輝度信号と混合されて
記録される。白黒の時は、雑音を記録しないように、キ
ラー検波器25で白黒信号であることを検出し、キラー
アンプ7を制御してLPF6の出力を記録アンプに送ら
ないようにする。再生時には、各切換スイッチ3,20
,23が図示と反対位置へ切換えられ、搬送波周波数が
40f日て位相推移された色信号が入力端子2より入力
され、第1のSW3を通り、ACC回路4で一定の振幅
にされる。
一方、水平周期パルス入力端子26から再生輝度信号か
ら分離された水平同期パルスが入力されるので、VCO
l4はやはり160f0で発振する。4相ロジック回路
17では、記録時と同様にCH−1時には900位相進
みに、CH一2時には900位相遅れとなるように、第
1の分周回路15の出力を切換えて出力する。
これにより、記録時の位相推移を補償するわけである。
x−TalVCO22は、周波数がFscの水晶発振器
24の出力と、第1のコンバータ回路5の出力信号中の
パースト信号との位相比較結果で制御されるので、パー
スト信号周波数が水晶発振器24の周波数すなわち安定
なFscとなるように制御される。一方、水平同期パル
ス入力端子26から入力される再生信号中の水平同期信
号にはジッタ成分が含まれているので、4相ロジック回
路17の出力にもこのジッタ分が伝達される。前記色信
号中のジッタは4相ロジック回路17でかなり吸収され
、吸収しきれなかつた分はx−TalVCO22でさら
に吸収される。第1のコンバータ回路5、BPF9によ
りJsOに戻された色信号は1HDLフィルタ10によ
り1H前後の信号が加算されることによりクロストーク
分が除去される。
このように、従来においては巧みな信号処理が行なわれ
ているわけであるが、VCOl4正確に160fHで発
生させるため、再生時においても、このVCOl4を水
平同期パルスにより制御している。
このため、以下に述べるような不都合を生じる。すなわ
ち、映像信号の内容により、再生された輝度信号中の水
平同期パルスの波形が変化する。
このため、この再生された輝度信号から水平同期パルス
を分離する場合、分離された水平同期パルスの位相が前
記波形変化に伴つて変化する。この結果、■COl4に
も輝度信号の変化による位相誤差が伝達してしまい、こ
れが第2のコンバータ18、第1のコンバータ5を経て
、色信号に伝達される。この位相誤差は、一般にはx−
TalVCO22の方では十分吸収しきれないので、結
局色信号にこの誤差が残つてしまう。
このことから、輝度信号により色相が変化させられ、見
苦しいものとなる。また、第2図からも容易に分るよう
に、高価な水晶が2ケ必要となり、コスト高の原因とな
る。本発明の目的は上記した従来技術の欠点をなくし、
輝度信号の内容に関係なく安定な色相を生じ、かつ高価
な水晶を1ケ減らすことのできる色信号処理回路を提供
するにある。
上記目的を達成するために、本発明では、再生時におい
ては、x−TalVCOを周波数Fscでフリーランさ
せ、これを基準信号として再生パースト信号と位相比較
し、この出力により160fHて発振するVCOの方を
制御するようにしている。
第3図に本発明による色信号処理回路の一実施例を示す
。第3図において、29は周波数制限回路、30は第4
のSWl3lは第5のSWであり、その他の符号は第2
図のものと同じであるのて説明を省略する。
記録時は、第2図に示した従来例と同じ構成になり、同
じように動作する。
すなわち、VCOl4の出力は1116吟周され、入力
映像信号から分離された水平同期パルスと位相比較され
、その出力で制御される。したがつて正確に160f日
で発振する。これにより、H毎に位相推移される40f
Hが正確に得られる。一方、X−TalVCO22は、
その出力が入力信号のパースト信号と位相比較され、出
力で制御されるので、やはり正確なFsOが得られる。
このx−Tal■CO22、第2のPD2lで構成され
る制御方式はPLLであり、同調用のコイルや容量を必
要としないのでIC化した場合の外付部品点数が少なく
なり、信頼性もあがる。
また、リンギング方式やパースト注入ロック方式に比べ
て動作も確実で、正確な発振出力が得られ、またカラー
/白黒の判別も確実に行なえるなど、従来の長所をその
まま生かすことができる。再生時には切換SW3,2O
,3O,3lは図示と反対位置へ切換えられる。
第4のSW3Oの゛切換えによりX−TalVCO22
がFscの周波数でフリーランするようになり、その出
力が基準信号として用いられる。そして、このx−Ta
l■CO22の出力と、111DLフィルタ10の出力
信号中のパースト信号とを位相比較し、この出力で第1
VC014の方を制御する。入力端子2から入力される
再生信号の搬送波周波数は40fHであり、第2のコン
バータ18の一方の入力はFscである。ここで、4相
ロジック回路17の出力周波数をJrとすると、第2の
BPFl9の出力の周波数は(Fs,O+Fr)となる
したがつて、第1のBPF9の出力信号の搬送波周波数
は(F,。+F,+40fH)となる。この周波数が、
基準信号であるX−TalVCO22の出力周波数Fs
Oとなるように制御されるわけであるかな、すなわち、
Fr=40fHとなる。
つまり、VCOl4は160fHとなるように制御され
るわけである。実際には、入力端子2から入力される再
生色信号はH毎に90゜位相推移されているが、これに
ついては、4相ロジック回路17で、再生輝度信号から
分離された水平同期パルスとヘッドパルスで従来と同様
に位相が切換えられるので、この4相ロジック回路17
で補償されてしまう。
ただし、この場合、第2のPD2lでの位相比較はH周
期で間欠的にしか行なわれないため、引込範囲は±7.
5KHzまでしかとれない。
したがつてVCOl4の出力が160fHから7.5K
HzX4=30KHz以上ずれるとこの系は正しく動作
しなくなる。このため本発明においては、第2のPD2
lからの制御がかかつていない時にも、VCOl4の出
力が160fHから30KHz以上ずれることのないよ
うに周波数制限回路29の出力で制限する。この周波数
制限回路29は、例えば第4図に示すように、VCOl
4の出力が160fH±Δf(Δfは30KHz以下の
値)内にある時は動作しないが、前記出力が±Δf以上
ずれてくると一定電流を流し出し、又は吸い込むように
なる。これによ.つて第2のPD2lの出力DC電圧を
変化させ、VCOl4の出力が±Δf以内に保持される
ようにする。これは、例えばディジタル回路を用いて以
下のようにして実現できる(その具体的構成について・
は後述する)。
VCOl4の出力を蟲分周して、第5図G,hに示すよ
うに互いに逆相で、デューティ比が50%の2つのパル
スをつくり、さらに、第5図1に示すように、第5図G
,hのエッジ部を含む短い期間の切込みの入つたパルス
をつくる。この第5図1と第5図G,hのそれぞれとの
ANDをとつて、第5図J,kに示すように互いに逆相
で、デューティが50%よりやや短かいパルスをつくる
回路を設ける。第5図jのパルスを出力A..kのパル
スを出力Bとする。このパルス発生回路をml期間動作
させる。例えばnを4とすると、■COl4の出力は一
分周される。
したがつて、VCOl4の出4X160力周波数が16
0fHであると、パルス発生回路の周波数は乙vとなる
したがつて、出力Aのパルス・は第6図1のような変化
をし、動作を始めてから4Hの終りではローレベルとな
る。出力Bのパルスは第6図mのような変化をし、心の
終りにはやはりローレベルとなる。VCOl4の出力周
波数が160fHより低い場合には、前記パルス発生回
路の周波数はろvより低くなるので、出力Aのパルスは
第6図1″のような変化をし、心の終りにはハイレベル
になる。
一方、出力Bのパルスは第6図m″のように変化して心
の終りにローレベルになる。逆に、160fHより高い
場合には、第6図1″″,mlに示すように、4Hの終
りでは出力Aがローレベル、出力Bがハイレベルになる
。そこで、この化後の出力Aで定電流掃出回路を制御し
、ハイレベルの時に電流を流出させ、4H後の出力Bで
定電流吸込回路を制御し、ハイレベルの時に電流を吸引
するようにし、これをくり返し実施するようにすれば第
4図に示した特性を実現できるわけである。
以上では説明を簡単にするために、出力A,Bのパルス
のデューティを50%より少し短かくするためのパルス
を第5図1のようにしたが、第7図1″のように、デュ
ーティ50%のパルスG,hの立上り、立下り部以外に
も切込パルスがあり、出力A,Bのパルスが第7図j″
,k″のように切込みがあつても、一向さしつかえ乍い
のは勿論である。
さらにVCOl4の分周を−1一分周とした
n×160時、動作させる期間をmlとして
説明したが、これも、Wxn(mは整数)分周して行な
つてもよい。
但し、この場合は定電流掃出回路、定電流吸引回路、を
制御するパルスを出力AにするかBにするかは、適宜決
める必要がある。つぎに、周波数制限回路29の具体例
を第9図に示す。
第9図において端子vからはVCOl4の出力が入力さ
れ、26からは水平同期パルスが入力される。FFlお
よびFF2で114分周、FF3〜FF5で115分周
、FF6〜FF9で118分周、FFlOおよびFFl
lで114分周されるので、FFl〜FFllで±分周
段が構成される。4X160 この工分周段の出力であるFFlOの出力4X160 Q1および0mに対し、112紛周目のゲートG1の出
力は第10図nに示す関係にあり、さらに1116吟周
目のゲートG2出力は第10図0の関係にある。
FFl2は第10図の出力0がローレベルの時のみ、第
10図nの出力で動作するのでFFl2のQ出力は第1
0図pのようになりqに示すような第7図1″に相当す
るパルスが出力される。
端子vから入力周波数が160fHであれば、切込みの
パルス幅はふFH:ー3.2μsとなる。したがつてゲ
ートG8,G9からはそれぞれ第7図H,gに相当する
パルスが出力されるようになる。一方、FFl3〜FF
l6は1ノ粉周回路で、端子26より入力される水平同
期パルスを118周してインバータG5より第11図S
に示すように4H期間ハイレベルの続くパルスを出力し
、インバータG6,G7よりそれぞれ第11図T,uに
示すタイミングの1旦期間ハイレベルのパルスを出力す
る。このため、ゲートG4ではゲートG5がハイである
?期間の間に、端子vから入力されるVCOl4の出力
を不吉随分周段に供給する。ゲートG6の出力は定電流
吸込回路および定電流掃出回路を制御し、ハイの期間だ
けこの2つの定電流源回路を動作状態にする。また、G
7の出力uは±分周段のFFl〜FFllをリセットす
る。4×160 したがつて、FFl〜FFl2は化期間動作した後、そ
の状態が?期間保たれ、ゲートG8,G9の出力で定電
流吸込回路か定電流掃出回路かの一方の出力電流が1H
期間出力されるようになる。
その後の1H期間でFFl〜FFllはリセットされて
初期状態に戻され、その1H後から4H期間また分周動
作を開始し、前述したような動作を繰返し行なう。この
時、ゲートG3から出力される切込パルスのパルス幅は
約3.2μsで、FFlOの出力Q<(5ηのエッジ部
の前後1.6USとなるので、■COl4が160fH
から一豆ヒ×100+0.63%以上ずれると、
4×63.5電流源による制御が行なわれる。
その結果、160fHは160KHz以内のずれに納ま
り40fHでは4KHz以内となるので、PD2lの出
力で正しく制御できることになる。なお、以上において
は周波数制限回路29で一±一分周する例を示したが、
114扮周は第2nx160の分周回路16と兼用する
ことももちろん可能である。
この場合は、後述するように、第1の分周回路15の他
にVCOl4の出力を114分周する第3の分周回路を
つくり、第2の分周回路16は、第1の分周回路15の
出力ではなく前記第3の分周回路の出力を114紛周す
るように配線を変更する必要がある。そして、記録時は
第3の分周回路と第2の分周回路16とを常時動作させ
て11160分周回路とし”て機能させ、その出力をP
Dl3に供給する。
一方、再生時には、第3の分周回路および第2の分周回
路16に1/n分周回路を追加して±
Nxl6O分周回路として動作させ、
間欠的にTlH(もしく”は〒H)期間動作させるよう
にすれば良い。
第12図は記録時の1116紛周と、再生時の一±一分
周を兼用した回路の1例である。端子Y4Xl6Oノか
らは再生時ハイレベルとなる制御信号が入力され、一方
、端子zからは記録時ハイレベルとなる制御信号が入力
される。
再生時は端子yからの制御信号がハイレベルとなり、ゲ
ートGl2は第9図G5と、ゲートGl3は第9図Gl
Oと、またゲートGl4は第9図Gllとそれぞれ同じ
機能を果すようになり、第12図の回路は止期間±分周
する第9図と全く同じ動作をする。4×160 一方、記録時は端子yからの制御信号はローレベルとな
り、ゲートGl2,Gl3,Gl4はすべて出力がハイ
レベルとなり、ゲートG4は常時端子vからの入力を出
力する。
ゲートG7の出力は常時ローレベルでFFl〜FFll
をリセットすることはなくなる。したがつて、FFl〜
FF9は、常時VCOl4の出力が入力されて分周動作
を行なう1116紛周回路を構成することになり、ゲー
トGl5から1116吟周出力を得ることができる。以
上の例では、工分周されたデューティ504X160%
のパルスを切込パルスでデューティを短かくし、周波数
制限特性を得たが、定電流吸込回路、定電流掃出回路を
制御するパルスの方を切込パルスて制御しても良い。
この場合の回路構成例を第13図に示した。この例では
士分周出力はデューティ50%の 4×160まま
で、端子βからそのまま出力し、電流源回路を制御する
パルスは、切込パルスがローレベルの時は出力されない
ようにGl5でゲートし、端子γから出力する。
定電流吸込回路、定電流掃出回路は例えば、第14図に
示すような構成にすれば良い。
図においてQl,Q2は差動トランジスタ対、Q3,Q
4はカレントミラー回路であり、Q5は差動対Ql,Q
2の電流源である。すなわち、端子γがハイレベルの時
、Q5は一定電流を流す。したがつて、この時、端子β
がハイレベルであれば、Q5の電流がすべてQ1を流れ
、カレントミラー動作.によりQ4から一定電流が掃出
される。また端子βがローレベルであれば、Q2がオン
し、一定電流を吸込む。前記第14図の端子γ,βをそ
れぞれ第13図の端子γ,βにそれぞれ接続する。その
結果、VCOl4の周波数が160fH±Δf以内(第
3図の場合ΔFfl6KHz)であれば4H期間動作し
た後、切込みパルスはローレベルとなり、γは常にロー
レベルであり、βの状態にかかわらず、第14図の回路
は全く動作しない。一方、VCOl4の周波数±Δf以
上ずれた場合、止期間動作後は切込みパルスはハイレベ
ルとなり、FFl3QとFFl4′Q(7)AND出力
のパルスが出力され、1H期間Q6がオンする。したが
つて、この時βがハイレベルであれば、一定電流を1H
期間掃出し、ローレベルであれば一定電流を1H期間吸
込むことになり、所望の定電流掃出回路または定電流吸
込回路として動作する。) このように、再生時におい
ては、VCOl4はパースト信号だけで制御される(第
2のPD2lの制御が行なわれている場合には周波数制
限回路29は全く動作していない)ので、前述したよう
に水平同期パルスの位相誤差の影響を全くうけなくなる
。一方、再生時にはx−TalVCO22をフリーラン
させて基準信号を得ることができるので、従来のように
別に再生時の基準信号用の水晶発振器を必要とせす、水
晶を1ケ減らすことができる。ここで、第3図に示した
実施例のように、第2のPD2lを記録時、再生時とも
に用い、出力を切換えて、2つのVCOを制御する方法
では、第2のPD2lの出力電圧、の変化に対して両方
の■COの発振周波数変化が反対極性になるようにする
と都合が良い。
すなわち、記録時にはパースト信号周波数が固定であり
、基準信号となるのに対し、再生時にはパースト信号周
波数が制御されることになり、■COの周波数変化が第
2のPD2lでの2つの入力信号の位相差の変化になる
時の極性が反対になる。
したがつて、2つのVCOの制御特性を反対極性にして
おけば、一巡利得の極性が記録再生で同じになる。この
ようにすると、第2のPD2lの2つの入力信号の安定
状態での位相差が記録と再生とで同じになるので、キラ
ー検波器の出力極性が記録、再生で同じになる。2つの
■COの出力特性が同じであれば、第2のPD2lの2
つの入力信号の位相差が180するので、キラー検波器
の出力極性が記録、再生で反対になる。
したがつて、この時はキラー検波器の出力を記録再生で
反転するか、x−Tal■CO22の出力信号の一部で
ある第2のPD2lおよびキラー検波器25の各一方の
入力を記録、再生で180検反転するなどの操作が必要
となり、回路を複雑にする。第8図に示した他の実施例
は周波数制限回路の分周回路を記録時の分周回路を共通
にし、記録と再生で別々のPDを設けた場合のものであ
る。
第8図において32は電流源回路、33は第4の分周回
路、34は第3のPDl35は第4のPDである。第4
の分周回路33は前述したように不古而分周回路で、記
録時においては常時動作し、途中段のd応分周目から■
COl4の出力を七鷺分周した信号を第1のPDl3に
供給する。
再生時においては、間欠的にNXH(もしくは〒H)期
間動作し、前述したように電流源回路32にある電流源
掃出回路、電流源吸込回路を制御する信号を間欠的に供
給する。第5のPD35は記録時に動作し、x−Tal
VCO22を制御して入カバースト信号にロックさせ、
一方、再生時には動作が止められ、x−TaIVCO2
2をフリーランさせる。
第4のPD34は再生時に動作し、第5のSW3lを経
て、■COl4を制御し、再生色信号の搬送波周波数を
X一TalVCO22の出力周波数にロックさせるわけ
である。
第3図の実施例では記録時と再生時とてPDの出力フィ
ルタ(図示せず)の特性を変えた方が望ましい場合が多
いが、この場合、PDを記録再生で共通にしてフィルタ
のみを切換えるより、第8図に示すように、記録時のみ
動作するPD35と再生時のみ動作するPD34を2つ
設けて同じ信号を入力するようにした方が、IC化した
場合、かえつて周辺部品が減り、またx−TalVCO
の動作が安定して好都合である。
すなわち、第3図では、再生時に第4のSW3Oで切換
えても、検波電圧がx−TalVCO22の方に漏れ易
いが、第8図のようにx−TalVCO22につながつ
ているPD35の動作を止めてしまえばこのような心配
がないからである。
以上説明したように、本発明によれば、記録時には水平
同期パルスにロックするPLLとパースト信号にロック
するPLLの2つのPLLを用いることにより確実な動
作を保証し、再生時には、パースト信号のみで周波数制
御を行ない、従来問題となつていた水平同期パルスの輝
度信号内容による位相誤差による色相変化を全く生じな
くさせることができるようになつた、また、高価なx−
Talを1ケに減じることができ、色信号処理回路を安
価にすることができるようになつた。
【図面の簡単な説明】
第1図は隣接クロストークを除去する色信号処理システ
ムを説明するための図、第2図は、第1図のシステムを
実現した従来の色信号処理回路のブロック図、第3図は
本発明の一実施例である色信号処理回路のブロック図、
第4図は第3図の色信号処理回路に用いられる周波数制
限回路の特性を示す図、第5図,第6図,第7図は周波
数制限回路に用いる分周回路の動作を説明するための波
形図、第8図は本発明の他の実施例である色信号処理回
路のブロック図、第9,12,13図はそれぞれ第3図
の周波数制限回路の具体例を示すブロック図、第10,
11図はその動作を説明するための波形図、第14図は
定電流吸込、掃出回路の1例を示す図である。 14・・・・・・VCOll5,l6,33・・・・・
・分周回路、13,21,34,35・・・・・位相比
較回路、22・・・・・・X−TalvcOl29・・
・・・周波数制限回路、20,30,31・・・・・ス
イッチ、32・・・・・・電流源回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 f_HのN倍の第1周波数で発振する第1のVCO
    と、第2周波数で発振する第2のVCOを有し、記録時
    においては、該第1のVCOを1/N分周して、入力映
    像信号より分離された水平同期パルスと位相比較し、そ
    の比較誤差電圧で該第1のVCOを制御し、該第2のV
    CO出力と入力映像信号中のバースト信号を位相比較し
    、その比較誤差電圧で該第2のVCOを制御し、再生時
    においては、該第2のVCOをフリーランさせ、該フリ
    ーランされた第2のVCO出力と周波数変換された後の
    再生色信号中のバースト信号を位相比較し、その比較誤
    差電圧で該第1のVCOを制御し、該第1のVCO出力
    を1/(n×N)(nは整数)分周する分周回路を間欠
    的に{(m×n)/2}H(mは整数)期間動作させ、
    動作終了時における分周出力の状態により該比較誤差電
    圧を制御することを特徴とする色信号処理装置。
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