JPH0225316B2 - - Google Patents
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- JPH0225316B2 JPH0225316B2 JP56058564A JP5856481A JPH0225316B2 JP H0225316 B2 JPH0225316 B2 JP H0225316B2 JP 56058564 A JP56058564 A JP 56058564A JP 5856481 A JP5856481 A JP 5856481A JP H0225316 B2 JPH0225316 B2 JP H0225316B2
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N9/00—Details of colour television systems
- H04N9/79—Processing of colour television signals in connection with recording
- H04N9/80—Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback
- H04N9/82—Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback the individual colour picture signal components being recorded simultaneously only
- H04N9/83—Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback the individual colour picture signal components being recorded simultaneously only the recorded chrominance signal occupying a frequency band under the frequency band of the recorded brightness signal
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明はPAL方式カラーTV信号を記録再生す
る装置の特に色度信号処理回路に関するものであ
る。
る装置の特に色度信号処理回路に関するものであ
る。
家庭用VTRでは、輝度信号はFM変調し、色
度信号は、FM変調された輝度信号の低域側に帯
域変換され、それぞれ記録される。この時、テー
プのヒステリシス特性の非直線性によつて、輝度
信号が色度信号によつて振幅変調を受け、再生さ
れる。この変調成分は重ね合わされた色度信号の
2倍の高調波が主である。PAL方式TV信号の色
度信号は1/2Hごとにスペクトルをもつ信号であ るため、色度信号の記録色副搬送周波数を、その
第2高調波が輝度信号の水平周波数(H)と1/4H のオフセツト量をもつように、すなわち、水平
周波数対し1/8Hのオフセツト量をもつように設 定すると、この変調成分が視覚的に最も目立たな
くなる。
度信号は、FM変調された輝度信号の低域側に帯
域変換され、それぞれ記録される。この時、テー
プのヒステリシス特性の非直線性によつて、輝度
信号が色度信号によつて振幅変調を受け、再生さ
れる。この変調成分は重ね合わされた色度信号の
2倍の高調波が主である。PAL方式TV信号の色
度信号は1/2Hごとにスペクトルをもつ信号であ るため、色度信号の記録色副搬送周波数を、その
第2高調波が輝度信号の水平周波数(H)と1/4H のオフセツト量をもつように、すなわち、水平
周波数対し1/8Hのオフセツト量をもつように設 定すると、この変調成分が視覚的に最も目立たな
くなる。
従来のPAL方式VTRは第1図のような構成に
して、この1/8Hオフセツト量を得ていた。図よ り明らかなようにこの方法は水晶振動子を2個必
要とし高価なものとなるだけでなく、正確な1/8H オフセツトを得ることが困難であつた。
して、この1/8Hオフセツト量を得ていた。図よ り明らかなようにこの方法は水晶振動子を2個必
要とし高価なものとなるだけでなく、正確な1/8H オフセツトを得ることが困難であつた。
この従来方法について以下簡単に説明する。
第1図は従来最も良く使用されている色信号処
理回路のブロツク図である。1は記録するための
色度信号が入力される第1の入力端子、2は再生
された低域変換色度信号が入力される第2の入力
端子、3はスイツチ、4はACC、5は掛算回路、
6は記録低域変換色度信号を取出すための低域通
過フイルタ(以下LPFと表す)、7はキラーアン
プ、8は記録低域変換色度信号を記録アンプへ出
力するための第1の出力端子、9はもとの色副搬
送波周波数に戻された色度信号を取り出すための
第1の帯域通過フイルタ(以下BPFと表す)、1
0は2H前後の信号を加算するクシ形フイルタ、
11はキラーアンプ、12は再生された色度信号
を再生輝度信号と混合するミツクス回路へ出力す
るための第2の出力端子、13は水平同期パルス
が入力される第3の入力端子、14は水平同期パ
ルスと第2の分周回路17の出力を位相比較する
ための位相検波回路(以下PDと表す)、15は
160Hで発振する電圧制御形発振器(以下VCO
と表す)、16はこのVCO15の出力を1/40分周
して位相が90゜ずつ異なる4相のパルスを出力す
る第1の分周回路、17は第1の分周回路出力を
さらに1/40分周する第2の分周回路、18はH毎
に90゜ずつ位相を遅相させるように、第1の分周
回路に4相出力を切替えて出力することと、4相
出力のある一定の位相を出力することを1フイー
ルドごとに交互に繰返す4相シフト回路、19は
掛算回路、20は掛算回路19の出力から和周波
数成分を取出すための第2のBPF、21は第2
のスイツチ、22は中心周波数が色副搬送波周波
数(sc)の第1の水晶振動子を使用する電圧制
御形発振器(以下VXOと表す)、23は第2のス
イツチ21の出力中のバースト信号と第1の
VXO22の出力の位相を比較検波する第2の
PD、24は第3のスイツチ、25は中心周波数
がsc+1/8Hの第2のVXO、26はキラー検波 器、27はヘツドスイツチパルスを入力するため
の第4の入力端子、28にバーストゲートパルス
を入力するための第5の入力端子である。
理回路のブロツク図である。1は記録するための
色度信号が入力される第1の入力端子、2は再生
された低域変換色度信号が入力される第2の入力
端子、3はスイツチ、4はACC、5は掛算回路、
6は記録低域変換色度信号を取出すための低域通
過フイルタ(以下LPFと表す)、7はキラーアン
プ、8は記録低域変換色度信号を記録アンプへ出
力するための第1の出力端子、9はもとの色副搬
送波周波数に戻された色度信号を取り出すための
第1の帯域通過フイルタ(以下BPFと表す)、1
0は2H前後の信号を加算するクシ形フイルタ、
11はキラーアンプ、12は再生された色度信号
を再生輝度信号と混合するミツクス回路へ出力す
るための第2の出力端子、13は水平同期パルス
が入力される第3の入力端子、14は水平同期パ
ルスと第2の分周回路17の出力を位相比較する
ための位相検波回路(以下PDと表す)、15は
160Hで発振する電圧制御形発振器(以下VCO
と表す)、16はこのVCO15の出力を1/40分周
して位相が90゜ずつ異なる4相のパルスを出力す
る第1の分周回路、17は第1の分周回路出力を
さらに1/40分周する第2の分周回路、18はH毎
に90゜ずつ位相を遅相させるように、第1の分周
回路に4相出力を切替えて出力することと、4相
出力のある一定の位相を出力することを1フイー
ルドごとに交互に繰返す4相シフト回路、19は
掛算回路、20は掛算回路19の出力から和周波
数成分を取出すための第2のBPF、21は第2
のスイツチ、22は中心周波数が色副搬送波周波
数(sc)の第1の水晶振動子を使用する電圧制
御形発振器(以下VXOと表す)、23は第2のス
イツチ21の出力中のバースト信号と第1の
VXO22の出力の位相を比較検波する第2の
PD、24は第3のスイツチ、25は中心周波数
がsc+1/8Hの第2のVXO、26はキラー検波 器、27はヘツドスイツチパルスを入力するため
の第4の入力端子、28にバーストゲートパルス
を入力するための第5の入力端子である。
記録時には、第1のスイツチ3から、第1の入
力端子1に入力された色度信号が出力される。第
2のVXO25はほぼsc+1/8Hの周波数でフリ ーランする。一方、VCO15の出力は第1の分
周回路16と第2の分周回路17とであわせて1/
160分周され、第1のPD14で水平同期パルスと
位相比較される。このため、VCO15は、水平
同期パルスのちようど160倍、すなわち160Hで発
振するよう制御される。したがつて、4相シフト
回路18の出力は40Hとなる。この4相シフト回
路18の出力と第2のVXO25の出力が第2の
掛算回路19で掛算され、第2のBPF20で和
周波数すなわち(sc+1/8H+40H)の信号がつ くられる。この(sc+1/8H+40H)の信号と色 度信号が掛算されるので第1の掛算回路5の出力
部では、搬送波周波数が、 sc+1/8H+40H−sc=40H+1/8Hと
、 sc+1/8H+40H+sc=2sc+40H+1/
8H の2種類の色度信号が得られる。したがつて、
LPF6で、低周波側、すなわち搬送波周波数が
40H+1/8Hと低域変換された色度信号をとり出 すことができる。このように、第2のVXO25
の方で1/8Hのオフセツトをもたせるため、第2 のVXO25の周波数はsc+1/8Hとscに対して 1/8Hオフセツトさせる必要がある。一方、第1 のVXO22はキラー検波のために使用され、こ
のため第2のPD23とでPLLが構成され、入力
色度信号のバースト信号にロツクする。このバー
スト信号の周波数scであり、第1のVXO22の
中心周波数はscとなる。このように第1のVXO
22と第2のVXO25とでは、中心周波数が異
なることになり、異なる水晶振動子を用いる必要
がある。一方、再生時は、走行系のジツタなどで
生じた時間軸変動を補正し、安定した搬送波周波
数となるように以下のようにシステムが構成され
る。VCO15は、第1の分周回路16、第2の
分周回路17とPD14で記録時と同時にPLLが
構成される。このPLLの基準信号は再生された
輝度信号から分離された水平同期パルスが用いら
れる。したがつて、VCO15は記録時と同様こ
の水平同期パルスの160倍の周波数にロツクする。
水平同期信号には、色度信号と同じ時間軸変動が
生じているので、VCO15には、この時間軸変
動補正用の情報が得られる。記録時と同様にこの
VCO15の出力は1/4分周されて4相シフト回路
18に供給され、40Hの周波数で4相シフト回路
18から出力される。この出力と周波数sc+1/8H の第2のVXO25の出力とが掛算され、第2
のBPF20の出力から和周波数成分40H+sc+
1/8Hが得られる。一方、第2の入端子2から、 再生された搬送波周波数40H+1/8Hの色度信号 が入力され、第1の掛算回路5に供給され、
(40H+sc+1/8H)信号と掛算される。第1の BPF9で、この2信号の差周波数成分、すなわ
ち搬送波周波数がもとの色副搬送波周波数scの
色度信号が再生される。このままでは実際には時
間軸変動の影響が十分除ききれず、周波数scも
変動するので、第1のVXO22をフリーランさ
せ、安定なsc周波数の基準信号発生源として、
この第1のVXO22の出力と、第1のBPF9の
出力中のバースト信号の位相比較を第2のPD2
3で行ない、周波数変動情報を検出して、第2の
VXO25を制御し、さらに、時間軸変動を取除
き、安定した搬送波周波数としている。
力端子1に入力された色度信号が出力される。第
2のVXO25はほぼsc+1/8Hの周波数でフリ ーランする。一方、VCO15の出力は第1の分
周回路16と第2の分周回路17とであわせて1/
160分周され、第1のPD14で水平同期パルスと
位相比較される。このため、VCO15は、水平
同期パルスのちようど160倍、すなわち160Hで発
振するよう制御される。したがつて、4相シフト
回路18の出力は40Hとなる。この4相シフト回
路18の出力と第2のVXO25の出力が第2の
掛算回路19で掛算され、第2のBPF20で和
周波数すなわち(sc+1/8H+40H)の信号がつ くられる。この(sc+1/8H+40H)の信号と色 度信号が掛算されるので第1の掛算回路5の出力
部では、搬送波周波数が、 sc+1/8H+40H−sc=40H+1/8Hと
、 sc+1/8H+40H+sc=2sc+40H+1/
8H の2種類の色度信号が得られる。したがつて、
LPF6で、低周波側、すなわち搬送波周波数が
40H+1/8Hと低域変換された色度信号をとり出 すことができる。このように、第2のVXO25
の方で1/8Hのオフセツトをもたせるため、第2 のVXO25の周波数はsc+1/8Hとscに対して 1/8Hオフセツトさせる必要がある。一方、第1 のVXO22はキラー検波のために使用され、こ
のため第2のPD23とでPLLが構成され、入力
色度信号のバースト信号にロツクする。このバー
スト信号の周波数scであり、第1のVXO22の
中心周波数はscとなる。このように第1のVXO
22と第2のVXO25とでは、中心周波数が異
なることになり、異なる水晶振動子を用いる必要
がある。一方、再生時は、走行系のジツタなどで
生じた時間軸変動を補正し、安定した搬送波周波
数となるように以下のようにシステムが構成され
る。VCO15は、第1の分周回路16、第2の
分周回路17とPD14で記録時と同時にPLLが
構成される。このPLLの基準信号は再生された
輝度信号から分離された水平同期パルスが用いら
れる。したがつて、VCO15は記録時と同様こ
の水平同期パルスの160倍の周波数にロツクする。
水平同期信号には、色度信号と同じ時間軸変動が
生じているので、VCO15には、この時間軸変
動補正用の情報が得られる。記録時と同様にこの
VCO15の出力は1/4分周されて4相シフト回路
18に供給され、40Hの周波数で4相シフト回路
18から出力される。この出力と周波数sc+1/8H の第2のVXO25の出力とが掛算され、第2
のBPF20の出力から和周波数成分40H+sc+
1/8Hが得られる。一方、第2の入端子2から、 再生された搬送波周波数40H+1/8Hの色度信号 が入力され、第1の掛算回路5に供給され、
(40H+sc+1/8H)信号と掛算される。第1の BPF9で、この2信号の差周波数成分、すなわ
ち搬送波周波数がもとの色副搬送波周波数scの
色度信号が再生される。このままでは実際には時
間軸変動の影響が十分除ききれず、周波数scも
変動するので、第1のVXO22をフリーランさ
せ、安定なsc周波数の基準信号発生源として、
この第1のVXO22の出力と、第1のBPF9の
出力中のバースト信号の位相比較を第2のPD2
3で行ない、周波数変動情報を検出して、第2の
VXO25を制御し、さらに、時間軸変動を取除
き、安定した搬送波周波数としている。
ここで、4相シフト回路18を設けている理由
についても簡単に説明する。現在の家庭用VTR
では高密度記録を行なうため、ガードバンドを設
けない2ヘツドヘリカルスキヤン方式が用いられ
ている。この方式ではヘツドのアジマス損失を利
用して隣接トラツクからのクロストークを防いで
いるが、上記したように低域周波数に帯域変換さ
れる色度信号成分に対してはアジマス損失が少な
くクロストーク防止は十分でない。このため、垂
直方向の高い相関を利用して色度信号回路でこの
クロストークを除去している。このクロストーク
除去のため4相シフト回路が設けられているわけ
である。PALの色度信号は第2図aに示すよう
に1H毎に(R−γ)軸の位相が180゜反転してお
り、例えばバースト信号の位相は矢印ごとく1H
毎に(B−γ)軸に対して+45゜と−5゜の位相に
なる。そこで、一方のヘツドで記録する時そのま
まの位相で記録する。(この時の記録トラツクを
CH−1とする。1トラツクは1フイールド分あ
る。)他方のヘツドで記録する時は1H毎に4相シ
フト回路18で入力信号を切換えて、90゜ずつ位
相が遅れるようにして、色度信号の位相が1H毎
に90゜ずつ遅れるように処理して記録する。(この
時の記録トラツクをCH−2とする。) すると、例えばバースト信号のH毎の記録位相
はCH−1の時は第2図bのようになり、CH−
2の時はcのようになる。CH−1を再生する時
はそのまま再生し、CH−2を再生する時は、4
相シフト回路18を記録時と同様に動作させ、
1H毎の90゜遅れを補正して再生する。すると、
CH−1再生時にはCH−1の信号はdのように
再生され、隣接トラツクであるCH−2の信号は
eのように再生される。
についても簡単に説明する。現在の家庭用VTR
では高密度記録を行なうため、ガードバンドを設
けない2ヘツドヘリカルスキヤン方式が用いられ
ている。この方式ではヘツドのアジマス損失を利
用して隣接トラツクからのクロストークを防いで
いるが、上記したように低域周波数に帯域変換さ
れる色度信号成分に対してはアジマス損失が少な
くクロストーク防止は十分でない。このため、垂
直方向の高い相関を利用して色度信号回路でこの
クロストークを除去している。このクロストーク
除去のため4相シフト回路が設けられているわけ
である。PALの色度信号は第2図aに示すよう
に1H毎に(R−γ)軸の位相が180゜反転してお
り、例えばバースト信号の位相は矢印ごとく1H
毎に(B−γ)軸に対して+45゜と−5゜の位相に
なる。そこで、一方のヘツドで記録する時そのま
まの位相で記録する。(この時の記録トラツクを
CH−1とする。1トラツクは1フイールド分あ
る。)他方のヘツドで記録する時は1H毎に4相シ
フト回路18で入力信号を切換えて、90゜ずつ位
相が遅れるようにして、色度信号の位相が1H毎
に90゜ずつ遅れるように処理して記録する。(この
時の記録トラツクをCH−2とする。) すると、例えばバースト信号のH毎の記録位相
はCH−1の時は第2図bのようになり、CH−
2の時はcのようになる。CH−1を再生する時
はそのまま再生し、CH−2を再生する時は、4
相シフト回路18を記録時と同様に動作させ、
1H毎の90゜遅れを補正して再生する。すると、
CH−1再生時にはCH−1の信号はdのように
再生され、隣接トラツクであるCH−2の信号は
eのように再生される。
したがつて、2H遅延線を用いて2H前後の信号
を加算するくし形フイルタ10の出力では、CH
−1の信号は同位相(例えばA0とA2)である
から、2倍となるのに対し、クロストーク分であ
るCH−2の信号は反対位相であるから打消され
てしまう。CH−2を再生する時にはに示すよ
うにCH−2の信号位相をもとに戻すように補正
するので隣接トラツクCH−1はgに示すように
なる。したがつて、CH−1再生時と同様にくし
形フイルタ10で隣接トラツクからのクロストー
クが打消されてしまうわけである。一般の色信号
の場合でも2H前後の信号はほとんど同じであり、
十分な打消効果をもつことになる。この第1図の
方式では以上の説明から明らかなように2つの
VXO22,25が必要であり、高価なばかりで
なく、1/8Hオフセツトを与える第2のVXO25 をフレーランさせているわけで、1/8Hオフセツ トを与えるために調整が必要となり、しかも水晶
振動子の経時変化などのため、フリーラン周波数
は変化しやすく、常に正確な1/8Hオフセツトを 与えることは困難であつた。
を加算するくし形フイルタ10の出力では、CH
−1の信号は同位相(例えばA0とA2)である
から、2倍となるのに対し、クロストーク分であ
るCH−2の信号は反対位相であるから打消され
てしまう。CH−2を再生する時にはに示すよ
うにCH−2の信号位相をもとに戻すように補正
するので隣接トラツクCH−1はgに示すように
なる。したがつて、CH−1再生時と同様にくし
形フイルタ10で隣接トラツクからのクロストー
クが打消されてしまうわけである。一般の色信号
の場合でも2H前後の信号はほとんど同じであり、
十分な打消効果をもつことになる。この第1図の
方式では以上の説明から明らかなように2つの
VXO22,25が必要であり、高価なばかりで
なく、1/8Hオフセツトを与える第2のVXO25 をフレーランさせているわけで、1/8Hオフセツ トを与えるために調整が必要となり、しかも水晶
振動子の経時変化などのため、フリーラン周波数
は変化しやすく、常に正確な1/8Hオフセツトを 与えることは困難であつた。
最近、VXOを1つですませる第3図のような
新処理方式も提案されたが、これも、基本的には
第2のVXO25が電圧制御形発振器だつたもの
を、単なる発振器に置換るもので、水晶振動子は
やはり必要で、調整も必要となり、かつ正確な
1/8Hを与えることは困難という問題点は解決さ れていない。
新処理方式も提案されたが、これも、基本的には
第2のVXO25が電圧制御形発振器だつたもの
を、単なる発振器に置換るもので、水晶振動子は
やはり必要で、調整も必要となり、かつ正確な
1/8Hを与えることは困難という問題点は解決さ れていない。
第3図において、29は第3のPD、30はス
イツチ、31は周波数がsc+1/8Hの水晶振動子 使用発振器(以下OSC.と表す)、32は再生時に
は間欠的に分周動作を行なう第3の分周回路、3
3はデコーダである。
イツチ、31は周波数がsc+1/8Hの水晶振動子 使用発振器(以下OSC.と表す)、32は再生時に
は間欠的に分周動作を行なう第3の分周回路、3
3はデコーダである。
この方式は、記録時には第1図とほとんど同じ
構成になる。すなわち、VCO15は、第3の分
周回路32で1/160分周されたのち、第1のPD1
4で位相比較されるため、160Hで発振する。こ
のVCO15の出力は第1の分周回路16で1/4分
周され、4相シフト回路18に供給され、第1図
の場合と同じ処理がなされ、第2の掛算回路19
に入力される。もう一方の入力として、OSC.3
1の出力が入力される。OSC.31の周波数は、
第1図に示した第2のVXO25と同じく、sc+
1/8Hである。第1のVXO2は第1図と同じく、 キラー検波のため用いられ第2のPD23とPLL
が構成される。
構成になる。すなわち、VCO15は、第3の分
周回路32で1/160分周されたのち、第1のPD1
4で位相比較されるため、160Hで発振する。こ
のVCO15の出力は第1の分周回路16で1/4分
周され、4相シフト回路18に供給され、第1図
の場合と同じ処理がなされ、第2の掛算回路19
に入力される。もう一方の入力として、OSC.3
1の出力が入力される。OSC.31の周波数は、
第1図に示した第2のVXO25と同じく、sc+
1/8Hである。第1のVXO2は第1図と同じく、 キラー検波のため用いられ第2のPD23とPLL
が構成される。
再生時においては、第1のVXO22をフリー
ランさせ、安定なsc周波数の基準信号発生源と
して用い、この第1のXO22の出力と、再生さ
れた色度信号のバースト信号と第3のPD29で
位相比較し、周波数変動分を検出し、VCO15
を制御して周波数変動分を補正するようにする。
このように周波数変動分の補正をすべてVCO1
5で行なうようにしたため、(sc+1/8H)周波 数用発振器はVXOでなく単なるOSC.31で良く
なつたわけである。
ランさせ、安定なsc周波数の基準信号発生源と
して用い、この第1のXO22の出力と、再生さ
れた色度信号のバースト信号と第3のPD29で
位相比較し、周波数変動分を検出し、VCO15
を制御して周波数変動分を補正するようにする。
このように周波数変動分の補正をすべてVCO1
5で行なうようにしたため、(sc+1/8H)周波 数用発振器はVXOでなく単なるOSC.31で良く
なつたわけである。
ここで、第3のPD32、デコーダ33は、第
3のPD29の出力による制御が常に正常に動作
するため使用される。すなわち、PAL信号のバ
ースト信号の周波数スペクトラムは、1H毎にサ
ンプリングされている関係で、周知のごとく、
1/2H周期に成分を有する。したがつて、VCO1 5の周波数が正しい160Hから2Hずれると、4相
シフト出力では40H+1/2Hとなり、したがつて、 再生色度信号の搬送波周波数は(sc+1/2H)と なり、1/2H高い方にずれるが、この時、バース ト信号の1つ下のサイドバンドの周波数はちよう
どscとなり、第3のPD29ではこのサイドバン
ドと第1のVXO22の周波数が正確に合うこと
になり、この状態でロツクしてしまう。このよう
に1/2H以上、すなわちVCO15の周波数が2H 以上ずれると第3のPD29は正しい動作をしな
くなる。このため、第3の分周回路32で、
VCO15の周波数を監視し、160Hから±H以上
ずれた場合、デコーダ回路33を動作させ、制御
電圧を変化させ、常に160H近傍に保たれるよう
にするわけである。この動作は、例えば具体的に
は以下のようにしてなされる。
3のPD29の出力による制御が常に正常に動作
するため使用される。すなわち、PAL信号のバ
ースト信号の周波数スペクトラムは、1H毎にサ
ンプリングされている関係で、周知のごとく、
1/2H周期に成分を有する。したがつて、VCO1 5の周波数が正しい160Hから2Hずれると、4相
シフト出力では40H+1/2Hとなり、したがつて、 再生色度信号の搬送波周波数は(sc+1/2H)と なり、1/2H高い方にずれるが、この時、バース ト信号の1つ下のサイドバンドの周波数はちよう
どscとなり、第3のPD29ではこのサイドバン
ドと第1のVXO22の周波数が正確に合うこと
になり、この状態でロツクしてしまう。このよう
に1/2H以上、すなわちVCO15の周波数が2H 以上ずれると第3のPD29は正しい動作をしな
くなる。このため、第3の分周回路32で、
VCO15の周波数を監視し、160Hから±H以上
ずれた場合、デコーダ回路33を動作させ、制御
電圧を変化させ、常に160H近傍に保たれるよう
にするわけである。この動作は、例えば具体的に
は以下のようにしてなされる。
VCO15が正しく160Hで発振しているという
ことは、再生された水平同期パルスのくり返し周
期である1H期間に160個のパルスがVCO15か
ら出力されるということである。したがつて、例
えば、4H期間分周回路を動作させると分周回路
には640個のパルスが入力される。もし、160Hが
160H+2Hであれば、648個のパルスが入力され
る。したがつて、入力パルス数が637以上643以下
であれば、VCO15の周波数は160Hに対し±H
以内にあることになるので、この時には、第3の
PD29で正しくVCO15を160Hに制御できる
ので、分周回路32は出力を出さず、デコーダ3
3を動作させないようにする。もし、入力パルス
数が636以下、644以上であれば、H以上ずれてお
り、この時には第3のPD29では正しく制御で
きないので、入力パルス数が636以下であれば、
デコーダ33を動作させ、VCO15の周波数が
上昇するように第3のPD29の出力電圧を変化
させ、644以上であれば、やはりデコーダ33を
動作させ、VCO15の周波数が下るように第3
のPD29の出力電圧を変化させるわけである。
ことは、再生された水平同期パルスのくり返し周
期である1H期間に160個のパルスがVCO15か
ら出力されるということである。したがつて、例
えば、4H期間分周回路を動作させると分周回路
には640個のパルスが入力される。もし、160Hが
160H+2Hであれば、648個のパルスが入力され
る。したがつて、入力パルス数が637以上643以下
であれば、VCO15の周波数は160Hに対し±H
以内にあることになるので、この時には、第3の
PD29で正しくVCO15を160Hに制御できる
ので、分周回路32は出力を出さず、デコーダ3
3を動作させないようにする。もし、入力パルス
数が636以下、644以上であれば、H以上ずれてお
り、この時には第3のPD29では正しく制御で
きないので、入力パルス数が636以下であれば、
デコーダ33を動作させ、VCO15の周波数が
上昇するように第3のPD29の出力電圧を変化
させ、644以上であれば、やはりデコーダ33を
動作させ、VCO15の周波数が下るように第3
のPD29の出力電圧を変化させるわけである。
このように、4H期間分周回路32を動作させ
パルス数を計測し、結果を調べ、デコーダ33を
動作させたのち、数H間をおいて、また4H期間
分周回路32を動作させるというように間欠的に
VCO15の周波数を監視するようにして、第3
のPD29の制御を補助するわけである。
パルス数を計測し、結果を調べ、デコーダ33を
動作させたのち、数H間をおいて、また4H期間
分周回路32を動作させるというように間欠的に
VCO15の周波数を監視するようにして、第3
のPD29の制御を補助するわけである。
このように、本方式においても、VXOがOSC.
になつただけで、1/8HオフセツトはOSC.で行な つており、やはり水晶振動子は2個必要であり、
1/8Hオフセツトを正しく与えるために調整が必 要で、OSC.といえども、水晶振動子の経時変化
の影響はさけられず、常に正確な1/8オフセツト
を与えることは困難である。
になつただけで、1/8HオフセツトはOSC.で行な つており、やはり水晶振動子は2個必要であり、
1/8Hオフセツトを正しく与えるために調整が必 要で、OSC.といえども、水晶振動子の経時変化
の影響はさけられず、常に正確な1/8オフセツト
を与えることは困難である。
本発明の目的は上記した従来技術の欠点をなく
し、高価な水晶振動子を1個削減し、調整を1個
不要にし、大幅な低コスト化をもたらすと同時
に、正確な1/8Hオフセツトを与えるPAL方式の 信号記録再生装置を提供することにある。
し、高価な水晶振動子を1個削減し、調整を1個
不要にし、大幅な低コスト化をもたらすと同時
に、正確な1/8Hオフセツトを与えるPAL方式の 信号記録再生装置を提供することにある。
上記の目的を達成するために本発明では、1/8H
オフセツトをVCO側にもたせることにより、
第2の掛算回路に入力する一方の周波数を第1の
VXO22の周波数と同じscとすることにより、
第2の掛算回路に入力するsc周波数の発生源に
第1のVXO22を利用できるようにし、1/8Hオ フセツト量を水平同期パルスを用いたPLLより
正確に得、sc周波数はバースト信号にロツクさ
せることにより、常に正確な1/8Hオフセツトを 得るわけである。
第2の掛算回路に入力する一方の周波数を第1の
VXO22の周波数と同じscとすることにより、
第2の掛算回路に入力するsc周波数の発生源に
第1のVXO22を利用できるようにし、1/8Hオ フセツト量を水平同期パルスを用いたPLLより
正確に得、sc周波数はバースト信号にロツクさ
せることにより、常に正確な1/8Hオフセツトを 得るわけである。
第4図に本発明の一実施例を示す。第4図を用
いて本発明の原理を説明する。
いて本発明の原理を説明する。
第4図において34は第4の分周回路、35は
第2のVCO、36は第5の分周回路である。第
4の分周回路34は記録時には1/321分周回路と
して動作する。したがつて、第2のVCO35は
321Hで発振する。
第2のVCO、36は第5の分周回路である。第
4の分周回路34は記録時には1/321分周回路と
して動作する。したがつて、第2のVCO35は
321Hで発振する。
第5の分周回路36は1/2分周回路で、第2の
VCO35の出力を1/2分周し、160H+1/2H周波 数としたのち第1の分周回路16に出力する。し
たがつて、第1の分周回路16の出力信号の周波
数は正確に40H+1/8Hとなる。
VCO35の出力を1/2分周し、160H+1/2H周波 数としたのち第1の分周回路16に出力する。し
たがつて、第1の分周回路16の出力信号の周波
数は正確に40H+1/8Hとなる。
一方、第1のVXO22は、スイツチ21より
出力される入力色度信号のバースト信号と第2の
PD23と位相比較され、バースト信号周波数、
すなわち正しくsc周波数で発振する。この第1
のVXO22の出力と、4相シフト回路18の出
力が第2の掛算回路19に入力されるので、第2
のBPF20の出力の周波数はsc+40H+1/8Hと なる。このscと入力される色副搬送波周波数sc
とは、前述したように第1のVXO22と第2の
PD23で構成されるPLLで全く同一になつてい
るので、LPF6の出力での搬送波周波数は4相
シフト回路18の出力周波数と全く同じ40H+
1/8Hとなる。この40H+1/8Hの周波数は前
述し たように、第2のVCO35、第4の分周回路3
4、第1のPD14で構成されるPLLで正確に
40H+1/8Hとなつており、1/8Hオフセツト
が正 確に得られることになる。
出力される入力色度信号のバースト信号と第2の
PD23と位相比較され、バースト信号周波数、
すなわち正しくsc周波数で発振する。この第1
のVXO22の出力と、4相シフト回路18の出
力が第2の掛算回路19に入力されるので、第2
のBPF20の出力の周波数はsc+40H+1/8Hと なる。このscと入力される色副搬送波周波数sc
とは、前述したように第1のVXO22と第2の
PD23で構成されるPLLで全く同一になつてい
るので、LPF6の出力での搬送波周波数は4相
シフト回路18の出力周波数と全く同じ40H+
1/8Hとなる。この40H+1/8Hの周波数は前
述し たように、第2のVCO35、第4の分周回路3
4、第1のPD14で構成されるPLLで正確に
40H+1/8Hとなつており、1/8Hオフセツト
が正 確に得られることになる。
再生時においては、第3図の場合と同様に第1
のVXO22をフリーランさせ、安定なscの基準
周波数発生源とする。この第1のVXO22の出
力は記録時と同様に第2の掛算回路19に供給さ
れる。この第1のVXO22の出力と、再生色度
信号のバースト信号が第3のPD29で位相比較
され、時間軸変動分が検出され、これにより第2
のVCO35が制御され、安定な搬送波周波数の
色度信号が得られる。
のVXO22をフリーランさせ、安定なscの基準
周波数発生源とする。この第1のVXO22の出
力は記録時と同様に第2の掛算回路19に供給さ
れる。この第1のVXO22の出力と、再生色度
信号のバースト信号が第3のPD29で位相比較
され、時間軸変動分が検出され、これにより第2
のVCO35が制御され、安定な搬送波周波数の
色度信号が得られる。
但し、第3図の場合と同様に、再生色度信号の
搬送波周波数はscから±1/2H以上、すなわち第 2のVCO35の周波数が4H以上ずれると第3の
PD29は正しい動作をしなくなる。
搬送波周波数はscから±1/2H以上、すなわち第 2のVCO35の周波数が4H以上ずれると第3の
PD29は正しい動作をしなくなる。
このため、第4の分周回路32で、第2の
VCO35の周波数が321Hから±2H以内なり、
第3のPD29で正しく制御できるように補助す
る。この方法は第3図の場合と全く同じにでき
る。例えば、2H期間第4の分周回路34を動作
させると、VCOが正しく321Hで発振していると
642個のパルスがその期間に入力される。したが
つて、第3の分周回路34で2H期間の入力パル
ス数を計数し、入力パルス数が639以上645以下で
あれば、第2のVCO35の周波数は321Hに対
し、±2H以内にあることになるので、この時に
は、第3のPD29で第2のVCO35を160Hに
正しく制御できる。したがつて、第4の分周回路
34は出力を出さず、デコーダ33が動作しない
ようにする。もし、入力パルス数が638以下、646
以上であれば、2H以上ずれており、この時には
第3のPD29では正しく制御できないので、入
力パルス数が638以下の時には、第2のVCO35
の周波数が上昇する方向に第3のPD29の出力
電圧を変化させるように、646以上であれば、第
2のVCO35の周波数が下る方向に第3のPD2
9の出力電圧を変化させるようにそれぞれデコー
ダ回路33を動作させるわけである。
VCO35の周波数が321Hから±2H以内なり、
第3のPD29で正しく制御できるように補助す
る。この方法は第3図の場合と全く同じにでき
る。例えば、2H期間第4の分周回路34を動作
させると、VCOが正しく321Hで発振していると
642個のパルスがその期間に入力される。したが
つて、第3の分周回路34で2H期間の入力パル
ス数を計数し、入力パルス数が639以上645以下で
あれば、第2のVCO35の周波数は321Hに対
し、±2H以内にあることになるので、この時に
は、第3のPD29で第2のVCO35を160Hに
正しく制御できる。したがつて、第4の分周回路
34は出力を出さず、デコーダ33が動作しない
ようにする。もし、入力パルス数が638以下、646
以上であれば、2H以上ずれており、この時には
第3のPD29では正しく制御できないので、入
力パルス数が638以下の時には、第2のVCO35
の周波数が上昇する方向に第3のPD29の出力
電圧を変化させるように、646以上であれば、第
2のVCO35の周波数が下る方向に第3のPD2
9の出力電圧を変化させるようにそれぞれデコー
ダ回路33を動作させるわけである。
このように2H期間分周回路34を動作させ、
入力パルス数を計測し、その結果によりデコーダ
33を動作させたのち、数H期間をおいて、また
2H期間分周回路34を動作させるというように
間欠的に第2のVCO35の周波数を監視して、
第3のPD29の制御を補助するわけである。
入力パルス数を計測し、その結果によりデコーダ
33を動作させたのち、数H期間をおいて、また
2H期間分周回路34を動作させるというように
間欠的に第2のVCO35の周波数を監視して、
第3のPD29の制御を補助するわけである。
このように、本発明では記録時に第2のVCO
35の周波数は正確に水平同期パルスの321倍に
ロツクし、第1のVXO22の周波数も正確に入
力バースト信号と同じになるので、低域変換色度
信号の搬送波周波数を全く正確に40H+1/8Hと できるわけである。また1/8Hオフセツトを第2 のVCO側で行なうため、もう一つの周波数は色
副搬送周波数で良く、発振器を記録時キラー検波
用、再生時基準信号源用のVXOと兼用でき、水
晶振動子と調整を1個削除でき、低コスト化に有
利になる。
35の周波数は正確に水平同期パルスの321倍に
ロツクし、第1のVXO22の周波数も正確に入
力バースト信号と同じになるので、低域変換色度
信号の搬送波周波数を全く正確に40H+1/8Hと できるわけである。また1/8Hオフセツトを第2 のVCO側で行なうため、もう一つの周波数は色
副搬送周波数で良く、発振器を記録時キラー検波
用、再生時基準信号源用のVXOと兼用でき、水
晶振動子と調整を1個削除でき、低コスト化に有
利になる。
以上の説明では、第4の分周回路を再生時に
2H期間動作させ、入力パルス数の判別値を639と
645にしたが、要するに第2のVCO35の周波数
が321Hに対し±H以内に追い込めれば良いわけ
で、動作期間、判別値が、この条件内であれば任
意に選べるのはもちろんのことである。たとえ
ば、第3のPD29の動作マージンを広くするた
め、±1/2H以内に追いこむのであれば、4H期間 動作させ、1280以下1288以上でデコーダーを動作
させば良い。
2H期間動作させ、入力パルス数の判別値を639と
645にしたが、要するに第2のVCO35の周波数
が321Hに対し±H以内に追い込めれば良いわけ
で、動作期間、判別値が、この条件内であれば任
意に選べるのはもちろんのことである。たとえ
ば、第3のPD29の動作マージンを広くするた
め、±1/2H以内に追いこむのであれば、4H期間 動作させ、1280以下1288以上でデコーダーを動作
させば良い。
また、この第2のVCO35で1/8Hオフセツト
が得られれば良いわけで、第5図に示すように、
第2のVCO35の出力を2てい倍したのち1/321
分周するようにして、第2のVCO35の出力を
2/321分周して水平同期パルスと位相比較し、第
2のVCO35の周波数を321/2Hで発振させ、こ の第2のVCO35の出力を直接第1の分周回路
16に入れて1/4分周して40H+1/8Hを得るよう にしても良いことも勿論である。
第2のVCO35の出力を2てい倍したのち1/321
分周するようにして、第2のVCO35の出力を
2/321分周して水平同期パルスと位相比較し、第
2のVCO35の周波数を321/2Hで発振させ、こ の第2のVCO35の出力を直接第1の分周回路
16に入れて1/4分周して40H+1/8Hを得るよう にしても良いことも勿論である。
また、再生時の時間軸変動を検出するための色
度信号をくし形フイルタ10の出力から得るよう
にしているが、このように構成すると、2H前の
情報も混入するため、厳密には正しい変動情報が
得られない。したがつて、通常に使用されている
程度のクロストーク量では、クロストークによる
影響より、2H前の情報混入による影響の方が大
きくなる場合があり、このような場合には第6図
に示す構成にして、くし形フイルタ10の前の信
号を第2のPD25に供給した方が、安定な搬送
波周波数が得られる。
度信号をくし形フイルタ10の出力から得るよう
にしているが、このように構成すると、2H前の
情報も混入するため、厳密には正しい変動情報が
得られない。したがつて、通常に使用されている
程度のクロストーク量では、クロストークによる
影響より、2H前の情報混入による影響の方が大
きくなる場合があり、このような場合には第6図
に示す構成にして、くし形フイルタ10の前の信
号を第2のPD25に供給した方が、安定な搬送
波周波数が得られる。
以上説明したように本発明は(40H+1/8H)
周波数の信号とscの信号とから色度信号の周波
数変換用の(sc+40H+1/8H)の周波数の信号 を得るように構成し、かつ、記録時において
(40H+1/8H)の周波数信号は入力水平同期期パ ルスに位相同期させ、scの周波数の信号は入力
色度信号中のバースト信号に位相同期させるた
め、全く正確で安定な1/8Hオフセツトが得られ、 また、水晶振動子と調整がそれぞれ1個削減で
き、低コスト化も同時に達成できる。
数変換用の(sc+40H+1/8H)の周波数の信号 を得るように構成し、かつ、記録時において
(40H+1/8H)の周波数信号は入力水平同期期パ ルスに位相同期させ、scの周波数の信号は入力
色度信号中のバースト信号に位相同期させるた
め、全く正確で安定な1/8Hオフセツトが得られ、 また、水晶振動子と調整がそれぞれ1個削減で
き、低コスト化も同時に達成できる。
第1図は第1の従来例を示すブロツク図、第2
図は第1図の動作を説明するための信号を示す模
式図、第3図は第2の従来例を示すブロツク図、
第4図〜第6図は本発明の実施例を示すブロツク
図である。 13……入力端子、14,23,29……位相
検波回路(PD)、16,34……分周回路、18
……4相シフト回路、19……掛算回路、21,
30……スイツチ、22……水晶振動子を用いた
電圧制御発振器(VXO)、35……電圧制御発振
器(VCO)、36……1/2分周回路、37……2
てい倍回路。
図は第1図の動作を説明するための信号を示す模
式図、第3図は第2の従来例を示すブロツク図、
第4図〜第6図は本発明の実施例を示すブロツク
図である。 13……入力端子、14,23,29……位相
検波回路(PD)、16,34……分周回路、18
……4相シフト回路、19……掛算回路、21,
30……スイツチ、22……水晶振動子を用いた
電圧制御発振器(VXO)、35……電圧制御発振
器(VCO)、36……1/2分周回路、37……2
てい倍回路。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 入力された第1の制御信号により発振周波数
が制御され中心周波数がfsc(色搬送波周波数)の
第1の電圧制御形発振器と、該第1の電圧制御形
発振器の出力信号と入力TV信号中のバースト信
号との位相を比較し、第1の制御信号を第1の電
圧制御形発振器に供給する第1の位相検波器と、
入力された第2の制御信号によつてその発振周波
数が制御され、中心周波数が321/nfH(fH:水平く り返し周波数、n:1または2)である第2の電
圧制御形発振器と、再生時には前記第1の電圧制
御形発振器の出力信号と再生されたバースト信号
との位相を比較し、第2の制御信号を第2の電圧
制御形発振器に供給する制御手段と、記録時には
第2の電圧制御形発振器の出力信号がn/321分周さ れた信号と入力された同期パルスとを位相比較
し、その結果により発振周波数を制御する第2の
制御信号を前記第2の電圧制御形発振器に供給す
る第2の位相検波器と、前記第2の電圧制御形発
振器の出力信号をn/8分周して出力する分周回路
と、該分周回路の出力信号を1水平周期ごとに
90゜ずつ位相を遅延して出力する位相シフト回路
と、該位相シフト回路の出力信号と第1の電圧制
御形発振器の出力信号が入力され、入力された信
号を掛算した信号を出力する掛算回路とを有する
ことを特徴とするPAL方式TV信号記録再生装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5856481A JPS57173291A (en) | 1981-04-20 | 1981-04-20 | Recording and reproducing device for tv signal of pal system |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5856481A JPS57173291A (en) | 1981-04-20 | 1981-04-20 | Recording and reproducing device for tv signal of pal system |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57173291A JPS57173291A (en) | 1982-10-25 |
JPH0225316B2 true JPH0225316B2 (ja) | 1990-06-01 |
Family
ID=13087940
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5856481A Granted JPS57173291A (en) | 1981-04-20 | 1981-04-20 | Recording and reproducing device for tv signal of pal system |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS57173291A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100496449B1 (ko) | 2002-06-28 | 2005-06-20 | 엘에스전선 주식회사 | 광섬유모재 제조를 위한 외부기상 증착장치 및 이를 이용한 광섬유모재 제조방법 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5566188A (en) * | 1978-11-10 | 1980-05-19 | Sony Corp | Regenerating device for color video signal |
JPS5583388A (en) * | 1978-12-19 | 1980-06-23 | Sanyo Electric Co Ltd | Secam signal recorder |
JPS5639688A (en) * | 1979-09-06 | 1981-04-15 | Hitachi Ltd | Color signal processor of pal type picture recording and reproducing device |
-
1981
- 1981-04-20 JP JP5856481A patent/JPS57173291A/ja active Granted
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5566188A (en) * | 1978-11-10 | 1980-05-19 | Sony Corp | Regenerating device for color video signal |
JPS5583388A (en) * | 1978-12-19 | 1980-06-23 | Sanyo Electric Co Ltd | Secam signal recorder |
JPS5639688A (en) * | 1979-09-06 | 1981-04-15 | Hitachi Ltd | Color signal processor of pal type picture recording and reproducing device |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57173291A (en) | 1982-10-25 |
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