JPS6150557B2 - - Google Patents

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JPS6150557B2
JPS6150557B2 JP54111076A JP11107679A JPS6150557B2 JP S6150557 B2 JPS6150557 B2 JP S6150557B2 JP 54111076 A JP54111076 A JP 54111076A JP 11107679 A JP11107679 A JP 11107679A JP S6150557 B2 JPS6150557 B2 JP S6150557B2
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JP
Japan
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signal
circuit
phase
frequency
color
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JP54111076A
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JPS5635589A (en
Inventor
Shinichiro Taguchi
Yutaka Ogiwara
Nobuya Nagao
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Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Tokyo Shibaura Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
Priority to JP11107679A priority Critical patent/JPS5635589A/ja
Publication of JPS5635589A publication Critical patent/JPS5635589A/ja
Publication of JPS6150557B2 publication Critical patent/JPS6150557B2/ja
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/79Processing of colour television signals in connection with recording
    • H04N9/80Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback
    • H04N9/82Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback the individual colour picture signal components being recorded simultaneously only

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明はカラーテレビジヨン信号等のカラー
信号を磁気テープ上に記録し、再生する装置いわ
ゆるビデオテープレコーダ(以下VTRと略称す
る)に使用して好適なカラー信号記録再生回路に
関する。
一般に家庭用VTRにおいて、輝度信号はFM変
調し、カラー信号は低域に周波数変換して多重記
録することが行なわれる。したがつて再生に際し
ては、FM輝度信号と低域変換カラー信号とを分
離した後、輝度信号はFM復調し、カラー信号は
標準周波数(3.58MHz)に逆変換してとりださ
れる。標準カラー信号(3.58MHz)を低域に変
換する際に必要なキヤリア信号は、周波数が安定
であることが望ましく、又、再生時に再生低域変
換カラー信号を標準周波数に変換する際に必要な
キヤリア信号は、再生低域カラー信号の時間変動
を除去するように、前記時間軸変動と同期して変
動することが望ましい。
第1図は従来のカラー信号記録再生回路を示
す。この回路において、11は、記録用標準カラ
ー信号入力端、12は、記録用カラー信号出力
端、13は、バーストゲートパルス入力端、14
は、ビデオ同期信号入力端、15は、再生用低域
変換カラー信号入力端、10は再生カラー信号出
力端である。
まず、記録時を考えると、記録用標準カラー信
号(=3.58MHz)は、第1切換回路16に
導かれ、第1周波数変換回路17の一方の入力端
に入力される。また、第2切換回路18を介し
て、バースト増幅回路19にも入力される。この
バースト増幅回路19にて増幅されたバースト信
号は、第3切換回路20を介して注入形同期発振
回路21に入力される。したがつてこの注入形同
期発振回路21は、バースト信号の周波数・位相
に同期する。前記注入形同期発振回路21の発振
出力は、第2周波数変換回路22の一方の入力端
に入力される。
記録ビデオ同期信号は、入力端14から第2位
相検波回路23の一方の入力端に入力される。こ
の第2位相検波回路23の他方の入力端には、電
圧制御発振回路25からの発振出力が所定の分周
回路24にて分周されたキヤリア信号が入力され
る。そしてこの第2位相検波回路23は、記録ビ
デオ同期信号とキヤリア信号とを位相比較するこ
とによつて得られた誤差電圧を第4切換回路26
を介して、前記電圧制御発振回路25の制御端に
入力する。つまり、電圧制御発振回路25は、記
録ビデオ同期信号に位相同期される。そして電圧
制御発振回路25の出力は、直接又は分周回路2
7にて所定の分周をされた後、前記第2の周波数
変換回路22の他方の入力端に入力される。した
がつて第2の周波数変換回路22においては、前
述のバースト信号に同期したキヤリア信号(
)とビデオ同期信号に同期したキヤリア信号
)とのビートがとられ、周波数の和及び差
のキヤリア信号(±)が発生する。この
第2の周波数変換回路22の出力のうち、望まし
い方が帯域通過フイルタ28によつて抽出され、
前述の第1周波数変換回路17の他方の入力端に
入力される。この第1周波数変換回路17におい
ては、前記帯域通過フイルタ28の出力と、記録
用標準カラー信号との間でビートがとられ、望ま
しい周波数帯が低域通過フイルタ29によつて抽
出され、記録用カラー信号出力端12に出力され
る。
上記の回路において、標準カラー信号周波数を
=3.579545MHz、電圧制御発振回路25か
ら第2周波数変換回路22へ入力されるキヤリア
信号の周波数を=175/4H(但しHは 15.734KHzで水平同期信号の周波数)、帯域通過
フイルタ28は和の成分を通過、低域通過フイル
タ29は差の成分を通過させるものとする。
このように設定すると、記録用カラー信号の周
波数は=175/4H=688KHzとなる。
次に再生時を考えると、第1、第2、第4切換
回路16,18,26は入力端P側に切換えられ
る。また第3切換回路20はオフされる。
再生用低域変換カラー信号(+Δ
(但しΔは時間軸変動分)は、第1切換回路
16を介して、第1周波数変換回路17の一方の
入力端に入力される。この第1周波数変換回路1
7の他方の入力端には、帯域通過フイルタ28の
出力キヤリア信号()が入力されてい
る。第1周波数変換回路17で両入力のビートが
とられると、差の成分(−Δ)及び和の
成分(+2+Δ)が発生し、その中
で望ましい成分(−Δ)が帯域通過フイ
ルタ30によつて抽出される。そして、この帯域
通過フイルタ30の出力が、再生用カラー信号出
力端10に出力されるが、第1位相検波回路31
及びバースト増幅回路19にも入力される。ここ
で、バースト増幅回路19の出力は第3切換回路
20がオフであるから、使用されない。第1位相
検波回路31においては、前記帯域通過フイルタ
30によつて抽出された成分(−Δ
と、注入形同期発振回路21からの固定の発振出
力(=3.58MHz)との位相検波がバースト
期間にてなされる。したがつて、この第1位相検
波回路31からは、再生カラー信号の時間軸変動
分(Δ)が誤差出力電圧ΔV(Δ)とし
て変換されて出力される。この誤差出力電圧ΔV
(Δ)は、第4切換回路26を介して電圧制
御発振回路25の制御端に入力されその発振出力
を制御するのに用いられる。したがつて、この電
圧制御発振回路25の出力は、結局、再生カラー
信号の時間軸変動と同様の変動をするキヤリア信
号(+Δ)として第2周波数変換回路2
2に入力される。この第2周波数変換回路22に
は、注入形同期発振回路21の発振出力(
(標準カラー周波数)も入力されている。この第
2の周波数変換回路22においては、両入力のビ
ートがとられ、帯域通過フイルタ28で望ましい
成分(+Δ)が抽出される。この
成分(+Δ)は、先の第1周波数
変換回路17において、再生用低域変換カラー信
号(+Δ)とのビートがとられ差の成分
)及び和の成分(+2)を発生せ
しめる。そして、帯域通過フイルタ30において
は、望ましい成分()が抽出され、結局時間
軸変動成分(Δ)が除去された標準カラー周
波数()の再生カラー信号が出力端10から
導出される。
従来のカラー信号記録再生回路は上述のように
なされるが、上記の回路ブロツクで第1図破線A
で囲む部分は、第2図に示すように構成されてい
る。即ちこの部分は、記録時にバースト信号を増
幅し、注入形同期発振回路21に注入するもので
ある。注入形同期発振回路21は、共振回路部2
11、発振増幅回路部212等による正帰還ルー
プで固定発振する。また、抵抗R1,R2,R3、コ
ンデンサC1、トランスT1等によつて注入回路部
が形成されている。これによつて、注入されたバ
ースト信号は、共振回路部21において、発振成
分にリンギングを生じせしめる。そして、発振増
幅回路部212には、バーストリンギング成分と
発振成分とが合成された、発振リターン成分が入
力する。これによつてバーストリンギング成分に
発振位相周波数が収束される。
この回路において、バースト信号との同期性能
を充分に確保するためには、注入バースト信号振
幅を大きくする、即ち高利得のバースト増幅回路
19が必要となる。更にまた、バースト信号と同
期発振出力との位相関係が注入回路部を介してい
るためにばらつきが大きくまた不確定となる。例
えば今バースト信号を切り、固定発振周波数を正
規の値(=3.579545MHz)に調整するため
に、トランスT1のコアを調整するが、これは共
振回路部211の素子C2,X1のばらつきや、発
振増幅回路部212の入出力位相のばらつきをカ
バーすることになり、このときバースト信号を注
入すると、実効的に同期するので発振リターン点
であるので、バースト増幅回路19の出力バース
ト信号と発振出力との位相関係が不明になる。こ
れは、同期発振出力を利用する際に非常に不便で
ある。
例えば、カラー信号の大きさを弁別するために
バースト信号と同期発振出力(キヤリア信号)と
を同期検波するいわゆるACC検波とか、カラー
信号の有無を弁別するためにバースト信号と同期
発振出力(キヤリア信号)とを同期検波するいわ
ゆるキラー検波をする際に、バースト信号位相と
同期発振出力(キヤリア信号)位相とは検波効率
の最もよいポイント(同相又は逆相)にする必要
がある。しかし、上記の回路のように、バースト
信号と発振出力(キヤリア信号)との位相差のば
らつきが大きいと、検波器へ入力するキヤリア信
号又はバースト信号の入力位相を常に調整する必
要が生じてしまう。また調整したとしても、前記
共振回路部211の素子C2,X1などの経時変化
が温度変化等により、性能を維持することが困難
である。
次に大振幅のバースト信号を注入する必要性に
ついて説明する。
発振増幅回路部212の出力キヤリア信号の振
幅をvO、バースト増幅回路19の出力バースト
信号の振幅をvPとすると、結局合成ポイントで
ある発振リターン点(発振増幅回路部の入力側)
での実効振幅は次のようになる。
即ち、発振成分V〓とバーストリンギング成分
V〓は、 V〓=vO×R/R+R V〓=vP×t/T×R/R+R≒1/2
0×vP×R/R+RB≒3μs(バースト期間) TH≒63.5μs(水平期間) である。
そして、バーストリンギング成分は、バースト
期間と水平期間の比率(デユーテイ)分だけ、実
行成分が落ちるもので、両者の合成ベクトル(V〓
)がループ1巡の同期発振出力となる。第3図
に示すように両者の実効振幅比が同期の強さに比
例するわけである。実際には発振キヤリア信号振
幅vpを1〔VPP〕に選ぶので、バースト信号振
幅vPを10〔VPP〕程度まで増幅して注入しない
と同期発振出力の静位相誤差を無視できなくな
る。又キヤリア信号振幅vOを小さくすると固定
発振回路としても不安定となり、結局バーストリ
ンギング振幅対発振成分振幅の比を確保するため
には注入バースト信号振幅をデユーテイが小さい
(≒1/20)分だけ大きくする必要がある。
上記のように従来の回路は、記録時には第1位
相検波回路が遊んでおり、またバースト増幅回路
が必要でしかも大振幅を得られるものが必要であ
る。更に上述のように注入形同期発振回路の出力
も不安定要因が多く信頼性に欠ける点がある。さ
らにまた回路全体の構成も複雑化しており高価と
なりかつ小形化に不向である。
この発明は上記の事情に対処すべくなされたも
ので、記録時にバースト信号に同期する発振回路
を電圧制御発振回路とし、記録時に従来は遊んで
いた第1位相検波回路を使用してバースト増幅回
路を省略し、従来のバースト信号注入形同期発振
回路の欠点であるバースト信号の増幅の必要性及
び同期発振出力の位相のばらつきを除去し得、全
体の構成を簡素にし得るとともに記録用カラー信
号の安定な周波数変換用キヤリア信号を得るカラ
ー信号記録再生回路を提供することを目的とす
る。更にまた、この発明では、水晶発振器を用い
ず電圧発振器を有効に活用し得るカラー信号記録
再生回路を得るとともに、APC(自動位相制
御)回路、AFC(自動周波数制御)回路を有効
に活用し、バースト信号の位相情報を得る位相検
波回路を記録時、再生時に共用できる構成のカラ
ー信号記録再生回路を得ることを目的とする。
以下この発明の実施例を図面を参照して説明す
る。
第4図において、41は、記録用標準カラー信
号入力端、42は記録用カラー信号出力端、43
はバーストゲートパルス入力端、44はビデオ同
期信号入力端、45は再生用低域変換カラー信号
入力端、46は再生カラー信号出力端である。
記録用標準カラー信号入力端41は、第1切換
回路47の入力端Rに接続されるとともに、第2
切換回路49の入力端Rに接続される。前記第1
切換回路47の他方の入力端Pには、前記再生用
低域変換カラー信号入力端45が接続される。こ
の第1切換回路47は、記録時には入力端R側、
再生時には入力端P側を選択するもので、その出
力端は第1周波数変換回路48の一方の入力端に
接続される。
前記第2切換回路49は、記録時に選択する入
力端Rと再生時に選択する入力端Pを有し、その
出力端は、第1位相検波回路50の一方の入力端
に接続される。この第1位相検波回路50には、
前記バーストゲートパルス入力端が接続されてお
り、出力端は第3切換回路51を介して第1電圧
制御発振回路52の制御端に接続される。またこ
の第1電圧制御発振回路52の出力端は前記第1
位相検波回路50の他方の入力端に接続される。
したがつて第1位相検波回路50は、第1入力端
から入力するバースト信号を前記第1電圧制御発
振回路52の発振出力との位相差に比例した検波
出力を得、その直流電圧を第1制御発振回路52
の発振制御用として加えることができる。また、
前記第3切換回路51は記録時にはオン、再生時
にはオフとされる。
次に前記第1電圧制御発振回路52の出力端
は、第2周波数変換回路53の一方の入力端に接
続される。この第2周波数変換回路53は、記録
時には前記第1電圧制御発振回路52の発振出力
をビデオ同期信号周波数に関連させて周波数変換
するものである。
すなわち、ビデオ同期信号入力端44は、第2
の位相検波回路54の一方の入力端に接続され
る。この第2位相検波回路54の他方の入力端に
は、第2電圧制御発振回路56の出力が分周回路
57を介して入力されている。第2位相検波回路
54の出力端は、第4切換回路55の入力端Rに
接続される。この第4切換回路55の入力端Pに
は前記第1位相検波回路50の出力端が接続され
ている。第4切換回路55は、記録時には入力端
R、再生時には入力端Pに切換えられるもので、
その出力端は、第2電圧制御発振回路56の制御
端に接続される。
そして第2電圧制御発振回路56の出力端は、
分周回路58を介したのち、又は直接前記第2周
波数変換回路53の他方の入力端に接続される。
この第2周波数変換回路53の出力端は、帯域通
過フイルタ59を介して、前記第1周波数変換回
路48の他方の入力端に接続される。
第1周波数変換回路48の記録時における出力
は、低域通過フイルタ60を介して記録用カラー
信号出力端42に導出される。またこの第1周波
数変換回路48の再生時における出力は、帯域通
過フイルタ61を介して再生カラー信号出力端4
6に導出される。
この発明の回路は上述のようになされ、今記録
時を考えると、第1、第2、第4切換回路47,
49,55はそれぞれ入力端R側に切換えられ、
第3切換回路51はオンとされる。
記録用標準カラー信号入力端41から入力した
3.58MHzのカラー信号は、第1周波数変換回路
48の一方の入力端に入力するとともに、第1位
相検波回路50の一方の入力端に入力される。こ
の第1位相検波回路50においては、第1電圧制
御発振回路52の発振出力(キヤリア信号)
と、記録用カラー信号のバースト信号とが位相比
較され、その位相誤差電圧を得ることができる。
これによつて、前記第1電圧制御発振回路52の
発振出力(キヤリア信号)は、記録用カラー
信号のバースト信号と位相・周波数同期される。
一方第2位相検波回路54、第2電圧制御発振
回路56、分周回路57等によつて構成される回
路は、第2電圧制御発振回路56をビデオ同期信
号たとえば水平同期パルス周波数Hに同期させ
て発振させる。そして、第2電圧制御発振回路5
6によつて、第2周波数変換回路53の他方の入
力端にはキヤリア信号が入力する。
これによつて、第2周波数変換回路53におい
ては、両入力信号のビートがとられ、その出力に
は、和及び差の成分(±)が得られる。
そして、和の成分()が帯域通過フイ
ルタ59によつて抽出されこれは前記第1周波数
変換回路48の他方の入力端に入力される。この
第1周波数変換回路48においては、記録用標準
カラー信号と前記帯域通過フイルタ59の出
のビートがとられ、2
の和及び差の成分が出力される。そして、低
域フイルタ60によつて差の成分が抽出さ
れ、記録用カラー信号出力端42に導出される。
次に再生時においては、第1、第2、第4切換
回路47,49,55が入力端P側に切換えら
れ、第3切換回路51はオフされる。
再生用低域変換カラー信号(+Δ
は、第1周波数変換回路48の一方の入力端に入
力する。(但しΔは時間軸変動分)この第1
周波数変換回路48の他方の入力端には、帯域通
過フイルタ59の出力キヤリア信号(
)が入力される。第1周波数変換回路48で両
入力のビートがとられると、差の成分(−Δ
)及び和の成分(+2+Δ)が
発生し、その中で望ましい成分(−Δ
が帯域通過フイルタ61において抽出される。こ
の帯域通過フイルタ61の出力成分(−Δ
)は第1位相検波回路50の一方の入力端に入
力される。
この第1位相検波回路50においては、入力バ
ースト信号は第2電圧制御発振回路52の固定の
発振出力(キヤリア信号)と位相比較され
る。この場合は、第3切換回路51がオフしてい
るので、第1電圧制御発振回路52は所定の周波
で固定発振する。そして、第1位相検波回
路50において得られた時間軸変動分(Δ
に対応する誤差電圧ΔV(Δ)は、第2電圧
制御発振回路56の制御電圧として入力される。
したがつて、第2電圧制御発振回路56の出力
は、結局、再生カラー信号の時間軸変動と同様に
変動するキヤリア信号(+Δ)として第
2周波数変換回路53に入力される。この第2周
波数変換回路53には、前記第1電圧制御発振回
路52の発振出力も加えられている。この第
2周波数変換回路53においては、両入力のビー
トがとられ、帯域通過フイルタ59では望ましい
成分(+Δ)が抽出され、先の第
1周波数変換回路48に入力される。この成分
+Δ)と再生用低域変換カラー
信号(+Δ)とのビートがとられると、
第1周波数変換回路48からは、その差の成分
及び和の成分(+2)が出力される。
そして、帯域通過フイルタ61によつて望ましい
成分が抽出され、結局時間軸変動成分(Δ
)が除去された標準カラー周波数()の再
生カラー信号が出力端46から導出される。
上記の回路によると、第1図で示した回路に比
して、バースト増幅回路が不要であり、また記録
再生時に遊んでいるような無駄な回路が無い。
次に第1電圧制御発振回路52は記録時におい
ては、記録用カラー信号内のバースト信号に周波
数・位相同期させる必要があり、また再生時にお
いては、一定の周波数で安定に固定発振させ
る必要がある。したがつてこの回路の具体的な構
成は、第5図に示すようになされる。
すなわち、第5図において、第1位相検波回路
50の出力端は、可変移相増幅回路65の位相遷
移量制御端に接続される。この可変移相増幅回路
65は、制御端に入力する電圧VCによつて入出
力位相遷移量が変化するものである。この可変移
相増幅回路65の出力端は前記第3切換回路51
を介して合成回路67の一方の入力端に接続され
る。また前記可変移相増幅回路65の入力端は、
共振回路68の一方端に接続される。この共振回
路68の一方端には、増幅回路66の入力端も接
続されている。この増幅回路66の出力端は前記
合成回路67の他方の入力端に接続される。この
合成回路67の出力端は前記共振回路68の他方
端に直接又はリミツタ回路を介して接続され発振
ループが形成される。出力は、共振回路68の一
方端から導出されるもので、これは第1位相検波
回路50にも入力される。
第1電圧制御発振回路52は上記のように構成
される。今、共振回路68の出力端のキヤリア信
号ベクトルをa〓とし、可変移相増幅回路65の出
力端の信号ベクトルをx〓(VC)とする。記録時
には、第3切換回路51がオンであるから、合成
回路67の出力端の信号ベクトルは、第6図aに
示すようにAa〓+x〓(VC)(但しAは増幅回路の
利得)となる。したがつて、前記可変移相増幅回
路65の可変位相範囲を適当に選ぶことにより、
必要な可変位相量±θが得られることになる。こ
のようにして、位相が±θ変化した信号が前記共
振回路68に入力され、ここで位相・周波数変換
を受け発振周波数が±Δ変化することにな
る。
一方再生時には、第3切換回路51はオフされ
る。したがつて可変移相増幅回路は、発振ループ
から除かれることになり、制御電圧VCが印加さ
れたままであるが、発振回路は所定の周波数(
=3.579545MHz)で固定して発振する。つま
り、第6図bのように発振出力はAa〓である。こ
のように第1電圧制御発振回路は、記録時には記
録バーストに安定して同期した発振出力を得、ま
た発振出力の位相も第1位相検波回路の入力端で
バースト位相と90゜位相差で安定させることがで
きる。また再生時には安定な周波数で固定発振す
ることができる。
上述のようにこの発明によれば、記録に際して
は大利得、大出力のバースト増幅回路を削減し得
回路規模の縮少を図り、また電圧制御発振回路に
よつて発振出力の位相のばらつきを無くし得性能
向上の得られるカラー信号記録再生回路を提供で
きる。そして、APC、AFCループを有効に活用
し、第1位相検波回路を記録、再生で共用でき利
用効率の高いカラー信号記録再生回路を提供でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のカラー信号記録再生回路を示す
回路構成図、第2図は第1図の注入形同期発振回
路の回路構成図、第3図は第2図の回路の動作を
説明するのに示したベクトル図、第4図はこの発
明の一実施例によるカラー信号記録再生回路の回
路構成図、第5図は第4図の第1電圧制御増幅回
路の具体的回路構成図、第6図a,bは第5図の
回路の動作を説明するのに示したベクトル図であ
る。 47,49,51,55……第1、第2、第
3、第4切換回路、48,53……第1、第2周
波数変換回路、50,54……第1、第2位相検
波回路、59,61……帯域通過フイルタ、60
……低域通過フイルタ、65……可変移相増幅回
路、66……増幅回路、67……合成回路、68
……共振回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 記録時において、第1の所定位相ベクトル信
    号と自動位相制御電圧により位相の制御される第
    2のベクトル信号とをベクトル合成して位相の制
    御された帰還ベクトル信号を発生し、記録すべき
    色信号中の基準信号に位相同期した信号を出力
    し;再生時にあつては、前記ベクトル合成を停止
    し所定の固有位相の色搬送周波数で安定発振する
    第1の電圧制御発振器と、 記録時に記録ビデオ同期信号に呼応する自動周
    波数制御ループに介在され、前記記録すべき色信
    号をヘテロダイン動作により低域周波数の色信号
    に周波数変換するための低域色搬送波を発生し;
    再生時にあつては前記第1の電圧制御発振器の出
    力信号と前記低域周波数の色信号を標準色信号周
    波数に周波数変換した再生色信号との位相差に応
    じた自動位相制御動作がなされ低域色搬送波周波
    数で発振する第2の電圧制御発振器とを具備した
    ことを特徴とするカラー信号記録再生回路。 2 記録時に、第1の所定位相のベクトル信号
    と、標準搬送色信号周波数の色信号中の基準信号
    と出力信号との位相差信号に応じて位相の制御さ
    れる第2のベクトル信号とをベクトル合成した帰
    還ベクトル信号が入力され、上記基準信号と位相
    同期した出力信号を発生する第1の電圧制御発振
    器と、 再生時に前記帰還ベクトル信号のベクトル合成
    動作を停止し標準搬送色信号周波数で固有発振す
    る前記第1の電圧制御発振器出力の位相と再生色
    搬送波信号との位相差を検出して、低域色搬送波
    発生に用いる第2の電圧制御発振器を制御するた
    めの位相検波回路手段を有し、 この位相検波回路手段を、上記記録時の位相差
    信号を得るための手段として共用することを特徴
    とするカラー信号記録再生回路。
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JPS55147892A (en) * 1979-05-07 1980-11-18 Hitachi Ltd Color signal processing unit

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