JPH0744693B2 - 色信号処理回路 - Google Patents

色信号処理回路

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JPH0744693B2
JPH0744693B2 JP62205568A JP20556887A JPH0744693B2 JP H0744693 B2 JPH0744693 B2 JP H0744693B2 JP 62205568 A JP62205568 A JP 62205568A JP 20556887 A JP20556887 A JP 20556887A JP H0744693 B2 JPH0744693 B2 JP H0744693B2
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JP
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signal
circuit
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vxo
level
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昌夫 奥村
裕造 安田
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、家庭用VTR(ビデオテープレコーダ)などの
色信号処理回路に関するもので、特にバースト信号に同
期して発振する電圧制御型発振回路の発振周波数を安定
にさせ、外部回路のクロック信号として利用出来る様に
した色信号処理回路に関する。
(ロ)従来の技術 家庭用VTRの色信号処理回路では色信号の周波数を変換
する為の周波数変換回路を必要とするが、その様な周波
数変換回路には記録時バースト信号に同期して発振する
VXO(電圧制御型水晶発振回路)を必要とする。第2図
は、その様なVXOを備えた色信号処理回路を示す回路図
で、記録モード(EEモード含む)時、入力端子(1)に
印加されるカラー映像信号からバンドパスフィルタ
(2)によりクロマ信号が抽出される。そして、前記ク
ロマ信号はACC回路(3)で一定振幅にされた後、第1
周波数変換回路(4)及びバーストゲート回路(5)に
印加される。バーストゲート回路(5)は、端子(6)
からバーストゲートパルスに応じて前記クロマ信号中の
バースト信号を抽出するもので、抽出されたバースト信
号は位相比較回路(7)に印加される。そして、前記バ
ースト信号がVXO(8)の発振出力信号と位相比較さ
れ、その差に応じた誤差電圧が、VXO(8)に印加され
る。そのため、VXO(8)の発振出力信号は、前記バー
スト信号に同期したものとなり、同期した発振出力信号
が第2周波数変換回路(9)に印加される。一方、第2
周波数変換回路(9)には、PLL(フェーズロックドル
ープ)逓倍回路(10)から水平同期信号の整数倍の周波
数で、前記水平同期信号に同期した出力信号が印加され
ている。そのため、第2周波数変換回路(9)は、両信
号の和と差の出力を発生し、バンドパスフィルタ(11)
に依って和の成分のみが抽出されて第1周波数変換回路
(4)に印加される。従って、第1周波数変換回路
(4)に印加されたクロマ信号は、バンドパスフィルタ
(11)の出力信号に基づいて低域周波数に変換され出力
端子(12)に導出される。従って、第2図の回路によれ
ば、記録すべきクロマ信号に同期している低域変換クロ
マ信号を精確に得ることが出来る。第2図の如き、色信
号処理回路は、特公昭61−59594号公報に記載されてい
る。
(ハ)発明が解決しようとする問題点 ところで、記録モード時ACC回路(3)はバーストゲー
トパルスに応じてクロマ信号中のバースト信号を抽出
し、前記バースト信号のレベルを検出してクロマ信号の
振幅を一定にするものである。そのため、バースト信号
のレベルが極端に小さくなってしまう弱電界時の信号や
離調時の信号、又バースト信号自体が存在しないテスト
パターン信号(モノスコープ信号)などがACC回路
(3)に印加される時、前記ACC回路(3)内のバース
ト信号のレベルを検出する検出回路の出力が最小とな
り、ACC回路(3)の利得を最大に制御する。その為、
クロマ信号中のバースト信号期間にVXO(8)からの不
要輻射による信号やノイズが増幅されてしまう。そし
て、そのバースト信号期間の異常な出力信号(不要成
分)が、バーストゲート回路(5)を介して位相比較回
路(7)に印加されてしまう。すると、VXO(8)の発
振出力信号は、前記異常な出力信号に応じてフリーラン
周波数以外の周波数になってしまう。その結果、VXO
(8)の発振出力信号を利用する他の回路に悪影響を与
えてしまうという問題が生じる。例えば、最近映像信号
をメモリーに記録し、静止画再生やスローモーション再
生する機能を備えたVTRが登場しているが、その様なVTR
ではVXO(8)の発振出力信号を記録再生する際の書き
込みクロックや読み出しクロックとして利用している。
その様な場合、前記発振出力信号の周波数が変動してし
まうのは好ましくない。
(ニ)問題点を解決するための手段 本発明は、上述の点に鑑みなされたもので、ACC回路の
利得を制御する利得制御信号と基準電圧とを比較するコ
ンパレータと、該コンパレータの出力信号に応じてAPC
回路のループを切り離す手段とを設けVXOの発振を安定
化させたことを特徴とする。
(ホ)作用 本発明に依れば、クロマ信号中のバースト信号のレベル
が所定値以下になったことを検出すると、APC回路のル
ープを切り離すようにしているので、前記APC回路内の
前記電圧制御型発振回路はフリーラン周波数で発振する
様になる。
(ヘ)実施例 第1図は、本発明の一実施例を示す回路図で、(13)は
バーストゲート回路(14)、ACC検波回路(15)、ロー
パスフィルタ(16)及び可変利得増幅回路(17)からな
るACC回路、(18)は前記ローパスフィルタ(16)の出
力信号と基準電源(19)の基準電圧とを比較するコンパ
レータ、(20)は前記コンパレータ(18)の出力信号に
応じて開閉するスイッチ、(21)は位相比較回路(7)
及びクロマ信号周波数で発振するVXO(8)から成るAPC
(自動位相制御)回路である。尚、第1図において第2
図と同一の回路素子については同一の符号を付しその説
明を省略する。
まず、正常なレベルのバースト信号を有するカラー映像
信号が入力端子(1)に印加されると、前記カラー映像
信号のクロマ信号のみがバンドパスフィルタ(2)を通
過し可変利得増幅回路(17)で増幅された後、バースト
ゲート回路(14)に印加される。そして、前記クロマ信
号中のバースト信号のみが端子(6)からのバーストゲ
ートパルスに応じて抽出されACC検波回路(15)に印加
されてレベル検波される。その為、前記バースト信号の
レベルに応じた出力信号がローパスフィルタ(16)を介
して可変利得増幅回路(17)に利得制御信号として印加
される。それ故、可変利得増幅回路(17)の出力端に
は、バースト信号のレベルが一定となるクロマ信号を得
ることが出来る。さて、第1図のACC回路(13)は、バ
ースト信号のレベルが小であるとローパスフィルタ(1
6)から可変利得増幅回路(17)に小なる利得制御信号
が加わりその利得を大に制御し、又逆にバースト信号の
レベルが大であると、可変利得増幅回路(17)に大なる
利得制御信号が加わりその利得を小に制御するように構
成されている。また、正常なレベルのバースト信号が到
来している時は、その中間のレベルの利得制御信号が発
生しており、前記利得制御信号はコンパレータ(18)の
一端にも印加される。ここで、前記コンパレータ(18)
の他端に接続される基準電源(19)の基準電圧を所定値
に設定すれば、前記所定値より大のバースト信号が印加
された時コンパレータ(18)の出力端には「H」レベル
の制御信号が発生しスイッチ(20)を図示と逆に閉成す
る。すると、端子(6)からのバーストゲートパルスが
スイッチ(20)を介してバーストゲート回路(5)に印
加される。その為、バーストゲート回路(5)をバース
ト信号が通過する様になり、前記バースト信号が位相比
較回路(7)に印加されVXO(8)の発振出力信号と位
相比較される。すると、その位相差に応じた誤差電圧が
VXO(8)に印加される。従って、VXO(8)の発振出力
信号は、前記クロマ信号中のバースト信号に同期したも
のとなり第2周波数変換回路(9)に印加される。
次に、弱電界時や離調時でクロマ信号中のバースト信号
のレベルが極端に小さくなっている時や、バースト信号
自体が存在していない信号がバンドパスフィルタ(2)
から可変利得増幅回路(17)を介してバーストゲート回
路(14)に印加されると、前記クロマ信号中のバースト
ゲート期間の信号がACC検波回路(15)でレベル検波さ
れる。この時、前記バーストゲート期間中の信号のレベ
ルは非常に小さく、ACC検波回路(15)の出力利得制御
信号のレベルは小となり可変利得増幅回路(17)の利得
を最大にする制御が加わる。その為、非常に大なる利得
で増幅されたクロマ信号がバーストゲート回路(5)に
印加される。一方、前記可変利得増幅回路(17)に加わ
るレベルの小なる利得制御信号は、同時にコンパレータ
(18)の一端に印加される。ここで、前記利得制御信号
のレベルは非常に小であるので、コンパレータ(18)の
出力端には「L」レベルの制御信号が発生しスイッチ
(20)を図示の如く開放させる。すると、バーストゲー
ト回路(5)にバーストゲートパルスが印加されなくな
り、バーストゲート回路(5)の出力信号は零になる。
その為、VXO(8)は水晶振動子に依って定まる所定の
フリーラン周波数で発振するようになり、その発振出力
信号が第2周波数変換回路(9)に印加される。その
際、APC回路(21)の発振出力信号は到来するバースト
信号に同期していないが、不要成分による異常な周波数
で発振する場合よりも精確な発振を行なうことが出来る
のでその発振出力信号をクロックとして他の回路で利用
することが出来る。
さて、第1図の実施例においてはバースト信号のレベル
が小となった時、バーストゲート回路(5)の動作をバ
ーストゲートパルスを印加させないことによって停止さ
せ、VXO(8)をフリーラン発振させているが、本発明
はこれに限定されるものではなく、APC回路(21)のル
ープを切り離しVXO(8)をフリーラン発振させれれば
どの様な手段でも良い。例えば、位相比較回路(7)と
VXO(8)との間にスイッチを設けVXO(8)をフリーラ
ン発振させても良い。
(ト)発明の効果 以上述べた如く、本発明に依ればバースト信号のレベル
が極端に小さくなっている弱電界時や離調時の信号やバ
ースト信号が存在しないテストパターン信号が印加され
ても電圧制御型発振回路がフリーラン周波数で発振する
ことが出来るので、不要成分によって発振している時に
比べその発振出力信号を利用する周波数変換回路や他の
回路が安定に動作することが出来る。又、本発明に依れ
ばバースト信号のレベル検出を従来から存在していたAC
C検波回路の出力信号を利用しているので、コンパレー
タ1個とスイッチ1個を追加するだけで良く、素子の増
加を招かず簡単な回路構成で安定なVXOを備えた色信号
処理回路を提供出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例を示す回路図、及び第2図
は従来の色信号処理回路を示す回路図。 (8)……VXO、(13)……ACC回路、(15)……ACC検
波回路、(16)……ローパスフィルタ、(17)……可変
利得増幅回路、(18)……コンパレータ、(20)……ス
イッチ、(21)……APC回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】VTRにおける記録クロマ信号中のバースト
    信号の振幅を一定に制御するACC回路と前記クロマ信号
    中のバースト信号に同期して発振するVXOを有するAPC回
    路とを備える色信号処理回路において、前記ACC回路の
    利得を制御する利得制御信号と基準電圧とを比較するコ
    ンパレータと、該コンパレータの出力信号に応じて前記
    APC回路のループを切り離す手段とを設け、前記VXOの発
    振を安定化させたことを特徴とする色信号処理回路。
JP62205568A 1987-08-19 1987-08-19 色信号処理回路 Expired - Lifetime JPH0744693B2 (ja)

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JP62205568A JPH0744693B2 (ja) 1987-08-19 1987-08-19 色信号処理回路
KR1019880010493A KR0121286B1 (ko) 1987-08-19 1988-08-18 색 신호 처리 회로

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JPS6449393A JPS6449393A (en) 1989-02-23
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS57200987U (ja) * 1981-06-18 1982-12-21
JPS6114578U (ja) * 1984-06-27 1986-01-28 株式会社東芝 色同期回路
JPH0740747B2 (ja) * 1985-04-09 1995-05-01 松下電器産業株式会社 色信号処理装置
JPS6258989U (ja) * 1985-09-30 1987-04-11

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