JPS6043259B2 - 自動工具交換装置 - Google Patents

自動工具交換装置

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JPS6043259B2
JPS6043259B2 JP14349778A JP14349778A JPS6043259B2 JP S6043259 B2 JPS6043259 B2 JP S6043259B2 JP 14349778 A JP14349778 A JP 14349778A JP 14349778 A JP14349778 A JP 14349778A JP S6043259 B2 JPS6043259 B2 JP S6043259B2
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headstock
arm
saddle
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JP14349778A
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晴義 桑原
功 益井
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Publication of JPS6043259B2 publication Critical patent/JPS6043259B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23QDETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
    • B23Q3/00Devices holding, supporting, or positioning work or tools, of a kind normally removable from the machine
    • B23Q3/155Arrangements for automatic insertion or removal of tools, e.g. combined with manual handling
    • B23Q3/157Arrangements for automatic insertion or removal of tools, e.g. combined with manual handling of rotary tools
    • B23Q3/15713Arrangements for automatic insertion or removal of tools, e.g. combined with manual handling of rotary tools a transfer device taking a single tool from a storage device and inserting it in a spindle

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Automatic Tool Replacement In Machine Tools (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、工具マガジンを備えた工作機械において、工
作機械としての機能を阻害することなく工具交換時間の
短縮化を企図した自動工具交換装置に関する。
一般に、マシニングセンタ等のような比較的小型の工作
機械においては、多数の工具を収納した工具マガジン(
ツールマガジン)が主軸に隣接して設置されることが多
いが、従来のヘッドストックスライド形横中ぐりフライ
ス盤等においては工具マガジンがコラムベース上又はコ
ラム側面或いはコラム背面等のような主軸と離れた場所
に取り付けられ、主軸と工具マガジン間の工具搬送には
、工具交換アームとは別に特殊な搬送装置を必要として
いた。
このため、工具の搬送経路が長くなつて自動工具交換装
置(ATC)のコストが嵩むと共に工具の交換時間が増
大してしまう欠点があつた。このような従来の工作機械
の一例を第1図に示す。
この装置は工具マガジン101をコラムベース102上
に設けたもので、図面中、103はコラム、104はコ
ラム103に沿つて上下動するフサドル、105はサド
ル104に沿つて水平移動するヘッドストック、106
はサドル104前面に取り付けられた工具交換アーム、
107は工具搬送装置、108は工具搬送装置107な
おいて実際に工具の搬送を行なう工具搬送ポットであ5
る。前記工具マガジン101に収納されている図示しな
い工具は工具搬送ポット108によりコラム103の下
端まで運ばれる一方、サドル104はコラム103の下
端まで下降すると共にヘッドストック105がサドル1
04の前面まで後退し、この位置において前記工具交換
アーム106が回転して工具の変換が行なわれるように
なつている。このような装置においては、工具交換アー
ム106はヘッドストック105のフエイスプレト取り
付け面に設置されることもあるが、いずれにしろ工具交
換位置は、サドル104やヘッドストック105の移動
範囲内の一箇所(例えば、サドル104下降端とヘッド
ストック105後退端)に限定されてしまう。そこで第
2図に示すような装置が開発されたが、この装置は、工
具搬送装置207の工具搬送ポット208をコラム20
3に沿つて上下動できるようにしたもので、図面中、2
01は工具マガジン、202はコラムベース、204は
コラムベース203に沿つて上下動するサドル、205
はサドル204に沿つて水平移動するヘッドストック、
206はサドル204前面に取り付けられた工具交換ア
ーム、209は工具搬送ポット208をコラム203に
沿つて上下動させるための工具搬送装置である。
このような装置では、サドル204の任意の上下移動位
置で工具交換が可能であるが、ヘッドストック205に
対して、やはりその後退端に工具交換位置が限定されて
しまつていた。このように、従来の自動工具交換装置は
工具交換位置が固定されているため、工作機械が大型化
するほどそれに比例して工具搬送距離が長くなり、旧工
具による加工完了時点から新工具による加工開始までの
工具交換時間が極端に増加し、あ.らゆる面でコスト高
となる。
又、一本の工具による加工時間が短い場合には、新工具
搬送持ちの無駄な時間(アイドルタイム)が発生し、更
に、工具交換アームがヘッドストックのフエイスプレー
ト取り付け面に設置されている場合には、ヘッド−スト
ックへのアタッチメントの装着が不可能となることがあ
り、被加工物に対するヘッドストックの接近性が悪く、
ヘッドストックの前後動範囲が狭くなつてしまう虞があ
つた。そこで、被加工物へのヘッドストックの接近性・
を良くし、ヘッドストックへのアタッチメントの装着を
可能とするため、工具交換アームの回転中心をヘッドス
トック側面にずらすと共にこを前後動させるようにした
ものが考えられるが、この場合には、第3図に示す如く
ヘッドストック305の側面に沿つて前後動する工具交
換アーム306のアーム長がサドル304の前面に取り
付けた二点鎖線で示す従来の工具交換アームに比べて極
端に長くなり、工具交換アーム306の慣性モーメント
が大きくなるのでその回転速度を上げることができず、
工具交換時間が増大してしまうという不具合があつた。
又、工具マガジン及び工具交換アームを共にヘッドスト
ックに取り付け、更に工1具交換アームを前後動させる
ようにした場合には、第4図に示すように、工具交換ア
ーム406の回転駆動部分410等が工具マガジン40
1と干渉を起こしてしまう虞があり、工具マガジン40
1に対する工具交換アーム406の接近性が悪く、工具
マガジン401に取り付けられた工具ポット411と工
具交換アーム406との間て直接工具412を受け渡し
することが困難となり、別に工具搬送装置が必要となる
。本発明者らは、以前これら従来の自動工具交換L装置
におけるほとんどの欠点を解消した装置を発表した(特
願昭53−121963号参照)が、これは工具マガジ
ンと工具交換アームとをヘッドストックの側面に取り付
けると共に工具交換アームを前後動自在とすることによ
つて、サドル及びヘッドストックの位置に関係なく工具
交換を可能とし、又、工具交換アーム自体を搬送装置と
して機能させるために特別な搬送装置が全く不要となり
、大幅なコストダウンを達成できる。
又被加工物の加工時に工具交換アームを工具マガジン側
に後退させるようにしているので、被加工物に対する主
軸の接近性が改善され、従つてヘッドストックのフエイ
スプレート取り付け面にアタッチメントを設置すること
が可能となり、工具マガジンからの工具の取り出し及び
工具マガジンへの工具の挿入作業を工具マガジンの上部
或いは下部で行なうようにしたので、工具交換アームと
工具マガジンとの干渉の虞がなくなる。更に、工具交換
アームを二つの回転軸回りに回転させるようにしたので
、工具交換アームの長さを従来のものより短くすること
が可能となり、工具交換時間を更に短縮することができ
る等の極めて優れた特徴を具えている。ところが、この
自動工具交換装置においては工具マガジンがヘッドスト
ックに取り付けられているため、ヘッドストックの前後
動に伴つて工具マガジンも前後動し、コラムに対するサ
ドルの重心位置が大幅に移動してしまうので加工精度に
悪影響を及ぼしたり、特別なバランス装置が必要となる
。又、被加工物に対するヘッドストックの接近性を良く
するために工具マガジンをこのヘッドストックの後方に
設置しなければならず、従つて工具交換アームによる工
具の搬送距離は一定となり、機構の点で以上搬送距離の
短縮化に伴う工具交換時間を短くすることが不可能であ
つた。本発明は、この特願昭53−121963号に開
示された自動工具交換装置を更に一層改良して、工作機
械本来の機能を全く阻害することのない自動工具交換装
置、具体的にはサドルの上下動、ヘッドストックの前後
動に対して任意の位置で工具の交換を可能とし、工具交
換時間の短縮を図り、工具マガジンを主軸近傍に配置し
、新工具の搬送持ちの無駄な時間をなくすと共に装置の
簡素化及びコストダウンを図り、被加工物中はサドル前
面或いはヘッドストックのフエイスプレート取り付け面
近傍から工具交換アームを徹去して被加工物に対す−る
主軸の接近性を改善し、ヘッドストックのフエイスプレ
ート取り付け面にアタッチメントの取り付けを可能とし
、更にはヘッドストックの前後動に伴つて発生するコラ
ムに対するサドルの重心移動を極力少なくすると共に工
具搬送距離を短かくし得る自動工具交換装置を提供する
ことを目的とする。この目的を達成する第一番目の本発
明の自動工具交換装置にかかる構成は、コラムに対して
上下動自在に設置されたサドルと、このサドルに対して
前後動自在に支持されたヘッドストックと、このヘッド
ストックの側方に位置し且つ前記サドルに取り付けられ
た多数の工具を収納する工具マガジンと、この工具マガ
ジンと前記ヘッドストックの前面に回転自在に取り付け
られた主軸の側方との間を前後動自在に前記ヘッドスト
ックに設けられ且つ両端に工具杷持部を具えた旋回可能
な工具交換アームとを有するものである。又、第二番目
の本発明の自動工具交換装置にかかる構成は、コラムに
対して上下動自在に設置されたサドルと、このサドルに
対して前後動自在に支持されたヘッドストックと、この
ヘッドストックの側方に位置し且つ前記サドルに取り付
けられた多数の工具を収納する工具マガジンと、この工
具マガジンと前記ヘッドストックの前面に回転自在に取
り付けられた主軸の側方との間を前後動自在に前記ヘッ
ドストックに設けられたアーム用架台と、このアーム用
架台に前記主軸と平行な軸回り90度回動可能に取り付
けられた結合プレートと、この結合プレートの回動軸に
対して中央部が偏心状態で180度施回可能に取り付け
られ且つ両端に工具把持部を具えた工具交換アームとを
有するものである。以下、本発明による自動工具交換装
置をヘッドストックスライド形横中ぐりスライス盤に応
用した一実施例について第5図〜第10図を参照しなが
ら詳細に説明する。本実施例の全体の外観を表わす第5
図、その主要部の側面を表わす第6図、その正面を表わ
す第7図、及び第6図の一部を拡大して破断した第8図
、第6図の平面の一部を破断した第9図に示すように、
コラム11に沿つて上下動するサドル12に支持され且
つ前後動するヘッドストック13の前面には、このヘッ
ドストック13に対して回転自在に支持された主軸14
の先端が突出し、ここに工具が取り付けられるようにな
つており、第5図では加工作業を終えた旧工具15aが
主軸14に把持されている状態を示している。前記ヘッ
ドストック13の側方にはブラケット16を介してサド
ル12に支持された工具マガジン17が位置しており、
このヘッドストック13の側面には当該ヘッドストック
13に対して前後動自在の工具交換アーム18が取り付
けられている。
工具マガジン17はそれぞれ工具を収納支持する多数の
工具ポット(ツールポット)19を駆動チェーン20に
結合してなつており、この工具マガジン17の工具ポッ
ト19から新しい工具を取り出したり或いは使用済みの
旧工具を工具ポット19に戻す工具受け渡し位置は、前
記工具交換アーム18との干渉を避けるため、工具マガ
ジン17のやや下側にずらした位置に定められており、
この工具受け渡し位置で前記工具ポット19は垂直な軸
回りを90度回転し、て主軸14と同方向を)向き、工
具の受け渡しを行なう状態となる。
前記駆動チェーン20を巻き掛けたスプロツケツト21
の一方には、ウォームホィール22がこのスプロツケツ
ト21と同軸に取り付けられ、このウォームホィール2
2には、前記ヘッドストック13に取り付けられた親子
モータ23の回転軸24と同軸一体のウォーム25が噛
み合い、前記親子モータ23の作動により前記駆動チェ
ーン20が旋回運動するようになつている。工具ポット
19の割り出し位置確認装置26は前記回転軸24に取
り付けられた駆動歯車27、中間歯車28、伝達歯車2
9及び減速装置30を介して前記親子モータ23に連動
しており、この割り出し位置確認装置26に内蔵された
多数枚の円筒状ドツグ31の一回転と駆動チェーン20
の一周とが同期するように減速比が設定され、各円筒状
ドツグ31の回転による図示しないリミットスイッチの
作動によつて必要な工具を収納した工具ポット19の割
り出し位置が検出されるようになつている。前記工具ポ
ット19具受け渡し位置で垂直な状態となる回動軸32
をヘッドストック13寄りの端部に具えたサポート33
にそれぞれ固設されており、このサポート33は前記駆
動チェーン20に一定間隔で取り付けられたブラケット
34にノビツクピン35を介して連結している。
前記サポート33は工具受け渡し位置において前記回動
軸32回りに水平に回転できるように駆動チェーン20
に対して斜めに支持されており、前記サポート33に対
して一体に形成された回動軸32には、工具受け渡し位
置においてヘッドストック13と一体の支持台36に回
転自在に取り付けられた駆動用はすは歯車37と噛み合
う伝達用はすば歯車38が刻設されている。これら駆動
用はすば歯車37及び伝達用はすば歯車38は、工具マ
ガジン17のやや下方で噛み合わせるためにはすば一と
なつているのであり、又、駆動チェーン20の旋回に伴
つて移動して来る伝達用はすば歯車38と静止している
駆動用はすば歯車37との噛み合いを容易にするため、
これらにはクラウニングが施されている。前記支持台3
6には駆動用はすば.歯車31を駆動回転させるはすば
ラック39が前後に摺動自在に嵌合され、このはすばラ
ック39には工具ポット回動用シリンダ40のピストン
ロッドが連結部41を介して連結しており、この工具ポ
ット回動用シリンダ40の作動によつてサポ・ート33
と共に工具ポット19が第9図中、矢印で示す如く、回
動軸27を中心に90度回転して主軸14と工具ポット
19とが平行となり、工具受け渡し可能な状態となる。
前記ブラケット34を貫通するノックピン35の先端は
、駆動チェーン20の旋回時において前記サポート33
に穿設されたノックピン穴42内に位置すると共にその
後端は工具受け渡し位置において油圧シリンダ43のピ
ストンロッドに係止状態となる。このノックピン35は
工具ポット19を駆動チェーン20と共に旋回させるた
め、工具ポット19をブラケット34に係止させるため
のもので、必要な工具ポット19が工具受け渡し位置に
割り出されると、・前記油圧シリンダ43の作動により
前記ノックピン35がサポート33のノックピン穴42
から引き抜かれ、サポート33を90度回転可能な状態
とする。なお、工具ポット19が90度回動した時に工
具の位置すべき所には、工具がこの工具ポット19に収
納されているか否かを検出する確認ロッド44の先端が
位置しており、この確認ロッド44の後端には当該確認
ロッド44の移動によりリミットスイッチ45を作動さ
せるドツグ46が設けられている。つまり、回動した工
具ポット19”に工具が収納されている場合には、工具
が確認ロッド37に当接してこの確認ロッド37が第9
図中、上方に押し上げられ、前記ドツグ46によりリミ
ットスイッチ45が0Nとなつて工具が収められている
ことを確認する。これはプログラミングミス或いは作業
者が誤つてプログラム指示とは異なつた工具ポット19
ヘ工具を入れた場合等、すでに工具の入つている工具ポ
ット19に旧工具が挿入されることを防ぐ安全対策のた
めのものである。一方、工具交換アーム18を支持する
ヘッドストック13の側面の下部には、前後方向に延び
る相互に平行な上下二本の案内面47,78が形成され
ており、これら二つの案内面47,78に沿つて前後動
自在にヘッドストック13に取り付けられた前後動用架
台49には、工具交換アーム18を設置するアーム用架
台50が組み付けられている。
このアーム用架台50には先端に結合プレート51を固
定した第一回動軸52が90度回転自在に取り付けられ
ており、前記結合プレート51には先端に工具交換アー
ム18を固定した第二回動軸53が180度回転自在に
前記第一回動軸52に対して偏心した状態で取り付けら
れている。このアーム用架台50に設置された着脱用油
圧シリンダ54のピストンロッド先端は、前記前後動用
架台49に連結されており、この前後動用架台49には
前後動用油圧モータ55が取り付けられ、その出力軸に
連結する図示しないピニオンが前記案内面47,48と
平行にヘッドストック13にボルト止めされたラック5
6と噛み合い、前記前一後動用油圧モータ55の起動に
より前記前後動用架台49が前後動するようになつてい
る。従つて、前記前後動用架台49を主軸14側に進出
させて前記着脱用油圧シリンダ54を作動させることに
より、前記アーム用架台50と共に工具交換,アーム1
8は前後動して主軸14ヘ工具を挿入したり或いは主軸
14から工具を抜き出す動作を行なう。なお、工具マガ
ジン17と工具交換アーム18との間で工具の受け渡し
を行なう際、この工具マガジン17に対する工具交換ア
ーム18の後退停止位置を規制するため、前後動用油圧
モータ55の作動を停止させる油圧サーボ弁57が工具
マガジン17に設置さており、これに対応して油圧サー
ボ弁57に当接するプッシャ58が、結合プレート51
を第一回動軸52回りに9CB回動さ一せるラック・ピ
ニオン機構を収納したギヤケース59に個設されている
。又、これと同様に主軸14と工具交換アーム18との
間で工具の受け渡しを行なう際、主軸14に対する工具
交換アーム18の前進停止位置を規制するため前後動用
油圧モータ55の作動を停止させる図示しない油圧サー
ボ弁及びそのプッシャ等からなる位置決め停止機構がヘ
ッドストック13工具交換アーム18とに組みまれてい
る。又、第6図中、符号60は工具交換アーム18を第
二回動軸53回りに180度回動させるためのラック・
ピニオン機構を収納したギヤケースである。本発明によ
ると、第7図に示すように、第一回動軸52の回転中心
01は主軸14寄りに左上方にずれており、結合プレー
ト51がこの回転中心01回りに90度回転することに
より第二回動軸53の回転中心02が主軸14寄りの0
2″に移動するため、工具交換アーム18の長さを短か
くすることができ、その結果、第二回動軸53回りに1
80度回動する工具交換アーム18の回転速度を上げる
ことが可能となつている。
次に、以上説明した本実施例装置による工具交換作業に
ついて第10図a−1を参照して説明する。
まず工具マガジン17に収納されている新工具15bが
割り出されて工具受け渡し位置に運ばれると、工具ポッ
ト回動用シリンダ40の作動により新工具15bを収納
している工具ポット19bが9喰回動し、予め待機して
いる工具交換アーム18の把持部18bに新工具15b
が把持される。
そして工具交換アーム18は新工具15bを把持した状
態で工具交換指令がでるまで待機する(第10図a参照
)。次に、工具交換指令を受けて前後動用油圧モータ5
5が駆動し、アーム用架台50と共に前後動用架台49
が前進して図示しない位置決め停止機構によりヘッドス
トック13の最前端で停止し、工具交換アーム18が主
軸14の側方に達する。
一方、新工具15bを収納してあつた前記工具ポット1
9bは90度回動して元の状態となり、工具マガジン1
7の駆動チェーン20が旋回可能な状態となる(第10
図b参照)。次に、工具交換アーム18が第一回動軸5
2の回転中心01を軸として90度回転し、主軸14に
クランプされている旧工具15aを空の把持部18aで
把持する。
この時、旧工具15aを収納する工具ポット19aが割
り出されて工具受け渡し位置に運ばれて来る(第10図
c参照)。次に、着脱用油圧シリンダ54の作動にぐに
アーム用架台50と共に工具交換アーム18が前後動用
架台49に対して更に前進し、旧工具15aを主軸14
から抜き出す。
一方、旧工具15a用の工具ポット19aは90度回転
して旧工具15a゛を受け入れ可能な状態となつて待機
する(第10図a参照)。次に、工具交換アーム18は
これと一体の回動軸53の回転中心02″を軸として1
8Cg.回転し、新工具15bを主軸14の前方に移動
する(第10・図a参照)。
次に、着脱用油圧シリンダ54の作動によりアーム用架
台50と共に工具交換アーム18を後退させ、新工具1
5bを主軸14内に挿入する(第10図f参照)。
次に、工具交換アーム18を第一回動軸52の中心01
を軸として90度逆転し、新工具15bを主軸14に残
す(第10図g参照)。
次に、前記前後動用油圧モータ55が起動し、アーム用
架台50を引いて前後動用架台49は後退するが、プッ
シャ58が油圧サーボ弁57に当接することによつて停
止し、工具交換アーム18の把持部18aに杷持されて
いる旧工具15aが工具受け渡し位置で待機していた旧
工具用の工具ポット19aに挿入される(第10図a参
照)。
次に、工具ポット19aが90度回動し、工具マガジン
17の駆動チェーン20は次の新工具割り出しのための
旋回を始める(第10図f参照)。以上で自動工具交換
の1サイクルは終了し、以下再ひ第10図aに示す状態
となり、自動工具交換作業が繰り返される。本実施例て
は、本発明の自動工具交換装置を横中ぐりフライス盤に
取り付けたものを挙げているが、本発明の自動工具交換
装置は他の工作機械、特に大型のマシニングセンタ等に
適用することもできる。
このように本発明の自動工具交換装置によると、工具マ
ガジンがヘッドストックの側方に位置するようにこの工
具マガジンをサドルに取り付けると共に工具交換アーム
をヘッドストックの側面(操作側)に取り付け、更にこ
の工具交換アームをヘッドストックに沿つて前後進させ
ることにより、ヘッドストックの前後動及びサドルの上
下動に対して全く関係なく任意の位置で工具の交換が可
能となり、しかも工具マガジンの工具受け渡し−位置と
主軸の工具受け渡し位置との距離がヘッドストックの前
後動位置によつて変化するため、ヘッドストックが工具
マガジン側へ後退している場合には、工具交換アームの
前後動距離が大幅に短くなり、工具交換時間の短縮化が
達成される。
又、工具交換アーム自体が工具の搬送装置として機能す
るため、特別な搬送装置を必要とせず大幅なコストダウ
ンを図ることが可能である。更に、被加工物の加工時に
は工具交換アームを工具マガジン側へ後退させているた
め、被加工物に対する主軸の接近性が改善され、ヘッド
ストック前面に各種のアタッチメントを取り付けること
が可能となつた。又、工具交換アームを相互に偏心した
二つの軸回りに回動させることにより工具交換を行なう
ようにしたので工具交換アームのアーム長を短かくする
ことがどき、従つてその回転速度を上げることができる
から、工具交換時間の短縮化を企図することが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は従来の自動工具交換装置を取り付け
た工作機械の外観を表わす斜視図、第3図は工具交換ア
ームをサドルに取り付けた場合とヘッドストックの側方
に取り付けた場合の長さの違いを示す説明図、第4図は
工具受け渡し位置が工具マガジンの中心線上にある場合
に工具交換アームと工具マガジンとが干渉してしまう様
子を示す説明図であり、第5図は本発明により自動工具
交換装置の一実施例をヘッドストックスライド型横中ぐ
りフライス盤に取り付けた状態の外観を示す斜視図、第
6図はその主要部を拡大した側面図、第7図はその正面
図、第8図は第6図における内部構造を表わす破断図、
第9図はその平面の一部の破断図、第10図a−1は本
発明の一実施例による工具交換の順序を示す作動原理図
である。 図面中、12はサドル、13はヘッドストック、14は
主軸、15aは旧工具、15bは新工具、16はブラケ
ット、17は工具マガジン、18は工具交換アーム、5
0はアーム用架台、51は結合プレート、52は第一回
動軸、53は第二回動軸、57は油圧サーボ弁、58は
プッシャである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 コラムに対して上下動自在に設置されたサドルと、
    このサドルに対して前後動自在に支持されたヘッドスト
    ックと、このヘッドストックの側方に位置し且つ前記サ
    ドルに取り付けられた多数の工具を収納する工具マガジ
    ンと、この工具マガジンと前記ヘッドストックの前面に
    回転自在に取り付けられた主軸の側方との間を前後動自
    在に前記ヘッドストックに設けられ且つ両端に工具杷持
    部ご具えた旋回可能な工具交換アームとを有する自動工
    具交換装置。 2 コラムに対して上下動自在に設置されたサドルと、
    このサドルに対して前後動自在に支持されたヘッドスト
    ックと、このヘッドストックの側方に位置し且つ前記サ
    ドルに取り付けられた多数の工具を収納する工具マガジ
    ンと、この工具マガジンと前記ヘッドストックの前面に
    回転自在に取り付けられた主軸の側方との間を前後動自
    在に前記ヘッドストックに設けられたアーム用架台と、
    このアーム用架台に前記主軸と平行な軸回りに90度回
    動可能に取り付けられた結合プレートと、この結合プレ
    ートの回動軸に対して中央部が偏心状態で180度旋回
    可能に取り付けられ且つ両端に工具杷持部を具えた工具
    交換アームとを有する自動工具交換装置。
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