JPH0417313Y2 - - Google Patents

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JPH0417313Y2
JPH0417313Y2 JP8076987U JP8076987U JPH0417313Y2 JP H0417313 Y2 JPH0417313 Y2 JP H0417313Y2 JP 8076987 U JP8076987 U JP 8076987U JP 8076987 U JP8076987 U JP 8076987U JP H0417313 Y2 JPH0417313 Y2 JP H0417313Y2
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【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は横形マシニングセンタの自動工具交換
装置に関する。
従来技術 近年マシニングセンタに用いられる工具交換装
置は多数の工具を貯蔵することのできる大形の別
置工具マガジンが主流となり、工具搬送経路が長
く複雑で、工具交換に要する時間が長くなる傾向
にある。例えば特公昭47−50710号及び特公昭54
−1021号の工具マガジンは本機の上方位置に本機
と別置の支柱を支えとして設置され水平方向に割
出しできるように工具を貯蔵し、主軸軸心と平行
位置に設けられた工具割出位置に順次割出可能な
構造で工具マガジンより取り出した次に必要な工
具をコラムにスピンドルヘツドの摺動面と平行な
方向に摺動可能に装架されたキヤリツジ上に設け
られた中間工具保持手段に挿着して待機させ、工
具交換指令でこの待機工具と主軸工具とを主転送
装置によつて交換したのちキヤリツジが工具マガ
ジン側の工具交換位置に移動し、マガジン側に設
けられた補助転送装置によつて使用ずみの工具と
次工具の交換が行われ、使用ずみの工具は工具マ
ガジンに返還され、次の次に必要な次次工具が補
助転送装置の交換アームに把持された状態で待機
するようになつている。
このものは前述のように工具マガジンが本機上
方位置に設置されているので保守点検が不便であ
るばかりでなく貯蔵工具の手動による入れ換えが
不便で、更に複数のマガジンを上積み配置するこ
とが困難で貯蔵工具容量の大きい工具マガジンに
は不向きな構造である。従つて貯蔵工具容量の大
きな工具マガジンは本機側方床上に別置形として
設備されることが多い。
本機の横別置形の工具マガジンは貯蔵工具軸心
が主軸軸心と直角のものが普通で主軸との距離も
工具貯蔵量に比例してマガジンが多いほど長く工
具交換時間が長くなるので従来のものは次に使用
する工具を搬送経路の途中に設けられた待機ポツ
トに挿着して待機させるようにしていた。
考案が解決しようとする問題点 次工具の準備指令はレデイステーシヨンで待機
する次工具に限られ、このものは加工時間が特に
短い工具が来ると加工が終了してもまだ次工具が
待機ポツトに来ていないという現象が生じ加工サ
イクル中の非加工時間が長くなるという問題点が
あつた。
問題点を解決するための手段 マシニングセンタのコラム側面に旋回可能に取
付けられ先端にローデイング途中の次次工具待機
用の第1工具ポツトとアンローデイング用の第2
工具ポツトを備えるL形のレデイステーシヨン
と、工具マガジンと前記レデイステーシヨンとの
間で工具の搬送を行うサブアームと、主軸側と前
記レデイステーシヨン側とに旋回可能な旋回アー
ムと、該旋回アーム上で該アームが主軸側では主
軸軸線と直角方向にまたレデイステーシヨン側で
はレデイステーシヨンの工具ポツト軸心と直角方
向に移動可能に支承されたキヤリアと該キヤリア
に設けられた180°旋回可能なツインアームと、前
記キヤリア上において前記キヤリアのレデイステ
ーシヨン側への移動で前記レデイステーシヨンの
ポツト外周に押されて移動退避可能に設けられた
次工具待機用ポツトとを備えてなるものである。
実施例 以下本考案の実施例を図面にもとづき説明す
る。第1図に示すように横形マシニングセンタ1
はベツド2上のZ軸方向水平な2本の摺動案内面
上にサドル3が摺動可能に載置され、サドル3上
にX軸方向にテーブル4が摺動可能且つ旋回割出
可能に載置されており、サドル3、テーブル4は
それぞれ図示しないNC装置によつてZ軸、X軸
に位置決めされる。
テーブル4上には加工物を載置するパレツト5
が交換可能に載置される。ベツト2の後部にはコ
ラム6が立設されており、中央に主軸7を回転可
能に軸承した主軸頭8がY軸(垂直)方向に移動
可能に設けられ、NC装置でY軸位置決めされ
る。そして後述の工具マガジン装置に割出された
工具と主軸7の工具とを交換する本機側の交換装
置がコラム6に設けられている。この交換装置は
L形のレデイステーシヨン9とZ形のツインアー
ム10を有する主交換アーム11とからなつてい
る。レデイステーシヨン9は第2図に示すように
コラム6のマガジン側側面に支持された水平回転
軸15に固設され軸端のピニオン16に小シリン
ダ17のピストンロツド18のラツク噛合い小シ
リンダ17は更に大シリンダ19のピストンを兼
ねる二重シリンダを形成してレデイステーシヨン
9が90°及び180°に旋回割出される。レデイステ
ーシヨン9の各先端に水平回転軸15と平行なロ
ーデイング及び待機用のポツトLとアンローデイ
ング用のポツトUとが設けられポツトL,Uには
図示しない工具クランプ機構を有している。主交
換アーム装置11は第3図、第4図及び第5図
A,Bに示すように主軸7に対して直角な旋回軸
を中心として旋回される旋回アーム21と旋回ア
ーム上でレデイステーシヨン9のポツト及び主軸
7と直角方向に移動されるキヤリア22と、Z形
のツインアーム10及びローデイング工具待機用
の待機ポツト24で構成されている。旋回アーム
21は旋回中心部に設けられてボス部21aの側
方突出部21bにおいて、コラム6上に一端を枢
結されたシリンダ27のピストンロツド28とピ
ンで枢結され、シリンダ27に交互に供給される
圧油によつてレデイステーシヨン9側と主軸7側
に90°旋回される。
旋回アーム21のエプロン部21cの前面に水
平案内面21dが形成されていてキヤリア22が
移動可能に載架されている。キヤリア22の裏面
にラツク29が取付けられており、ラツク29に
噛合するピニオン30は中間歯車31,32を有
して旋回アーム21の旋回軸に回転可能に軸承さ
れる中間歯車33と噛合され、更に中心歯車33
は歯車34を介して二重シリンダに挿通されるピ
ストンロツドのラツク35と噛合するピニオン3
6と噛合されている。ピストンロツド先端のピス
トン37は小シリンダ38に嵌挿されており、小
シリンダ38はそのフランジ部がピストン39と
して大シリンダ40に嵌挿されている。
中心歯車33は大シリンダ40,小シリンダ3
8にそれぞれ油圧が供給されたとき二様の回転が
与えられ、また各ピストンが圧油で何れかに位置
決めされているとき中心歯車33は機械的に拘束
されていることになり小シリンダ38に圧油が送
られたときラツクによりキヤリア22はレデイス
テーシヨン9側で、大シリンダ40に圧油が送ら
れたとき主軸7側で移動される。キヤリア22に
はその移動面に対して直角方向に公知の構造を有
するZ形の工具交換用ツインアーム10が設立さ
れている。このツインアーム10は両端がグリツ
パ部で工具ホルダの把持溝を把持する爪を有し、
雌スプライン筒43に固定されており、この雌ス
プライン筒43は回転可能にキヤリア22に軸承
された図示しないスプライン筒と噛合している。
スプライン筒の基部にはピニオンが刻設されてい
てキヤリア22とのシリンダ44に嵌挿されたピ
ストン45のピストンロツドの先端に刻設された
ラツク46と噛合され、シリンダ44に供給され
る圧油によつてスプライン筒及び雌スプライン筒
43が旋回されツインアーム10は180°の旋回が
行われる。更に雌スプライン筒43は中心に図示
しないピストンロツドと相対回転のみ可能に取付
けられており、このピストンが図示しないスプラ
イン筒の中空部に挿通し、キヤリア22に固定さ
れたシリンダ筒47に嵌挿されていて圧油がシリ
ンダ筒47に供給されたときツインアーム10が
軸方向の2位置即ち工具抜き差し位置に位置決め
される。レデイステーシヨン9のポツトより抜き
取られツインアーム10に把持された工具のテー
パ部が挿着される。待機ポツト24はキヤリアの
前面右側に固着されたブラケツト50に固着され
水平案内面21dと平行な2本のガイドバー51
に軸方向にのみ移動可能に嵌挿され、ガイドバー
外周に遊挿されブラケツトと待機ポツト側面に介
装されたばね52によつてキヤリア22上に設け
られた図示しないストツパに常時圧接されてツイ
ンアーム10の上側の把持爪中心とポツト軸心が
同心位置となつている。そしてツインアーム10
がレデイステーシヨン9側に移動するときレデイ
ステーシヨンのポツト外周と当接してばね圧力に
抗して右側に移動退避する。
一方コラム6の横に床上に設置されたマガジン
ベース54上に数拾本の工具をその軸心を主軸7
と直角且つ水平に貯蔵し、工具交換位置に選択的
に割出可能にチエーンでエンドレスに連結支持さ
れた第1マガジン55A及び同形で並べられた第
2マガジン55Bが立設されている。第1、第2
マガジン55A,55Bの工具をレデイステーシ
ヨン9に受け渡しするサブ交換アーム装置53の
キヤリア56はサブアーム57がレデイステーシ
ヨン9に受け渡しできる位置迄水平に設立された
ガイドレール58に載架され、サーボモータ59
によつて回転される送りねじ60によつて第1、
第2マガジンの交換位置と、レデイステーシヨン
9との受け渡し位置とに位置決めされる。第2図
に示すようにキヤリア56には先端にグリツパを
有するサブアーム57が流体圧シリンダ63のピ
ストンロツドに連結されて工具受け渡しのため前
進可能に案内台64に支持され、この案内台64
は旋回軸65端のピニオン66が流体圧シリンダ
67のピストンロツド68のラツクと噛合つてい
てマガジン向の水平位置とレデイステーシヨン向
の垂直位置に90°旋回される。なお本実施例では
マガジンは第1マガジン55Aと第2マガジン5
5Bの2つあるがマガジンは2つに限定されるも
のではなく多数のマガジンの配置が可能であるこ
とは勿論である。
作 用 次いで本工具交換装置の動作を第7図を参照し
て説明する。第1、第2マガジン55A,55B
の収納ポツトには加工に必要な複数本の工具が貯
蔵されており、主軸7には工具が装着されてい
て、工作物を加工中である。そして待機ポツト2
4とレデイステーシヨン9のポツトUには次に必
要な工具(以下次工具という)及び次の次に必要
な工具(以下次次工具という)が挿着されない空
の状態である。NCから次工具指令が出されると
第1又は第2マガジン55A,55Bの貯蔵工具
の中から次工具が選択され工具交換位置に割出さ
れ同時にレデイステーシヨン寄りの所定位置イで
待機中のザブアーム57は流体圧シリンダ67の
前室に圧油が供給されてピストンロツド68が後
退しラツクに噛合するピニオン66を有して旋回
軸65が回転しサブアーム57が90°旋回して水
平方向を向くロ位置となりマガジン側を向き、
NCの指令でサーボモータ59が回転し送りねじ
60が回されてキヤリア56はマガジン側へ移動
してハ位置となりマガジンに割出された次工具の
前面に位置決めされる。
流体圧シリンダ63の後室に圧油が供給され
て、サブアーム57が前進してニ位置となり、マ
ガジンの交換位置に割出されている次工具を把持
する。サーボモータ59が回転しキヤリア56が
左行してホ位置となり次工具をマガジンポツトよ
り抜き取る。再びシリンダ63の前室に油圧油が
供給されてサブアーム57は次工具を把持して後
退しヘ位置となり、キヤリア56の右行してト位
置となり、油圧シリンダ67の後室に圧油が供給
されてサブアーム57が90°旋回してチ位置とな
り垂直方向上を向く。圧油シリンダ63の後室に
圧油が供給されてサブアーム57が上昇してリ位
置となり把持する次工具がレデイステーシヨン前
面位置に位置決めされる。このとき第6図C〜E
に示すようにポツトLを垂直方向上側にして待機
していたレデイステーシヨン9は二重シリンダの
小シリンダ17と大シリンダ19のそれぞれの前
室に圧油が供給されて時計回りに180°旋回されポ
ツトLを垂直方向下側にしており、サブアームの
把持工具軸心と同心位置にポツトLが位置決めさ
れている。キヤリア56がレデイステーシヨン9
側へ移動しヌ位置となり次工具がポツトLの穴内
に挿入されポツトLに設けられた図示しないクラ
ンプ機構によつてクランプされる。そしてサブア
ーム57はシリンダ63の圧油が切換えられて工
具をポツトLに残して後退しル位置となり更にイ
位置に戻つて待機する。次いで小シリンダ17の
後室に圧油が供給されてピストンロツド18と一
体のラツクが前進しレデイステーシヨン9が反時
計回りに90°旋回されヨ位置となりポツトLがツ
インアーム側を向く。一方コラム6の左側面位置
タで待機中の旋回アーム21上のキヤリア22上
に設けられたツインアーム10は二重シリンダの
小シリンダ38の前室に圧油が供給されてピスト
ンロツドが後退してラツク35に噛合するピスト
ン36が回され複数の歯車34〜30を介してラ
ツク29を有するキヤリア22がレデイステーシ
ヨン9側に移動しレ位置となり、ポツトLに嵌挿
されている次工具をツインアーム10の上側の把
持爪で把持する。タ位置からレ位置へのキヤリア
22の移動途中で待機ポツト24とレデイステー
シヨン9のポツトLの外周どうしが当接し待機ポ
ツト24はばね52の圧力に抗してキヤリア上を
右行して待避する。次いでシリンダ筒47の後室
に圧油が供給されツインアーム10が前進してソ
位置となり次工具をポツトLから抜き取る。次い
で小シリンダ37の後室に圧油が供給されキヤリ
ア22が右行してツ位置となり、待機ポツト24
はばね52の圧力でツインアーム10の把持する
次工具軸心と同心位置に戻り、シリンダ筒47の
前室に圧油が送られてツインアーム10が後退し
てネ位置となり待機ポツト24に把持する次工具
を挿入する。挿入された次工具は図示しないクラ
ンプ機構によつてクランプされ、ここで次に工具
交換指令が出るまで待機する。
続いて次工具の後に使用する次々工具指令が
NCから出されると、前述と同様動作でマガジン
の交換位置に割出された次々工具はサブアーム5
7に把持されてヌ位置で旋回してポツトLを垂直
方向下側にしたレデイステーシヨン9のポツトL
に挿着される。そしてサブアーム57は後退して
ル位置となり空となつてイ位置で待機する。レデ
イステーシヨン9は二重シリンダの小シリンダ1
7及び大シリンダ19のそれぞれの後室に圧油が
供給されて反時計回りに180°旋回されヲ位置とな
り、ポツトLを垂直方向上側としてヲ位置となり
次の工具交換指令の出るまでここで待機する。
このようにしてNCの工具指令によつて次工具
は待機ポツト24に挿着されネ位置で、次々工具
はレデイステーシヨン9の第2待機用ポツトLに
挿着されてヲ位置でそれぞれ待機し、主軸7に装
着された工具の加工終了を待つ。主軸装着工具の
全加工が終わるとNCの工具交換指令でネ位置で
次工具を待機ポツト24に挿着しツインアーム1
0の上側把持爪で次工具を把持した状態で待機中
の主交換アーム装置11はシリンダ27の前室に
圧油が供給されてピストンロツド28が後退しナ
位置となり旋回アーム21が反時計方向90°に旋
回して主軸側を向く。次いで大シリンダ40の後
室に圧油が供給されて小シリンダ38が前進し複
数の歯車を介してラツク、キヤリア22が右行し
ラ位置となりツインアーム10の下側の把持爪が
使用ずみの主軸工具を把持する。続いてシリンダ
筒47の後室に圧油が送られて、ツインアーム1
0が前進しム位置となり上側の把持爪は待機ポツ
ト24から、下側の把持爪は主軸7からそれぞれ
工具を同時に抜き取る。シリンダ44に供給され
る圧油が切り換えられて、ピストンロツドと一体
のラツク46が移動しピニオンを介してツインア
ーム10が180°旋回しウ位置となり、使用ずみ工
具と次工具が同時に反転されて、シリンダ筒47
の前室に圧油が送られツインアーム10が後退し
ヰ位置となり工具が主軸7と待機ポツト24に挿
着され、主軸工具は図示しない工具引上げ装置に
より主軸テーパ穴に引込まれて嵌着される。次い
で大シリンダ40の圧油が切り換えられて主軸7
に工具を残したままツインアーム10が左行して
ノ位置となり、シリンダ27の後室に圧油が送ら
れて旋回アーム21は時計回りに90°旋回しオ位
置となりツインアーム10は上側把持爪で待機ポ
ツト24に挿入された返却用工具を把持したまま
レデイステーシヨン9側を向く。シリンダ筒47
の後室に圧油が送られてツインアームが前進して
ク位置となり使用ずみ工具を待機ポツト24から
引抜く。続いて小シリンダ40の前室に圧油が送
られてツインアーム10が左行してヤ位置となり
把持する使用ずみ工具軸心が待機中のレデイステ
ーシヨン9のポツトUと同心となり、シリンダ筒
47の前室に圧油が供給されてツインアーム9が
後退してマ位置となり使用ずみ工具はポツトU内
に挿着され、小シリンダ40の後室に圧油が送ら
れてツインアーム10が右行しタ位置となり、使
用ずみ工具から放れて空となる。こうしてレデイ
ステーシヨン9の両ポツトL,Uに工具が装着さ
れ、レデイステーシヨン9は大シリンダ19の前
室に圧油が送られて時計回りに90°旋回しケ位置
となる。このレデイステーシヨン旋回終了までに
アームを垂直にしてイ位置で待機中のサブアーム
57はサーボモータ59の回転で右行してフ位置
に移動している。続いてツインアーム10は左行
してレ位置へサブアーム57は前進してケ位置へ
同時に移動し、それぞれの把持爪で使用ずみ工具
と次工具とを同時に把持する。次いでサブアーム
57は左行してコ位置へ、ツインアーム10は前
進してソ位置へ移動しそれぞれの把持工具をポツ
トL,Uから同時に引き抜き取る。このあとツイ
ンアーム10とサブアーム57は同時に移動を開
始し、ツインアーム10は右方してツ位置とな
り、更に後退してネ位置となり次工具を上側把持
爪に把持し、待機ポツト24に挿着してここで待
機する。一方サブアーム57は後退してエ位置と
なり、流体圧シリンダ67に供給される圧油が切
換えられて90°旋回しテ位置となりアームを水平
としキヤリア56の左行でア位置となり、マガジ
ンの交換位置に割出されているポツト前面位置に
位置決めされる。
次いでサブアーム57で前進してサ位置となり
把持する使用ずみ工具軸心とマガジンの貯蔵ポツ
トの軸心が同心となり、キヤリア56の右行でキ
位置となり貯蔵ポツトに工具を挿入する。マガジ
ンポツトに挿入された工具は図示しないクランプ
装置によつてクランプされる。そしてサブアーム
57は後退してハ位置となり使用ずみ工具から離
れる。
NCの次次工具指令でレデイステーシヨン9の
ポツトLに次次工具を挿着する動作は前述と同様
でサブアーム57はニ位置で次次工具を把持しホ
位置でマガジンポツトら抜き取り、ヘ,ト位置を
経由してチ位置でアームを上向としリ位置を経由
してヌ位置でレデイステーシヨンポツトLに次次
工具が挿着され、ル位置で空となつたサブアーム
57はイ位置へ戻つて待機する。そしてヌ位置で
次次工具を受取つたレデイステーシヨン9は時計
回りに180°旋回してヲ位置となりポツトLを垂直
方向上側として次次工具を把持して待機する。
効 果 以上詳述したように本考案は横形マシニングセ
ンタにおいて、工具マガジンと工具マガジン前面
のガイドレール上を移動する第1のキヤリアと、
このキヤリア上に設けられ90°旋回されるととも
に直角方向に2位置に位置決めされるサブアーム
と、本機コラムのマガジン側側面にて90°と180°
に旋回可能とさたL形のレデイステーシヨンと、
主軸側とレデイステーシヨン側に旋回可能に枢支
された旋回アームと、この旋回アーム主軸軸線及
びレデイステーシヨン側ではレデイステーシヨン
の工具ポツト軸心と直角方向に移動可能な第2の
キヤリアと、この第2のキヤリア上に設けられた
Z形のツインアームと、前記第2のキヤリア上で
ツインアームの上側の把持爪中心と同心に移動可
能な待機ポツトとを設け、主軸に装着された工具
の加工中に次に使用する工具をツインアームに把
持したまま待機ポツトに挿着してコラム側面で待
機させ更に次の次に待機する工具をレデイステー
シヨンの工具ポツトに挿着して待機させるように
なしたので、主軸装着工具の加工が終わると直ち
に旋回アームを主軸側に旋回させ待機ポツトの次
工具と主軸の使用ずみ工具を交換して加工を開始
し使用ずみ工具はレデイステーシヨンの一方のポ
ツトに挿着した状態で他方の次に必要な工具を待
機ポツトに装着待機させることができ、加工時間
の短い工具があつても直ちに交換可能な状態が維
持される利点を有する。更にレデイステーシヨン
の両ポツトに挿着された次交換と使用ずみ工具を
同時にツインアームとサブアームで抜き取り同時
進行で次工具は待機ポツトへ使用ずみ工具はマガ
ジンポツトへそれぞれ移動することができ、非加
工時間が大幅に短縮され稼動能率が向上する効果
を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の全体斜視図、第2図はレデイ
ステーシヨンとサブアームの説明図、第3図は旋
回アームとツインアームの説明斜視図、第4図は
キヤリアのラツクを駆動する系統図、第5図A,
Bはツインアームの駆動の説明図、第6図C〜E
はレデイステーシヨンの動作説明図、第7ずは本
考案の動作説明図である。 6……コラム、7……主軸、8……主軸頭、9
……レデイステーシヨン、10……ツインアー
ム、21……旋回アーム、22,56……キヤリ
ア、57……サブアーム、58……ガイドレー
ル、L,U……工具ポツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. マシニングセンタのコラム側面に旋回可能に取
    付けられ先端にローデイング途中の次次工具待機
    用の第1工具ポツトとアンローデイング用の第2
    工具ポツトを備えるL形のレデイステーシヨン
    と、工具マガジンと前記レデイステーシヨンとの
    間で工具の搬送を行うサブアームと、主軸側と前
    記レデイステーシヨン側とに旋回可能な旋回アー
    ムと、該旋回アーム上で該アームが主軸側では主
    軸軸線と直角方向にまたレデイステーシヨン側で
    はレデイステーシヨンの工具ポツト軸心と直角方
    向に移動可能に支承されたキヤリアと、該キヤリ
    アに設けられた180°旋回可能なツインアームと、
    前記キヤリア上において前記キヤリアのレデイス
    テーシヨン側への移動で前記レデイステーシヨン
    のポツト外周に押されて移動退避可能に設けられ
    た次工具待機用ポツトとを備え、レデイステーシ
    ヨンの第1、第2工具ポツトに挿着された次工具
    及び使用ずみ工具をツインアームとサブアームの
    同時進行動作で抜き取り、次工具を待機ポツトへ
    使用ずみ工具を工具マガジンへ差し替え可能とし
    たことを特徴とする自動工具交換装置。
JP8076987U 1987-05-27 1987-05-27 Expired JPH0417313Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8076987U JPH0417313Y2 (ja) 1987-05-27 1987-05-27

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8076987U JPH0417313Y2 (ja) 1987-05-27 1987-05-27

Publications (2)

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