JPH0418763Y2 - - Google Patents
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- JPH0418763Y2 JPH0418763Y2 JP106787U JP106787U JPH0418763Y2 JP H0418763 Y2 JPH0418763 Y2 JP H0418763Y2 JP 106787 U JP106787 U JP 106787U JP 106787 U JP106787 U JP 106787U JP H0418763 Y2 JPH0418763 Y2 JP H0418763Y2
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Landscapes
- Automatic Tool Replacement In Machine Tools (AREA)
- Machine Tool Units (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本考案は、複数の工具主軸を備えた多軸スピン
ドル型マシニングセンタに関する。更に詳しく
は、コラムトラベル型のマシニングセンタであつ
て、Z軸(横方向)の主軸をY軸線方向(縦方
向)に並列して設けた二つの主軸と、工具を貯蔵
する工具マガジンと、主軸と工具マガジンの間で
工具を交換する自動工具交換装置(ATC)とを
備え、二つの主軸間隔を固定した型の2軸スピン
ドル型のマシニングセンタに関する。
ドル型マシニングセンタに関する。更に詳しく
は、コラムトラベル型のマシニングセンタであつ
て、Z軸(横方向)の主軸をY軸線方向(縦方
向)に並列して設けた二つの主軸と、工具を貯蔵
する工具マガジンと、主軸と工具マガジンの間で
工具を交換する自動工具交換装置(ATC)とを
備え、二つの主軸間隔を固定した型の2軸スピン
ドル型のマシニングセンタに関する。
〈従来技術〉
マシニングセンタは、1回の取付けで工作物の
複数の面に、種々の作業(例えばフライス削り、
穴明け、中ぐり、リーマ加工、ねじ切り、旋盤な
ど)のできる、自動工具交換装置を備えた数値制
御工作機械である。この中で、コラムトラベル形
マシニングセンタと呼ばれているマシニングセン
タは、ベース上のコラムが移動するタイプであ
る。一方、シーケンス制御される単能工作機械を
連結して、それらの間を工作物を運ぶためのトラ
ンスフア装置で連結したトランスフアマシンは、
少品種大量生産用として知られている。
複数の面に、種々の作業(例えばフライス削り、
穴明け、中ぐり、リーマ加工、ねじ切り、旋盤な
ど)のできる、自動工具交換装置を備えた数値制
御工作機械である。この中で、コラムトラベル形
マシニングセンタと呼ばれているマシニングセン
タは、ベース上のコラムが移動するタイプであ
る。一方、シーケンス制御される単能工作機械を
連結して、それらの間を工作物を運ぶためのトラ
ンスフア装置で連結したトランスフアマシンは、
少品種大量生産用として知られている。
この単能工作機械をマシニングセンタで置き換
えてトランスフアマシンをフレキシブルにしたフ
レキシブルトランスフアライン(FTL)も知ら
れている。前記コラムトラベル型マシニングセン
タは、簡単な構造で加工能率が良いことからフレ
キシブルトランスフアライン(FTL)に投入し
て使用されることが多い。このタイプのマシニン
グセンタで二つの主軸を備えたものは知られてい
る。このタイプは、主軸の間の間隔を調節できな
い二つ主軸を、X軸線方向(ベツドの平面方向)
に並列に設けたものである。
えてトランスフアマシンをフレキシブルにしたフ
レキシブルトランスフアライン(FTL)も知ら
れている。前記コラムトラベル型マシニングセン
タは、簡単な構造で加工能率が良いことからフレ
キシブルトランスフアライン(FTL)に投入し
て使用されることが多い。このタイプのマシニン
グセンタで二つの主軸を備えたものは知られてい
る。このタイプは、主軸の間の間隔を調節できな
い二つ主軸を、X軸線方向(ベツドの平面方向)
に並列に設けたものである。
また、複数種類の工具を収納した工具マガジン
は、通常移動するコラムの上部に載せてある。複
数の主軸を備えているため、並列して置いた二つ
の工作物を同時に加工できるので加工能率が良い
などの特徴がある。
は、通常移動するコラムの上部に載せてある。複
数の主軸を備えているため、並列して置いた二つ
の工作物を同時に加工できるので加工能率が良い
などの特徴がある。
〈考案が解決しようとする問題点〉
前記した二つの主軸を備ええたコラムトラベル
形マシニングセンタは、移動するコラムに工具マ
ガジンが取り付けられているため、工具マガジン
の重量でコラムが不安定なことと、変形すること
などのため工具マガジンを大きくできない問題が
ある。したがつて、収容可能な工具の本数に限界
があつた。また、第5図のように従来のものは、
X軸線方向に主軸を並列して(主軸コラムの移動
平面上)設けたものであるから、同一テーブル4
0に並列して置いた工作物W1,W2を加工する場
合、a,b,c,dの面すなわちテーブルの割り
出し軸であるB軸に平行な面のうち向かい合わせ
たd面が加工できない欠点があつた。
形マシニングセンタは、移動するコラムに工具マ
ガジンが取り付けられているため、工具マガジン
の重量でコラムが不安定なことと、変形すること
などのため工具マガジンを大きくできない問題が
ある。したがつて、収容可能な工具の本数に限界
があつた。また、第5図のように従来のものは、
X軸線方向に主軸を並列して(主軸コラムの移動
平面上)設けたものであるから、同一テーブル4
0に並列して置いた工作物W1,W2を加工する場
合、a,b,c,dの面すなわちテーブルの割り
出し軸であるB軸に平行な面のうち向かい合わせ
たd面が加工できない欠点があつた。
また、二つの主軸で工作物W1,W2を同時に加
工できる面は、面a,面cの加工に限られてい
た。このため二つの工作物テーブルを設けて加工
する方法もあるが機構的に複雑になるなどの問題
もあつた。本考案は、これらの問題を解決するも
のである。
工できる面は、面a,面cの加工に限られてい
た。このため二つの工作物テーブルを設けて加工
する方法もあるが機構的に複雑になるなどの問題
もあつた。本考案は、これらの問題を解決するも
のである。
〈問題点を解決するための手段〉
本考案は、前記問題点を解決するため以下の技
術的手段を採る。
術的手段を採る。
上面にすべり案内面を備えたベツド2と、前記
すべり案内面上をサーボ装置により平面的(X
軸,Z軸平面)に摺動して駆動される立コラム5
と、前記立コラム5内に設けられた二つの主軸
8,9の軸線(Z軸)が前記平面と平行な方向で
かつ前記平面と垂直な方向(Y軸線)に並列させ
て配置した二つの主軸8,9と、前記二つの主軸
8,9を回転駆動する主軸駆動モータと、前記二
つの主軸8,9を前記主軸軸線と垂直な方向に駆
動させるY軸サーボモータ10と、工作物を固定
して前記平面と垂直な軸(B軸)で回転割出しす
る工作物テーブル40と、前記ベツド2の近傍に
設けられ前記二つの主軸8,9で使用する工具を
貯蔵する工具マガジン20と、前記二つの主軸
8,9と前記工具マガジン20の間で工具を交換
する自動工具交換装置30とを備えた2軸スピン
ドル型マシニングセンタである。
すべり案内面上をサーボ装置により平面的(X
軸,Z軸平面)に摺動して駆動される立コラム5
と、前記立コラム5内に設けられた二つの主軸
8,9の軸線(Z軸)が前記平面と平行な方向で
かつ前記平面と垂直な方向(Y軸線)に並列させ
て配置した二つの主軸8,9と、前記二つの主軸
8,9を回転駆動する主軸駆動モータと、前記二
つの主軸8,9を前記主軸軸線と垂直な方向に駆
動させるY軸サーボモータ10と、工作物を固定
して前記平面と垂直な軸(B軸)で回転割出しす
る工作物テーブル40と、前記ベツド2の近傍に
設けられ前記二つの主軸8,9で使用する工具を
貯蔵する工具マガジン20と、前記二つの主軸
8,9と前記工具マガジン20の間で工具を交換
する自動工具交換装置30とを備えた2軸スピン
ドル型マシニングセンタである。
〈作用〉
二つの工作物W1,W2をY軸線方向に並列して
治具45に取り付ける。(第4図)NC制御装置
を起動して自動工具交換装置30を作動させて、
工具マガジン20から必要な工具を取り出し主軸
8,主軸9に装着する。主軸8,主軸9はX,
Y,Z軸の各々のサーボモータによりプログラム
された形状にしたがつて駆動され、工作物W1,
W2を同時に同じ加工を行う。一面の加工が終わ
ると工作物テーブル40をB軸回りに回転割出し
して、次の面を主軸8,9に向けて割出して、順
次4面の加工を終了する。
治具45に取り付ける。(第4図)NC制御装置
を起動して自動工具交換装置30を作動させて、
工具マガジン20から必要な工具を取り出し主軸
8,主軸9に装着する。主軸8,主軸9はX,
Y,Z軸の各々のサーボモータによりプログラム
された形状にしたがつて駆動され、工作物W1,
W2を同時に同じ加工を行う。一面の加工が終わ
ると工作物テーブル40をB軸回りに回転割出し
して、次の面を主軸8,9に向けて割出して、順
次4面の加工を終了する。
〈実施例〉
以下、本考案の2軸スピンドル型マシニングセ
ンタ1の実施例を図面とともに説明する。
ンタ1の実施例を図面とともに説明する。
第1図に示すものは本考案の2軸スピンドル型
マシニングセンタ1の外観図である。ベツド2
は、長方体状の形状をなしており、本実施例では
溶接構造の鋼で作られている。ベツド2の上表面
には、X軸線方向のX軸すべり案内面(X軸案内
面カバー11で隠れて見えない)が形成してあ
る。X軸すべり案内面上には、コラム台3がX軸
すべり案内面に沿つて摺動自在に設けてある。コ
ラム台3のX軸線方向の駆動は、サーボモータに
よつて駆動されるねじ軸によつて行う。(図示せ
ず)コラム台3の上表面は、Z軸線方向に摺動自
在にZ軸すべり案内面4が設けてある。
マシニングセンタ1の外観図である。ベツド2
は、長方体状の形状をなしており、本実施例では
溶接構造の鋼で作られている。ベツド2の上表面
には、X軸線方向のX軸すべり案内面(X軸案内
面カバー11で隠れて見えない)が形成してあ
る。X軸すべり案内面上には、コラム台3がX軸
すべり案内面に沿つて摺動自在に設けてある。コ
ラム台3のX軸線方向の駆動は、サーボモータに
よつて駆動されるねじ軸によつて行う。(図示せ
ず)コラム台3の上表面は、Z軸線方向に摺動自
在にZ軸すべり案内面4が設けてある。
Z軸すべり案内面4の上には、長方体状の構造
体である立コラム5が設けてあり、Z軸すべり案
内面4に沿つて摺動自在に設けてある。立コラム
5のZ軸線方向の移動は、Z軸サーボモータ6
(第2図)によつて回転駆動されるねじ軸によつ
て行う。立コラム台5の長手方向、すなわちY軸
線方向には主軸頭7が移動自在に設けてある。主
軸頭7には、主軸8,主軸9がZ軸線方向でかつ
Y軸線方向並列に間隔おいて設けてあり、両主軸
8、主軸9の間隔は固定されており、間隔の調節
はできない。
体である立コラム5が設けてあり、Z軸すべり案
内面4に沿つて摺動自在に設けてある。立コラム
5のZ軸線方向の移動は、Z軸サーボモータ6
(第2図)によつて回転駆動されるねじ軸によつ
て行う。立コラム台5の長手方向、すなわちY軸
線方向には主軸頭7が移動自在に設けてある。主
軸頭7には、主軸8,主軸9がZ軸線方向でかつ
Y軸線方向並列に間隔おいて設けてあり、両主軸
8、主軸9の間隔は固定されており、間隔の調節
はできない。
主軸頭7は、Y軸サーボモータ10の回転駆動
されるねじ軸によりY軸線方向に移動自在に移動
するので、主軸頭7内の主軸8,主軸9も同時に
移動する。X軸すべり案内面を切削液、切粉など
から保護するX軸案内面カバー11と、Z軸すべ
り案内面4を保護するZ軸案内面カバー12とが
それぞれ設けてある。X軸案内面カバー11、Z
軸案内面カバー12の両カバーは、入れ子式で多
段になつていて、そのカバーの長さが立コラム5
の移動に従つて伸縮自在である。
されるねじ軸によりY軸線方向に移動自在に移動
するので、主軸頭7内の主軸8,主軸9も同時に
移動する。X軸すべり案内面を切削液、切粉など
から保護するX軸案内面カバー11と、Z軸すべ
り案内面4を保護するZ軸案内面カバー12とが
それぞれ設けてある。X軸案内面カバー11、Z
軸案内面カバー12の両カバーは、入れ子式で多
段になつていて、そのカバーの長さが立コラム5
の移動に従つて伸縮自在である。
ベツド2の横には、工具マガジン20が設置し
てある。(駆動機構は図示せず)工具マガジン2
0は、無端チエーン21に工具ソケツト22が複
数設けてある。無端チエーン21は、両スプロケ
ツト23間に掛け渡してある。工具マガジン20
内の工具を選択するには、スプロケツト23を回
転駆動させて、所望位置に工具を割り出して行な
う。工具マガジン20には、アームスライド25
がX軸線方向に固定してある。アームスライド2
5には、自動工具交換装置30がX軸線方向に摺
動自在に設けてある。
てある。(駆動機構は図示せず)工具マガジン2
0は、無端チエーン21に工具ソケツト22が複
数設けてある。無端チエーン21は、両スプロケ
ツト23間に掛け渡してある。工具マガジン20
内の工具を選択するには、スプロケツト23を回
転駆動させて、所望位置に工具を割り出して行な
う。工具マガジン20には、アームスライド25
がX軸線方向に固定してある。アームスライド2
5には、自動工具交換装置30がX軸線方向に摺
動自在に設けてある。
この自動工具交換装置30(第3図)には、同
時に二つの工具を交換できるタイプのものであ
る。アーム本体31内には、シリンダ装置32が
Z軸線方向に設けてある。シリンダ装置32内の
ピストンロツド33の一端には、アーム保持体3
7が固定されている。アーム保持体37には、ク
ロスアーム34が軸受38を介して設けられてい
て、クロスアーム34はほぼ四角形でありこの角
部には工具把持機構39が設けてある。この工具
把持機構39は工具の側面から押し付けるだけで
把持するタイプの周知の機構であり、本実施例で
は詳細は開示をしない。
時に二つの工具を交換できるタイプのものであ
る。アーム本体31内には、シリンダ装置32が
Z軸線方向に設けてある。シリンダ装置32内の
ピストンロツド33の一端には、アーム保持体3
7が固定されている。アーム保持体37には、ク
ロスアーム34が軸受38を介して設けられてい
て、クロスアーム34はほぼ四角形でありこの角
部には工具把持機構39が設けてある。この工具
把持機構39は工具の側面から押し付けるだけで
把持するタイプの周知の機構であり、本実施例で
は詳細は開示をしない。
シリンダ装置32と平行にベーン式揺動シリン
ダ35が設けてあり、揺動シヤフト36を180度
回転駆動する。揺動シヤフト36の他端にはクロ
スアーム34がキー結合されていて、揺動シヤフ
ト36の軸線の回りに回転駆動される。立コラム
5の前方には、工作物テーブル40が設けてあ
り、工作物テーブル40は工作物を取り付けるも
のである。工作物テーブル40はテーブル割出台
41上に回転自在に設けてあり、工作物のどの面
でも加工できるように工作物テーブル40の面に
垂直な軸B軸回りに割出し位置決めができる。テ
ーブル割出台41は、本実施例ではベツド2に固
定されたもので移動できない。本実施例の多軸ス
ピンドル型マシニングセンタ1の数値制御
(NC)装置15は、立コラム5の横に配置され
ている。
ダ35が設けてあり、揺動シヤフト36を180度
回転駆動する。揺動シヤフト36の他端にはクロ
スアーム34がキー結合されていて、揺動シヤフ
ト36の軸線の回りに回転駆動される。立コラム
5の前方には、工作物テーブル40が設けてあ
り、工作物テーブル40は工作物を取り付けるも
のである。工作物テーブル40はテーブル割出台
41上に回転自在に設けてあり、工作物のどの面
でも加工できるように工作物テーブル40の面に
垂直な軸B軸回りに割出し位置決めができる。テ
ーブル割出台41は、本実施例ではベツド2に固
定されたもので移動できない。本実施例の多軸ス
ピンドル型マシニングセンタ1の数値制御
(NC)装置15は、立コラム5の横に配置され
ている。
〈本実施例の作動〉
前記実施例の作動を以下に述べる。加工したい
工作物W1,W2をY軸線方向に2個並列して取付
治具45に設ける。(第4図参照)この取付治具
45は工作物テーブル40上にボルト等の手段で
固定する。数値制御装置15をスタートさせる
と、X軸サーボモータ、Z軸サーボモータ6、Y
軸サーボモータ10を作動させ、かつ主軸8、主
軸9を回転させながら取付治具45上の2個の工
作物W1,W2を同時に同じ加工を行なう。一つの
面が加工を終了すると工作物テーブル40をB軸
線の回りに回転割出して次の面を加工する。これ
を繰り返して4面の加工を行う。
工作物W1,W2をY軸線方向に2個並列して取付
治具45に設ける。(第4図参照)この取付治具
45は工作物テーブル40上にボルト等の手段で
固定する。数値制御装置15をスタートさせる
と、X軸サーボモータ、Z軸サーボモータ6、Y
軸サーボモータ10を作動させ、かつ主軸8、主
軸9を回転させながら取付治具45上の2個の工
作物W1,W2を同時に同じ加工を行なう。一つの
面が加工を終了すると工作物テーブル40をB軸
線の回りに回転割出して次の面を加工する。これ
を繰り返して4面の加工を行う。
工具を交換するときは、NC制御装置15の工
具交換指令で主軸頭7と、立コラム5とを移動さ
せ主軸8、主軸9を予め決められた位置に待機さ
せる。一方、工具交換装置30のアーム本体31
は、アームスライド25上をスライドして工具マ
ガジン20側へ移動し、工具マガジン側20の二
つの工具を同時につかむ。シリンダ装置32を前
方に作動させて、クロスアーム34をZ軸方向移
動させて工具マガジン20の工具ソケツト22か
ら工具を抜き取る。抜き取りが完了すると工具を
把持した状態で立コラム側5側の中間位置にアー
ム本体31を摺動して移動させる。
具交換指令で主軸頭7と、立コラム5とを移動さ
せ主軸8、主軸9を予め決められた位置に待機さ
せる。一方、工具交換装置30のアーム本体31
は、アームスライド25上をスライドして工具マ
ガジン20側へ移動し、工具マガジン側20の二
つの工具を同時につかむ。シリンダ装置32を前
方に作動させて、クロスアーム34をZ軸方向移
動させて工具マガジン20の工具ソケツト22か
ら工具を抜き取る。抜き取りが完了すると工具を
把持した状態で立コラム側5側の中間位置にアー
ム本体31を摺動して移動させる。
シリンダ装置32を再び作動させZ軸方向に引
き込む。アーム本体31を立コラム5側に移動さ
せて工具マガジン20と反対側のクロスアーム3
4の工具把持で主軸8、主軸9の工具をクランプ
する。主軸8,主軸9の工具クランプをアンクラ
ンプし、クロスアーム34を再びZ軸方向に前進
させて主軸8,主軸9から工具を抜き出す。クロ
スアーム34を旋回させて、工具マガジン側20
側の工具と、主軸8,主軸9側の工具とを位置を
入れ換える。シリンダ装置32を作動させてクロ
スアーム34をZ軸方向に後退させる。主軸8、
主軸9の工具クランプ手段で工具をクランプす
る。再び工具マガジン20側にクロスアーム34
はスライドして最初の中間位置で待機している。
き込む。アーム本体31を立コラム5側に移動さ
せて工具マガジン20と反対側のクロスアーム3
4の工具把持で主軸8、主軸9の工具をクランプ
する。主軸8,主軸9の工具クランプをアンクラ
ンプし、クロスアーム34を再びZ軸方向に前進
させて主軸8,主軸9から工具を抜き出す。クロ
スアーム34を旋回させて、工具マガジン側20
側の工具と、主軸8,主軸9側の工具とを位置を
入れ換える。シリンダ装置32を作動させてクロ
スアーム34をZ軸方向に後退させる。主軸8、
主軸9の工具クランプ手段で工具をクランプす
る。再び工具マガジン20側にクロスアーム34
はスライドして最初の中間位置で待機している。
〈他の実施例〉
本考案は、前記実施例に限定されるものでな
く、本考案の範囲内で以下の変形例もとり得る。
く、本考案の範囲内で以下の変形例もとり得る。
前記実施例では、二つの主軸間隔は調節できな
いが、工作物の大きさなどに応じてねじ機構等で
機械の休止中間隔を調節できるタイプでも良い。
また、前記問題点を解決する手段、実施例では二
つの主軸と限定したが必ずしも二つの主軸に限定
する必要はなく複数の主軸であれば良い。工具マ
ガジン20は、工具の配置を円周上の位置に配置
したもの、マトリツクス状に配置したものなどそ
の工具貯蔵の形式を問わない。また、自動工具交
換装置30は、同時に工具を2本交換するもので
あるが、1本単位で交換するタイプでも良い。
いが、工作物の大きさなどに応じてねじ機構等で
機械の休止中間隔を調節できるタイプでも良い。
また、前記問題点を解決する手段、実施例では二
つの主軸と限定したが必ずしも二つの主軸に限定
する必要はなく複数の主軸であれば良い。工具マ
ガジン20は、工具の配置を円周上の位置に配置
したもの、マトリツクス状に配置したものなどそ
の工具貯蔵の形式を問わない。また、自動工具交
換装置30は、同時に工具を2本交換するもので
あるが、1本単位で交換するタイプでも良い。
〈考案の効果〉
複数の工作物を同時に加工でき、対向した工作
物の側面も加工できる。また、加工工具が多数収
納できるので複数種類の加工に対応できる。
物の側面も加工できる。また、加工工具が多数収
納できるので複数種類の加工に対応できる。
第1図は本考案の実施例をしめす立体外観図、
第2図は第1図の平面図、第3図は自動工具交換
装置の断面図、第4図は本考案の工作物の固定状
況を示す図、第5図は従来技術の工作物の固定状
況を示す図である。 1……2軸スピンドル型マシニングセンタ、2
……ベツド、5……立コラム、8……主軸、9…
…主軸、10……Y軸サーボモータ、20……工
具マガジン、30……自動工具交換装置、34…
…クロスアーム、40……工作物テーブル。
第2図は第1図の平面図、第3図は自動工具交換
装置の断面図、第4図は本考案の工作物の固定状
況を示す図、第5図は従来技術の工作物の固定状
況を示す図である。 1……2軸スピンドル型マシニングセンタ、2
……ベツド、5……立コラム、8……主軸、9…
…主軸、10……Y軸サーボモータ、20……工
具マガジン、30……自動工具交換装置、34…
…クロスアーム、40……工作物テーブル。
Claims (1)
- 上面にすべり案内面を備えたベツドと、前記す
べり案内面上をサーボ装置により平面的に摺動し
て駆動される立コラムと、前記立コラム内に設け
られた複数の主軸の軸線が前記平面と平行な方向
でかつ前記平面と垂直な方向に並列させて配置し
た複数の主軸と、前記複数の主軸を回転駆動する
主軸駆動モータと、前記複数の主軸を前記主軸軸
線と垂直な方向に駆動させるサーボモータと、工
作物を固定して前記平面と垂直な軸で回転割出し
する工作物テーブルと、前記ベツドの近傍に設け
られ前記複数の主軸で使用する工具を貯蔵する工
具マガジンと、前記複数の主軸と前記工具マガジ
ンの間で工具を交換する自動工具交換装置とを備
えた多軸スピンドル型マシニングセンタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP106787U JPH0418763Y2 (ja) | 1987-01-09 | 1987-01-09 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP106787U JPH0418763Y2 (ja) | 1987-01-09 | 1987-01-09 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63110336U JPS63110336U (ja) | 1988-07-15 |
JPH0418763Y2 true JPH0418763Y2 (ja) | 1992-04-27 |
Family
ID=30778627
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP106787U Expired JPH0418763Y2 (ja) | 1987-01-09 | 1987-01-09 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0418763Y2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH042434A (ja) * | 1990-04-16 | 1992-01-07 | Hitachi Seiki Co Ltd | 工作機械 |
KR100321138B1 (ko) * | 1999-06-04 | 2002-03-18 | 김재복 | 2 스핀들을 부착한 3축 이송의 에어콘용 스크롤 가공기 |
EP3715051B1 (de) * | 2020-07-24 | 2024-04-03 | Fill Gesellschaft m.b.H. | Werkzeugmaschine und verfahren zum betreiben der werkzeugmaschine |
EP4403298A3 (de) * | 2023-12-21 | 2024-09-25 | Fill Gesellschaft m.b.H. | Werkzeugmaschine, sowie ein verfahren zum betreiben der werkzeugmaschine |
-
1987
- 1987-01-09 JP JP106787U patent/JPH0418763Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63110336U (ja) | 1988-07-15 |
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