JPH0369651B2 - - Google Patents
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- JPH0369651B2 JPH0369651B2 JP59020097A JP2009784A JPH0369651B2 JP H0369651 B2 JPH0369651 B2 JP H0369651B2 JP 59020097 A JP59020097 A JP 59020097A JP 2009784 A JP2009784 A JP 2009784A JP H0369651 B2 JPH0369651 B2 JP H0369651B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tool
- arm
- support device
- arm support
- magazine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 description 9
- 101100298225 Caenorhabditis elegans pot-2 gene Proteins 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Automatic Tool Replacement In Machine Tools (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は工作機械に用いられる自動工具交換装
置に関する。
置に関する。
工具が収納される工具ポツトを多数備えた工具
貯蔵用マガジン(以下「工具マガジン」と称す
る)を、その工具ポツトの軸線を工作機械の主軸
と直交する方向に向けて工作機械のコラムの一側
部に配設した場合において、工具マガジンと工作
機械との間の工具交換は、工具どうしの干渉を避
けるため、工具交換用アームの他に中間アームお
よび中間ポツトを採用する方法(例えば特開昭55
−144946号公報)、あるいは、工具交換位置に割
出された工具ポツトを、その軸線が工作機械の主
軸と平行となる位置まで旋回させる方法などが採
用されている。
貯蔵用マガジン(以下「工具マガジン」と称す
る)を、その工具ポツトの軸線を工作機械の主軸
と直交する方向に向けて工作機械のコラムの一側
部に配設した場合において、工具マガジンと工作
機械との間の工具交換は、工具どうしの干渉を避
けるため、工具交換用アームの他に中間アームお
よび中間ポツトを採用する方法(例えば特開昭55
−144946号公報)、あるいは、工具交換位置に割
出された工具ポツトを、その軸線が工作機械の主
軸と平行となる位置まで旋回させる方法などが採
用されている。
このような従来の工具交換方法は、中間アー
ム、中間ポツトなどを介在させているため、自動
工具交換装置の構造が複雑となり、また工具交換
動作が多く、工具交換時間が長くなるという欠点
がある。また、工具ポツトを旋回させる方法は、
工具マガジンの構造が複雑になるという問題があ
る。
ム、中間ポツトなどを介在させているため、自動
工具交換装置の構造が複雑となり、また工具交換
動作が多く、工具交換時間が長くなるという欠点
がある。また、工具ポツトを旋回させる方法は、
工具マガジンの構造が複雑になるという問題があ
る。
本発明はこのような点を考慮してなされたもの
であり、構造が簡単で工具交換時間を短縮するこ
とのできる自動工具交換装置を提供することを目
的とする。
であり、構造が簡単で工具交換時間を短縮するこ
とのできる自動工具交換装置を提供することを目
的とする。
本発明は、工具マガジンが、工具を収納する工
具ポツトの軸線を工作機械の主軸と直交する方向
に向けて配設されている場合において、工具マガ
ジンの工具交換位置に割出された工具ポツトと、
工作機械の主軸との間で、工具を自動的に交換す
る自動工具交換装置に関するものであり、先端に
工具把持部が形成されている交換用アームと、こ
のアームを回転および回転軸の方向に進退移動さ
せるアーム駆動機構を備えたアーム支持装置と、
アーム支持装置を旋回可能に保持するとともに、
工具マガジンと工作機械の主軸との間を移動する
キヤリツジと、アーム支持装置を旋回駆動するア
ーム旋回駆動機構とからなることを特徴としてい
る。
具ポツトの軸線を工作機械の主軸と直交する方向
に向けて配設されている場合において、工具マガ
ジンの工具交換位置に割出された工具ポツトと、
工作機械の主軸との間で、工具を自動的に交換す
る自動工具交換装置に関するものであり、先端に
工具把持部が形成されている交換用アームと、こ
のアームを回転および回転軸の方向に進退移動さ
せるアーム駆動機構を備えたアーム支持装置と、
アーム支持装置を旋回可能に保持するとともに、
工具マガジンと工作機械の主軸との間を移動する
キヤリツジと、アーム支持装置を旋回駆動するア
ーム旋回駆動機構とからなることを特徴としてい
る。
本発明によれば、アーム支持装置をほぼ90°旋
回させることにより、交換用アームの工具把持部
を直接、工具マガジンの工具交換位置に割出され
た工具に挿入して把持し、工具の取出しを行うこ
とができるとともに、交換用アームの進退移動を
利用して、使用済工具を、直接、工具マガジンに
収納することができる。
回させることにより、交換用アームの工具把持部
を直接、工具マガジンの工具交換位置に割出され
た工具に挿入して把持し、工具の取出しを行うこ
とができるとともに、交換用アームの進退移動を
利用して、使用済工具を、直接、工具マガジンに
収納することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施例について
説明する。
説明する。
第1図および第2図は、本発明による自動工具
交換装置の一実施例を示す正面図および第1図
−線断面図である。図において符号11は、工
作機械10のベツドであり、このベツド11上に
コラム12が紙面に対し垂直方向に移動可能に搭
載されている。コラム12の右側部には、主軸1
3を備えた主軸頭14が、昇降自在に装着されて
いる。
交換装置の一実施例を示す正面図および第1図
−線断面図である。図において符号11は、工
作機械10のベツドであり、このベツド11上に
コラム12が紙面に対し垂直方向に移動可能に搭
載されている。コラム12の右側部には、主軸1
3を備えた主軸頭14が、昇降自在に装着されて
いる。
コラム12の左側部には、工具が収納される工
具ポツト21を多数備えた工具マガジン20が、
工作機械10とは独立して床上に配設されてい
る。工具ポツト21は搬送チエーン22に取付け
られ、順次、工具交換位置に対し割出し移送され
得るようになつている(第5図参照)。また、こ
れらの工具ポツト21の軸線は、主軸13の軸線
方向と直交する方向に配設されている。
具ポツト21を多数備えた工具マガジン20が、
工作機械10とは独立して床上に配設されてい
る。工具ポツト21は搬送チエーン22に取付け
られ、順次、工具交換位置に対し割出し移送され
得るようになつている(第5図参照)。また、こ
れらの工具ポツト21の軸線は、主軸13の軸線
方向と直交する方向に配設されている。
コラム12の前壁面(主軸13の装着側)に
は、上下に一対の水平ガイドレール31が取付け
られている。また、工具マガジン20の前面側壁
面にも、前記ガイドレール31と所定の隙間を有
して連続するように、上下一対の水平ガイドレー
ル32が取付けられている。これらのガイドレー
ル31,32は、主軸13の近傍位置から、工具
ポツト21が装着されている工具マガジン20の
左側端位置まで延びている。
は、上下に一対の水平ガイドレール31が取付け
られている。また、工具マガジン20の前面側壁
面にも、前記ガイドレール31と所定の隙間を有
して連続するように、上下一対の水平ガイドレー
ル32が取付けられている。これらのガイドレー
ル31,32は、主軸13の近傍位置から、工具
ポツト21が装着されている工具マガジン20の
左側端位置まで延びている。
符号33はキヤリツジであり、キヤリツジ33
の背面は、ガイドレール31,32に対し移動可
能に装着されている。また、符号40は、先端に
工具把持部が形成されている工具交換用アーム4
1を回転および回転軸の方向に進退移動可能に支
持するアーム支持装置である。アーム支持装置4
0は、その端部が旋回軸34を介してキヤリツジ
33に旋回可能に取付けられている。また、アー
ム支持装置40の背面には、第3図に示すよう
に、ガイドレール31,32の長手方向と直交す
る方向に向いたピン42が、上下一対のガイドレ
ール32のほぼ中間付近まで突出して固着されて
いる。このピン42は、その切欠部を主軸13方
向に向けて配設されたフツク35に係合可能とさ
れている。フツク35は、工具マガジン20に対
し、ピン36を介して水平方向に揺動可能に取付
けられた油圧シリンダ37のピストンロツド38
の先端に固着されている。
の背面は、ガイドレール31,32に対し移動可
能に装着されている。また、符号40は、先端に
工具把持部が形成されている工具交換用アーム4
1を回転および回転軸の方向に進退移動可能に支
持するアーム支持装置である。アーム支持装置4
0は、その端部が旋回軸34を介してキヤリツジ
33に旋回可能に取付けられている。また、アー
ム支持装置40の背面には、第3図に示すよう
に、ガイドレール31,32の長手方向と直交す
る方向に向いたピン42が、上下一対のガイドレ
ール32のほぼ中間付近まで突出して固着されて
いる。このピン42は、その切欠部を主軸13方
向に向けて配設されたフツク35に係合可能とさ
れている。フツク35は、工具マガジン20に対
し、ピン36を介して水平方向に揺動可能に取付
けられた油圧シリンダ37のピストンロツド38
の先端に固着されている。
旋回軸34は、その上下端をキヤリツジ33に
対し回転可能に支持されている。また旋回軸34
は、第2図に示すように、工具交換位置に割出さ
れた工具マガジン20の工具ポツト21の軸線の
延長線L上に配設されている。
対し回転可能に支持されている。また旋回軸34
は、第2図に示すように、工具交換位置に割出さ
れた工具マガジン20の工具ポツト21の軸線の
延長線L上に配設されている。
第4図はアーム支持装置40の構造を示す縦断
面図である。アーム支持装置40の本体ケーシン
グ43内には、固定軸44が一端を突出させた状
態で固着され、この固定軸44に対し、中空状の
回転軸45が、回転および進退移動可能に嵌着さ
れている。そしてこの中空状の回転軸45に対し
交換用アーム41が嵌合固定されている。中空状
の回転軸45と固定軸44との間には、中空状の
回転軸45にピストン運動を生じさせるため2つ
の密封空間46a,46bが形成され、それぞれ
の空間46a,46bに対し、固定軸44に穿設
された2つの油圧通路47a,47bの一端が開
口している。また、中空状の回転軸45の後端部
には、平歯車48が中空状の回転軸45と同軸に
形成されている。
面図である。アーム支持装置40の本体ケーシン
グ43内には、固定軸44が一端を突出させた状
態で固着され、この固定軸44に対し、中空状の
回転軸45が、回転および進退移動可能に嵌着さ
れている。そしてこの中空状の回転軸45に対し
交換用アーム41が嵌合固定されている。中空状
の回転軸45と固定軸44との間には、中空状の
回転軸45にピストン運動を生じさせるため2つ
の密封空間46a,46bが形成され、それぞれ
の空間46a,46bに対し、固定軸44に穿設
された2つの油圧通路47a,47bの一端が開
口している。また、中空状の回転軸45の後端部
には、平歯車48が中空状の回転軸45と同軸に
形成されている。
本体ケーシング43内には、さらに、中空状の
回転軸45を旋回駆動する機構が設けられてい
る。すなわち、中空状の回転軸45が前進した位
置(第4図では左方向移動した位置)にある場合
の平歯車48aと噛合うラツク49が、紙面に対
して垂直方向に移動可能に配設されている。この
ラツク49の移動は、例えば油圧駆動装置51に
より行われ、側部がピニオンガイド52に設けら
れたガイドキー53によりガイドされるようにな
つている。ピニオンガイド52は、中空状の回転
軸45が前進した際、平歯車48aをラツク49
と正確に係合させるために設けられており、本体
ケーシング43に対し固定されている。また、中
空状の回転軸45が後退した位置にある場合の平
歯車48と噛合う揺動ラツク54が、ピニオンガ
イド52に対して皿ばね(図示せず)を用いて、
紙面垂直方向に微小移動可能に取付けられてい
る。
回転軸45を旋回駆動する機構が設けられてい
る。すなわち、中空状の回転軸45が前進した位
置(第4図では左方向移動した位置)にある場合
の平歯車48aと噛合うラツク49が、紙面に対
して垂直方向に移動可能に配設されている。この
ラツク49の移動は、例えば油圧駆動装置51に
より行われ、側部がピニオンガイド52に設けら
れたガイドキー53によりガイドされるようにな
つている。ピニオンガイド52は、中空状の回転
軸45が前進した際、平歯車48aをラツク49
と正確に係合させるために設けられており、本体
ケーシング43に対し固定されている。また、中
空状の回転軸45が後退した位置にある場合の平
歯車48と噛合う揺動ラツク54が、ピニオンガ
イド52に対して皿ばね(図示せず)を用いて、
紙面垂直方向に微小移動可能に取付けられてい
る。
第1図および第2図において、符号55は、キ
ヤリツジ33を往復移動させる油圧シリンダであ
り、ピストンロツド56をガイドレール31,3
2と平行に、主軸13方向に向けて、工具マガジ
ン20に取付け固定されている。ピストンロツド
56の先端は、キヤリツジ33の下端部に連結さ
れている。
ヤリツジ33を往復移動させる油圧シリンダであ
り、ピストンロツド56をガイドレール31,3
2と平行に、主軸13方向に向けて、工具マガジ
ン20に取付け固定されている。ピストンロツド
56の先端は、キヤリツジ33の下端部に連結さ
れている。
次に第2図および第6図を参照して本実施例の
作用について説明する。
作用について説明する。
まず、第2図および第6図に示す状態におい
て、主軸13に装着されている使用済工具T1を
抜き出し、工具マガジン20に貯蔵されている新
工具T2を主軸13に装着する作用を説明する。
なお、ここで工具とは、主軸および工具マガジン
に装着されるテーパシヤンク部を有する工具ホル
ダに保持されている工具を意味する。したがつて
工具を交換するとは、工具ホルダを把持して、工
具ホルダごと交換することを意味する。
て、主軸13に装着されている使用済工具T1を
抜き出し、工具マガジン20に貯蔵されている新
工具T2を主軸13に装着する作用を説明する。
なお、ここで工具とは、主軸および工具マガジン
に装着されるテーパシヤンク部を有する工具ホル
ダに保持されている工具を意味する。したがつて
工具を交換するとは、工具ホルダを把持して、工
具ホルダごと交換することを意味する。
工具交換指令に基づき、工具マガジン20内の
工具ポツトのうち、所定の工具T2が収納されて
いる工具ポツト21が、工具交換位置に割出され
る。この工具交換位置に割出された工具ポツト2
1の軸心は、第1図に示すように主軸13の同一
水平面内にある。
工具ポツトのうち、所定の工具T2が収納されて
いる工具ポツト21が、工具交換位置に割出され
る。この工具交換位置に割出された工具ポツト2
1の軸心は、第1図に示すように主軸13の同一
水平面内にある。
次に、油圧シリンダ37が作動し、ピストンロ
ツド38を押出す。この作動により、アーム支持
装置40の背面に設けられたピン42が、フツク
35により押され、アーム支持装置40が旋回軸
34を中心に工具マガジン20の方向に旋回する
(第6図)。油圧シリンダ37は、ピン36を介
して水平方向に揺動可能に取付けられているの
で、アーム支持装置40を旋回させるためのピス
トンロツド38の押出し動作はスムーズに行われ
る。
ツド38を押出す。この作動により、アーム支持
装置40の背面に設けられたピン42が、フツク
35により押され、アーム支持装置40が旋回軸
34を中心に工具マガジン20の方向に旋回する
(第6図)。油圧シリンダ37は、ピン36を介
して水平方向に揺動可能に取付けられているの
で、アーム支持装置40を旋回させるためのピス
トンロツド38の押出し動作はスムーズに行われ
る。
アーム支持装置40は、工具マガジン20の方
向へ90°旋回され、交換用アーム41の先端の工
具把持部が、第5図に示すように、工具交換位置
に割出されている工具ポツト21に収納された工
具T2に、横方向から直接挿入係合する(この状
態の交換用アームを符号41aで示す)。この場
合、中空状の回転軸45に形成された平歯車48
が揺動ラツク54と噛合うことにより、交換用ア
ーム41に微小な揺動運動が与えられ、工具把持
部と工具T2との係合動作がスムーズに行われる
(第4図参照)。
向へ90°旋回され、交換用アーム41の先端の工
具把持部が、第5図に示すように、工具交換位置
に割出されている工具ポツト21に収納された工
具T2に、横方向から直接挿入係合する(この状
態の交換用アームを符号41aで示す)。この場
合、中空状の回転軸45に形成された平歯車48
が揺動ラツク54と噛合うことにより、交換用ア
ーム41に微小な揺動運動が与えられ、工具把持
部と工具T2との係合動作がスムーズに行われる
(第4図参照)。
工具T2が交換用アーム41により把持される
と、中空状の回転軸45内の密封空間46aに油
圧通路47aを通して圧力油が供給され、中空状
の回転軸45が固定軸44に沿つて押出され、交
換用アーム41が回転軸の方向に前進する(第6
図)。この交換用アーム41の前進動作により、
工具ポツト21から工具T2が抜き出される(符
号41bで示す)。
と、中空状の回転軸45内の密封空間46aに油
圧通路47aを通して圧力油が供給され、中空状
の回転軸45が固定軸44に沿つて押出され、交
換用アーム41が回転軸の方向に前進する(第6
図)。この交換用アーム41の前進動作により、
工具ポツト21から工具T2が抜き出される(符
号41bで示す)。
続いて、油圧シリンダ37がピストンロツド3
8を引込む動作を行うと、ピン42がフツク35
に引張られ、アーム支持装置40が、第6図に
示すように旋回軸34を中心に再び逆方向に90°
旋回する(符号41cで示す)。
8を引込む動作を行うと、ピン42がフツク35
に引張られ、アーム支持装置40が、第6図に
示すように旋回軸34を中心に再び逆方向に90°
旋回する(符号41cで示す)。
中空状の回転軸45の密封空間46bに、油圧
通路47bを通して圧力油を供給し、中空状の回
転軸45および交換用アーム41を後退移動させ
る(第6図)。
通路47bを通して圧力油を供給し、中空状の回
転軸45および交換用アーム41を後退移動させ
る(第6図)。
次に、油圧シリンダ55を作動し、ピストンロ
ツド56を押出すことにより、キヤリツジ33が
ガイドレール32,31(図示省略)に沿つて主
軸13方向へ移動する(なお、このキヤリツジ3
3の移動を可能とするため、コラム12はガイド
レール31が工具マガジン20側のガイドレール
32と連続する位置まで、ベツド11上を移動し
ていることが必要である。)。キヤリツジ33が移
動し主軸13の近傍位置まで来ると(符号33a
で示す)、交換用アーム41dの他端側(工具T
2を把持していない側)が、主軸13に装着され
ている工具T1に横方向から挿入係合される(第
6図)。
ツド56を押出すことにより、キヤリツジ33が
ガイドレール32,31(図示省略)に沿つて主
軸13方向へ移動する(なお、このキヤリツジ3
3の移動を可能とするため、コラム12はガイド
レール31が工具マガジン20側のガイドレール
32と連続する位置まで、ベツド11上を移動し
ていることが必要である。)。キヤリツジ33が移
動し主軸13の近傍位置まで来ると(符号33a
で示す)、交換用アーム41dの他端側(工具T
2を把持していない側)が、主軸13に装着され
ている工具T1に横方向から挿入係合される(第
6図)。
この状態で交換用アームを前進させると、主軸
13に装着されていた工具T1は引抜かれて交換
用アームの他端側に把持される(第6図)。
13に装着されていた工具T1は引抜かれて交換
用アームの他端側に把持される(第6図)。
次に、油圧駆動装置51を作動してラツク49
を紙面に対し垂直方向に移動させると、ラツク4
9に噛合つている中空状の回転軸45の平歯車4
8aが回転させられ、交換用アーム41eが固定
軸44を中心として180°回転する(第6図)。
を紙面に対し垂直方向に移動させると、ラツク4
9に噛合つている中空状の回転軸45の平歯車4
8aが回転させられ、交換用アーム41eが固定
軸44を中心として180°回転する(第6図)。
そして再び交換用アームを後退移動させると、
交換用アーム41eの先端に把持されている新工
具T2のテーパ部が主軸13内に挿入され、例え
ばプルスタツドをクランプすることにより主軸1
3内に固定される(第6図)。
交換用アーム41eの先端に把持されている新工
具T2のテーパ部が主軸13内に挿入され、例え
ばプルスタツドをクランプすることにより主軸1
3内に固定される(第6図)。
続いて油圧シリンダ55を作動させてピストン
ロツド56aを引込めると、キヤリツジ33が工
具マガジン20側に移動するとともに、新工具T
2と交換用アーム41との係合が解放され、新工
具T2の主軸13への装着動作が終了する(第6
図)。
ロツド56aを引込めると、キヤリツジ33が工
具マガジン20側に移動するとともに、新工具T
2と交換用アーム41との係合が解放され、新工
具T2の主軸13への装着動作が終了する(第6
図)。
キヤリツジ33が工具マガジン20側に移動し
て、ガイドレール32上に完全に移つた後は、ラ
ム12および主軸頭14を所定の位置に移動させ
て、新工具T2によるワークの加工を開始でき
る。
て、ガイドレール32上に完全に移つた後は、ラ
ム12および主軸頭14を所定の位置に移動させ
て、新工具T2によるワークの加工を開始でき
る。
キヤリツジ33が工具マガジン20の所定端位
置まで移動すると、アーム支持装置40の背面に
設けられたピン42が横方向からフツク35に係
合する。
置まで移動すると、アーム支持装置40の背面に
設けられたピン42が横方向からフツク35に係
合する。
続いて次の動作により、使用済工具T1の工具
マガジン20への収納作業がなされる。
マガジン20への収納作業がなされる。
まず、中空状の回転軸45を作動させて交換用
アーム41を前進させる(第6図xi)。続いて油
圧シリンダ37を作動して、アーム支持装置40
を、旋回軸34を中心に工具マガジン20側へ
90°旋回する(第6図xii)。続いて交換用アーム4
1を後退させると、交換用アームの先端に把持さ
れている工具T1のテーパ部が、工具ポツトに挿
入され、適宜な方法によりクランプされる(第6
図)。そして、油圧シリンダ37を再び作動
してピストンロツド38を引込めると、アーム支
持装置40が旋回し、第2図に示す位置に復帰す
る(第6図)。この際、交換用アーム41と
工具T1との係合が解放され、使用済工具T1の
工具マガジン20への収納動作が終了する。
アーム41を前進させる(第6図xi)。続いて油
圧シリンダ37を作動して、アーム支持装置40
を、旋回軸34を中心に工具マガジン20側へ
90°旋回する(第6図xii)。続いて交換用アーム4
1を後退させると、交換用アームの先端に把持さ
れている工具T1のテーパ部が、工具ポツトに挿
入され、適宜な方法によりクランプされる(第6
図)。そして、油圧シリンダ37を再び作動
してピストンロツド38を引込めると、アーム支
持装置40が旋回し、第2図に示す位置に復帰す
る(第6図)。この際、交換用アーム41と
工具T1との係合が解放され、使用済工具T1の
工具マガジン20への収納動作が終了する。
これらの一連の動作は、一般のシーケンス技術
を用いて制御される。
を用いて制御される。
なお、アーム支持装置40を旋回させるアーム
旋回駆動機構としては、例えば、旋回軸34にピ
ニオンを嵌着し、これに噛合うラツクを油圧シリ
ンダで駆動して旋回軸34を直接回動させる機構
とすることもできる。また、キヤリツジ33の移
動方法としては、油圧シリンダ55による直動方
式の他に、例えば歯車の噛合いを用いた走行方
式、チエーン駆動方式等を用いることもできる。
さらに、主軸頭14が、例えば第1図、第2図に
おいてコラム12の左側部にあるような場合に
は、工作機械側のガイドレール31を省略するこ
とも可能である。
旋回駆動機構としては、例えば、旋回軸34にピ
ニオンを嵌着し、これに噛合うラツクを油圧シリ
ンダで駆動して旋回軸34を直接回動させる機構
とすることもできる。また、キヤリツジ33の移
動方法としては、油圧シリンダ55による直動方
式の他に、例えば歯車の噛合いを用いた走行方
式、チエーン駆動方式等を用いることもできる。
さらに、主軸頭14が、例えば第1図、第2図に
おいてコラム12の左側部にあるような場合に
は、工作機械側のガイドレール31を省略するこ
とも可能である。
また、本実施例では、キヤリツジが移動するガ
イドレールを、工具マガジンの前壁面および工作
機械のコラムの前壁面に配設し、アーム支持装置
の90°旋回を利用して工具ポツトに工具を挿入す
る例を示したが、この逆に、ガイドレールを、例
えば工具マガジンの側壁面あるいはコラムの側壁
面に配設し、キヤリツジおよびアーム支持装置を
主軸と平行にコラム前壁面位置まで移動させ、ア
ーム支持装置の90°旋回を利用して主軸に工具を
挿入するようにしても良い。この変形例は、主軸
が工具マガジン側に位置している場合、あるいは
コラムを2本有する門型工作機械の場合などにお
いて有効である。
イドレールを、工具マガジンの前壁面および工作
機械のコラムの前壁面に配設し、アーム支持装置
の90°旋回を利用して工具ポツトに工具を挿入す
る例を示したが、この逆に、ガイドレールを、例
えば工具マガジンの側壁面あるいはコラムの側壁
面に配設し、キヤリツジおよびアーム支持装置を
主軸と平行にコラム前壁面位置まで移動させ、ア
ーム支持装置の90°旋回を利用して主軸に工具を
挿入するようにしても良い。この変形例は、主軸
が工具マガジン側に位置している場合、あるいは
コラムを2本有する門型工作機械の場合などにお
いて有効である。
以上説明したように、本発明によれば、工具マ
ガジンが、工具を収納する工具ポツトの軸線を、
工作機械の主軸と直交する方向に向けて配設され
ている場合において、従来のように、中間アー
ム、中間ポツトを介在させたり、工具ポツトを
90°旋回させる機構を設けたりしなくても、交換
用アームを旋回させるのみで、直接工具の把持動
作を行うことができる。したがつて自動工具交換
装置の構造が簡単となるとともに、工具交換時間
の短縮化を図ることができる。さらに交換動作が
比較的単純であるため、交換動作の制御が簡単と
なる。
ガジンが、工具を収納する工具ポツトの軸線を、
工作機械の主軸と直交する方向に向けて配設され
ている場合において、従来のように、中間アー
ム、中間ポツトを介在させたり、工具ポツトを
90°旋回させる機構を設けたりしなくても、交換
用アームを旋回させるのみで、直接工具の把持動
作を行うことができる。したがつて自動工具交換
装置の構造が簡単となるとともに、工具交換時間
の短縮化を図ることができる。さらに交換動作が
比較的単純であるため、交換動作の制御が簡単と
なる。
第1図は本発明による自動工具交換装置の一実
施例を示す正面図、第2図は第1図−線断面
図、第3図は第2図−線方向に見た部分断面
図、第4図は第2図−線断面図、第5図は第
1図矢印方向から見た図、第6図乃至は
本発明の作用を示す説明図である。 10……工作機械、12……コラム、13……
主軸、20……工具マガジン、21……工具ポツ
ト、31,32……ガイドレール、33……キヤ
リツジ、34……旋回軸、35……フツク、37
……油圧シリンダ、40……アーム支持装置、4
1……交換用アーム、42……ピン、55……油
圧シリンダ、T1,T2……工具。
施例を示す正面図、第2図は第1図−線断面
図、第3図は第2図−線方向に見た部分断面
図、第4図は第2図−線断面図、第5図は第
1図矢印方向から見た図、第6図乃至は
本発明の作用を示す説明図である。 10……工作機械、12……コラム、13……
主軸、20……工具マガジン、21……工具ポツ
ト、31,32……ガイドレール、33……キヤ
リツジ、34……旋回軸、35……フツク、37
……油圧シリンダ、40……アーム支持装置、4
1……交換用アーム、42……ピン、55……油
圧シリンダ、T1,T2……工具。
Claims (1)
- 1 工具が収納される工具ポツトを多数備えた工
具マガジンと前記工具ポツトの軸線と直交する方
向に配設されている工作機械の主軸との間で、工
具を自動的に交換する自動工具交換装置におい
て、先端に工具把持部が形成されている交換用ア
ームと;前記交換用アームを回転および回転軸の
方向に進退移動させるアーム駆動機構を備えたア
ーム支持装置と;工具マガジンの前壁面および工
作機械のコラムの前壁面にそれぞれ互いに連続す
る関係で設けられたガイドレールと;前記アーム
支持装置を旋回可能に保持するとともに、工具マ
ガジンと工作機械の主軸との間を前記ガイドレー
ルに沿つて移動するキヤリツジと;アーム支持装
置の背面に設けられたピンと、工具マガジンに取
付けられピストンロツドの先端に前記ピンと係合
するフツクが設けられている油圧シリンダとを備
え、工具マガジンの工具交換位置における工具ポ
ツトの軸線の延長上に配置された旋回中心を中心
としてアーム支持装置を旋回駆動するアーム旋回
駆動機構と;を具備していることを特徴とする自
動工具交換装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009784A JPS60167739A (ja) | 1984-02-08 | 1984-02-08 | 自動工具交換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009784A JPS60167739A (ja) | 1984-02-08 | 1984-02-08 | 自動工具交換装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60167739A JPS60167739A (ja) | 1985-08-31 |
JPH0369651B2 true JPH0369651B2 (ja) | 1991-11-01 |
Family
ID=12017611
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009784A Granted JPS60167739A (ja) | 1984-02-08 | 1984-02-08 | 自動工具交換装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60167739A (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62188641A (ja) * | 1986-02-13 | 1987-08-18 | Kitamura Kikai Kk | 自動工具交換方法およびその装置 |
JPH0623398Y2 (ja) * | 1988-03-16 | 1994-06-22 | 東芝機械株式会社 | 自動工具交換装置 |
KR100779826B1 (ko) * | 2001-12-31 | 2007-11-28 | 두산인프라코어 주식회사 | 업/다운 구조를 갖는 공작기계의 암이 필요없는 자동공구교환장치 |
CN102615540A (zh) * | 2012-04-20 | 2012-08-01 | 邵文远 | 一种机械手自动换刀机构 |
CN209207055U (zh) * | 2018-12-18 | 2019-08-06 | 苏州谷夫道自动化科技有限公司 | 刀库组件及加工中心 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4126233A (en) * | 1977-03-03 | 1978-11-21 | Kearney & Trecker Corporation | Tool transfer mechanism for machine tools |
-
1984
- 1984-02-08 JP JP2009784A patent/JPS60167739A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60167739A (ja) | 1985-08-31 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |