JPS6043224B2 - 連続鋳造機におけるロ−ルの管理方法 - Google Patents

連続鋳造機におけるロ−ルの管理方法

Info

Publication number
JPS6043224B2
JPS6043224B2 JP14838178A JP14838178A JPS6043224B2 JP S6043224 B2 JPS6043224 B2 JP S6043224B2 JP 14838178 A JP14838178 A JP 14838178A JP 14838178 A JP14838178 A JP 14838178A JP S6043224 B2 JPS6043224 B2 JP S6043224B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roll
rolls
slab
continuous casting
bending
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP14838178A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5575864A (en
Inventor
文雄 今井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Steel Corp filed Critical Nippon Steel Corp
Priority to JP14838178A priority Critical patent/JPS6043224B2/ja
Publication of JPS5575864A publication Critical patent/JPS5575864A/ja
Publication of JPS6043224B2 publication Critical patent/JPS6043224B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22DCASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
    • B22D11/00Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths
    • B22D11/12Accessories for subsequent treating or working cast stock in situ
    • B22D11/128Accessories for subsequent treating or working cast stock in situ for removing
    • B22D11/1287Rolls; Lubricating, cooling or heating rolls while in use

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Continuous Casting (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は連続鋳造機において鋳造中に曲りロールを矯正
もしくは曲りの進行を抑止し、鋳造最中の鋳片の品質の
劣化を防止するロールの管理方法に関するものである。
連続鋳造法にて鋳片を製造する場合に、鋳片の内部品質
とロールとは密接な関係にあることはよく知られている
。すなわち鋳片の未凝固部の存在する部位においてロー
ルに曲りがあると、鋳片の中心割れ、中心偏析並びに内
部割れ等の欠陥が生じ易い。而して現状においては、こ
のロール曲りを厳密に管理すべく、連続鋳造作業の停止
時期、例えば定期点検の時期にこの曲り機械的もしくは
手動により測定し、管理限界から外れているロールにつ
−いては、これを管理限界値内へ戻す操作を行なうこと
により、上記の品質欠陥が生じないようにしている。
この管理であれば、定常操作が行なわれている限り、理
論的には鋳片品質に上記欠陥を与える可。
能性はないが、実際問題として上記の静的なロール曲り
の管理により、各ロール全てが管理限界値内に入つてい
る場合であつても実際の鋳片に品質欠陥が生じる場合も
多々ある。そこで本発明者等が上記の現象について詳細
に調査したところ、品質欠陥を与えたと思われるロール
は鋳造中その長手方向で大きな曲り変化が生じていたこ
とを確認した。
上記鋳造鋳片の品質に悪影響を与える要因の一つは鋳造
中のロール曲りであるが、このようにロールに曲りが生
じている場合には上下ロール間隔は鋳造中のロール回転
につれ、狭くなつたり広くなつたり連続的に変化する。
このロールの曲りは最初小さくとも、鋳造中に受ける鋳
片からの熱負荷、機械的負荷あるいは操業形態等により
鋳造中に進行して行くことも知見した。
かくしてみると、上記の静的なロール曲り管理では、当
然鋳造中のロールの曲り方向あるいはその曲り量変化を
把握することができないため、ロール曲りが著しい場合
には鋳片品質に欠陥を生じさせることとなる。
しかるに現状においてはもつぱら前記の静的なロール曲
り管理の精度向上に努めることに努力がなされている。
本発明は、鋳造中におけるロール間隔がロールの曲りに
よつて品質を左右する程度に変化すること、並びに例え
当初は品質に悪影響を与えない程度の曲りであつても、
鋳造作業の過程で品質に悪影響を与える程度に進行する
可能性のあることに着目し、連続鋳造作業中のロール回
転からロールの曲りを計測すると共に、例えば各ロール
の反鋳片側に冷却装置としてON−OFF切替可能の冷
却水ノズルを配置し、ロールの曲りの計測結果をもとに
、冷却水ノズルの0N−OFF操作を行うことにより、
ロールの曲りを矯正、もしくは曲りの進行を抑止するも
のである。すなわち本発明は、曲りロールの凹面側が鋳
造鋳片と対向するタイミングで、ロールの反鋳片側とな
る凸面側を冷却し、ロールの凹面側は鋳片偏熱にて伸長
させ、一方凸面側は冷却して収縮させ、この両作用を相
乗的に行なうことにより曲りロールの矯正もしくは曲り
の進行を抑止するものである。本発明におけるロール曲
りの計測はロールチヨツクを基準としたロール胴長中心
のスラブ面と対向するロール面上に差動トランスなどを
用いた検出器を配置することで可能である。
また鋳造中のロール曲り量がスラブ品質に影響を与えな
いほど小さい時は不惑帯として冷却制御を行なわないよ
うにすることも可能である。これにより従来曲つたロー
ルは非鋳造時に点検により取替えていたが、本発明によ
れば鋳造中にロール曲りを修正しながら操業できるので
、品質欠陥を少なくすると−同時にロール整備費の削減
等の大きな効果がある。以下本発明を実施例に基づいて
詳細に説明する。
第1図は本発明を実施する連続鋳造機を示し、わん曲型
の連続鋳造機を示す。
図中1は連続鋳造型、2はタンデイツシユ、3は溶鋼取
鍋、4,4aは鋳造鋳片の案内用ロール群、5,5aは
そのうちのサポートロール、6,6aはガイドロール、
7,7a並びに8,8aはピンチロールをそれぞれ示す
。9は各ロール間に配置し、鋳片に対向させた鋳片冷却
用スプレーノズルを示す。
20はアンベンドロールを示す。
上記のような連鋳機において、本発明は案内用ロール群
4,4aのロールの曲りを、特にロールチヨツクを基準
としたロールの変位でもつてこの曲りを監視する。
この場合、ロールチヨツク以外の基準点からのロール変
位の監視であると、鋳造時に鋳造スラブからの作用によ
り、このチヨツク自身が変化し、しかもこの変化量は操
業条件によりばらつくことから、ロール自身の正確な変
位置を把握できない。これに対してロールチヨツクを基
準としてロール変位の監視ではチヨツクからのロール変
位置を監視することから正確な変位置が把握できる。ま
た本発明では、上記各ロールの反鋳片側にON−OFF
切替用弁を有する冷却水散水ノズルを配置し、上記ロー
ル変位の監視で検出した曲りロールの凸面側を鋳造中に
おいて撰択的に散水するようにしたものである。
もちろんこの散水は鋳片冷却用の、ロール前後間に配置
された散水ノズル9とは全く別物であり、このノズル9
で代用するのではなく専用に設置するものである。上記
のロール変位置監視用検出器と曲りロールの凸面側散水
冷却用ノズルから成る本発明の実施装置の一例を第2図
に示す。
この第2図は1セットを代表として示すのみであるが、
これは各レールにセットされる。この第2図において1
0,10aはロールチヨツクを示し、このロールチヨツ
ク10,10aにアーム11,11aを固定し、このア
ーム11,11aの先端には、ロールの曲り監視用とし
ての変位検出器、例えば差動トランス12,12aを設
ける。この差動トランス12,12aの検出部13,1
3aは常時ロール7,7aと接触するために必要な測定
範囲を持つものとする。更に、各ロールの反鋳片側14
,14aに鋳片冷却用とは別のロール冷却専用の散水配
管15,15aを配置し、この散水配管15,15aの
散水ノズル16,16aを各レールにそれぞれ対向させ
る。
そしてこの各散水配管15,15aに開閉電磁弁17,
17aを設ける。図中21は下ロールの固定部を示す。
なお実施に当つては全てのロールに上記第2図の装置を
設ける必要はなく、経済性、操業形態を考慮し、必要最
小限設ければよい。
すなわち、ロール間隔の変化と鋳造片の品質とに相関の
あるのは、特に鋳片未凝固部が存在するゾーンに限られ
・ることから、このゾーンに設けておけばよい。第1図
で示せばピンチロール7,7a並びに8,8aの各ロー
ルに設けておけば必要にして十分である。以上第2図に
示した装置を第1図の連続鋳造機川こ組み込み本発明を
実施する。
先す連続鋳造作業中に、鋳片の案内移動によるロール回
転に伴なう各上下ロールの変位置(曲り量)を検出器1
2,12aにて検出し、これを記憶演算器18内に入力
する。
この記憶演算器18内ではこの検出値の最大値と最小値
から判明するロール曲り量と、別途設定器19にて設定
される管理限界値との比較を行ない、管理限界値を越す
ロールをこれに記憶させる。また検出器12,12aに
よるロール回転に伴なう変位の監視によつて上記管理限
界値を越す曲りロールの凸面側、凹面側の把握も行なう
。かくして、検出器12,12aにて検出される曲りロ
ールBRの凸面側BR−1が第3図aに示すように鋳片
22の表面と対向するタイミングでその曲りロールの散
水配管15aの電磁弁17aを記憶演算器18からの信
号にて開操作し、そのノズル16aから、曲りロールの
凸面側BR−2に対して散水する。
ロールの回転につれ、例えばロールが900回転進行し
、第3図bに示すように曲りロールBRの凸面GO3R
−2が鋳片22と対向するタイミングでこの電磁弁17
aを記憶演算器18からの信号にて閉止する。
この例では上ロール7aの曲りロールBRについて説明
したが下ロールの場合は電磁弁17を同操作する。以上
の曲りロールBRの凹面側BR−2が鋳片22と対向し
、反鋳片側14,14aとなるタイミングで冷却する操
作は、鋳造期間中この曲りロールが設定管理限界値を越
す限り実施するものてある。
また鋳造中塗中からこれとは別に管理限界値を越すよう
になるロールも同じく検出されこの曲りロールに対して
も上記と同様の操作を併せて行なうものである。なお、
以上の本発明の実施にて検出される曲り.ロールは次の
連続鋳造作業停止の定修時に正常に修復するものである
次に本発明の実施例を説明する。
第1図に示すような連続鋳造機においてピンチロール7
,7a並びに8,8aの各位置に第2図!に示すような
装置を用いて本発明を実施した。
実施条件は以下の通りである。反りロールに対する注水
開始点 反りロールに対する注水終了点 以上の実施条件で100t/Chを3Ch実施したが、
この期間中に鋳造された鋳片には何ら品質欠陥はみられ
なかつた。
B なお比較のためにこの後本発明の実施を中止して通
常の鋳造を同じく3Ch実施したところ、最初のチャー
ジの鋳片には2ケ所、次のチャージの鋳片には1ケ所、
最後の鋳片には2ケ所の中心割れがみられた。
この後再び上記の本発明を1Ch実施したところその鋳
片には再び何らの品質欠陥も発生していなかつた。
以上の実施例ど比較例の実施結果は、品質に悪影響を与
える曲りロールが本発明の実施により矯正、もしくは曲
りの進行が抑止できたことを示している。
以上のように本発明によれば、曲りロールの凹面側に鋳
片からの熱を与え、これと同時にこの凸面側は散水冷却
するようにしたので、これらの相乗作用には鋳造中に鋳
片品質に悪影響を与える曲りロールの矯正あるいは曲り
の進行が抑制できるものである。
このように本発明は連続鋳造機のロール管理に寄与する
こと大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施態様例を示す装置の全体説明図、
第2図は本発明の実施装置を示す代表説明図、第3図A
,bは本発明の操作説明図である。 1・・・・・・鋳型、2・・・・・・タンデイツシユ、
3・・・・・・取鍋、4,4a・・・・・・ロール群、
5,5a・・・・・・サポートロール、6,6a・・・
・・・ガイドロール、7,7a,8,8a・・・・・ゼ
ンチロール、9・・・・・・鋳片冷却用スプレーノズル
、10,10a・・・・・・ロールチヨツク、11,1
1a・・・・・・アーム、12,12a・・・・・・検
出器、13,13a・・・・・・検出部、14,14a
゜゜゜100ロール反鋳片側、15915a゜゜00゛
゜ロール冷却用散水配管、16,16a・・・・配管ノ
ズル、17,17a・・・・・・電磁弁、18・・・・
記憶演算器、19・・・・・・設定器、20・・・・・
・アンベンドロール、21・・・・・・ロール固定部、
22・・・・・・鋳片。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 連続鋳造中に鋳片案内ロールの曲りを検出し、反り
    ロールの凹面が鋳造鋳片の表面と対向したとき反りロー
    ルの凸面側を冷却することを特徴とする連続鋳造機にお
    けるロールの管理方法。
JP14838178A 1978-11-30 1978-11-30 連続鋳造機におけるロ−ルの管理方法 Expired JPS6043224B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14838178A JPS6043224B2 (ja) 1978-11-30 1978-11-30 連続鋳造機におけるロ−ルの管理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14838178A JPS6043224B2 (ja) 1978-11-30 1978-11-30 連続鋳造機におけるロ−ルの管理方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5575864A JPS5575864A (en) 1980-06-07
JPS6043224B2 true JPS6043224B2 (ja) 1985-09-27

Family

ID=15451483

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14838178A Expired JPS6043224B2 (ja) 1978-11-30 1978-11-30 連続鋳造機におけるロ−ルの管理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6043224B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03143449A (ja) * 1989-10-31 1991-06-19 Takeshi Domae 点滴残量監視装置

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA3012970C (en) * 2016-02-02 2020-06-16 Nippon Steel & Sumitomo Metal Corporation Slab warpage detection apparatus and method of detecting warpage of slab

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03143449A (ja) * 1989-10-31 1991-06-19 Takeshi Domae 点滴残量監視装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5575864A (en) 1980-06-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2004500245A (ja) 熱間圧延帯板を位置を揃えて巻き取る方法と装置
JP6569494B2 (ja) 薄肉鋳片製造設備、及びピンチロールのレベリング方法
JP6384679B2 (ja) 熱延鋼板の製造方法
JPS6043224B2 (ja) 連続鋳造機におけるロ−ルの管理方法
JP5417892B2 (ja) 鋼鋳片の連続鋳造方法
JP5831118B2 (ja) 鋼の連続鋳造方法及び装置
JP5862603B2 (ja) 連続鋳造機における鋳片表面欠陥及び設備異常の検出方法
JP2971252B2 (ja) 連続鋳造設備
KR100843920B1 (ko) 연속주조시 주편의 표면응고속도 균일화방법
JP3690282B2 (ja) 熱間圧延におけるキャンバおよびウエッジの防止方法
JPH0745096B2 (ja) 連続鋳造方法
JPH04266465A (ja) 連続鋳造法及び連続鋳造機
US5404740A (en) High-rigid type guiding method for steel materials to be rolled
JPWO2020085313A1 (ja) 鋳片の鋳造方法
JPS63313641A (ja) 鋳片切断重量の制御装置
JPS6239065B2 (ja)
JP2003245762A (ja) 連続鋳造における凝固完了位置の検出方法
KR20000008606U (ko) 슬라브 벌징 방지장치
JP3359566B2 (ja) コイル巻きずれ防止方法および帯状体ならびに鋼帯
JP2000343183A (ja) 双ドラム式連続鋳造設備における板厚測定方法及び装置、板厚制御方法及び装置、記録媒体
US20210362204A1 (en) Slab manufacturing method and control device
JPH078424B2 (ja) 鋼の連続鋳造方法
JPH02229610A (ja) 熱間圧延のネッキング防止方法
JPS62148065A (ja) 連続鋳造方法
JP4358809B2 (ja) 連続鋳造方法