JPS6042738B2 - 自動刺繍ミシンの制御装置 - Google Patents

自動刺繍ミシンの制御装置

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JPS6042738B2
JPS6042738B2 JP14489979A JP14489979A JPS6042738B2 JP S6042738 B2 JPS6042738 B2 JP S6042738B2 JP 14489979 A JP14489979 A JP 14489979A JP 14489979 A JP14489979 A JP 14489979A JP S6042738 B2 JPS6042738 B2 JP S6042738B2
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embroidery
servo
embroidery frame
sewing machine
servo motor
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種市 河合
宏二 西田
道 三宅
茂充 浜島
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Aisin Corp
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Aisin Seiki Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は自動刺繍ミシンの制御装置の改良、特に、制
御装置の出力による刺繍枠駆動機構の実際の動作量が出
力信号相当量だけ動かなかつた際に、ミシンの各ステッ
チ毎で、該不足制御量を次ステッチの制御量に重畳補足
させることによつて、全体として刺繍パターンの形を損
わすに自動刺繍枠縫いの制御を続けさせるようにした制
御システムに関するものである。
二個のサーボモータを制御して夫々の駆動出力による
二つの座標成分運動の合成である平面図形をたどる軌跡
の運動を、ミシンの動作の各ステッチ毎に針の昇降と同
期して、制御装置内の記憶要素にストアしている刺繍枠
作動量対応の制御データに従つて、布枠支承機構に伝え
て、その動作を連綴することにより自動刺繍枠縫をなす
ミシンに於て、刺繍枠駆動源として直流サーボモータを
用い、制御回路を介して之をフィードバック制御動作さ
せる場合、各ステッチ毎の制御動作の終了間近にてサー
ボモータの駆動トルクか減衰して負荷と釣合い、そのス
テッチのために与えられた制御データ相当量迄サーボモ
ータが回転し終らない状態で留まつたまゝ、次のステッ
チのための枠動作タイミングを迎えることが時として生
ずる。
之様な一種の誤動作状態で、そのまゝ記憶要素からの読
出しデータに従つて刺繍枠駆動々作を連綴すれば、所期
の刺繍模様が歪んだものに変形して了うことになる。本
発明は此の課題の解決を目的としたものであり、刺繍枠
駆動用のサーボモータとして、例えばパルスモータ等よ
りは、比較的小型で駆動力が大きく、且つ駆動出力増巾
回路の構成が簡単にできる直流サーボメータを使用し、
此のサーボメータの回転からのフィードバック信号を、
該出力増巾回路の前段のプリセットカウンタに対して加
減算信号として与えた状態で、該プリセットカウンタに
セットされた置数値迄計数し終らない間に、次の置数セ
ットタイミングを迎えるとき、該カウンタ上の残存数値
を、新たな置数値に重畳させて補足修正せしめることに
より、前記したような誤作動を累算した形のものとする
ことなく、刺繍パターンの変形を防止することを特徴と
するものである。
以下、図に就いて実施例を説明する。
但し便宜上、先ず簡単にミシンの刺繍枠支持駆動機構に
ついて述べること)する。第1図に於て、通例の本縫機
能を有するミシン1の、アーム支柱部の前面下方部に構
成されたコンソール1aの内部には、適宜のデータ担体
から自動刺繍縫制御データを読取つて之を記憶し、ミシ
ン針棒2の昇降動作と同期して、此のミシン1の運転の
各ステッチ毎に、ミシンベッド1b内に装着の二個のサ
ーボモータの制御を介して、ベッド1bの上側の刺繍枠
6に対して平面図形の軌跡運動を与えるための、後述す
る制御回路が内蔵されている。平面図形の軌跡運動はX
Y直交座標方式のもので、ベッド1bの上面には、左右
方向にのびて前後二列に並ぶ平行のスリット3,4が設
けられている。ベッド1bの上側で該スリット3,4を
直角のブリッジする姿勢のY軸ガイドロッド5が配され
、そしてスリット3,4に沿つてY軸ガイドロッド5を
その直交姿勢のまま左右に平行移動させ、且つY軸ガイ
ドロッド5に沿つて其の上に支持したトラベラ7を前後
摺動させる刺繍枠駆動機構がベッド1b内に装着されて
いる。トラベラ7は、詳細図示しない適宜の支着手段に
より、刺繍枠6を着脱可能に支承するものである。Y軸
ガイドロッド5は、その前後両端に各支着した前後のキ
ャリヤ8,9の各下部が、スリット3,4を各貫通して
、ベッド1bの内部で、左右摺動可能に支承される。上
記のように制御回路のケーシングを兼ねるアーム支柱部
のベッド1b面に沿う右懐の壁面が、前後のキャリア8
,9と之に支持したY軸ガイドロッド5及びトラベラ7
の全体を、すつぽりと格納収容できるように凹みに形成
され、此の凹んだポケット1c内に迄キャリヤ8,9を
導入できるように、スリット3,4の各右端は端ポケッ
ト1cの奥に入り込んでいる。ベッド1b内の、XY直
交座標方式の刺繍枠駆動機構は第2図及び第3図に示さ
れているが、本図の構成のものは、本出願人により先に
出願された実願昭54−54447号に其の詳細が開示
されている。本発明に於ては此の部分を要旨とするもの
ではないので、簡単に記すと、ベッド1b内に左右の前
ブラケット10,11が支着され、之により前スリット
3と平行にX軸ガイドロッド12が支承されており、該
X軸ガイドロッド12に沿つて摺動自在に前キャリア8
が案内支持されている。Y軸ガイドロッド5をX軸ガイ
ドロッド12との直交姿勢にて左右動さすために、前後
のキャリア8,9を連係して同体の運動をなす手段を具
える。即ち、ベッド1b内には後スリット4の下部にも
、その両端に後ブラケット13,14が支着されており
、左後ブラケット13と右側ブラケット11とに各枢支
されたアイドロール15,16を経由して、z字形に張
設して、其の両端を前後のキャリヤ8,9に各支着した
前後連結索17により、両キャリヤ8,9の何れかに牽
引力に作用したときも、双方が常に同方向に移動するも
のである。前後左右の四つのブラケット10,11,1
3,14によつて囲まれる・内に、二つのモータブラケ
ット18,19がベッド1b内に支着され、その各々に
X軸サーボモータ20とY軸サーボモータ21が夫々支
承されている。X軸サーボモータ20の出力軸上に支着
したキヤプスタンロール20aに巻付けたX軸駆動索2
2の一端22aは、左前ブラケット10に固定され、そ
の他端は右後ブラケット14に固定されている。そして
其の張設経路中、此の二つのブラケット10及び14に
各枢支したアイドラロール23,24を定滑車とし、そ
して前後のキャリaヤ8,9に枢支させたアイドラロー
ル25,26を各動滑車とする二組の滑車仕掛を、その
互の作用方向を逆向きにしてX軸キヤプスタンロール2
0aのところで両滑車の駆動索端を結合した形態のもの
で、X軸サーボモータ20の作動によつて、x軸駆動索
22が何れかの側にたぐられる動きを生ずると、上記の
ように動滑車を各支着された前後のキャリヤ8,9が、
前キャリヤ8の場合は左前ブラケット10の側へ、そし
て後キャリヤ9ならば右後ブラケット14に近づくよう
に、夫々牽引力を与えられ、そして前記した前後連結索
17の作用にて、何れの場合にも、Y軸ガイドロッド5
は傾くことなく左右に平行移動を生じる。Y軸サーボモ
ータ21の作動による、トラベラ7のY軸ガイドロッド
5に沿う前後動作も同様であつて、此の場合、Y軸駆動
索27の張架経路中、動滑車に相当の移動アイドラ28
,29はトラベラ7の上に並設され、定滑車に相当のも
のは、一方は右前ブラケット11に枢着されたアイドラ
ロール30及び、他方は図示しないが右後ブラケット1
4の個所にて同様に案内支持されており、Y軸駆動索2
7の両索端27a,27bは、左前ブラケット10と左
後ブラケット13とに各個定されている。そして此のY
軸成分の動索張架経路中に於て、トラベラ7の前後方向
摺動を生ずることなくY軸ガイドロッド5の左右摺動を
許し、また、該動索を何れかの側にたぐるとき、トラベ
ラ7を前後に移動さす占うに、前後のキャリヤ8,9の
夫々には、そのX軸方向と平行の動索部分より各直角方
向にトラベラ7を吊るような形で、且つ、此の部分で動
索がスリット3,4を貫通してベッド1b上側に立上る
ように、各々四個のガイドロール31a〜31c(31
dは31aの奥で見えない)及び同32を具えている。
此の手段により、例えばX軸駆動索17のみがたぐられ
Y軸サーボモータ21が休止中のときは、トラベラ7上
で移動アイドラ28,29が回転するが、その前後摺動
は生せず、Y軸ガイドロッド5がそのまま左右動するも
ので、依て両座標成分の動きは互に相手に拘束されない
。その結果刺繍枠6は、両成分の動きの合成である平面
図形の軌跡の運動を与えられる。そして此のミシン1の
作動の一ステッチ毎に、その針が加工布から抜けている
半周期の間に、プログラム編成された各針目対応の制御
データに従うモータ回転制御を、XYの両サーボモータ
20,21に与えることにより刺繍縫いが進められる。
以上の如くしてXY直交座標方式の平面図形の軌跡運動
を与える二つのサーボモータ20,21には、亦、第3
図に示すように、各キヤプスタンと同体に回転するコー
ドディスク20b,21bが夫々支着されている。
コードディスク20b,20bには、その外周縁に沿つ
て等角度に配したスリット20c,21cが刻設されて
おり、また該コードディスク20b,21bの回転につ
れて該スリット20c,21cの移動数を検知すべく、
各モータのブラケット18,19に支着させて、各一対
の光電式ピックアップ20d,20e及び21d,21
eを設ける。そして各コードディスク20b,21bに
対するピックアップ20d,20eと21d,21eと
の各組の空間的配置関係は、夫々の組で、スリット20
c,21cの検出信号の同期が90ス宛ずれる関係のも
のであり、之に就ては直ぐ後に回路の説明に於いても述
べるが、各組に之様に検出同期が90於ずれた一対のピ
ックアップを用いるのは、サーボモータ20,21の回
転量と回転方向とを、デジタル信号の形でフィードバッ
ク信号として得るもので、この部分の手段は周知の技術
である。以上のような自動刺繍枠駆動機構を具えたミシ
ン1のコンソール1aには、第1図に例示する磁気テー
プメモリ33の如き、適宜のデータ媒体から刺繍制御デ
ータを読込むためのデータリーダ34と、此のミシン1
の操作用スイッチ群35a,35bとが装着される。
また此のミシン1の内部には、針棒2を駆動する主軸3
6上に、その回転を検出して同期信号を発生する同期信
号発生器37が設置される。次に制御回路を説明すると
、第4図に示す回路に於て、こ)に用いたコンピュータ
38は、それ自身のデータ処理演算用プログラムをスト
アさせた固定のデータメモリであるROMメモリ38a
と、データリーダ34を介して読込んた旧動刺繍枠制御
データをストアするRAMメモリ38bとを具える。
但しRAMメモリ88bを用いる具体的態様は、データ
リーダ34に用いるデータ記録媒体の種類その他の条件
に応じて適宜に構成する。例えば、上述のように磁気テ
ープメモリ33を使用する場合、メモリ容量を節約のた
めに、データリーダ34を断続作動制御しつつ、見掛上
は、此の磁気テープメモリ33によるオンライン制御の
如くに自動刺繍動作させる技術の具体的な例は、先に本
出願人より出願した特願昭54−11696鏝の明細書
に開示されいる。コンピュータ38は、操作用スイッチ
群35a,35bの操作に応じ、ミシンモータ駆動回路
40を介してミシンモータ39を作動させ、またミシン
主軸36の回転に伴い同期信号発生器37から与えられ
る同期信号により、RAMメモリ38bのストアデータ
から順次に各ステッチ毎の刺繍枠駆動データを読出して
、x軸成分のサーボモータ駆動回路41とY軸成分の同
42とに出力する。此の際に、両軸成分の各刺繍枠駆動
データXDA,YDAの出力タイミングに同期し、其等
よりも僅かに先行するもの、及び直ぐ追随するものとの
二個のロード信号Ll,L2が、此のコンピュータ38
のI/0ボート38cから、夫々二つのサーボモータ駆
動回路41,42に与えられる。既述のように本発明に
於ては、二個のサーボモータを用いるものであり、その
出力軸にはコードディスク20b,21bが各支着され
、夫々検出信号の位相が902ずれた回転検出用のピッ
クアップが各一対設置されており、、之によりサーボモ
ータ20,21がフィードバック制御される。そして此
のフィードバック信号によつても、なお与えられた所期
の制御量だけサーボモータ20,21が回転できずに留
まつた場合に、比の残留分を次ステッチのための枠駆動
データXDA,YDAに加えて補正した値の制御信号と
することにより、誤作動分の累積を回避することが本発
明の要旨てあり、即ち、該二つのサーホモータ駆動回路
41,42は、元来は、其等の主要部がコンピュータ3
8と共に、一組の所謂、マイクロコンピュータの構成の
中に含めて形成されるできものであるが、上記のように
本発明の主要部であるため、便宜上、各別個の枠内に図
示したものてある。以下、双方共に同構成のため、Y軸
成分のサーボモータ駆動回路42を説明する。先ずフィ
ードバック部分から述べると、第5図にも示すように、
一方のピックアップ21dの検出信号を開ゲート信号と
して接続された一対のANDゲート43,44を有し、
他方のピックアップ21eの検知出力の立上りに同期し
てパルス発生動作するワンショットマルチバイブレータ
45、及び立下りに同期してパルス発生する同46の各
発生パルス出力が、夫々ANDゲート43,44に各接
続されている。そこで図示のようにピックアップ21e
の検知が開ゲート信号よりも先行する向きをサーボモー
タ21の正転方向とすると、その立下りに周期したパル
スに応じたN1ゲート43の出力が、正転方向への回転
量対応の数だけ生ずる。また逆転の場合には、逆転量対
応数のパルスがANDゲート44の側に出力する。AN
Dゲート43の出力は加減算カウンタ47の減算入力に
接続され、ANDゲート44の出力は同じく加算入力に
接続されている。加減算カウンタ47は、その前段に接
続した加算器48を経由して、枠駆動データYDAに直
ぐ追随する第二ロード信号L2によつて、加算器48の
その時の内容をプリセットされ、それにより与えられた
正又は負のY軸成分回転量を、次段に接続されたD/A
変換器49を介して、サーボアンプ50の入力端に正負
の電圧の形で与える。そこでサーボモータ21がサーボ
アンプ50の出力に応じて回転するにつれて、その回転
方向に応じた側のフィードバックパルスが加減算カウン
タ47に加わり、置数値より正転ならば減算し、逆転で
あれば加算動作させて、其の出力数値を零に近づける。
加減算カウンタ47の出力はまた、ラッチ51に接続さ
れており、ラッチ51の出力は、加算器48の一方の入
力に接続している。加算器48の他方の入力は、前記枠
駆動データYDAであり、ラッチ51が加減算カウンタ
47の出力をロードされるタイミングは、枠駆動データ
YDAに僅か先行して、第一ロード信号レにより作動さ
れる。以上の回路構成で、此のサーボモータ21のサー
ボ動作不完全な場合の、誤作動分の累積回避作用を今一
度まとめて記すと、サーボモータ21の作動が終了間近
になつて其のトルクが減少し、サーボ不完全なま)負荷
と釣合つて停止状態となると、加減算カウンタ49の動
作も休止して、プリセット数値が零に帰らない状態に留
まり、そのま)ミシン主軸36の回転が進んで、次のス
テッチ動作のための枠駆動データYDAがコンピュータ
38から出力されるタイミングを迎えようとするとき、
先す第一ロード信号レによつて、加減算カウンタ47上
の残存数値がラッチ51に読取られる。次いで枠駆動デ
ータYDAがI/0ボート38cより出力されると、加
算器48上には、此のステッチに対して与えられた枠駆
動データYDAの値に、ラッチ51の内容を其の正負に
応じて加減重畳させたデータ値が置数される。そして之
様にして前のステッチでの誤作動分を加味補正された新
しいステッチの制御データが、直ぐ追随する第二ロード
信号L2によつて加減算カウンタ47上に移送され、加
減算カウンタ47はセットされ該補正済みの数値をD/
A変換器49に伝え、順次サーボアンプ50を介して駆
動されるサーボモータ21の回転につれて、その回転方
向に応じた回転量のフィードバック信号パルスが、正転
時には減算用のANDゲート43より、そして逆転時に
は加算用のANDゲート44を介して、加減算カウンタ
47上の数値を逐次零に向けて加減算動作させる。そこ
で又、加減算カウンタ47上の数値が零に帰らぬ状態で
サーボモータ21の回転が停止したときは、以上の誤作
動累積回避作用が反復される。之様にして、もしもサー
ボモータ20,21のサーボ動作が、見掛上、モータト
ルク不足の如き態様にて此のミシン1の作動を終始した
ときは、之により完成された刺繍縫いのパターンは、所
期のものより若干縮んだ形態のものとなる。又は、上記
誤作動が部分的もしくは一時的にのみ生するときは、刺
繍模様の全体の大きさは殆んど変らず、ステッチの乱れ
も実用上は差支えない程に、目立たぬものとなし得るも
のである。以上説明の如く、本発明は刺繍枠駆動源とし
て、比較的小型で駆動力が大きく、そのサーボ駆動回路
の構成と共に経済的である直流サーボモータを使用し、
そして此のフィードバック制御系の一部に、サーボモー
タの不完全動作時の誤作動分を、ミシン動作の次ステッ
チのための制御データに加味重畳することにより、不完
全なサーボ動作の際にも、誤作動分の累積を回避したも
のであり、それによつて縫製する布厚材質等の変化その
他の要因による制御負荷の変動に対しても、所期の刺繍
模様をくずすことなく、安定して制御動作させ得るもの
である。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の実施例を示したもので、第1図は本発明手
段を備えた自動刺繍ミシンの斜視図、第2図はその一機
構部分を取出して示した拡大斜視図、第3図は第2図中
の一要素をその見る角度を変えて示した部分斜視図、第
4図は此の実施例のブロック回路図、第5図は一要部の
動作特性説明図である。 1:ミシン、1a:コンソール、1b:ミシンベツド、
2:針棒、5:Y軸ガイドロッド、6:刺繍枠、7:ト
ラベラ、8,9:キヤリヤ、12:X軸ガイドロッド、
20:X軸サーボモータ、21:Y軸サーボモータ、2
0a,21a:キヤプスタン、20b,21b:コード
デイスク、20c,21c:スリツト、22:X軸駆動
索、27:Y軸駆動索、34:データリーダ、36:ミ
シン主軸、37:同期信号発生器、38:コンピユータ
、38b:RAMメモリ、41:X軸成分のサーボモー
タ駆動回路、42:Y軸成分のサーボモータ駆動回路、
43,44:ANDゲート、45,46:ワンシヨツト
マルチパイプレータ、47:加減算カウンタ、48:加
算器、49:D/A変換器、50:サーボアンプ、51
゜ラッチ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 刺繍縫いのための各ステッチ毎の刺繍枠駆動データ
    をストアさせた記憶手段より該データを順次読出させて
    、ミシンの運転と同期して、各ステッチ毎に二個のサー
    ボモータの制御を介して刺繍枠支持駆動機構を作動させ
    て、之に担持させた刺繍枠に平面図形の軌跡をたどつて
    連綴する布送り制御を与える自動刺繍ミシンの制御装置
    に於て、前記二個のサーボモータには夫々直流サーボモ
    ータを用い、其の各出力軸の回転方向及び回転量をコー
    ド化し該回転方向に対応した二個のANDゲートより夫
    々の回転方向の回転量に応じたフィードバック信号パル
    スを得る手段と、加算器を介して置数セットされ該セッ
    ト数値に応じて前記サーボモータのためのサーボ制御信
    号を与え該フィードバック信号パルスにより該置数を零
    に向けて加減算動作する加減算カウンタと、前記加算器
    に前記記憶手段により前記刺繍枠駆動データが与えられ
    るタイミングに僅かに先行して前記加減算カウンタ上に
    残存数値を一時記憶し前記サーボモータのサーボ動作が
    不完全な場合の該残存数値にて前記加算器上で次ステッ
    チの刺繍枠駆動データに重畳補正する手段とを具備し、
    前記サーボモータの不完全サーボ作動時の誤作動分の累
    積を回避するよう構成したことを特徴とする自動刺繍ミ
    シンの制御装置。
JP14489979A 1979-11-07 1979-11-07 自動刺繍ミシンの制御装置 Expired JPS6042738B2 (ja)

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