JPS6042383Y2 - 周波数カウンタ装置 - Google Patents

周波数カウンタ装置

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JPS6042383Y2
JPS6042383Y2 JP12351981U JP12351981U JPS6042383Y2 JP S6042383 Y2 JPS6042383 Y2 JP S6042383Y2 JP 12351981 U JP12351981 U JP 12351981U JP 12351981 U JP12351981 U JP 12351981U JP S6042383 Y2 JPS6042383 Y2 JP S6042383Y2
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JP12351981U
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JPS5832371U (ja
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和俊 山口
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ソニ−・テクトロニクス株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は周波数カウンタ装置、特に高周波数測定用の周
波数カウンタ装置に関する。
デジタル表示式周波数カウンタ装置で例えば100MH
zの高周波数信号を測定する場合、一つの方法としてプ
リスケール技術が用いられる。
このプリスケール技術では、入力パルス信号は分周器に
より分周され、表示カウンタはこの分周されたパルス信
号を計数する。
分周器としては高速動作可能なエミッタ結合論理回路(
以下ECLという)カウンタが好適であり、ECLカウ
ンタの限界応答速度が速い程周波数カウンタの測定範囲
は広くなる。
この様にECLカウンタをプリスケール技術に応用する
と、非常に高い周波数を測定できるが、ECLカウンタ
は周知の様にTTLカウンタ等の他のカウンタに比較し
て大幅に消費電力が大きく、周波数カウンタ装置の消費
電力が大きくなる。
第1図はプリスケール技術を用いた従来の周波数カウン
タ装置のブロック図である。
入力端子2に入力されが被測定高周波数信号は先ずシュ
ミット・トリガ回路の如き波形整形回路4に印加され、
入力信号はパルス信号に変換されるとともに不必要な雑
音及び歪が除去される。
図示しないが一般に入力信号は波形整形回路4の前段に
設けられた入力増幅器によって適当な大きさに増幅され
る。
整形されたパルス信号はECLカウンタの如き、入力信
号用分周器8に印加される。
分周器8はパルス信号の周波数を1/Nに分周する。
アンド回路16、表示カウンタ18及びデジタル表示器
20から成る計数回路はTTLレベルで動作する。
従って分周器8のECLレベル出力信号はレベル変換器
10によりTTLレベルに変換された後、アンド回路1
6の一方の入力端に加えられる。
基準時間信号発生器12は好適には水晶発振器が用いら
れ、安定した基準時間信号を発生する。
アンド回路16では基準信号が高レベルの時、アンド回
路16は開状態となり、レベル変換器10から供給され
るパルス信号は、アンド回路16を通過し、表示カウン
タ18は通過したパルス信号を計数する。
基準信号が低レベルになるとアンド回路16は閉状態と
なり、デジタル表示器20は表示カウンタ18で計数し
たパルス数を分周器8及び基準時間信号に応じて換算し
た値を被測信号の周波数として表示する。
なお、電源28は各構成要素に接続され(図示せず)適
当な電源電圧を供給する。
この従来の周波数カウンタ装置では分周器8はアンド回
路16が閉状態にある時も動作して不必要な電力を消費
するという欠点がある。
特に、分周器としてECLカウンタを使用した場合、消
費電力が大きい。
従って本考案の目的は消費電力を節減した周波数カウン
タ装置を提供することである。
本考案の他の目的は不必要時に入力信号用分周器の電源
をオフにする周波数カウンタ装置を提供することである
以下、添付図を参照して本考案を詳細に説明する。
第2図は本考案の周波数カウンタ装置の構成を示すブロ
ック図であり、第1図に示した従来の装置と同様の構成
要素には第1図のそれと同様の参照番号が付されている
本考案の構成は第1図の構成要素に加えて、信号保持回
路22、例えば単安定マルチバイブレータを含む制御論
理回路24、電源制御回路即ち制御スイッチ26を有す
る。
電源28は各構成要素に接続されているが、本考案では
分局器8への電源電圧の供給が重要となるので、分周器
8への接続のみを図示する。
信号保持回路22にはレベル変換器10の出力信号が印
加され、所定時間経過後、信号保持回路22は印加され
た信号と同一周波数の信号を発振し、印加信号がなくな
っても、一定時間発振信号を保持する。
制御論理回路24には基準信号Aが印加され、制御論理
回路24は基準信号Aをアンド回路16の他方の入力端
に印加すると共に例えば単安定マルチバイブレータの働
きによって基準信号Aに同期して高レベルになる信号B
を発生して信号Bを制御スイッチ26及び信号保持回路
22に供給する。
制御スイッチ26は信号Bに応じて導通し、分周器8へ
の電力の供給及び非供給を制御する。
又、信号保持回路22は信号Bによりその入力可能及び
不能状態が制御される。
第3図は第2図の■、■及び0に対応した出力信号A、
B及びCの波形図を示し、第2及び第3図を参照して本
考案の周波数カウンタ装置の動作を説明する。
入力端子2に測定信号が印加され、先ず制御論理回路2
4は基準時間信号Aの立下りに同期して、信号Bを高レ
ベルにする。
この信号により制御スイッチ26が導通し、分局器8に
電源電圧が供給され、分周器8の分周パルス信号はレベ
ル変換器10を介して信号保持回路に印加される。
信号保持回路22は第4図に示す如く位相比較器32、
アクティブ・フィルタ36及び電圧制御発振器(VCO
) 50等によつ、フェーズド・ロック・ループ(PL
L)を構成した回路であり、時刻T1より所定時間経過
後、信号保持回路22は印加された分周信号と同一周波
数の信号を発振し、アンド回路16の一方の入力端に加
える。
信号保持回路22については詳細に後述する。
信号Bが高レベルの時、基準時間信号発生器12の出力
信号Aは低レベルであるからアンド回路16は閉状態で
ある。
信号保持回路22の入力及び出力信号の周波数が同一に
なると、制御論理回路24は時刻T2に信号Bを低レベ
ルにして制御スイッチ26を非導通にする。
ここで、分周器8は他の負荷回路と並列に又は別置に直
列安定化電源又はスイッチング・レギュレータに接続さ
れることに留意されたい。
制御論理回路24が制御スイッチ26に高レベル信号を
供給してから信号保持回路22の入力及び出力信号周波
数が同一になるまでの時間は測定信号の周波数、測定信
号切換時の前測定信号との周波数差等の条件により異な
るので種々の条件下での最大所要時間tを制御論理回路
24に予め設定しておく。
従って、制御論理回路24は設定した所定時間T、〜T
2経過後、信号Bを低にレベルにする。
信号保持回路22は分周器8が非動作状態になった後、
一定時間発振周波数を保持する機能を有する。
信号Aは時刻T3で高レベルになるが、信号Aの低レベ
ル期間は論理制御回路24に設定した期間tよりも長い
時刻T3でアンド回路16は開状態になり、表示カウン
タ18は期間T3〜T4の間、信号保持回路22の出力
パルス信号Cを計数する。
時刻T4て信号Aが低レベルになると、アンド回路16
は閉状態となる。
表示カウンタ18の計数値はデジタル表示器20に伝送
され、デジタル表示器20は分周器8の分周比及び基準
信号Aの高レベル期間に応じて測定周波数を表示し且つ
、時刻T、より次に信号Aが立下がる時刻江、までの間
、その表示値を維持する。
更に時亥!rr4では論理制御回路24は高レベル信号
を制御スイッチ26に印加腰上述の動作が繰り返される
上述の説明より明らかなように信号Aの周期Tの期間内
で、期間tに分周器8は電力を消費し、期間T−tは電
力を消費しない。
第4図は信号保持回路22を構成を詳細に示す回路図で
ある。
第4図において入力端28はアンド回路30の一方の入
力端に接続され、レベル変換器10からの出力信号は入
力端28を介してアンド回路30に印加される。
アンド回路30の出力端は位相比較器32の一方の入力
端に接続され、比較器32の他方の入力端は電圧制御発
振器VC050の出力端に接続され、アンド回路30が
開状態の時、位相比較器32は分周器8及びvco50
の夫々出力信号の周波数差に応じた衝撃係数を有するパ
ルス信号を出力する。
位相比較器32の出力端はアナログスイッチ34、抵抗
器38及び40を介して、入力インピータンスが大であ
る演算増幅器42の非反転入力端に接続される。
演算増幅器42の非反転入力端及び接地電位間にはコン
デンサ44が接続され、抵抗器38.40及びコンデン
サ44はCR積分回路を構成する。
演算増幅器42の出力端は反転入力端に直接に接続され
て、出力は負帰還され、演算増幅器42は利得1の緩衝
増幅器として働く。
更に演算増幅器42の出力端はコンデンサ46を介して
抵抗器38及び40の接続中点に接続され、コンデンサ
46により入力電圧の変化に対しての積分機能が良好と
なる。
上述の様に抵抗器38.40、演算増幅器42及びコン
デンサ44.46はアクティブ・フィルタ36を形成す
る。
アクティブ・フィルタ36の出力は保護角の抵抗器48
を介してVCO50に印加され、VC050はアクティ
ブ・フィルタ36の出力電圧によって制御される周波数
のパルス信号を発振する。
このパルス信号はアンド回路16の一方の入力端に印加
されると共に、前述した様に位相比較器32の他方の入
力端に印加される。
信号保持回路22は更に制御論理回路24からの信号B
が印加される入力端52を有し、入力端52はオア回路
54及びアンド回路56の夫々一方の入力端に接続され
ると共に緩衝増幅器58の入力端に接続される。
緩衝増幅器58の出力端は直列に接続された抵抗器60
及び64を介してオア回路54及びアンド回路56の夫
々他方の入力端に接続される。
抵抗器60及び64の接続中点及び接地電位間には小容
量のコンデンサ62が接続される。
オア出力54の出力端はアンド回路30の他方の入力端
に接続され1、アンド回路56の出力端はアナログ・ス
イッチ34を切換制御するためアナグロ・スイッチ34
の制御入力端に接続される。
ここで使用する位相比較器32、アナログ・スイッチ3
4、アクティブ・フィルタ36、VCO50及び制御論
理回路24はCMO3(Comple −mental
y Metal 0xide Sem1conduct
or) ICであり、消費電力は極めて少ない。
なお、この場合のCMO3ICは、TTLレベル応答可
能のものである。
動作状態で例えば位相比較器32及びVCO50は計約
5mW、アクティブ・フィルタ36は約1mW、制御論
理回路24は約15mWである。
一方、ECLカウンタを分周器8に使用すると、約4Q
QmWの電力を消費腰信号保持回路22及び制御論理回
路24の総消費電力に比較して大幅に大きい。
以下、第4図の回路の動作を簡単に説明する。
制御論理回路24から入力端52に供給される信号Bが
時宜F1に高レベルになると、信号Bにょリオア回路5
4の高レベル出力はアンド回路3゜を開状態にし分周器
8により分周されたパルス信号は位相比較器32の一方
の入力端に印加される。
アンド回路56の他方の入力端に印加される信号は抵抗
器60及びコンデンサ62の時定数で決まる時間だけ遅
延して高レベルになるので、アンド回路56の出力も同
じ時間だけ遅延して高レベルになる。
これにより、位相比較器32の出力パルス信号が安定し
た後に、アナログ・スイッチ34はアンド回路56の高
レベル出力により導通し、パルス信号はアクティブ・フ
ィルタ36により積分される。
VC050はアクティブ・フィルタ36の積分電圧で決
まる周波数でパルス信号を発振し、このパルス信号は位
相比較器32て分周パルス信号と比較される。
位相比較器32はこれら2つの信号の周波数の差に応じ
た衝撃係数を有するパルス信号を出力する。
この様なPLLの作用により、VC050の出力信号は
分周パルス信号と同期し且つ同一周波数の信号を発生す
る様になる。
信号保持回路22の入力及び出力信号の周波数が同一に
なった後、上述の動作説明の如く、信号Bが低レベルに
なる。
低レベルの信号Bによりアナログ・スイッチ34が非導
通になると、アクティブ・フィルタ36は積分電圧を維
持する。
抵抗器60及びコンデンサ62による置延回路により、
確実にアナログ・スイッチ34が非導通になった後、ア
ンド回路30が閉状態となるのでアンド回路30の出力
の変化による位相比較器32の出力電圧の変化はアクテ
ィブ・フィルタ36の積分電圧に影響を与えない。
以上の説明の如く、本考案の周波数カウンタ装置では分
周器8の電力供給時間は、信号保持回路22が分周器8
の出力信号と同一周波数の信号を発振するまでの期間に
限られるので消費電力の節減ができる。
特に消費電力が大きいECLカウンタの分周器に本考案
を応用すると大幅な消費電力節減となる。
又、電池を使用したノ\ンデイ・タイプの計測器には好
適である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の周波数カウンタ装置のブ陥ツク図、第2
図は本考案の周波数カウンタ装置のブロック図、第3図
は本考案の周波数カウンタ装置の動作説明のための波形
図、第4図は本考案に用いた信号保持回路の詳細な回路
図である。 図中において、4は波形整形回路、8は分周器、10は
レベル変換器、12は基準時間信号発生器、16はアン
ド回路、18は表示カウンタ、20はデジタル表示器、
22は信号保持回路、24は論理制御回路、26は電源
制御回路を示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 入力パルス信号を分周する分周器と、該分周器への電源
    電圧の供給を制御する電源制御回路と、上記分局器の出
    力信号と同一周波数の信号を発振し該発振を保持する信
    号保持回路と、該信号保持回路の発振信号を計数する計
    数回路と、上記電源制御回路による上記電源電圧の供給
    期間及び上記計数回路の計数期間を制御する制御論理回
    路とを具え、 上記計数回路は上記分周器への上記電源電圧の非供給期
    間に上記発振信号を計数することを特徴とする周波数カ
    ウンタ装置。
JP12351981U 1981-08-20 1981-08-20 周波数カウンタ装置 Expired JPS6042383Y2 (ja)

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JPS5832371U JPS5832371U (ja) 1983-03-02
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