JPS604178Y2 - X線撮影装置 - Google Patents

X線撮影装置

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JPS604178Y2
JPS604178Y2 JP1976056596U JP5659676U JPS604178Y2 JP S604178 Y2 JPS604178 Y2 JP S604178Y2 JP 1976056596 U JP1976056596 U JP 1976056596U JP 5659676 U JP5659676 U JP 5659676U JP S604178 Y2 JPS604178 Y2 JP S604178Y2
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JP
Japan
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film
holder
roller
lower lid
rollers
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Application number
JP1976056596U
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JPS52148058U (ja
Inventor
達洋 石塚
善雄 池田
茂一 原
俊夫 高橋
Original Assignee
株式会社日立メデイコ
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Publication date
Application filed by 株式会社日立メデイコ filed Critical 株式会社日立メデイコ
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はX線撮影装置に関するものである。
あらかじめストッカ(マガジン)に多数枚のカットフィ
ルムを収納しておき、撮影の都度これより1枚ずつ取り
出し撮影位置に送るようにした撮影装置が提案されてい
る。
ストッカから取り出されたフィルムは受渡手段によって
ホルダ内に装着されるが、このホルダ内でのフィルムは
増感紙によってサンドインチ状に保たれ、またそれらの
間を密着させるためホルダ内を排気する手段が別に設け
られている。
然るにかようなホルダとの間において、フィルムの受渡
し、排気等にかかる手段およびホルダ自体に関し種々の
ものが考えられているが、複雑な機構を駆使したもので
あり、故障の多発、該部分の大形化、高価となる等の欠
点を有している。
本考案の目的とするところは、簡易な構造にして上記撮
影を行うことのできる撮影位置を提供することにある。
以下実施例を図面によって説明する。
第1図は撮影装置の外観で、1は基台であって、これに
回転自在の回転枠2が設けられている。
この回転枠の正面には、X線管3および患者をのせるテ
ーブル4とが設けられている。
このテーブル4の内部および回転枠2にまたがっては第
2図、第3図に示すような透視ならびに撮影装置5が構
成されている。
すなわち7はイメージインテンシファイヤであって、X
線管からのX線の放射中心に設けられており、通常の状
態においてはこれとテレビカメラ8とによって透視観察
を行なうようにしである。
19は第4図、第5図、第6図により追って詳細に説明
するフィルムホルダであって、準備位置においてその内
部にフィルムが装着されると、レール上をモータ20、
スプロケット21,22チエン23でなる移動装置によ
りチェノの一端に係止された状態で撮影位置間を往復動
する。
9は未撮影フィルムを収納しておくサプライマガジン、
10は撮影済のフィルムを収納するレシーブマガジンで
いずれも所要枚数のフィルムを収容しえる構造としてい
る。
12〜18はローラで、そのうちの12,13,14は
モータ11の回転力がチェノ、トランスミッション等を
介して伝達される駆動ローラである。
なお前記ローラ14,17はフィルムホルダ19との間
でフィルムを受渡しするもので特にローラ17は受渡し
が終るとローラ14とのかみあいを解く、すなわち間隔
があくよう動作する。
25は真空ポンプで、フィルムホルダ19に設けた気孔
との間をパイプ27で接続し、ホルダ内に形成される空
間の排気を行なう。
上記のような構成において、撮影に際し、まずサプライ
マガジン9から図示されていない適宜の取出機構により
フィルムを1枚取出す。
モしてモータ11によって駆動されるローラ12,15
と、ローラ13,16とにより順次フィルムホルダの持
つ方向に送る。
この搬送されてきたフィルムの一端をローラ14,17
で受け、引きつづき開口された状態のフィルムホルダ内
に挿入するよう送り込む。
ローラとホルダとは、フィルムがホルダ内の所定位置に
装着された状態においてもそのフィルムの一部が第3図
に示すようにローラ14とローラ17との間に掛るよう
構成しである。
そして装着し終ると、ローラ17はローラ14との間隔
距離が若干あくよう下降する。
一方、前記フィルムの装着に応動して真空ポンプ25が
駆動してフィルムホルダ内に形成される空間の排気を行
う、これによりフィルムと、これをサンドイッチ状に挟
む増感紙とを密着させる。
然るに撮影指令に応動してモータ20が駆動され、フィ
ルムホルダ19を撮影位置に移動して撮影を行う。
撮影終了後は、再びもとの準備位置まで退避させられる
この退避とともに真空ポンプを停止し、パイプ27の途
中に設けたバルブを開いてホルダ内の排気による気密を
解除する。
またローラ17も応動して今度は上昇し、フィルムを挟
んでローラ14とかみ合う。
そしてこのローラ14を逆転させることにより、フィル
ムは開口されたホルダ内から順次引出され、さらにロー
ラ13,18に挟まれて、レシーブマガジン10へ、そ
の口10′を通して送り込まれる。
このようにして1枚のフィルムの撮影サイクルを終了す
る。
2枚目、3枚目のフィルムでの撮影も同様にして行われ
る。
なお前記マガジン9,10は、装置5の所定個所に設け
た挿入口から差込めるようにしており、またその把手を
もって引出すことができる。
当然、引出されるとき、そのフィルム出入口は収容した
フィルムが露光しないよう閉塞するよう構成されている
次に第4図〜第6図によってフィルムホルダ19を詳し
く説明する。
第4図は斜視図で、第5図はその矢印A−A’の断面図
、第6図は矢印B −B′の断面図である。
28はフィルムホルダを構成する基板で、下面の両端に
取付けたローラ36により、準備位置と撮影位置の間に
またがって装置本体の固定部に敷設されたレール37の
上に移動自在に支持されている。
また基板の同じ下面には連結金具24が取付けられその
他端はチェノ23の一端に係止されている。
そしてモータ20の駆動によりチェノにけん引されて準
備位置と撮影位置との間を往復動するようにしている。
一方この基板28の上面で撮影位置に近い側方には板バ
ネ32が、またその反対の側方にはスプリング33が設
けである。
31は下蓋で前記板バネとスプリングに乗せられるよう
にして保持されている。
そしてフィルム挿入口となる辺の両端に切欠部を有し、
凸状の面を呈している。
34はバッキングで下蓋31の上面周縁にそって取付け
られている。
なお下蓋の前記板バネ32とスプリング33が当る下面
には溝が設けてあり横ゆれを防止するようにしである。
またバッキングで囲まれる下蓋の面には下面から貫通す
るようにした気孔26が設けられている。
27は柔軟なパイプで前記気孔26と真空ポンプ25と
の間を連結している。
29.30は上蓋を構成する支持板とX線透過率の良好
な材質でなる板で、支持板29はフィルムと同じ大きさ
の窓を有し、前記板30がこの窓をふさぐように内側に
はり合わされている。
そしてこれらは、下蓋と同じ切欠部を有し、同様に凸状
の面を呈して下蓋31に重なるようにしである。
すなわち基板28にその移動方向に平行な両側部で、一
方はヒンジ48により、他方はツマミ49によって前記
支持板29を係止している。
従って上蓋は基板に対して固定された状態で維持される
とともに、下蓋は板バネとスプリングによって押上げら
れるよう保持されるので、通常の場合、上蓋と下蓋はバ
ッキング34を介して密着するように構成される。
39はフックで下蓋31の下面の凸部に取付けられてい
る。
なお図では示されてないが上蓋の板30と下蓋31の各
々対向面には所定の大きさの増感紙が取付けられる。
40はL字形のレバーで、上記フィルムホルダ19が準
備位置に置かれたときに関連して、前記ホルダのフック
39に一端が連接するよう軸38に軸支されている。
他端はソレノイド41の駆動軸に連結されている。
上記のように構成されたフィルムホルダにおいて、この
フィルムホルダ19が準備位置に置かれると、フック3
9がレバー40の一端に連接する。
そしてソレノイド41を付勢すると、その駆動軸が吸引
されるとともにレバー40を軸38を中心に反時計方向
に回動させる。
したがって連接したフック39を介して下蓋31をスプ
リング331;抗して下降させ、上蓋との間で開口する
一方サブライマガジン9から搬送されて来たフィルムは
、その先端が準備位置において、前記フィルムホルダ1
9の切欠部に位置するよう配置されたローラ14,17
の間に挟まれて、ローラ14の駆動によりホルダ内のバ
ッキング34に囲まれる下蓋面に挿入される。
完全に挿入された状態において、フィルムの他端はなお
前記ローラの間に挟まれた状態で維持される。
然るのちソレノイド41の付勢を解くと下蓋31はスプ
リング33によって押上げられ、上蓋に密着する。
この密着により上蓋とバッキングと下蓋とによりひとつ
の密室が形成される。
これと同時に真空ポンプ25を駆動し、気孔26を通し
て、前記密室の空間の排気を行なう。
それによってホルダ内のフィルムと増感紙は密着される
然るのち撮影指令によりフィルムホルダ19は撮影位置
に送られるが、こ・の直前においてフィルム35を挟ん
だままのローラ、ことにローラ17を下降させて、フィ
ルムのローラ14との係止を解除する。
第7図はローラ17の下降させる機構図で、ローラ17
はL字状ノアーム45の一端に軸支され、アームの他端
をスプリング46で左方に引張するようにして常態にお
いてはローラ14にかみ合うように維持されている。
そして前記のような場合、ソレノイド47によりスプリ
ング46を抗してアーム45を軸48を中心に反時計方
向に回動して、ローラ14との間隔を得る。
撮影が終了するとホルダは再びもとの準備位置にもどさ
れる。
また真空ポンプも駆動を停止し、図に示されてないパル
プを開いて、パイプ27、気孔26を介してホルダ内の
気密を解除する。
また前記ソレノイド47も解放しローラ17を復帰させ
る。
当然このときフィルム35の一端は挿入時と同様にロー
ラ14とローラ17に挟まれる。
また下蓋31もソレノイド41の付勢により下降し、上
蓋との間を開口する。
然るに駆動ローラ14を逆転させて、ホルダ内からフィ
ルムを取出し、これをレシーブマガジン10に搬送する
次の撮影も同様にしてサプライマガジン9から2枚目の
フィルムを取り出し撮影を行なうことができる。
なおフィルムホルダ19のツマミ48をはずすことによ
りヒンジ48により上蓋を開くことができる。
これにより増感紙の交換、増感紙表面の清掃、さらには
ホルダ内に混入したゴミ等の清掃が容易に行なえる。
本考案装置は以上実施例について説明したように、フィ
ルムホルダとこの開口手段、フィルムホルダの切欠部に
関係づけられるフィルム受渡手段等を簡易な構造にして
小形に、かつ多枚数のフィルムを連続して撮影するに充
分な機能を発揮しえる装置が得られるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案X線撮影装置の一実施例を示す斜視図、
第2図は;れの主要部分の測面図、第3図は主要部分の
平面図、第4図はフィルムホルダの斜視図、第5図は第
4図のA−A’断面図、第6図は第4図の13−B’断
面図、第7図はフィルム受渡部の測面図である。 符号の説明、14,17・・・・・・フィルム受渡用ロ
ーラ、20・・・・・・移動用モータ、19・・・・・
・フィルムホルダ、25・・・・・・真空ポンプ、26
・・・・・・気孔、28・・・・・・基板、29,30
・・・・・・上蓋、31・・・・・・下蓋、32・・・
・・・板バネ、33・・・・・・スプリング、34・・
・・・・バッキング、 39・・・・・・フック、 40・・・・・・アー ム、 41・・・・・・ソレノイド。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 基板上でバネにより保持され、気孔を内側にして上面周
    縁にバッキングを設けた下蓋およびこれに重なるよう前
    記基板の移動方向に沿う両端で支えら:れた上蓋を有し
    、これらの蓋のフィルム挿入側となる辺に切欠部を設け
    たフィルムホルダと、このホルダを準備位置と撮影位置
    との間を往復させる移動装置と、前記下蓋の一端に連結
    してその保持バネに抗して上蓋との間隔を開くホルダ開
    口装置と、準備位置にあるホルダの前記切欠部に位置す
    るよう設けた可逆転可能なローラおよびこのローラとか
    みあいホルダとの間でフィルムを受渡し受渡後前記ロー
    ラとのかみあいを解くようにしたローラでなるフィルム
    受渡装置と、前記気孔にパイプで接続し前記ホルダの上
    蓋、バッキング、下蓋でなす空間の排気を行なう排気装
    置とを具備したことを特徴とするX線撮影装置。
JP1976056596U 1976-05-07 1976-05-07 X線撮影装置 Expired JPS604178Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1976056596U JPS604178Y2 (ja) 1976-05-07 1976-05-07 X線撮影装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP1976056596U JPS604178Y2 (ja) 1976-05-07 1976-05-07 X線撮影装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS52148058U JPS52148058U (ja) 1977-11-09
JPS604178Y2 true JPS604178Y2 (ja) 1985-02-05

Family

ID=28515544

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JP1976056596U Expired JPS604178Y2 (ja) 1976-05-07 1976-05-07 X線撮影装置

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KR100914143B1 (ko) * 2009-06-04 2009-08-27 제이엔케이기술단(주) 건축물 베란다 난간구조

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JPS52148058U (ja) 1977-11-09

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