JPS61172129A - インスタント写真用撮影装置 - Google Patents

インスタント写真用撮影装置

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Publication number
JPS61172129A
JPS61172129A JP1267685A JP1267685A JPS61172129A JP S61172129 A JPS61172129 A JP S61172129A JP 1267685 A JP1267685 A JP 1267685A JP 1267685 A JP1267685 A JP 1267685A JP S61172129 A JPS61172129 A JP S61172129A
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JP
Japan
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developer
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receiving member
pod
photosensitive member
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Pending
Application number
JP1267685A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuji Oshikoshi
押越 悠二
Tadashi Kato
正 加藤
Hisashi Kikuchi
菊池 寿
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP1267685A priority Critical patent/JPS61172129A/ja
Priority to US06/823,279 priority patent/US4695143A/en
Publication of JPS61172129A publication Critical patent/JPS61172129A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Cameras Adapted For Combination With Other Photographic Or Optical Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、現像処理後に受像部材と感光部材とを分離す
るビールアパートタイプのインスタント写真用撮影装置
に関するものである。
〔従来技術〕
ビールアパートタイプのインスタントフィルムユニット
(以下、単にフィルムユニットという)を用いたカメラ
が従来から広く知られている。このフィルムユニットは
、潜像を記録するシート形態の感光部材と、この潜像を
受は取って顕像を形成するシート形態の受像部材と、こ
の受像部材の上に固着した現像液ポッドとから構成され
ている。
感光部材の露光後に、この感光部材と受像部材とを重ね
合わせてから、一対の展開ローラの間を通過させる。フ
ィルムユニットが展開ローラの間を通過する際に、まず
現像液ポッドが裂開するから、その中に収容されていた
現像液が押し出され、感光部材と受像部材との間に展開
される。この現像液により、感光部材に記録されていた
潜像が受像部材に転写され、この受像部材に最終的な写
真像が形成される。
前述した従来のビールアパートタイプのインスタント写
真では、現像液ポッドが予め受像部材の上に接合されて
いるから、次のような問題があった。まず、その1つは
フィルムユニットの有効期限の問題である。一般的に、
感光部材と受像部材は、品質を劣化することなく使用す
ることができる期間(有効期間)がかなり長い。これに
対して、現像液は強アルカリ性であり、ポッド袋を通過
した空気中の酸素によって酸化されやすいため、有効期
間が比較的に短いものである。そこで、フィルムユニッ
ト全体の有効期間は、現像液の有効期間に基づいて定め
ているから、現像液の有効期間が経過した場合には、た
とえ感光部材と受像部材の品質が劣化していなくても、
フィルムユニット全体が使用することができなくなる。
このように有効期限が経過したものは、所期の記録品質
を損なうこともあるから、廃棄処分されるのが普通であ
り、その結果貴重な資源を浪費することになる。
もう1つの問題は、受像部材の取扱いが不便であること
である。すなわち、展開ローラによる裂開が起こりやす
いようにポッド袋が作られているため、受像部材が1駒
ずつ分離されたシート形態の場合にはこれを多く積み重
ねたり、又は複数の駒が連続したロール形態のものでは
強く巻き取ったり、あるいはその巻取り量を多くすると
、現像液ポッドが押しつぶされることがあり、この場合
には漏れ出た現像液が全体を駄目にしてしまう。
これは、大量撮影又は連続撮影を能率よく行うために、
感光部材と受像部材とを分離した病態で撮影装置に装填
し、感光部材の露光後に感光部材と受像部材とを重ね合
わせてユニット化するインスタント写真撮影装置におい
ては特に問題となる。
更に、現像液ポッドはかなり厚いために、積み重ねたり
、巻き取った場合には、デコボコしてしまうために、取
扱に不便であるとともに、給紙装置に特別な工夫を施す
ことが必要となる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明は、現像液ポッドに起因する有効期限の問題と取
扱い上の不便さとを解決することができるようにしたビ
ールアパートタイプのインスタント写真用撮影装置を提
供することを目的とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明は、現像液ポッド供
給手段を設けて、感光部材と受像部材とを展開ローラに
通す前に、これらの間に現像液ポッドを供給するように
したものである。
前記感光部材と受像部材は、シート形態であってもロー
ル形態であってもよい。搬送を考慮すると、ロール形態
の方が望ましく、この場合にはカッターで1駒毎に切断
して用いる。現像液ポッドは、感光部材と受像部材との
間に挿入するだけでもよいが、展開ローラによる咬え込
みの際に、現像液ポッドが逃げないようにするために、
受像部材に固定するのがよい。
以下、図面を参照して本発明の一実施例について詳細に
説明する。
〔実施例〕
第1図において、潜像を記録するための感光部材1が巻
芯2に巻かれており、カメラハウジング10の上方に配
置した巻芯受け11に着脱自在に装填されている。この
感光部材lは、一対の感光部材送りローラ12.13で
ニップされて引き出されて露光位置Pに送られ、ここで
露光される。
一方の感光部材送りローラ12は、モータ14で駆動さ
れて、露光済みの感光部材lの先端が感光部材先端位置
P1に達するまで定量送りを行う。
この定量送りされた露光済み感光部材1は、露光枠15
の下方に配置したカッター16で切断され、1駒分の感
光シート部材1aを切り離す。このカッター16の下方
に、露光済み感光部材1の進行方向を横に変えるだめの
ガイドプレート17が配置されている。
前記露光位置Pの前方には、レンズシャッタ19を持っ
た撮影レンズ20が配置されており、レンズシャッタ1
9の開口中に、被写体の像を感光部材1に結像し、これ
に潜像として記録する。前記露光位置Pにある感光部材
1に外光が入射しないようにするために、露光枠15と
撮影レンズ20とに蛇腹21が掛けられている。また、
露光位置Pにある感光部材1の平面性を確保するために
、圧板22が設けられている。
前記感光部材1に記録された潜像を受は取って画像を形
成するために、受像部材3が巻芯4に巻かれており、カ
メラハウジング10の下方に配置した巻芯受け26に着
脱自在に装愼されている。
第2図に示すように、受像部材3は、受像シート27と
中間シート28とが交互に接合されている。
この中間シート28には、後で詳しく説明するように、
現像液を収納した現像液ポッド29が二点鎖線で示すよ
うに取り付けられる。前記受像シート27の両側部には
、スペーサ30が接合されており、感光部材1との間隔
を一定に保つことにより、現像液ポッド29から押し出
された現像液を一定の厚みに展開する。一点鎖線31は
シート状に切断する際の切断線を示すものであり、この
切断によって中間シート28が引出し部28aと、余剰
現像液を受は留めるスカート部28bとに分離される。
ロール形態の受像部材3は、モータ33で駆動される一
対の受像部材送りローラ34.35によって引き出され
、ガイドブレート36.37を経て、その先端が受像部
材先端位置P2に達するまで定量送りされる。なお、受
像部材先端位置P2は、感光部材先端位置P1よりも先
にあるため、受像部材送りローラ34,35は感光部材
送りローラ12,13よりも送り量が大きく設定されて
いる。前記受像部材送りローラ34,35による定量送
りの後に、カッター38が作動して受像部材3を切断線
31で切断し、1駒のサイズとなった受像シート部材3
aを切り離す。
前記受像部材送りローラ34.35と、カッター38と
の間に、現像液ボンド供給部40が配置されており、露
光済み感光部材1と重ね合わせる前に、現像液ポッド2
9が受像部材3に供給される。この現像液ポッド29は
、受像部材3の上に単に乗せてもよいが、現像液ポッド
29の位置ズレや裂開を考慮すると、固定部材例えば接
着テープ、接着剤等を用いて受像部材3に固定するのが
よい。この固定部材は、現像液ポッド29と受像部材3
のいずれに設けてもよい。更には、この固定部材を現像
液ポッド29又は受像部材3に予め設けておく他に、現
像液ポッド29を受像部材3に固定する直前に設けても
よい。なお、接着剤を予め塗布しておく場合には、通常
は接着性がなく、水や熱を加えることにより接着性が出
るものを選んで用いるのがよい。
現像液ポッド29が取り付けられた受像部材3の上に、
露光済みの感光部材1が重ねられ、これらの上に接着テ
ープ41aが貼着される。この接着テープ41aは、シ
ート形態となった感光シート部材1aと受像シート部材
3aとが密着した状態で現像処理される際に、両者がズ
してしまい、そのために受像シート部材3aに形成され
る画像に位置ズレや画像の流れが生じないようにするた
めに用いられるものである。この接着テープ41aは、
接着テープロール41の先端部を引き出して所定の長さ
に切断することにより形成される。
すなわち、接着テープロール41は、軸方向に延びた凹
凸が外周に形成された一対のローレットローラ43.4
4によって、一定の長さだけ引き出され、その先端部の
非接着面が押し板45の下面で吸引・保持されて、押し
板45とともに下降する際に、カッター46で切断され
る。所定の長さに切断された接着テープ41aは、押し
板45によって片面に形成した接着面が感光部材1と受
像部材3とに押し付けられるから、これらの上に接合さ
れる。そして、接着テープ41aの接合後に、押し板4
5は接着テープ41aの非接着面の吸引・保持を解除す
るから、押し板45だけが上昇する。この実施例では、
接着テープロール41の先端が受像部材3の移送方向へ
引き出されるが、これは接着テープロール41の配置を
変えることにより、受像部材3の移送方向と直交する方
向へ引き出すこともできる。なお、接着テープ41aを
用いる他に、受像部材3の引出し部28aに接着層を予
め形成しておき、ヒートシーラを押し付けて感光部材1
の先端を引出し部28aに接合することも可能である。
前記押し板45には、スライドレバー47の下端が固着
されており、このスライドレバー47は。
ガイド部材(図示せず)に案内されて上下動する。
このスライドレバー47を上下動させるために、その上
端がピン48によって駆動レバー49の一端に連結され
ている。この駆動レバー、49は、軸50に回動自在に
支持されており、その先端にローラ51が取り付けられ
ている。このローラ51は、モータ52で駆動されるカ
ム53の外周に当接している。
第3図に詳細に示すように、前記押し板45は箱状をし
ており、その底面に複数の吸引孔45aが形成されてい
る。この押し板45の内部を負圧にするために、フレキ
シブルパイプ55を介して真空源56に接続されている
。この押し板45の前方に、一対の展開ローラ60,6
1が配置されている。これらの展開ローラ60.61は
、バネ(図示せず)で近接する方向に付勢されており、
その間を感光シート部材1aと受像シート部材3aとが
密着した状態で通過する際に、現像液ポッド29が裂開
される。これらの展開ローラ60゜61の前方に、搬送
ローラ62a、62bと、これに対向して搬送ローラ6
3a、63b (図示せず)とが配置されており、現像
ムラが発生しないようにするために、スペーサ30の部
分を挟んで搬送する。前記搬送ローラ62aと62bは
回転軸64に軸止されており、また搬送ローラ63a。
63bは回転軸65に軸止されている。これらの回転軸
64.65の一端には、ギヤ66.67がそれぞれ固着
されており、これらが噛合することにより、搬送ローラ
62a、62b、63a、63bとが同じ周速度で回転
する。
前記現像液ポッド29が一対の展開ローラ60゜61で
裂開される際に、かなりの引出し力が必要となるために
、幅の狭い搬送ローラ62a、62b、63a、63b
だけでは、スリップを起こし易い。そこで、受像シート
部材3aの引出しの初期において、引出し力を大きくす
るために、一対の引出しローラ70.71が配置されて
おり、受像シート部材3aの先端を咬えて引き出す。こ
れらの引出しローラ70.71は、常時近接していると
、受像シート27がきた時にこれを挟み付けて現像ムラ
を発生させてしまうから、受像シート27がくる前に一
方の引出しローラ70を退避させることが必要となる。
このために、引出しローラ70を先端に保持したアーム
72は、その折曲げ片72aがカム73で押された時に
、バネ74に抗して軸75を支点にして揺動する。
前記搬送ローラ62 a、  62 b、  63 a
、  63b、引出しローラ71.カム73は、駆動系
77を介してモータ78で駆動されるようになっている
。また、前記モータ14.33.52.7B。
シャフタ16.現像液ポッド供給部40等は、スタート
キーを操作した時に、マイクロコンピュータによって所
定のタイミングで作動するようにシーケンス制御される
ものである。
次に上記実施例の作用について説明する。まず、ロール
形態の感光部材1を巻芯受け11に装填し、その先端を
カッター16の位置まで引き出す。また、ロール形態の
受像部材3を巻芯受け26に装填し、その先端をカッタ
ー38の位置まで引き出す。
撮影レンズ20の前に被写体を置いてから、スタートキ
ーを押せば、シャッタ19が作動して露光位置Pに位置
決めされた感光部材1の一部に、被写体の潜像を記録す
る。この撮影後に、現像液ポッド供給部40が作動して
、中間シート28の引出し部28a上に′現像液ポッド
29を固定する。
その後、モータ33が始動するから、受像部材送りロー
ラ34.35によってニップされた受像部材3は、ガイ
ドプレート36.37の上に沿って移動し、その先端が
受像部材先端位置P2に達するまで定量送りされる。そ
して、この定量送りがフォトセンサー等で検出されると
、モータ33が停止する。前記受像部材3の送出し時に
、モータ78も回転するから、受像部材3の先端が展開
ローラ60,61.till送ローラ62a、62b、
63a、63b、引出しローラ70.71に一’−7ブ
された状態になり、そしてこの状態になるとモータ78
も停止する。
前記受像部材3の定量送り後に、モータ14が始動する
から、眉光部材送りローラ12.13が回転して感光部
材1の定量送りを行なう。この感光部材1の先端は、湾
曲したガイドプレート17によって横方向に向きが変え
られてから、受像部材3の上に沿って移動する。そして
、感光部材1の先端が感光部材先端位置P1に達したこ
とがフォトセンサー等で検出されると、モータ14の回
転が停止する。
前記感光部材1が定量送りされて、受像部材3の上に適
正に重なった後に、ローレフトローラ43.44が回転
して接着テープロール41の先端部を定量送りする。こ
の定量送りされた接着テープロール41は、その先端部
の非接着面が押し板45の下面で吸引・保持される。次
に、モータ52が始動してカム53を1回転させる。こ
のカム53の回転により、押し板45は、その下面に接
着テープロール41の先端部を吸引・保持したまま下降
し、カッター46で所定長の接着テープ41aに切断す
る。得られた接着テープ41aは、押し板45により感
光部材1の先端部と、受像部材3の一部に押し付けられ
てこれに接着される。
接着テープ41aの接着後は、真空源56に設けたバル
ブが切り換えられて、押し板45の内部が大気に連通さ
れるから、接着テープ41aの吸引保持が解除され、そ
の後押し板45が上昇して初期位置へ戻る。この接着テ
ープ41aの接合により、感光部材1はその先端が現像
液ポッド29を覆った状癲で受像部材3に接合される。
次に、カッター16と38とが作動して、第4図に示す
ように、感光部材1と受像部材3と養それぞれ切断し、
感光シート部材1aと受像シート部材3aとに切り離す
。この切断後に、モータ78が再び始動するから、受像
シート部材3aの先端が引き出しローラ70.71に咬
えられて引き出される。これとともに、上下に重なった
感光シート部材1aと受像シート部材3aは、搬送ロー
ラ62 a、  62 b、  63 a、  63 
bによって両側部が咬えられて引き出される。感光シー
ト部材1aと、受像シート部材3aとが重なった状態で
引き出される際に、現像液ポッド29が一対の展開ロー
ラ60,61を通過するために、現像液ポッド29が裂
開され、内部に収容されていた現像液が感光シート部材
1aと受像シート部材3aとの間に流れ出る。この流れ
出た現像液は9、一対の展開ローラ60.61で厚みが
均一になるように展開される。なお、余分な現像液は、
感光シート1aの後端部とスカート部28bとの間に貯
溜される。
前記現像液ポッド29の裂開後に、カム73によってア
ーム72が軸75を支点にして時計方向に回動するため
、アーム72の先端に取り付けた引出しローラ70が感
光シート部材1aから離れ、感光シート部材1aと受像
シート部材3aの引出しが終了するまで退避位置に待機
する。しかし、搬送ローラ62a、62b、63a、6
3bは、糸1続して回転するため、感光シート部材1a
と受像シート部材3aとが密着したまま、インスタント
写真ユニット85としてトレイ86に排出され  。
る。
前記トレイ86に排出されたインスタント写真ユニット
85は、約60秒間そのままで放置され、その間に転写
定着処理が行われる。その後、受像シート27だけを剥
がせば、これに被写体の画像が記録されたインスタント
写真を得ることができる。
第5図は現像液ボンド供給装置の一実施例を示すもので
ある。複数の現像液ポッド29は、接着テープ90の上
に縦に並べられ、その下端が接着層90aに剥離可能に
接合されている。この接着テープ90は、非接着層を巻
取りローラ91の外周に重ね、その先端部がテープ等に
よって巻取りローラ91に固定されている。そして、前
述したように、感光部材1が露光された時に、現像液ポ
ッド29の取り出し位置が同じになるように、巻取りロ
ーラ91が矢線方向に間欠回転する。
前記接着テープ90に保持された現像液ポッド29は、
吸着盤93によって吸引・保持されて接着テープ90か
ら1個ずつ取り出される。この吸着盤93は、現像液ボ
ンド29の保持と釈放とを制御するために、フレキシブ
ルバイブ94を介して真空源(図示せず)に接続されて
いる。また、吸着盤93の前進又は後退を行わせるため
に、エアーシリンダ95のピストンロフト95aの先端
に、吸着盤93が取り付けられている。
前記ピストン95の後端部に回転軸97が固着されてお
り、この回転軸97が90度面回転ると、二点鎖線で示
すように、現像液ポッド29を保持した吸着盤93が中
間シート28の上へ移動する。
この回転軸97を回転させるために、その他端にギヤ9
8が軸止されており、このギヤ98にモータ99で回転
される駆動ギヤ100が噛合している。
前記現像液ポッド29は、第6図に示すように、ポッド
袋の背面に常時接着性を持った接着層104が形成され
ており、その上に離型紙105が貼着されている。この
離型紙105は、隣接する現像液ポッド29がくっつか
ないようにするためのものであり、現像液ポッド29を
中間シート28へ固定する前に、離型紙105を剥がす
ことが必要になる。この離型紙105を剥離するために
、現像液ポッド29からはみ出た部分105aを吸着す
る吸着盤106が設けられている。この吸着盤106は
、離型紙105の一部105aを受は止めてから、これ
を吸着・保持した状態で前進することにより、離型紙1
05を現像液ボンド29から剥離する。この吸着盤10
6を前進させるために、エアーシリンダ107のピスト
ンロッド107aに吸着盤106が取り付けられている
。なお、符号108は、吸着盤106を真空源(図示せ
ず)に接続するためのフレキシブルパイプである。
次に、前述した現像液ポッド供給装置の作用について説
明する。感光部材1の露光が終了すると、巻取りローラ
91が所定量回転し、現像液ポッド29を担持した接着
テープ90を所定量巻き取り、現像液ポッド29を一部
ピッチだけ前進させる。
その後エアーシリンダ95が作動してピストンロッド9
5aを巻取りローラ91に向けて前進させ、吸着盤93
を一番前にある現像液ポッド29に押し当てる。この吸
着盤93は、真空源に接続されているから、押し当たっ
た現像液ポッド29を吸着する。その後、ピストンロッ
ド95aが後退するから、吸着盤93は現像液ポッド2
9を保持したまま第5図で実線で示す位置まで後退する
エアーシリンダ95の作動後に、もう1つのエアーシリ
ンダ107が作動し、吸着盤106を前進させて、離型
紙105の一部105aを吸着させる。そして、吸着盤
106が離型紙105を吸着したまま前進し、離型紙1
05を現像液ボンド29から剥がす。なお、図面では省
略しであるが、このエアーシリンダ107は、剥離した
離型IEI05をダストボックスに入れた後、初期の位
置に復帰するようになっている。
離型紙105の剥離後に、モータ99が回転するから、
エアーシリンダ95が90度面回転て二点鎖線で示す位
置へ移動する。次に、ピストンロッド95aが前進して
現像液ポッド29を中間シート28の上に押し付けて、
接着層104を介して現像液ポッド29を中間シート2
8の上に接合する。この接合後に、ピストンロッド95
が後退し、次に時計方向に回転して第5図に示す位置へ
復帰する。
第7図は現像液ボンドを横にして接着テープ90に取り
付けた実施例を示すものである。この実施例では、吸着
盤を上から下降させて現像液ポッド29を吸着すること
が必要である。
第8図はカートリッジに現像液ポッドを装填した実施例
を示すものである。角筒状をしたカートリッジ110に
、多数の現像液ポッド29が積み重ねた状態で収納され
ている。このカートリッジ110を支持プレー)111
の上に載せてから、底蓋112を抜き出させば、現像液
ポッド29が支持プレート111の開口を通って、ベル
ト113の上に乗る。このベルト113を回転させれば
、支持プレート111とベルト113との間から現像液
ポッド29が1個ずつ取り出される。カートリッジ11
0から取り出された現像液ポッド29は、吸着盤により
吸着されて受像部材3上に持ち運ばれる。
第9図は現像液ポッド29を熱シールする実施例を示す
ものである。この実施例では、中間シート28に接着層
115が予め塗布されており、この上に現像液ポッド2
9を重ねてから、ヒータ116を押し当てることにより
、現像液ポッド29を中間シート28に接合する。なお
、この接着層115は、現像液ポッド29に塗布してお
いてもよい。
前記インスタンl−写真ユニット85は、一定時間(6
0秒)加熱(25〜30℃)した後に剥がすと、仕上り
が均一になる。このためには、カメラハウジング10内
で一定時間加熱してからトレイ86に排出するのが望ま
しい。また、感光部材と受像部材は、展開後に明室内に
放置してもカプリが生じないようにするために、遮光処
理が施されている。この遮光処理を省くと、感光部材と
受像部材のコストを安くすることができるが、その場合
には暗室内で現像定着処理を行うことが必要である。こ
れらの要望を満たすために、カメラハウジング10内を
遮光するとともに、この内部にインスタント写真ユニッ
ト85を一時的に保留することができる装置を設けるの
がよい。
〔発明の効果〕
上記構成を有する本発明は、感光部材と受像部材の展開
処理の前に現像液ポッドをこれらの間に供給するように
したから、感光部材、受像部材。
現像液ポッドの使用期限をそれぞれ別個に管理すること
が可能となり、使用期限が経過したものだけを交換すれ
ばよいから、従来のように現像液ポッドの使用期限が経
過したために、フィルムユニット全体を廃棄する必要が
なくなる。特に、現像液は品質が劣化しやすいため、そ
の管理に充分な注意が必要であるが、本発明は現像液の
品質が劣化した場合には、簡単に交換することができる
から、常に新鮮な現像液を用いて現像することができ、
それにより高品質な画像を記録することができる。
更に、受像部材がシート形態の場合には高く積み重ねる
ことができ、またロール形態の場合には大きな巻径で巻
き取っておくことができるから、保管に便利であるとと
もに、撮影装置への装填回数を少なくすることが可能と
なり、取り扱いが簡便となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す概略1図である。 第2図は受像部材の平面図である。 第3図は排出機構を示す斜視図である。 第4図は感光部材と受像部材の重合わせ状態を示す斜視
図である。 第5図は現像液ポッド供給装置の一例を示す斜視図であ
る。 第6図はボンド袋に接着層を形成した現像液ポッドの例
を示す斜視図である。 第7図は現像液ポッドを横に寝かせて接着テープに取り
付けた実施例を示す平面図である。 第8図はカートリッジに現像液ポッドを収納しに実施例
を示す断面図である。 第9図は現像液ポッドを熱シールする実施例を示す説明
図である。 ■・・・感光部材 1a・・感光シート部材 3・・・受像部材 3a・・受像シート部材 12.13・・感光部材送りローラ 20・・撮影レンズ 27・・受像シート 28・・中間シート 29・・現像液ポッド 34.35・・受像部材送りローラ 41a・・接着テープ 45・・押し板 60.61・・展開ローラ 62a、62b、63a、63b−・搬送ローラ85・
・インスタント写真ユニット 90・・接着テープ 93.106・・吸着盤 95.107・・エアーシリンダ 105・・離型紙 110・・カートリッジ。 第4図 第9図

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)感光部材を露光してから、この感光部材と受像部
    材とを重ね合わせ、これらの間に現像液を展開して感光
    部材に記録した潜像を受像部材に転写するインスタント
    写真用撮影装置において、 前記感光部材と受像部材とを重ね合わせる前に、現像液
    を封入した現像液ポッドを受像部材と感光部材との間に
    供給する現像液ポッド供給手段を設けたことを特徴とす
    るインスタント写真用撮影装置。
  2. (2)前記現像液ポッド供給手段は、現像液ポッドを釈
    放自在に吸着する吸着盤と、この吸着盤を先端に取り付
    けた伸縮・回動自在な可動アームとからなり、現像液ポ
    ッド収納部から1個ずつ吸着して取り出した現像液ポッ
    ドを受像部材上に持ち運んでから釈放するようにしたこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のインスタン
    ト写真用撮影装置。
  3. (3)前記現像液ポッドは、吸着盤で保持されない方の
    面に、受像部材に固定するための接着層が形成されてい
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のインス
    タント写真用撮影装置。
  4. (4)前記受像部材には、現像液ポッドを固定するため
    の接着層が形成されていることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載のインスタント写真用撮影装置。
  5. (5)前記感光部材と受像部材は、ロール形態をしてお
    り、感光部材の露光後に1駒のシートに切断されること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載のインスタント
    写真用撮影装置。
JP1267685A 1985-01-28 1985-01-28 インスタント写真用撮影装置 Pending JPS61172129A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63298325A (ja) * 1987-05-29 1988-12-06 Ricoh Co Ltd インスタント写真装置
JPH01250937A (ja) * 1987-12-01 1989-10-05 Ricoh Co Ltd インスタント写真装置

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