JPS6041513Y2 - 熔融炉のプラツトフオ−ム - Google Patents

熔融炉のプラツトフオ−ム

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Publication number
JPS6041513Y2
JPS6041513Y2 JP8426782U JP8426782U JPS6041513Y2 JP S6041513 Y2 JPS6041513 Y2 JP S6041513Y2 JP 8426782 U JP8426782 U JP 8426782U JP 8426782 U JP8426782 U JP 8426782U JP S6041513 Y2 JPS6041513 Y2 JP S6041513Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
platform
furnace
furnace body
melting furnace
auxiliary
Prior art date
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Expired
Application number
JP8426782U
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English (en)
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JPS58186398U (ja
Inventor
直祐 相田
Original Assignee
神鋼電機株式会社
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Publication date
Application filed by 神鋼電機株式会社 filed Critical 神鋼電機株式会社
Priority to JP8426782U priority Critical patent/JPS6041513Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は熔融炉のプラットフォームに関する。
熔融炉の中には、誘電炉等のように炉本体がるつぼ状に
なされ、炉内部の溶湯を払い出すとき炉本体を90°以
上傾斜させて自重により溶湯を炉本体上葡の払い出し口
から払い出すとともに、炉本体の上面を平板状のプラッ
トフォームで覆って、炉内を外部から遮断し、また炉本
体内に原料を供給するとき等プラットフォームの上部に
て人が作業できるようなっているものがある。
このような熔融炉において、炉本体を傾斜させようとす
る場合、溶湯払い出し口をできるだけ移動させないよう
にするために、払い出し口が存する側壁上部を回動中心
として運ぶことがよくある。
この場合、炉の上部には炉本体が回動し得るだけのクリ
アランスが必要となってくる。
ところが、既設建屋内に新たに熔融炉を設置しようとす
る場合等溶融炉の設置スペース特に炉本体の上部スペー
スに制約がある場合にあっては、熔融炉側になんらかの
工夫を施こし、炉本体が回動される際炉本体がその上部
に存する障害物と干渉しないようにしなければならない
第1図a、 bは、上記のような予め除去することがで
きない障害物が存する建屋内に新たに誘電炉を設置した
例を示すもので、図中符号1は誘電炉本体で、この炉本
体1は、溶湯払い出し口2が存する側壁上部の両側に突
出して設けられた軸(図示せず)がフレーム3から延び
る軸受3aによって回転自在に支持されることにより、
図中矢印A、 B方向に回転し得るようになっている。
また、炉本体1の側部には炉本体1を回転操作するシリ
ンダ4が配置されており、このシリンダ4の一端部は炉
本体1の側壁上部に、またその他端部はフレーム3の下
端にそれぞれ回動自在に取付けられている。
炉本体1の上部には炉側プラットフォーム5が炉本体1
に固定的に取付けられており、この炉側プラットフォー
ム5は一隅部が四角形状に切欠かれ、炉本体1が矢印A
方向に回動する際炉側プラットフォーム5が障害物Sと
干渉しないようになっている。
いま、6は固定プラットフォームで、その第1図すにお
ける左端部手前側には、前記炉側プラットフォーム5の
切欠に対応する補助プラットフォーム7が、蝶番8を介
して矢印C,D方向に回動自在に取付けられている。
なお、9は炉本体1の後側路中央部に設けられた端子カ
バーである。
そして、図中実線で示すように水平状におかれた炉本体
1内に原料を供給する場合等には、それぞれ同一平面上
に連続して並べられた各プラットフォーム5.6. 7
上に作業員が乗りそこで作業を行え得るようになってい
る。
他方、炉本体1内の溶湯を払い出す場合には、人手によ
り補助プラットフォーム7を図中矢印り方向に回動させ
て固定プラットフォーム6上に重ね合わせた後、駆動源
(図示せず)によってシリンダ4を伸長させ、炉本体1
を矢印A方向に回動させて図中2点鎖線で示す状態に至
らしめ、自重により炉本体1内の溶湯を払い出し口2か
ら外部に払い出し、その後上述した逆の作業を行なって
炉本体1を図中実線で示す状態に復帰させていた。
ところで、このような熔融炉のプラットフォームにあっ
ては、炉本体1を傾斜、復帰させる毎に、人手によって
比較的大重量の補助プラットフォーム7を開閉操作しな
ければならず、その作業が大変面倒であるという欠点が
あった。
本考案は上記事情に鑑みてなされたもので、炉本体を傾
斜、復帰させる際すべての作動の自動化を図ることがで
き、補助プラットフォーム等の開閉操作を人手によるこ
となく行うここができる熔融炉のプラットフォームを提
供することを目的とする。
以下、本考案の一実施例を第2図a、 bを参照して説
明する。
なお、第1図a、 bに示す従来例と同一部分には同一
符号を付してその説明を省略する。
第2図a、 bは本考案によるプラットフォームを備え
た熔融炉の設置状態を示すもので、炉側プラットフォー
ム11の回動先端縁の第2図すにおける手前側には補助
プラットフォーム12の一側が蝶番13を介して矢印C
,D方向に回動自在に取付けられており、この補助プラ
ットフォーム12の他側にはローラ14が取付けられて
いる。
固定プラットフォーム15の第2図すにおける左端部手
前側には、補助プラットフォーム12の他側をローラ1
4を介して保合案内するガイド板16が取付けられてお
り、このガイド板16は、その先端部が上方にわん曲さ
れている。
また、炉本体1の側部で補助プラットフォーム12の下
側に対応する箇所には、補助プラットフォーム12を押
圧する押圧手段17が取付けられている。
押圧手段17は、筒状体18内にブツシュロッド19が
進退自在に嵌め込まれるとともに、このブツシュロッド
19が筒状体18内に挿入されているスプリング20に
よって伸長する方向に付勢されてなるものである。
しかして、上記構成の熔融炉のプラットフォームにおい
て、炉本体1内の溶湯を払い出す場合には、駆動源(図
示せず)によってシリンダ4を伸長させる。
すると、炉本体1および炉側プラットフォーム11等が
矢印A方向に回動し、これに伴ない補助プラットフォー
ム12が同方向に回動しつつ、この補助プラットフオー
ム12自体が自重によって蝶番13を中心として矢印り
方向に回動し、またこのときローラ14がガイド板16
によって案内されて第2図す中左側に移動する。
そして、さらに炉本体1および炉側プラットフォーム1
1等の矢印A方向への回動が進むと、補助プラットフォ
ーム12のローラ14がガイド板16から離れる。
このとき、重力によって補助プラットフォーム12が矢
印り方向に回動して、ローラ14が炉本体1に衝突しよ
うとするが、そ合前に補助プラットフォーム12が押圧
手段17内のブツシュロッド19に当接し、この当接の
際スプリング20によって補助プラットフォーム12の
回転力が吸収され、従ってローラ14の炉本体1への衝
突は和らげられる。
その後、炉本体1および炉側プラットフォーム11等の
回動が進み、図中2点鎖線に示す状態にまで至り、この
状態で炉本体1内の溶湯が払い出し口2より外部に払い
出される。
次に、炉本体1内の溶湯の全ての払い出しが終わると、
駆動源(図示せず)によってシリンダ4を退縮させ、炉
本体1および炉側プラットフォーム11等を矢印B方向
に回動させる。
そして、これら部材1,11等が所定回動位置(図中1
点鎖線に示す位置)まで達すると、補助プラットフォー
ム12が押圧手段17によって矢印C方向に押圧されて
いるから、補助プラットフォーム12が垂直状態より若
干矢印C方向に傾斜された状態で、ローラ14がガイド
板16にすみやかに係合する。
そして、この状態から炉本体1および炉側プラットフォ
ーム11等をさらに矢印B方向に回動させると、ローラ
14がガイド板16上を第2図す中層側に移動し、これ
に伴なって補助プラツトフォーム12が蝶番13を中心
として矢印C方向に回動し、ついには炉本体1、炉側プ
ラットフォーム11および補助プラットフォーム12が
それぞれ図中実線で示す元の状態に復帰する。
このように炉本体1等の傾斜、復帰はすべて自動的に行
なわれる。
以上説明したように、本考案による熔融炉のプラットフ
ォームによれば、補助プラットフォームの一側を炉側プ
ラットフォームの回動先端部に回動可能に取付けるとと
もに、補助プラットフォームの他側にローラを取付け、
他方固定プラットフォームにガイド板を設け、炉本体が
回動される際ガイド板によって補助プラットフォームを
ローラを介して案内するようにしているから、炉本体を
傾斜、復帰させる際各部材の動作の自動化を図ることが
でき、この結果従来人手によって行なっていた補助プラ
ットフォームの開閉操作をなくすることができる等の効
果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図a、 bはそれぞれ従来の熔融炉の設置状態およ
びその動きを説明するもので、aは正面図、bは側面図
、第2図a、 bはそれぞれ本考案のプラットフォーム
を備えた熔融炉の設置状態およびその動きを説明するも
ので、aは正面図、bは側面図である。 1・・・・・・誘電炉本体、2・・・・・・溶湯払い出
し口、3・・・・・・フレーム、12・・・・・・補助
プラットフォーム、13・・・・・・蝶番、14・・・
・・・ローラ、15・・・・・・固定プラットフォーム
、16・・・・・・ガイド板、17・・・・・・押圧手
段、S・・・・・・障害物。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 垂直方向に回転可能になされたるつぼ形の熔融炉の上面
    に固定的に設けられた炉側プラットフォームと、一側が
    この炉側プラットフォームの回動先端部に前記熔融炉の
    回転中心軸と平行な軸を中心として回転可能に取付けら
    れた補助プラットフォームと、この補助プラットフォー
    ムの他側に取付けられたローラと、前記熔融炉が垂直状
    態から水平状態に回動される際前記補助プラットフォー
    ムを前記ローラを介して水平状態になるように案内する
    ガイド板が設けられた固定プラットフォームとからなる
    ことを特徴とする熔融炉のプラットフォーム。
JP8426782U 1982-06-07 1982-06-07 熔融炉のプラツトフオ−ム Expired JPS6041513Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8426782U JPS6041513Y2 (ja) 1982-06-07 1982-06-07 熔融炉のプラツトフオ−ム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8426782U JPS6041513Y2 (ja) 1982-06-07 1982-06-07 熔融炉のプラツトフオ−ム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58186398U JPS58186398U (ja) 1983-12-10
JPS6041513Y2 true JPS6041513Y2 (ja) 1985-12-17

Family

ID=30093224

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8426782U Expired JPS6041513Y2 (ja) 1982-06-07 1982-06-07 熔融炉のプラツトフオ−ム

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JP (1) JPS6041513Y2 (ja)

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JPS58186398U (ja) 1983-12-10

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