JP2640862B2 - 切断機のセフティカバー回動装置 - Google Patents

切断機のセフティカバー回動装置

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、セフティカバーを丸のこ本体の下降に連動
し開閉させる切断機のセフティカバー回動装置に関する
ものである。
〔従来の技術〕 従来の切断機におけるセフティカバーの回動機構は、
例えば、特開昭60−71113号公報に示すような4ヵ所の
ヒンジ手段を構成したリンク構造、実公昭62−5287号公
報に示すような、丸のこ本体の揺動支点にセフティカバ
ー回動用アームを配設した構造、さらに、第6図及び第
7図に示すように、本体手前方向の配設したローラ24と
セフティカバー11の凸部25を係合させ、丸のこ本体の下
降動作でセフティカバー11を回動させる構造がある。
〔発明が解決しようとする課題〕
特開昭60−71113号公報の場合、丸のこを下げると、
リンクでセフティカバーを常に持ち上げようとする働き
をするため、必要以上に丸のこの露出部が大きくなり、
露出した丸のこに手が触れけがをする危険性があった。
また、丸のこ交換時は4ヵ所のヒンジ手段のうち1ヵ所
を解除しなければならないという非常に面倒なものであ
った。
実公昭62−5287号公報は、丸のこ軸心が丸のこ本体の
揺動支点に対し垂直状態に近いがめ、丸のこが下がる量
に対し、丸のこの揺動角度が大きい。すなわち、初期揺
動時にアーム先端と丸のこ軸心間の変位量が大きく、セ
フティカバーが丸のこ開放方向へ大きく回動するため、
丸のこが露出した状態で被切断材と接触する。しかし、
製品を小型化する目的で、製品本体の全体高さを低く
し、丸のこ軸心が丸のこ本体の揺動支点に対し水平状態
に近づける(丸のこ軸心が丸のこ本体の揺動支点より若
干高い位置にある)と、垂直状態に近い配置に比べ、丸
のこが下がる量に対し、丸のこの揺動角度が小さくな
る。すなわち、初期揺動時にアーム先端と丸のこ軸心間
の変位量が小さくなることから、セフティカバーが丸の
こ開放方向へ大きく回動せず、丸のこが被切断材に接触
するまでに丸のこが露出しきれず、セフティカバーが被
切断材に接触してしまい、これ以上、丸のこ本体が下降
できなくなる。従って、実質的には上限位置において、
前記セフティカバー下端部の位置を前方方向に開放させ
た位置にする必要がある。
さらに、第6図及び第7図についても、丸のこ10の手
前方向に寸法的な余地が必要となり、第7図に示すよう
に傾斜切断作業時に、従来の切断機と比べ被切断材の切
断可能高さが小さくなる。また、丸のこ交換時に丸のこ
10を出入れする側にアーム23が配置されているため、じ
ゃまになるという欠点を有していた。
本発明の目的は、上記した欠点をなくし、セフティカ
バーの露出を極力少なくしながら、安全性、作業者の丸
のこ交換時の作業性の向上及び切断可能高さを大きくす
ることである。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明は、テーブル後方
上部にホルダを配設し、該ホルダ上部に丸のこ本体を前
記テーブル上面に対し上下揺動自在に軸支し、該丸のこ
本体にモートルと、該モートルにより回転する丸のこ
と、丸のこの軸と同心で回動する前記丸のこ下部前方を
覆うセフティカバーを配設した切断機において、丸のこ
本体の揺動に連動し、前記セフティカバーが開閉回動可
能とするため前記ホルダに突出部を設け、該突出部にア
ームを軸支し、該アームの端部に1対のローラを設け、
該ローラは丸のこ本体およびセフティカバーにそれぞれ
形成した凸部に係合するようにしたものである。
〔作用〕
上記した構成により、丸のこ本体を下降させると、丸
のこ軸とローラの軸間距離が離れるので、セフティカバ
ーはアームのローラにより反時計回りに回動を始め、丸
のこが露出される。
〔実施例〕
本発明の一実施例を第1図〜第5図により説明する。
第1図は本発明の一実施例を示す切断機の全体側面図、
第2図は上限位置における部分拡大側面図、第3図は下
限位置における部分拡大側面図、第4図は第3図のI−
I線拡大断面図、第5図は傾斜切断時の部分断面正面図
である。
図において、テーブル1上面に被切断材22を支持する
フェンス3を配設し、テーブル1後方上部にはシャフト
20を介してホルダ4を連結している。ホルダ4はシャフ
ト20を支点に傾斜自在で、テーブル1とホルダ4との位
置固定はクランプレバー21により行われる。ホルダ4に
はギヤケース6が上下揺動自在にホルダシャフト5によ
り軸支され、ギヤケース6にはモートル7が設けられ、
図示しない動力伝達手段を介し、丸のこ軸9に丸のこ10
が保持されている。8は丸のこ本体2を押し下げるハン
ドルである。丸のこ本体2が上下揺動自在にホルダシャ
フト5により軸支され、丸のこ10上部両側面をギヤケー
ス6及びギヤケース6に固着されたソーカバー19で覆
い、さらに、丸のこ軸9と同心で回動するセフティカバ
ー11をギヤケース6に軸支し、セフティカバー11は丸の
こ10下部前方両側面を覆っている。丸のこ本体2はギヤ
ケース6、モートル7、ハンドル8、丸のこ10、セフテ
ィカバー11、ソーカバー19で構成されている。
ホルダ4前方モートル7側に突出部となるカバーA1
3、手前側にカバーB12を固着し、丸のこ10下部後方両側
面を覆うよう配設されている。なお、カバーA13の先端
部附近は丸のこ本体2を下方へ揺動させた際、丸のこ軸
9の移動軌跡となるため、丸のこ軸9が接触しないよう
カバーA13の先端部は切り欠かれている。
カバーA13先端部には反「し」形状のアーム15が上下
揺動自在にピン14に軸支され、ピン14は丸のこ本体2が
下限位置にあるとき丸のこ10の軸心よりも高い位置とな
るように軸支されている。丸のこ本体2が上限位置にあ
るとき、アーム15の下部15aはセフティカバー11とカバ
ーA13で覆えない丸のこ10の露出部を覆う形状をしてい
る。アーム15上部先端部の左右にローラ16,16を設け、
一方のローラ16はギヤケース6の内面に形成した凸部17
に当接し、もう一方のローラ16は、ローラ16の上部周方
向に沿ってセフティカバー11のモートル7側の外面に形
成した凸部18に当接する構造となっている。
本実施例では、ギヤケース6の凸部17の形状を第2図
におけるローラ16接触位置からA点まで丸のこ本体2の
揺動支点(ホルダシャフト5の軸心)を中心とする円弧
のRC線上に形成し、A点を頂点にB点からRC線を離れ下
降している。このため、ハンドル8により丸のこ本体2
を下降させても、ローラ16が凸部17のA点に達するまで
はホルダシャフト5とピン14の軸間距離、ピン14のロー
ラ16の軸間距離、ホルダシャフト5とローラ16の軸間距
離が一定であるから、アーム15、ローラ16は不動の状態
を維持する。よって、丸のこ本体2を下降させれば、丸
のこ軸9とローラ16の軸間距離が離れるので、セフティ
カバー11は反時計回りに回動を始め、丸のこの10の露出
が開始される。第2図に示すA点まで凸部17に支持され
ローラ16が下降せず、B点を過ぎるとホルダシャフト5
とローラ16の軸間距離が離れるので、ピン14を支点とし
てローラ16が下降し始め、アーム15下部が後方へ回避す
る。
上記構成において、被切断材22を切断する場合、ハン
ドル8で丸のこ本体2を押し下げると、丸のこ軸9も連
動し下降を始める。第3図に示すように、丸のこ軸9が
下限位置にあるときは、セフティカバー11はテーブル1
上面に近接した位置まで下降する。なお、セフティカバ
ー11の下降軌跡上に被切断材22が存在する場合には、セ
フティカバー11は被切断材22の接触により上方へ回動す
る構造となっている。
さらに、丸のこ10上限位置においては、アーム15は下
部15aは丸のこ軸9の下降軌跡上に位置するが、丸のこ
本体2が下降し、第2図に示すA点をローラ16が通過す
れば、アーム15は時計回りに回動を始め、第3図に示す
ように、丸のこ軸9が下限位置に達するころには、アー
ム15の下部15aは後方に位置するため、丸のこ軸9は下
降軌跡上に接触する部材はなく、何ら障害もなく丸のこ
本体2を下限位置まで下降することができる。切断作業
が終了し丸のこ本体2を元の位置に復帰すれば全構成部
品も初期状態に復帰する。
なお、アーム15は丸のこ10に対しモートル7側(丸の
こ奥側)に設置したので、第5図に示すように、テーブ
ル1上面とセフティカバー11下部との高さ(H3)がテー
ブル1上面と丸のこ軸9の下部との高さ(H2)に近づく
ので、傾斜切断作業時の切断可能高さを極力大きくする
ことができる。
また、ギヤケース6の凸部17の形状を変化させること
で、前記セフティカバー11の開閉軌跡に変化を与えるこ
とができる。本実施例では、凸部17形状をホルダシャフ
ト5を中心とする円弧RC線上に形成したが、凸部17を第
2図に示すホルダシャフト5の上側D点を中心とする円
弧RC線上に形成すれば、丸のこ本体2を下降させるにつ
れて、ホルダシャフト5とローラ16の軸間距離が離れる
ので、ピン14を支点としてローラ16を下降させることが
でき、セフティカバー11の露出速度をゆっくりにするこ
とができる。また凸部17をホルダシャフト5の下側E点
を中心とする円弧RE線上に形成すれば、丸のこ本体2を
下降させるにつれ、ホルダシャフト5とローラ16の軸間
距離を近づくので、ピン14を支点としてアーム15が反時
計回りに回動するためローラ16が上昇し、セフティカバ
ー11の露出速度を速くすることができる。このように、
ギヤケース6の凸部7形状を変化させることにより、丸
のこ本体2の下降に対するセフティカバー11の露出速度
を変化させることができる。なお、本実施例では、2個
のローラ16を一軸で保持したが、ローラ16を各々単独の
軸で保持してもよい。
〔発明の効果〕
本発明によれば、セフティカバーの開閉を支持するア
ームを回動可能とし、該アームの回動規制は丸のこ本体
に設けた凸部により行なうようにしたので、該丸のこ本
体凸部形状を変化させることにより、セフティカバーの
露出速度に変化を与えることができるので、上限位置に
おいて、丸のこ軸心を低くしても、丸のこを必要最小限
の範囲で露出することができる。
また、アームの回動を利用し、ギヤケース上限時に丸
のこの保護カバーとしての機能を持たせることができる
ので、安全保護カバーであるセフティカバーの露出を極
力少なくすることができる。
さらに、アームはモートル側(丸のこ奥側)に設置し
たので、丸のこ手前側寸法は必要最少限となり、傾斜切
断作業時の切断可能高さを極力大きくすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す切断機の全体側面図、
第2図は上限位置における部分拡大側面図、第3図は下
限位置における部分拡大側面図、第4図は第3図のI−
I線拡大断面図、第5図は傾斜切断時の部分断面正面
図、第6図は従来例を示す側面図、第7図は第6図の傾
斜切断時の部分断面正面図である。 2は丸のこ本体、6はギヤケース、10は丸のこ、11はセ
フティカバー、12はカバーB、13はカバーA(突出
部)、15はアーム、15aはアームの下部、16はローラ、1
7,18は凸部、19はソーカバーである。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】テーブル後方上部にホルダを配設し、該ホ
    ルダ上部に丸のこ本体を前記テーブル上面に対し上下揺
    動自在に軸支し、該丸のこ本体にモートルと、該モート
    ルにより回転する丸のこと、丸のこの軸と同心で回動す
    る前記丸のこ下部前方を覆うセフティカバーを配設した
    切断機において、丸のこ本体の揺動に連動し、前記セフ
    ティカバーが開閉回動可能とするために前記ホルダに突
    出部を設け、該突出部にアームを軸支し、該アームの端
    部に1対のローラを設け、該ローラは丸のこ本体および
    セフティカバーにそれぞれ形成した凸部に係合したこと
    を特徴とする切断機のセフティカバー回動装置。
  2. 【請求項2】前記突出部を丸のこの後方側面のモートル
    側を覆うカバーAとし、丸のこ本体が下限位置にあると
    き丸のこの軸心よりも高い位置となるよう該カバーAに
    前記アームの回動支点を設け、丸のこ本体が上限位置に
    あるときに、前記アームの下部で丸のこ側面を覆うよう
    に形成し、前記ローラと係合する丸のこ本体凸部形状は
    該丸のこ本体を下降させることにより前記アーム下部が
    後方へ回避するよう形成したことを特徴とする請求項1
    記載の切断機のセフティカバー回動装置。
  3. 【請求項3】丸のこの後方側面の反モートル側を覆うカ
    バーBをホルダ前方に固着したことを特徴とする請求項
    2記載の切断機のセフティカバー回動装置。
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