JP2011224665A - 卓上切断機の集塵ガイド - Google Patents

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Abstract

【課題】卓上形の丸鋸盤において、切断加工時に切断部位で発生する切断粉を効率よくダストノズルまで案内するための集塵ガイドについて、その集塵効率を一層高める。
【解決手段】集塵ガイド40を支軸31を介して上下に回動可能に支持し、可動カバー20開閉用のリンクレバーに係合させた案内凸部33を集塵ガイド40の案内壁部45に係合させて、当該集塵ガイド40が上方へ退避可能な状態で切断機本体10の下動動作に連動して下動し、かつ下動すると回転刃具14の刃先に接近する方向に相対変位する構成とする。
【選択図】図4

Description

この発明は、スライドマルノコ等と称される卓上形の切断機において、切断加工により発生する切断粉等の集塵をするための集塵ガイドに関する。
卓上形の切断機(丸鋸盤)は、切断材を載置するテーブルと、該テーブルの後部に本体支持部を経て上下に傾動可能に支持された切断機本体を備えている。切断機本体は、電動モータを駆動源として回転する円形の回転刃具を備えている。回転刃具の上部側はブレードケースで覆われている。回転刃具の下部側は可動カバーで覆われている。この可動カバーは、切断機本体の上下動作に連動して開閉される。切断機本体を下動させると、これに連動して可動カバーが開かれて、回転刃具の下部側が徐々に露出され、この露出部分が切断材に切り込まれる。切断機本体を上動させると可動カバーは例えばばねの付勢力によって徐々に閉じられて刃先が覆われる。
回転刃具は、切断材に対して下から上へ変位する方向に切り込まれて切断加工がなされる。このため、切断により発生する切断粉が切断部位から上方へ吹き上げられる。発生した切断粉が周囲に飛散すると作業環境が損なわれる。また、発生した切断粉が切断部位に堆積すると、スミ線や切断部位が見づらくなって作業に支障を来すおそれがある。このため、従来この種の切断機では切断加工に伴って発生する切断部位付近の切断粉を集塵しあるいは除去するための様々な工夫がなされている。
例えば、下記の特許文献1には、切断機本体の下降端位置において切断材に干渉しない範囲でブレードケースの下部にコ字形の集塵ガイドを下方へ張り出す状態に取り付けておくことにより、切断部位で発生した切断粉をこの集塵ガイドで上方のダストノズルへ案内する技術が開示されている。この特許文献1には、固定式の集塵ガイドが開示されている。これに対して下記の特許文献2に開示された集塵ガイドは、ブレードケースの下部に上下に回動可能に支持されており、切断材の上面に当接して切断部位の周囲をより隙間なく覆うことにより上方のダストノズルへの集塵効率を一層高めた構成となっている。
また、下記の特許文献3には、ブレードケースから下方へ張り出して切断粉をダストノズル側へ案内する集塵ガイドを切断機本体の上下動作に連動して上下動させる技術が開示されている。
特開2006−27104号公報 実開平3−108401号公報 特開2008−73920号公報
しかしながら、上記従来の集塵ガイドにも下記の点でさらに改善を加える必要があった。特許文献1に開示された集塵ガイドは、ブレードケースの下部に張り出した状態に固定されているため、例えば切断材位置決め用のフェンス等他部位との干渉を避ける必要から下方への張り出し寸法を大きくするには限界があり、その結果特に板厚の薄い切断材の場合にはこの集塵ガイドは切断部位から離れた部位となって常に高い集塵効率を得ることが困難であった。
特許文献2に開示された集塵ガイドは、上下に一定の角度範囲内で自由回転可能に支持されたもので、その下側の回動端位置が一定であるため、切断材に対する回転刃具の切り込み量の変化に伴う切断部位の変位ひいては切断材吹き出し方向の変化に対応させることが困難で、常時高い集塵効率を得ることができなかった。
特許文献3に開示された集塵ガイドは、切断機本体の上下動作に連動して上下動する構成ではあるものの、その移動方向は、切断材に対する干渉を回避するために逆に上方へ逃げる方向すなわち切断部位から遠ざかる方向となっており、その結果特に板厚の薄い切断材の場合の集塵効率が低下する問題があった。
本発明は、切断機本体の上下動動作に連動して移動する集塵ガイドの集塵効率を一層高めることを目的とする。
このため、本発明は、特許請求の範囲の各請求項に記載した構成の集塵ガイドとした。
請求項1記載の集塵ガイドによれば、切断機本体の下動動作に伴って下方に変位するとともに、回転刃具の刃先に対して接近することから、より切断部位に近い部位で切断粉を集塵することができ、これによりダストノズルに向けた集塵効率を一層高めることができる。
請求項2記載の集塵ガイドによれば、当該集塵ガイドを例えば板厚の厚い切断材の上面に当接させた状態で切断機本体を下動させて回転刃具を切り込ませることができるので切断部位の周辺をこの集塵ガイドでより確実に覆うことができ、これによりダストノズルへの集塵効率を一層高めることができる。
請求項3記載の集塵ガイドによれば、フローリング材等の板厚の薄い切断材を切断する場合であって切断部位とダストノズルとの距離が遠くなる場合であっても、集塵ガイドが刃先に接近してより切断部位に近い位置で切断粉が集塵され、これにより一層効率よく切断粉をダストノズル側に向けて案内することができる。
請求項4記載の集塵ガイドによれば、切断機本体の上下動に対して可動カバーを開閉させる機構の一部を利用して集塵ガイドを変位させる構成であるので、構成の簡略化を図りつつ集塵効率を高めることができる。案内凸部に上側から係合させた案内壁部の形状を適切に設定することにより、集塵ガイドの変位について任意のタイミング及び経路を設定することができる。
請求項5記載の集塵ガイドによれば、当該集塵ガイドを確実に下方へ変位させ、かつ刃先に接近させることができるので、確実な集塵を行うことができる。
請求項6記載の集塵ガイドによれば、当該集塵ガイドで集塵された切断粉等がリーフスプリングによってダストノズルまで確実に案内され、これにより一層確実な集塵が実現される。
請求項7記載の集塵ガイドによれば、例えばフローリング材等の板厚の薄い切断材を切断する場合であってガイド本体が切断材の上面に当接されない場合であっても、当該ガイド本体から下補助ガイドが下方へ張り出して切断材上面に当接されることにより切断粉の集塵が効率よく行われる。
請求項8記載の集塵ガイドによれば、切断機本体を上下動に加えて切断材の面方向にスライドさせてより長い距離の切断加工を可能としたいわゆるスライドマルノコに当該集塵ガイドを装備した場合において、切断機本体を下動させた後切断材面方向にスライドさせて切断加工を行う場合に、退避案内部を介して下補助ガイドを切断材の上面側にスムーズに案内することができ、これにより切断機本体をスムーズにスライドさせつつ下補助ガイドを機能させて効率のよい集塵を行うことができる。
請求項9記載の集塵ガイドによれば、例えば板厚の薄い切断材を切断する場合であってガイド本体が大きく下動した場合であっても、当該ガイド本体から上補助ガイドが上方へ回動して張り出すことにより当該ガイド本体とダストノズルとの間に連続した集塵路が確保されて効率のよい集塵がなされる。
第1実施形態に係る集塵ガイドを備えた卓上切断機全体の左側面図である。本図は、切断機本体を上死点かつ最も手前側のスライド前端位置に位置させた状態で示されている。 卓上切断機全体の左側面図である。本図は、切断機本体を下死点かつ最も手前側のスライド前端位置に位置させた状態で示されている。 卓上切断機全体の左側面図である。本図は、切断機本体を上死点かつ最も手前側のスライド前端位置に位置させた状態で示されている。本図は、ブレードケースの後部側が縦断面で示されている。 卓上切断機全体の左側面図である。本図は、切断機本体を下死点かつ最も手前側のスライド前端位置に位置させた状態で示されている。 第1実施形態に係る集塵ガイドを備えた切断機本体の一部破断平面図である。 第2実施形態に係る集塵ガイドを備えた卓上切断機全体の左側面図である。本図は、切断機本体を上死点かつ最も手前側のスライド前端位置に位置させた状態で示されている。 第2実施形態に係る集塵ガイドを備えた切断機本体の左側面図である。本図は、切断機本体を上死点から少しの角度だけ下動させ、その結果可動カバーが少し開かれた状態を示している。 第2実施形態に係る集塵ガイドを備えた切断機本体の左側面図である。本図は、切断機本体を下死点まで下動させ、かつ最も手前側のスライド前端位置に位置させた状態で示されている。 第2実施形態の集塵ガイド単体の斜視図である。本図は、左側面を斜め前側から見た状態を示している。 第2実施形態の集塵ガイド単体の斜視図である。本図は、右側面を斜め前側から見た状態を示している。 第3実施形態の集塵ガイドを備えた卓上切断機全体の左側面図である。本図は、切断機本体を下死点かつ最も手前側のスライド前端位置に位置させた状態で示されている。 第3実施形態の集塵ガイド単体の斜視図である。本図は、左側面を斜め前側から見た状態を示している。
次に、本発明の実施形態を図1〜図11に基づいて説明する。図1は、第1実施形態に係る集塵ガイド40を備えた卓上切断機1を示している。本例では、卓上切断機1としていわゆるスライドマルノコ(丸鋸盤)を例示する。卓上切断機1の基本的な構成については従来と同様であり、本例において特に変更を要しない。以下、卓上切断機1の基本的構成について簡単に説明する。
この卓上切断機1は、切断材Wを載置するテーブル2と、テーブル2を回転可能に支持するベース3と、テーブル2の後部に設けた本体支持部4と、本体支持部4を介してテーブル2の上方に支持された切断機本体10を備えている。図1において、この卓上切断機1の右側に使用者が位置する。以下、部材及び構成等の前後方向については、使用者から見て手前側(図1において右側)を前側とし、切断が進行する方向(図1において左側)を後ろ側とする。また、左右方向についても使用者を基準とする。従って、図5では上側を右側とし、下側を左側として説明する。
テーブル2は、ベース3上に水平回転可能に支持されている。テーブル2の回転位置は、ロックノブ2aを緩め、あるいはロックレバー2bを解除することにより変更することができる。テーブル2の回転位置を変更することにより、切断材を平面視で様々な角度で切断加工することができる。テーブル2の上方には、切断材Wをテーブル面方向に位置決めするための位置決めフェンス5が配置されている。この位置決めフェンス5は、テーブル2の左右側方に張り出すベース3の左右補助テーブル部3a,3a間に跨って取り付けられている。この位置決めフェンス5とテーブル2の上面との間には僅かな隙間が設けられている。
テーブル2の後部に設けた本体支持部4は、上下2段の前後スライド機構6,8と左右傾動機構7を備えている。下段側の前後スライド機構6は、テーブル2の後部に対して前後にスライド自在に支持された左右一対のスライドバー6a,6aを主体としている。スライドバー6a,6aの後端部に左右傾動機構7が支持されている。左右傾動機構7は、両スライドバー6a,6aの後端に取り付けられた傾動受け部材7aと、この傾動受け部材7aに対して図示省略した前後方向の回動軸を介して結合された傾動支持部材7bを備えている。傾動受け部材7aに対する傾動支持部材7bの傾動位置は、固定レバー7cを緩めることにより調整することができる。この左右傾動機構7は、直角切り位置と左右45°傾斜切り位置に精確かつ迅速に位置決めできる位置決め機構を内装している。また、その他の任意の傾斜角度についても固定できるようになっている。この左右傾動機構7によって、切断機本体10を傾斜させることにより、回転刃具を切断材Wに対して斜めに切り込む傾斜切り加工を行うことができる。
傾動支持部材7bの上部には、本体支持アーム7dが上方へ延びる状態に設けられている。本体支持アーム7dの上部に上段側の前後スライド機構8が支持されている。上段側の前後スライド機構8も下段側の前後スライド機構6と同様、左右一対のスライドバー8a,8aを主体としている。両スライドバー8a,8aは、本体支持アーム7dの上部に設けたスライド支持部8bに対して相互に平行で前後にスライド自在に支持されている。上下2段の前後スライド機構6,8は、相互に平行かつ独立して前後にスライド動作可能となっている。上段側の前後スライド機構8における両スライドバー8a,8aの後端部は、後端結合ブロック8cを介して相互に結合されている。両スライドバー8a,8aの前端部は、本体支持ブラケット11を介して相互に結合されている。この本体支持ブラケット11に本体支軸12を介して切断機本体10が上下に傾動可能に支持されている。切断機本体10は、図示省略したばねによって上方へ付勢されている。図1は、切断機本体10がこのばね付勢力によって上方の待機位置に保持された状態を示している。
切断機本体10を下方へ傾動させて回転刃14を切断材Wに切り込むことにより当該切断材Wを切断加工することができる。また、切断機本体10を下方へ傾動させた状態で上下二段のスライド機構6,8により当該切断機本体10を切断材Wの面方向に沿って後方へスライドさせることにより大型の切断材Wを切断加工することができる。
切断機本体10は、本体ケースHを備えている。本体ケースHは、後部の支持部19とその上部のダストノズル18と前部のブレードケース15を一体に備えている。本体ケースHの支持部19が本体支軸12を介して本体支持ブラケット11に回動可能に支持されている。本体ケースHの右側部に電動モータ13が取り付けられている。本体ケースHの前部に設けられた半円形のブレードケース15に上部を覆われた状態で円形の回転刃具14が回転可能に支持されている。電動モータ13を駆動源としてこの回転刃具14が回転する。回転刃具14の回転方向を示す白抜きの矢印15cがブレードケース15の左側部15Lに表示されている。図1において回転刃具14は時計回り方向に回転する。
本体ケースHの右側部15Rに使用者が把持するハンドル部16が一体に設けられている。ハンドル部16はループ形を有しており、その内周側にスイッチレバー17が設けられている。使用者がハンドル部16を把持した手の指先でこのスイッチレバー17を引き操作すると電動モータ13が起動して回転刃具14が回転する。また、使用者はハンドル部16を把持して切断機本体10を上下に傾動操作することができる。
切断機本体10の下動端位置(最大切り込み深さ)は、ケース本体Hの支持部19に設けたストッパボルト34を、本体支持ブラケット11に設けたストッパブロック35に当接させることにより規制される。ストッパボルト34の締め込み量を調整することにより、切断機本体10の下動端位置を微調整することができる。なお、この切断加工用のストッパボルト34とは別に、その前側には溝切り加工用の長いストッパボルト36が備えられており、加工形態によっていずれかのストッパボルト34,36を切り換えて機能させることができる。
ブレードケース15の後部に設けられたダストノズル18は、当該ブレードケース15の内部に連通されている。図示は省略したがこのダストノズル18には、例えばダストバッグ(集塵袋)が取り付けられる。また、場合によっては集塵機の集塵ホースが接続される。ブレードケース15内に巻き上げられた切断粉等がこのダストノズル18を経てダストバッグ等に集塵される。
回転刃具14の下側半周部分は、ブレードケース15から下方へ突き出されている。ブレードケース15から下方へ突き出された回転刃具14の下側半周部分は可動カバー20で覆われる。可動カバー20は、ブレードケース15に対して支軸21を介して上下に回転可能に支持されている。ブレードケース15の左側部15Lには、回転刃具14の回転中心付近の前方を塞ぐための補助プレート22が取り付けられている。図5に示すようにこの補助プレート22は、支軸23を介して上下に回動可能に支持されて、回転刃具14の回転中心付近の前方を塞ぐ取り付け位置と、開放する開放位置との間を移動可能に支持されている。この補助プレート22は、固定ねじ24によって遮蔽位置に固定されている。固定ねじ24を緩めると、当該補助プレート22は支軸23を中心にして下方へ回動し、これにより開放位置に移動させることができる。この補助プレート22を開放位置に移動させることにより、回転刃具14の脱着作業を楽に行うことができる。可動カバー20は、この補助プレート22に支軸21を介して上下に回動可能に支持されている。
また、図示は省略されているが、可動カバー20とブレードケース15との間には捩りばねが介装されている。この捩りばねによって可動カバー20は閉じ方向に付勢されている。
可動カバー20は、リンクアーム30を介して切断機本体10の上下動動作に連動して開閉される。リンクアーム30の後端部は、支軸31を介して本体支持ブラケット11に支持されている。支軸31は、本体支軸12の下側に配置されている。この支軸31と本体支軸12間の軸間距離は、切断機本体10の上下動作に連動して可動カバー20を適切なタイミングで開閉させるために必要な軸間距離に設定されている。
リンクアーム30は、この支軸31を介して上下に回動可能に支持されている。このリンクアーム30は、ケース本体Hの支持部19から前方に延びている。このリンクアーム30は、ブレードケース15の左側部15Lの内面側に沿って可動カバー20の回転中心付近に至っている。リンクアーム30の前端には係合ローラ32が回転可能に取り付けられている。この係合ローラ32は、可動カバー20の回転中心付近に設けた係合板部20aに突き当てられている。
リンクアーム30の長手方向ほぼ中央には、上向きに凸の円弧形状をなす案内溝部30aが設けられている。この案内溝部30aには、案内凸部33が挿入されている。案内凸部33は、ブレードケース15の左側部15Lの内面に突き出す状態で設けられている。この案内凸部33が案内溝部30a内に挿入されていることにより、切断機本体10の上下動動作に伴うリンクアーム30の上下方向の傾動動作が一定の動作に規制される。切断機本体10が上方の待機位置(図1に示す位置)から下動すると、リンクアーム30の係合ローラ32が係合板部20aを押しながら支軸21回りを反時計回り方向に移動するため、可動カバー20がばね付勢力に抗して徐々に開かれていく。可動カバー20の開き状態が図2に示されている。逆に、図2に示す可動カバー20の開き状態から切断機本体10を上方へ戻すと、リンクアーム30の係合ローラ32が支軸21回りを時計回り方向に移動するため、可動カバー20はその自重及びばね付勢力により徐々に閉じられていく。
可動カバー20が開かれた状態で、回転刃具14が切断材Wに切り込まれると切断部位Cにおいて切断粉が上方へ吹き上げられる。切断部位Cから吹き上げられた切断粉は、ブレードケース15の後部付近において左右側部15L,15R間に流入して、多くの切断粉がダストノズル18に案内される。しかしながら、切断部位Cとブレードケース15の下部との間に間隔が大きい場合には、切断部位Cから吹き上げられた切断粉の一部がブレードケース15内に吹き上げられず、ダストノズル18への集塵効率が低下する。これを補うため、ブレードケース15の後部には集塵ガイド40が設けられている。
この集塵ガイド40は、左右の集塵壁部41,42と、両集塵壁部41,42を後部側で相互に結合する集塵底部43と、この集塵底部43から後方へ延びる支持アーム部44を備えている。左右の集塵壁部41,42は、それぞれ回転刃具14の刃先に対して左方及び右方に張り出す状態に位置され、集塵底部43は刃先の後方に張り出す状態に位置され、これらにより切断部位Cで発生する切断粉の飛散が防止される。
支持アーム部44は、左側の集塵壁部41の後部から後方へほぼ面一に延びている。この支持アーム部44の後端部は、本実施形態ではリンクアーム30と同じ支軸31を介して本体支持ブラケット11に結合されている。この支軸31を介して集塵ガイド40が本体支持ブラケット11に上下に傾動可能に支持されている。
左側の集塵壁部41の前側には、ブレードケースの左側部15L側に開口する向きで逃がし凹部41aが段付き形状に設けられている。この逃がし凹部41aの上部に沿って円弧形状の案内壁部45が左側部15L側に張り出す状態で設けられている。この案内壁部45が案内凸部33に上側から乗せ掛けられている。
また、図4及び図5に示すように集塵ガイド40の集塵底部43には、リーフスプリング46が取り付けられている。このリーフスプリング46は、集塵底部43の上部から後方かつ斜め上方へ張り出す状態に取り付けられている。このリーフスプリング46は矩形の薄板形状を有するもので、その上部側はダストノズル18内に進入し、かつダストノズル18の底部に弾性的に押し当てられている。このリーフスプリング46によって集塵ガイド40は下方へ回動する方向に付勢されている。このため、切断機本体10の下動動作により案内凸部33が下方へ変位すると、これに伴って集塵ガイド40がその自重及びリーフスプリング46の付勢力によって支軸31を中心にして下方へ回動する。
一方、集塵ガイド40は、リーフスプリング46の付勢力に抗して上方への回動が許容されている。このため、切断機本体10の下動途中で、集塵ガイド40の下部が切断材Wの上面に当接してもそのまま切断機本体10をさらに下動させることができる。
また、集塵ガイド40は、切断機本体10の回動中心である本体支軸12に対して下側に一定の軸間距離をおいて配置された異なる支軸31を中心にして上下に回動する。このため、リーフスプリング46で下動側に付勢された集塵ガイド40は、切断機本体10の下動に伴って案内凸部33を案内壁部45の下面に沿って相対的に変位させつつ下方へ回動することにより、ブレードケース15に対して下方へ回動する結果その左右の集塵壁部41,42をブレードケース15の下部からより下方へ張り出させた状態となるとともに、より刃先に接近した状態となる。図3に示す切断機本体10の上動位置(集塵ガイド40の格納位置)と図4に示す切断機本体10の下動位置(集塵ガイド40の取り出し位置)とを比較すると、後者の下動位置では、側面視で左右の集塵壁部41,42の回転刃具14に対するオーバーラップ範囲が前者の上動位置よりも広くなっていることから、当該集塵ガイド40がその取り出し位置ではより回転刃具14の刃先に接近していることが明確に理解される。
このことから、切断機本体10が下動して切断刃14が切断材Wに切り込まれる状態では、集塵ガイド40が切断部位Cにより接近した状態となり、これにより切断部位Cで発生した切断粉が集塵ガイド40の左右の集塵壁部41,42間に効率よく吹き上げられる。
リーフスプリング46は、上記したように集塵ガイド40を下方へ付勢するとともに、左右の集塵壁部41,42間に引き上げられた切断粉をダストノズル18側へ案内する機能を有している。このため、切断部位Cから上方へ吹き上げられて、一旦集塵ガイド40の集塵壁部41,42間に進入した切断粉は、このリーフスプリング46によってダストノズル18内まで途切れることなく確実に集塵される。
切断機本体10を図2及び図4に示す下動位置から上動させると、リンクアーム30がその先端の係合ローラ32を支軸21周りに後ろ側へ変位させる方向に回動することにより可動カバー20が徐々に閉じられるとともに、案内凸部33が上動することにより集塵ガイド40がリーフスプリング46に抗して徐々に上動する。切断機本体10の回動中心(本体支軸12)と集塵ガイド40の回動中心(支軸31)が異なることから、集塵ガイド40は、その案内壁部45の下面に沿って案内凸部33を後ろ側へ相対変位することによりブレードケース15に対して上動し、かつ回転刃具14の刃先に対して離間する方向に変位する。
以上説明したように第1実施形態の集塵ガイド40は、切断機本体10の下動動作に伴ってブレードケース15からより下方へ張り出す方向に回動し、かつ回転刃具14の刃先に接近する方向に変位する。このため、切断加工の段階で、切断部位Cにより近い位置でその左右側方を左右の集塵壁部41,42で遮蔽し、後方を集塵底部43で遮蔽してより確実に切断粉を集塵できる位置に集塵ガイド40を位置させることができ、これによりダストノズル18に向けた集塵効率を一層高めることができる。
また、集塵ガイド40は、上方への退避が許容される状態で下動することから、当該集塵ガイド40を例えば板厚の厚い切断材Wの上面に当接させた状態で切断機本体10を下動させて回転刃具14を切り込ませることができるので切断部位Cの周辺をこの集塵ガイド40でより確実に覆うことができ、この点でもダストノズルへの集塵効率を一層高めることができる。
さらに、切断機本体10の上下動動作に連動して可動カバー20を開閉させる機構の一部である案内凸部33を利用して集塵ガイド40を変位させる構成であるので、構成の簡略化を図りつつ集塵効率を高めることができる。
案内凸部33に上側から係合させた案内壁部45のカム形状を適切に設定することにより、集塵ガイド40の動作タイミング及び経路を任意に設定することができ、これにより切断部位Cに対する当該集塵ガイドの位置を任意に制御することができる。
また、集塵ガイド40を下方へ付勢する機能を有するリーフスプリング46に切断粉をダストノズル18まで案内する機能をも併せ持たせたことからコンパクトな構成で高い集塵効率を実現できる。
以上説明した第1実施形態には、種々変更を加えることができる。例えば、集塵ガイド40を下方へ付勢するリーフスプリング46に代えて、支軸31周りに捩りばねを装着する等して当該集塵ガイド40を下方へ付勢する構成としてもよい。また、集塵ガイド40を下方へ付勢するばね等の付勢手段を省略してもよい。この場合であっても、集塵ガイドはその自重により下方へ回動することから同等の作用効果を得ることができる。
さらに、リンクアーム30に対して一定の相対移動をさせるための案内凸部33を利用して当該集塵ガイド40に対して上方への退避を許容しつつ下方へ案内する構成を例示したが、案内凸部33とは別に設けた部位を案内壁部に係合させて当該集塵ガイドに同様の動作をさせる構成としてもよい。従って、右側の集塵壁部42に案内壁部を設けて、ブレードケース15の右側部15R側に設けた案内凸部を係合させる構成としてもよい。
また、リンクアーム30の支軸31を利用して集塵ガイド40を回動支持する構成を例示したが、これとは別に設けた支軸を介して集塵ガイドを上下に回動可能に支持する構成としてもよい。
さらに、図6〜図8には、第2実施形態に係る集塵ガイド50を備えた卓上切断機1が示されている。第2実施形態において、集塵ガイド50を除く卓上切断機1自体の構成については第1実施形態と同様であるので、変更を要しない部材及び構成については同位の符号を用いてその説明を省略する。図9及び図10には、第2実施形態に係る集塵ガイド50が単体で示されている。
第2実施形態に係る集塵ガイド50は、第1実施形態に係る集塵ガイド40に相当するガイド本体51に上下二つの補助ガイド52,53を追加した点で第1実施形態とは異なっている。ガイド本体51の後部には、第1実施形態の集塵ガイド40と同じく支持アーム部54が後方へ延びる状態に設けられている。支持アーム部54の後部は第1実施形態と同様支軸31を介して本体支持ブラケット11に結合されている。この支持アーム部54を介してガイド本体51が支軸31を中心にして上下に傾動可能に支持されている。
ガイド本体51は樹脂成形品で、第1実施形態の集塵ガイド40と同じく左右の集塵壁部51a,51bと集塵底部51cを有するコ字形状を有している。集塵底部51cの後面に支持アーム部54が後方に延びる状態に取り付けられている。図9に示すように左側の集塵壁部51aには、第1実施形態と同様、逃がし凹部51gが形成されており、この逃がし凹部51gの上部には上側へ凸向きの円弧形状をなす案内壁部51dが設けられている。第1実施形態と同様、この案内壁部51dが、ブレードケース15側の案内凸部33に乗せ掛けられて、当該ガイド本体51が上方へ退避可能な状態で切断機本体10の上下動に伴って上下に回動するようになっている。
左右の集塵壁部51a,51bの上部間は結合壁部51eを介して相互に結合されて、一定間隔に固定されている。
図9及び図10に示すように左右側の集塵壁部51a,51bにはそれぞれストッパ縁部56が側方へ張り出す状態に設けられている。このストッパ縁部56,56が本体ケースHの下端に当接することにより、上方へ退避が許容された当該ガイド本体51の本体ケースHに対する上動端位置(退避位置)が規制されている。
このガイド本体51の集塵底部51cに沿って左右方向に支持した上ガイド支軸55を介して上補助ガイド52が前後に回動可能に支持されている。この上補助ガイド52も樹脂成型品で、左右の集塵壁部52a,52bと集塵底部52cを有するコ字形状を有している。左右の集塵壁部52a,52bの内側にガイド本体51の左右集塵壁部51a,51bが入り込んでいる。この上補助ガイド52は、後述するばね57によって後方へ回動する方向に付勢されている。このため、図6〜図8に示すように切断機本体10が何れの回動位置に位置した状態であってもこの上補助ガイド52の上部側は常にダストノズル18内に進入してその底部に押し付けられた状態に保持される。このことから、この上補助ガイド52は、前記第1実施形態のリーフスプリング46と同じく切断粉をダストノズル18内へ案内する機能を有している。
下補助ガイド53は、ガイド本体51の前部に支持されている。この下補助ガイド53も樹脂成型品で、左右の集塵壁部53a,53bと集塵底部53cを有するコ字形状を有している。左右の集塵壁部53a,53bの前部には、それぞれ側方へ突き出す状態で下ガイド支軸53d,53eが一体に設けられている。両下ガイド支軸53d,53eは、相互に同軸に設けられている。この左右の下ガイド支軸53d,53eを介して当該下補助ガイド53がガイド本体51の前部に上下に回動可能な状態で支持されている。この下補助ガイド53は、図6に示すように上方へ回動してガイド本体51内に収納される一方、図8に示すように下方へ回動してガイド本体51の下部からさらに下方へ張り出す状態となる。図10に示すように右側の集塵壁部53bには、規制軸部53fが側方へ突き出す状態で一体に設けられている。この規制軸部53fは、ガイド本体51の右側の集塵壁部51bに設けた規制溝部51f内に進入している。規制溝部51fは、下補助ガイド53の下ガイド支軸53eを中心とする円弧形状に形成されている。この規制溝部51f内で規制軸部53fが変位可能な角度範囲で当該下補助ガイド53がガイド本体51に対して上下に回動可能となっている。
この下補助ガイド53もばね57によって下方へ張り出す方向に付勢されている。図10に示すようにこのばね57は、線形のばね材を屈曲させたもので、その一端部57aは、上記規制軸部53fに上側から押し当てられている。このばね57の他端部57bは、上補助ガイド52の右側の集塵壁部52bに引き掛けられている。このばね57は、その一端部57aと他端部57bとの間において、下補助ガイド53を回動支持する下ガイド支軸53eに上側から引き掛けられ、上補助ガイド52を回動支持する上ガイド支軸55に下側から引き掛けられている。また、下ガイド支軸53eと上ガイド支軸55との間において、このばね57は、ガイド本体51の右側の集塵壁部51bに設けたストッパ縁部56に対して下側から引き掛けられている。このように各部に引き掛けられた1本のばね57によって、上補助ガイド52が後方へ回動する方向に付勢され、かつ下補助ガイド53が下方へ張り出す方向に付勢されている。
ガイド本体51の下部から下補助ガイド53がさらに下方へ張り出すことにより、例えば図8に示すようにフローリング材等の板厚の薄い切断材Wを切断する場合であって、ガイド本体51と切断材Wと間に隙間が発生する場合であっても、この下補助ガイド53がガイド本体51から下方へ張り出して切断材Wの上面に当接等することにより上記隙間が遮蔽され、これにより切断部位Cで発生する切断粉の飛散を防止して確実な集塵を行うことができる。
下補助ガイド53で集塵された切断粉はガイド本体51内を経て上補助ガイド52内に吹き上げられる。上補助ガイド52は、ばね57によって後方へ回動する方向に付勢されてその上部が常時ダストノズル18内に進入してその底部に押し当てられた状態となっている。このため、ガイド本体51内に吹き上げられた切断粉は上補助ガイド52を経て確実にダストノズル18内に集塵される。
このように、第2実施形態の集塵ガイド50によれば、切断機本体10の回動位置に係わらず切断部位Cからダストノズル18に至る集塵経路について、ガイド本体51と上下の補助ガイド52,53によってほぼ隙間なく形成されることから、特に板厚の薄い切断材Wを切断加工する場合に、切断部位Cで発生する切断粉を確実かつ効率よく集塵してダストノズル18へ案内することができ、これにより当該切断機1の集塵効率を一層高めることができる。
切断機本体10を上方へ戻すと、集塵ガイド50は、図8に示す状態から図6に示す状態に格納される。すなわち、第1実施形態で説明したように、切断機本体10が上方に戻されると案内凸部33の上方への変位により持ち上げられる様にしてガード本体51が上方へ戻される。また、これに伴って、リンクアーム30が相対変位することにより可動カバー20が閉じられる。可動カバー20が閉じられることにより、その閉じ側端部20bで下方から押されることにより下補助ガード53がばね57の付勢力に抗してガード本体51に対して上方へ回動し、従ってガード本体51内に格納される。下補助ガード53の左右の集塵壁部53a,53bは、それぞれガード本体51の左右の集塵壁部51a,51bの内面側に沿って格納される。
また、ガード本体51が上方へ回動してブレードケース15内に戻されることにより、上補助ガード52がばね57の付勢力に抗して相対的にガード本体51内に格納される。上補助ガード52の左右の集塵壁部52a,52bは、それぞれガード本体51の左右の集塵壁部51a,51bの外側に沿って格納される。
図11には第3実施形態の集塵ガイド60を備えた卓上切断機1が示され、図12には集塵ガイド60が単体で示されている。この第3実施形態の集塵ガイド60は、下補助ガイド53に退避案内部61を備える点で上記第2形態の集塵ガイド50と異なっている。第2実施形態と同様の部材及び構成については同位の符号を用いてその説明を省略する。
退避案内部61は、下補助ガイド53の後端部であって集塵底部53cの下端部から後方へ延びている。この退避案内部61は、樹脂成型品である下補助ガイド53に一体に成形されている。退避案内部61は、下向きに凸となる向きに緩やかに湾曲した円弧形状(上ぞり形状)を有している。退避案内部61の上面には、円弧形状を保持するためのリブ61aがその全長にわたって一体に成形されている。
この退避案内部61は、切断機本体10を下方へ傾動させた後切断材Wの面方向に沿って後方へスライドさせる段階において、下補助ガイド53と切断材Wの前端との干渉を回避して当該下補助ガイド53をスムーズに上方へ回動させて切断材Wの上面に移行させる機能を有している。すなわち、図11に示すように切断機本体10を下死点かつ手前側のスライド前端位置に下動させ、この下死点から使用者が切断本体10を切断進行方向(後方)へスライドさせる段階で、先ずこの退避案内部61が切断材Wの前端に当接する。
切断機本体10の後方へのスライドに伴って退避案内部61が切断材Wに摺接されることにより、下補助ガイド53が支軸53d,53eを中心にして徐々に上方へ回動し、最終的に下補助ガイド53が切断材Wの上面に乗り上げられる。下補助ガイド53が切断材Wの上面に当接された状態で切断機本体10が後方にスライドされて切断加工が進行することにより、切断部位Cで発生した切断粉が下補助ガイド53、ガイド本体51及び上補助ガイド52を経て効率よく集塵ガイド18に集塵される。
このように、第3実施形態の集塵ガイド60によれば、切断機本体10を下動させた後、後方へスライドさせて切断加工を行う場合に、当初は下補助ガイド53が切断材Wの上面から外れた状態であっても、切断機本体10のスライドに伴う退避案内部61の摺接作用によって下補助ガイド53を使用者の手動操作を必要とすることなく自動的かつスムーズに切断材Wの前方から上面に乗せ上げることができ、この点で当該集塵ガイド60ひいては卓上切断機1の操作性(使い勝手)を高めることができる。
W…切断材
C…切断部位
1…卓上切断機
2…テーブル、2a…ロックノブ、2b…ロックレバー
3…ベース、3a…補助テーブル部
4…本体支持部
5…位置決めフェンス
6…前後スライド機構(下段側)、6a…スライドバー
7…左右傾動機構
7a…傾動受け部材、7b…傾動支持部材、7c…固定レバー、7d…本体支持アーム
8…前後スライド機構(上段側)
8a…スライドバー、8b…スライド支持部、8c…後端結合ブロック
10…切断機本体
11…本体支持ブラケット
12…本体支軸
H…本体ケース
13…電動モータ
14…回転刃具
15…ブレードケース、15L…左側部、15R…右側部、15c…矢印
16…ハンドル部
17…スイッチレバー
18…ダストノズル
19…支持部
20…可動カバー、20a…係合板部、20b…閉じ側端部
21…支軸
22…補助プレート
23…支軸
24…固定ねじ
30…リンクアーム、30a…案内溝部
31…支軸
32…係合ローラ
33…案内凸部
34…ストッパボルト
35…ストッパブロック
40…集塵ガイド(第1実施形態)
41…集塵壁部(左側)、41a…逃がし凹部
42…集塵壁部(右側)
43…集塵底部
44…支持アーム部
45…案内壁部
46…リーフスプリング
50…集塵ガイド(第2実施形態)
51…ガイド本体
51a…集塵壁部(左側)51b…集塵壁部(右側)、51c…集塵底部
51d…案内壁部、51e…結合壁部、51f…規制溝部、51g…逃がし凹部
52…上補助ガイド
52a…集塵壁部(左側)、52b…集塵壁部(右側)、52c…集塵底部
53…下補助ガイド
53a…集塵壁部(左側)、53b…集塵壁部(右側)、53c…集塵底部
53d…ガイド支軸(左側)、53e…ガイド支軸(右側)、53f…規制軸部
54…支持アーム部
55…上ガイド支軸
56…ストッパ縁部
57…ばね、57a…一端部、57b…他端部
60…集塵ガイド(第3実施形態)
61…退避案内部、61a…リブ

Claims (9)

  1. 回転する回転刃具を有する切断機本体と、切断材を載置するテーブルと、該テーブルに対して前記切断機本体を上下に変位可能に支持する本体支持部を備え、
    前記切断機本体は、前記回転刃具の上部を覆うブレードケースと、該回転刃具の下部を覆い、当該切断機本体の上下動動作に連動して開閉される可動カバーと、該可動カバーの開放により露出された回転刃具の刃先を覆うとともに、切断部位で発生した切断粉を前記ブレードケースに設けたダストノズルに向けて案内する集塵ガイドを備えた卓上切断機における前記集塵ガイドであって、
    前記切断機本体の下動動作に伴って前記ブレードケースの下部から下方へ張り出す方向に変位するとともに、前記回転刃具の刃先に対して接近する方向に変位する集塵ガイド。
  2. 請求項1記載の集塵ガイドであって、前記切断機本体の下動動作中若しくは停止中に上方へ退避可能な集塵ガイド。
  3. 請求項1又は2記載の集塵ガイドであって、前記切断機本体の下動動作に伴って前記回転刃具に接近する集塵ガイド。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載した集塵ガイドであって、
    前記可動カバーは、前記本体支持部との間に介装したリンクアームを介して前記切断機本体の下動動作に連動して開かれ、上動動作に連動して閉じられ、
    前記リンクアームは、一端側が前記本体支持部に対して上下に回動可能に支持され、他端側が前記可動カバーに係合され、その長手方向中途部位に案内溝部を備え、該案内溝部に前記ブレードケースに設けた案内凸部を係合させて、前記切断機本体の上下動動作により上下に変位して前記可動カバーを開閉する構成とされており、
    当該集塵ガイドに案内壁部を設け、該案内壁部を前記案内凸部に上側から係合させて、当該集塵ガイドの上方への退避を許容しつつ、前記案内凸部の下方への変位により下方へ変位させ、かつ刃先に接近させる構成とした集塵ガイド。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載した集塵ガイドであって、リーフスプリングにより下方へ回動する方向に付勢された集塵ガイド。
  6. 請求項5記載の集塵ガイドであって、前記リーフスプリングに切断粉を前記ダクトノズル側に案内する機能を持たせた集塵ガイド。
  7. 請求項1〜6の何れか1項に記載した集塵ガイドであって、上下に回動可能に支持され、前記可動カバーが開かれると下方に張り出す下補助ガイドを備えた集塵ガイド。
  8. 請求項7記載の集塵ガイドであって、前記下補助ガイドは、前記切断機本体の切断材面方向の移動に伴って該切断材に摺接されて当該下補助ガイドを上方へ退避させる退避案内部を備えた集塵ガイド。
  9. 請求項1〜8の何れか1項に記載した集塵ガイドであって、上下に回動可能に支持され、当該集塵ガイドが下方へ回動すると相対的に上方へ回動して切断粉を前記ダストノズル側に案内する上補助ガイドを備えた集塵ガイド。
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