JPH10175206A - カッター装置 - Google Patents

カッター装置

Info

Publication number
JPH10175206A
JPH10175206A JP8339895A JP33989596A JPH10175206A JP H10175206 A JPH10175206 A JP H10175206A JP 8339895 A JP8339895 A JP 8339895A JP 33989596 A JP33989596 A JP 33989596A JP H10175206 A JPH10175206 A JP H10175206A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
base
guide rail
cutting
cutter
cut
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP8339895A
Other languages
English (en)
Inventor
Isao Chiyakita
勲 茶木田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
H T C KK
Original Assignee
H T C KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by H T C KK filed Critical H T C KK
Priority to JP8339895A priority Critical patent/JPH10175206A/ja
Publication of JPH10175206A publication Critical patent/JPH10175206A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Processing Of Stones Or Stones Resemblance Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 切断ラインが上下方向に凹凸形状となるよう
な切断対象物等であっても容易にかつ確実に切断し得る
ようにする。 【解決手段】 基台2に対し立設した保持枠22aに対
し案内レール3を第1揺動軸X1 回りに揺動可能に取付
け、案内レールに沿ってスライドするスライダ4に対し
電動カッター5を第2揺動軸X2 回りに揺動可能に取付
ける。電動カッターには切断屑を吸引・捕集する集塵手
段6を付設する。基台には、切断位置の寸法を計るスケ
ール7をX方向にスライド可能に設け、スケールから突
出する角度調整アーム8を旋回可能に設け、かつ、スラ
イドテーブル9を設ける。基台面21に載置した切断対
象物を上から押さえ付ける保持手段10を着脱可能に係
止させる。スライダを、前端上部で上側案内バーに下か
ら当接するローラと、後端株で下側案内バーに上から当
接するローラとで案内レールに沿ってスライド可能に支
持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば屋根瓦もし
くは異形石材等の上面が非平坦で切断ラインが上下方向
に凹凸形状となるものや、例えばセメントの基板上に所
定数のタイルが予め貼着された長尺物の建材等の切断に
特に好適に用いられるカッター装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種のカッター装置とし
て、基台に対し案内レールが固定され、この案内レール
に沿って電動カッターが往復移動可能に配設されたもの
が知られている(例えば、特開平8−57844号公報
参照)。このものでは、基台上に予めセットした切断対
象物に対し上記電動カッターが案内レールに案内されて
一直線に移動されるため、上記切断対象物を予定の切断
ラインに沿って正確に切断し得るようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
カッター装置においては、電動カッターが案内レールに
沿って一直線上に移動するだけであり、切断対象物に対
し上下方向には相対移動し得ないため、切断ラインが上
下方向に凹凸となる切断対象物に対する適用には限界が
ある。このため、屋根瓦を斜め切りする必要がある場合
のように切断対象物の切断ラインが上下方向に大きく変
化して凹凸形状となる場合には、上記屋根瓦の予定切断
ラインに沿って正確にけがき線を付し、電動カッターの
単体を作業者が保持して上記けがき線に沿って移動させ
るという作業を行う必要があり、これらの作業に多大な
手間と時間を要している。
【0004】また、上記従来のカッター装置では、被対
象物がかなり長尺物であると、基台に対する固定が行い
得ないことになる。
【0005】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たものであり、その目的とするところは、切断ラインが
上下方向に凹凸形状となるような切断対象物や長尺物の
切断対象物等であっても容易にかつ確実に切断し得るよ
うにすることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、基台と、この基台に対し長
手方向一端部が基台面に平行な第1揺動軸の回りに回転
可能に取付けられ他端部が上記基台面から離れる側に付
勢された状態で揺動可能に配設された案内レールと、上
記案内レールに対しスライドして上記長手方向に前後進
可能に取付けられたスライダと、このスライダに対し上
記第1揺動軸に平行な第2揺動軸の回りに揺動可能に取
付けられた電動カッターとを備える構成とする。そし
て、上記電動カッターの円形切断刃の回転軸を上記第2
揺動軸からオフセットされた位置において上記第2揺動
軸と平行に配設するものである。
【0007】上記の構成の場合、基台に対し案内レール
が第1揺動軸の回りに揺動するため、この案内レールに
スライダを介して支持された電動カッターの切断刃が上
記基台の基台面に対し上記第1揺動軸に直交する方向に
離れたり近付いたりして移動させることが可能になり、
切断対象物が凹凸のあるものであってもその凹凸に合わ
せて電動カッターごと上記案内レールを揺動させること
により上記電動カッターによる切断が可能になる。この
揺動に際しては、上記案内レールが基台から離れる側の
揺動方向に対し付勢されているため、基台面の上に載置
した切断対象物に対し電動カッターが離れた状態に支持
され、この状態から電動カッターを上記付勢に抗して押
圧するだけで切断作業が容易に行い得る。さらにその上
に、電動カッターが上記案内レールに対し上記第1揺動
軸と平行でかつオフセット位置に設けた第2揺動軸の回
りに揺動可能であるため、上記直交する方向に対する電
動カッターの切断刃の移動量を増大させることが可能に
なる上に、上記切断対象物の凹凸に沿って上記切断刃の
より細かい相対移動調節が可能になる。
【0008】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明における基台に、案内レールの他端部側と当接してそ
の他端部側の第1揺動軸方向への相対移動と上記第1揺
動軸回りの揺動範囲を規制する規制部材を設けるもので
ある。
【0009】上記の構成の場合、案内レールの他端部側
が第1揺動軸方向への相対移動が規制部材により規制さ
れているため、案内レールを第1揺動軸回りに揺動させ
る際に、その案内レールを横振れすることなく確実に同
一平面に沿って揺動させることが可能になり、この案内
レールに支持されている電動カッターも横振れすること
なく揺動させることが可能になる。このため、切断対象
物の凹凸に沿って電動カッターを揺動させて切断する際
に、正確に一直線に切断することが可能になる。しか
も、その際の揺動範囲も所定範囲に規制されているた
め、電動カッターが基台に近付く側に対してはその電動
カッターと基台との接触を確実に防止する一方、上記電
動カッターが基台から離れる側に対しては揺動付勢と相
俟ってその電動カッターの非切断作業時の静止位置を一
定のものに保持し得る。
【0010】請求項3記載の発明は、請求項1または請
求項2記載の発明において、電動カッターとスライダと
を第2揺動軸方向に隣接して配置し、その電動カッター
とスライダとの相対向面の内の一方に上記第2揺動軸を
中心とする円弧に沿って上記スライダに対する電動カッ
ターの揺動範囲を規制する長溝を形成し、上記相対向面
の内の他方に上記長溝に対しその長溝に沿って移動可能
に内嵌する軸体を突出形成するものである。そして、上
記軸体に、この軸体から外周側に突出して上記電動カッ
ターとスライダとの上記第2揺動軸方向の相対移動を規
制する規制部を設ける構成とする。
【0011】上記の構成の場合、軸体が長溝に内嵌して
スライダに対する電動カッターの揺動範囲が所定範囲規
制されかつその内嵌状態の軸体の規制部により上記スラ
イダに対する電動カッターの横振れが防止されるため、
切断対象物の凹凸に沿って電動カッターを案内レールに
対し揺動させて切断する際に、正確に一直線に切断する
ことが可能になる。また、この場合、案内レールの基台
に対する揺動運動に対する横振れ規制を行うことによ
り、上記の一直線に沿った切断作業をより正確に行うこ
とが可能になる。
【0012】請求項4記載の発明は、請求項1記載の発
明において、第2揺動軸を略水平に延びるように配置
し、案内レールを、第2揺動軸に直交する上下方向に互
いに離れて互いに平行に延びるように一体化された上下
一対の案内バーにより構成するものである。加えて、ス
ライダを、電動カッターの前進側の上側位置に配設され
て上記上側案内バーに対し下側から当接して転動するロ
ーラと、その電動カッターの後進側の下側位置に配設さ
れて上記下側案内バーに対し上側から当接して転動する
ローラとにより上記案内レールに対しスライドするよう
に構成するものである。
【0013】上記の構成の場合、電動カッターを基台に
対し近付ける側に揺動させて切断刃を切断対象物に押し
付けながら後進させる場合、その切断対象物からの反力
に基づき電動カッターからスライダに対する曲げモーメ
ントがスライダの前進側の上側位置のローラから上側案
内バーに対し上向きに作用し、同時に、上記スライダの
下側位置のローラから下側案内バーに対し下向きに作用
することになる。このため、上記曲げモーメントに抗し
て上記2つのローラが転動することにより、各案内バー
との接触点を極力少なくした状態で電動カッターを案内
レールに対し滑らかにスライド移動させることが可能に
なる。
【0014】請求項5記載の発明は、請求項1記載の発
明において、基台に、電動カッターの切断刃に直交する
方向の少なくとも一側の基台面上に互いに離して形成さ
れた複数の被係合部と、この被係合部に対し着脱可能に
係止する1以上のストッパー部材とを備えるものであ
る。そして、上記各ストッパー部材を、下端部に上記被
係合部に対し着脱可能に嵌合する係止部を有する本体部
と、この本体部から上方に進退可能に突出して切断対象
物の周端縁に当接しその切断対象物の上記基台に対する
相対移動を阻止するストッパー部とを有する構成とする
ものである。
【0015】上記の構成の場合、切断対象物を斜め切断
する場合であっても、その周縁に沿った位置に対応する
基台面上の被係合部にストッパー部材を係止させること
により上記切断対象物の横ずれを防止して一定位置に保
持することが可能になる。すなわち、上記ストッパー部
材の本体部の係止部を上記被係合部に係止させてそのス
トッパー部を上記切断対象物の周端縁に当接させること
により、その切断対象物の横ずれの防止が図られる。加
えて、その切断対象物が屋根瓦のごとく周端縁が基台面
から離れて位置する場合であっても、上記ストッパー部
を上方に進退調節することによりそのストッパー部を切
断対象物の周端縁に対し確実に当接させて位置ずれの防
止を確実に行うことが可能になる。
【0016】請求項6記載の発明は、請求項1記載の発
明において、切断刃をその外側に切断刃よりも小径のリ
テーナリングと重ね合わせて電動カッターに固定し、こ
のリテーナリングの外側面に、上記切断刃の回転方向前
側に向かう風を強制的に生じさせるよう放射方向に対し
上記回転方向後側に延びる凸状翼部を形成するものであ
る。
【0017】上記の構成の場合、切断刃の回転駆動によ
りリテーナリングも一体に回転駆動され、その凸状翼部
によりその回転方向前側に向かう風が引き起こされる。
このため、切断刃により切断対象物を切断する際の切断
屑が上記風により一定方向に飛ばされて作業者の側への
上記切断屑の飛散が防止される上、上記風により切断刃
が冷却されて摩擦熱による切断刃の過熱の抑制が図られ
る。加えて、上記リターナリングにより回転駆動されて
いる切断刃がサポートされその変形の防止、及び、回転
駆動に伴う風切り音等の消音・抑制が図られる。
【0018】請求項7記載の発明は、請求項6記載の発
明において、電動カッターにより切断対象物を切断する
際に生じる切断屑を集塵する集塵手段を備えるものであ
る。そして、上記集塵手段を、上記切断屑を捕集するフ
ィルタ部材と、一端が上記電動カッターの切断刃の切断
部位近傍に開口し他端が上記フィルタ部材に連通する吸
引通路と、この吸引通路を通して切断屑を上記フィルタ
部材まで導くファンとを備える構成とする。
【0019】上記の構成の場合、ファンの駆動により切
断屑が吸引通路の一端開口から吸引され、この吸引され
た切断屑がフィルタ部材に捕集されることになる。しか
も、上記吸引通路の一端開口が切断刃の切断部位近傍に
開口しているため、リテーナリングの凸状翼部により引
き起こされた風により切断屑が上記一端開口の側に飛ば
され、切断作業に伴い発生する切断屑が上記一端開口か
ら確実に吸引される。
【0020】請求項8記載の発明は、一直線状に延びる
案内レールと、この案内レールに対しスライドして前後
進可能に取付けられたスライダと、このスライダに対し
上記案内レールの長手方向と直交する方向に配置された
揺動軸の回りに揺動可能に取付けられた電動カッター
と、上記案内レールの長手方向両側位置に配設され切断
対象物の各端縁を把持する一対の把持手段とを備える構
成とするものである。そして、上記電動カッターの円形
切断刃の回転軸を上記揺動軸からオフセットされた位置
において上記揺動軸と平行に配設し、上記一対の把持手
段の内の少なくとも一方を上記案内レールに沿ってスラ
イド移動可能に構成する。
【0021】上記の構成の場合、切断対象物の予定の切
断ラインに沿って案内レールを配置し、その切断ライン
両端の切断対象物の両端部をそれぞれ把持手段により把
持して上記案内レールの両側部を切断対象物に対し位置
固定すれば、電動カッターを確実に上記切断ラインに沿
って移動、すなわち、切断作業することが可能になる。
この際、上記切断対象物の両端部間の長さに応じて少な
くとも一方の把持手段を案内レールに沿ってスライドさ
せて位置調節すれば、上記切断対象物の両端部間の長さ
の如何に拘らず、案内レールを切断対象物に対し位置固
定し得る。このため、切断対象物が長尺物であっても、
電動カッターを案内レールに沿ってスライドさせること
により予定の切断ライン全長を1回の作業で切断するこ
とが可能になる上、その予定の切断ラインに沿って確実
に一直線に切断し得る。
【0022】また、請求項9記載の発明は、下面が切断
対象物の上面に載置可能な当たり面とされた帯板状の基
台と、この基台の長手方向に延びるよう基台の上方位置
に固定された案内レールと、この案内レールに対しスラ
イドして前後進可能に取付けられたスライダと、このス
ライダに対し上記案内レールの長手方向と直交する方向
に配置された揺動軸の回りに揺動可能に取付けられた電
動カッターと、上記基台に連結され上記切断対象物の各
端縁を把持する一対の把持手段とを備える構成とするも
のである。そして、上記電動カッターの円形切断刃の回
転軸を上記揺動軸からオフセットされた位置において上
記揺動軸と平行に配設し、上記一対の把持手段の内の少
なくとも一方を上記基台の長手方向にスライド移動可能
に構成する。
【0023】上記の構成の場合、切断対象物の予定の切
断ラインに沿って基台の当たり面を上から載置し、その
切断ライン両端の切断対象物の両端部をそれぞれ把持手
段により把持して上記基台を切断対象物に対し位置固定
すれば、電動カッターを確実に上記切断ラインに沿って
移動、すなわち、切断作業することが可能になる。この
際、上記切断対象物の両端部間の長さに応じて少なくと
も一方の把持手段を基台の長手方向にスライドさせて位
置調節すれば、上記切断対象物の両端部間の長さの如何
に拘らず、基台を切断対象物に対し位置固定し得る。こ
のため、切断対象物が長尺物であっても、電動カッター
を案内レールに沿ってスライドさせることにより予定の
切断ライン全長を1回の作業で切断することが可能にな
る上、その予定の切断ラインに沿って確実に一直線に切
断し得る。
【0024】さらに、請求項10記載の発明は、請求項
9記載の発明において、各把持手段を、一端が基台に対
しその基台の長手方向にスライド可能に取付けられて他
端が上記基台から側方に突出する延出片と、この延出片
の他端に取付けられた把持部材とから構成し、上記延出
片の一端を上記基台に対し旋回可能に位置固定されるよ
うに構成するものである。
【0025】上記の構成の場合、把持部材が延出片を介
して基台の側方に突出して位置付けられられるため、予
定の切断ラインが切断対象物の長手方向に対し斜めに位
置し、基台を上記切断対象物に対し斜めに位置付けたと
しても、その斜めの度合いに応じて延出片の旋回位置を
調節することにより把持部材を切断対象物の両端部に対
し確実に把持させることが可能になる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基いて説明する。
【0027】<第1実施形態>図1は、本発明の第1実
施形態に係るカッター装置を示し、2は平面視で矩形の
平盤状の基台、3はこの基台2のX方向一側位置におい
てY方向に延びるように配設されX方向の第1揺動軸X
1 回りに揺動可能に上記基台2に支持された案内レー
ル、4はこの案内レール3に対しY方向にスライド可能
に連結されたスライダ、5はこのスライダ4に対し上記
第1揺動軸X1 と平行な第2揺動軸X2 回りに取付けら
れた電動カッター、6は切断屑を捕集する集塵手段、7
は切断対象物(図示省略)の切断位置の寸法設定手段、
8は上記切断対象物の切断角度設定手段、9はスライド
テーブル、10は切断対象物の保持手段である。なお、
図1は上記案内レール3及び電動カッター5がそれぞれ
揺動範囲の下降状態に配置され電動カッター5がストラ
ップ20により上記下降状態に位置固定された状態を示
し、また、上記X方向,Y方向は同図に図示するように
仮想の平面直交軸X,Yに沿った方向であり、さらに、
同図のZは鉛直軸を示す。以後、上記のX,Y,Zを用
いて方向を表す。以下、上記の各構成要素について詳細
に説明する。
【0028】上記基台2の上面が平坦な基台面21とさ
れ、この基台面21の上記X方向一側のY方向前後端の
各位置には平面視コ字状の保持枠22a,22bが立設
されている。そして、この前側保持枠22aにより上記
案内レール3が軸支、後側保持枠22bにより上記案内
レール3の揺動範囲の規制とX方向への横振れ防止が行
われるようになっている。従って、上記後側保持枠22
bが揺動範囲を規制する規制部材を構成している。ま
た、上記電動カッター5の切断刃50の下方位置の基台
面21にはY方向のほぼ全長に延びる凹溝部23が形成
され、この凹溝部23に上記電動カッター5が上記の下
降状態にあるときの切断刃50が入り込むようになって
いる。さらに、上記基台面21のX方向他側位置には凹
段部24が形成され、この凹段部24にスライドテーブ
ル9が上記基台面21と面一に内装されている。加え
て、その基台面のX方向他側位置であってY方向前端部
位置には寸法設定手段7がX方向に延びるように配置さ
れ、この寸法設定手段7に上記切断角度設定手段8が取
付けられている。なお、図1中25,25,…は上記基
台2を支える脚部材であり、この各脚部材25は後述の
如く折り畳み収納が可能となっている。
【0029】上記案内レール3は、図2に一点鎖線で示
すようにZ方向に所定間隔を隔てて互いに平行に配置さ
れた上下一対の円形パイプ製の案内バー30a,30b
と、この一対の案内バー30a,30bのY方向前後端
を連結する連結部材31a,31bとが一体に組み付け
られたものである。そして、前側連結部材31aの所定
位置から第1揺動軸X1 となる軸ピン32がX方向両側
に突出され、この軸ピン32が上記前側保持部材22a
に軸支されて案内レール3が上記第1揺動軸X1 回りに
揺動(スイング)可能に支持されている。また、後側連
結部材31bの下端部にはX方向両側に突出するガイド
ピン33が突出される一方、後側保持部材22bには上
記第1揺動軸X1 を中心とする円弧に沿って長溝221
が形成され、この長溝221に上記ガイドピン33が内
嵌されている。これにより、上記案内レール3の第1揺
動軸X1 回りの揺動範囲が規制されている。さらに、上
記前後各側の連結部材31a,31bのX方向幅が前後
各側の保持部材22a,22bの内幅とほぼ同じに設定
され、これにより、上記案内レール3の揺動に際するX
方向への横振れを防止するようになっている。
【0030】また、上記下側案内バー30bの内部に
は、図3及び図4に詳細を示すように、コイルスプリン
グ34と、上記下側案内バー30bの前端開口から進退
可能に内挿され上記コイルスプリング34により前進側
に付勢される付勢ピン35(図3参照)と、上記下側案
内バー30bの後端開口から進退可能に捩じ込まれて上
記コイルスプリング34の付勢度合いを調節する調節ね
じ36(図4参照)とが配設されている。そして、上記
付勢ピン35が上記コイルスプリング34により付勢さ
れて前側保持部材22aを押圧し、上記案内レール3を
第1揺動軸X1 回りに跳ね上げるよう付勢するようにな
っており、これにより、案内レール3が静止状態で上記
ガイドピン33が長溝221の上端位置で止まった跳ね
上げ状態(図2に実線で示す状態)に維持されるように
なっている。なお、図4中222は、貫通孔であり、こ
の貫通孔222から差し込んだドライバ223により上
記調節ねじ36を進退調節して上記コイルスプリング3
4の付勢力の度合いを調節するようになっている。
【0031】上記スライダ4は、図2、図5及び図6に
示すように、上記一対の案内バー30a,30bに外挿
された本体部41と、この本体部の内部に配置された前
後一対の鼓形ローラ42,43とを備えている。上記前
側ローラ42はY方向前側の上部位置に配設され上側案
内バー30aに対し下から当接して転動するようになっ
ており、また、後側ローラ43はY方向後側の下部位置
に配設され下側案内バー30bに対し上から当接して転
動するようになっている。上記両ローラ42,43は共
に例えばフッ素含有アセタール樹脂等の低摩擦係数の材
質ものにより形成されており、上記各案内バー30a,
30bとの間の摺動摩擦係数を軽減してスライダ4を軽
くスライドし得るようにされている。なお、図6中4
4,44はフェルト等の清掃部材であり、この各清掃部
材44は各案内バー30a,30bの各ローラ42,4
3が転動する面の塵芥を拭いとって各ローラ42,43
の転動を滑らかに行わせるものである。
【0032】上記電動カッター5は、図2及び図5に示
すように、切断刃50と、この切断刃50を(第1及び
第2揺動軸X1 ,X2 と平行な回転軸X3 の回りに)回
転駆動させるモータ等が内蔵されてY方向後方に延びる
ケース51と、このケース51の後端部から上方に突出
する縦型ハンドル52とを備えている。上記ケース51
はブラケット53(図5参照)を介して第1揺動軸X1
と平行な第2揺動軸X2 の回りに揺動(スイング)する
ように連結軸体54を介して上記スライダ4に連結され
ている。この連結軸体54にはねじりスプリング55が
介装されており、この捩じりスプリング55によりY方
向の後端部側が上方に跳ね上げる側に揺動付勢されてい
る。上記切断刃50の回転軸X3 (図2参照)は、上記
第2揺動軸X2 から案内レール3の後側に所定寸法オフ
セットされた位置で上記に揺動軸X2 と平行に延びるよ
うに配置されており、電動カッター5を第2揺動軸X2
回りに揺動させることにより切断刃50が基台面21に
対し近付いたり離れたりするように基台面21との相対
間隔を調節し得るようになっている。なお、図2中52
aは上記縦形ハンドウ52の頭部に設けられた電動カッ
ター5のスイッチであり、このスイッチ52aを押し下
げることによりON作動されて切断刃50や後述のファ
ンが駆動される一方、上記スイッチ52aを離すことに
よりOFF作動されるようになっている。従って、切断
作業者は上記ハンドル52を握ってY方向後側に電動カ
ッター5を移動させながら親指で上記スイッチ52aの
操作を行うことになる。
【0033】また、上記ブラケット53はスライダ4の
内側面と相対向する垂下壁部531(図5及び図7参
照)を有しており、この垂下壁部531には第2揺動軸
X2 を中心とする円弧に沿って長溝532が形成されて
いる。そして、この長溝532に内挿された軸体533
の先端が上記スライダ4にねじこみ固定されており、こ
の軸体533の頭部534とワッシャ部材535とによ
り上記長溝532を挟んで垂下壁部531をX方向両側
から挟み込むようになっている。この挟み込みにより上
記電動カッター5の揺動に際しX方向の横振れを防止す
るようになっている。
【0034】上記切断刃50は、図8に示すように、電
動カッター5の回転駆動軸56に対し当止部材501、
切断刃50、リテーナリング11、及び、回り止め部材
502が外挿もしくは捩じ込まれて固定されている。そ
して、上記切断刃50は、ケース51に連結されたカバ
ー57により覆われ、そのカバー57の下端開口の前端
部側には後述の切断屑を含んだ風を案内する案内カバー
57aが取付けられている。また、上記リテーナリング
11の外表面には複数の凸状翼部111,111,…が
放射方向に対し上記切断刃50の反時計回りの回転方向
の後側に延びるように等間隔に形成されており、上記切
断刃50と共にリテーナリング11が回転することによ
り上記各凸状翼部111が上記回転方向前側に向かう風
を強制的に生じさせるようになっている。このリテーナ
リング11は、切断刃50の形状保持という本来の役割
に加え、上記各凸状翼部111により強制的に引き起こ
される風によって切断刃50の過熱防止を図る一方、後
述の集塵手段6による切断屑吸引の補助を行うサポート
ファンとしての役割をも果たすようになっている。な
お、上記カバー57は例えばカラス繊維入りポリカーボ
ネートにより形成され、これにより、軽量化及び安全性
の向上が図られている。
【0035】上記カバー57は、図9に示すように、切
断刃50からY方向前側に膨出するように形成され、そ
のカバー57の前側部の内周面と切断刃50との間に吸
引通路58が形成されている。この吸引通路58は一端
が上記案内カバー57a側で切断刃50の切断対象物K
に対する切断部位であってその切断刃50の回転方向前
側に開口し、他端がケース51に一体に形成された連結
筒部59に連通している。そして、この吸引通路58が
次に説明する集塵手段6の一部を構成するものである。
【0036】上記集塵手段6は、上記連結筒部59に嵌
合により着脱可能に連結されるフィルタ部材61(図1
参照)と、上記吸引通路58と、この吸引通路58を通
して切断対象物Kの切断作業時に発生する切断屑(粉
塵)を吸引して上記フィルタ部材61まで導く図示省略
のファンと、上述の各凸状翼部111とにより構成され
たものである。上記ファンは電動カッター5のケース5
1内に内蔵されて切断刃50を回転駆動するモータによ
り駆動されるようになっている。また、上記フィルタ部
材61は、図10に示すように、例えば発泡ウレタン製
の筒及び底片により袋状に形成されたフィルタ611
と、多孔素材もしくはネット素材等により形成され上記
袋状フィルタ611を収容する有底筒状のケース612
と、このケース612の入り口側に外嵌により着脱可能
に連結される接続筒部613とから構成されたものであ
る。そして、使用に際しては上記接続筒部613を上記
連結筒部59に外嵌させて接続する一方、不使用時には
上記連結筒部59から引き抜いて別体に分離し得るよう
になっている。また、上記フィルタ611に切断屑等が
溜った場合には上記接続筒部613をケース612から
外してフィルタ611を洗浄し得るようになっている。
【0037】寸法設定手段7は、図11に示すように、
基台2の基台面21のY方向前端側位置においてX方向
に延びるように配置された定規部材71と、この定規部
材71をX方向に移動可能に固定する位置調整ねじ7
2,72とを備えたものである。上記定規部材71に
は、X方向に目盛りと寸法とを表示した目盛り部711
が刻印され、X方向のほぼ全長にわたり一直線状に延び
る長孔712及び凹溝713が形成されている。そし
て、上記長孔712には上記一対の位置調整ねじ72,
72が上から貫通されて基台面21にねじ込まれてお
り、各位置調整ねじ72を緩めることにより上記定規部
材71をX方向に移動可能となり、上記各位置調整ねじ
72を締め付けることにより上記定規部材72を位置固
定し得るようになっている。これにより、上記定規部材
71は図11に一点鎖線で示す収納状態から図示省略の
切断対象物に応じて実線もしくは二点鎖線で示す移動状
態まで所望の位置に変換し得るようになっており、所望
位置の移動状態に変換することにより切断対象物の切断
位置決めを行い得るようになっている。なお、上記定規
部材71にはスライドテーブル9に臨んで開口し後述の
桟部材92の取り外しを行う所定幅の切欠き溝714が
形成されている。
【0038】また、切断角度設定手段8は、上記凹溝7
13に対し嵌合してY方向後方に突出する固定片81
と、この固定片81を上記凹溝713に沿ってX方向に
移動可能に固定する位置調整ねじ82と、基端部が上記
固定片81の先端部にZ方向に配置された旋回軸Z1 回
りに旋回可能に連結された角度調整アーム83と、この
角度調整アーム83の基端部を上記固定片81に対し旋
回可能に固定する固定ねじ84とを備えたものである。
上記位置調整ねじ82は、上記の位置調整ねじ72と動
揺に緩めることにより固定片81が移動可能になり、締
め付けることにより上記固定片81が定規部材71に対
し固定されるようになっている。また、上記固定ねじ8
4は締め付けることにより上記角度調整アーム83を所
定の角度位置まで旋回した状態(例えば図11に実線と
一点鎖線とで示す状態)に固定し得るようになってお
り、この状態の角度調整アーム83に図示省略の切断対
象物の端縁を当接させることによりその切断対象物の切
断刃50に対する相対角度を所定の角度に設定し得るよ
うになっている。
【0039】さらに、スライドテーブル9は、周囲の枠
部材91と、この枠部材91に対し着脱可能に取付けら
れた複数の桟部材92,92,…とを備えたものであ
り、基台2の凹段部24からX方向にスライドして位置
を変換し得るようになっている。上記各桟部材92は、
Y方向後端部が上記枠部材91に対しY方向後側に内嵌
される一方、Y方向前端部が上記枠部材91に対し上か
ら内嵌されて、X方向に等間隔の各位置でY方向に延び
ている。そして、図11に示すように上記定規部材71
の切欠き溝714をある桟部材92の上方位置に位置付
けてその桟部材92の前端部を上方に持ち上げることに
より、所望の桟部材92を取り外すことができるように
なっている。これにより、例えばL字状の横断面形状を
有するタイル材の如く特に下方に突起部があるような切
断対象物の突起部を相隣接する両桟材92,92間に下
向きに配置し得るようにその両桟部材92,92間の間
隔を上記突起部のサイズに応じて変更し得るようになっ
ている。
【0040】また、上記スライドテーブル9上に載置し
た切断対象物を上から押さえ付けて位置固定する保持手
段10が別体で用意されている(図1参照)。この保持
手段10は、図12に詳細を示すように、先端に係止部
101が形成されたL字状の本体枠102と、この本体
枠102の基端に水平軸回りに回転可能に取付けられた
係合アーム103と、一対の支持軸104,104を介
して下方に垂下するように支持された押付け片105
と、上記各支持軸104に捩じ込まれてこの押付け片1
05を上下方向位置の変更可能に保持する上下一対の2
組の調整ねじ106,106、106,106とを備え
ている。また、上記押付け片105と各支持軸104と
の間には図示省略のばね部材が介装されており、各支持
軸104に対し上記押付け片105が上記ばね部材に抗
して上方に所定量だけ変位可能になっている。上記保持
手段10は、スライダテーブル9に載置された図示省略
の切断対象物の厚みに応じて各一対の調整ねじ106,
106を回転させることにより押付け片105の上下方
向位置を調整した後、係止部101を基台2のY方向一
端の下縁に係止させる一方(図1参照)、上記係合アー
ム103を回転させて上記基台2のY方向他端の下縁に
係止させるようになっている。これにより、上記押付け
片105が上記切断対象物を上から押さえ付け、その
際、ばね部材による弾性復元力が上記切断対象物に対し
押さえ付け力として付与される。
【0041】加えて、上記スライドテーブル9には、こ
のスライドテーブル9とは別体で複数のストッパー部材
12(図11参照)が用意されており、この各ストッパ
ー部材12は上記の各桟部材92の所望のY方向位置に
外嵌により位置固定し得るようになっている。この各ス
トッパー部材12は、下端に非係合部としての上記桟部
材92に上から外嵌して係止し得る係止部121,12
1を有する本体部122と、この本体部122から上方
に突出する軸体123と、この軸体123に対しZ方向
(上下方向)に進退可能に捩じ込まれたゴムストッパー
124とを備えている。そして、基台面21からスライ
ドテーブル9にかけてその上に載置された図示省略の切
断対象物の端縁に対応する位置の桟部材92に対し上記
両係止部121,121を外嵌させてストッパー部材1
2を位置固定した後、ゴムストッパー124の上下位置
を上記切断対象物の端縁に応じて調整することにより、
ゴムストッパー124を上記切断対象物の端縁に当接さ
せて切断対象物の横ずれを防止してその位置に保持し得
るようになっている。
【0042】一方、上記基台2の下面に設けられた各脚
部材25は図13及び図14に示すように折り畳み収納
可能になっている。すなわち、カッター装置の運搬時に
は図13に示すように各脚部材25を折り畳み収納状態
(図13に実線で示す状態)にし、使用時には図14に
示すように上記各脚部材25を下方に垂下状態に変換し
得るようになっている。上記基台2の下面から一対の挟
持片251(両図には一方のもののみ示す)が垂下形成
され、この各挟持片251には相対向面から内方に突出
円形の突軸252と先端に内方に突出する係合部253
とが形成されている。一方、上記各脚部材25の付根に
は縦長のスリット254と係止片255とが形成され、
この各スリット254には上記各突軸252が内嵌した
状態で上記各係合部253が内嵌して各脚部材25を収
納状態に保持するようになっている。そして、図13に
実線で示す収納状態から上記各突軸252を中心として
各脚部材25を水平軸回りに回転させて一点鎖線で示す
鉛直状態にした後、その各脚部材25を上方に押し込ん
で上記係止片255を基台2の下面の図示省略の係合部
に係止させることにより図14の垂下状態に変換させ
る。なお、図中256はゴム製脚部であり、この脚部2
56は各脚部材25に上下方向に進退可能に捩じ込まれ
て各脚部材の高さ調節を行うものである。
【0043】上記の構成のカッター装置の場合、基台面
21に載置して切断を行う切断対象物が例えば屋根瓦の
ように凹凸形状を有するものであっても、電動カッター
5が案内レール3に対し揺動可能であり、さらに、その
案内レール3が基台2に対し揺動可能であるため、切断
刃50が上記切断対象物に対し上下方向にダブルでスイ
ングすることになる。このため、上記のような凹凸形状
を有する切断対象物であって予定の切断ラインが上下方
向に凹凸するような場合であっても、その凹凸に応じて
切断刃50を上下に移動させることができ、確実に上記
の予定切断ラインに沿って切断することができるように
なる。しかも、上記の案内レール3が前後の保持部材2
2a,22bに保持されて案内レール3の揺動の際のX
方向の横振れが防止され、かつ、電動カッター5が長溝
532と軸体533の頭部534及びワッシャ535と
により電動カッター5のの揺動の際のX方向の横振れが
防止されているため、上記の切断対象物の予定切断ライ
ンが上下方向凹凸のあるものであっても、確実に一直線
に切断させることができる。
【0044】<第2実施形態>図15は長尺物の建材等
を切断対象物Tとする本発明の第2実施形態に係るカッ
ター装置を示し、3aは横断面形状が例えば矩形で長手
方向(図15の左右方向)に一直線に延びる案内レー
ル、4aはこの案内レール3aに外挿されて上記長手方
向に案内レール3aに沿ってスライドするスライダ、1
5,15はそれぞれ把持手段である。
【0045】上記スライダ4aには、第1実施形態と同
様に、電動カッター5が上記長手方向に直交する方向の
揺動軸X2 回りに揺動可能にかつハンドル52側が跳ね
上がる側に付勢されて取付けられており、その電動カッ
ター5の切断刃50が上記揺動同軸X2 からハンドル5
2側にオフセットされた位置に上記揺動軸X2 と平行に
位置付けられた回転軸の回り回転駆動されるように配置
されている。なお、図15では図示省略しているが、上
記電動カッター5には第1実施形態と同様の集塵手段6
が設けられている。
【0046】上記各把持手段15は、上記案内レール3
aに対し案内レール3aに沿ってスライド可能に外挿さ
れた本体部151と、この本体部の下側に固定されたク
ランプ機構152とを備えている。上記本体部151に
は下端部から他の把持手段15と相対向する側に突出し
て切断対象物Tの端部上面に載置される載置部153が
一体に形成されており、この載置部153と上記クラン
プ機構152とで上記切断対象部Tの端部を上下両側か
らクランプするようになっている。
【0047】なお、上記のカッター装置のその他の構成
は第1実施形態のものと同様であるために、同一部材に
は同一符号を付して、その説明は省略する。
【0048】そして、上記第2実施形態の場合、案内レ
ール3aを予定の切断ラインに沿って位置付け、その切
断対象物Tの長さに応じて一方もしくは双方の把持手段
15、15,15を案内レール3aに沿ってスライドさ
せ、まず両側の把持手段15,15の載置部153,1
53を切断対象物Tの両端部に載置させる。この際に
は、上記各クランプ機構152は開いた状態(図15に
一点鎖線で示す状態)にしておく。そして、各クランプ
機構152のレバーを操作して上記切断対象物Tの両端
部をクランプしてカッター装置全体を切断対象物Tに固
定する。以上で下準備が完了し、以後、電動カッター5
のハンドル52を握って切断刃50が切断対象物Tに当
たるように下向きに揺動させ、その切断刃50による切
断の進行と共に案内レール3aに沿って長手方向に移動
させていけばよい。
【0049】このように切断対象物Tが長尺物であって
も、その切断対象物Tに対しカッター装置を容易に固定
することができ、その長尺の予定切断ラインに沿って確
実に切断することができるようになる。
【0050】<第3実施形態>図16は長尺物の建材等
を切断対象物Tとしてそれを斜め切断する場合に好適に
用いられる本発明の第3実施形態に係るカッター装置を
示し、2bは長手方向に延びる帯板状の基台、3bは互
いに平行に上記長手方向に延びる上下一対の案内バー3
0c,30cから構成された案内レール、16,16は
それぞれ把持手段である。
【0051】上記基台2bはその下面が上記切断対象物
Tの上に載置し得るように平坦な当たり面とされ、その
基台2bの両端部にはそれぞれ柱部材22cが立設され
ており、この両柱部材22c,22cにより上記一対の
案内バー30c,30cがそれぞれ固定されて上記案内
レール3bが基台2bに取付けられている。そして、そ
の案内レール3bには第1実施形態と同様構成のスライ
ダ4が長手方向にスライド可能に取付けられ、このスラ
イダ4に対し電動カッター5が第1実施形態と同様に上
記長手方向に直交する方向の揺動軸X2 回りに揺動可能
にかつハンドル52側が跳ね上がる側に付勢されて取付
けられている。また、上記基台2bには上面に開口し上
記長手方向のほぼ全長に延びる凹溝部29が形成されて
いる。
【0052】上記各把持手段16は、上記基台2bから
長手方向に直交する側方に突出するように配置された延
出片161と、この延出片161の基端を貫通して上記
凹溝部29に対し長手方向にスライド可能に捩じ込み固
定される位置固定ねじ162と、上記延出片161の先
端側に固定された把持手段としてのクランプ機構163
とを備えている。上記位置固定ねじ162は緩めること
により上記延出片161が凹溝部29に沿ってスライド
可能になり、締め付けることによりその延出片161を
基台2bから所定の旋回角度で突出した状態に固定し得
るようになっている。
【0053】なお、上記のカッター装置のその他の構成
は第1実施形態のものと同様であるために、同一部材に
は同一符号を付して、その説明は省略する。
【0054】そして、上記第3実施形態の場合、カッタ
ー装置の基台2bの下面を切断対象物Tの予定の斜め切
断ラインに沿って載置し、電動カッター5の切断刃がそ
の予定の斜め切断ラインの真上に位置するようにする。
次に、一方もしくは双方の固定ねじ162,162を緩
めて各延出片161を凹溝部29に沿ってスライドさせ
ることにより各クランプ機構163を上記切断対象物の
予定の斜め切断ラインに沿った両端部近傍位置に位置付
ける。この際には上記各クランプ機構163をそれぞれ
開放状態にしておく。そして、この各クランプ機構16
3のレバー操作により切断対象物Tの端縁部をクランプ
してカッター装置全体を切断対象物Tに固定する。以上
で下準備が完了し、以後、電動カッター5のハンドル5
2を握って切断刃50が切断対象物Tに当たるように下
向きに揺動させ、その切断刃50による切断の進行と共
に電動カッター5を案内レール3bに沿って長手方向に
移動させていけばよい。
【0055】このように切断対象物Tが長尺物であって
その予定の切断ラインが切断対象物Tに対し斜めに延び
るものであっても、その予定の斜め切断ラインに沿って
カッター装置を切断対象物Tに対し容易に固定すること
ができ、上記斜め切断ラインに沿って確実に切断するこ
とができるようになる。
【0056】<他の実施形態>なお、本発明は上記第1
〜第3実施形態に限定されるものではなく、その他種々
の実施形態を包含するものである。すなわち、上記第1
及び第3実施形態では、案内レール3,3bとして一対
の案内バー30a,30b、30c,30cを用いてい
るが、これに限らず、第2実施形態における案内レール
3aを用いてもよい。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明におけるカッター装置によれば、電動カッターを案内
レールに対し揺動可能とし、その案内レールを基台に対
し揺動可能としているため、基台面に載置された切断対
象物に対し電動カッターの切断刃を上下方向に極めて大
きい揺動量を確保することができる上に、上記切断刃の
より細かい相対移動調節を行うことができる。これによ
り、切断対象物が凹凸のあるものであってもその凹凸に
応じて容易かつ確実に切断することができる。しかも、
上記案内レールを所定の揺動方向に対し付勢しているた
め、上記の揺動操作による切断作業をより一層容易に行
うことができる。
【0058】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の発明による効果に加え、案内レールを横振れするこ
となく確実に同一平面に沿って揺動させることができ、
切断対象物の凹凸に沿って電動カッターを揺動させて切
断する際に、正確に一直線に切断することができる。し
かも、その際の揺動範囲も所定範囲に規制されているた
め、電動カッターと基台との接触を確実に防止する一
方、電動カッターの非切断作業時の静止位置を一定のも
のに保持することができる。
【0059】請求項3記載の発明によれば、請求項1ま
たは請求項2記載の発明による効果に加え、スライダに
対する電動カッターの横振れを確実に防止することがで
き、切断対象物の凹凸に沿って電動カッターを案内レー
ルに対し揺動させて切断する際に、より正確に一直線に
切断することができる。
【0060】請求項4記載の発明によれば、請求項1記
載の発明による効果に加え、スライダと各案内バーとの
接触点を極力少なくした状態で電動カッターを案内レー
ルに対し滑らかにスライド移動させることができる。
【0061】請求項5記載の発明によれば、請求項1記
載の発明による効果に加え、切断対象物を斜め切断する
場合であっても、その切断対象物の横ずれを防止して一
定位置に保持することができる。加えて、切断対象物が
屋根瓦のごとく周端縁が基台面から離れて位置する場合
であっても、上記ストッパー部を上方に進退調節するこ
とによりそのストッパー部を切断対象物の周端縁に対し
確実に当接させて位置ずれの防止を確実に行うことがで
きる。
【0062】請求項6記載の発明によれば、請求項1記
載の発明による効果に加え、切断刃の回転駆動によりリ
テーナリングも一体に回転駆動され、その凸状翼部によ
り切断対象物を切断する際に作業者の側への切断屑の飛
散を防止することができる上、切断刃の冷却によりその
切断刃の過熱の抑制を図ることができる。加えて、上記
リターナリングにより回転駆動されている切断刃がサポ
ートされその変形の防止、及び、回転駆動に伴う風切り
音等の消音・抑制を図ることができる。
【0063】請求項7記載の発明によれば、請求項6記
載の発明による効果に加え、ファンの駆動により切断屑
を吸引通路を通してフィルタ部材に捕集することができ
る。しかも、リテーナリングの凸状翼部により引き起こ
された風により切断屑を上記吸引通路の一端開口から確
実に吸引することができる。
【0064】請求項8記載の発明によれば、切断対象物
が長尺物であっても、電動カッターを案内レールに沿っ
てスライドさせることにより予定の切断ライン全長を1
回の作業で切断することができる上、その予定の切断ラ
インに沿って確実に一直線に切断することができる。
【0065】また、請求項9記載の発明によれば、切断
対象物が長尺物であっても、電動カッターを案内レール
に沿ってスライドさせることにより予定の切断ライン全
長を1回の作業で切断することが可能になる上、その予
定の切断ラインに沿って確実に一直線に切断し得る。
【0066】さらに、請求項10記載の発明によれば、
請求項9記載の発明による効果に加え、予定の切断ライ
ンが切断対象物の長手方向に対し斜めにのびる場合、す
なわち、斜め切断する場合であっても、カッター装置を
その斜め切断ラインに沿って配置した状態で切断対象物
の両端部に対し確実に固定することができ、上記斜め切
断を容易かつ確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示す斜視図である。
【図2】第1実施形態の保持部材の中間位置での一部省
略断面図である。
【図3】図2の前端部側の部分拡大断面図である。
【図4】図2の後端部側の部分拡大断面図である。
【図5】電動カッターの部分拡大平面図である。
【図6】図5のA−A線における断面説明図である。
【図7】図5のB−B線における断面説明図である。
【図8】電動カッターの切断刃等の分解斜視図である。
【図9】切断刃により切断状態を示す部分斜視図であ
る。
【図10】フィルタ部材の分解斜視図である。
【図11】基台上面の部分拡大斜視図である。
【図12】保持手段の拡大斜視図である。
【図13】基台の下面側の部分斜視図である。
【図14】脚部材の使用状態における図13対応図であ
る。
【図15】第2実施形態を示す正面図である。
【図16】第3実施形態を示す一部省略斜視図である。
【符号の説明】
2,2b 基台 3,3a,3b 案内レール 4,4a スライダ 5 電動カッター 6 集塵手段 11 リテーナリング 12 ストッパー部材 15,16 把持手段 21 基台面 22b 後側保持枠(規制部材) 30a,30b 案内バー 42,43 ローラ 50 切断刃 58 吸引通路 61 フィルタ部材 92 桟部材(被係合部) 111 凸状翼部 121 係止部 124 ゴムストッパー 161 延出片 162 クランプ機構(把持部材) 532 長溝 533 軸体 534 頭部(規制部) 535 ワッシャ(規制部) X1 第1揺動軸 X2 第2揺動軸 X3 回転軸 K,T 切断対象物

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基台と、 この基台に対し長手方向一端部が基台面に平行な第1揺
    動軸の回りに回転可能に取付けられ他端部が上記基台面
    から離れる側に付勢された状態で揺動可能に配設された
    案内レールと、 上記案内レールに対しスライドして上記長手方向に前後
    進可能に取付けられたスライダと、 このスライダに対し上記第1揺動軸に平行な第2揺動軸
    の回りに揺動可能に取付けられた電動カッターとを備
    え、 上記電動カッターの円形切断刃の回転軸が上記第2揺動
    軸からオフセットされた位置において上記第2揺動軸と
    平行に配設されていることを特徴とするカッター装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 基台には、案内レールの他端部側と当接してその他端部
    側の第1揺動軸方向への相対移動と上記第1揺動軸回り
    の揺動範囲を規制する規制部材が設けられていることを
    特徴とするカッター装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2において、 電動カッターとスライダとは第2揺動軸方向に隣接して
    配置され、その電動カッターとスライダとの相対向面の
    内の一方には上記第2揺動軸を中心とする円弧に沿って
    上記スライダに対する電動カッターの揺動範囲を規制す
    る長溝が形成され、上記相対向面の内の他方には上記長
    溝に対しその長溝に沿って移動可能に内嵌する軸体が突
    出形成され、 上記軸体には、この軸体から外周側に突出して上記電動
    カッターとスライダとの上記第2揺動軸方向の相対移動
    を規制する規制部が設けられていることを特徴とするカ
    ッター装置。
  4. 【請求項4】 請求項1において、 第2揺動軸は略水平に延びるように配置され 案内レールは、第2揺動軸に直交する上下方向に互いに
    離れて互いに平行に延びるように一体化された上下一対
    の案内バーにより構成され、 スライダは、電動カッターの前進側の上側位置に配設さ
    れて上記上側案内バーに対し下側から当接して転動する
    ローラと、その電動カッターの後進側の下側位置に配設
    されて上記下側案内バーに対し上側から当接して転動す
    るローラとにより上記案内レールに対しスライドするよ
    うに構成されていることを特徴とするカッター装置。
  5. 【請求項5】 請求項1において、 基台は、電動カッターの切断刃に直交する方向の少なく
    とも一側の基台面上に互いに離して形成された複数の被
    係合部(等間隔に設けられた複数の桟部材)と、この被
    係合部に対し着脱可能に係止する1以上のストッパー部
    材とを有し、 上記各ストッパー部材は、下端部に上記被係合部に対し
    着脱可能に嵌合する係止部を有する本体部と、この本体
    部から上方に進退可能に突出して切断対象物の周端縁に
    当接しその切断対象物の上記基台に対する相対移動を阻
    止するストッパー部とを有していることを特徴とするカ
    ッター装置。
  6. 【請求項6】 請求項1において、 切断刃はその外側に切断刃よりも小径のリテーナリング
    と重ね合わされて電動カッターに固定されており、 上記リテーナリングには、その外側面に、上記切断刃の
    回転方向前側に向かう風を強制的に生じさせるよう放射
    方向に対し上記回転方向後側に延びる凸状翼部が形成さ
    れていることを特徴とするカッター装置。
  7. 【請求項7】 請求項6において、 電動カッターにより切断対象物を切断する際に生じる切
    断屑を集塵する集塵手段を備えており、 上記集塵手段は、上記切断屑を捕集するフィルタ部材
    と、一端が上記電動カッターの切断刃の切断部位近傍に
    開口し他端が上記フィルタ部材に連通する吸引通路と、
    この吸引通路を通して切断屑を上記フィルタ部材まで導
    くファンとを備えていることを特徴とするカッター装
    置。
  8. 【請求項8】 一直線状に延びる案内レールと、 この案内レールに対しスライドして前後進可能に取付け
    られたスライダと、 このスライダに対し上記案内レールの長手方向と直交す
    る方向に配置された揺動軸の回りに揺動可能に取付けら
    れた電動カッターと、 上記案内レールの長手方向両側位置に配設され切断対象
    物の各端縁を把持する一対の把持手段とを備え、 上記電動カッターの円形切断刃の回転軸が上記揺動軸か
    らオフセットされた位置において上記揺動軸と平行に配
    設され、 上記一対の把持手段の内の少なくとも一方が上記案内レ
    ールに沿ってスライド移動可能に構成されていることを
    特徴とするカッター装置。
  9. 【請求項9】 下面が切断対象物の上面に載置可能な当
    たり面とされた帯板状の基台と、 この基台の長手方向に延びるよう基台の上方位置に固定
    された案内レールと、 この案内レールに対しスライドして前後進可能に取付け
    られたスライダと、 このスライダに対し上記案内レールの長手方向と直交す
    る方向に配置された揺動軸の回りに揺動可能に取付けら
    れた電動カッターと、 上記基台に連結され上記切断対象物の各端縁を把持する
    一対の把持手段とを備え、 上記電動カッターの円形切断刃の回転軸が上記揺動軸か
    らオフセットされた位置において上記揺動軸と平行に配
    設され、 上記一対の把持手段の内の少なくとも一方が上記基台の
    長手方向にスライド移動可能に構成されていることを特
    徴とするカッター装置。
  10. 【請求項10】 請求項9において、 各把持手段は、一端が基台に対しその基台の長手方向に
    スライド可能に取付けられて他端が上記基台から側方に
    突出する延出片と、この延出片の他端に取付けられた把
    持部材とから構成されており、 上記延出片の一端は上記基台に対し旋回可能に位置固定
    されるように構成されていることを特徴とするカッター
    装置。
JP8339895A 1996-12-19 1996-12-19 カッター装置 Withdrawn JPH10175206A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8339895A JPH10175206A (ja) 1996-12-19 1996-12-19 カッター装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8339895A JPH10175206A (ja) 1996-12-19 1996-12-19 カッター装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10175206A true JPH10175206A (ja) 1998-06-30

Family

ID=18331822

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8339895A Withdrawn JPH10175206A (ja) 1996-12-19 1996-12-19 カッター装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10175206A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100671470B1 (ko) 2006-08-08 2007-01-19 홍순철 핸드 그라인더 방식의 건축자재 절단기
KR100794379B1 (ko) 2006-12-15 2008-01-15 (주)온니케이 보도블럭 절단장치
JP2010222950A (ja) * 2009-03-19 2010-10-07 Yoshida:Kk 屋根材切断機
CN104802311A (zh) * 2015-04-22 2015-07-29 北京星航机电装备有限公司 一种混凝土预制叠合楼板生产线用表面拉毛装置
CN106003436A (zh) * 2016-07-13 2016-10-12 山东古云阳光岩棉集团有限公司 一种岩棉板切割修边装置
WO2018001094A1 (zh) * 2016-06-30 2018-01-04 南京德朔实业有限公司 切割工具
CN108858827A (zh) * 2018-07-17 2018-11-23 合肥静美图文科技有限公司 一种室内外装潢工程用瓷砖切割机
JP2022190357A (ja) * 2021-06-14 2022-12-26 隆 秋元 サイディング出隅定規

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100671470B1 (ko) 2006-08-08 2007-01-19 홍순철 핸드 그라인더 방식의 건축자재 절단기
WO2008018686A1 (en) * 2006-08-08 2008-02-14 Sun-Chul Hong Construction materials cutter of hand grinder type
KR100794379B1 (ko) 2006-12-15 2008-01-15 (주)온니케이 보도블럭 절단장치
JP2010222950A (ja) * 2009-03-19 2010-10-07 Yoshida:Kk 屋根材切断機
CN104802311A (zh) * 2015-04-22 2015-07-29 北京星航机电装备有限公司 一种混凝土预制叠合楼板生产线用表面拉毛装置
WO2018001094A1 (zh) * 2016-06-30 2018-01-04 南京德朔实业有限公司 切割工具
CN106003436A (zh) * 2016-07-13 2016-10-12 山东古云阳光岩棉集团有限公司 一种岩棉板切割修边装置
CN108858827A (zh) * 2018-07-17 2018-11-23 合肥静美图文科技有限公司 一种室内外装潢工程用瓷砖切割机
JP2022190357A (ja) * 2021-06-14 2022-12-26 隆 秋元 サイディング出隅定規

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2903347B2 (ja) 携帯用丸鋸
EP2156930B1 (en) Mitre saw comprising a fence which is automatically adjusted
US7546791B2 (en) Saw blade lifting mechanism for sawing machine
US10814510B2 (en) Cutting tool
US7516552B2 (en) Guide and portable cutting tool provided therewith
EP1736267A1 (en) Reciprocating tool
US20060201297A1 (en) Powered feed system for use with a machine saw table for providing guided motion along at least one axis
US8087437B2 (en) Router
KR102211833B1 (ko) 판재절단 작업대의 각도조절장치
JPH10175206A (ja) カッター装置
US20150143969A1 (en) Cutting tool
EP1525938A1 (en) Miter saw
JP5485000B2 (ja) 卓上切断機の集塵ガイド
JP2011245564A (ja) 切断工具における可動カバーの位置調整機構
JP2000334725A (ja) 鋸装置
JPH067859Y2 (ja) スライド式卓上切断機
TW201010837A (en) Material feeding system of wooding machine
JPS6061460A (ja) 支持案内装置
SK280960B6 (sk) Ručný rezací prístroj
US20090120255A1 (en) Micro-adjustable fence device for a cutting machine
CN219470622U (zh) 一种桥体开槽设备
CN217943467U (zh) 可自行切割的便携式板材切割器
CN219381116U (zh) 一种轨道式陶瓷切割机
CN218053085U (zh) 可摆角加工台装置
JPH0723135Y2 (ja) マイターテーブルの取付装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20040302