JPH0723135Y2 - マイターテーブルの取付装置 - Google Patents

マイターテーブルの取付装置

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JPH0723135Y2
JPH0723135Y2 JP7678090U JP7678090U JPH0723135Y2 JP H0723135 Y2 JPH0723135 Y2 JP H0723135Y2 JP 7678090 U JP7678090 U JP 7678090U JP 7678090 U JP7678090 U JP 7678090U JP H0723135 Y2 JPH0723135 Y2 JP H0723135Y2
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guide plate
guide
miter
guide rail
miter table
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光政 佐藤
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Ryobi Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、回転刃によって種々の材料を加工するための
テーブルソー等に設けられたマイターテーブルの取付装
置に関する。
〔従来の技術〕
一般に、種々の材料を切断等をするためのテーブルソー
は丸鋸を支持するための丸鋸テーブルを有し、この丸鋸
テーブルの一方側に加工材料をガイドするためのマイタ
ーフェンスを有するマイターテーブルが設けられ、その
他方側に材料の加工時に材料を支持するための補助テー
ブルを備え、更に材料の切断長さを設定するためのリッ
プフェンスが形成されている。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところが、従来のテーブルソーにおける前記マイターテ
ーブルは作業者から見て前後方向にしか摺動できず、左
右方向は固定されており、またマイターテーブル用のガ
イド板も前後方向に固定されていた。したがって、長い
材料あるいは幅の広い材料を加工するときにその支持が
確実にできず不安定であり、作業がしにくく、また各種
形態の材料に対応できないという課題があった。
本考案は、かかる点に鑑みなされたもので、マイターテ
ーブルを左右方向に位置調整できしかも位置ずれするこ
となく所定位置に位置決めでき、さらに、マイターテー
ブルを取外して丸鋸テーブルの左右に取付けできるマイ
ターテーブルの取付装置を提供することを目的とする。
また、マイターテーブルを取付けるガイド板をガイドレ
ールに対して前後方向に位置調整して各種形態の材料に
対応できるマイターテーブルの取付装置を提供すること
を目的とする。
また、ガイド板に対して摺動自在なマイターテーブルを
ガイド板の長手方向に位置調節して各種形態の材料に対
応できるマイターテーブルの取付装置を提供することを
目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、作業台の前後に左右方向に向けて配されたガ
イドレールと、この前後のガイドレールに案内されて左
右方向に移動可能なガイド板と、このガイド板に対して
摺動可能に取付けられて加工材料を支持するマイターテ
ーブルとを備え、前記前ガイドレールの凹み内を左右方
向に摺動自在なスライド棒を前記ガイド板に着脱可能に
設け、さらに、前記スライド棒とガイド板とを前記前ガ
イドレールに対して締付可能なガイド板締付装置を配し
たこと;作業台の前後に左右方向に向けて配されたガイ
ドレールと、この前後のガイドレールに案内されて左右
方向に移動可能なガイド板と、このガイド板に対して摺
動可能に取付けられて加工材料を支持するマイターテー
ブルとを備え、前記前ガイドレールの凹み内を左右方向
に摺動自在なスライド棒を前記ガイド板に固着状態に取
付け、さらに、前記スライド棒とガイド板とを前記前ガ
イドレールに対して締付可能なガイド板締付装置を配し
たこと;ガイド板は、ガイドレールに対して前後方向に
位置を調整する位置調整手段を備えたこと;マイターテ
ーブルは、ガイド板に対して長手方向の位置を調整する
位置調整手段を備えたことを特徴とする。
〔作用〕
作業台の前後にガイドレールを配設し、このガイドレー
ルに直交してガイド板を配し、このガイド板に前記マイ
ターテーブルを取付ける。前記マイターテーブルをガイ
ド板に沿って摺動させることによって作業台に対して前
後方向に移動でき、さらに前記ガイド板をスライド棒を
介してガイドレールに沿って左右方向に移動することに
よってガイド板に支持された前記マイターテーブルは左
右方向に移動可能となる。このように、前記マイターテ
ーブルを作業台の前後及び左右方向に移動可能とすれ
ば、幅の広い材料あいは長い材料を加工するときに、前
記マイターテーブルを適宜移動させることにより加工材
料を安定して支持できる。
また、ガイド板に前後方向に設けられた複数の開口が、
前ガイドレールにガイド板を締付けるための固定板と係
脱可能になっているため、ガイド板は前後方向に位置調
整でき、また、ガイド板を取外すことによりマイターテ
ーブルを作業台から取外して丸鋸テーブルの左右いずれ
にも取付け得る。
また、ガイド板の長手方向に摺動自在に設けられるマイ
ターテーブルを位置決め装置によりガイド板の任意の位
置で固定できるため必要に応じて加工条件を選択でき
る。
〔実施例〕
以下、図面を参照して本考案の一実施例について説明す
る。
第1図乃至第4図において、本考案のテーブルソーTは
作業台1を有し、この作業台1はフレーム7上に支持さ
れている。前記作業台1は作業者から見て前後部に左右
方向に向けて前ガイドレール30と後ガイドレール31とを
有している。これら前後のガイドレール30,31間におい
て作業台1の中央部に丸鋸テーブル2が固着され、この
丸鋸テーブル2には丸鋸Sを収納しておくためのカバー
6が設けられている。この丸鋸テーブル2の図上右側に
は(第1図)、材料の加工時に材料を支持するための補
助テーブル3がガイドレール30,31に沿って左右方向に
摺動可能に取付けられている。また、この補助テーブル
3の図上右側には加工する材料の切断寸法を設定するた
めのリップフェンス5が前後のガイドレール30,31に沿
って左右方向に摺動可能に取付けられている。前記丸鋸
テーブル2の図上左側には丸鋸の切断位置に加工材料を
支持するためのマイターテーブル4がガイドレール30,3
1に沿って左右方向に摺動可能に設けられ、このマイタ
ーテーブル4上にはマイターフェンス60が取付けられて
いる。
第2図に示すように前記支持フレーム7の作業者側の正
面には丸ハンドル8が回転可能に設けられ、第3図Aに
示すように丸鋸テーブル2には、丸鋸ユニット500と、
この丸鋸ユニット500を支持するための保持部300と、こ
の保持部300に沿って丸鋸ユニット500を移動させるため
の丸鋸移動部400が設けられている。さらに、前記丸鋸
ユニット500は、材料を切断するための切断部301と、鋸
刃Sを駆動させるための丸鋸駆動部302から構成されて
いる。丸鋸駆動部302は、ホルダ251にモータ250とガイ
ドホルダ252がネジ254により取り付けられ構成されてい
る。切断部301のカバー253は、前記ガイドホルダ252に
ねじ255により取り付けられており、鋸刃Sは、モータ2
50から伸びる軸256の先端にねじ260により取り付けられ
ている。また、保持部300は、丸鋸テーブル2側に設け
られて丸鋸ユニット500を支持するものであり、保持部3
00先端とガイドホルダ252の凹溝部257とが摺動自在に係
合している。また、丸鋸移動部400は、保持部300に沿っ
て丸鋸ユニット500を上下方向に移動させる装置であ
り、ハンドル8とこのハンドル8中央から伸びる軸32
と、第3B図に示す軸32の先端に設けられるギア258と保
持部300からの保持板部300aに保持された昇降軸390に固
着されているギア259が噛合している。
昇降軸390には昇降ネジ390aが形成されており、その昇
降ネジ390aには丸鋸駆動部302のホルダ251側面の雌ネジ
部251aに噛合して形成されている。
したがって、丸鋸ユニット500を所望の位置に移動させ
たいときには、ハンドル8を回転させて丸鋸テーブル2
上に突出せしめたり、フレーム7内に収納せしめたりす
る。
第4図に示すように前記丸ハンドル8の裏側には、締付
けレバー13が設けられ、この締付けレバー13を緩めて丸
ハンドル8を回転することによって軸を弧状スリット9
に沿って移動せしめ丸鋸Sを所望角度傾斜せしめる。前
記丸ハンドル8の図上(第2図)右側にはスイッチ部14
が設けられ、このスイッチ部14はオフスイッチ14aおよ
びオンスイッチ14bからなっている。前記前ガイドレー
ル30は前記フレーム7の上部に間隔を配して設けられた
レール固定ハンドル12によって締付固定され、また前記
後レール31はレール固定ハンドル120によって締付固定
されている。
次に、マイターテーブル4の作業台1への取付方法につ
いて説明する。
前記前ガイドレール30と後ガイドレール31に直交してこ
れら両ガイドレール30、31の離間距離よりも長く、両ガ
イドレール30,31に案内されて左右方向に移動可能なガ
イド板40が配設されている(第1図、第5図)。このガ
イド板40にはマイターテーブル4が取付けられており、
またこのガイド板40の左右には湾曲した立上り部40a,40
aが形成され、この立上り部40aには前記マイターテーブ
ル4の幅方向左右に間隔を配して設けられたローラ185,
185が係合し、このローラ185は偏心した軸をもつピン18
6によって前記マイターテーブル4に取付けられてい
て、ガイド板40とのクリアランスを調整可能としてい
る。このガイドローラ185はマイターテーブル4の前後
方向に間隔を配して2対設けられ、このガイドローラ18
5の回転によってマイターテーブル4がガイド板40に対
して前後方向に摺動可能となっている。前記ガイド板40
の前ガイドレール30側には間隔を配して、ガイド板を前
後方向に位置調整するための位置調整手段としてのガイ
ド板固定用開口41,42が設けられ、このガイド板固定用
開口42は第6図に示すようにガイド板締付装置45と協働
する。このガイド板締付装置45は、スライド棒50とガイ
ド板40とを前ガイドレール30に対して締付可能になって
いる。すなわち、前記ガイド板締付装置45はほぼ垂直方
向に配設された固定板46を有し、この固定板46の上部が
水平板部46aをなし、この水平板部46aが前記ガイド板固
定用開口42を通ってガイド板40の上面に当接している。
前記固定板46の垂直部内側には取付耳48が突出形成さ
れ、この取付耳48は前ガイドレール30の側部凹み30b内
に係合している。前記固定板46の下部には下部水平板部
46bが形成され、この下部水平板部46bは回転つまみ47の
ねじ部が取付けられ、この回転つまみ47のねじ部の上端
面は中間部材49を介して前記前ガイドレール30の下面に
当接し、この回転つま47の回転を調整することによって
前記上部水平板部46aをガイド板40の上面に当接させた
り、そこから離したりする。前記上部水平板部46aが位
置する部分の下方には、ガイド板40に対し着脱可能なス
ライド棒50が前ガイドレール30の凹み30gに係合し、こ
のスライド棒50には穴51が設けられ、この穴51に前記ガ
イド板40の下面に吐出形成された突起40bが係合し、前
記ガイド板40はスライド棒50を介して前ガイドレール30
に摺動自在に取付けられている。前記ガイド板締付装置
45を緩めることによって前記スライド棒50は前ガイドレ
ール30に沿って左右方向に移動可能となり、また前記固
定板46を固定用開口42から外すことによってガイド板40
はフリーとなり、他の固定用開口41を介してガイド板40
を固定板46で締付けることができ、このように複数の開
口41,42を設けることによってガイド板40の前後方向に
おける取付位置を変更して位置調整することができる
し、マイターテーブル4を両ガイドレール30,31から取
外すことも可能である。また前記ガイド板40の後ガイド
レール31側には固定突起43,44が間隔を配して設けら
れ、この両固定突起43,44間の距離は前記固定用開口41,
42の距離に対応している。この固定用突起43,44は下方
に舌状に伸びており、この固定用突起43,44は第4図に
示す後ガイドレール31の上凹み31aに係合し、前記ガイ
ド板締付装置45とこの固定用突起43,44によってガイド
板40は各ガイドレール30,31に取付けられることとな
る。第1図に示すように、前記マイターテーブル4上に
は円弧状に対向して設けられた目盛61,61があり、この
対向目盛61の中央にはスリット163が設けられ、このス
リット163の先端には拡大頭部163aが形成されている。
前記マイターテーブル4上にはマイターフェンス60が取
付けられ、このマイターフェンス60はマイターフェンス
固定装置62によってマイターテーブル4上に取付けられ
る。このマイターフェンス固定装置62は第7図および第
8図に示すようにホルダー63を有し、このホルダー63は
本体の左右には側部係合腕65,65が設けられ、これら側
部係合腕65がマイターフェンス60の側部凹み60bに摺動
自在に係合している。前記ホルダー63はボルト68によっ
てマイターテーブル4上に固定され、このボルト68の上
端には回転つまみ67が固着され、この回転つまみ67を回
転することによって前記ホルダー63がマイターテーブル
4上に固定されたり、フリーとなったりする。また、前
記ボルト68は上部張出し部164に形成された開口64を通
って上部に突出し、その先端に前記回転つまみ67が固着
される。前記マイターフェンス60の下部凹み60cには枢
着駒72が摺動自在に取付けられ、この枢着駒72は下部突
起72aを有し、この下部突起72aがマイターテーブル4に
形成された開口400又は開口500に着脱可能に係合するこ
とによってマイターフェンス60の回動中心が開口400又
は開口500に設定される。前記マイターフェンス60は軸7
2aを中心として回動でき、回転つまみ67を緩めた状態で
マイターフェンス60を回動すると、ホルダー63は前記ス
リット163に沿って前後方向に移動し、このとき前記側
部係合腕65がこれに対応するマイターフェンスの側部凹
み60b内を摺動し、これによりホルダー63の前後方向に
おける直線運動にも拘わらず、マイターフェンス60の軸
72aを中心とする回動運動が可能となる。またホルダー6
3を第1図におけるスリット163の頭部拡大部163aまで移
動させ、その位置で上方に回転つまみ67を引き抜けば、
ボルト68が上方に引き抜き可能となり、ホルダー63がマ
イターテーブル4上に持上げられる。
前記ガイド板40の下面の適宜位置にはコップ状のピン受
部材80が形成され、このピン受部材80はストッパーピン
81を支持しており、このストッパーピン81はピン受部材
80内においてコイルスプリング82を有し、このコイルス
プリング82の上端面は張出しピン83に係合し、スプリン
グ82の下端はピン受部材80の底部に係合している。スト
ッパーピン81の上端はガイド板40の上方に突出し、この
ストッパーピン81の上端部をマイターテーブルの裏面に
形成されたピン受部84のピン受凹所85に係合させること
によってガイド部材40に対してマイターテーブル4を固
着することができる。前記ストッパーピン81を下方に引
けばストッパーピン81の上端部が前記ピン受凹所85から
抜け出し、これによってマイターテーブル4はガイドロ
ーラ85がガイド板の立上り部40aにガイドされつつ作業
台1の前後方向に移動可能となる。
材料の加工時には、その材料の幅あるいは長さに適合す
るように前記補助テーブル3を左右に移動して材料の長
さに合すようにし、また前記マイターテーブル4をガイ
ド板締付装置45を緩めて各ガイドレール30,31に沿って
左右に移動し、またガイド板40の各ガイドレール30,31
の取付位置を変更することによって適宜作業台位置の前
後方向にガイド板40を固定することができる。したがっ
て、幅の広い材料を加工する場合にはガイド板40を前後
方向片側に偏らせてガイドレール30,31に対して適宜位
置において固定するとともに、このガイド板に沿ってマ
イターテーブル4をさらに加工する材料に合せてガイド
板40上で摺動させることができる。このようにすれば、
各種の形態の材料に対応できる。さらに、マイターテー
ブル4はガイドレール30,31から取外して、丸鋸テーブ
ルに対して反対側に設置することもできる。
次に、第9図乃至第13図に基づいて別タイプのガイド板
締付装置200について説明する。
第9図に示すようにガイド板140上には、マイターテー
ブル4が摺動自在に取付けられている。ガイド板140の
左右には、中空の矩形状をした立ち上がり部201,202が
形成されており、その上面203,204には左右に凸部205,2
06が張出している。なお、凸部205,206は、ガイド板140
の前端部から後端部にかけて形成されており、マイター
テーブル4の下面には、前記凸部205,206に係合すべく
係合部材207a,207bが設けられており、このスライド部
材207a,207bはビスbによりマイターテーブル4に固定
されている。なお係合部材207a,207bはマイターテーブ
ル4の前後に設けられ、前記係合部材207a,207bと前記
凸部205,206が係合状態を保ちながらマイターテーブル
4は、ガイド板140に対して前後方向に摺動自在になっ
ている。
第10図及び第11図に示すようにガイド板140は、前ガイ
ドレール30及び後ガイドレール31の上面に摺動部材(ス
ライド棒50及び係合部材249)を介して取付けられてい
る。また、ガイド板締付装置200は、ガイド板140ととも
にスライド棒50にねじ208乃至210により固定されている
(第9、11図)。ガイド板締付装置200は、前ガイドレ
ール30の上面に載置される平面部211aとこれから下方に
伸びる端部211b,211cからなるプレート211を有し、全体
がコ字状に形成されている。プレート211の前側端部211
cに締付ハンドル213のねじ部213bが螺合し、前記ねじ部
213bの前記端部211cへの緩みを防止するためにスプリン
グSがねじ部213bに設けられ、ねじ部213bの先端部213a
には、付勢プレート212が当接しており、反対側の端部2
11bには、スライド棒50がねじ208により取付けられてい
る。前記付勢プレート212はコ字状をなし、締付ハンド
ル213を締め付けた時にその先端213aが前ガイドレール3
0の立ち上がり部214の側面に直接当接するのを避けるこ
とにより傷が付いてしまうのを防いでいる。さらに、他
の作用として、前ガイドレール30に対する付勢プレート
212の当接面積を大きくすることにより固定時の摩擦力
を増大させ、ガイド板締付装置200の固定能力の強化を
図る。また、ガイド板締付装置200を、スライド棒50の
左右に設けて固着能力の強化を図ってもよい。
また、前ガイドレール30に平行配置された後ガイドレー
ル31は、中空の矩形状をなしており、その上端部215に
ガイド凸部216が形成されガイド凸部216は、ガイド板14
0の下面に固着された係合部材249と係合している。
また、第12図及び第13図に示すようにガイド板140の前
部218及び後部219に位置調整手段である穴220乃至225が
設けられてもよい。すなわち、前記前部218の穴220乃至
222はねじ210を介して選択的にスライド棒50に着脱でき
るようになっており、後部219の穴223乃至225は、ねじ2
50を介して係合部材249に選択的に係止される。さら
に、前部218の穴220は後部219の穴223と対応し、穴221
は穴224と対応し、穴222は穴225とそれぞれ対応してい
る。したがって、このガイド板140に設けられた穴220乃
至225を適宜選択して、前記ガイド板140を前ガイドレー
ル30及び後ガイドレール31に取付けることにより、所望
の位置に取り付け固定することができる。また、ガイド
板140をガイドレール30,31から取り外して、丸鋸テーブ
ル6の右側に取り付けることもできる。
次にガイド板締付装置200の操作方法について説明す
る。
第11図に示す締付ハンドル213を一方向に回転させるこ
とにより、付勢プレート212と前ガイドレール30間に形
成された摩擦力が解除され、上記ガイド板140は、前ガ
イドレール30及び後ガイドレール31に対して左右方向に
摺動自在となる。その後、ガイド板140を希望の位置ま
で移動させて、締付ハンドル213を締め付けることによ
りガイド板140は固定できる。
更に、第14図乃至15図に示すようなマイターテーブル4
のガイド板140に対する位置調整手段(ストッパー装置2
30)を設けてもよい。
すなわち、ストッパー装置230は、ガイド板140に摺動自
在に載置されたマイターテーブル4の前後方向の動きを
規制するものであり、マイターテーブル4の前面には凹
部231が設けられている。凹部231の中央には、突起232
が設けられており、この突起232には、スプリングプレ
ート233と長手状の穴240が形成されたストッパープレー
ト234がねじ235により重ねて固定され、スプリングプレ
ート233はねじ235の緩みを防止してストッパープレート
234の上下動を規制している。前記ストッパープレート2
34は、前記穴240の範囲で実線236から2点鎖線237の位
置まで上下動自在になっており、ストッパープレート23
4を把手234aを介して押下げたときに、その下端舌片ガ
イド板40の所定位置に所定数形成されたスリット238内
に挿入される。これにより、マイターテーブル4は、ガ
イド板140に対して所定の位置に確実に固定できる。
なお、上記実施例は本考案をテーブルソーに適用した場
合を示したが、本考案はテーブルソー以外の作業台用の
マイターテーブルを取付ける装置に適用することも可能
である。
〔考案の効果〕
本考案は、以上の構成により、スライド棒が前ガイドレ
ールの凹み内を摺動してガイド板とマイターテーブルと
が左右方向に移動し、しかも、ガイド板締付装置がマイ
ターテーブルを所定位置に位置決めするので、マイター
テーブルを左右方向に位置調節できしかも位置ずれする
ことなく所定位置に固定できることとなり、加工材料の
種類に応じてマイターテーブルを適宜移動させて作業を
容易化できる。
また、ガイド板を前後方向に位置調整可能にしたので、
加工材料の種類に応じてガイド板を前後方向に移動させ
て各種形態の材料に対応して作業をすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のテーブルソーの平面図、第2図は同正
面図、第3A図は丸鋸ユニットの底面図、第3B図は丸鋸ユ
ニットの側面図、第4図は同横断面図、第5図はマイタ
ーテーブルの固定状態説明図、第6図はガイド板の前ガ
イドレール30への固定状態説明図、第7図はマイターフ
ェンス固定装置の縦断面図、第8図はホルダーの斜視
図、第9図は、ガイド板締め付け装置の周辺図、第10図
は、ガイド板と後ガイドレールの係合状態説明図、第11
図は、ガイドレール締め付け装置の固定状態説明図、第
12図は、ガイド板の係止状態説明図、第13図は、ガイド
板の係止状態説明図、第14図は、ストッパ装置の分解説
明図、第15図は、ストッパ装置の係止状態説明図であ
る。 1……作業台、4……マイターテーブル、30……前ガイ
ドレール、30g……前ガイドレールの凹み、31……後ガ
イドレール、40,140……ガイド板、45,200……ガイド板
締付装置、50……スライド棒、230……位置調整手段
(ストッパー装置)。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭53−138599(JP,A) 米国特許3935777(US,A) 米国特許4133237(US,A) 米国特許4265284(US,A) 米国特許4128029(US,A) 米国特許4109901(US,A) 国際公開89/05714(WO,A)

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】作業台の前後に左右方向に向けて配された
    ガイドレールと、この前後のガイドレールに案内されて
    左右方向に移動可能なガイド板と、このガイド板に対し
    て摺動可能に取付けられて加工材料を支持するマイター
    テーブルとを備え、前記前ガイドレールの凹み内を左右
    方向に摺動自在なスライド棒を前記ガイド板に着脱可能
    に設け、さらに、前記スライド棒とガイド板とを前記前
    ガイドレールに対して締付可能なガイド板締付装置を配
    したことを特徴とするマイターテーブルの取付装置。
  2. 【請求項2】作業台の前後に左右方向に向けて配された
    ガイドレールと、この前後のガイドレールに案内されて
    左右方向に移動可能なガイド板と、このガイド板に対し
    て摺動可能に取付けられて加工材料を支持するマイター
    テーブルとを備え、前記前ガイドレールの凹み内を左右
    方向に摺動自在なスライド棒を前記ガイド板に固着状態
    に取付け、さらに、前記スライド棒とガイド板とを前記
    前ガイドレールに対して締付可能なガイド板締付装置を
    配したことを特徴とするマイターテーブルの取付装置。
  3. 【請求項3】ガイド板は、ガイドレールに対して前後方
    向に位置を調整する位置調整手段を備えたことを特徴と
    する請求項1又は請求項2のいずれかに記載のマイター
    テーブルの取付装置。
  4. 【請求項4】マイターテーブルは、ガイド板に対して長
    手方向の位置を調整する位置調整手段を備えたことを特
    徴とする請求項1又は請求項2のいずれかに記載のマイ
    ターテーブルの取付装置。
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