JPH088083Y2 - 作業台の定規案内装置 - Google Patents
作業台の定規案内装置Info
- Publication number
- JPH088083Y2 JPH088083Y2 JP1990076781U JP7678190U JPH088083Y2 JP H088083 Y2 JPH088083 Y2 JP H088083Y2 JP 1990076781 U JP1990076781 U JP 1990076781U JP 7678190 U JP7678190 U JP 7678190U JP H088083 Y2 JPH088083 Y2 JP H088083Y2
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- JP
- Japan
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- guide rail
- ruler
- front guide
- circular saw
- movable
- Prior art date
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Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、回転刃によって種々の材料を加工するため
のテーブルソー等に設けられた定規を案内する装置に関
する。
のテーブルソー等に設けられた定規を案内する装置に関
する。
一般に、種々の材料の切断等をするためのテーブルソ
ーは丸鋸を支持するための丸鋸テーブルを有し、更に材
料の切断幅を設定するための定規が形成されている。
ーは丸鋸を支持するための丸鋸テーブルを有し、更に材
料の切断幅を設定するための定規が形成されている。
この定規は、丸鋸テーブルの前後方向に向けて配され
ており、また、丸鋸テーブルの前後に左右方向に向けて
配されたガイドレールに案内されて、作業台の左右方向
に移動可能になっている。
ており、また、丸鋸テーブルの前後に左右方向に向けて
配されたガイドレールに案内されて、作業台の左右方向
に移動可能になっている。
ところが、従来のテーブルソーにおける定規は、前後
のガイドレールと面接触またはガイドレールの前後側面
でローラ接触(点接触)しながら左右方向に摺動するよ
うに構成されているため、その摺動動作は滑らかでなか
ったり、構造が複雑化する問題があった。
のガイドレールと面接触またはガイドレールの前後側面
でローラ接触(点接触)しながら左右方向に摺動するよ
うに構成されているため、その摺動動作は滑らかでなか
ったり、構造が複雑化する問題があった。
本考案は、かかる点に鑑みなされたもので、滑らかに
定規を左右方向に移動させることができ、定規の締付時
の安定化と構造が簡単な作業台の定規案内装置を提供す
ることを目的とする。
定規を左右方向に移動させることができ、定規の締付時
の安定化と構造が簡単な作業台の定規案内装置を提供す
ることを目的とする。
本考案は、作業台の前後に左右方向に向けて配された
ガイドレールと、前後方向に向けて配され、前記前後の
ガイドレールに案内されて左右方向に移動可能な定規部
材とを備え、この定規部材の前部ガイド部には、前後方
向の動きを規制されて前記前ガイドレール上を移動して
定規部材を左右に移動させる可動装置と、前記前ガイド
レールに前部ガイド部を締付保持する締付装置とを設
け、さらに、前記可動装置には、前ガイドレール上方に
配された前部ガイド部の水平部の前後両側に垂下する壁
内に設けられ、前ガイドレール上を移動する可動部材を
設け、前記締付装置には、前記可動部材を付勢して定規
を締付けない時には前記水平部の前後の前記垂下壁を前
ガイドレールから離間させる弾性部材を設けたことを特
徴とする。
ガイドレールと、前後方向に向けて配され、前記前後の
ガイドレールに案内されて左右方向に移動可能な定規部
材とを備え、この定規部材の前部ガイド部には、前後方
向の動きを規制されて前記前ガイドレール上を移動して
定規部材を左右に移動させる可動装置と、前記前ガイド
レールに前部ガイド部を締付保持する締付装置とを設
け、さらに、前記可動装置には、前ガイドレール上方に
配された前部ガイド部の水平部の前後両側に垂下する壁
内に設けられ、前ガイドレール上を移動する可動部材を
設け、前記締付装置には、前記可動部材を付勢して定規
を締付けない時には前記水平部の前後の前記垂下壁を前
ガイドレールから離間させる弾性部材を設けたことを特
徴とする。
本考案は、摺動体からなる可動部材が前ガイドレール
上を移動する際の両間に生じる摩擦抵抗を低下させて、
また、弾性部材が可動部材を付勢して、定規部材の前部
ガイド部と前ガイドレールとの間を互いに離間させたの
で、前部ガイド部と前ガイドレールとは可動部材のみを
介して接触することとなり、定規の移動動作がスムース
になり、また締付時は前後ガイド部が前後ガイドレール
に面接触して安定する。
上を移動する際の両間に生じる摩擦抵抗を低下させて、
また、弾性部材が可動部材を付勢して、定規部材の前部
ガイド部と前ガイドレールとの間を互いに離間させたの
で、前部ガイド部と前ガイドレールとは可動部材のみを
介して接触することとなり、定規の移動動作がスムース
になり、また締付時は前後ガイド部が前後ガイドレール
に面接触して安定する。
以下、図面を参照して本考案の一実施例について説明
する。
する。
第1図乃至第4図において、本考案のテーブルソーT
は作業台1を有し、この作業台1はフレーム7上に支持
されている。前記作業台1は作業者から見て前後部に左
右方向に向けて前ガイドレール30と後ガイドレール31と
を有している。これら前後のガイドレール30,31間にお
いて作業台1の中央部に丸鋸テーブル2が固着され、こ
の丸鋸テーブル2には丸鋸を収納しておくためのカバー
6が設けられている。この丸鋸テーブル2の図上右側に
は(第1図)、材料の加工時に材料を支持するための補
助テーブル3がガイドレール30,31に沿って左右方向に
摺動可能に取付けられている。また、この補助テーブル
3の図上右側には加工する材料の切断寸法を設定するた
めの定規部材5が前後のガイドレール30,31に沿って左
右方向に摺動可能に取付けられており、またこの定規5
は前後方向に向けて配されている。前記丸鋸テーブル2
の図上左側には丸鋸の切断位置に加工材料をガイドする
ためのマイターテーブル4がガイドレール30,31に沿っ
て左右方向に摺動可能に設けられ、このマイターテーブ
ル4上にはマイターフェンス60が取付けられている。
は作業台1を有し、この作業台1はフレーム7上に支持
されている。前記作業台1は作業者から見て前後部に左
右方向に向けて前ガイドレール30と後ガイドレール31と
を有している。これら前後のガイドレール30,31間にお
いて作業台1の中央部に丸鋸テーブル2が固着され、こ
の丸鋸テーブル2には丸鋸を収納しておくためのカバー
6が設けられている。この丸鋸テーブル2の図上右側に
は(第1図)、材料の加工時に材料を支持するための補
助テーブル3がガイドレール30,31に沿って左右方向に
摺動可能に取付けられている。また、この補助テーブル
3の図上右側には加工する材料の切断寸法を設定するた
めの定規部材5が前後のガイドレール30,31に沿って左
右方向に摺動可能に取付けられており、またこの定規5
は前後方向に向けて配されている。前記丸鋸テーブル2
の図上左側には丸鋸の切断位置に加工材料をガイドする
ためのマイターテーブル4がガイドレール30,31に沿っ
て左右方向に摺動可能に設けられ、このマイターテーブ
ル4上にはマイターフェンス60が取付けられている。
第2図に示すように前記支持フレーム7の作業者側の
正面には丸ハンドル8が回転可能に設けられ、第3A図に
示すように丸鋸テーブル2には、丸鋸ユニット500と、
この丸鋸ユニット500を支持するための保持部300と、こ
の保持部300に沿って丸鋸ユニット500を移動させるため
の丸鋸移動部400が設けられている。さらに、前記丸鋸
ユニット500は、材料を切断するための切断部301と、鋸
刃Sを駆動させるための丸鋸駆動部302から構成されて
いる。丸鋸駆動部302は、ホルダ251にモータ250とガイ
ドホルダ252がネジ254により取り付けられ構成されてい
る。切断部301のカバー253は、前記ガイドホルダ252に
ねじ255により取り付けられており、鋸刃Sは、モータ2
50から伸びる軸256の先端にねじ260により取り付けられ
ている。また、保持部300は、丸鋸テーブル2側に設け
られて丸鋸ユニット500を支持するものであり、保持部3
00先端とガイドホルダ252の凹溝部257とが摺動自在に係
合している。また、丸鋸移動部400は、保持部300に沿っ
て丸鋸ユニット500を上下方向に移動させる装置であ
り、ハンドル8とこのハンドル8中央から伸びる軸32
と、第3B図に示す軸32の先端に設けられるギア258と保
持部300からの保持板部300aに保持された昇降軸390に固
着されているギア259が噛合している。
正面には丸ハンドル8が回転可能に設けられ、第3A図に
示すように丸鋸テーブル2には、丸鋸ユニット500と、
この丸鋸ユニット500を支持するための保持部300と、こ
の保持部300に沿って丸鋸ユニット500を移動させるため
の丸鋸移動部400が設けられている。さらに、前記丸鋸
ユニット500は、材料を切断するための切断部301と、鋸
刃Sを駆動させるための丸鋸駆動部302から構成されて
いる。丸鋸駆動部302は、ホルダ251にモータ250とガイ
ドホルダ252がネジ254により取り付けられ構成されてい
る。切断部301のカバー253は、前記ガイドホルダ252に
ねじ255により取り付けられており、鋸刃Sは、モータ2
50から伸びる軸256の先端にねじ260により取り付けられ
ている。また、保持部300は、丸鋸テーブル2側に設け
られて丸鋸ユニット500を支持するものであり、保持部3
00先端とガイドホルダ252の凹溝部257とが摺動自在に係
合している。また、丸鋸移動部400は、保持部300に沿っ
て丸鋸ユニット500を上下方向に移動させる装置であ
り、ハンドル8とこのハンドル8中央から伸びる軸32
と、第3B図に示す軸32の先端に設けられるギア258と保
持部300からの保持板部300aに保持された昇降軸390に固
着されているギア259が噛合している。
昇降軸390には昇降ネジ390aが形成されており、その
昇降ネジ390aには丸鋸駆動部302のホルダ251側面の雌ネ
ジ部251aに噛合して形成されている。
昇降ネジ390aには丸鋸駆動部302のホルダ251側面の雌ネ
ジ部251aに噛合して形成されている。
したがって、丸鋸ユニット500を所望の位置に移動さ
せたいときは、ハンドル8を回転させて丸鋸テーブル2
上に突出せしめたり、フレーム7内に収納せしめたりす
る。
せたいときは、ハンドル8を回転させて丸鋸テーブル2
上に突出せしめたり、フレーム7内に収納せしめたりす
る。
第4図に示すように前記丸ハンドル8の裏側には、締
付けレバー13を緩めて丸ハンドル8を回転することによ
って軸32を弧状スリット9に沿って移動せしめ丸鋸Sを
所望角度傾斜せしめる。前記丸ハンドル8の図上(第2
図)右側にはスイッチ部14が設けられ、このスイッチ部
14はオフスイッチ14aおよびオンスイッチ14bからなって
いる。前記前ガイドレール30は丸鋸テーブル2の前部に
間隔を配して設けられたレール固定ハンドル12によって
締付固定され、また前記後レール31はレール固定ハンド
ル120によって締付固定されている。
付けレバー13を緩めて丸ハンドル8を回転することによ
って軸32を弧状スリット9に沿って移動せしめ丸鋸Sを
所望角度傾斜せしめる。前記丸ハンドル8の図上(第2
図)右側にはスイッチ部14が設けられ、このスイッチ部
14はオフスイッチ14aおよびオンスイッチ14bからなって
いる。前記前ガイドレール30は丸鋸テーブル2の前部に
間隔を配して設けられたレール固定ハンドル12によって
締付固定され、また前記後レール31はレール固定ハンド
ル120によって締付固定されている。
次に前記定規5の詳細について説明する。
第5図乃至第7図において、定規5は引抜き部材より
形成された角形筒状本体99を有し、この本体99の手前側
には可動装置としての前部ガイド部100が取付けられ、
この前部ガイド部100は逆T字状に形成され、垂直部100
aと水平部100bとからなっている。前ガイドレール30に
前部ガイド部100を締付保持する締付装置について説明
すると、前記垂直部100aの下部にはハンドル102が取付
けられ、このハンドル102は軸116を有し、この軸116に
は偏心カム115が取付けられ、このハンドル102を回動す
ることによって前記偏心カム115が回転し、これによっ
て締付板130を前ガイドレール30の前面に当接させるこ
とができ、前ガイド部100の前面部とで前ガイドレール3
0を締付け、前記定規5を所望位置に固定する。前記水
平部100bの前面には目盛支持板101が設けられ、この目
盛支持板101は前ガイドレール30上に形成された目盛30m
(第1図)を指示している。また、前記水平部100bの左
右両側(第6図)にはそれぞれ可動部材としてのローラ
117が回転自在に設けられ、さらに、第7図に示すよう
にローラ117の円形回転ガイド部117b,117bを保持するU
溝100dが設けられ、このローラ117の中央拡大部117aは
水平部100bに取付けられた弧状の支持ばね板118に下部
方向のみ保持されている。また、前記ローラ117は、第
7図に示すようにその拡大部117aの両側に回転ガイド部
117b,117bが形成され、この回転ガイド部117b,117bは前
記前ガイドレール30の上突起30c,30c上をそれぞれ転動
する。また、ガイドレール30には、テーパ溝30pがあ
り、ローラ117のテーパ部分117dがテーパ溝30p内に嵌入
して転動するときは、レール30に対してローラ117がガ
タのないように前後動を規制されながら転動するように
なっている。また、前記ローラ117にはその軸方向に有
底の横穴119が後方から前方に向けて設けられ、この横
穴119内には、ボール120と、このボール120を第7図に
おいてローラ117を左側(前方)に付勢するための弾性
部材としてのコイルスプリング121が収納されている。
前記ハンドル102を締付けたときには前記前部ガイド部1
00は、第7図において図上左側に移動して、その水平部
100bの前後両側にそれぞれ垂下して対向している壁の一
方の内壁w1が前ガイドレール30の上部側面に当接する
が、ハンドル102を開放したときには第7図のように後
側の壁w1がスプリング121の作用によってガイドレール3
0の後面から離れる。したがって、水平部100bの前後の
左右方向の壁がほぼ同一距離ガイドレール30の上部両側
面から離間して前部ガイド部100のスムースな摺動が保
証される。しかして、前ガイドレール30に形成された溝
(例えばテーパ溝30p)により前後方向の動きをローラ1
17で規制されて、前ガイドレール30上を転動して定規5
を左右に移動させるローラ装置を構成している。また前
記定規5の本体99の後側には後ガイド部111が取付けら
れ、後ガイド部111は、後ガイドレール31上を転動する
ローラ112を有し、このローラ112の下方には、係止突起
113を有し、この係止突起113が第4図に示す後ガイドレ
ール31の上部凹み31aに係合し、これによって定規5の
後側が後ガイドレール31にガイドされながら、定規5が
左右に移動する。
形成された角形筒状本体99を有し、この本体99の手前側
には可動装置としての前部ガイド部100が取付けられ、
この前部ガイド部100は逆T字状に形成され、垂直部100
aと水平部100bとからなっている。前ガイドレール30に
前部ガイド部100を締付保持する締付装置について説明
すると、前記垂直部100aの下部にはハンドル102が取付
けられ、このハンドル102は軸116を有し、この軸116に
は偏心カム115が取付けられ、このハンドル102を回動す
ることによって前記偏心カム115が回転し、これによっ
て締付板130を前ガイドレール30の前面に当接させるこ
とができ、前ガイド部100の前面部とで前ガイドレール3
0を締付け、前記定規5を所望位置に固定する。前記水
平部100bの前面には目盛支持板101が設けられ、この目
盛支持板101は前ガイドレール30上に形成された目盛30m
(第1図)を指示している。また、前記水平部100bの左
右両側(第6図)にはそれぞれ可動部材としてのローラ
117が回転自在に設けられ、さらに、第7図に示すよう
にローラ117の円形回転ガイド部117b,117bを保持するU
溝100dが設けられ、このローラ117の中央拡大部117aは
水平部100bに取付けられた弧状の支持ばね板118に下部
方向のみ保持されている。また、前記ローラ117は、第
7図に示すようにその拡大部117aの両側に回転ガイド部
117b,117bが形成され、この回転ガイド部117b,117bは前
記前ガイドレール30の上突起30c,30c上をそれぞれ転動
する。また、ガイドレール30には、テーパ溝30pがあ
り、ローラ117のテーパ部分117dがテーパ溝30p内に嵌入
して転動するときは、レール30に対してローラ117がガ
タのないように前後動を規制されながら転動するように
なっている。また、前記ローラ117にはその軸方向に有
底の横穴119が後方から前方に向けて設けられ、この横
穴119内には、ボール120と、このボール120を第7図に
おいてローラ117を左側(前方)に付勢するための弾性
部材としてのコイルスプリング121が収納されている。
前記ハンドル102を締付けたときには前記前部ガイド部1
00は、第7図において図上左側に移動して、その水平部
100bの前後両側にそれぞれ垂下して対向している壁の一
方の内壁w1が前ガイドレール30の上部側面に当接する
が、ハンドル102を開放したときには第7図のように後
側の壁w1がスプリング121の作用によってガイドレール3
0の後面から離れる。したがって、水平部100bの前後の
左右方向の壁がほぼ同一距離ガイドレール30の上部両側
面から離間して前部ガイド部100のスムースな摺動が保
証される。しかして、前ガイドレール30に形成された溝
(例えばテーパ溝30p)により前後方向の動きをローラ1
17で規制されて、前ガイドレール30上を転動して定規5
を左右に移動させるローラ装置を構成している。また前
記定規5の本体99の後側には後ガイド部111が取付けら
れ、後ガイド部111は、後ガイドレール31上を転動する
ローラ112を有し、このローラ112の下方には、係止突起
113を有し、この係止突起113が第4図に示す後ガイドレ
ール31の上部凹み31aに係合し、これによって定規5の
後側が後ガイドレール31にガイドされながら、定規5が
左右に移動する。
また、定規5は両ガイドレール30,31から取外して任
意の位置にセットし得るようになっている。即ち、第1
図のようにセットしてある定規5を取外すときは、ハン
ドル102を上方に引き上げて前ガイド部100を左右に移動
自在にした後、前ガイド部100を上方に持ち上げれば、
ローラ117とともに垂直部100a及び水平部100bが持ち上
がり、また、ローラ122を備えた後ガイド部111の係止突
起113を後ガイドレール31の上部凹み31aからずらせれば
突起113と凹み31aとの係合が解除され、これにより、定
規5をガイドレール30,31から取外すことができる。
意の位置にセットし得るようになっている。即ち、第1
図のようにセットしてある定規5を取外すときは、ハン
ドル102を上方に引き上げて前ガイド部100を左右に移動
自在にした後、前ガイド部100を上方に持ち上げれば、
ローラ117とともに垂直部100a及び水平部100bが持ち上
がり、また、ローラ122を備えた後ガイド部111の係止突
起113を後ガイドレール31の上部凹み31aからずらせれば
突起113と凹み31aとの係合が解除され、これにより、定
規5をガイドレール30,31から取外すことができる。
なお、前記可動装置としては、第8図乃至第12図に示
すものでもよい。すなわち、可動装置としての前部ガイ
ド部200には、その内部に凹溝部201が形成され、この凹
溝部201内に可動部材としての摺動体202が支持されてい
る。摺動体202は、その中心に拡大部202aを有し、その
両側にガイド部202b,202cが形成されており、拡大部202
aの両側に傾斜面202d,202eが形成されている。前記ガイ
ド部202b,202cが前ガイドレール30の上突起30c,30cと当
接するとともに前記傾斜面202d,202eが前ガイドレール3
0のテーパ部30p,30pに当接している。前部ガイド部200
が前ガイドレール30上を摺動するときは、前ガイドレー
ル30に形成されたテーパ部30p,30pにより前後方向の動
きを前記摺動体202により規制されてガタの無いように
摺動する。また、第12図に示すように摺動体202のガイ
ド部202bは、その幅方向両側に脚部l、lを有し、この
脚部lがガイドレール30の突起部30c上を摺動する。ま
た、前記ガイド部202bには開口206が形成され、この開
口206内に凹溝部201に設けられた突起部207が挿入さ
れ、ビス205のヘッドが前記ガイド部202bをその長手方
向に摺動自在に支えている。また、前記ガイド部202cの
上面には凹所204が形成され、この凹所204内にスプリン
グ208が収納され、スプリング208の一端部を摺動体202
の壁面209と前部ガイド部200の壁面210(第8図)に当
接させて摺動体202を図上左側に付勢する。なお、スプ
リング208の作用は、第7図に示す前部ガイド部100と同
様である。
すものでもよい。すなわち、可動装置としての前部ガイ
ド部200には、その内部に凹溝部201が形成され、この凹
溝部201内に可動部材としての摺動体202が支持されてい
る。摺動体202は、その中心に拡大部202aを有し、その
両側にガイド部202b,202cが形成されており、拡大部202
aの両側に傾斜面202d,202eが形成されている。前記ガイ
ド部202b,202cが前ガイドレール30の上突起30c,30cと当
接するとともに前記傾斜面202d,202eが前ガイドレール3
0のテーパ部30p,30pに当接している。前部ガイド部200
が前ガイドレール30上を摺動するときは、前ガイドレー
ル30に形成されたテーパ部30p,30pにより前後方向の動
きを前記摺動体202により規制されてガタの無いように
摺動する。また、第12図に示すように摺動体202のガイ
ド部202bは、その幅方向両側に脚部l、lを有し、この
脚部lがガイドレール30の突起部30c上を摺動する。ま
た、前記ガイド部202bには開口206が形成され、この開
口206内に凹溝部201に設けられた突起部207が挿入さ
れ、ビス205のヘッドが前記ガイド部202bをその長手方
向に摺動自在に支えている。また、前記ガイド部202cの
上面には凹所204が形成され、この凹所204内にスプリン
グ208が収納され、スプリング208の一端部を摺動体202
の壁面209と前部ガイド部200の壁面210(第8図)に当
接させて摺動体202を図上左側に付勢する。なお、スプ
リング208の作用は、第7図に示す前部ガイド部100と同
様である。
また、摺動体202においては、ガイド部202bは脚部l
において、反対側の脚部202cはその半円筒形の下面にお
いて、前ガイドレール30に線接触するので、摺動部202
と前ガイドレール30間に生じる摩擦力が減少できる。
において、反対側の脚部202cはその半円筒形の下面にお
いて、前ガイドレール30に線接触するので、摺動部202
と前ガイドレール30間に生じる摩擦力が減少できる。
したがって、前部ガイド部200は、前ガイドレール30
を滑らかに摺動することができる。
を滑らかに摺動することができる。
このタイプの前部ガイド部200の操作方法は、第7図
に示す前部ガイド部100と同じである。
に示す前部ガイド部100と同じである。
なお、前記実施例は本考案をテーブルソーに適用した
場合を示したが、本考案はテーブルソー以外の装置の作
業台の定規を案内する装置に適用することも可能であ
る。
場合を示したが、本考案はテーブルソー以外の装置の作
業台の定規を案内する装置に適用することも可能であ
る。
本考案は、上述のように構成したことにより、構造の
簡単な締付装置により定規の前部ガイドを前ガイドレー
ルに面接触により安定させて締付保持させることができ
る等の効果を奏する。
簡単な締付装置により定規の前部ガイドを前ガイドレー
ルに面接触により安定させて締付保持させることができ
る等の効果を奏する。
第1図は本考案のテーブルソーの平面図、第2図は同正
面図、第3A図は丸鋸ユニットの底面図、第3B図は丸鋸ユ
ニットの側面図、第4図は同横断面図、第5図は定規の
一部断面側面図、第6図は定規の前部ガイド部の正面
図、第7図は第6図のVI-VI線に沿う断面図、第8図は
前部ガイド部が前ガイドレール上に保持された状態を示
す断面図、第9図は第8図のVIII-VIII断面図、第10図
は第8図のIX-IX断面図、第11図は第8図の部分底面
部、第12図は前ガイド部200の部分主要図である。 1……作業台、5……定規部材、30……前ガイドレー
ル、31……後ガイドレール、100,200……可動装置(前
部ガイド部)、100b……水平部、117……可動部材(ロ
ーラ)、121,208……弾性部材(コイルスプリング)、2
02……可動部材(摺動体)。
面図、第3A図は丸鋸ユニットの底面図、第3B図は丸鋸ユ
ニットの側面図、第4図は同横断面図、第5図は定規の
一部断面側面図、第6図は定規の前部ガイド部の正面
図、第7図は第6図のVI-VI線に沿う断面図、第8図は
前部ガイド部が前ガイドレール上に保持された状態を示
す断面図、第9図は第8図のVIII-VIII断面図、第10図
は第8図のIX-IX断面図、第11図は第8図の部分底面
部、第12図は前ガイド部200の部分主要図である。 1……作業台、5……定規部材、30……前ガイドレー
ル、31……後ガイドレール、100,200……可動装置(前
部ガイド部)、100b……水平部、117……可動部材(ロ
ーラ)、121,208……弾性部材(コイルスプリング)、2
02……可動部材(摺動体)。
Claims (1)
- 【請求項1】作業台の前後に左右方向に向けて配された
ガイドレールと、前後方向に向けて配され、前記前後の
ガイドレールに案内されて左右方向に移動可能な定規部
材とを備え、この定規部材の前部ガイド部には、前後方
向の動きを規制されて前記前ガイドレール上を移動して
定規部材を左右に移動させる可動装置と、前記前ガイド
レールに前部ガイド部を締付保持する締付装置とを設
け、さらに、前記可動装置には、前ガイドレール上方に
配された前部ガイド部の水平部の前後両側に垂下する壁
内に設けられ、前ガイドレール上を移動する可動部材を
設け、前記締付装置には、前記可動部材を付勢して定規
を締付けない時には前記水平部の前後の前記垂下壁を前
ガイドレールから離間させる弾性部材を設けたことを特
徴とする作業台の定規案内装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990076781U JPH088083Y2 (ja) | 1989-08-28 | 1990-07-19 | 作業台の定規案内装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1-100291 | 1989-08-28 | ||
JP10029189 | 1989-08-28 | ||
JP1990076781U JPH088083Y2 (ja) | 1989-08-28 | 1990-07-19 | 作業台の定規案内装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0377601U JPH0377601U (ja) | 1991-08-05 |
JPH088083Y2 true JPH088083Y2 (ja) | 1996-03-06 |
Family
ID=31890181
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990076781U Expired - Lifetime JPH088083Y2 (ja) | 1989-08-28 | 1990-07-19 | 作業台の定規案内装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH088083Y2 (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9014966B2 (en) | 2000-03-02 | 2015-04-21 | Magna Electronics Inc. | Driver assist system for vehicle |
US9019091B2 (en) | 1999-11-24 | 2015-04-28 | Donnelly Corporation | Interior rearview mirror system |
US9019090B2 (en) | 2000-03-02 | 2015-04-28 | Magna Electronics Inc. | Vision system for vehicle |
US9221399B2 (en) | 1998-04-08 | 2015-12-29 | Magna Mirrors Of America, Inc. | Automotive communication system |
US9278654B2 (en) | 1999-11-24 | 2016-03-08 | Donnelly Corporation | Interior rearview mirror system for vehicle |
US9341914B2 (en) | 2002-09-20 | 2016-05-17 | Donnelly Corporation | Variable reflectance mirror reflective element for exterior mirror assembly |
US9352623B2 (en) | 2001-01-23 | 2016-05-31 | Magna Electronics Inc. | Trailer hitching aid system for vehicle |
US9545883B2 (en) | 2002-09-20 | 2017-01-17 | Donnelly Corporation | Exterior rearview mirror assembly |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE60306902T2 (de) * | 2002-02-26 | 2007-01-11 | Faro Technologies, Inc., Lake Mary | Standhafter vakuumadapter |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62273801A (ja) * | 1986-05-23 | 1987-11-27 | 日立工機株式会社 | 丸鋸盤の定規装置 |
-
1990
- 1990-07-19 JP JP1990076781U patent/JPH088083Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9221399B2 (en) | 1998-04-08 | 2015-12-29 | Magna Mirrors Of America, Inc. | Automotive communication system |
US9481306B2 (en) | 1998-04-08 | 2016-11-01 | Donnelly Corporation | Automotive communication system |
US9019091B2 (en) | 1999-11-24 | 2015-04-28 | Donnelly Corporation | Interior rearview mirror system |
US9278654B2 (en) | 1999-11-24 | 2016-03-08 | Donnelly Corporation | Interior rearview mirror system for vehicle |
US9376061B2 (en) | 1999-11-24 | 2016-06-28 | Donnelly Corporation | Accessory system of a vehicle |
US9014966B2 (en) | 2000-03-02 | 2015-04-21 | Magna Electronics Inc. | Driver assist system for vehicle |
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US9315151B2 (en) | 2000-03-02 | 2016-04-19 | Magna Electronics Inc. | Driver assist system for vehicle |
US9352623B2 (en) | 2001-01-23 | 2016-05-31 | Magna Electronics Inc. | Trailer hitching aid system for vehicle |
US9341914B2 (en) | 2002-09-20 | 2016-05-17 | Donnelly Corporation | Variable reflectance mirror reflective element for exterior mirror assembly |
US9545883B2 (en) | 2002-09-20 | 2017-01-17 | Donnelly Corporation | Exterior rearview mirror assembly |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0377601U (ja) | 1991-08-05 |
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