JPH067859Y2 - スライド式卓上切断機 - Google Patents

スライド式卓上切断機

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JPH067859Y2
JPH067859Y2 JP1985103393U JP10339385U JPH067859Y2 JP H067859 Y2 JPH067859 Y2 JP H067859Y2 JP 1985103393 U JP1985103393 U JP 1985103393U JP 10339385 U JP10339385 U JP 10339385U JP H067859 Y2 JPH067859 Y2 JP H067859Y2
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arm
turntable
swing
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JP1985103393U
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正之 佐藤
繁春 牛渡
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株式会社日立工機原町
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の利用分野〕 本考案は、ベース上に固定された幅広の加工材を揺動可
能に取り付けられた丸鋸、砥石等の切断工具により切断
するスライド式卓上切断機に関するものである。
〔考案の背景〕
幅の広い加工材を切断する切断機として、従来、例えば
第9図に示すようなアームが伸長可能なものや、実開昭
52−37692号公報、特開昭52−35389号公
報等がある。
第9図において、加工材14を載置するベース1の後端
にヒンジ3を立設し、ヒンジ3上端にはシャフト17を
介してアーム8の一端がベース1上面に向けて上下揺動
自在に軸支されている。9はアーム8を上方向に付勢す
るように取り付けられたスプリングである。アーム8の
他端には加工材14を切断する丸鋸11及び丸鋸11を
駆動するモータ10が取付けられている。アーム8を丸
鋸11を支持する側のアーム8aと、ヒンジ3に軸支さ
れているアーム8bとに分割し、アーム8a,8bは2
本のガイドバー22で連結されている。ガイドバー22
の一端はアーム8aに固定され、他端はアーム8b内に
形成したガイドバー22を揺動自在にするための孔に嵌
合することにより、シャフト17の軸心と丸鋸11の回
転軸心間の距離を伸縮自在にしたものである。
しかし、上記構成でアーム8を伸長させて幅広の加工材
14を切断する際、丸鋸11の中心とヒンジ3の軸支部
との中心距離が長くなるため、揺動支点部のスプリング
9に荷重が加わりすぎ、モータ10、丸鋸11をスプリ
ング9で保持できなくなる。このため、保持可能にする
ためにスプリング9の力を強くして、アーム8が最も短
い状態で、アーム8を下方へ揺動させると、スプリング
9の荷重が強すぎ、丸鋸11を押し下げるハンドル15
の荷重が大きくなっていた。
スプリング9の荷重計算例をあげると、アーム8を最大
移動の180mm移動させた位置で、ハンドル15を押し
下げる荷重を1〜1.5Kgに設定すると、アーム8を移
動させずにアーム8の揺動のみで切断した場合、ハンド
ル15を押し下げる荷重は10〜12Kgとなってしま
う。平滑な荷重変化を持つスプリング9を提供するに
は、スプリング9が著しく大きくなり、スプリング9の
収納に大きなスペースが必要となるため、軽量、かつ安
価で製作することは不可能であった。このため、片手で
ハンドル15を押し下げる長時間の切断作業には不適当
な荷重となり、また、アーム8を伸長させた状態での揺
動ストロークが大きく、操作性及び作業効率を著しく低
下させていた。
実開昭52−37692号公報に示すような架台後部の
受盤上に可動基盤を設け、下動基盤の上部にアーム及び
回転刃物を備えた軸受がモートル駆動で前後移動する構
成は、軸受を前後にスライドさせる可動基盤が架台上面
より下に位置しているため、加工材を切断したときに生
じる切屑が受盤に蓄積してしまう。このまま、切屑が蓄
積した状態でスライド切断を行うと、スライドは円滑に
行われず、さらに、繰り返し切断を行うと切屑が可動基
盤で架台一端に蓄積し、可動基盤が最大切断幅までスラ
イドできず、最大切断幅の加工材切断時に切り残しが出
てしまう。従って、スライド切断時には切屑が蓄積しな
いように、常に、切屑を除去しておかなければならない
不具合があった。また、モートル駆動でスライドするた
め、高価で、切断時の位置合わせが即座に行えない。
さらに、基準口金よりも後部で軸受がスライドしている
ために、構造上、架台が大きくなり、回転刃物を有する
アームを長くしなければならず、剛性の面で問題が生じ
切断精度が欠けてしまう。切断精度を高めるためには、
アームの強化(重量アップ)が必要になり、架台の大型
化、アームの強化、スライド部のモートル駆動等で切断
機が重くなり、可搬性を悪くしていた。
特開昭52−35389号公報の場合、ガイドに揺動自
在なロッドを設け、ロッドの後端に支持されたブラケッ
トが下端方向に延長し、ブラケットの下端に回転砥石を
支えるアームが設けられている。アームは切断するため
にさらに下方に揺動するため、回転砥石を揺動するレバ
ーがロッドから大きく離れてしまう。
ここで、第10図によりガイド28に加わる曲げモーメ
ントについて説明する。第10図はガイド28に加わる
作用荷重を示す説明図である。
ガイド28には、回転砥石、モータ等の自重及び回転砥
石等を手で押し下げるための揺動荷重をW、手動による
回転砥石のスライド荷重をF、ガイド28からW荷重点
までの距離をl1、ガイド28からF荷重点までの距離
をl2とした場合、ガイド28に加わるモーメントM
は、 M=Wl1+Fl2となる。
ここで、回転砥石、モータ等の自重及び回転砥石等を押
し下げる揺動荷重Wと、手動による回転砥石のスライド
荷重Fを定数とする。また、ガイド28の抵抗を小さく
するため、l3(ガイド28の長さ)を長くすればよい
が、l3を長くすることは製品が大型化し重くなってし
まう。上記理由からl3の長さにも限度があり、l1も定
数と考えられる。
従って、ガイド28の摩擦係数を定数とすると、スライ
ド荷重を少なくするには、上記した理由からl2、すな
わち、揺動位置(ロッド)と荷重点(レバー)の距離を
小さくし、ガイド28へのモーメントを減少させる必要
がある。
本構造の場合、荷重点と揺動位置を近づけるためにロッ
ドに設けたねじ部材をガイドにねじ嵌合させ、ねじ部材
を回転するハンドルを設けていた。このため、回転砥石
の揺動とスライドを同時に両手で行わなければならず、
加工材を手で押えて切断することができない。
それに加えて、通常切断前に加工材上面に記した切断位
置を示す墨線と回転砥石の刃先を合わせる作業(以下、
墨線合わせという)があるが、当然ねじ送りとなると、
スライド速度が遅いため、墨線合わせに時間がかかり、
作業効率を大幅に低下させていた。
また、切断能力を大きくするために、ロッドの他に基
台、支持部材も延長した分だけスライド方向へ長くし、
また、回転砥石の揺動スペースを取らなければならない
ためコラムも上方へ大きく延長しなければならず、装置
全体が大型化し可搬性に欠けていた。
通常、卓上切断機は作業現場に持ち込んで加工材を切断
しているため、幅広の加工材を切断可能にしながらも、
装置自体は持ち運びが容易なようにコンパクトで軽量な
ものが望まれていた。
〔考案の目的〕
本考案は、上記した従来の欠点をなくし、スライド切断
時において、揺動時のハンドル荷重を常に一定に保ちな
がら、手動でスライド送りが行え、さらに片手で切断工
具の上下揺動及び前後スライドを行うことである。
また、作業現場へ持ち運び可能なように、コンパクトで
軽量な可搬性に優れたスライド式卓上切断機を提供する
ことである。
〔考案の概要〕
本考案は、ターンテーブル後部にターンテーブル上面に
対し上方へ延びた揺動部材支持部を設け、前記揺動部材
支持部にはターンテーブル上面に対し平行に移動する揺
動部材を揺動部材支持部に対し揺動自在に片持ち支持さ
せて装着し、前記揺動部材の操作側前端にはヒンジ部を
設け、前記ヒンジ部にアーム部を上下揺動自在に軸支
し、前記アーム部及び前記揺動部材をターンテーブル上
面に対し平行に揺動自在に設けるとともに、前記アーム
部及びヒンジ部又は前記アーム部及び前記揺動部材間
に、前記アーム部の揺動下限位置を規制する下限位置規
制部材を設け、前記下限位置規制部材によりアーム部の
下限位置が規制された状態において前記操作部を揺動部
材の軸心方向延長線上近傍に位置させることにより達成
される。
〔考案の実施例〕
本考案の実施例を第1図〜第3図を用いて説明する。
第1図及び第2図はそれぞれ切断時を示し、第1図はア
ームの揺動のみで切断ができる加工材の場合、第2図は
幅広の加工材を切断した場合の側面図、第3図は丸鋸部
を省略した上面図である。
図において、ベース1中央に左右水平方向に回動自在な
ターンテーブル2を嵌合し、ベース1、ターンテーブル
2で加工材14を載置している。ベース1上面には加工
材14を支持するフェンス23を固定し、ターンテーブ
ル2後部にはターンテーブル2上面に対し上方へ延びた
揺動部材保持部となるガイドバー保持部材6を設けてい
る。ガイドバー保持部材6の上部にターンテーブル2上
面に対し平行、かつ並列した2つの孔部を形成し、それ
ぞれの孔部に揺動部材となるガイドバー4を揺動(スラ
イド)自在に片持ち支持させて装着し、ガイドバー4は
ターンテーブル2上面に対し平行に移動する。ガイドバ
ー4の操作側前端にはピン5aでヒンジ3が固定され、
後端はピン5bでガイドバー4抜け止め用のホルダ7が
固定されている。スライド機構はヒンジ3、ガイドバー
4、ガイドバー保持部材6及びホルダ7で形成されてい
る。
ヒンジ3の上部にはアーム8の一端がシャフト17を介
して上下揺動自在に軸支されている。アーム8はスプリ
ング9により上方へ付勢され、上限ストッパ(図示せ
ず)により止められている。なお、ヒンジ3をスライド
可能としたため、アーム8を押し下げるスプリング荷重
はスライド量にかかわらず、常に一定である。アーム8
の他端には切断工具となる丸鋸11と、丸鋸11を回転
駆動するモータ10と、操作部となるハンドル15が取
付けられている。丸鋸11は揺動運動の上限位置におい
て、ガイドバー4より上方に位置決めされている。
ヒンジ3下部の前側面部の突出部、又はガイドバー4の
ヒンジ3固定側端部に下限位置規制部材となるボルト1
2がねじ嵌合し、ボルト12頭部はアーム8と対向する
ように設けられている。このボルト12はアーム8を下
方へ押し下げた際、丸鋸11の刃面がターンテーブル2
上面接線位置より僅かに下がった位置で、アーム8の下
面がボルト12の頭部に突き当たり、この位置から丸鋸
11が下がらないように、下限ストッパの役目をしてい
る。このとき、ハンドル15はガイドバー4の軸心方向
延長線上近傍に位置している。13はノブでガイドバー
保持部材6の上部にねじ嵌合し、ノブ13を回すことに
よりノブ13の先端でガイドバー4を押圧固定する。
上記構成において、アーム8のみを揺動させて切断する
小物の加工材14の場合、第1図に示すようにヒンジ3
を一番奥の状態に位置させ、この状態でノブ13でガイ
ドバー4を固定し、フェンス23の側面に加工材14を
押し当てる。次に、墨線合わせを行ない。ハンドル5を
押し下げて丸鋸11で加工材14を切断する。
第2図に示すように、幅広の加工材14を切断する場
合、ノブ13を緩め、ハンドル15を手前側に引くと、
ヒンジ3、ガイドバー4、ホルダ7、アーム8、丸鋸1
1が一体となって前方に移動する。丸鋸11を上限位置
で前後スライドさせる場合、揺動荷重を必要としないた
め、ガイドバー保持部材6に加わる曲げモーメントはモ
ータ10、丸鋸11等の自重のみであるため、手動で前
後スライドができる。幅広の加工材14の墨線合わせ
は、丸鋸11をスライドさせて墨線の前方と後方で行
う。手前側にスライドさせた後、一方の手で加工材14
を押え、もう一方の手でハンドル15を持ち、アーム8
がボルト12に突き当たるまでハンドル15を矢印A方
向に押し下げ、このまま押し下げた状態で矢印B方向に
押して切断する。このとき、ボルト12によりアーム8
の下限位置が規制された状態において、荷重点となるハ
ンドル15は揺動位置となるガイドバー4の軸心方向延
長線上近傍に位置しているため、荷重点に加わる矢印B
方向とガイドバー保持部材6の揺動位置との高低差、す
なわち第10図に相当するl2が小さくなる。従って、
ガイドバー保持部材6にかかる曲げモーメントは小さ
く、ガイドバー4はハンドル15で手動により前後スラ
イドができる。なお、最初に矢印A方向に丸鋸11を下
げた後、ヒンジ3を手前に引くようにしても切断の作用
効果は同じである。
マイターカット(角度切り)を行う場合、第3図の一点
鎖線のようにターンテーブル2を回動させて丸鋸11を
所望の切断角度に設定すれば、幅広の加工材14のマイ
ターカットが可能となる。
また、スライド機構とターンテーブル2(スライド+角
度)及びボルト12の位置を上下方向に調整して、丸鋸
11の下限位置を切込み途中で規制することにより、第
4図に示すような継手の一種である留め形相欠き継ぎの
切込みや、第5図に示すような階段の踏み板26の側板
27の切込みを入れることができる。
第4図の留め形相欠き継ぎの加工材24の加工方法は、
まず、ターンテーブル2を回動し、所望の角度で端部を
角度切断する。次に、第6図において、まず、所望の切
込み深さとなるようにアーム8を切込み位置まで押し下
げ、この位置でボルト12の頭部がアーム8の下面に当
接するようにボルト12を回転上昇させてアーム8の下
限位置を規制する。以下、幅広の加工材の切断作業と同
様の手順で切込みを入れる。加工材25はアーム8の下
限位置を規制した状態で所望の切込み角度にターンテー
ブル2を回動させて切込みを行う。ハッチング部は手の
こ等で切り落した部分を示す。
第5図の側板27の加工方法は、上記した加工25の手
順と同様に、所望の切込み角度で所望の摺動位置まで切
込みを入れる。バッチング部は手のみ等で切り落した部
分を示す。
上記実施例では、2本のガイドバー4によるスライド式
であるが、3本以上のガイドバーの使用、回り止めを施
した1本のガイドバーの使用、又はあり溝使用によるス
ライド式でも作用効果は同じである。
また、上記実施例は丸鋸11を使用した卓上切断機につ
いて説明したが、切断工具に砥石を使用すれば、鋼材等
を切断する切断機にも適用でき、幅広の材料を切断でき
る。
次に、ボルト12に代えて他の下限位置規制部材を第7
図及び第8図を用いて説明する。
ヒンジ3に設けた孔3aにストッパーピン16を挿通
し、アーム8にシャフト17を固定し、アーム8はシャ
フト17でヒンジ3に上下揺動自在に軸支されている。
シャフト17にストッパーピン16が係合する孔17a
を形成し、下限位置規制部材はストッパーピン16とシ
ャフト17の孔17aで構成されている。ストッパーピ
ン16は常にヒンジ3内に設けたスプリング18により
下方に付勢されている。孔17aは丸鋸11の刃先がタ
ーンテーブル2上面の接線位置よりも僅かに下がったと
き、ストッパーピン16が係合する位置に形成されてい
る。
このようにすれば、アーム8の揺動は適宜の下限位置で
規制され、スライド切断時にアーム8を揺動荷重を必要
とせず、スライド荷重のみでスライド切断でき、作業者
の負担を軽くし、効率の良いスライド切断ができる。
アーム8の元の位置に戻すときは、ストッパーピン16
を持ち上げ1/4回転させ、ストッパーピン16に設け
たピン19を第8図に示すようにヒンジ3の係止部20
に引っ掛けておけば、アーム8の揺動規制は解除され、
揺動可能な状態となる。なお、係止部20は溝21を挟
んで形成されている。
〔考案の効果〕
本考案によれば、アーム部及びヒンジ部又はアーム部及
び摺動部材間に、アーム部の揺動下限位置を規制する下
限位置規制部材を設け、前記下限位置規制部材によりア
ーム部の下限位置が規制された状態において、操作部を
摺動部材の軸心方向延長線上近傍に位置させたので、摺
動部材支持部にかかる曲げモーメントは小さく、摺動部
材は手動でスライドすることができる。
また、荷重点と摺動位置との高低差が小さいため、別に
前後スライド用のハンドルを設けることなく、片手で切
断工具の上下揺動及び前後スライドができる。従って、
切断工具の切断位置決めが即座に行え、また、手で加工
材を押えながら切断できるので、能率の良い切断ができ
る。
さらに、加工材の最大切断幅を大きくしながらも、切断
工具のスライド量にあわせてベースを大きくする必要が
ないため、製品全体をコンパクト、かつ軽量で可搬性に
優れている。
ヒンジ部も切断工具と一体でスライドするため、スライ
ド量にかかわらずアーム部の揺動支点と切断工具の中心
離間の距離は一定に保たれている。このため、アームの
揺動ストロークは小さく、アームを押し下げるスプリン
グ荷重も常に一定で、揺動時の操作性がよい。
摺動部材の摺動ストロークをさらに大きくする場合、摺
動部材を延長するだけでよい。
摺動部材がターンテーブルの加工材載置面よりも高位置
にあるので、切断の際に発生した切屑による摺動部材の
摺動面には何ら悪影響は及ぼされず、円滑にスライドを
行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図はスライド式卓上切断機の側面図を示
し、第1図はアームの揺動のみで切断ができる加工材の
場合の側面図、第2図は幅広の加工材を切断した場合の
側面図、第3図は丸鋸部を省略した上面図、第4図は留
め形相欠き継ぎの説明図、第5図は階段板の側板の説明
図、第6図は切込み作業した場合の側面図、第7図は第
1図の切断機のアームの揺動角度を規制する位置決め装
置の拡大図、第8図はストッパーピンをシャフトから解
除させた状態を示す第7図のIV−IV矢視断面図、第9図
は従来の卓上切断機の側面図、第10図はガイドに加わ
る作用荷重を示す説明図である。 図において、1はベース、2はターンテーブル、3はヒ
ンジ、4はガイドバー、6はガイドバー保持部材、8は
アーム、9はスプリング、11は丸鋸、12はボルト、
14は加工材、15はハンドル、16はストッパーピン
である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭52−35389(JP,A) 特開 昭52−40893(JP,A) 実開 昭52−37692(JP,U) 実開 昭51−95090(JP,U) 米国特許 1836457(US,A) 英国特許 2028226(GB,A) 特開 昭60−71113(JP,A) 実開 昭59−83505(JP,U)

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ベースと、前記ベース上に水平回動自在に
    設けられたターンテーブルと、前記ターンテーブル上方
    に配置されるとともに、操作部、切断工具及び前記切断
    工具を駆動するモータが装着されたアーム部とを備えた
    卓上切断機において、前記ターンテーブル後部にターン
    テーブル上面に対し上方へ延びた摺動部材支持部を設
    け、前記摺動部材支持部にはターンテーブル上面に対し
    平行に移動する摺動部材を摺動部材支持部に対し摺動自
    在に片持ち支持させて装着し、前記摺動部材の操作側前
    端にはヒンジ部を設け、前記ヒンジ部に前記アーム部を
    上下揺動自在に軸支し、前記アーム部及び前記揺動部材
    をターンテーブル上面に対し平行に揺動自在に設けると
    ともに、前記アーム部及びヒンジ部又は前記アーム部及
    び前記揺動部材間に、前記アーム部の揺動下限位置を規
    制する下限位置規制部材を設け、前記下限位置規制部材
    によりアーム部の下限位置が規制された状態において前
    記操作部を揺動部材の軸心方向延長線上近傍に位置させ
    たことを特徴とするスライド式卓上切断機。
  2. 【請求項2】前記アーム部に装着された切断工具は揺動
    運動の上限位置において、前記揺動部材より上方に位置
    決めされることを特徴とする実用新案登録請求の範囲第
    1項記載のスライド式卓上切断機。
  3. 【請求項3】前記下限位置規制部材を調整自在に設け、
    前記アーム部の揺動下限位置を調整自在としたことを特
    徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載のスライド
    式卓上切断機。
  4. 【請求項4】前記揺動部材を円形断面を有する1本の管
    状のガイドバーと、ガイドバーの軸の回りを規制する回
    動規制手段とから構成したことを特徴とする実用新案登
    録請求の範囲第1項記載のスライド式卓上切断機。
  5. 【請求項5】前記揺動部材を複数本の円形断面を有する
    管状のガイドバーから構成したことを特徴とする実用新
    案登録請求の範囲第1項記載のスライド式卓上切断機。
  6. 【請求項6】前記下限位置規制部材はヒンジ部に設けた
    孔に挿通されたストッパーピンと、アーム部に固定され
    るとともにヒンジ部においてアーム部を上下揺動自在に
    軸支するシャフトに設けたストッパーピンに係合する孔
    からなり、該孔はアーム部の揺動により切断工具の刃先
    がターンテーブルの接線よりも僅かに下がったとき、ス
    トッパーピンが係合できる位置に形成されていることを
    特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載のスライ
    ド式卓上切断機。
JP1985103393U 1985-07-05 1985-07-05 スライド式卓上切断機 Expired - Lifetime JPH067859Y2 (ja)

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JPS6211526U JPS6211526U (ja) 1987-01-24
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9498831B2 (en) 2009-03-26 2016-11-22 Makita Corporation Slide type circular saw

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JPS6211526U (ja) 1987-01-24

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