JPS6041323B2 - 光伝送繊維用巻キドラム - Google Patents
光伝送繊維用巻キドラムInfo
- Publication number
- JPS6041323B2 JPS6041323B2 JP50080738A JP8073875A JPS6041323B2 JP S6041323 B2 JPS6041323 B2 JP S6041323B2 JP 50080738 A JP50080738 A JP 50080738A JP 8073875 A JP8073875 A JP 8073875A JP S6041323 B2 JPS6041323 B2 JP S6041323B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- optical transmission
- winding drum
- transmission fiber
- winding
- divided
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Light Guides In General And Applications Therefor (AREA)
- Storage Of Web-Like Or Filamentary Materials (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は光を遠距離伝送する光伝送繊維の巻きドラムに
関し、その目的は光伝送繊維を巻きドラムに保管するに
際し、光伝送繊維を無張力状態にすることができる巻き
ドラムを提供することにある。
関し、その目的は光伝送繊維を巻きドラムに保管するに
際し、光伝送繊維を無張力状態にすることができる巻き
ドラムを提供することにある。
光伝送繊維は中心部の屈折率がその囲りの屈折率よりも
大きく構成されて、光を中心部とその園りの低屈折率部
との間で全反射させながら中心部を遠距離伝送させる糸
状のものである。
大きく構成されて、光を中心部とその園りの低屈折率部
との間で全反射させながら中心部を遠距離伝送させる糸
状のものである。
一般にこのような光伝送繊維を保管するには電線やケー
ブルを保管する場合と同様に巻きドラムを使用しそれに
光伝送繊維を所定張力加えて巻いて保管しており、従来
の巻きドラムは第1図に示すように、筒状の巻胴1′と
その両側部に設けられた2つのつば4′,4′とで構成
されていた。
ブルを保管する場合と同様に巻きドラムを使用しそれに
光伝送繊維を所定張力加えて巻いて保管しており、従来
の巻きドラムは第1図に示すように、筒状の巻胴1′と
その両側部に設けられた2つのつば4′,4′とで構成
されていた。
しかしながら、光伝送繊維は上述したように光が中心部
とその周りの低屈折率部との境界面で全反射しながら中
心部中を光が伝わるものであるから、光伝送繊維が鋭く
曲がると、その部分の光の臨界角が見かけ上大きくなっ
て全反射しなくなる性質を持つもので、従来の巻きドラ
ムに光伝送繊維を張力を加えて巻層すると、巻胴1′の
外表面の凹凸が光伝送繊維に作用し、また巻層して隣り
合う光伝送繊維相互間に押圧力が強く働く箇所とそうで
ない箇所が生じて光伝送繊維が細かく曲がり、このため
、光伝送繊維を巻きドラムに巻層したままその光伝送繊
維の光伝送損失を測定しようとすると、直線状態(通常
はこの状態で使用する)で光伝送損失を測定した場合と
比較し、10〜100%もしくはそれ以上光伝送損失が
増し、正確な測定を行なうことができなかった。このた
め従来、光伝送繊維の光伝送損失を測定しようとすると
きは、巻きドラムのみを極度に冷却して巻きドラムの径
を縞4・したり、別の巻きドラムに一旦無張力状態で巻
き直して光伝送繊維に張力を加えない状態にし測定を行
なっていた。
とその周りの低屈折率部との境界面で全反射しながら中
心部中を光が伝わるものであるから、光伝送繊維が鋭く
曲がると、その部分の光の臨界角が見かけ上大きくなっ
て全反射しなくなる性質を持つもので、従来の巻きドラ
ムに光伝送繊維を張力を加えて巻層すると、巻胴1′の
外表面の凹凸が光伝送繊維に作用し、また巻層して隣り
合う光伝送繊維相互間に押圧力が強く働く箇所とそうで
ない箇所が生じて光伝送繊維が細かく曲がり、このため
、光伝送繊維を巻きドラムに巻層したままその光伝送繊
維の光伝送損失を測定しようとすると、直線状態(通常
はこの状態で使用する)で光伝送損失を測定した場合と
比較し、10〜100%もしくはそれ以上光伝送損失が
増し、正確な測定を行なうことができなかった。このた
め従来、光伝送繊維の光伝送損失を測定しようとすると
きは、巻きドラムのみを極度に冷却して巻きドラムの径
を縞4・したり、別の巻きドラムに一旦無張力状態で巻
き直して光伝送繊維に張力を加えない状態にし測定を行
なっていた。
しかしながら、巻きドラムの温度を極度に下げて測定を
行なう方法は光伝送繊維の温度が熱伝導によって下がる
ため、短時間で測定を行なわなければならない欠点があ
り、また他の巻きドラムに無張力状態で巻き直して測定
を行なう方法は、光伝送繊維同志ががらみ合ったりして
かえって光伝送繊維に曲げが加わったり、またこのよう
に無張力で巻いた光伝送繊維を他の巻きドラムに張力を
掛けて巻きもどす際に、先に無張力状態で巻いた光伝送
繊維がからみ合っていたりするため、光伝送繊維が断線
したり、また光伝送繊維の表面に傷が付き、光伝送繊維
の機械的、強度を劣化させる等の欠点があった。本発明
はかかる点に鑑みなされたもので、以下本発明の実施例
を図示した第2図の巻きドラムによって説明する。
行なう方法は光伝送繊維の温度が熱伝導によって下がる
ため、短時間で測定を行なわなければならない欠点があ
り、また他の巻きドラムに無張力状態で巻き直して測定
を行なう方法は、光伝送繊維同志ががらみ合ったりして
かえって光伝送繊維に曲げが加わったり、またこのよう
に無張力で巻いた光伝送繊維を他の巻きドラムに張力を
掛けて巻きもどす際に、先に無張力状態で巻いた光伝送
繊維がからみ合っていたりするため、光伝送繊維が断線
したり、また光伝送繊維の表面に傷が付き、光伝送繊維
の機械的、強度を劣化させる等の欠点があった。本発明
はかかる点に鑑みなされたもので、以下本発明の実施例
を図示した第2図の巻きドラムによって説明する。
第2図において、1は巻月岡、2は軟質シート、3は冨
岡部31と手部32とからなる接続子、4はつばで、巻
胴1と巻胴1の両側部に設けられた2つのつば4,4は
それらの共適した中心軸上に軸受けシャフト(図示しな
い)挿適用の挿通孔5を有し、かつ前記中心軸に沿って
それらの巻冨岡1と2つのつば4,4は2つに分割可能
となっており、その分割部の巻擬1と2つのつば4,4
には接続子3の手部32が巻耳同1の側部側から挿入可
能の挿入溝6,6・・・・・・が設けられている。また
軟質シート2は伸縮自在の軟質発泡プラスチック等で構
成され、鉄や銅等の金属あるいは木材等で構成された巻
月岡1の外表面に所定張力をもってはり付けられている
。このため接続子3を挿入溝6に挿入しない時は、分割
部は巻耳同1の外表面にはり付けられた軟質シート2の
収縮力によって隙間が構成しない状態となっており、ま
た人力等の外部からの力によって該分割部の隙間を広げ
て挿入溝6に接続子3を挿入すると、分割部の隙間は接
続子3の耳両部31の長手方向長1だけ間隙を維持し、
巻胴1の外周長を約2夕だけ長くすることができる。次
に本発明実施例の使用法を説明するに、始め接続子3を
4個用いて所定の挿入溝6,6・・・・・・にそれぞれ
接続子3,3・・・・・・を挿入して巻きドラムの外周
長を伸ばしておく。次に、光伝送繊維に所定張力を加え
ながら巻腕1にはり付けられた軟質シート2上に巻き付
け、光伝送繊維を巻きドラム上に保管する。
岡部31と手部32とからなる接続子、4はつばで、巻
胴1と巻胴1の両側部に設けられた2つのつば4,4は
それらの共適した中心軸上に軸受けシャフト(図示しな
い)挿適用の挿通孔5を有し、かつ前記中心軸に沿って
それらの巻冨岡1と2つのつば4,4は2つに分割可能
となっており、その分割部の巻擬1と2つのつば4,4
には接続子3の手部32が巻耳同1の側部側から挿入可
能の挿入溝6,6・・・・・・が設けられている。また
軟質シート2は伸縮自在の軟質発泡プラスチック等で構
成され、鉄や銅等の金属あるいは木材等で構成された巻
月岡1の外表面に所定張力をもってはり付けられている
。このため接続子3を挿入溝6に挿入しない時は、分割
部は巻耳同1の外表面にはり付けられた軟質シート2の
収縮力によって隙間が構成しない状態となっており、ま
た人力等の外部からの力によって該分割部の隙間を広げ
て挿入溝6に接続子3を挿入すると、分割部の隙間は接
続子3の耳両部31の長手方向長1だけ間隙を維持し、
巻胴1の外周長を約2夕だけ長くすることができる。次
に本発明実施例の使用法を説明するに、始め接続子3を
4個用いて所定の挿入溝6,6・・・・・・にそれぞれ
接続子3,3・・・・・・を挿入して巻きドラムの外周
長を伸ばしておく。次に、光伝送繊維に所定張力を加え
ながら巻腕1にはり付けられた軟質シート2上に巻き付
け、光伝送繊維を巻きドラム上に保管する。
次に光伝送繊維の光伝送損失を測定する場合は、挿入簿
6,6・・・・・・に挿入した4個の接続子3,3・・
・・・・を挿入溝6,6・・・・・・から取りはずす。
6,6・・・・・・に挿入した4個の接続子3,3・・
・・・・を挿入溝6,6・・・・・・から取りはずす。
このことによって分割部の隙間は狭くなり巻胸1の外周
長を短かくすることができ、光伝送繊維を無張力状態に
することができる。また運搬する場合等には再び接続子
4を挿入溝6に挿入することにより、光伝送織縦に所定
張力が加わった状態とすることができる。
長を短かくすることができ、光伝送繊維を無張力状態に
することができる。また運搬する場合等には再び接続子
4を挿入溝6に挿入することにより、光伝送織縦に所定
張力が加わった状態とすることができる。
なお本発明の実施例は巻8同1を2つに分割する場合の
み示しているが、本発明は3個以上に分割した場合にも
適用することができ、また分割部の間隔を調節する手段
として接続子3を用いる場合のみ説明しているが本発明
は他の手段たとえばボルト等を回動することによって分
割部の間隙を調節する等の手段を用いた他の接続子を適
宜選択適用するこ.とができる。
み示しているが、本発明は3個以上に分割した場合にも
適用することができ、また分割部の間隔を調節する手段
として接続子3を用いる場合のみ説明しているが本発明
は他の手段たとえばボルト等を回動することによって分
割部の間隙を調節する等の手段を用いた他の接続子を適
宜選択適用するこ.とができる。
本発明は上述のように巻胴がその中心軸線に沿って複数
に分割され、その分割部には分割部間隔を変化可能と成
す接続子が介在され、かつ該巻胴の外表面には伸縮自在
の軟質シートが張力付与状態で設けられてなることを特
徴とする光伝送繊維用巻きドラムである。
に分割され、その分割部には分割部間隔を変化可能と成
す接続子が介在され、かつ該巻胴の外表面には伸縮自在
の軟質シートが張力付与状態で設けられてなることを特
徴とする光伝送繊維用巻きドラムである。
このため巻胴上に巻き付けられた光伝送繊維の光伝送損
失を測定する場合には接続子を操作するだけで、欧質シ
ートの収縮力により容易に分割部の間隔を狭くでき、簡
単に光伝送繊維を無張力状態として正確に測定すること
ができる。また長期間無張力状態にして保管する場合に
も同様に簡単に行なうことができる。また本発明は巻胴
上に軟質シートがはり付けられているので、巻耳同外表
面の凹凸によって光伝送繊維の表面に傷を付けたりする
ことがないすぐれた効果がある。また本発明は巻日向が
縮蓬可能であるため、巻胴上に巻層された光伝送繊維を
その巻層状態で巻腕からはずすこと、いわゆる光伝送繊
維の東取りが可能である。(必要により一方のつば4を
はずすなどして)
失を測定する場合には接続子を操作するだけで、欧質シ
ートの収縮力により容易に分割部の間隔を狭くでき、簡
単に光伝送繊維を無張力状態として正確に測定すること
ができる。また長期間無張力状態にして保管する場合に
も同様に簡単に行なうことができる。また本発明は巻胴
上に軟質シートがはり付けられているので、巻耳同外表
面の凹凸によって光伝送繊維の表面に傷を付けたりする
ことがないすぐれた効果がある。また本発明は巻日向が
縮蓬可能であるため、巻胴上に巻層された光伝送繊維を
その巻層状態で巻腕からはずすこと、いわゆる光伝送繊
維の東取りが可能である。(必要により一方のつば4を
はずすなどして)
第1図は従来の一例を示す斜視図、第2図は本発明実施
例の一部欠教斜視図である。 1は巻腕、2は欧質シート、3は接続子、4はつばであ
る。 ズ, 1 図 才2図
例の一部欠教斜視図である。 1は巻腕、2は欧質シート、3は接続子、4はつばであ
る。 ズ, 1 図 才2図
Claims (1)
- 1 巻胴がその中心軸線に沿つて複数に分割され、その
分割部には分割部間隔を変化可能と成す接続子が介在さ
れ、かつ該巻胴の外表面には伸縮自在の軟質シートが張
力付与状態で設けられてなることを特徴とする光伝送繊
維用巻きドラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP50080738A JPS6041323B2 (ja) | 1975-06-30 | 1975-06-30 | 光伝送繊維用巻キドラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP50080738A JPS6041323B2 (ja) | 1975-06-30 | 1975-06-30 | 光伝送繊維用巻キドラム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS524850A JPS524850A (en) | 1977-01-14 |
JPS6041323B2 true JPS6041323B2 (ja) | 1985-09-17 |
Family
ID=13726723
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP50080738A Expired JPS6041323B2 (ja) | 1975-06-30 | 1975-06-30 | 光伝送繊維用巻キドラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6041323B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0440165Y2 (ja) * | 1985-01-29 | 1992-09-21 | ||
JPH0442601U (ja) * | 1990-08-07 | 1992-04-10 | ||
US5125590A (en) * | 1991-01-14 | 1992-06-30 | Hughes Aircraft Company | Compliant bobbin for an optical fiber wound pack |
JP3961487B2 (ja) | 2002-04-19 | 2007-08-22 | 富士通株式会社 | 希土類ドープ光ファイバモジュール及びその製造方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4910699U (ja) * | 1972-04-28 | 1974-01-29 |
-
1975
- 1975-06-30 JP JP50080738A patent/JPS6041323B2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4910699U (ja) * | 1972-04-28 | 1974-01-29 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS524850A (en) | 1977-01-14 |
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