JPH0735230Y2 - 電力・光複合セルフスネークケーブル - Google Patents
電力・光複合セルフスネークケーブルInfo
- Publication number
- JPH0735230Y2 JPH0735230Y2 JP15305489U JP15305489U JPH0735230Y2 JP H0735230 Y2 JPH0735230 Y2 JP H0735230Y2 JP 15305489 U JP15305489 U JP 15305489U JP 15305489 U JP15305489 U JP 15305489U JP H0735230 Y2 JPH0735230 Y2 JP H0735230Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cable
- snake
- optical
- optical cable
- self
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Insulated Conductors (AREA)
- Communication Cables (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は電力・光複合セルフスネークケーブルに関する
ものである。
ものである。
[従来の技術] 近年、既設の管路を利用して電力ケーブルを引き込み布
設することが行われており、その場合、入孔部に余裕が
なくそこで設定するオフセット寸法に制約が加わる場合
が多々ある。そこで、入孔部におけるオフセット部の熱
伸縮を抑制し、管路内で電力ケーブルをスネークさせる
ことにより、電力ケーブル自身の熱伸縮を吸収させるこ
とが行われている。
設することが行われており、その場合、入孔部に余裕が
なくそこで設定するオフセット寸法に制約が加わる場合
が多々ある。そこで、入孔部におけるオフセット部の熱
伸縮を抑制し、管路内で電力ケーブルをスネークさせる
ことにより、電力ケーブル自身の熱伸縮を吸収させるこ
とが行われている。
管路内で電力ケーブル自身にスネーク形状を与える手段
としては、一般に電力ケーブル本体の周上に突起を所定
ピッチでスパイラル状に形成し、電力ケーブルが熱伸縮
を生ずるるときに該突起の巻き付けによって電力ケーブ
ルが自らスネーク状態を形成するのを助成する方式がよ
く知られている。
としては、一般に電力ケーブル本体の周上に突起を所定
ピッチでスパイラル状に形成し、電力ケーブルが熱伸縮
を生ずるるときに該突起の巻き付けによって電力ケーブ
ルが自らスネーク状態を形成するのを助成する方式がよ
く知られている。
上記のように構成された電力ケーブルは「セルフスネー
クケーブル」と称され、スパイラル状の突起が適当なピ
ッチであれば、ケーブル自重により自然にたわんで初期
状態で若干スネークが発生し、またケーブル両端末が拘
束されているため、通電されればさらにスネークが進む
という機能を有している。
クケーブル」と称され、スパイラル状の突起が適当なピ
ッチであれば、ケーブル自重により自然にたわんで初期
状態で若干スネークが発生し、またケーブル両端末が拘
束されているため、通電されればさらにスネークが進む
という機能を有している。
[考案が解決しようとする課題] ところで、上記のようなセルフスネークケーブルと光ケ
ーブルとを同一管路に引き入れるには、前記突起部に光
ケーブルを沿わせて撚り合わせ、何らかの方法で固定し
なければならないが、前記突起部に光ケーブルを沿わせ
た場合の問題点として次の2点が挙げられる。
ーブルとを同一管路に引き入れるには、前記突起部に光
ケーブルを沿わせて撚り合わせ、何らかの方法で固定し
なければならないが、前記突起部に光ケーブルを沿わせ
た場合の問題点として次の2点が挙げられる。
(1)ドラム巻取時および送り出し時の内外周差による
光ケーブルの伸縮により、突起部の脇から光ケーブルが
ずれ落ち、ドラム巻取時にケーブル本体により光ケーブ
ルが潰される恐れがある。
光ケーブルの伸縮により、突起部の脇から光ケーブルが
ずれ落ち、ドラム巻取時にケーブル本体により光ケーブ
ルが潰される恐れがある。
(2)管路布設時に光ケーブルが前記突起部の脇からず
れ落ちると、該光ケーブルは管路内面から損傷を受け
る。
れ落ちると、該光ケーブルは管路内面から損傷を受け
る。
本考案の目的は、前記した従来技術の問題点を解決した
電力・光複合セルフスネークケーブルを提供することに
ある。
電力・光複合セルフスネークケーブルを提供することに
ある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本考案においては、セルフ
スネークケーブルの突起部の付け根に沿って、滑材を塗
布した光ケーブルを撚り合わせ、その上に粘着テープを
ケーブル全長にわたってラップ巻きしている。
スネークケーブルの突起部の付け根に沿って、滑材を塗
布した光ケーブルを撚り合わせ、その上に粘着テープを
ケーブル全長にわたってラップ巻きしている。
粘着テープの材質としては、ポリエステルフィルムなど
のように薄く切れ易いものがよく、丈夫で切れにくい粘
着テープは管路内でたぐり寄せられて溜まる恐れがあ
る。
のように薄く切れ易いものがよく、丈夫で切れにくい粘
着テープは管路内でたぐり寄せられて溜まる恐れがあ
る。
滑材としては、シリコンオイル、タルク(含水ケイ酸マ
グネシウム)などが挙げられる。
グネシウム)などが挙げられる。
[作用] 光ケーブルに滑材を塗布して、光ケーブル自体がセルフ
スネークケーブルとルーズに付かず離れずの関係になる
ように構成したので、ドラム巻取時および送り出し時の
内外周差による光ケーブルの伸縮を吸収できるととも
に、粘着テープをケーブルの全長にわたってラップ巻き
しているので管路布設時の光ケーブルのずれを防止でき
る。
スネークケーブルとルーズに付かず離れずの関係になる
ように構成したので、ドラム巻取時および送り出し時の
内外周差による光ケーブルの伸縮を吸収できるととも
に、粘着テープをケーブルの全長にわたってラップ巻き
しているので管路布設時の光ケーブルのずれを防止でき
る。
[実施例] 以下、本考案の一実施例について図面を参照して説明す
る。
る。
第1図は電力・光複合セルフスネークケーブルの横断面
図であり、光ケーブル1はセルフスネークケーブル2の
突起部2aに沿わせて撚り合わせ(撚りピッチ1.5〜3
m)、その上に粘着テープ3を全長にわたってラップ巻
きしたものである。ただし、光ケーブル1にはあらかじ
め滑材を塗布して長さ方向に移動可能なようにしてお
き、ドラム巻取時および送り出し時の内外周差による光
ケーブルの伸縮を吸収できるようにしておく。
図であり、光ケーブル1はセルフスネークケーブル2の
突起部2aに沿わせて撚り合わせ(撚りピッチ1.5〜3
m)、その上に粘着テープ3を全長にわたってラップ巻
きしたものである。ただし、光ケーブル1にはあらかじ
め滑材を塗布して長さ方向に移動可能なようにしてお
き、ドラム巻取時および送り出し時の内外周差による光
ケーブルの伸縮を吸収できるようにしておく。
第2図は光ケーブルの上記伸縮量を具体的に示したもの
であり、外周側の伸びがr3/r2(%)、内周側の縮みが
r1/r2(%)となる。
であり、外周側の伸びがr3/r2(%)、内周側の縮みが
r1/r2(%)となる。
[考案の効果] 本考案は、上述のとおり構成されているので、次に記載
する効果を奏する。
する効果を奏する。
(1)ドラム巻取時および送り出し時あるいは管路布設
時に突起部の脇から光ケーブルがずれ落ちない。
時に突起部の脇から光ケーブルがずれ落ちない。
(2)電力ケーブルに光ケーブルを沿わているので、光
ファイバを温度センサとして用いればケーブル表面温度
が精度よく測れる。
ファイバを温度センサとして用いればケーブル表面温度
が精度よく測れる。
(3)通信用光ファイバでも電力ケーブルと一緒に布設
することが可能であり、空き管路がない場合でも対応で
きる。
することが可能であり、空き管路がない場合でも対応で
きる。
第1図は本考案の一実施例を示す横断面図、第2図は電
力・光複合ケーブルのドラム巻取時の光ケーブルの伸縮
量を示す説明図である。 1……光ケーブル、2……セルフスネークケーブル、2a
……突起部、3……粘着テープ。
力・光複合ケーブルのドラム巻取時の光ケーブルの伸縮
量を示す説明図である。 1……光ケーブル、2……セルフスネークケーブル、2a
……突起部、3……粘着テープ。
Claims (1)
- 【請求項1】電力ケーブル本体の周上に突起をスパイラ
ル状に形成し、ケーブル両端末を拘束してなるセルフス
ネークケーブルにおいて、前記突起の付け根に沿って、
滑材を塗布した光ケーブルを撚り合わせ、その上に粘着
テープをケーブル全長にわたってラップ巻きしてなるこ
とを特徴とする電力・光複合セルフスネークケーブル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15305489U JPH0735230Y2 (ja) | 1989-12-27 | 1989-12-27 | 電力・光複合セルフスネークケーブル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15305489U JPH0735230Y2 (ja) | 1989-12-27 | 1989-12-27 | 電力・光複合セルフスネークケーブル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH048217U JPH048217U (ja) | 1992-01-24 |
JPH0735230Y2 true JPH0735230Y2 (ja) | 1995-08-09 |
Family
ID=31699280
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15305489U Expired - Lifetime JPH0735230Y2 (ja) | 1989-12-27 | 1989-12-27 | 電力・光複合セルフスネークケーブル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0735230Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-12-27 JP JP15305489U patent/JPH0735230Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH048217U (ja) | 1992-01-24 |
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