JP2613419B2 - 光ケーブルの製造方法 - Google Patents
光ケーブルの製造方法Info
- Publication number
- JP2613419B2 JP2613419B2 JP63051262A JP5126288A JP2613419B2 JP 2613419 B2 JP2613419 B2 JP 2613419B2 JP 63051262 A JP63051262 A JP 63051262A JP 5126288 A JP5126288 A JP 5126288A JP 2613419 B2 JP2613419 B2 JP 2613419B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pulley
- cable
- optical fiber
- slot
- winding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B6/00—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
- G02B6/44—Mechanical structures for providing tensile strength and external protection for fibres, e.g. optical transmission cables
- G02B6/4479—Manufacturing methods of optical cables
- G02B6/4489—Manufacturing methods of optical cables of central supporting members of lobe structure
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] ・簡略形ケーブルについて: 製造工程を簡略化した光ファイバケーブルとして、次
のものが提案されている(第2図)。
のものが提案されている(第2図)。
12はプラスチック製のスロットで、その内部に2本以
上の円形断面のテンションメンバ14が埋込んである。
上の円形断面のテンションメンバ14が埋込んである。
スロット12には直線状の溝16が切ってある。
溝16内に光ファイバ18を挿入してケーブルコア11とす
る。光ファイバ18は撚らずに、単にルーズに入れただけ
とする(集合工程を省略)。
る。光ファイバ18は撚らずに、単にルーズに入れただけ
とする(集合工程を省略)。
ケーブルコア11上にシース19を被覆して光ケーブル10
とする。
とする。
・余長の必要性: 布設時に光ケーブル10に張力が加わったとき、または
熱膨張したとき、光ファイバ18に余長があると、光ファ
イバ18に張力が作用せず、伝送特性・機械的特性が安定
に維持される。
熱膨張したとき、光ファイバ18に余長があると、光ファ
イバ18に張力が作用せず、伝送特性・機械的特性が安定
に維持される。
・利用分野: この発明は、上記の簡略形光ファイバケーブルの製造
方法に関し、特に余長の作り方に関するものである。
方法に関し、特に余長の作り方に関するものである。
[従来の技術] 上記直接スロット形の例について説明する。
・製造の概略:(第3図) スロット12内に光ファイバ18を挿入してケーブルコア
11とし、それに押出機24によりシース19を被覆して(ま
たテープを巻き)光ケーブル10とし、巻取りプーリー28
に巻きとる。
11とし、それに押出機24によりシース19を被覆して(ま
たテープを巻き)光ケーブル10とし、巻取りプーリー28
に巻きとる。
・余長の作り方: 余長率εを、 とすると、余長は次のようにして作ることができる。
第2図のように、テンションメンバ14の位置を制御す
ると、光ケーブル10を曲げたとき(テンションメンバ14
が2本以上のため光ケーブル10は必ず縦方向に曲が
る)、中立面30(伸びも縮みも生じない面)が、スロッ
ト12の中心を通らずにテンションメンバ14寄りにできる
(特開昭62−209405号公報参照)。
ると、光ケーブル10を曲げたとき(テンションメンバ14
が2本以上のため光ケーブル10は必ず縦方向に曲が
る)、中立面30(伸びも縮みも生じない面)が、スロッ
ト12の中心を通らずにテンションメンバ14寄りにできる
(特開昭62−209405号公報参照)。
光ファイバ18の中心と中立面30との間の距離をaと
し、巻取りプーリー28の半径をRとする。
し、巻取りプーリー28の半径をRとする。
第4図に、光ケーブル10を巻取りプーリー28に1回だ
け巻いた状態を示す。
け巻いた状態を示す。
・スロット12の長さ=中立面30の長さ =巻取りプーリー28の円周長=2πR ・光ファイバ18の長さ=2π(R+a) それゆえ、 aとRを決めれば、εが決まる。
余長率εは0.4%程度以上あると、光ケーブルとして
の布設時の取扱い制約が少なくなり、有利である。ま
た、架空布設に使われる自己支持形ケーブルなどにも応
用できる。
の布設時の取扱い制約が少なくなり、有利である。ま
た、架空布設に使われる自己支持形ケーブルなどにも応
用できる。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、光ファイバ18の挿入位置から巻取りプ
ーリー28までの距離が長いと、その途中での光ファイバ
18と溝16との摩擦により引取り作用が働き、余長制御が
正確に行われない。
ーリー28までの距離が長いと、その途中での光ファイバ
18と溝16との摩擦により引取り作用が働き、余長制御が
正確に行われない。
[発明の目的] 余長制御を正確に行うことのできる製造方法を提供す
る。
る。
[課題を解決するための手段] ケーブルコア11を形成した直後に、そのケーブルコア
11をフリー回転のアイドルプーリー32に巻つけ、それか
ら巻取りプーリー28に巻き取るようにする。
11をフリー回転のアイドルプーリー32に巻つけ、それか
ら巻取りプーリー28に巻き取るようにする。
アイドルプーリー32は、巻取りプーリー28より小径と
する。
する。
[その説明] 第1図に例示するように、押出機24の手前にフリー回
転のアイドルプーリー32を設ける。
転のアイドルプーリー32を設ける。
アイドルプーリー32の径は、必要な余長率εから決ま
るが、巻取りプーリー28の径はこの径より大きくする必
要がある(アイドルプーリー32<巻取りプーリー28の径
とする)。
るが、巻取りプーリー28の径はこの径より大きくする必
要がある(アイドルプーリー32<巻取りプーリー28の径
とする)。
なぜなら、巻取りプーリー28の方が小径であると、光
ケーブル10内で光ファイバ18に張力が印加され特性が劣
化する。
ケーブル10内で光ファイバ18に張力が印加され特性が劣
化する。
スロット12内に光ファイバ18を挿入した直後のケーブ
ルコア11を、アイドルプーリー32にある回転巻きつけ、
それから引取る。
ルコア11を、アイドルプーリー32にある回転巻きつけ、
それから引取る。
巻付け回数は、摩擦力により光ファイバ18が完全に巻
取られる回数にする。通常は1回程度でよいが、必要に
応じて数回巻付けてもよい。
取られる回数にする。通常は1回程度でよいが、必要に
応じて数回巻付けてもよい。
なお、スロット12の曲げ剛性が大きいものでは、スロ
ット12をアイドルプーリー32に完全に接触させるため、
スロット12の送出しに張力をかける。
ット12をアイドルプーリー32に完全に接触させるため、
スロット12の送出しに張力をかける。
それ以外は、上記第3図の場合と同じである。
・余長は: アイドルプーリー32の半径をrとし、aを上記同様に
すると、余長率εは、設計どおり になる。
すると、余長率εは、設計どおり になる。
・実施例: aが1mmになるようにしたケーブルコア11を、半径r
が250mmのアイドルプーリー32に1回巻きつけた。
が250mmのアイドルプーリー32に1回巻きつけた。
設計余長は、 であり、実際にケーブルを解体して余長長さを測定した
ところ、0.38%であった。
ところ、0.38%であった。
[発明の効果] (1)ケーブルコア11を形成した直後に、そのケーブル
コア11をフリー回のアイドルプーリー32に巻きつけ、そ
れから引取るようにしたので、光ファイバの余長を設計
値どおり入れることができる。
コア11をフリー回のアイドルプーリー32に巻きつけ、そ
れから引取るようにしたので、光ファイバの余長を設計
値どおり入れることができる。
(2)アイドルプーリー32が巻取りプーリー28より小径
にしてあるため、これら両プーリー32、28間の光ケーブ
ル10内において光ファイバ18に張力が印加されることが
ない(張力印加に伴う特性の劣化も発生しない)。
にしてあるため、これら両プーリー32、28間の光ケーブ
ル10内において光ファイバ18に張力が印加されることが
ない(張力印加に伴う特性の劣化も発生しない)。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の実施例の説明図、 第2図は直線スロット形ケーブルの説明図、 第3図は従来技術の説明図、 第4図は従来の場合の余長の作り形の説明図。 10:光ケーブル、11:ケーブルコア 12:スロット、14:テンションメンバ 16:溝、18:光ファイバ 24:押出機 26:引取機、28:巻取りプーリー 30:中立面、32:アイドルプーリー
Claims (1)
- 【請求項1】円形断面のテンションメンバ14を少なくと
も2本含むかまたは長方形断面のテンションメンバ14を
含み、かつ直線の溝16を有するスロット12の前記溝16内
に、光ファイバ18を撚らずに挿入してケーブルコア11と
した後;それらケーブルコア11にシース19を被覆して光
ケーブル10として、巻取りプーリー28に巻き取る光ケー
ブルの製造方法において、 前記ケーブルコア11を形成した直後に、そのケーブルコ
ア11を、前記巻取りプーリー28より小径のフリー回転の
アイドルプーリー32に巻きつけ、それから前記巻取りプ
ーリー28に巻き取る、光ケーブルの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63051262A JP2613419B2 (ja) | 1988-03-04 | 1988-03-04 | 光ケーブルの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63051262A JP2613419B2 (ja) | 1988-03-04 | 1988-03-04 | 光ケーブルの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01224712A JPH01224712A (ja) | 1989-09-07 |
JP2613419B2 true JP2613419B2 (ja) | 1997-05-28 |
Family
ID=12882033
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63051262A Expired - Fee Related JP2613419B2 (ja) | 1988-03-04 | 1988-03-04 | 光ケーブルの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2613419B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011085858A (ja) * | 2009-10-19 | 2011-04-28 | Fujikura Ltd | 光ファイバケーブル及び光ファイバ取り出し方法 |
KR20220114050A (ko) * | 2019-12-27 | 2022-08-17 | 쇼와 전선 케이블 시스템 주식회사 | 루스 튜브형 광케이블의 제조 장치 및 제조 방법 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0827420B2 (ja) * | 1986-09-09 | 1996-03-21 | 住友電気工業株式会社 | 光ケ−ブルの製造方法 |
-
1988
- 1988-03-04 JP JP63051262A patent/JP2613419B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01224712A (ja) | 1989-09-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8731362B2 (en) | Optical fiber management device | |
JP2613419B2 (ja) | 光ケーブルの製造方法 | |
US6591045B2 (en) | Optical cable | |
US4792422A (en) | Method of making an optical fiber cable | |
JP4490511B2 (ja) | 光ファイバ素子 | |
JP3596348B2 (ja) | フラットケーブル及びその製造方法 | |
JP2002116357A (ja) | 可撓性光ファイバケーブル | |
JP2867939B2 (ja) | 光ファイバケーブルの心線固定方法 | |
EP0926524A1 (en) | Optical-fiber cable and manufacturing method thereof | |
JP2005055704A (ja) | 光ファイバケーブルおよびその製造方法 | |
JP7479225B2 (ja) | 光ファイバテープ心線、光ファイバケーブル | |
JP2533124B2 (ja) | 防水形光ケ−ブルの製造方法 | |
JPS6041323B2 (ja) | 光伝送繊維用巻キドラム | |
JP2004361475A (ja) | 光ファイバケーブル | |
JP2023000047A (ja) | 光ファイバケーブル | |
JPH0753045Y2 (ja) | 光ケーブルの構造 | |
JPH05241056A (ja) | 光ファイバユニット | |
JPH0425803A (ja) | スペーサ型光ファイバケーブルの製造方法 | |
JP2783390B2 (ja) | 光ケーブル及びその製造方法 | |
JP2004317600A (ja) | 光ファイバリール | |
JP2003315644A (ja) | スロット型ケーブルの製造装置及び製造方法 | |
JP2000075175A (ja) | 光ファイバケーブル | |
JPH0735230Y2 (ja) | 電力・光複合セルフスネークケーブル | |
JPH11311724A (ja) | 光ファイバユニットおよび光ファイバケーブル | |
JP3467386B2 (ja) | 光ケーブルの製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |