JPS6026406Y2 - 光フアイバ複合架空線 - Google Patents
光フアイバ複合架空線Info
- Publication number
- JPS6026406Y2 JPS6026406Y2 JP4431579U JP4431579U JPS6026406Y2 JP S6026406 Y2 JPS6026406 Y2 JP S6026406Y2 JP 4431579 U JP4431579 U JP 4431579U JP 4431579 U JP4431579 U JP 4431579U JP S6026406 Y2 JPS6026406 Y2 JP S6026406Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- optical fiber
- wire
- metal wire
- fan
- shaped metal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Non-Insulated Conductors (AREA)
- Communication Cables (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、光ファイバと複合した架空送電線もしくは架
空地線に関するものである。
空地線に関するものである。
従来、発・変電所間の監視制御保護等の各種情報を伝送
する電信線は誘導障害を避けるため、一般には送電線鉄
塔には併設することは下回能で、送電線とは別ルートを
通している。
する電信線は誘導障害を避けるため、一般には送電線鉄
塔には併設することは下回能で、送電線とは別ルートを
通している。
ところが、最近になり、架空用電線又は架空地線に誘導
障害がほとんどない光ファイバを複合させた、いわゆる
光フアイバ複合架空線が提案されている。
障害がほとんどない光ファイバを複合させた、いわゆる
光フアイバ複合架空線が提案されている。
例えば、特開昭53−24582号公報には、金属線と
少なくとも1つの金属管を撚り合わせると共に、この金
属管内に光ファイバをゆるく収容させることが示されて
いる。
少なくとも1つの金属管を撚り合わせると共に、この金
属管内に光ファイバをゆるく収容させることが示されて
いる。
又、特開昭53−141641号公報には、別のタイプ
の光ファイバ複合架空地線が示されており、これを第4
図及び第5図に示す。
の光ファイバ複合架空地線が示されており、これを第4
図及び第5図に示す。
第4図において、41は鋼線等を撚り会わせたコア、4
2は長手方向に空胴44を有する扇形状金属線43をコ
ア41の外周に撚り合わせた第1の撚層、45は撚層4
2の外周に金属線46を撚り合わせた第2の撚層である
。
2は長手方向に空胴44を有する扇形状金属線43をコ
ア41の外周に撚り合わせた第1の撚層、45は撚層4
2の外周に金属線46を撚り合わせた第2の撚層である
。
扇形状金属線43の空胴44には、光ファイバ49がゆ
るく収容されている。
るく収容されている。
第5図において、コア51の外周には、扇形状金属線5
3を撚り合わせた第1の撚層52が設けられ、更にその
外周に金属線56を撚り合わせた第2の撚層55が設け
られている。
3を撚り合わせた第1の撚層52が設けられ、更にその
外周に金属線56を撚り合わせた第2の撚層55が設け
られている。
隣合う扇形状金属線53の一方の接触面には、溝57が
設けられており、又、この溝57は他方の接触面によっ
て閉じられており、この溝57に光ファイバ59が収容
されている。
設けられており、又、この溝57は他方の接触面によっ
て閉じられており、この溝57に光ファイバ59が収容
されている。
ところが、第4図に示すような光フアイバ複合架空線に
おいては、コア41上に第1の撚層、第2の撚層を設け
た後に空胴44に光ファイバ49を引き入れて収容しな
ければならず、作業が著しく困難であるばかりか、長尺
化に問題がある。
おいては、コア41上に第1の撚層、第2の撚層を設け
た後に空胴44に光ファイバ49を引き入れて収容しな
ければならず、作業が著しく困難であるばかりか、長尺
化に問題がある。
又、第5図に示すような光ファイバ複合架空線の場合、
扇形状金属線53の側面は幅が小さく布設後、扇形状金
属線53特有のブリッジ効果が禍いして、溝57が潰れ
てしまい、光ファイバが破断してしまう恐れがあった。
扇形状金属線53の側面は幅が小さく布設後、扇形状金
属線53特有のブリッジ効果が禍いして、溝57が潰れ
てしまい、光ファイバが破断してしまう恐れがあった。
又、光ファイバ49.59の外径よりも空胴44溝57
が大きくとも、光ファイバ49.59が長手方向に直線
に収容されている場合、金属線と温度伸縮の差及び長手
方向への張力によって、光ファイバ49.59が断線す
る恐れがあった。
が大きくとも、光ファイバ49.59が長手方向に直線
に収容されている場合、金属線と温度伸縮の差及び長手
方向への張力によって、光ファイバ49.59が断線す
る恐れがあった。
本考案の目的は、前記した従来技術の問題点を解消し、
光ファイバを収容しやすく、かつ、布設後も光ファイバ
の破断の恐れがなく、光ファイバと撚線の温度伸縮の差
による張力、及び布設による張力を光ファイバに加える
ことのない新規な光フアイバ複合架空線を提供すること
にある。
光ファイバを収容しやすく、かつ、布設後も光ファイバ
の破断の恐れがなく、光ファイバと撚線の温度伸縮の差
による張力、及び布設による張力を光ファイバに加える
ことのない新規な光フアイバ複合架空線を提供すること
にある。
考案の要旨は、アルミ被覆鋼線もしくはアルミ線からな
る中心金属線の外周に同材質の扇形状金属線が撚り合せ
られており、少なくとも1つの該扇形状金属線の前記中
心金属線と接する面に光ファイバの外径よりも大きな蛇
行溝が設けられており、該蛇行溝内に光ファイバが収容
されていることにある。
る中心金属線の外周に同材質の扇形状金属線が撚り合せ
られており、少なくとも1つの該扇形状金属線の前記中
心金属線と接する面に光ファイバの外径よりも大きな蛇
行溝が設けられており、該蛇行溝内に光ファイバが収容
されていることにある。
本考案の構成を一実施例を示す説明図に関連して具体的
に説明する。
に説明する。
第1図において、1はアルミニウム被覆鋼線又はアルミ
ニウム線等の中心金属線であり、2は扇形状金属線であ
り、そのうちの少なくとも1つは光ファイバを収容する
有溝構造体12である。
ニウム線等の中心金属線であり、2は扇形状金属線であ
り、そのうちの少なくとも1つは光ファイバを収容する
有溝構造体12である。
第2図及び第3図は有溝構造体12の例を示す説明図で
あり、蛇行溝21は、有溝構造体12の中心金属線1と
の接触面に設けられており、光ファイバ3は有溝構造体
12の蛇行溝21内に収容されている。
あり、蛇行溝21は、有溝構造体12の中心金属線1と
の接触面に設けられており、光ファイバ3は有溝構造体
12の蛇行溝21内に収容されている。
なお、蛇行溝21の大きさは、光ファイバ3の径に比べ
て大きく、第2図に示すように光ファイバ3が収容され
ても余裕があるものである。
て大きく、第2図に示すように光ファイバ3が収容され
ても余裕があるものである。
この蛇行溝21内に光ファイバ3がゆるく収容されてい
ることにより、光ファイバ3が架空線の長さよりも長く
、よって架空線に温度伸縮あるいは布設による張力が加
わった場合でも、その張力を吸収することができ、光フ
ァイバ3は断線せず、伝送特性を損うことがなくなるも
のである。
ることにより、光ファイバ3が架空線の長さよりも長く
、よって架空線に温度伸縮あるいは布設による張力が加
わった場合でも、その張力を吸収することができ、光フ
ァイバ3は断線せず、伝送特性を損うことがなくなるも
のである。
又、第4図に示した従来の架空線では、架空線を製造し
た後に光ファイバ49を引き入れなければならなかった
が、本考案では、架空線製造時に光ファイバ3を収容可
能であり、更に、第5図に示す従来の架空線では、扇形
状金属線53のブリッジ効果が禍いして溝57が潰れて
しまうことがあったが、本考案では、有溝構造体12の
中心金属線1との接触面に蛇行溝を設けているため、ブ
リッジ効果により蛇行溝21が潰れるようなことはない
。
た後に光ファイバ49を引き入れなければならなかった
が、本考案では、架空線製造時に光ファイバ3を収容可
能であり、更に、第5図に示す従来の架空線では、扇形
状金属線53のブリッジ効果が禍いして溝57が潰れて
しまうことがあったが、本考案では、有溝構造体12の
中心金属線1との接触面に蛇行溝を設けているため、ブ
リッジ効果により蛇行溝21が潰れるようなことはない
。
なお、光ファイバ3はプラスチックジャケットを被覆さ
れたものが主に利用されるが、管等に収容されたもので
あってもよく、蛇行溝21には適宜蓋を施してもよい。
れたものが主に利用されるが、管等に収容されたもので
あってもよく、蛇行溝21には適宜蓋を施してもよい。
以上に説明した如く、本考案の光フアイバ複合架空線で
あれば、次のような顕著な効果を奏する。
あれば、次のような顕著な効果を奏する。
(1)光ファイバをアルミ被鋼線もしくはアルミ線と一
体としたので、情報伝送回線が送電線の布設と同時に確
保でき、かつ誘導障害がない。
体としたので、情報伝送回線が送電線の布設と同時に確
保でき、かつ誘導障害がない。
(2)光ファイバが扇形状金属線の中心金属線との接触
面に設けられた蛇行溝に収容されているため、製造が容
易であり、かつ布設による張力、光ファイバと金属線と
の温度伸縮の差による張力を吸収して光ファイバに張力
が加わることがなく、 (3)更に、ブリッジ効果により蛇行溝が潰れて光ファ
イバが破断することがない。
面に設けられた蛇行溝に収容されているため、製造が容
易であり、かつ布設による張力、光ファイバと金属線と
の温度伸縮の差による張力を吸収して光ファイバに張力
が加わることがなく、 (3)更に、ブリッジ効果により蛇行溝が潰れて光ファ
イバが破断することがない。
第1図は本考案の一実施例を示す説明図、第2図及び第
3図は第1図の部分を示す説明図、第4図及び第5図は
従来例を示す説明図である。 1:中心金属線、2,43,53:扇形状金属線、3,
49,59:光ファイバ、12:有溝構造体、21:蛇
行溝、41:コア、42,52:第1の撚層、44:空
胴、45,55:第2の撚層、46,56:金属線、5
7:溝。
3図は第1図の部分を示す説明図、第4図及び第5図は
従来例を示す説明図である。 1:中心金属線、2,43,53:扇形状金属線、3,
49,59:光ファイバ、12:有溝構造体、21:蛇
行溝、41:コア、42,52:第1の撚層、44:空
胴、45,55:第2の撚層、46,56:金属線、5
7:溝。
Claims (1)
- アルミ被網線もしくはアルミ線からなる中心金属線の外
周に同材質の扇形状金属が撚り合せられており、少なく
とも1つの該線形状金属の前記中心金属線と接する面に
光ファイバの外径よりも大きな蛇行溝が設けられており
、該蛇行溝内に光ファイバが収容されていることを特徴
とする光フアイバ複合架空線。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4431579U JPS6026406Y2 (ja) | 1979-04-03 | 1979-04-03 | 光フアイバ複合架空線 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4431579U JPS6026406Y2 (ja) | 1979-04-03 | 1979-04-03 | 光フアイバ複合架空線 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55156314U JPS55156314U (ja) | 1980-11-11 |
JPS6026406Y2 true JPS6026406Y2 (ja) | 1985-08-09 |
Family
ID=29288260
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4431579U Expired JPS6026406Y2 (ja) | 1979-04-03 | 1979-04-03 | 光フアイバ複合架空線 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6026406Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60172112U (ja) * | 1984-04-24 | 1985-11-14 | 浪速製釘株式会社 | 光フアイバケ−ブル用のスペ−サ |
-
1979
- 1979-04-03 JP JP4431579U patent/JPS6026406Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55156314U (ja) | 1980-11-11 |
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