JPH026573Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH026573Y2 JPH026573Y2 JP16223083U JP16223083U JPH026573Y2 JP H026573 Y2 JPH026573 Y2 JP H026573Y2 JP 16223083 U JP16223083 U JP 16223083U JP 16223083 U JP16223083 U JP 16223083U JP H026573 Y2 JPH026573 Y2 JP H026573Y2
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- Japan
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- power
- optical fiber
- oil
- metal tube
- optical
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- Expired
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- 238000007789 sealing Methods 0.000 claims 1
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Landscapes
- Communication Cables (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔技術分野〕
本考案は油入多心電力ケーブルと通信用光フア
イバとを集合してなる油入電力光複合ケ−ブルの
改良に関する。
イバとを集合してなる油入電力光複合ケ−ブルの
改良に関する。
近年、光フアイバはその特徴である誘導障害を
受けない、伝送容量が多いといつた点をいかし、
電力供給システムの通信、制御、保安回線とし
て、多岐に亘つて利用されるに至つている。この
種のケーブルの１つに油入電力光複合ケーブルが
あり、第１図に示すようなものが知られている
（特開昭55−49805号公報）。第１図が示す油入電
力光複合ケーブルは電力導体１上に順に絶縁体
２、遮蔽層３を設けた電力心線４を複数本撚合
せ、その間隙に油通路５と光フアイバを収納せし
めた金属溶接管等よりなる密封型金属管体６を並
置し、しかる後保護層７を設けたものである。こ
の種のケーブルの特徴は、光フアイバが電力ケー
ブルからの誘導障害を受けず、それ故、高品質の
通信、制御システムを提供できると共に、伝送容
量が多いことからシステムの省力、無人化にも大
いに寄与し得ること、さらには光フアイバを密封
金属管体６内に収納していることから外部からの
水分を遮断でき、もつて光フアイバの信頼性が高
いこと等の点にある。
受けない、伝送容量が多いといつた点をいかし、
電力供給システムの通信、制御、保安回線とし
て、多岐に亘つて利用されるに至つている。この
種のケーブルの１つに油入電力光複合ケーブルが
あり、第１図に示すようなものが知られている
（特開昭55−49805号公報）。第１図が示す油入電
力光複合ケーブルは電力導体１上に順に絶縁体
２、遮蔽層３を設けた電力心線４を複数本撚合
せ、その間隙に油通路５と光フアイバを収納せし
めた金属溶接管等よりなる密封型金属管体６を並
置し、しかる後保護層７を設けたものである。こ
の種のケーブルの特徴は、光フアイバが電力ケー
ブルからの誘導障害を受けず、それ故、高品質の
通信、制御システムを提供できると共に、伝送容
量が多いことからシステムの省力、無人化にも大
いに寄与し得ること、さらには光フアイバを密封
金属管体６内に収納していることから外部からの
水分を遮断でき、もつて光フアイバの信頼性が高
いこと等の点にある。
しかしながら、第１図に示す油入電力光複合ケ
ーブルにおいては、本ケーブル製造時に第２図が
示すように光フアイバを収納せしめた密封型金属
管体６が電力心線４間の間隙の内側に落ち込み易
く、その結果、本ケーブルをこの種のケーブルで
は不可欠な乾燥工程で乾燥（100℃〜150℃）する
と、電力心線４の断面方向の熱膨張により光フア
イバ入り密封型金属管体６が圧縮を受け、その圧
縮力が管体内部の光フアイバまで及び伝送損失の
増加を誘発するという問題があつた。
ーブルにおいては、本ケーブル製造時に第２図が
示すように光フアイバを収納せしめた密封型金属
管体６が電力心線４間の間隙の内側に落ち込み易
く、その結果、本ケーブルをこの種のケーブルで
は不可欠な乾燥工程で乾燥（100℃〜150℃）する
と、電力心線４の断面方向の熱膨張により光フア
イバ入り密封型金属管体６が圧縮を受け、その圧
縮力が管体内部の光フアイバまで及び伝送損失の
増加を誘発するという問題があつた。
前記問題に鑑み本考案の目的は、油入電力光複
合ケーブルにおいて、電力心線間隙に並置せしめ
た光フアイバ入り密封型金属管体が前記電力心線
間隙の内側に落ち込むことを防止し、もつて光フ
アイバの伝送損失の増加を生じない油入電力光複
合ケーブルを提供することにある。
合ケーブルにおいて、電力心線間隙に並置せしめ
た光フアイバ入り密封型金属管体が前記電力心線
間隙の内側に落ち込むことを防止し、もつて光フ
アイバの伝送損失の増加を生じない油入電力光複
合ケーブルを提供することにある。
前記目的を達成すべく本考案の油入電力光複合
ケーブルは、電力心線を撚合せてなる多心電力ケ
ーブルの間隙に油通路と光フアイバを収納してな
る密封型金属管体とを並置せしめた油入電力光複
合ケーブルにおいて、前記油通路と前記光フアイ
バを収納してなる密封型金属管体とを並置せしめ
た前記多心電力ケーブルの間隙の内側に前記油通
路と前記光フアイバを収納してなる密封型金属管
体の位置ずれ防止用の介在物を並置したことを特
徴とするものである。
ケーブルは、電力心線を撚合せてなる多心電力ケ
ーブルの間隙に油通路と光フアイバを収納してな
る密封型金属管体とを並置せしめた油入電力光複
合ケーブルにおいて、前記油通路と前記光フアイ
バを収納してなる密封型金属管体とを並置せしめ
た前記多心電力ケーブルの間隙の内側に前記油通
路と前記光フアイバを収納してなる密封型金属管
体の位置ずれ防止用の介在物を並置したことを特
徴とするものである。
本考案の実施例を図を参照して詳細に説明す
る。第３図が示すように本考案の油入電力光複合
ケーブルは、複数の電力心線４を撚合せた多心電
力ケーブルの間隙にあつて、特に光フアイバ入り
密封型金属管体６の並置を予定している間隙の内
側に適切な外径を有する麻紐等の介在物８を並置
しつつ、油通路５、光フアイバ入り密封型金属管
体６を並置し、保護層７を設けたものである。こ
こで介在物８としては、麻紐に限らず紙紐等でも
よい。しかし撚りの硬いものの方が柔かいものよ
りよいことが実験的に確認されている。また第３
図では光フアイバ入り密封型金属管体６が１本し
か入つていないが、他の間隙部にも並置できる。
その場合も同じように電力心線４の間隙の内側に
介在物８を並置する。
る。第３図が示すように本考案の油入電力光複合
ケーブルは、複数の電力心線４を撚合せた多心電
力ケーブルの間隙にあつて、特に光フアイバ入り
密封型金属管体６の並置を予定している間隙の内
側に適切な外径を有する麻紐等の介在物８を並置
しつつ、油通路５、光フアイバ入り密封型金属管
体６を並置し、保護層７を設けたものである。こ
こで介在物８としては、麻紐に限らず紙紐等でも
よい。しかし撚りの硬いものの方が柔かいものよ
りよいことが実験的に確認されている。また第３
図では光フアイバ入り密封型金属管体６が１本し
か入つていないが、他の間隙部にも並置できる。
その場合も同じように電力心線４の間隙の内側に
介在物８を並置する。
このように構成してなる本考案の油入電力光複
合ケーブルにあつては介在物８が電力心線間の間
隙の内側に挿入されているため油通路５と光フア
イバ入り密封型金属管体６の位置ずれが起りにく
く、しかも前記間隙の内側に光フアイバ入り密封
型金属管体６が落ち込むことはない。よつて、こ
のように構成してなる油入電力光複合ケーブルを
乾燥工程において乾燥しても、光フアイバ入り密
封型金属管体６には電力心線４の熱膨張による圧
縮力はほとんど及ばない。それ故、光フアイバの
伝送損失の増加もほとんどない。
合ケーブルにあつては介在物８が電力心線間の間
隙の内側に挿入されているため油通路５と光フア
イバ入り密封型金属管体６の位置ずれが起りにく
く、しかも前記間隙の内側に光フアイバ入り密封
型金属管体６が落ち込むことはない。よつて、こ
のように構成してなる油入電力光複合ケーブルを
乾燥工程において乾燥しても、光フアイバ入り密
封型金属管体６には電力心線４の熱膨張による圧
縮力はほとんど及ばない。それ故、光フアイバの
伝送損失の増加もほとんどない。
以上述べたように本考案によれば、光フアイバ
入り密封型金属管体を並置せしめた油入電力光複
合ケーブルが、乾燥工程で高温下にさらされて
も、光フアイバの伝送損失増加を防止し得る。
入り密封型金属管体を並置せしめた油入電力光複
合ケーブルが、乾燥工程で高温下にさらされて
も、光フアイバの伝送損失増加を防止し得る。
第１図は従来の油入電力光複合ケーブルの横断
面図、第２図は第１図のものにあつて、光フアイ
バ入り密封型金属管体が電力心線の間隙の内側に
落ち込んだ状態を示す横断面図、第３図は本考案
の油入電力光複合ケーブルの横断面図である。 ４…電力心線、５…油通路、６…光フアイバ入
り密封型金属管体、８…介在物。
面図、第２図は第１図のものにあつて、光フアイ
バ入り密封型金属管体が電力心線の間隙の内側に
落ち込んだ状態を示す横断面図、第３図は本考案
の油入電力光複合ケーブルの横断面図である。 ４…電力心線、５…油通路、６…光フアイバ入
り密封型金属管体、８…介在物。
Claims (1)
- 電力心線を撚合せてなる多心電力ケーブルの間
隙に油通路と、光フアイバを収納してなる密封型
金属管体とを並置せしめた油入電力光複合ケーブ
ルにおいて、前記油通路と前記光フアイバを収納
してなる密封型金属管体とを並置せしめた前記多
心電力ケーブルの間隙の内側に、前記油通路と前
記光フアイバを収納してなる密封型金属管体の位
置ずれ防止用の介在物を並置したことを特徴とす
る油入電力光複合ケーブル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16223083U JPS6069426U (ja) | 1983-10-20 | 1983-10-20 | 油入電力光複合ケ−ブル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16223083U JPS6069426U (ja) | 1983-10-20 | 1983-10-20 | 油入電力光複合ケ−ブル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6069426U JPS6069426U (ja) | 1985-05-16 |
| JPH026573Y2 true JPH026573Y2 (ja) | 1990-02-16 |
Family
ID=30356308
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16223083U Granted JPS6069426U (ja) | 1983-10-20 | 1983-10-20 | 油入電力光複合ケ−ブル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6069426U (ja) |
-
1983
- 1983-10-20 JP JP16223083U patent/JPS6069426U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6069426U (ja) | 1985-05-16 |
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