JPS6041310Y2 - 組立鋳型の幅調整機構 - Google Patents
組立鋳型の幅調整機構Info
- Publication number
- JPS6041310Y2 JPS6041310Y2 JP1978143338U JP14333878U JPS6041310Y2 JP S6041310 Y2 JPS6041310 Y2 JP S6041310Y2 JP 1978143338 U JP1978143338 U JP 1978143338U JP 14333878 U JP14333878 U JP 14333878U JP S6041310 Y2 JPS6041310 Y2 JP S6041310Y2
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- JP
- Japan
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- mold
- side mold
- short
- holding frame
- moving
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は連続鋳造用組立鋳型の幅調整機構に関する。
連続鋳造により製造されるスラブなど鋳片の幅サイズは
その性格上多種類に及ぶ。
その性格上多種類に及ぶ。
このため通常連続鋳造機においては各々対面する１対の
長辺側鋳型と短辺側鋳型とで長方形の鋳枠が形成され、
短辺側鋳型を互いに対面方向に移動させて鋳型の幅調整
を可能にした組立鋳型が用いられている。
長辺側鋳型と短辺側鋳型とで長方形の鋳枠が形成され、
短辺側鋳型を互いに対面方向に移動させて鋳型の幅調整
を可能にした組立鋳型が用いられている。
この幅調整は皿バネ等を介してタイボルトで短辺側鋳型
を挾み込んだ長辺側鋳型の挾み込みを弛めておき、次に
短辺側鋳型を油圧シリンダーなどで対面方向に前後移動
させ所望の幅寸法に設定する。
を挾み込んだ長辺側鋳型の挾み込みを弛めておき、次に
短辺側鋳型を油圧シリンダーなどで対面方向に前後移動
させ所望の幅寸法に設定する。
そして該鋳型幅の調整機構としては前記短辺側鋳型の移
動作用の他に該短辺側鋳型の自重が幅調整機構にかから
ないように構成する必要がある。
動作用の他に該短辺側鋳型の自重が幅調整機構にかから
ないように構成する必要がある。
このような作用を持った従来装置としては第１図に示す
実開昭５２−１７３１１号公報の装置がある。
実開昭５２−１７３１１号公報の装置がある。
この装置は短辺側鋳型１の上端に張り出し部を設け、該
張り出し部をローラ３等を介して長辺側鋳型２の上面で
懸架させることにより、短辺側鋳型１の自重による下方
への力が移動装置４の移動軸５にかかる問題が解決され
ている。
張り出し部をローラ３等を介して長辺側鋳型２の上面で
懸架させることにより、短辺側鋳型１の自重による下方
への力が移動装置４の移動軸５にかかる問題が解決され
ている。
しかしこのような従来装置では短辺側鋳型１の幅変更時
に伴なうテーパー調整においては、短辺側鋳型１は懸架
用張出し部のローラ３を中心として矢印Ａ方向にスイン
グさせる構造のため、短辺側鋳型１と移動装置４との連
結部８及び移動装置４とその取付台７との連結部６が必
要である。
に伴なうテーパー調整においては、短辺側鋳型１は懸架
用張出し部のローラ３を中心として矢印Ａ方向にスイン
グさせる構造のため、短辺側鋳型１と移動装置４との連
結部８及び移動装置４とその取付台７との連結部６が必
要である。
このように従来装置では連結部が２箇所存在するため、
この連結部の回転嵌合部の間隙によって短辺側鋳型１の
位置決め固定が不充分になり、鋳込中に短辺側鋳型１が
移動する。
この連結部の回転嵌合部の間隙によって短辺側鋳型１の
位置決め固定が不充分になり、鋳込中に短辺側鋳型１が
移動する。
このため鋳片の表面割れの発生および良好な鋳片形状が
得られないという欠点を持っている。
得られないという欠点を持っている。
本考案装置は従来装置の欠点を排除し、簡単な構造で鋳
型の幅変更を容易に行ない、かつ幅セット後の短辺側鋳
型を充分に固定し得る連続鋳造用鋳型の幅調整機構を提
供するものである。
型の幅変更を容易に行ない、かつ幅セット後の短辺側鋳
型を充分に固定し得る連続鋳造用鋳型の幅調整機構を提
供するものである。
以下本考案装置を実施例に基づいて詳細に説明する。
第２．３．４図は本考案装置の具体的な一実施例を図示
したものである。
したものである。
本考案装置は左右対称同形であるため図では右側のみ示
し説明する。
し説明する。
第２図に平面図を示し長辺側鋳型の保持枠２ａ、及ひ銅
板２ｂと、短辺側鋳型の保持枠１ａ、及び銅板１ｂとに
より長方形に囲む鋳型枠が形成されている。
板２ｂと、短辺側鋳型の保持枠１ａ、及び銅板１ｂとに
より長方形に囲む鋳型枠が形成されている。
短辺側鋳型１は対面する長辺側鋳型２によって両側から
挾み込まれ、長辺側鋳型２の厚さ方向に貫通して設けた
複数個のタイボルト９に挿入した圧下バネ１０の圧ばく
力で保持されている。
挾み込まれ、長辺側鋳型２の厚さ方向に貫通して設けた
複数個のタイボルト９に挿入した圧下バネ１０の圧ばく
力で保持されている。
第３図の４は鋳型の移動装置であり長辺側鋳型の保持枠
２ａの上部と下部に各々複数個の固定ボルト１１によっ
てブラケット１２を介して強固に固設されている。
２ａの上部と下部に各々複数個の固定ボルト１１によっ
てブラケット１２を介して強固に固設されている。
又、上側の移動装置４ａの移動軸５ａの先端にはＴ型連
結金物１３にあけられた貫通孔と短辺側鋳型の保持枠１
ａに固設された連結金物１４にあけられた貫通孔とに連
結ピン１５が貫通し連結されている。
結金物１３にあけられた貫通孔と短辺側鋳型の保持枠１
ａに固設された連結金物１４にあけられた貫通孔とに連
結ピン１５が貫通し連結されている。
また前記Ｔ型連結金物１３の上端部は水平張り出し部１
３ａが形成され、該水平張り出し部１３ａが長辺側鋳型
の保持枠２ａの上面に橋渡しされる形で懸架されている
。
３ａが形成され、該水平張り出し部１３ａが長辺側鋳型
の保持枠２ａの上面に橋渡しされる形で懸架されている
。
（第２図）一方、下側の移動装置４ｂの移動軸５ｂの先
端にはＵ型連結金物１６が固設され（第４図）、該Ｕ型
連結金物１６にあけられた貫通孔と短辺側鋳型の保持枠
１ａに固設された浮動連結金物１７にあけられた長孔と
に摺動ピン１８が貫通して連結されている。
端にはＵ型連結金物１６が固設され（第４図）、該Ｕ型
連結金物１６にあけられた貫通孔と短辺側鋳型の保持枠
１ａに固設された浮動連結金物１７にあけられた長孔と
に摺動ピン１８が貫通して連結されている。
次に本考案装置による短辺側鋳型の調整動作を説明する
。
。
まず長辺側鋳型２による短辺側鋳型１の挾み込み圧接を
ナツト１９を弛めて解除しておく。
ナツト１９を弛めて解除しておく。
そして鋳型幅サイズの変更は移動装置４ａ及び４ｂを駆
動させ、移動軸５ａ及び５ｂを第３図矢印方向へ移動さ
せる。
動させ、移動軸５ａ及び５ｂを第３図矢印方向へ移動さ
せる。
するとＴ型連結金物１３の上端部の水平張り出し部１３
ａが長辺側鋳型の保持枠２ａの上面に懸架された状態で
摺動し短辺側鋳型１が平行移動する。
ａが長辺側鋳型の保持枠２ａの上面に懸架された状態で
摺動し短辺側鋳型１が平行移動する。
これにより短片側鋳型１の対面間隔が所望の寸法に調整
される。
される。
また短辺側鋳型１のテーパー調整動作は移動装置４ｂを
駆動させると、短辺側鋳型１は結合ピン１５を基点とし
て円弧移動し鋳型のテーパーが所望の角度に調整される
。
駆動させると、短辺側鋳型１は結合ピン１５を基点とし
て円弧移動し鋳型のテーパーが所望の角度に調整される
。
なお本例ではＴ型連結金物１３を結合ピン１５に枢着し
たが、該Ｔ型連結金物１３は移動装置４ａ１４０の移動
軸５ａに連結しても同様の作用が得られる。
たが、該Ｔ型連結金物１３は移動装置４ａ１４０の移動
軸５ａに連結しても同様の作用が得られる。
また浮動金物１７に摺動ピン１８を固設し、Ｕ型連結金
物１６に垂直方向の長孔を設けてもよい。
物１６に垂直方向の長孔を設けてもよい。
本考案装置はこのように短辺側鋳型が連結金物１４、結
合ピン１５、水平張り出し部１３ａを介して長辺側鋳型
の保持枠２ａに懸架される構成をとることにより短辺側
鋳型１を支承でき、また短辺側鋳型１が結合ピン１５を
基点に円弧移動するために移動軸５を常に水平方向に保
つことができる。
合ピン１５、水平張り出し部１３ａを介して長辺側鋳型
の保持枠２ａに懸架される構成をとることにより短辺側
鋳型１を支承でき、また短辺側鋳型１が結合ピン１５を
基点に円弧移動するために移動軸５を常に水平方向に保
つことができる。
このために短辺側鋳型１と移動装置４間の連結部が一箇
所で済み、連結部間隙による鋳型幅調整誤差を著るしく
小さくできる。
所で済み、連結部間隙による鋳型幅調整誤差を著るしく
小さくできる。
第１図は従来の鋳型幅調整装置を示す断面図、第２図は
本考案に係る幅調整機構の具体例を示し第３図Ａ−Ａ矢
視図、第３図は第２図に示す機構の断面図、第４図は第
３図Ｂ−Ｂ矢視図である。 １・・・・・・短辺側鋳型、１ａ・・・・・・保持枠、
１ｂ・・・・・・銅板、２・・・・・・長辺側鋳型、２
ａ・・・・・・保持枠、２ｂ・・・・・・銅板、３・・
・・・田−ラ、４・・・・・・移動装置、５・・・・・
・移動軸、６・・・・・・連結部、７・・・・・・取付
台、８・・・・・・連結部、９・・・・・・タイボルト
、１０・・・・・・圧下バネ、１１・・・・・・固定ボ
ルト、１２・・・・・・ブラケット、１３・・・・・・
Ｔ型連結金物、１３ａ・・・・・・水平張り出し部、１
４・・・・・・連結金物、１５・・・・・・結合ピン、
１６・・・・・・Ｕ型連結金物、１７・・・・・・浮動
連結金物、１８・・・・・・摺動ピン。
本考案に係る幅調整機構の具体例を示し第３図Ａ−Ａ矢
視図、第３図は第２図に示す機構の断面図、第４図は第
３図Ｂ−Ｂ矢視図である。 １・・・・・・短辺側鋳型、１ａ・・・・・・保持枠、
１ｂ・・・・・・銅板、２・・・・・・長辺側鋳型、２
ａ・・・・・・保持枠、２ｂ・・・・・・銅板、３・・
・・・田−ラ、４・・・・・・移動装置、５・・・・・
・移動軸、６・・・・・・連結部、７・・・・・・取付
台、８・・・・・・連結部、９・・・・・・タイボルト
、１０・・・・・・圧下バネ、１１・・・・・・固定ボ
ルト、１２・・・・・・ブラケット、１３・・・・・・
Ｔ型連結金物、１３ａ・・・・・・水平張り出し部、１
４・・・・・・連結金物、１５・・・・・・結合ピン、
１６・・・・・・Ｕ型連結金物、１７・・・・・・浮動
連結金物、１８・・・・・・摺動ピン。
Claims (1)
- 対面するｌ対の短辺側鋳型の両側をｌ対の長辺側鋳型で
挾み込むように構成された組立鋳型において、前記長辺
側鋳型の保持枠端部の内側面上部と下部に移動装置を固
設し、上部の移動装置を結合ピンを介して短片側鋳型の
保持枠に連結するとともに、該結合ピン又は移動装置の
移動軸に上端部が長片側鋳型の保持枠に懸架されたＴ壁
連結金物を連結し、一方下部の移動装置を垂直方向の長
孔を介して短辺側鋳型の保持枠に連結してなる組立鋳型
の幅調整機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1978143338U JPS6041310Y2 (ja) | 1978-10-20 | 1978-10-20 | 組立鋳型の幅調整機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1978143338U JPS6041310Y2 (ja) | 1978-10-20 | 1978-10-20 | 組立鋳型の幅調整機構 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5560254U JPS5560254U (ja) | 1980-04-24 |
| JPS6041310Y2 true JPS6041310Y2 (ja) | 1985-12-16 |
Family
ID=29120923
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1978143338U Expired JPS6041310Y2 (ja) | 1978-10-20 | 1978-10-20 | 組立鋳型の幅調整機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6041310Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4724246U (ja) * | 1971-04-12 | 1972-11-18 |
-
1978
- 1978-10-20 JP JP1978143338U patent/JPS6041310Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5560254U (ja) | 1980-04-24 |
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