JPS5814031Y2 - 連続鋳造設備の鋳型位置決め装置 - Google Patents

連続鋳造設備の鋳型位置決め装置

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JPS5814031Y2
JPS5814031Y2 JP16315077U JP16315077U JPS5814031Y2 JP S5814031 Y2 JPS5814031 Y2 JP S5814031Y2 JP 16315077 U JP16315077 U JP 16315077U JP 16315077 U JP16315077 U JP 16315077U JP S5814031 Y2 JPS5814031 Y2 JP S5814031Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mold
positioning device
fixing
continuous casting
frame
Prior art date
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Expired
Application number
JP16315077U
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English (en)
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JPS5489317U (ja
Inventor
信夫 岩政
節 高野
哲男 谷口
Original Assignee
日本鋼管株式会社
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Publication date
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Publication of JPS5489317U publication Critical patent/JPS5489317U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、スラブ等の連続鋳造設備の鋳型の位置決め
装置に関するものである。
通常この種の鋳型は、振動フレームに支持固定されるが
、この鋳型の下部のガイドロール群等の設備に比べて、
その交換頻度が大きく、鋳片のスムーズな引抜き、その
表面性状確保の観点等から交換のたびにその鋳片パスラ
インを、直下のガイドロールの鋳片パスラインと合致さ
せるべく、振動フレームに対して所定位置に位置決めす
る(位置決めされたかどうかの確認(測定)はパスライ
ン測定治具を鋳型に挿入し、さらにその直下のガイドロ
ール間にまで降下挿入することによって行なう)必要が
ある。
したがって、従来は、第1図に連続鋳造設備の鋳型部分
の平面図で、第2図は同鋳型位置決め装置の平面図で、
第3図に第2図A−A断面図で、第4図に第2図B−B
断面図でそれぞれ示されるような対策が施されている。
すなわち、図示されるように、1は溶融金属が注入され
る鋳型仕切室(モールドキャビティ)であり、この鋳型
仕切室1は、それぞれ対向する1組の長壁部材2および
短壁部材3に囲まれて形成されている。
前記長壁部材2および短壁部材3は、支持フレーム4に
支持されており、前記1組の短壁部材3は、その背面部
分が前記支持フレーム4に設けられた、短壁部材用油圧
シリンダ5に連結されていることによってそれぞれ対向
する短壁部材3に対して進退可能となっている。
前記支持フレーム4は、その長さ方向両端部分にそれぞ
れ形成された1対の延出アーム6が振動フレーム7に載
置されることによってこれに支持されるようになってお
り、その前記振動フレーム7への載置にあたって直下の
鋳片パスラインに対する鋳型位置決めが行なわれるよう
になっている。
前記振動フレーム7の前記1対の延出アーム6支持部分
の間の部分には、位置決め用のゲージブロック8が取付
固定されているとともに、前記一方の延出アーム6の外
側部分には鋳型押付固定用油圧シリンダ9が取付けられ
ており、前記一方の延出アーム6の内側面の前記ゲージ
ブロック8と対向する位置にはストッパ10が設けられ
ていて、前記油圧シリンダ9のロッド9aが前記一方の
延出アーム6の外側面を押すことによって前記ストッパ
10が前記ゲージブロック8に押付けられて、前記支持
フレーム4(鋳型)が振動フレーム7に位置固定されて
支持されるようになっている。
前記ゲージブロック8は、前記振動フレーム7に固定さ
れた固定部材7aと、この固定部材7aに締付ポル)7
bを介して固定される調節部材7Cと、前記両部材7
a 、7 c間に挾まれる当板(シム)7dとを備えて
おり、前記調節部材7Cに前記ストッパ10が押付けら
れるようになっていて、前記当板7dの厚みを変えるこ
とによって前記振動フレーム7に対する支持フレーム4
の固定位置、換言すれば鋳型直下の鋳片パスラインに対
する鋳型の位置を変えて、前記鋳樺の前記パスラインに
対する所定位置への位置決めを行なうようになっている
しかしながら、そのような従来鋳型位置決め装置におい
ては、次のような問題がある。
すなわち、前記鋳型が所定位置に位置決めされているか
どうかは、鋳型を振動フレーム7に支持固定した後でな
ければ確認できず、しかも、前記ゲージブロック8の当
板7dの厚みが不適当であった場合には、これを取替な
ければならず、このためには、調節部材7Cを締可けて
いる締付ポル)7bがストッパ10に覆われているので
、いちいち、鋳型押付固定用油圧シリンダ9の押付けを
解除して鋳型を一旦吊上げた後、その締付ポル)7bを
緩めて所定厚みの当板7dと取替え、再びボルト締め、
鋳型吊下げ、および油圧シリンダ押付けを行なわなけれ
ばならず、位置決め作業には非常に多くの時間および゛
労力をかけなけれは゛ならない。
そこでこの考案は、以上のような問題を解消すべくなさ
れたもので、振動フレームに固定された、前記フレーム
に支持される鋳型の押付位置決めを行なうためのゲージ
ブロックを備えた連続鋳造設備の鋳型位置決め装置にお
いて、前記ゲージブロックを、前記振動フレームに固定
した固定部材と、前記固定部材に、前記鋳型押付方向に
対して移動可能に支持した。
前記鋳型位置決め用の調節部材と、前記調節部材を、そ
の一部をはさんだ状態で前記固定部材に固定するための
、抜差位置調節自在な1組のくさびとを備えた構造とし
たことに特徴を有する。
以下この考案を、実施例とともに図面を参照しながら説
明する。
第5図はこの考案を適用した、位置決め用のゲージブロ
ックの正面図、第6図は同側面図、第7図は同平面図で
ある。
図示されるように、11はゲージブロックであり、この
ゲージブロック11は、振動フレーム12に固定した固
定部材13と、前記固定部材13に、鋳型押付方向に対
して(そって)移動可能に支持した、前記鋳型位置決め
用の調節部材14と、前記調節部材14をはさんだ状態
でこれを前記固定部材13に固定するための抜差位置調
節自在な1組のくさび、すなわち、位置調節用くさび1
5および固定用くさび16とを備えた構造となっている
17は鋳型の支持フレームの長さ方向両端部分にそれぞ
れ形成された1対の延出アームであり、この1対の延出
アーム17は、その間に前記ゲージブロック11が位置
した状態で前記振動フレーム12に支持されるようにな
っている。
前記一方の延出アーム17の内側面の前記ゲージブロッ
ク11に対向する位置には、ストッパ18が設けられて
おり、また、その外側には前記振動フレーム12に取付
けられた鋳型押付固定用油圧シリンダが位置していて、
前記油圧シリンダのロッドが前記一方の延出アーム17
の汁側面を押すことによって、前記ストッパ18が前記
ゲージブロック11の調節部材14に押付けられて、前
記鋳型が前記振動フレーム12に位置固定されるように
なっている。
前記側くさび15.16は、その後端部分に調節用ボル
ト19の先端部分が抜は止めされて回転自在に嵌められ
ており、前記両ボルト19が前記固定部材13の−L部
部分に貫通状態でねじ込まれていることによって、それ
ぞれ前記ボルト19の回転量に対応して前記調節部材1
4に対する抜差位置が変わるようになっている。
すなわち、前記調節部材14の鋳型押付方向に対する位
置決めは、まず、これが固定状態から、固定用くさび1
6を上昇させて抜くことによって、前記調節部材14の
はさみつけ状態を解き、ついで前記位置調節用くさび1
5を昇降させてその抜差位置を変えることによって、前
記くさび15の勾配面部分と、これに対面接触する前記
調節部材14の勾配部分との接触位置を変えて、前記調
節部材14の鋳型押付方向位置を、前記くさび15の抜
差位置に対応したものとした後、再び前記くさび16を
下降させて、前記調節部材14を、両くさび15.16
のはさみっけを行なって前記固定部材13に固定するこ
とによって行なわれる。
したがって、前記調節部材14の位置決めは、前記調節
部材14と、ストッパ18との接触部分に何らの位置調
節用部材をも介在させていないので、前記鋳型を吊上げ
ることなく行なえる。
以上説明したように、この考案においては、鋳型を吊上
げる必要なく、単にくさびの抜差位置を調節することに
よって、簡単迅速に鋳型位置決めを行なうことができる
【図面の簡単な説明】 第1図は従来連続鋳造設備の鋳型部分の平面図、第2図
は同鋳型位置決め装置の平面図、第3図は第2図A−A
断面図、第4図は第2図B−B断面図、第5図はこの考
案を適用した位置決め用ゲージブロックの正面図、第6
図は同側面図、第7図は同平面図である。 1・・・・・・鋳型仕切室、2・・・・・・長壁部材、
3・・・・・・短壁部材、4・・・・・・支持フレーム
、5・・・・・・短壁部材用油圧シリンダ、6,17・
・・・・・延出アーム、7.12・・・・・・振動フレ
ーム、8,11・・・・・・ゲージブロック、9・・・
・・・鋳型押付固定用油圧シリンダ、10.18・・・
・・・ストッパ、13・・・・・・固定部材、14・・
・・・・調節部材、15・・・・・・位置調節用くさび
、16・・・・・・固定用くさひ゛、19・・・・・・
調節用ボルト。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 振動フレームに固定された、前記フレームに支持される
    鋳型の押付位置決めを行なうためのゲージブロックを備
    えた連続鋳造設備の鋳型位置決め装置において、 前記ゲージブロックを、 前記振動フレームに固定した固定部材と、前記固定部材
    に、前記鋳型押付方向に対して移動可能に支持した、前
    記鋳型位置決め用の調節部材と、 前記調節部材を、その一部をはさんだ状態で前記固定部
    材に固定するための、抜差位置調節自在な1組のくさび
    とを備えた構造としたことを特徴とする連続鋳造設備の
    鋳型位置決め装置。
JP16315077U 1977-12-07 1977-12-07 連続鋳造設備の鋳型位置決め装置 Expired JPS5814031Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16315077U JPS5814031Y2 (ja) 1977-12-07 1977-12-07 連続鋳造設備の鋳型位置決め装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16315077U JPS5814031Y2 (ja) 1977-12-07 1977-12-07 連続鋳造設備の鋳型位置決め装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5489317U JPS5489317U (ja) 1979-06-25
JPS5814031Y2 true JPS5814031Y2 (ja) 1983-03-18

Family

ID=29159528

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16315077U Expired JPS5814031Y2 (ja) 1977-12-07 1977-12-07 連続鋳造設備の鋳型位置決め装置

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JPS5489317U (ja) 1979-06-25

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