JPS6041079B2 - オルト又はメタアミノ安息香酸誘導体 - Google Patents

オルト又はメタアミノ安息香酸誘導体

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JPS6041079B2
JPS6041079B2 JP54162484A JP16248479A JPS6041079B2 JP S6041079 B2 JPS6041079 B2 JP S6041079B2 JP 54162484 A JP54162484 A JP 54162484A JP 16248479 A JP16248479 A JP 16248479A JP S6041079 B2 JPS6041079 B2 JP S6041079B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は下記一般式〔1〕で表わされる化学物質に関す
るものである。
〔式中R,は単糖乃至三糖の糠残基(ただし、単糖のう
ちアラビノース、キシロース、グルコ−ス、ガラクトー
ス及びマンノースを除く)、アミノ糖残基又はデオキシ
糖残基(ラムノースは除く)を示し、R.−NH−基は
オルト又はメタの位置にある。
ただしo−アミノ安息香酸−N−D−フラクトシド及び
oーアミノ安息香酸−N−N−ァセチル−Dーグルコサ
ミニドを除く。〕又、本発明は上記一般式〔1〕で表わ
されるアミメ安息香酸の塩及びェステルにも関するもの
である。
従来、制癌剤として合成化合物と抗生物質などが用いら
れてきたが、これらは殺類効果はすぐれていても正常細
胞にも作用するため毒性が強く、副作用を呈する欠点が
あった。
そこで最近では宿主の免疫能を高めることにより制癖効
果を発揮する種々の起源の多糠体が注目されるようにな
った。本発明者等はすでに担子菌由来多糖よりなる制癌
剤を開発し社会に提供して来たが、この制癌剤の構造並
びに活性の研究中にアミノ安息香酸一N−D−マンノシ
ド、アミノ安息香酸−N−L−アラビノシド、アミノ安
息香酸−N−D−グルコシド、ァミノ安息香酸−N−D
ーガラクドシド、アミ/安息香酸−N−Lーラムノシド
が有用な種々の生理活性を有することを見出した。しか
し、これらの物質は長時間にわたって薬効を維持する点
において必らずしも十分でない。
そこで更に研究を重ねた結果低毒性でかつ薬効の高い上
記一般式〔1〕で示される化合物が有効であることを見
出し、本発明を完成したものである。一般式〔1〕で示
される化合物(以下その塩及びェステルを含めて“本物
質”と略称する)は簡単な構造でありながら、極めて低
毒性であり且つ抗菌活性がないので腸内菌叢燈乱などの
必配がなく、長期投与が可能である。また変異原性や細
胞性及び体液性免疫にも影響を与えず、したがって健康
な人に対する催奇形性やアレルギー反応などの危険もな
く、極めて安全な薬剤である。加えて本物質はいずれも
血糖降下作用、血圧降下作用、血中脂質降下作用、抗腫
傷作用、解熱鎮痛作用並びに抗炎症作用を有しており、
抗血尿病剤、血圧降下剤、抗動脈硬化症剤、制癌剤、解
熱鎮痛剤、抗炎症剤として有用である。本物質の塩とし
てはアルカリ金属、アルカリ土類金属又はアルミニウム
塩等があり、通常Na,K,Mg,Ca塩などが好まし
く、特にNa塩が好ましい。
本物質のェステル特にアルキルェステルとしてはメチル
、エチル、プロピル、ブチルエステル等が好ましい。上
記一般式(1)中R,はアラビノース、キシロース、グ
ルコース、ガラクトース、マンノースおよびラムノース
を除く単糖乃至三糖の糖残基、アミノ糖残基又はデオキ
シ嬢基を表わすが、これらの糖はD又はL体もしくはQ
ーアノマー又は3ーア/マーの形またはアノマ−の混合
物の形であることが出来る。
したがって本物質もQ又は8しくはこれらの混合アマノ
−であることが出来る。本物質は下記のごとき方法によ
って製造し得る。糖又はアミノ安息香酸もしくはそのェ
ステル1〜10夕を溶媒(例えば水、アルコール(例え
ばメタノール、エタノール)、アセトン、クロロホルム
、ジオキサン、DMSO)2一20物‘中、触媒の存在
又は非存在下に20℃〜200qo、好ましくは500
0〜150q○で時間は10分〜4細時間、好ましくは
3粉ン〜2岬時間反応させる。ここで触媒は酢酸又はそ
の塩、塩酸、塩化アンモン等が好ましく、上記量に対し
0.1〜5夕加える。二糖類あるいは三糖類を用いての
縮合反応の場合は塩化アンモンは必らずしも適当でなく
有効な触媒を検討した結果特に酢酸が有効であることを
見いだした。この場合アミノ安息香酸(塩、低級アルキ
ルェステルを含む)2〜6夕、触媒2〜200の‘に対
し酢酸1〜2の上の割合で使用する場合が最も好ましい
結果を示した。
酢酸の使用量がこの範囲以下では収率が低下しこれ以上
では生成物の増加がみられなかった。反応後冷却し、そ
のままか、あるいは濃縮して反応生成物の結晶を析出さ
せ、臆測後、水、メタノール、アセトン、エーテル等で
洗浄する。さらに再結晶化を行ない本物質を得る。本物
質のカルボキシル基の水素を塩基で置換するには周知の
方法に準拠した。すなわち、本物質をアルコール水系溶
媒に溶解し無機塩を加えて置換した。以上の製法により
得られた本物質例についての物理的特性を下記表1に示
す。
また赤外線吸収スペクトルを第1〜41図に示す。なお
、表1における分析方法は次の通りである。{1} 融
点 柳本徴量融点測定装置を用いて測定した。
‘2)元素分析 柳本CHNコーダ‐MT2型五こより
* 測定した。
‘3} UV 日立EPS−3r型自記分光光度計に
より、測定した。
【41 1 R 日本分光DS−7010型によりK
Br法で測定した。
尚、図面番号は表1の試料No.と一致する。
表1本物質の物理的特性 次に本物質の毒物学的特性を示す。
1 急性毒性 ICR−JCL系マウスを用いて強制経口投与による急
性毒性を調べた。
本物質は蒸溜水に溶解又はケンダクし、これを胃ゾンデ
を用いて所定の量に調整して与えた。投与後中毒症状の
観察を続け、7日目までの経時的死亡率からLD5。値
を求めた。生存例、死亡例とも解剖して所見を得た。L
D則値はリッチフイールド・ウイルコクソン(Litc
hfield−Wilcoxon)図計算法により求め
た。結果は表2に示す。いずれもLD5。値は大きく、
低毒性物質であり極めて安全性の高い薬剤であるといえ
る。表 2 本物質の急、性毒性 2 抗菌活性 本物質を蒸溜水に溶解又は懸濁して2倍稀釈系列を作成
し、この稀釈液を9倍量の加温溶解した寒天培地に混和
し、ベトリ皿に注いで平板とした。
培地にはハートィンヒュージョン寒天(細菌)及びサブ
ロ寒天(真菌)を用い、前培養した試験菌を塗抹接種後
細菌は37020〜24hr真菌は25ご03〜7日間
それぞれ培養して生育の有無を調べた。
被検菌としては次の各菌種を使用した。
緑腸膿(Pseudomo肌s aeruglnosa
lAM1514)大腸菌 Escherichiac
oliIFO12734)黄色ブドウ球菌(Staph
ylococc肌 a川eus20鯉)枯草菌(母ci
lluss伽tilislAM I069)パン酵母(
Saccharomyces cerevjsiae
lAM4207)カンジダ酵母(Candida al
bicans ATCC752)白鷹菌(Tricho
phytonmentagopれes IF06124
)黒かび(兆pergllusnl袋rlAM3001
)その結果、本物質はいずれの菌に対しても1の9/の
‘の濃度で生育阻止を示さなかった。
3 変異原性 まずRec−assayによる検討を行なった。
すなわち、細換修復欠損株(Bacm瓜s肋tilis
M45)と組換修復保持株(B.s血tilis 日1
7)の2株をB−ロ寒天塔地(肉エキス10夕、ポリベ
プトン10夕、NaC15夕、寒天15夕、蒸溜水10
00M、pH7.0)上に出発点が互いに接触しないよ
うに画線した。本物質を滅菌水に溶解又は懸濁し、その
0.05の上を直径8柳の円形源紙に吸収させた後、直
ちに画線の開始点をおおうように静覆し、37午01晩
培養して生育阻止域の長さを測定した。陰性対照として
カナマイシン「陽一性対照としてマィトマィシンCを用
いた。Rec−assayの結果を表3に示す。本物質
はいずれも高濃度で作用させても変異原性を示さず、安
全性の高い薬剤であることが知られた。表3 Rec−
Assay4 遅延型皮内反応 本物質の細胞性免疫への影響を知るためにICR−JC
Lマウスを用いてヒソジ赤血球を抗原とする足藤反応(
Footpadreaction)を行なつた。
ヒツジ赤血球を生理食塩水に10%量懸濁せしめ、この
液0.2叫を尾静脈より注入して1次感作を行ない、さ
らに7日後にヒツジ赤血球の40%量懸濁液0.05の
‘を足藤に注射して2次感作を行ない翌日足藤厚の測定
を行なった。
本物質は1次感作の日を中心に250雌/k9を腹腔内
へ連日5回投与した。その結果、本物質投与群の足藤厚
の増加は対照(非投与)群と比較して何ら有意差は認め
なかつた。
5 抗体産生能 本物質の体液性免疫への影響を知るために、ICR−J
CLマウスに対し、ヒンジ赤血球10%量懸濁液0.2
の‘を尾静脈より注入して感作し、感作後7日目に採血
して赤血球擬集反応により抗体産生能を測定した。
なお本物質は感作日を中心にして250の‘/k9を連
日5回腹腔内に投与した。結果は、本物質投与群と対照
群の凝集価に何ら有意差はみられなかった。
次に本物質の薬理学的特性を述べる。
1 皿糖降下作用 ストレプトゾトシン60雌/k9をIG適齢のウイスタ
ー(Wistar)系ラットの腹腔内に投与して1週間
後に尿糖陽・性を確認し、さらにレギュラーインシュリ
ン投与により尿糖、血糖の低下をみるものの、数日後に
再び高尿糖、高血糖を確認した動物のみを糖尿病モデル
動物として用いた。
各群10匹を用いた。本物質を蒸溜水に溶解又は懸濁し
、300の9/k9となるよう経口投与した。投与後靴
r及び節r目に血液を採取し、グルコースの測定RaB
Aキット(中外製酵素法)を用いて行なった。平均値の
結果を表4に示す。
投与前血糖値に対する投与後皿糖値の差、すなわち本物
質投与により実際に低下した血糖値(△値)はいずれの
化合物でも対照より大きく血糖降下作用が認められた。
ただし投与前の血糖総平均値は521雌/dlであった
表4 本物質の皿糖降下作用 2 血圧降下作用 ヒトの本態性高血圧に最も近似し、高血圧モデル動物と
してすぐれている自然発症高血圧ラット(SHR)に対
して、蒸溜水に溶解又は懸濁した本物質300雌/kg
となるよう経口投与した。
投与後紬r及び節r目に血圧測定器(ウェダ製作所製、
USM−10球型)を用いて血圧として尾動脈圧を非観
血的に測定し、投与前後の血圧差をもって本物質の降圧
効果とした。なおラットは20〜25図齢で投与前の最
高血圧の総平均値が207側Hgで、一群5匹を用いた
。結果は表5に示す。
本物質はいずれも明らかに降圧効果を示し、血圧降下剤
として有用である。表5本 の 3 抗腫傷作用 Sarcoma−18庇曲胞1×1ぴ個を5週齢のIC
R−JCり唯マウス(日本クレアより購入)の液下部皮
下に移植、移植2独r後より隔日で10回、滅菌生理食
塩水に溶解又は懸濁させた本物質を10の9/kg又は
500の9/k9経口投与した。
移植後25日割こ瞳傷結節を摘出し、次式により増殖抑
制率(1.R.%)を算出した。なお1群10匹を用い
た。(1−T/C)xloo=1.R.(%)T:投与
群平均種湯重量 C:対照群平偽腫湯重量 結果は表6に示す。
試験に供した化合物はいずれも抗腫湯活性を示し、制癌
剤として有用であることが知られる。表6 本物酒のS
arcoma−18M対する抗欄賜作用投与P・0・4
血中脂質降下作用 日本白色種雄性ウサギ(体重約2.5k9のもの)にコ
レステロール1%含有固型飼料(CR−1)を経口自由
摂取させ、約3ケ月後血清脂質成分の上昇を確認してこ
れを実験的動脈硬化モデル動物として使用した。
このウサの血清コレステロール、8一LPの総平均値は
それぞれ560の9/dl、1230の9/dlであっ
た。これら高脂血症を示すウサギは同時に粥状動脈硬化
を発症し、動脈硬化モデル動物として従来より抗動脈硬
化症剤の効力検定に汎用されている。これらの動脈硬化
モデル動物に、本物質を蒸溜水に溶解又は懸濁し、30
0雌/k9を経口投与した。
投与後経時的に耳静脈より採血して血清脂質分析を実施
し、血液中の総コレステロールの変化を酵素法により、
又B−リポタンパクは比濁法により測定した。結果を表
7に示す。上述した本物質の毒物学的特性および薬理学
的特性からみて、本物質は抗動脈硬化症剤として実用に
供せられることが理解される。表7 本物質の血中脂質
降下作用 5 抗炎症作用 ‘1} カラゲニン浮腫抑制作用 VanAmanet.al.(1963)の方法に従い
、1群10匹の6週齢の呑竜系雌ラツト(東京実験動物
(株)より購入)に本物質を蒸溜水に溶解又は懸濁し1
000の2/k9を強制経口投与し、投与1時間後に右
後肢足糠に1%Cana袋enin生食懸濁液を0.1
私注射し、蓬時的に足容積を測定し次式により抑制率を
求めた。
(1一T/C)×100=1.R.(%)T:投与群平
均足糠容積 C:対照群 〃 ■ 肉芽瞳抑制作用 Winにret.al.(1963)の方法に従い、1
群6匹の6週齢の春竜系雌ラット(東京実験動物(株)
より購入)の背部皮下に正中線を左右対称とし、30±
1の9のCotton、woolpenetを2個楢込
み、本物費を7日間連続経口投与し、8日目に肉芽を摘
出し、乾燥重量を測定し上記mと同様に抑制率を求めた
‘31 抗疹出作用 Bariset.al.(1965)らの方法に従い、
1群9匹の6週齢の呑竜系雌ラット(東京実験動物(株
)より購入)背部皮下に空気を注入ポーチを作成し、ポ
ーチ中に1%Crotonoil(ママ油中)0.5の
‘を注入、本物費を5日間連続経口投与し、6日目にポ
ーチ内の後世液量を測定し上記‘1)と同様に抑制率を
求めた。
結果を表8に示す。以上の結果より本物質は抗炎症作用
があることがわかる。
表8 本物質の抗炎症作用 投与量 1000雌/k9p.o.(対照群=0)6
解熱、鎮痛作用01 鎮痛作用 機械的刺激法(圧刺激法) 高木、亀山らの圧刺激装置(夏目製作所 製)を用いた。
被験動物は6週齢のICR系マウス(子、日本クレア(
株)より購入)を用い、マウスの尾根部に圧を加え、疾
通関値が50〜80脚Hgを示すものを選び1群10匹
とした。試料経口投与後、経時的に測定を行い、被険動
物が仮性逃避反応を示した時点までの圧を所要時間(秒
)より鎮痛効果を判定した。
化学的刺激法ICR系マウス、5〜6週冷(子、日本ク
レア■より購入)マウスを1群10匹とし、Koste
ret.al.(1959)の方法に準拠して試料を経
ロ投与後3皿in後に0.6%酢酸溶液を0.1の【/
10タマウス体重当り腹腔内注射し、さらに1仇hin
後より1仇hin間マウスにおきるWri比ing数を
計数し、次式により対照群に対する抑制率(%)を求め
た。
(1一T/C)×100=1.R.(%)T:投与群の
平均Wri仇ing数 C:対照群 〃 結果は表9に示す。
表9 本物質の鎮痛作用 投与量 1000の9/k9p.o.(対照群=0)‘
2’解熱作用Winにret.ai.(1961)の方
法に準じ、1群6匹の6週齢の呑竜ラット(2、東京実
験動物■より購入)に20%ビール酵母懸濁液を皮下投
与し、1斑時間絶食後、試料を経口投与し直腸温を測定
し、試料の作用最大時における対照発熱ラツト体温に対
する発熱抑制率を次式より求めた。
き二毒×・oo=1‐R‐(%) T:投与群の平均体温 C,:対照発熱ラットの平均体温(39.20〇)C2
:対照無処理ラットの平均体温(37.6℃)結果は表
10に示す。
以上の結果から本物質は解熱鎮痛剤として有用であるこ
とがわかる。
表10 本物質の解熱作用 投与量 1000の9/k9 p.o. 本物質は急性毒性も少なく又他の副作用も少ないので動
物更に人用の医薬として有用である。
医薬としては抗糖尿病剤、血圧降下剤、抗動脈硬化症剤
、抗腫場剤、解熱鎮痛剤そして抗炎症剤として人用に用
いられる。次に本物質の製剤化について述べる。
本物質は抗糖尿病剤、血圧降下剤、抗腫傷剤動脈硬化治
療剤、抗炎症剤、解熱鎮痛剤として使用する場合、疾患
の種類及び症状に応じて薬効を得るのに都合のよい形状
で使用でき、そして単独または製薬上許容し得る希釈剤
及び他の薬剤との混合物として使用できる。
本物質は投薬単位形で提供することができる。
有効薬量の有効成分が含有され、その形態としては経口
用として散剤、額粒剤、錠剤、糠依錠剤、カプセル剤、
シロップ剤、丸剤、懸濁剤、液剤、乳剤、などである。
非経口用として注射液としてのアンプル、ビン形態など
をとり得る。又座剤もとり得る。希釈剤として固体、液
体、半固体でもよく、例えば次のものがあげられる。す
なわち、賦形剤、増量剤、結合剤、湿潤化坐、崩鱗剤、
表面活性剤、滑沢剤、分散剤、緩衝剤、香料、保存料、
溶解補助剤、溶剤等などである。具体的な例としてあげ
ると乳糖、しよ糖、ソルビット、マンニット、でん粉、
沈降性炭酸カルシウム、重質酸化マグネシウム、タルク
、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸マグネシウム
、セルロース又はその誘導体、アミロベクチン、ポリビ
ニルアルコール、ゼラチン、界面活性剤、水、生理食塩
水、エタノール、グリセリン、プロピレタングリコール
、カカオ脂、ラウリン脂、ワセリン、パラフィン、高級
アルコール等である。
本発明の生理活性剤は既知のいかなる方法でも製造し得
る。本発明において用いられる組成物中の活性成分は一
般に0.01%から10肌t.%、好ましひく0.05
%から80Wt.%含まれる。本発明の生理活性剤は人
間及び動物に経口的または非経口的に投与されるが経口
投与が好ましい。経口的投与は舌下投与を包含する。非
経口的投与は注射投与(例えば皮下、筋肉、静脈注射、
タ点滴)、直腸投与などを含む。本発明の生理活性剤の
投与量は動物か人間により、また年令、個人差、病状な
どに影響されるので場合によっては下記範囲外量を投与
する場合も生ずるが、一般に人間を対象とする場合、本
物質0の径〇的投与量は体重lk9、1日当り0.1〜
500池、好ましくは1〜260の9、非経口的投与量
は同じく、0.01〜200の9、好ましくは0.1〜
100の9を1回〜4回に分けて投与する。
以下、本発明物質の製剤化例並びに製造例を示夕し本発
明をより詳細に説明する。
下記例中の部は重量を示す。製剤化例 1本物質(o−
アミノ安息香酸ブチル エステル−N一Dーリボシ 0 ツド) 10(部)車質
酸化マグネシウム 15乳 糖
75 を均一に混合して雰末または細粒状として350ム以下
の散剤とする。
またこの散剤をカプセル容器に入れてカプセル剤とした
。製剤化例 2 本物質(oーアミノ安息香酸エチル エステル−Nーセロビオシ ド) 45(部) 澱粉 15 乳 糖 16 結晶セルロース 21 ポリビニルルコール 3 水 30 を均一に混合混和後、破砕造粒し乾燥し、ついで節別し
て1410仏〜177ムの大きさの額粒剤とする。
製剤化例 3 例2におけるo−アミノ安息香酸エチル−N−セロピオ
シドのかわりにmーアミ/安息香酸エチルェステル−N
−L−フコシツドを用いて同様の方法で額粒剤を作り、
この顎粒剤96部にステアリン酸カルシウム4部を加て
圧縮成形した直径1仇奴の錠剤とする。
製剤化例 4 例2の方法で得られた顎粒の9従部‘こ結晶セルロール
1礎部、ステアリン酸カルシウム3部を加えて圧縮成形
して直径8側の錠剤とし、これにシロップゼラチン、沈
降性炭酸カルシウム混合懸濁液を加えて糠衣錠とする。
製剤化例 5本物質(o−ァミノ安息香酸ナトリ ウム一N−N−アセチル− D−グルコサミニド) 0.6(部)非イオン系界
面活性剤 2.4生理食塩水
97 を加燭混合後アンプルに入れ滅菌した注射剤とする。
・製剤化例 6 例5におけるo−アミ/安息香酸ナトリウム−N−N−
アセチルーDーグルコサミニドのかわりにoーァミノ安
息香酸−N−マルトシドを用いて同様の方法で注射剤と
する。
製造例 1 o−アミノ安息香酸−N−D−リボシッドNa塩の製造
法o−アミノ安息香酸2.7夕、D−リボース3.0夕
、塩化アンモニウム0.3夕を30の‘94%エチルア
ルコール中に加え還流下、加熱縮合する。
反応液を冷蔵庫に放置すると、結晶の析出をみる。反応
液をロ過し、結晶をエーテルで洗い、メチルアルコール
から数回再結を繰り返すと、無色針状の結晶が得られる
。収率5.5%であった。
このようにして得られた、oーアミノ安息香酸−N−D
−リボシツドを計算量のNaOHを含む1%水溶液に徐
々に溶解し、不溶物をロ過し、ロ液を減圧濃縮し、大過
剰のアセトンを加え、脱水後、乾燥すると無色の結晶が
得られる。
収率100%、全収率5.5%であった。
製造例 2 o−アミノ安息香酸−N−2−デオキシ−D−リポシツ
ドーNa塩の製造法o−アミノ安息香酸2.7夕、2−
デオキシ−D−リボース2.5夕、塩化アンモニウム0
.25夕を30の‘94%エチルアルコール中に加え還
流下、加熱縮合する。
反応液を冷蔵庫に放置すると、結晶の析出をみる。反応
液をロ過し、結晶をエーテルで洗い、50%メチルアル
コールから数回再結を繰り返すと、無色針状の結晶が得
られる。収率4.0%であった。
このようにして得られた、o−アミノ安息香酸−N−2
−デオキシ−D−リボシッドを計算量のNaOHを含む
1%水溶液に徐々に溶解し、不落物をロ適し、ロ液を減
圧濃縮し、大過剰のアセトンを加え、脱水後、乾燥する
と無色の結晶が得られる。
収率100%、全収率4.0%であった。
製造例 3 o−アミノ安息香酸−N−DーフラクトシッドーNa塩
の製造法o−アミノ安息香酸2.7夕、D−フラクトー
ス3.6夕、塩化アンモニウム0.3夕を30の上94
%エチルアルコール中に加え還流下、加熱縮合する。
反応液を冷蔵庫に放置すると、結晶の析出をみる。反応
液をロ過し、結晶をエーテルで洗い、50%メチルアル
コールから数回再結を繰り返すと、無色針状の結晶が得
られる。収率4.5%であった。
このようにして得られた、oーアミノ安息香酸−N−D
−フラクトシッドを計算量のNaOHを含む1%水溶液
に徐々に溶解し、不溶物をロ過し、ロ液を減圧濃縮し、
大過剰のアセトンを加え、脱水後、乾燥すると無色の結
晶が得られる。
収率100%、全収率4.5%であった。
製造例 4 oーァミノ安息香酸−N−L−ソルボシッド−Na塩の
製造法o−アミノ安息香酸2.7夕、L−ソルボース3
.6夕、塩化アンモニウム0.3夕を30の【94%エ
チルアルコール中に加え還流下、加熱縮合する。
反応液を冷蔵庫に放置すると、結晶の析出をみる。反応
液をロ過し、結晶をエーテルで洗い、メチルアルコール
から数回再結を繰り返すと、寒色針状の結晶が得られる
。収率3.7%であった。
このようにして得られた、o−アミノ安息香酸−N−L
−ソルボシッドを計算量のNaOHを含む1%水溶液に
徐々に熔解し、不溶物をロ過し、ロ液を減圧濃縮し、大
過剰のアセトンを加え、脱水後、乾燥すると無色の結晶
が得られる。
収率100%、全収率3.7%であった。
製造例 5 oーァミノ安息香酸−N−L−フコシッドーNa塩の製
造法o−アミノ安息香酸1.2夕、L−フコース1.4
夕、塩化アンモニウム0.2夕を15の‘94%エチル
アルコール中に加え還流下、加熱縮合する。
反応液を冷蔵庫に放置すると、結晶の析出をみる。反応
液をロ遇し、結晶をエーテルで洗い、50%メチルアル
コールから数回再結を繰り返すと、無色針状の結晶が得
られる。収率40.2%であった。
このようにして得られた、o−アミノ安息香酸−N−L
−フコシドを計算量のNaOHを含む1%水溶液に徐々
に溶解し、不溶物をロ過し、ロ液を減圧濃縮し、大過剰
のアセトンを加え、脱水後、乾燥すると無色の結晶が得
られる。
収率100%、全収率40.2%であった。
製造例 6o−アミノ安息香酸−N−D−グルクロノラ
クトニド−Na塩の製造法o−アミノ安息香酸2.5夕
、Dーグルクロノラクトン3.2夕、塩化アンモニウム
0.3夕を25泌94%エチルアルコール中に加え還流
下、加熱縮合する。
反応液を冷蔵庫に放置すると、結晶の析出をみる。反応
液をロ過し、結晶をエーテルで洗い、メチルアルコール
から数回再結を繰り返すと、無色針状の結晶が得られる
。収率25.2%であった。
このようにして得られた、o−アミノ安息香酸−N−D
−グルクロノラクトニドを計算量のNaOHを含む1%
水溶液に徐々に溶解し、不溶物をロ遇し、ロ液を減圧濃
縮し、大過剰のアセトンを加え、脱水後、乾燥すると無
色の結晶が得られる。
収率100%、全収率25.5%であった。
製造例 7oーアミノ安息香酸−N−メチル−D−グル
クロノラクトニド−Na塩の製造法oーアミ/安息香酸
2.0夕、メチル−D−グルクロン酸3.0夕、塩化ア
ンモニウム0.4夕を10泌94%エチルアルコール中
に加え還流下、加熱縮合する。
反応液を冷蔵庫に放置すると、結晶の析出をみる。反応
液をロ遇し、結晶をエーテルで洗い、50%メチルアル
コールから数回再結を繰り返すと、無色針状の結晶が得
られる。収率12.0%であった。
このようにして得られた、o−アミノ安息香酸−Nーメ
チル−D−グルクロニドを計算量のNaOHを含む1%
水溶液に徐々に溶解し、不溶物をロ過し、ロ液を減圧濃
縮し、大過剰のアセトンを加え、脱水後、乾燥すると無
色の結晶が得られる。
収率100%、全収率12.0%であった。
製造例 8oーアミノ安息香酸−N−NーアセチルーD
−グルコサミニド−Na塩の製造法oーアミノ安息香酸
1.9夕、N−アセチル−Dーグルコサミン3.0夕、
塩化アンモニウム0.05夕を150仇‘エチルアルコ
ール中に加え還流下、加熱縮合する。
反応液を冷蔵庫に放置すると、結晶の析出をみる。反応
液をロ過し、結晶をエーテルで洗い、50%メチルアル
コールから数回再結を繰り返すと、無色針状の結晶が得
られる。収率9.1%であった。
このようにして得られた、oーアミノ安息香酸−N−N
ーアセチル−Dーグルコサミェドを計算量のNaOHを
含む1%水溶液に徐々に溶解し、不溶物をロ過し、ロ液
を減圧濃縮し、大過剰のアセトンを加え、脱水後、乾燥
すると無色の結晶が得られる。
収率100%、全収率9.1%であった。
製造例 9 oーアミノ安息香酸−N−マルトシツド−Na塩の製造
法oーアミノ安息香酸1.4夕、マルトース3.6タ氷
酢酸1.4叫、水2叫、EtOH5叫とを加え還流下、
加熱縮合する。
反応液を冷蔵庫に放置すると、結晶の析出をみる。反応
液をロ過し、結晶をエーテルで洗い、50%メチルアル
コールから数回再結を繰り返すと、無色針状の結晶が得
られる。収率15.2%であった。
このようにして得られた、o−アミノ安息香酸−N−マ
ルトシッドを計算量のNaOHを含む1%水溶液に徐々
に溶解し、不溶物をロ過し、ロ液を減圧濃縮し、大過剰
のアセトンを加え、脱水後、乾燥すると無色の結晶が得
られる。
収率100%、全収率15.2%であった。
製造例 10o−アミノ安息香酸−N−セロビオシッド
ーNa塩の製造法oーアミノ安息香酸1.4夕、セロビ
オ−ス3.4夕、氷酢酸1.4地、水13の上を5の‘
のエチルアルコールとを加え、還流下、加熱縮合する。
反応液を冷蔵庫に放置すると、結晶の析出をみる。反応
液をロ過し、結晶をエーテルで洗い、50%メチルアル
コールから数回再結を繰り返すと、無色針状の結晶が得
られる。収率13.0%であった。
このようにして得られた、o−アミノ安息香酸−N−セ
ロビオシツドを計算量のNaOHを含む1%水溶液に徐
々に熔解し、不落物をロ過し、ロ液を減圧濃縮し、大過
剰のアセトンを加え、脱水後、乾燥すると無色の結晶が
得られる。
収率100%、全収率13.0%であった。
製造例 11oーアミノ安息香酸−Nーサッカロシッド
ーNa塩の製造法o−アミノ安息香酸1.4夕、サッカ
ロース3.6夕、水5M、酢酸1.4のとを5Mのエチ
ルアルコール中に加え還流下、加熱縮合する。
反応液を冷蔵庫に放置すると、結晶の析出をみる。反応
液をロ過し、結晶をエーテルで洗い、50%メチルアル
コールから数回再結を繰り返すと、難色針状の結晶が得
られる。収率1.2%であった。
このようにして得られた、o−アミノ安息香酸−N−サ
ッカロシッドを計算量のNaOHを含む1%水溶液に徐
々に溶解し、不溶物をロ過し、ロ液を減圧濃縮し、大過
剰のアセトンを加え、脱水後、乾燥すると無色の結晶が
得られる。
収率loo%、全収率1.2%であった。
製造例 12 oーアミノ安息香酸−N−ラクトシッド−Na塩の製造
法oーアミノ安息香酸1.4夕、ラクトース3.6夕、
水10地、氷酢酸1.4の‘を4.2の【エチルアルコ
ール中に加え還流下、加熱縮合する。
反応液を冷蔵庫に放置すると、結晶の析出をみる。反応
液をロ過し、結晶をエーテルで洗い、エチルアルコール
から数回再綾を繰り返すと、無色針状の結晶が得られる
。収率15.2%であった。
このようにして得られた、oーアミノ安息香酸−N−ラ
クトシッドを計算量のNaOHを含む1%水溶液に徐々
に溶解し、不溶物をロ遇し、ロ液を減圧濃縮し、大過剰
のアセトンを加え、脱水後、乾燥すると無色の結晶が得
られる。
収率100%、全収率15.2%であった。
製造例 13o−アミノ安息香酸−Nーマルトトリオシ
ツド−Na海の製造法oーアミノ安息香酸1.4夕、マ
ルトトリオースド5.0夕、水2.8汎【、酢酸1.4
の‘を8.5凧【エチルアルコール中に加え還流下、加
熱縮合する。
反応液を冷蔵庫に放置すると、結晶の析出をみる。反応
液をロ過し、結晶をエーテルで洗い、エチルアルコール
から数回再結を繰り返すと、無色針状の結晶が得られる
。収率9.6%であった。
このようにして得られた、o−アミノ安息香酸−N−マ
ルトトリオシッドを計算量のNaOHを含む1%水溶液
に徐々に溶解し、不落物をロ過し、o液を減圧濃縮し、
大過剰のアセトンを加え、脱水後、乾燥すると無色の結
晶が得られる。
収率100%、全収率9.6%であった。
製造例 14 o−アミノ安息香酸メチルェステル−N−D−リボシツ
ドの製造法oーアミノ安息香酸メチルェステル3.0夕
、Dーリボース3.0夕、塩化アンモニウム0.3夕を
30の‘94%エチルアルコール中に加え還流下、加熱
縮合する。
反応液を冷蔵庫に放置すると、結晶の析出をみる。反応
液をロ過し、結晶をエーテルで洗い、エチルアルコール
から数回再結を繰り返すと、無色針状の結晶が得られる
。収率45.9%であった。
Z製造例 15oーアミノ安息
香酸メチルェステルーN一L−フコシドの製造法o−ア
ミノ安息香酸メチラェステル1.2夕、Lーフコース1
.3夕、塩化アンモニウム0.2夕を15の【Z94%
エチルアルコール中に加え還流下、加熱縮合する。
反応液を冷蔵庫に放置すると、結晶の析出をみる。反応
液をロ過し、結晶をエーテルで洗い、50%メチルアル
コールから数回再綾を繰り返すと、無色針状の結晶が得
られる。収率21.3%であった。
製造例 16 oーァミノ安息香酸メチルヱステルーN−N−アセチル
ーD−グルコサミニドの製造法oーアミノ安息香酸メチ
ラェステル2.0夕、N−アセチル−D−グルコサミン
3.0夕、塩化アンモニウム0.5夕を150叫エチル
アルコール中に加え還流下、加熱縮合する。
反応液を冷蔵庫に放置すると、結晶の析出をみる。反応
液をロ遇し、結晶をエーテルで洗い、50%エチルアル
コールから数回再結を繰り返すと、無色針状の結晶が得
られる。収率2.1%であった。
製造例 17 oーアミノ安息香酸メチルェステルーNーマルトシッド
の製造法o−アミノ安息香酸メチラェステル1.5夕、
マルトース3.6夕、水2の‘、氷酢酸1.5肌を5の
‘エチルアルコール中に加え還流下、加熱縮合する。
反応液を冷蔵庫に放置すると、結晶の析出をみる。反応
液をロ過し、結晶をエーテルで洗い、94%エチルアル
コールから数回再結を繰り返すと、無色針状の結晶が得
られる。収率18.9%であった。
製造例 18 o−アミノ安息香酸メチルェステル−Nーセロビオシッ
ド製造法o−アミノ安息香酸メチルヱステル1.5夕、
セロビオース3.4夕、水13泌、酢酸1.4柵を5凧
【エチルアルコール中に加え還流下、加熱縮合する。
反応液を冷蔵庫に放置すると、結晶の析出をみる。反応
液をロ過し、結晶をエーテルで洗い、エチルアルコール
から数回再結を繰り返すと、無色針状の結晶が得られる
。収率6.3%であった。
製造例 19 oーアミノ安息香酸メチルェステルーN−ラクトシッド
の製造法o−アミノ安息香酸メチルェステル1.5夕、
ラクトース3.6夕、水10の‘、酢酸1.4机を4.
2の【エチルアルコール中に加え還流下、加熱縮合する
反応液を冷蔵庫に放置すると、結晶の析出をみる。反応
液をロ過し、結晶をエーテルで洗い、50%メチルアル
コールから数回再結を繰り返すと、無色針状の結晶が得
られる。収率10.5%であった。
製造例 20 o−アミノ安息香酸メチルェステル−Nーマルトトリオ
シッドの製造法o−アミノ安息香酸メチルェステル1.
5夕、マルトトリオース5.0夕、水2.8の‘、酢酸
1.4の‘を4.2のとエチルアルコール中に加え還流
下、加熱縮合する。
反応液を冷蔵庫に放置すると、結晶の析出をみる。反応
液をロ過し、結晶をエーテルで洗い、50%メチルアル
コールから数回再結を繰り返すと、無色針状の結晶が得
られる。収率4.7%であった。
製造例 21 oーアミノ安息香酸エチルヱステル−N−○−リボシッ
ドの製造法oーアミノ安息香酸エチルェステル2.8夕
、Dーリボース2.5夕、塩化アンモニウム0.25夕
を94%エチルアルコール中に加え還流下、加熱縮合す
る。
反応液を冷蔵庫に放置すると、結晶の析出をみる。反応
液をロ遇し、結晶をエーテルで洗い、50%メチルアル
コールから数回再結を繰り返すと、無色針状の結晶が得
られる。収率28.2%であった。
製造例 22 o−アミノ安息香酸エチルェステル−N−L−フコシツ
ドの製造法o−アミノ安息香酸エチルェステル1.3夕
、L−フコース1.3夕、塩化アンモニウム0.2夕を
15の‘94%エチルアルコール中に加え還流下、加熱
縮合する。
反応液を冷蔵庫に放置すると、結晶の析出をみる。反応
液をロ遇し、結晶をエーテルで洗い、50%メチルアル
コールから数回再結を繰り返すと、無色針状の結晶が得
られる。収率28.5%であった。
製造例 23 o−アミノ安息香酸エチルェステル−N−セロビオシッ
ドの製造法oーアミノ安息香酸エチルェステル1.7夕
、セロビオース3.4夕、水13のと、氷酢酸1.4の
‘を11の‘エチルアルコール中に加え還流下、加熱縮
合する。
反応液を冷蔵庫に放置すると、結晶の析出をみる。反応
液をロ過し、結晶をエーテルで洗い、50%メチルアル
コールから数回再結を繰り返すと、無色針状の結晶が得
られる。収率12.3%であった。
製造例 24 o−アミノ安息香酸プロピルヱステルーN−D−リボシ
ッドの製造法o−アミノ安息香酸プロピルェステル3.
0夕、D−リボース3.0夕、塩化アンモニウム0.3
夕を300叫94%エチルアルコール中に加え還流下、
加熱縮合する。
反応液を冷蔵庫に放置すると、結晶の析出をみる。反応
液をロ遇し、結晶をエーテルで洗い、90%エチルアル
コールから数回再結を繰り返すと、無色針状の結晶が得
られる。収率6.5%であった。
製造例 25 o−ァミノ安息香酸プロピルェステル−N−Lーフコシ
ッドの製造法o−アミノ安息香酸プロピルェステル3.
0夕、L−フコース3.02、塩化アンモニウム0.2
夕を20の上94%エチルアルコール中に加え還流下、
加熱縮合する。
反応液を冷蔵庫に放置すると、結晶の析出をみる。反応
液をロ過し、結晶をエーテルで洗い、94%エチルアル
コールから数回再結を繰り返すと、無色針状の結晶が得
られる。収率4.7%であった。
製造例 26 oーアミノ安息香酸プロピルェステル−N−セロビオシ
ッド製造法o−アミノ安息香酸プロピルェステル2.0
夕、セロビオース3.4夕、水13の‘、酢酸1.4机
を11の上のエチルアルコール中に加え還流下、加熱縮
合する。
反応液を冷蔵庫に放置すると、結晶の析出をみる。反応
液をロ過し、結晶をエーテルで洗い、94%エチルアル
コールから数回再結を繰り返すと、無色針状の結晶が得
られる。収率5.5%であった。
製造例 27 o−アミノ安息香酸ブチルェステル−N−D−リボシッ
ドの製造法o−ァミノ安息香酸ブチルヱステル3.8夕
、D−リボース3.0夕、塩化アンモニウム0.3夕を
30の‘94%エチルアルコール中に加え還流下、加熱
縮合する。
反応液を冷蔵庫に放置すると、結晶の析出をみる。反応
液をロ過し、結晶をエーテルで洗い、94%エチルアル
コ−ルから数回再結を繰り返すと、無色針状の結晶が得
られる。収率21.5%であった。
製造例 28 oーアミノ安息香酸ブチルェステル−N−L−フコシド
の製造法o−アミノ安息香酸ブチルェステル1.5夕、
L−フコース1.3夕、塩化アンモニウム0.2夕を1
5の‘94%エチルアルコール中に加え還流下、加熱縮
合する。
反応液を冷蔵庫に放置すると、結晶の析出をみる。反応
液をロ過し、結晶をエーテルで洗い、50%メチルアル
コールから数回再結を繰り返すと、無色針状の結晶が得
られる。収率33.6%であった。
製造例 29 o−アミノ安息香酸ブチルェステルーN−セロビオシッ
ドの製造法o−アミノ安息香酸ブチルェステル1.9夕
、セロビオース3.4夕、水13私、酢酸1.4のとを
11の‘エチルアルコール中に加え還流下、加熱縮合す
る。
反応液を冷蔵庫に放置すると、結晶の析出をみる。反応
液をロ遇し、結晶をエーテルで洗い、94%エチルアル
コールから数回再結を繰り返すと、無色針状の結晶が得
られる。収率3.9%であった。
製造例 30 o−アミノ安息香酸−N−D−リボシッド−Na塩の製
造法o−アミノ安息香酸2.7夕、D−リボース3.0
夕、塩化アンモニウム0.3夕を30柵94%エチルア
ルコール中に加え還流下、加熱縮合する。
反応液を冷蔵庫に放置すると、結晶の析出をみる。反応
液をロ遇し、結晶をエーテルで洗い、メチルアルコール
から数回再結を繰り返すと、無色針状の結晶が得られる
。収率3.0%であった。
このようにして得られた、o−アミノ安息香酸−N−D
−リボシッドを計算量のNaOHを含む1%水溶液に徐
々に溶解し、不溶物をロ遇し、ロ液を減圧濃縮し、大過
剰のアセトンを加え、脱水後、乾燥すると無色の結晶が
得られる。
収率100%、全収率3.0%であった。
製造例 31 m−アミノ安息香酸−N−2−デオキシーD−リボシッ
ド−Na塩の製造法oーアミ/安息香酸2.7夕、2−
デオキシ−D−リボース2.5夕、塩化アンモニウム0
.3夕を30の‘94%エチルアルコール中に加え還流
下、加熱縮合する。
反応液を冷蔵庫に放置すると、結晶の析出をみる。反応
液をロ遇し、結晶をエーテルで洗い、メチルアルコール
から数回再結を繰り返すと、無色針状の結晶が得られる
。収率3.2%であった。
このようにして得られた、m−アミノ安息香酸−N−2
−デオキシ−D−リボシッドを計算量のNaOHを含む
1%水溶液に徐々に溶解し、不獲物をロ過し、ロ液を減
圧濃縮し、大過剰のアセトンを加え、脱水後、乾燥する
と無色の結晶が得られる。
収率100%、全収率3.2%であった。
製造例 32 m−アミノ安息香酸−N−Dーフラクトシッド−Na塩
の製造法m−アミノ安息香酸2.7夕、D−フラクトー
ス3.6夕、塩化アンモニウム0.3夕を30私94%
エチルアルコール中に加え還流下、加熱縮合する。
反応液を冷蔵庫に放置すると、結晶の析出をみる。反応
液をロ過し、結晶をエーテルで洗い、メチルアルコール
から数回再結を繰り返すと、無色針状の結晶が得られる
。収率2.2%であった。
このようにして得られた、mーアミノ安息香酸−N−D
−フラクトシッドを計算量のNaOHを含む1%水溶液
に徐々に溶解し、不溶物をロ過し、ロ液を減圧濃縮し、
大過剰のアセトンを加え、脱水後、乾燥すると無色の結
晶が得られる。
収率100%、全収率2.2%であった。
製造例 33 m−アミノ安息香酸−N−L−ソルボシッド−Na塩の
製造法m−アミノ安息香酸2.7夕、L−ソルボース3
.6夕、塩化アンモニウム0.3夕を30地94%エチ
ルアルコール中に加え還流下、加熱縮合する。
反応液を冷蔵庫に放置すると、結晶の析出をみる。反応
液をロ過し、結晶をエーテルで洗い、メチルアルコール
から数回再結を繰り返すと、無色針状の結晶が得られる
。収率1.8%であった。
このようにして得られた、mーアミノ安息香酸一N−L
ーソルボシツドを計算量のNaOHを含む1%水溶液に
徐々に溶解し、不落物をロ過し、ロ液を減圧濃縮し、大
過剰のアセトンを加え、脱水後、乾燥すると無色の結晶
が得られる。
収率100%、全収率1.8%であった。
製造例 34 mーアミノ安息香酸−N−L−フコシッドーNa塩の製
造法m−アミノ安息香酸1.2夕、L−フコース1.4
夕、塩化アンモニウム0.2夕を15の‘94%エチル
アルコール中に加え還流下、加熱縮合する。
反応液を冷蔵庫に放置すると、結晶の析出をみる。反応
液をロ過し、結晶をエーテルで洗い、50%メチルアル
コールから数回再結を繰り返すと、無色針状の結晶が得
られる。収率12.0%であった。
このようにして得られた、m−アミノ安息香酸−N−L
−フコシドを計算量のNaOHを含む1%水溶液に徐々
に溶解し、不溶物をロ過し、ロ液を減圧濃縮し、大過剰
のアセトンを加え、脱水後、乾燥すると無色の結晶が得
られる。
収率100%、全収率12.0%であった。
製造例 35m−アミノ安息香酸−N−D−グルクロノ
ラクトニドーNa塩の製造法m−アミノ安息香酸2.5
夕、Dーグルクロノラクトン3.2夕、塩化アンモニウ
ム0.3夕を25の【94%エチルアルコール中に加え
還流下、加熱縮合する。
反応液を冷蔵庫に放置すると、結晶の析出をみる。反応
液をロ遇し、結晶をエーテルで洗い、メチルアルコール
から数回再結を繰り返すと、無色針状の結晶が得られる
。収率7.0%であった。
このようにして得られた、m−アミ/安息香酸−N−D
−グルクロノラクトニドを計算量のNaOHを含む1%
水溶液に徐々に溶解し、不溶物をロ遇し、ロ液を減圧濃
縮し、大過剰のアセトンを加え、脱水後、乾燥すると鱒
色の結晶が得られる。
収率100%、全収率7.0%であった。
製造例 36 m−アミノ安息香酸−NーメチルーD−グルクロニド−
Na塩の製造法m−アミノ安息香酸1.0夕、メチル−
D−グルクロン酸1.50夕、塩化アンモニウム0.2
夕を10机【94%エチルアルコール中に加え還流下、
加熱縮合する。
反応液を冷蔵庫に放置すると、結晶の析出をみる。反応
液をロ過し、結晶をエーテルで洗い、50%メチルアル
コールから数回再結を繰り返すと、無色針状の結晶が得
られる。収率8.2%であった。
このようにして得られた、m−アミノ安息香酸−N−メ
チル−D−グルクロニドを計算量のNaOHを含む1%
水溶液に徐々に熔解し、不溶物をロ遇し、ロ液を減圧濃
縮し、大過剰のァセトンを加え、脱水後、乾燥すると無
色の結晶が得られる。
収率100%、全収率8.2%であった。
製造例 37 m−アミノ安息香酸−N−Nーアセチル−D−グルコサ
ミニド−Na塩の製造法m−アミノ安息香酸1.9夕、
NーアセチルーDーグルコサミン3.0夕、塩化アンモ
ニウム0.05夕を150の乙エチルアルコール中に加
え還流下、加熱縮合する。
反応液を冷蔵庫に放置すると、結晶の析出をみる。反応
液をロ遇し、結晶をエーテルで洗い、50%メチルアル
コールから数回再結を繰り返すと、無色針状の結晶が得
られる。収率34.9%であった。
このようにして得られた、m−アミ/安息香酸−N一N
−アセチル−Dーグルコサミニドを計算量のNaOHを
含む1%水溶液に徐々に熔解し、不溶物をロ過し、。
液を減圧濃縮し、大過剰のアセトンを加え、脱水後、乾
燥すると無色の結晶が得られる。収率100%、全収率
34.9%であった。
製造例 38mーアミノ安息香酸−Nーマルトシツドー
Na塩の製造法mーアミノ安息香酸1.4夕、マルトー
ス3.6多氷酢酸1.4泌を15の‘エチルアルコール
中に加え還流下、加熱縮合する。
反応液を冷蔵庫に放置すると、結晶の析出をみる。反応
液をロ過し、結晶をエーテルで洗い、メチルアルコール
から数回再綾を繰り返すと、無色針状の結晶が得られる
。収率45.6%であった。このようにして得られた、
m−アミノ安息香酸−N−マルトシツドを計算量のNa
OHを含む1%水溶液に徐々に溶解し、不落物をロ過し
、ロ液を減圧濃縮し、大過剰のアセトンを加え、脱水後
、乾燥すると無色の結晶が得られる。
収率100%、全収率46.6%であった。
製造例 39m−アミノ安息香酸−N−セロビオシッド
−Na塩の製造法m−アミノ安息香酸1.4夕、セロビ
オース3.4夕、水13肌、氷酢酸1.4の【を5の【
エチルアルコール中に加え還流下、加熱縮合する。
反応液を冷蔵庫に放置すると、結晶の析出をみる。反応
液をロ遇し、結晶をエーテルで洗い、20%エチルアル
コールから数回再結を繰り返すと、無色針状の結晶が得
られる。収率23.9%であった。
このようにして得られた、m−アミノ安息香酸−N−セ
ロビオシツドを計算量のNaOHを含む1%水溶液に徐
々に熔解し、不溶物をロ遇し、。
液を減圧濃縮し、大過剰のアセトンを加え、脱水後、乾
燥すると無色の結晶が得られる。収率100%、全収率
23.9%であった。
製造例 40mーァミノ安息香酸一Nーサッカロシッド
ーNa塩の製造法m−アミノ安息香酸1.4夕、サッカ
ロース3.6夕、水7の‘、氷酢酸1.4の‘を7の上
のエチルアルコール中に加え還流下、加熱縮合する。
反応液を冷蔵庫に放置すると、結晶の析出をみる。反応
液をロ過し、結晶をエーテルで洗い、エチルアルコ−ル
から数回再結を繰り返すと、無色針状の結晶が得られる
。収率0.8%であった。
このようにして得られた、m−アミノ安息香酸−Nーサ
ッカロシッドを計算量のNaOHを含むIJ%水溶液に
徐々に溶解し、不溶物をロ過し、ロ液を減圧濃縮し、大
過剰のアセトンを加え、脱水後、乾燥すると無色の結晶
が得られる。
収率100%、全収率0.8%であった。
製造例 41 Zmー
アミノ安息香酸−N−ラクトシッドーNa塩の製造法m
ーアミノ安息香酸1.4夕、ラクトース3.6夕、水1
0私、氷酢酸1.4の‘を4.2奴エチルアルコール中
に加え還流下、加熱縮合する。
反応液を冷蔵庫に2放置すると、結晶の析出をみる。反
応液をロ過し、結晶をエーテルで洗い、メチルアルコー
ルから数回再結を繰り返すと、無色針状の結晶が得られ
る。収率21.7%であった。
このようにして得られた、mーアミノ安息香酸−N−ラ
クトシッドを計算量のNaOHを含む1%水溶液に徐々
に熔解し、不溶物をロ過し、ロ液を減圧濃縮し、大過剰
のアセトンを加え、脱水後、乾燥すると無色の結晶が得
られる。
収率100%、全収率21.7%であった。
製造例 42mーアミノ安息香酸−N−マルトトリオシ
ツド−Na塩の製造法mーアミノ安息香酸1.4夕、マ
ルトトリオース5.0夕、水2.8泌、氷酢酸1.4M
を8.5Mエチルアルコール中に加え還流下、加熱縮合
する。
反応液を冷蔵庫に放置すると、結晶の析出をみる。反応
液をロ遇し、結晶をエーテルで洗い、メチルアルコール
から数回再結を繰り返すと、無色針状の結晶が得られる
。収率80.3%であった。
この様にして得られた、mーアミノ安息香酸−Nーマル
トトリオシッドを計算量のNaOHを含む1%水溶液に
徐々に溶解し、不溶物をロ過し、ロ液を減圧濃縮し、大
過剰のアセトンを加え、脱水後、乾燥すると無色の結晶
が得られる。
収率100%、全収率80.3%であった。
製造例 43m−アミノ安息香酸メチルェステルーN−
L−フコシッドの製造法mーアミノ安息香酸メチルェス
テル1.2夕、Lーフコースース1.3夕、塩化アンモ
ニウム0.2夕を20の‘94%エチルアルコール中に
加え還流下、加熱縮合する。
反応液を冷蔵庫に放置すると、結晶の析出をみる。反応
液をロ過し、結晶をエーテルで洗い、50%メチルアル
コールから数回再結を繰り返すと、無色針状の結晶が得
られる。収率15.0%あった。
製造例 44 m−アミノ安息香酸エチルェステル−N−L−フコシド
の製造法mーアミノ安息香酸ェメチルェステル1.3夕
、L−フコースース1.3夕、塩化アンモニウム0.2
9を15の‘94%エチルアルコール中に加え還流下、
加熱縮合する。
反応液を冷蔵庫に放置すると、結晶の析出をみる。反応
液をロ過し、結晶をエーテルで洗い、50%メチルアル
コールから数回再結を繰り返すと、無色針状の結晶が得
られる。収率56.9%であった。
製造例 45 m−アミノ安息香酸エチルェステル−N−セロビオシッ
ドの製造法mーアミノ安息香酸エチルェステル1.7夕
、セロビオースース3.4夕、水13の【、氷酢酸1.
4叫を7の‘エチルアルコール中に加え還流下、加熱縮
合する。
反応液を冷蔵庫に放置すると、結晶の析出をみる。反応
液をロ過し、結晶をエーテルで洗い、30%メチルアル
コールから数回再結を繰り返すと、無色針状の結晶が得
られる。収率24.4%であった。
製造例 46 mーァミノ安息香酸プロピルェステルーN−セロピオシ
ッドの製造法mーアミノ安息香酸プロピルェステル1.
7夕、セロビオース3.4夕、水15の‘、酢酸1.4
のとを15の上エチルアルコール中に加え還流下、加熱
縮合する。
反応液を冷蔵庫に放置すると、結晶の析出をみる。反応
液をロ過し、結晶をエーテルで洗い、94%エチルアル
コールから数回再結を繰り返すと、無色針状の結晶が得
られる。収率2.0%であった。
製造例 47 m−アミノ安息香酸ブチルェステル−N−D−リボシッ
ドの製造法m−アミノ安息香酸ブチルヱステル1.9夕
、D−リボース1.5夕、塩化アンモニウム0.2夕を
20のと94%エチルアルコール中に加え還流下、加熱
縮合する。
反応液を冷蔵庫に放置すると、結晶の析出をみる。反応
液をロ過し、結晶をエーテルで洗い、50%メチルアル
コールから数回再結を繰り返すと、無色針状の結晶が得
られる。収率3.7%であった。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第41図は本発明に係る下記各ァミノ安息香
酸誘導体の赤外線吸収スペクトルを示す。 第1図・・・・・・o−ァミノ安息香酸−N−2−デオ
キシ−D−リボシッド、第2図……oーアミノ安息香酸
ナトリウム−N−2ーデオキシーDーリポシッド、第3
図…・・・o−ァミノ安息香酸−N−L−フコシッド、
第4図・・・…o−アミノ安息香酸ナトリウム−N−L
−フコシド、第5図……o−アミノ安息香酸−N−N−
アセチル−D−グルコサミニド、第6図・…・・o−ア
ミノ安息香酸ナトリウム一N一Nーアセチル−Dーグル
コサミニド、第7図・・・・・・o−アミ/安息香酸−
Nーマルトシッド、第8図…・・・o−アミノ安息香酸
ナトリウム−N−マルトシッド、第9図・・…・o−ァ
ミ/安息香酸−N−セロビオシド、第10図……o−ア
ミノ安息香酸ナトリウム−Nーセロビオシド、第11図
・…・・oーアミノ安息香酸一N−ラクトシッド、第1
2図・・・・・・oーアミノ安息香酸ナトリウム−N−
ラクトシッド、第13図・・・・・・o−アミノ安息香
酸−N−マルトトリオシッド、第14図……o−ァミノ
安息香酸ナトリウム−N−マルトトリオシッド、第15
図・・・…o−アミ/安息香酸メチルェステルーN−D
−リボシツド、第16図……o−アミノ安息香酸メチル
ヱステル−N−L−フコシツド、第17図・・・・・・
o−アミノ安息香酸メチルェステル−N−N−アセチル
ーDーグルコサミニド、第18図・・・・・・o−アミ
ノ安息香酸メチルェステル−N−マルトシッド、第19
図……oーアミノ安息香酸メチルヱステル−N−ゼロビ
オシド、第20図・・・・・・o−アミノ安息香酸メチ
ルェステルーN−ラクトシッド、第21図……o−ァミ
ノ安息香酸メチルェステル−Nーマルトトオシッド、第
22図・・・・・・o−アミノ安息香酸エチルェステル
−N−D−リボシッド、第23図……o−アミノ安息香
酸エチルェステルーN−L−フコシッド、第24図・・
・・・・o−アミノ安息香酸エチルヱステル−N−セロ
ピオシド、第25図……o−アミノ安息香酸ブチルェス
テル−N−D−リボシッド、第26図・…・・oーアミ
ノ安息香酸ブチルェステル−N−L−フコシド、第27
図・・・・・・o−アミノ安息香酸ブチルヱステル−N
−セロピオシッド、第28図・・…・m−アミノ安息香
酸−N−Lーフコシッド、第29図・・・・・・m−ア
ミノ安息香酸ナトリウム−N−Lーフコシツド、第30
図……m−アミノ安息香酸−N−Nーアセチル−Dーグ
ルコサミニド、第31図・…・・m−アミノ安息香酸ナ
トリウム一N−Nーアセチル−D−グルコサミニド、第
32図……m−アミノ安息香酸−N−マルトシッド、第
33図・・…・m−アミノ安息香酸ナトリウム−N−マ
ルトシッド、第34図……m−アミノ安息香酸−Nーセ
ロビオシッド、第35図・・・・・・mーアミノ安息香
酸ナトリウム−Nーセロビオシッド、第36図・・…・
m−ァミノ安息香酸−N−ラクトシッド、第37図・・
・・・・m−アミノ安息香酸ナトリウム−Nーラクトシ
ツド、第38図……m−アミノ安息香酸−N−マルトト
リオシツド、第39図・・・・・・m−アミノ安息香酸
ナトリウム−N−マルトトリオシツド、第40図・・・
…mーアミノ安息香酸エチルェステルーN−Lーフコシ
ツド、第41図・・・・・・m−アミノ安息香酸エチル
ェステルーN−セロビオシツド。第1図 第2図 第3図 第4図 第5図 第6図 第7図 第8図 第9図 第10図 第11図 第12図 第13図 第14図 第15図 第16図 第17図 第18図 第19図 第20図 第21図 第22図 第23図 第24図 第25図 第26図 第27図 第28図 第29図 第30図 第31図 第32図 第33図 第34図 第35図 第36図 第37図 第38図 第39図 第40図 第41図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式(I) ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中R_1は単糖乃至三糖の糖残基(ただし、単糖
    のうちアラビノース、キシロース、グルコース、ガラク
    トース及びマンノースを除く)、アミノ糖残基又はデオ
    キシ糖残基(ラムノースは除く)を示し、R_1−NH
    −基はオルト又はメタの位置にある。 ただしo−アミノ安息香酸−N−D−フラクトシド及び
    o−アミノ安息香酸−N−N−アセチル−D−グルコサ
    ミニドを除く。〕で示されるオルト又はメタアミノ安息
    香酸誘導体、その塩もしくはアルキルエステル。2 上
    記式〔I〕中R_1はリボース、デオキシリボース、フ
    コース、アセチルグルコサミン、マルトース、セロビオ
    ース、ラクトース、もしくはマルトトリオースである特
    許請求の範囲第1項記載のオルト又はメタアミノ安息香
    酸誘導体、その塩又はそのアルキルエステル。
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