JPS607999B2 - パラアミノ安息香酸誘導体および該誘導体を含有する医薬 - Google Patents

パラアミノ安息香酸誘導体および該誘導体を含有する医薬

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JPS607999B2
JPS607999B2 JP54132258A JP13225879A JPS607999B2 JP S607999 B2 JPS607999 B2 JP S607999B2 JP 54132258 A JP54132258 A JP 54132258A JP 13225879 A JP13225879 A JP 13225879A JP S607999 B2 JPS607999 B2 JP S607999B2
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孝美 藤井
政則 生沢
稔 大原
謙一 松永
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は下記一般式‘1}で表わされる化学物質又はそ
の塩又はそのェステル、および該物質を活性成分とする
抗糖尿病剤、血圧降下剤、抗動脈硬化症剤、抗腫場剤、
解熱鎮痛剤および抗炎症剤に関するものである。
〔式中R.はアラビノース、キシロース、グルコース、
ガラクトース、マンノースおよびラムノースを除く単糖
類乃至三糖類の糖残基を表わす〕従釆、制癌剤として合
成化合物や抗生物質などが用いられてきたが、これらは
殺癌効果はすぐれていても正常細胞にも作用するため毒
性が強く、副作用を呈する欠点があった。
そこで最近では宿王の免疫能を高めることにより制類効
果を発揮する種々の起源の多糖体が注目されるようにな
った。本発明者等はすでに担子菌由来多糖よりなる制癌
剤を開発し社会に提供して来たが、この制癌剤の構造並
びに活性の研究中にアントラニル酸メチルェステル−N
−D−マンノシド、アミノ安息香酸−N−D−マンノシ
ド、アミノ安息香酸−N−L−アラビノシド、アミ/安
息香酸−N−D−キシロシド、アミノ安息香酸−N−D
ーグルコシド、アミノ安息香酸−N−Dーガラクトシド
、アミノ安息香酸−N−Lーラムノシドが有用な種々の
生理活性を有することを見出した。しかし、これらの物
質は長時間にわたって薬効を維持する点において必ずし
も十分でない。
そこで更に研究を重ねた結果低毒性でかつ薬効の高い上
記一般式‘1ーで示される化合物が有効であることを見
出し、本発明を完成したものである。一般式(1ーで示
される化合物又はその塩又はそのェステル以下、“本物
質”と略称する)は簡単な構造でありながら、極めて低
毒性であり且つ抗菌活性がないので腸内菌叢蝿乱などの
心配がなく、長期投与が可能である。
また変異原性や細胞性及び体液性免疫にも影響を与えず
、したがって健康な人に対する催奇形性やアレルギー反
応などの危険もなく、極めて安全な薬剤である。加えて
本物質はいずれも血糖降下作用、血圧降下作用、血中脂
質降下作用、抗腫場作用、解熱鎮痛作用並びに抗炎症作
用を有しており、とりわけ、抗糖尿病剤、血圧降下剤、
抗動脈硬化症剤、制癌剤、解熱鎮痛剤、抗炎症剤として
有用である。本発明のパラアミノ安息香酸誘導体の塩と
は、前記式{1’中の−COO日基の水素原子をアルカ
リ金属、アルカリ士金属、アルミニウム金属で置換した
ものである。
これらの金属としては薬剤として許容されるものであれ
ばいずれのものでもよく、通常はNa、K、Mg、Ca
、などが好ましく、特にNaが好ましい。又、本発明の
パラアミノ安息香酸誘導体のェステルとは、前記式【1
}中の−COO日基の水素原子を炭素数1乃至4の低級
アルキル基で置換したものであり、低級ァルキル基とし
てはメチル、エチル、プロピル、ブチル基等が好ましい
。また前記式{1)中のR,はアラビノース、キシロー
ス、グルコース、ガラクトース、マンノースおよびラム
ノースを除く単渡類乃至三糖類の糖残基を表わすことが
、これらの糖はD又はL体もしくはQーアノマー又は8
ーアノマーの形またはアノマーの混合物の形であること
が出来る。
したがって本物質もQ又は3もし〈はこれらの混合アノ
マーであることが出来る。本物質は下記のごとき方法に
よって製造し得る。
糖及びアミノ安息香酸もしくはそのェステルを溶媒(例
えば水、アルコール(例えばメタノール、エタノール)
、アセトン、クロロホルム、ジオキサン、DMSO)中
、触媒の存在又は非存在下に20qo〜20000、好
ましくは50q0〜15000で時間は10分〜4糊時
間、好ましくは30分〜2独特間反応させる。ここで触
媒は酢酸又はその塩、塩酸、塩化アンモン等が好ましい
。反応後冷却し、そのままか、あるいは濃縮して反応生
成物の結晶を析出させ、猿別後、水、メタノール、アセ
トン、ェーナル等で洗修する。さらに再結晶化を行ない
本物質を得る。本物質のカルボキシル基の水素を塩基で
置換するには周知の方法に準拠した。
すなわち、本物質をアルコール水系溶媒に溶解し無機塩
を加えて置換した。以上の製法により得られた本物質例
についての物理化学的特性を下記表1に示す。
また赤外線吸スペクトルを第1〜37図に示す。なお、
表1における分析方法は次の通りである。{1} 融
点 柳本徴量融点測定装置を用いて測定した。
■ 旋光度 柳本直読旋光計○R−50型により、一
日はアルコール−水系、一Naは水を溶媒として光路長
50側 で測定した。
‘31 元素分析 柳本CHNコーダ−MT2型もこよ
り測定した。
‘4} UV 日立EPS−幻型自記分光光度計に
より、一日はアルコール−水系、−Naは水を溶媒とし
て測定し た。
【5)m 日本分光DS−7010型によりKBr
法で測定した。
尚、図面番号は表1の試料No.と一致する。
「 次に本物質の毒物学的特性を示す。
‘1’ 急性毒性 ICR一JCL系マウスを用いて強制経口投与による急
性毒性を調べた。
本物質は蒸溜水に溶解又は懸濁し、これを胃ゾンデを用
いて所定の量に調整して与えた。投与後中毒症状の観察
を続け、7日目までの経時的死亡率からLD5o値を求
めた。
生存例、死亡例とも解剖して所見を得た。LD別値はリ
ッチフイールド・ウイルコクソン(Litchfiel
d−Wilcoxon)図計算法により求めた。結果を
表2に示す。いずれもLD5。値は大きく、低毒性物質
であり極めて安全性の高い薬剤であるといえる。表 2 ■ 抗菌活性 本物質を蒸溜水に溶解して2倍稀釈系列を作成し、この
稀釈液を9倍量の加温溶解した寒天借地に混和し、ベト
リ皿に注いで平板とした。
培地にはハートィンヒュージョン寒天(細菌)及びサブ
ロー寒天(夏菌)を用い、前培養した試験菌を塗抹接種
後細菌は37q020〜24hr真菌は25003〜7
日間それぞれ培養して生育の有無を調べた。被検菌とし
ては次の各菌種を使用した。
縁膿菌(Pseudomonas aer唯lnosa
lAM1514)大腸菌(Escherjchiac
oliIFO12734)黄色ブドウ球菌(Staph
ylococcusaureus20駅)枯草菌(母c
illuss地tiljslAM I069)パン酵母
(Saccharomycescerevisiael
AM4207)カンジダ酵母(Candj船 albi
cane ATCC752)白鷹菌(Trichoph
yton menta釘ophyhesぼ06124)
黒かび(偽prgllusm袋r山M3001)その結
果、本物質はいずれの菌に対しても1の【/の‘の濃度
で生育阻止を示さなかった。
{31 変異原性まずRec−assayによる検討を
行なった。
すなわち、組換修復欠損株(Bacill雌s肋til
isM45)と粗換修復保持株(B.s肋tms日17
)の2株をB−0寒天培地(肉エキス10夕、ポリベプ
トン10夕、NaC15夕、寒天15夕、蒸溜水100
0のに、pH7.0)上に出発点が互いに接触しないよ
うに画線した。本物質を滅菌水に溶解し、その0.05
叫を直径8肌の円形炉紙に吸収させた後、直ちに画線の
開始点をおおうように静遣し、37℃1晩培養して生育
阻止城の長さを測定した。陰性対照としてカナマイシン
、陽・性対照としてマイトマイシンCを用いた。Rec
−assayの結果を表3に示す。
本物質はいずれも高濃度で作用させても変異原性を示さ
ず、安全性の高い薬剤であることが知られた。表3{4
1 遅延型皮内反応 本物質の細胞性免疫への影響を知るためにICR−JC
Lマウスを用いてヒツジ赤血球を抗原とする足魔反応(
Footpadreaction)を行なった。
ヒツジ赤血球を生理食塩水に10%量懸濁せしめ、この
液0。2の上を尾静脈より注入して1次感作を行ない、
さらに7日後にヒツジ赤血球の40%量懸濁液0.05
の‘を足豚に注射して2次感作を行ない翌日足願厚の測
定を行なった。
本物質は1次感作の日を中心に250爪9/k9を腹腔
内へ連日5回投与した。その結果、本物質投与群の足願
厚の増加は対照(非投与)群と比較して何ら有意差は認
めなかつた。
【5} 抗体産生能 本物質の体液性免疫への影響を知るために、ICR−J
CLマウスに対し、ヒツジ赤血球の10%量懸濁液0.
2の‘を尾静脈より注入して感作し、感作後7日目‘こ
採血して赤血球凝集反応により抗体産生能を測定した。
なお本物質は感作日を中心にして250の9/k9を連
日5回腹漣内へ投与した。結果は、本物質投与群と対照
群の凝集価に何ら有意差はみられなかった。
次に本物質の薬理学的特性を述べる。
‘1’血糖降下作用 ストレプトゾトシン60の9/k9を1防塵齢のウィス
ター(Wistar)系ラットの腹腔内に投与して1週
間後に尿糖陽性を確認し、さらにレギュラーインシュリ
ン投与により尿糖、皿糖の低下をみるものの、数日後に
再び高尿糖、高皿糖を確認した動物のみを糖尿病モデル
動物として用いた。
各群5匹を用いた。本物質を蒸溜水に溶解し、300.
0の9/k9となるよう経口投与した。投与後紬r及び
曲r目に血液を採取し、グルコースの測定をRaBAキ
ツト(中外製酵素法)を用いて行なった。平均値の結果
を表4に示す。
投与前皿糖値に対する投与後皿糖値の差、すなわち本物
質投与により実際に低下した血糖値(△値)はいずれの
化合物でも対照より大きく皿糖降下作用が認められた。
ただし投与前の血糖総平均値は550の9′d‘であっ
た。表 4 (本物質の皿糖降下作用) 【2)血圧降下作用 ヒトの本態性高血圧に最も近似し、高血圧モデル動物と
してすぐれている自然発症高血圧ラット(SHR)に対
して、蒸溜水に溶解した本物質を300のc′k9とな
よう経口投与した。
投与後地r及び節r目に血圧測定器(ウェダ製作所製、
USM−10成型)を用いて血圧として尾動脈圧を非観
血的に測定し、投与前後の血圧差をもって本物質の降圧
効果とした。なおラットは20〜25適齢で最大総平均
血圧で205肋Hgのものを各群5匹用い、その平均値
を求めた。結果を表5に示す。
本物質はいずれも明らかに降圧効果を示し、血圧降下剤
として有用である。表 5 (本物質の血圧降下作用) {3} 抗腫傷作用 Sarcoma−18疎曲胞1×1び個を5週齢のIC
R−JCL雌マウス(日本クレア(株)より購入)の膝
下部皮下に移植、移植2仇r後より隔日に10回、滅菌
生理食塩水に溶解させた本物質を500雌/k9経口投
与した。
移植後25日目に腫場結節を摘出し、次式により増殖抑
制率(1.R.%)を算出した。なお各群10匹を用い
た。(1−T/C)xloo=1.R(%) T:投与群平均腫傷重量 C:対照群平均腫擬重量 結果を表6に示す。
試験に供した化合物はいずれも抗腫場活性を示し、制癌
剤として有用であることが知られる。表6 投与量:500の2/kg×lOP.o.【4)血中脂
質降下作用日本白色種雄性ウサギ(体重約2.5k9の
もの)にコレステロール1%含有固型飼料(CR−1)
を経口自由摂取させ、約3ケ月後血清脂質成分の上昇を
確認してこれを実験的動脈硬化モデル動物として使用し
た。
このウサギの血清コレステロール、3−LPの総平均値
はそれぞれ1510の夕/の、1350の9′d‘であ
った。これら高脂血症を示すウサギは同時に解状動脈硬
化を発症することがよく知られており、動脈硬化モデル
動物として従来より抗動脈硬化症剤の効力検定に汎用さ
れている。これらの動脈硬化モデル動物に、本物質を蒸
溜水に溶解又は分散し、300の9/k9を経口投与し
た。投与後経時的に耳静脈より採血して血清脂質分析を
実施し、血液中の総コレステロールの変化を酵素法によ
り、又3ーリポタンパクは比濁法により測定した。結果
を表7に示す。なお各群は5匹の平均である。上述した
本物質の毒物学的特性および薬理学的特性からみて、本
物質は抗動脈硬化症剤として実用に供せられることが理
解される。
表 7 (本物質の血中;旨質降下作用)ただし投与前
の夕−LP,コレステロールの総平均はそれぞれ136
0物ソdZ 1510雌ソdの(P.0.投与, 30
0の9ハK9 )t5) 抗炎症作用 【1’カラゲニン浮腫抑制作用 VanAmanet.al.(1963)の方法に従し
、、1群10匹の6週騎の呑竜系雌ラット(東京実験動
物(株)より購入)に本物質1000の9/k9を強制
経口投与し、投与1時間後に右後肢足跡に1%Cana
繋enjn生食懸濁液を0.1の【注射し、経時的に足
容積を測定し次式により抑制率を求めた。
(1−T/C)×100=1.R.(%)T:投与群平
均足疎容積 C:対照群 〃 ‘2} 肉芽腹抑制作用 Winにret.al.(1963)の方法に従い、1
群6匹の6週齢の呑竜雌ラット(東京実験動物(株)よ
り購入)の背部皮下に正中線を左右対称とし、30±1
の9のCottonWool pelletを2個楯込
み、本物質を7日間連続経口投与し、8日目に肉芽を摘
出し「乾燥重量を測定し上記{1}と同様に抑制率を求
めた。
(3} 抗疹出作用 Bariset.al.(1965)らの方法に従い、
1群6匹の6週齢の呑竜系雌ラツト(東京実験動物(株
)より購入)の背部皮下に空気を注入ポーチを作成し、
ポーチ中に1%Crotonoil(ゴマ油中)0.5
の【を注入、本物質を5日間連続経口投与し、6日目‘
こポーチ内の鯵出液量を測定し上記(1}と同様に抑制
率を求めた。
結果を表8に示す。
以上の結果より本物質は抗炎症作用があることがわかる
表 8 (本物質の抗炎症作用) (投与量:1000雌/K9、p.o.投与側 解熱、
鎮痛作用【1’ 鎮痛作用 機械的刺激法(圧刺激法) 高木、亀山らの圧刺激装置(夏目製作所 製)を用いた。
被験動物は5週齢のICR系マウス(日本クレア(株)
より購入、年)を用い、マウスの尾根部に圧を加え、複
痛閥値が50〜80側Hgを示すものを選び1群10匹
とした。試料経口投与後、縫時的に測定を行い、被験動
物が仮性逃避反応を示した時点までの圧を所要時間(秒
)より鎮痛効果を測定した。
化学的刺激法ICR系マウス、5〜6周令(日本クレア
(株)より購入、辛)マウスを1群10匹とし、Kos
teretal(1959)の方法に準拠して試料を経
口投与後3仇hin後に0.6%酢酸溶液を0.1凧【
/10タマウス体重当り腹腔内注射し、さらに1仇hi
n後より1瓜hin間マウスにおきるWri比jng数
を計数し、次式により対照群に対する抑制率(%)を求
めた。
(1−T/C)×100=1.R.(%)T:投与群の
平均Wr地ing数 C:対照物 〃 結果は表9に示す。
表 9 (本物質の鎮痛作用) 投写量:1000雌ノK9 p.o.投与(対照群 =
0)‘2} 解熱作用 Winにretal(1961)の方法に準じ、1群6
匹の6週齢の春竜系ラット(東京実験動物(株)より購
入、2)に20%ビール酵母懸濁液を皮下投与し、1虫
時間絶食後、試料を経口投与し直腸温を測定し、試料の
作用最大時における対照発熱ラット体温に対する発熱抑
制率を次式より求めた。
鼻三毒×1oo=1‐R‐(%) T:投与群の平均体温 C,:対照発熱ラツトの平均体温(38.600)C2
:対照無処置ラットの平均体温(37.1℃)結果は表
10に示す。
以上の結果から本物質は解熱鎮痛剤として有用であるこ
とがわかる。
表 10 (本物質の解熱作用) 投与量:1000の分/kg p.o.投与本物質は急
性毒性も少なく又他の副作用も少ないので動物更に人用
の医薬として有用である。
医薬としては抗糖尿病剤、血圧降下剤、抗動脈硬化症剤
、抗腫場剤、解熱鎮痛剤そし抗炎症剤として人用に用い
られる。次に本物質の製剤化について述べる。
本物質は抗糖尿病剤、血圧降下剤、抗腫場剤、抗動脈硬
化症剤、抗炎症剤、解熱鎮痛剤として使用する場合、疾
患の種類及び症状に応じて薬効を得るのに都合のよい形
状で使用でき、そして単独または製薬上許容し得る希釈
剤及び他の薬剤との混合物として使用できる。
本物質は経口的または非経口的に適用される。
したがって経口的または非経口的に投与するための形態
を任意にとり得る。本物質は投薬単位形で提供すること
ができる。
有効薬量の有効成分が含有され、その形態としては散剤
、額粒、錠剤、健衣錠、カプセル、座薬、懸濁剤、液剤
「乳剤、アンプル、注射液などをとり得る。希釈剤とし
て固体、液体、半固体、あるいは摂取し得るカプセルで
もよく、例えば次のものがあげられる。すなわち、賦形
剤、増量剤、結合剤、湿潤化剤、崩解剤、表面活性剤、
沼沢剤、分散剤、緩衝剤、香料、保存料料、溶解補助剤
、溶剤などである。さらにこれらの1種または1種以上
を混合して使用し得る。本発明医薬は既知のいかなる方
法でも製造し得る。
本発明において用いられる組成物中の活性成分は一般に
0.01から100Wt.%含まれる。本発明の医薬は
人間及び動物に経口的または非経口的に投与されるが経
口投与が好ましい。経口的投与は舌下投与を包含する。
非経口的投与は注射、例えば皮下、筋肉、静脈注射、点
滴などを含む。本発明医薬の投与量は動物か人間により
、また年令、個人差、病状などに影響されるので場合に
よっては下記範囲外量を投与する場合も生ずるが、一般
に人間を対象とする場合、本物質の経口的投与量は体重
lk9、1日当り0.1〜500の9、好ましくは1〜
250の9、非経口的投与量は同じく「0.01〜20
0の9、好ましくは0.1〜100の9を1回〜4回に
分けて投与する。
以下、本発明物質の製剤化例並びに製造例を示し本発明
をより詳細に説明する。
下記例中の部は重量を示す。製剤化例 1 を均一に混合して粉末または細粒状として散剤とする。
またこの散剤をカプセル容器に入れてカプセル剤とした
。製剤化例 2 を均一に混合混和後、破砕造粒して乾燥、節別後類粒と
する。
製剤化例 3 例2におけるp−ァミノ安息香酸ナトリウム−N−D−
リボシドのかわりにp−アミノ安息香酸メチルェステル
ーNーラクトシドを用いて同様の方法で頚粒剤を作り、
この額粒剤96部にステアリン酸カルシウム4部を加え
て圧縮成形して直径10側の錠剤とする。
製剤化例 4 を用いて例2と同様の方法で額粒剤とする。
得られた類粒の9礎都‘こ結晶セルロース10部を加え
て圧縮成形して直径8側の錠剤とし、これにシロップゼ
ラチン、沈降性炭酸カルシウムを加えて糖衣錠とする。
製剤化例 5 を加温混合後滅菌して注射剤とする。
製剤化例 6 例5におけるp−アミノ安息香酸ナトリウム−N一D一
N−アセチルグルコサミニドのかわりにp−アミノ安息
香酸−N−マルトトリオシドを用いて同様の方法で注射
剤とする。
製造例 1 pーアミノ安息香酸−N−D−リボシドNa塩pーアミ
ノ安息香酸2.75夕、Dーリボース3.0夕、塩化ア
ンモニウム0.3夕を30の【94%エチルアルコール
中に還流下、加熱統合する。
反応液を冷蔵庫に放置すると、結晶の析出をみる。反応
液をロ過し、結晶をエーテルで洗い、50%メチルアル
コールから数回再結を繰り返すと、無色針状の結晶を得
た。収率30.2%であった。
このようにして得られた、p−アミノ安息香酸−N−D
−リボシドを計算値のNaOHを含む1%水溶液に徐々
に溶解し、不溶物をロ過し、ロ液を減圧濃縮し、大過剰
のアセトンを加え、脱水後、乾燥して無色の結晶を得た
収率100%、全収率30.2%であった。
製造例 2p−ァミノ安息香酸−N−D−2−デオキシ
リボシドNa塩p−アミノ安息香酸2.7夕、D−2−
デオキシリボース2.75夕、塩化アンモニウム0.3
夕を27机94%エチルアルコール中に還流下、加熱縮
合する。
反応液を冷蔵庫に放置すると、結晶の析出をみる。反応
液をロ適し、結晶をエーテルで洗いい、50%メチルア
ルコールから数回再結を繰り返すと、無色針状の結晶を
得た。収率14.0%であった。このようにして得られ
た、p−ァミ/安息香酸−N−D−2−デオキリボシド
を計算量のNaOHを含む1%水溶液に徐々に溶解し、
不獲物をロ遇し、ロ液を減圧濃縮し、大過剰のアセトン
を加え、脱水後、乾燥して無色の結晶を得た。
収率100%、全収率14.0%であった。
製造例 3p−アミノ安息香酸−N−D−フラクトシド
Na塩p−ァミノ安息香酸2.4夕、D−フラクトース
2.6夕、塩化アンモニウム0.2夕を20の‘94%
エチルアルコール中に還流下、加熱縮合する。
反応液を冷蔵庫に放置すると、結晶の析出をみる。反応
液をロ過し、結晶をエーテルで洗い、50%メチルアル
コールから数回再結を繰り返すと、無色針状の結晶を得
た。収率26.5%であった。
このようにして得られた。
p−アミノ安息香酸−ト 丁−D−フラクトシドを計算
量のNaOHを含む1%水溶液に徐々に熔解し、不熔物
をo過し、ロ液を減圧濃縮し、大過剰のアセトンを加え
「脱水後、乾燥して無色の結晶を得た。収率100%、
全収率26.5%であった。
mp 187−19rC〔Q〕容0.が(C=0.5M
eOH) C:H:N=52.2:5.7:4.7(%)製造例
4D−アミノ安息香酸N−LーソルボシドNa塩p−ア
ミノ安息香酸2.7夕、L−ソルボース2.1夕、塩化
アンモニウム0.25夕を30の【94%エチルアルコ
ール中に還流下、加熱縮合する。
反応液を冷蔵庫に放置すると、結晶の析出をみる。反応
液をロ遇し、結晶をエーテルで洗い、50%メチルアル
コールから数回再結を繰り返すと、無色針状の結晶を得
た。収率5.0%であった。
このようにして得られた、p−アミノ安息香酸−トJ−
L−ソルボシドを計算量のNaOHを含む1%水溶液に
徐々に溶解し、不溶物をロ過し、ロ液を減圧濃縮し、大
過剰のアセトンを加え、脱水後、乾燥して無色の結晶を
得た。
収率100%、全収率5.0%であった。
製造例 5 pーアミノ安息香酸−N−LーフコシドNa塩p−アミ
ノ安息香酸2.1夕、L−フコース2.6夕、塩化アン
モニウム0.3夕を30羽94%エチルアルコール中に
還流下、加熱縮合する。
反応液を冷蔵庫に放置すると、結晶の析出をみる。反応
液をロ遇し、結晶をエーテルで洗い、50%メチルアル
コールから数回再結を繰り返すと、無色針状の結晶を得
た。収率i5.8%であった。
このようにして得られた、p−アミノ安息香酸−N−L
−フコシッドを計算量のNaOHを含む1%水溶液に徐
々に溶解し、不溶物をロ過し、ロ液を減圧濃縮し、大過
剰のァセトンを加え、脱水後、乾燥して無色の結晶を得
た。
収率100%、全収率15.8%であった。
製造例 6p−アミノ安息香酸−N−D−グルクロノラ
クトンNa塩p−アミノ安息香酸4.7夕、D−グルク
ロノラクトン5.9夕、塩化アンモニウム0.3夕を3
00の上94%エチルアルコール中に還流下、加熱縮合
する。
反応液を冷蔵庫に放置すると、結晶の析出をみる。反応
液をロ過し、結晶をエーテルで洗い、50%メチルアル
コールから数回再結も繰り返すと、無色針状の結晶を得
た。収率89.0%であった。
このようにして得られた、p−アミノ安息香酸−N−D
ーグルクロノラクトンを計算量のNaOHを含む1%水
溶液に徐々に熔解し、不溶物をロ遇し、ロ液を減圧濃縮
し、大過剰のアセトンを加え、脱水後、乾燥して無色の
結晶を得た。
収率100%、全収率89.0%であった。
m.P.159一610〔Q〕多−47Q(Me〇H) 製造例 7 pーアミノ安息香酸−N−Me−D−グルクロニドNa
塩p−アミノ安息香酸2.7夕、Me−D−グルクロン
酸4.2夕、塩化アンモニウム0.3夕を20机上94
%エチルアルコール中に還流下、加熱縮合する。
反応液を冷蔵庫に放置すると、結晶の析出をみる。反応
液をロ遇し、結晶をエーテルで洗い、50%メチルアル
コールから数回再結を繰り返すと、無色針状の結晶を得
た。収率78.0%であった。
このようにして得られた、p−アミノ安息香酸−N−M
e−D−グルクロニドを計算量NaOHを含む1%水溶
液に徐々に溶解し、不落物をロ過し、ロ液を減圧濃縮し
、大過剰のアセトンを加え、脱水後、乾燥して無色の結
晶を得た。
収率100%、全収率78.0%であった。
m:198−70〔Q〕答−890 製造例 8 p−アミノ安息香酸−N−D−N−アセチルグルコサミ
ニドNa塩pーアミノ安息香酸1.9夕、D−N−アセ
チルグルコサミン3.0夕、塩化アンモニウム0.05
夕を150の上エチルアルコール中に還流下、加熱縮合
する。
反応液を冷蔵庫に放置すると、結晶の析出をみる。反応
液を。過し、結晶をエーテルで洗い、50%メチルアル
コールから数回再結を繰り返すと、無色針状の結晶を得
た。収率30.0であった。このようにして得られた、
p−アミノ安息香酸−N−D−N−アセチルグルコサミ
ドを計算量のNaOHを含む1%水溶液に徐々に熔解し
、不溶物をロ遇し、ロ液を減圧濃縮し、大過剰のアセト
ンを加え、脱水後、乾燥して無色の結晶を得た。
収率100%、全収率30.0%であった。製造例 9
p−アミノ安息香酸−NーマルトシドNa塩マルトース
3.6夕を2の‘の水に溶解した液にpーアミノ安息香
酸1.4夕を4.2の上のエチルアルコールにとかした
液と1.4Mの酢酸を加えたのち、還流下、加熱縮合す
る。
反応後、反応液を濃縮し、冷蔵庫に放置して、結晶の析
出をみる。
反応液をロ過し、結晶をアセトンェーテルで洗い、無色
の徴針状の結晶を得た。収率3.1%であった。
このようにして得られた、p−アミノ安息香酸−N−マ
ルトシドを計算量のNaOHを含む1%水溶液に徐々に
熔解し、不溶物をロ過し、ロ液を減圧濃縮し、大過剰の
ァセトンを加え、脱水後、乾燥して無色の結晶を得た。
収率100%、全収率3.1%であった。製造例 10 p−アミノ安息香酸−NーセロビオシドNa塩セロビオ
ース3.4夕を13の‘の水に溶解した液にp−アミノ
安息香酸1.4夕を5の‘のエチルアルコ−ルにとかし
た液と1.4の‘の酢酸を加えたのち、還流下、加熱縮
合する。
反応後、反応液を濃縮し、冷蔵庫に放置して、結晶の析
出をみる。
反応液をロ遇し、結晶をアセトンェーテルで洗い、無色
の徴針状の結晶を得た。収率22.8%であった。
このようにして得られた、pーアミノ安息香酸−N−セ
ロビオシドを計算量のNaOHを含む1%水溶液に徐々
に溶解し、不溶物をロ過し、ロ液を減圧濃縮し、大過剰
のアセトンを加え、脱水後、乾燥して無色の結晶を得た
収率100%、全収率22.8%‐乙あった。
製造例 11p−アミノ安息香酸−N−サッカロシドN
a塩サッカロース3.6夕を10汎‘の水に溶解した液
にpーアミノ安息香酸1.4夕を4.2の‘のエチルア
ルコールにとかした液と1.4叫の酢酸を加えたのち、
還流下、加熱縮合する。
反応後、反応液を濃縮し、冷蔵庫に放置して、結晶の析
出をみる。
反応後をロ遇し、結晶をアセトンェーテルで洗い、無色
の徴針状の結晶を得た。収率2.5%であった。
このようにして得られた、p−アミノ安息香酸−N−サ
ッカロシドを計算量のNaOHを含む1%水溶液に徐々
に熔解し、不漆物をロ過し、ロ液を減圧濃縮し、大過剰
のアセトンを加え、脱水後、乾燥して無色の結晶を得た
収率100%、全収率2.5%であった。
製造例 12 pーアミノ安息香酸−NーラクトシドNa塩ラクトース
3.6夕を10の‘の水に熔解した液にp−アミノ安息
香酸1.4夕を4.2Mのエチルアルコールにとかした
液と1.4の‘の酢酸を加えたのち、還流下、加熱縮合
する。
反応後、反応液を濃縮し、冷蔵庫に放置して、結晶の析
出をみる。
反応液をロ過し、結晶をアセトンェーテルで洗い、無色
の徴針状の結晶を得た。収率24.9%であった。
このようにして得られた、pーアミノ安息香酸−Nーラ
クトシドを計算量のNaOHを含む1%水溶液に徐々に
溶解し、不溶物をロ過し、ロ液を減圧濃縮し、大過剰の
アセトンを加え、脱水後、乾燥して無色の結晶を得た。
収率100%、全収率24.9%であった。製造例 1
3p−アミノ安息香酸−NーマルトトリオシドNa塩マ
ルトトリオース3.5夕を2の上の水に溶解した液にp
−アミノ安息香酸1.0夕を6Mのエチルアルコールに
とかした液と1.4羽の酢酸を加えたのち、還流下、加
熱縮合する。
反応後、反応液を濃縮し、冷蔵庫に放置して、結晶の析
出をみる。
反応液をロ過し、結晶をアセトンェーテルで洗い、無色
の徴針状の結晶を得た。収率6.9%であった。
このようにして得られた、p−アミノ安息香酸N…マル
トトリオシドを計算量のNaOHを含む1%水溶液に徐
々に溶解し、不溶物をロ過し、o液を減圧濃縮し、大過
剰のアセトンを加え、脱水後、乾燥して無色の結晶を得
た。
収率100%、全収率6.9%であった。
製造例 14 p−アミノ安息香酸メチルェステル−N−D−リボシド
p−アミノ安息香酸メチルェステル4.6夕、D−リボ
ース5.0夕、塩化アンモニウム0.2夕を100の‘
94%エチルアルコール中に還流下、加熱縮合する。
反応液を冷蔵庫に放置すると、結晶の析出をみる。反応
液をロ過し、結晶をエーテルで洗い、50%メチルアル
コールから数回再結を繰り返すと、無色針状の結晶を得
た。収率30.2%であった。
製造例 15 p−アミノ安息香酸メチルェステル−N−D−2−デオ
キシリボシドp−ァミノ安息香酸メチルェステル5.6
3夕、D−2−デオキシリボース5.0夕、塩化アンモ
ニウム0.39を40机上94%エチルアルコール中に
還流下、加熱縮合する。
反応液を冷蔵庫に放置すると、結晶の析出をみる。反応
液をロ過し、結晶をエーテルで洗い、50%メチルアル
コールから数回再結を繰り返すと、無色針状の結晶を得
た。収率45.5%であった。製造例 16 p−アミノ安息香酸メチルェステル−N−D−フラクト
シドp−ァミノ安息香酸メチルェステル2.5夕、D−
フラクトース2.6夕、塩化アンモニウム0.3夕を4
0の‘94%エチルアルコール中に還流下、加熱縮合す
る。
反応液を冷蔵庫に放置すると、結晶の析出をみる。反応
液をロ過し、結晶をエーテルで洗い、50%メチルアル
コールから数回再結を繰り返すと、無色針状の結晶を得
た。収率28.8%であった。
m.P=102〜4℃ 〔Q〕舎=十4‐40(C=○‐5、Me〇H)C:H
:N=53.6:6.2:4.5(%)(53.7:6
.1:4.5)製造例 17 p−アミノ安息香酸メチルェステル−N−L−フコシド
pーアミノ安息香酸メチルェステル1.2夕、L−フコ
ース1.3夕、塩化アンモニウム0.2夕を15の‘9
4%エチルアルコール中に還流下、加熱縮合する。
反応液を冷蔵庫に放置すると、結晶の析出をみる。反応
液をロ過し、結晶をエーテルで洗い、50%メチルアル
コールから数回再結を繰り返すと、無色針状の結晶を得
た。収率46.6%であった。製造例 18 p−アミノ安息香酸メチルェステル−N−マルトンドマ
ルトース3.6夕を2の【の水に熔解した液にp−ァミ
ノ安息香酸メチルヱステル1.5夕を4.2地のエチル
アルコールにとかした液と1.5Mの酢酸を加えたのち
、還流下、加熱縮合する。
反応後、反応液を濃縮し、冷蔵庫に放置して、結晶の析
出をみる。
反応液をロ遇し、結晶をアセトンェーテルで洗い、無色
の徴針状の結晶を得た。収率5.4%であった。
製造例 19 pーアミノ安息香酸メチルェステル−N−セロビオシド
セロビオース3.4夕を13Mの水に溶解した液p−ア
ミノ安息香酸メチルェステル1.5夕を5の‘のエチル
アルコールにとかした液と1.5の上の酢酸を加えたの
ち、還流下、加熱縮合する。
反応後、反応液を濃縮し、冷蔵庫に放置して、結晶の析
出をみる。
反応液をロ遇し、結晶をアセトンェーテルで洗い、無色
の徴針状の結晶を得た。収率36.0%であった。
製造例 20 p−アミノ安息香酸メチルェステル−Nーラクトシドラ
クトース3.6夕を10叫の水に溶解した液にp−アミ
ノ安息香酸メチルェステル1.5夕を4.2肌のエチル
アルコールにとかした液と1.4の‘の酢酸を加えたの
ち、還流下、加熱縮合する。
反応後、反応液を濃縮し、冷蔵庫に放置して、結晶の析
出をみる。
反応液をロ過し、結晶をアセトンェーテルで洗い、無色
の徴針状の結晶を得た。収率5.1%であった。
製造例 21 pーアミノ安息香酸メチルェステルーNーマルトトリオ
シドマルトトリオース3.5夕を2の‘の水に溶解した
液にp−ァミノ安息香酸メチルェステル1.0夕を6地
のエチルアルコ−ルにとかした液と1.4の‘の酢酸を
加えたのち、還流下、加熱縮合する。
反応後、反応液を濃縮し、冷蔵庫に放置して、結晶の析
出をみる。反応液をロ過し、結晶をアセトンェーテルで
洗い、無色の徴針状の結晶を得た。収率5.8%であっ
た。
製造例 22 p−ァミノ安息香酸エチルェステルーN−D−リボシド
p−アミノ安息香酸エチルェステル5.05夕、D−リ
ボース5.0夕、塩化アンモニウム0.2夕を100の
【94%エチルアルコール中に還流下、加熱縮合する。
反応液を冷蔵庫に放置すると、結晶の析出をみる。反応
液をロ遇し、結晶をエーテルで洗い、50%メチルアル
コールから数回再結を繰り返すと、無色針状の結晶を得
た。収率18.1%であった。
製造例 23 pーアミノ安息香酸エチルェステル−N−D−2−デオ
キシリボシドpーアミノ安息香酸エチルヱステル6.1
6夕、D−2−デオキシリボース5.0夕、塩化アンモ
ニウム0.3夕を40の【94%エチルアルコール中に
還流下、加熱縮合する。
反応液を冷蔵庫に放置すると、結晶の析出をみる。反応
液をロ遇し、結晶をエーテルで洗い、50%メチルアル
コールから数回再結を繰り返すと、無色針状の結晶を得
た。収率54.1%であった。製造例 24 pーアミノ安息香酸エチルェステル−N−D−フラクト
シドpーアミノ安息香酸エチルヱステル2.6夕、Dー
フラクトース2.6夕、塩化アンモニウム0.2夕を1
5の‘94%エチルアルコール中に還流下、加熱縮合す
る。
反応液を冷蔵庫に放置すると、結晶の析出をみる。反応
液をロ過し、結晶をエーテルで洗い、50%メチルアル
コールから数回再結を繰り返すと、無色針状の結晶を得
た。収率24.5%であった。
m.P 90一9が○ 〔Q〕啓十10(C=○‐5Et〇H) C:H:Nニ54.8:6.5:4.2(%)(55.
0:6.4:4.3)製造例 25 pーアミノ安息香酸エチルェステル−D−L−フコシド
pーアミノ安息香酸エチルェステル1.3夕、Lーフコ
山ス1.3夕、塩化アルミニウム0.2夕を15机【9
4%エチルアルコール中に還流下、加熱縮合する。
反応液を冷蔵庫に放置すると、結晶の析出をみる。反応
液をロ過し、結晶をエーテルで洗い、50%メチルアル
コールから数回再結を繰り返すと、無色針状の結晶を得
た。収率48.8%であった。製造例 26 p−アミノ安息香酸エチルヱステル−N−セロビオシド
セロビオース5.0夕を17m‘の水に溶解した液にp
ーアミノ安息香酸エチルェステル2.41夕を6の‘の
エチルェステルにとかした液と1.5の‘の酢酸を加え
たのち、還流下、加熱縮合する。
反応後、反応液を濃縮し、冷蔵庫に放置して、結晶の析
出をみる。
反応液をロ過し、結晶をアセトンェーテルで洗い、無色
の徴針状の結晶を得た。収率8.5%であった。
製造例 27 p−アミノ安息香酸プロピルェステル−N−D−リボシ
ドp−アミノ安息香酸プロピルェステル6.0夕、D−
リボース5夕、塩化アンモニウム0.1夕を25机9(
1%エチルアルコール中に還流下、加熱縮合する。
反応液を冷蔵庫に放置すると、結晶の析出をみる。反応
液をロ過し、結晶をェ−テルで洗い、50%メチルアル
コールから数回再結を繰り返すと、無色針状の結晶を得
た。収率49.1%であった。
製造例 28 p−アミノ安息香酸プロピルェステル−N−D刊2−デ
オキシリボシドp−アミノ安息香酸プロピルェステル6
.68夕、D−2−デオキシリボース5夕、塩化アンモ
ニウム0.3夕を40の【94%エチルアルコール中に
還流下、加熱縮合する。
反応液を冷蔵庫に放置すると、結晶の折出をみる。反応
液をロ過し、結晶をヱ日テルで洗い、50%メチルアル
コールから数回再結を繰り返すと、無色針状の結晶を得
た。収率58.3%であった。製造例 29 p−アミノ安息香酸プロピルェステル−N−L日フコシ
ドp−ァミノ安息香酸プロピルェステル1.4夕、L山
フコース1.3夕、塩化アンモニウム0.2夕を15の
上94%ヱチルアルコール中に還流下、加熱縮合する。
反応液を冷蔵庫に放置すると「結晶の析出をみる。反応
液をロ過し、結晶をエーテルで洗い、50%メチルアル
コールから数回再結を繰り返すと、無色針状の結晶を得
た。収率35.2%であった。
製造例 30 p−アミノ安息香酸プロピルェステル−N−セロビオシ
ドセロビオース5.0夕を17机【の水に熔解した液に
pmアミノ安息香酸プロピルヱステル2.6夕を6叫の
エチルアルコールにとかした液と1.物上の酢酸を加え
たのち、還流下、加熱縮合する。
反応後、反応液を濃縮し、冷蔵庫に放置して、結晶の析
出をみる。
反応液をロ過し、結晶をアセトンェーテルで洗い、無色
の徴針状の結晶を得た。収率27.2%であった。
製造例 31 p−アミノ安息香酸ブチルェステル−N−D−リボシド
pーアミノ安息香酸ブチルェステル6.5夕、D−リボ
ース6.5夕、塩化アンモニウム0.1夕を30の「‘
94%エチルアルコール中に還流下、加熱縮合する。
反応液を冷蔵庫に放置すると、結晶の析出をみる。反応
液をロ過し、結晶をエーテルで洗い、50%メチルアル
コールから数回再結を繰り返すと、無色針状の結晶を得
た。収率26.4%であった。
製造例 32 p−アミノ安息香酸ブチルェステル−N−D−2−デオ
キシリボシドp−アミノ安息香酸ブチルェステル3.6
夕、D−2−デオキシリボース2.5夕、塩化アンモニ
ウム0.3夕を50肌94%エチルアルコール中に還流
下、加熱縮合する。
反応液を冷蔵庫に放置すると、結晶の析出をみる。反応
液をロ過し、結晶をエーテルで洗い、50%メチルアル
コールから数回再結を繰り返すと、無色針状の結晶を得
た。収率54.2%であった。製造例 33 p−アミノ安息香酸ブチルェステル−N−L−フコシド
p−アミノ安息香酸ブチルヱステル1.5夕、L−フコ
ース1.3夕、塩化アンモニウム0.2夕を15叫94
%エチルアルコール中に還流下、加熱縮合する。
反応液を冷蔵庫に放置すると、結晶の析出をみる。反応
液をロ遇し、結晶をエーテルで洗い、50%メチルアル
コールから数回再結を繰り返すと、無色針状の結晶を得
た。収率41.4%であった。
製造例 34 p−アミノ安息香酸ブチルェステル−N−セロビオシド
セロビオース5.0夕を17Mの水に溶解した液にpー
アミノ安息香酸ブチルェステル2.8夕を6の‘のエチ
ルアルコールにとかした液と1.5Mの酢酸を加えたの
ち、還流下、加熱縮合する。
反応後、反応液を濃縮し、冷蔵庫に放置して、結晶の析
出をみる。
反応液をロ過し、結晶をアセトンェーテルで洗い、無色
の徴針状の結晶を得た。収率7.6%であった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本物質番号1の本発明物質の赤外線吸収スペク
トル図であり、第2図は本物質番号2の本発明物質の赤
外線吸収スペクトル図でいり、同様にして第3乃至37
図は本物質番号3乃至37の本発明物質の赤外線吸収ス
ペクトル図である。 第1図第2図 第3図 第4図 第5図 第6図 第7図 第8図 第9図 第10図 第11図 第12図 第13図 第14図 第15図 第16図 第17図 第18図 第19図 第20図 第21図 第Z図 第23図 第24図 第25図 第26図 第27図 第28図 第29図 第30図 第31図 第32図 第斑図 第34図 第35図 第斑図 第37図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R_1は単糖乃至三糖残基(ただし単糖のうち
    アラビノース、キシロース、グルコース、ガラクトース
    、マンノースおよびラクトースを除く)、又はデオキシ
    糖残基(ラムノースを除く)を表わす〕で示されるパラ
    アミノ安息香酸誘導体又はその塩又はアルキルエステル
    。 2 R_1はリボース、デオキシリボース、フコース、
    マルトース、セロビオース又はマルトトリオースである
    特許請求の範囲第1項記載のパラアミノ安息香酸誘導体
    又はその塩又はそのアルキルエステル。 3 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R_1は単糖乃至三糖残基(ただし単糖のうち
    アラビノース、キシロース、グルコース、ガラクトース
    、マンノースおよびラクトースを除く)、又はデオキシ
    糖残基(ラムノースを除く)を表わす〕で示されるパラ
    アミノ安息香酸誘導体又はその塩又はアルキルエステル
    を含有する抗糖尿病剤。 4 R_1はリボース、デオキシリボース、フコース、
    マルトース、セロビオース又はマルトトリオースである
    特許請求の範囲第3項記載の抗糖尿病剤。 5 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R_1は単糖乃至三糖残基(ただし単糖のうち
    アラビノース、キシロース、グルコース、ガラクトース
    、マンノースおよびラクトースを除く)、又はデオキシ
    糖残基(ラムノースを除く)を表わす〕で示されるパラ
    アミノ安息香酸誘導体又はその塩又はアルキルエステル
    を含有する血圧降下剤。 6 R_1はリボース、デオキシリボース、フコース、
    マルトース、セロビオース又はマルトトリオースである
    特許請求の範囲第5項記載の血圧降下剤。 7 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R_1は単糖乃至三糖残基(ただし単糖のうち
    アラビノース、キシロース、グルコース、ガラクトース
    、マンノースおよびラクトースを除く)、又はデオキシ
    糖残基(ラムノースを除く)を表わす〕で示されるパラ
    アミノ安息香酸誘導体又はその塩又はアルキルエステル
    を含有する抗動脈硬化症剤。 8 R_1はリボース、デオキシリボース、フコース、
    マルトース、セロビオース又はマルトトリオースである
    特許請求の範囲第7項記載の抗動脈硬化症剤。 9 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R_1は単糖乃至三糖残基(ただし単糖のうち
    アラビノース、キシロース、グルコース、ガラクトース
    、マンノースおよびラクトースを除く)、又はデオキシ
    糖残基(ラムノースを除く)を表わす〕で示されるパラ
    アミノ安息香酸誘導体又はその塩又はアルキルエステル
    を含有する抗腫瘍剤。 10 R_1はリボース、デオキシリボース、フコース
    、マルトース、セロビオース又はマルトトリオースであ
    る特許請求の範囲第9項記載の抗腫瘍剤。 11 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R_1は単糖乃至三糖残基(ただし単糖のうち
    アラビノース、キシロース、グルコース、ガラクトース
    、マンノースおよびラクトースを除く)、又はデオキシ
    糖残基(ラムノースを除く)を表わす〕で示されるパラ
    アミノ安息香酸誘導体又はその塩又はアルキルエステル
    を含有する解熱鎮痛剤。 12 R_1はリボース、デオキシリボース、フコース
    、マルトース、セロビオース又はマルトトリオースであ
    る特許請求の範囲第11項記載の解熱鎮痛剤。 13 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R_1は単糖乃至三糖残基(ただし単糖のうち
    アラビノース、キシロース、グルコース、ガラクトース
    、マンノースおよびラクトースを除く)、又はデオキシ
    糖残基(ラムノースを除く)を表わす〕で示されるパラ
    アミノ安息香酸誘導体又はその塩又はアルキルエステル
    を含有する抗炎症剤。 14 R_1はリボース、デオキシリボース、フコース
    、マルトース、セロビオース又はマルトトリオースであ
    る特許請求の範囲第13項記載の抗炎症剤。
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