JPS6041042B2 - ツマグロヨコバイ防除剤 - Google Patents
ツマグロヨコバイ防除剤Info
- Publication number
- JPS6041042B2 JPS6041042B2 JP17316082A JP17316082A JPS6041042B2 JP S6041042 B2 JPS6041042 B2 JP S6041042B2 JP 17316082 A JP17316082 A JP 17316082A JP 17316082 A JP17316082 A JP 17316082A JP S6041042 B2 JPS6041042 B2 JP S6041042B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- parts
- control agent
- marathon
- acephate
- effect
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は○，Ｓ−ジメチルＮ−アセチルホスホロアミド
チオヱート（以下アセフェートと略称する）と○，０ー
ジメチルＳ一〔１，２ービス（エトキシカルボニル）エ
チル〕ホスホロチオロチオェート（以下マラソンと略称
する）とを有効成分として含有することを特徴とするツ
マグロョコバィ防除剤組成物に関する。
チオヱート（以下アセフェートと略称する）と○，０ー
ジメチルＳ一〔１，２ービス（エトキシカルボニル）エ
チル〕ホスホロチオロチオェート（以下マラソンと略称
する）とを有効成分として含有することを特徴とするツ
マグロョコバィ防除剤組成物に関する。
従来有機燐系殺虫剤は我が国では水田の主要害虫である
ウンカ・ョコバィ類、二化メィ虫等の防除に特効薬とし
て重要な殺虫剤であり、多量に使用されている。
ウンカ・ョコバィ類、二化メィ虫等の防除に特効薬とし
て重要な殺虫剤であり、多量に使用されている。
しかしながら使用される化合物によっては必ずしもその
効果が十分でなく、作物の生育上好ましくない結果が現
れており、これらの主要害虫に対する防除薬剤の開発が
急務となってきた。本発明者らは、従釆の有機燐系殺虫
剤では効果の十分でないウンカ・ッマグロ類、二化メィ
虫等に対しても高い防除効果を奏し得る薬剤を開発する
ために種々研究した。
効果が十分でなく、作物の生育上好ましくない結果が現
れており、これらの主要害虫に対する防除薬剤の開発が
急務となってきた。本発明者らは、従釆の有機燐系殺虫
剤では効果の十分でないウンカ・ッマグロ類、二化メィ
虫等に対しても高い防除効果を奏し得る薬剤を開発する
ために種々研究した。
その結果アセフェートとマラソンとを含有する殺虫剤組
成物がそれぞれ単独の有効成分化合物では効果が十分で
ないウンカ・ョコバィ類に対して極めて高い防除効果を
発揮することを見し、出した。本発明に係るッマグロョ
コバィ防除剤の防除効果は各有効成分を単独で使用した
場合の相加効果からは予想もできない程の大きな相乗効
果を発揮し、単独成分を使用した場合には見られない異
種の防除効果を発揮する。
成物がそれぞれ単独の有効成分化合物では効果が十分で
ないウンカ・ョコバィ類に対して極めて高い防除効果を
発揮することを見し、出した。本発明に係るッマグロョ
コバィ防除剤の防除効果は各有効成分を単独で使用した
場合の相加効果からは予想もできない程の大きな相乗効
果を発揮し、単独成分を使用した場合には見られない異
種の防除効果を発揮する。
本発明に係るッマグロョコバィ防除剤組成物はアセフェ
ートとマラソンとを混合してなるものであり、マラソン
にアセフェートを少量添加するだけでマラソンのッマグ
ロョコバイに対する殺虫効果を相乗的に増加させること
ができる。
ートとマラソンとを混合してなるものであり、マラソン
にアセフェートを少量添加するだけでマラソンのッマグ
ロョコバイに対する殺虫効果を相乗的に増加させること
ができる。
また混合することによって各々単剤に於ける実用濃度を
−段と下げることができ、有用植物に何らの薬害を与え
ることなく極めて優れた薬剤であり、経済的且つ安全に
殺虫剤として使用することができる。完全に殺虫の目的
を達しうるものである。本発明に係るッマグロョコバィ
防除剤組成物は公知の処方にて粉剤、乳剤、粒剤、水和
剤、微粒剤等の適宜の形態に調剤することができる。
−段と下げることができ、有用植物に何らの薬害を与え
ることなく極めて優れた薬剤であり、経済的且つ安全に
殺虫剤として使用することができる。完全に殺虫の目的
を達しうるものである。本発明に係るッマグロョコバィ
防除剤組成物は公知の処方にて粉剤、乳剤、粒剤、水和
剤、微粒剤等の適宜の形態に調剤することができる。
担体としては農園芸用薬剤に使用されるものなら固体ま
たは液体のいずれでも使用でき、特定のものに限定され
るものではない。例えば固体裾体としてはタルク、クレ
ー、カオリン、シリカ、けいそう士、ベントナィト等が
挙げられ液体担体としてはキシロール、メチルナフタレ
ン、シクロヘキサノン等の溶剤が挙げられるが、勿論こ
れらに限定されるものではない。また農園芸用薬剤に使
用される補助剤、例えば乳化剤、湿潤剤、展着剤、分散
剤等を添加して効果の確実向上も期待できる。次に本発
明に係るッマグロョコバィ防除剤組成物の実施例を若干
挙げるが、本発明は以下の実施例に限定されるものでは
ない（以下実施例中、部は重量部を示す）。実施例 １ マラソン３の部、アセフエート２疎部、ナフタレンスル
ホン酸ソーダホルマリン３部、ドデシルベンゼンスルホ
ン酸ソーダ５部およびクレー４群部を均一に混合粉砕し
て水和剤を得る。
たは液体のいずれでも使用でき、特定のものに限定され
るものではない。例えば固体裾体としてはタルク、クレ
ー、カオリン、シリカ、けいそう士、ベントナィト等が
挙げられ液体担体としてはキシロール、メチルナフタレ
ン、シクロヘキサノン等の溶剤が挙げられるが、勿論こ
れらに限定されるものではない。また農園芸用薬剤に使
用される補助剤、例えば乳化剤、湿潤剤、展着剤、分散
剤等を添加して効果の確実向上も期待できる。次に本発
明に係るッマグロョコバィ防除剤組成物の実施例を若干
挙げるが、本発明は以下の実施例に限定されるものでは
ない（以下実施例中、部は重量部を示す）。実施例 １ マラソン３の部、アセフエート２疎部、ナフタレンスル
ホン酸ソーダホルマリン３部、ドデシルベンゼンスルホ
ン酸ソーダ５部およびクレー４群部を均一に混合粉砕し
て水和剤を得る。
実施例 ２
マラソン２部、アセフェート１部、ホワイトカーボン１
部、タルク２碇部およびクレー７６部とを均一に混合粉
砕して粉剤を得る。
部、タルク２碇部およびクレー７６部とを均一に混合粉
砕して粉剤を得る。
実施例 ３
マラソン１．５部、アセフェート０．５部、ＰＶＡＩ部
およびクレー９７部を均一に混合粉砕して、加水しなが
ら転勤造粒し、乾燥筋別して６５〜２５０メッシュの微
粒剤を得る。
およびクレー９７部を均一に混合粉砕して、加水しなが
ら転勤造粒し、乾燥筋別して６５〜２５０メッシュの微
粒剤を得る。
実施例 ４
マラソン４部、アセフェート１部、ドデシルベンゼンス
ルホン酸ソーダ１．５部、ベントナィト１０部およびク
レー８３．５部を均一に混合した後、加水練合し押出し
造粒機にて造粒した後、乾燥、整粒および節別して粒剤
を得る。
ルホン酸ソーダ１．５部、ベントナィト１０部およびク
レー８３．５部を均一に混合した後、加水練合し押出し
造粒機にて造粒した後、乾燥、整粒および節別して粒剤
を得る。
次に本発明に係るッマグロョコバィ防除剤組成・物の有
用性を試験例を挙げて具体的に説明する。
用性を試験例を挙げて具体的に説明する。
試験例 １ッマグロョコバィに対する防除効果試験
鉢楯水稲に所定濃度の薬液希釈液を１０アール当り１０
０その割合でスプレーガンで均一に散布し、散布２時間
後に水稲の茎葉部を切り取って試験管（径２６肌、長さ
２０ｃの）に入れ、その試験管内にッマグロョコバィヱ
成虫（羽化５日後）を２０匹放ち２岬時間後の仰転虫率
を求めた。
０その割合でスプレーガンで均一に散布し、散布２時間
後に水稲の茎葉部を切り取って試験管（径２６肌、長さ
２０ｃの）に入れ、その試験管内にッマグロョコバィヱ
成虫（羽化５日後）を２０匹放ち２岬時間後の仰転虫率
を求めた。
１区５蓮制で試験し、平均仰転虫率を算出した。
次にその試験結果を示せば第１表のとおりである。第１
表 第１表のデータに基づいて、カーベンターの式によりＬ
Ｃ９。
表 第１表のデータに基づいて、カーベンターの式によりＬ
Ｃ９。
（９０％致死薬剤濃度）期待値を求め、実測値との対比
から、有効成分を混合することによる共力度を算出した
。この場合、共力度１は相加的効果を、１より小さい場
合は措抗的効果を、また１より大きい場合は相乗的効果
を示し、特に２以上の場合には相加的効果が顕著である
ことを示す。その結果は、第２表のとおりである。
から、有効成分を混合することによる共力度を算出した
。この場合、共力度１は相加的効果を、１より小さい場
合は措抗的効果を、また１より大きい場合は相乗的効果
を示し、特に２以上の場合には相加的効果が顕著である
ことを示す。その結果は、第２表のとおりである。
第２表
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ Ｏ，Ｓ−ジメチルＮ−アセチルホスホロアミドチオ
エートとＯ，Ｏ−ジメチルＳ−〔１，２−ビス（エトキ
シカルボニル）エチル〕ホスホロチオロチオエートとを
有効成分として含有することを特徴とするツマグロヨコ
バイ防除剤組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17316082A JPS6041042B2 (ja) | 1982-10-04 | 1982-10-04 | ツマグロヨコバイ防除剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17316082A JPS6041042B2 (ja) | 1982-10-04 | 1982-10-04 | ツマグロヨコバイ防除剤 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP48124469A Division JPS5838406B2 (ja) | 1973-11-07 | 1973-11-07 | サツチユウザイソセイブツ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5890506A JPS5890506A (ja) | 1983-05-30 |
| JPS6041042B2 true JPS6041042B2 (ja) | 1985-09-13 |
Family
ID=15955208
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17316082A Expired JPS6041042B2 (ja) | 1982-10-04 | 1982-10-04 | ツマグロヨコバイ防除剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6041042B2 (ja) |
-
1982
- 1982-10-04 JP JP17316082A patent/JPS6041042B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5890506A (ja) | 1983-05-30 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3428112B2 (ja) | 複合殺ダニ剤組成物 | |
| SK278527B6 (en) | Multicomponent pesticidal agent | |
| JP3291788B2 (ja) | 除草組成物 | |
| JPS6041042B2 (ja) | ツマグロヨコバイ防除剤 | |
| JP3348946B2 (ja) | 除草剤組成物 | |
| JP2627291B2 (ja) | 安定化された殺虫・殺菌農薬組成物 | |
| JPH0753315A (ja) | 農園芸用アブラムシ剤及びアブラムシ類の防除方法 | |
| JPS6028806B2 (ja) | ツマグロヨコバイ防除剤 | |
| JPS6027642B2 (ja) | 農園芸用殺菌剤 | |
| JPS6218522B2 (ja) | ||
| JPS5838406B2 (ja) | サツチユウザイソセイブツ | |
| JPS593446B2 (ja) | サツチユウザイソセイブツ | |
| US2948654A (en) | Insecticidal composition comprising sesoxane and methoxychlor | |
| JPS5834441B2 (ja) | サツチユウザイソセイブツ | |
| JPS5834442B2 (ja) | サツチユウザイソセイブツ | |
| JP2807503B2 (ja) | 除草効果増強剤およびこれを含む水面施用除草粒剤 | |
| JPS593442B2 (ja) | サツチユウザイソセイブツ | |
| JPH0256324B2 (ja) | ||
| JP2884192B2 (ja) | 殺ダニ剤 | |
| JPS58131909A (ja) | タネバエ防除剤 | |
| JPH0618766B2 (ja) | 殺ダニ剤組成物 | |
| JPH019A (ja) | 安定化された殺虫・殺菌農薬組成物 | |
| JPS58113109A (ja) | 複合殺虫剤 | |
| JPS5839803B2 (ja) | 殺虫剤組成物 | |
| JPS6332762B2 (ja) |