JPS5834441B2 - サツチユウザイソセイブツ - Google Patents
サツチユウザイソセイブツInfo
- Publication number
- JPS5834441B2 JPS5834441B2 JP48124467A JP12446773A JPS5834441B2 JP S5834441 B2 JPS5834441 B2 JP S5834441B2 JP 48124467 A JP48124467 A JP 48124467A JP 12446773 A JP12446773 A JP 12446773A JP S5834441 B2 JPS5834441 B2 JP S5834441B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- parts
- effect
- test
- compound
- satsuchi
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は０−８−ジメチルＮ−アセチルホスホロアミド
チオエート（以下アセフェートと略記する）と一般式（
１） （但し式中Ｒ１、Ｒ２は低級アルキル基を示し、ｎは２
または３の整数を示す）で表わされる化合物から選ばれ
る少なくとも１種の化合物とを有効成分として含有する
ことを特徴とする殺虫剤組成物に関する。
チオエート（以下アセフェートと略記する）と一般式（
１） （但し式中Ｒ１、Ｒ２は低級アルキル基を示し、ｎは２
または３の整数を示す）で表わされる化合物から選ばれ
る少なくとも１種の化合物とを有効成分として含有する
ことを特徴とする殺虫剤組成物に関する。
従来有機燐系殺虫剤は我国では水田の主要害虫であるウ
ンカ、ヨコバイ類、二化メイ虫等の防除に特効薬として
重要な殺虫剤であり、多量に使用されている。
ンカ、ヨコバイ類、二化メイ虫等の防除に特効薬として
重要な殺虫剤であり、多量に使用されている。
しかしながら使用される化合物によっては必ずしもその
効果が十分でな（、作物の生育上好ましくない結果が現
われており、これらの主要害虫に対する新しい防除薬剤
の開発が急務となってきた。
効果が十分でな（、作物の生育上好ましくない結果が現
われており、これらの主要害虫に対する新しい防除薬剤
の開発が急務となってきた。
本発明者らは、従来の有機燐系殺虫剤では効果の十分で
ないウンカ、ツマタロ類、二化メイ虫等に対しても高い
防除効果を奏し得る薬剤を開発するため種々研究した。
ないウンカ、ツマタロ類、二化メイ虫等に対しても高い
防除効果を奏し得る薬剤を開発するため種々研究した。
その結果アセフェートと、前記一般式（Ｉ）で表わされ
る化合物から選択される少なくとも１種の化合物とを含
有する殺虫剤組成物がそれぞれ単独の有効成分化合物で
は防除効果が十分でないウンカ、ヨコバイ類等に対して
作物に対しては何ら薬害を与えることな（極めて高い防
除効果を発揮することを見い出した。
る化合物から選択される少なくとも１種の化合物とを含
有する殺虫剤組成物がそれぞれ単独の有効成分化合物で
は防除効果が十分でないウンカ、ヨコバイ類等に対して
作物に対しては何ら薬害を与えることな（極めて高い防
除効果を発揮することを見い出した。
本発明に係る殺虫剤組成物として有効に使用することか
できる一般式（Ｉ）で表わされる化合物の例を挙げると
次の通りであるが以下の例示化合物に限定されるもので
はない。
できる一般式（Ｉ）で表わされる化合物の例を挙げると
次の通りであるが以下の例示化合物に限定されるもので
はない。
化合物１） ０・０−ジエチル−〇−〔２−クロル−
１−（２・４−ジクロルフェニル）ビニル〕ホスフェー
ト 化合物２）０−０−ジエチル−〇−〔２−クロル１−（
２・４・５−トリクロルフェニル）ビニル〕ホスフェー
ト 化合物３）０・Ｏ−ジメチル−〇−〔２−クロル１−（
２・４−ジクロルフェニル〕ビニル〕ホスフェート 化合物（４）〇−エチルＯ−メチルー〇−〔２−りｏル
ー１−（２・４−ジクロルフェニル〕ビニル〕ホスフェ
ート 本発明に係る殺虫剤の防除効果は各有効成分を単独で施
用した場合の相加効果からは予想もできない程の大きな
相乗効果を発揮し、単独成分を施用した場合には見られ
ない異種の防除効果を発揮する。
１−（２・４−ジクロルフェニル）ビニル〕ホスフェー
ト 化合物２）０−０−ジエチル−〇−〔２−クロル１−（
２・４・５−トリクロルフェニル）ビニル〕ホスフェー
ト 化合物３）０・Ｏ−ジメチル−〇−〔２−クロル１−（
２・４−ジクロルフェニル〕ビニル〕ホスフェート 化合物（４）〇−エチルＯ−メチルー〇−〔２−りｏル
ー１−（２・４−ジクロルフェニル〕ビニル〕ホスフェ
ート 本発明に係る殺虫剤の防除効果は各有効成分を単独で施
用した場合の相加効果からは予想もできない程の大きな
相乗効果を発揮し、単独成分を施用した場合には見られ
ない異種の防除効果を発揮する。
本発明に係る殺虫剤組成物はアセフェートに一般式（Ｉ
）で表わされる化合物の少な（とも１種を少量添加する
だけでアセフェートの殺虫効果を相乗的に増加させるこ
とができる。
）で表わされる化合物の少な（とも１種を少量添加する
だけでアセフェートの殺虫効果を相乗的に増加させるこ
とができる。
また一般式（Ｉ）で表わされる化合物の少なくとも１種
にアセフェート乞少量添加するだけで一般ＱＩ）で表わ
される化合物の殺虫効果を相乗的に増加させることがで
きる。
にアセフェート乞少量添加するだけで一般ＱＩ）で表わ
される化合物の殺虫効果を相乗的に増加させることがで
きる。
更に本発明の殺虫組成物はアオムシ、コナガ、ヨトウム
シ、ハスモンヨトウ、アブーｙムシ類等ノ跣菜害虫、な
らびにクワコナ力イガラムシ、ハマキムシ、ハモグリガ
類等の果樹害虫に対しても単独成分を施用した場合をは
かるに上まわる高い殺虫効果を発揮する。
シ、ハスモンヨトウ、アブーｙムシ類等ノ跣菜害虫、な
らびにクワコナ力イガラムシ、ハマキムシ、ハモグリガ
類等の果樹害虫に対しても単独成分を施用した場合をは
かるに上まわる高い殺虫効果を発揮する。
また植物害虫のほか土壌害虫、衛生害虫の防除に対して
も有効であり、高度の接触毒、食前、神経毒、燻蒸前を
もって効果を発現させ、経済的且つ安全に殺虫の目的を
達しうるものである。
も有効であり、高度の接触毒、食前、神経毒、燻蒸前を
もって効果を発現させ、経済的且つ安全に殺虫の目的を
達しうるものである。
本発明に係る殺虫剤組成物は公知の処方にて粉剤、乳剤
、粒剤、水和剤、微粒剤等の適宜の形態に調剤すること
ができる。
、粒剤、水和剤、微粒剤等の適宜の形態に調剤すること
ができる。
担体としては農園芸用薬剤に常用されるものなら固体ま
たは液体のいずれでも使用でき、特定のものに限定され
るものではない。
たは液体のいずれでも使用でき、特定のものに限定され
るものではない。
例えば固体担体としてはタルク、クレーカオリン、シリ
カ、げいそう土、ベントナイト等が挙げられ液体担体と
してはキジロール、メチルナフタレン、シクロヘキサノ
ン等の溶剤が挙げられるが、勿論これらに限定されるも
のではない。
カ、げいそう土、ベントナイト等が挙げられ液体担体と
してはキジロール、メチルナフタレン、シクロヘキサノ
ン等の溶剤が挙げられるが、勿論これらに限定されるも
のではない。
また農園芸用薬剤に使用される補助剤、例えば乳化剤、
湿潤剤、展着剤、分散剤等を添加して効果の確実向上も
期待できる。
湿潤剤、展着剤、分散剤等を添加して効果の確実向上も
期待できる。
次に本発明に係る殺虫剤組成物の実施例を若干量げるが
、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
（以下実施例中部は重量部を示す）実施例 １
化合ｍ１）２５部、アセフェート２５部、ナフタレンス
ルホン酸ソーダホルマリン３部、ドデシルベンゼンスル
ホン酸ソーダ５部およびクレー４２部を均一に混合粉砕
して水和剤を得る。
ルホン酸ソーダホルマリン３部、ドデシルベンゼンスル
ホン酸ソーダ５部およびクレー４２部を均一に混合粉砕
して水和剤を得る。
実施例 ２
化合物２） ２部、アセフェート１部、ホワイトカーボ
ン１部、タルク２０部およびクレー７６部を均一に混合
粉砕して粉剤を得る。
ン１部、タルク２０部およびクレー７６部を均一に混合
粉砕して粉剤を得る。
実施例 ３
化合物３）１部、アセフェート１部、ＰＶＡ１部および
クレー９７部を均一に混合粉砕して、加水しながら転動
造粒し、乾燥篩別して６５〜２５０メツシユの微粒剤を
得る。
クレー９７部を均一に混合粉砕して、加水しながら転動
造粒し、乾燥篩別して６５〜２５０メツシユの微粒剤を
得る。
実施例 ４
化合物４）１部、アセフェート４部、ドデシルベンゼン
スルホン酸ソーダ１．５部、ベントナイト１０部および
クレー８３．５部を均一に混合した後、加、水練合し押
出し造粒機にて造粒した後乾燥、整粒および篩別して粒
剤を得る。
スルホン酸ソーダ１．５部、ベントナイト１０部および
クレー８３．５部を均一に混合した後、加、水練合し押
出し造粒機にて造粒した後乾燥、整粒および篩別して粒
剤を得る。
次に本発明に係る殺虫剤組成物の有用性を試験例を挙げ
て具体的に説明する。
て具体的に説明する。
試験例 １
ツマグロヨコバイに対する防除効果試験
鉢植水稲に所定濃度の薬液希釈液を１０アール当り１０
０１の割合でスプレーガンで均一に散布し、散布２時間
後に水稲の茎葉部を切り取って試験管（径２．６ｃｒｒ
Ｌ１長さ２０Ｃｒ／Ｌ）に入れ、その試験管内にツマグ
ロヨコバイ♀成虫（羽化５日後）を２０匹放ち２４時間
後の仰転虫率を求めた。
０１の割合でスプレーガンで均一に散布し、散布２時間
後に水稲の茎葉部を切り取って試験管（径２．６ｃｒｒ
Ｌ１長さ２０Ｃｒ／Ｌ）に入れ、その試験管内にツマグ
ロヨコバイ♀成虫（羽化５日後）を２０匹放ち２４時間
後の仰転虫率を求めた。
１区５連制で試験し、平均仰転虫率を算出した。
次にその試験結果を示せば第１表のとおりである。
第１表のデータに基づいて、カーペンタ−の式によりＬ
Ｃ９ｏ−（９０％致死薬剤濃度）期待値を求め、実測値
との対比から、有効成分を混合することによる共力塵を
算出した。
Ｃ９ｏ−（９０％致死薬剤濃度）期待値を求め、実測値
との対比から、有効成分を混合することによる共力塵を
算出した。
この場合、共力塵１は相加的効果を、■より小さい場合
は拮抗的効果を、また１より大きい場合は相乗的効果を
示し、特に２以上の場合には相乗的効果が顕著であるこ
とを示す。
は拮抗的効果を、また１より大きい場合は相乗的効果を
示し、特に２以上の場合には相乗的効果が顕著であるこ
とを示す。
その結果は、第２表のとおりである。
試験例 ２
ヨトウムシに対する防除効果試験
試験方法としてはかんらんのヨトウムシの千金幼虫を１
０匹ずつ金あみゲージ（径７ＣｒｒＬ、深さ３、５ ｃ
ｒｎ ）に入れ、スプレーガンにより所定濃度薬液５１
ｒＬｌを虫体散布し、２４時間後の仰転虫率を調査した
。
０匹ずつ金あみゲージ（径７ＣｒｒＬ、深さ３、５ ｃ
ｒｎ ）に入れ、スプレーガンにより所定濃度薬液５１
ｒＬｌを虫体散布し、２４時間後の仰転虫率を調査した
。
１区５連制で試験し平均仰転虫率を算出した。
次にその試験結果を示せば第３表のとおりである。
ＰＡＰはジチオリン酸Ｓ−〔α−（エ
トキシカルボニル）ベンジル）Ｏ−Ｏ−ジメチルを含有
する市販の殺虫剤である。
する市販の殺虫剤である。
試験例１と同様に、第５表のデータに基づいて共力度を
算出した。
算出した。
その結果は、第６表のとおりである。
試験例 ３
タネバエに対する防除効果試験
圃場にて幅１０ＣＩｒＬの作条を掘り、魚粕を施用し、
２２日間放置しタネバエの産卵を促した。
２２日間放置しタネバエの産卵を促した。
魚粕上に覆土し、所定量の薬剤を作条内に散粒しインゲ
ン（品種：新江戸用）を採種し覆土した。
ン（品種：新江戸用）を採種し覆土した。
処理１７日後に発芽数、被害（程度側）数について調査
し、下記の被害指数より防除価を求めた。
し、下記の被害指数より防除価を求めた。
その結果を第４表に示す。
（被害程度）
係数
無（０）被害なし
少（１） 極くわづかに加害、その後の生育に影響なし
軽（
）
加害されているが、
影響なし
その後の生育に
中（
）
加害や工多く生育に若干影響あるが
回復の可能性有
多（８）
甚（１０）
加害多く生育著しく劣り回復困難
激しく加害、発芽不能又は発芽後枯
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 ｉ ｏ−ｓ−ジメチルＮ ドチオエートと一般式 ％式％ （但し式中Ｒ１、Ｒ２は低級アルキル基を示し、ｎは２
または３の整数を示す）で表わされる化合物から選択さ
れる少なくとも１種の化合物とを有効成分として含有す
ることを特徴とする殺虫剤組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP48124467A JPS5834441B2 (ja) | 1973-11-07 | 1973-11-07 | サツチユウザイソセイブツ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP48124467A JPS5834441B2 (ja) | 1973-11-07 | 1973-11-07 | サツチユウザイソセイブツ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5071834A JPS5071834A (ja) | 1975-06-14 |
| JPS5834441B2 true JPS5834441B2 (ja) | 1983-07-27 |
Family
ID=14886235
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP48124467A Expired JPS5834441B2 (ja) | 1973-11-07 | 1973-11-07 | サツチユウザイソセイブツ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5834441B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60155226U (ja) * | 1984-03-24 | 1985-10-16 | 松下電工株式会社 | 自動遅れスイツチ |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4834583A (ja) * | 1971-09-05 | 1973-05-19 |
-
1973
- 1973-11-07 JP JP48124467A patent/JPS5834441B2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4834583A (ja) * | 1971-09-05 | 1973-05-19 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60155226U (ja) * | 1984-03-24 | 1985-10-16 | 松下電工株式会社 | 自動遅れスイツチ |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5071834A (ja) | 1975-06-14 |
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