JPS6040144A - 軟質シ−ト - Google Patents

軟質シ−ト

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JPS6040144A
JPS6040144A JP14873683A JP14873683A JPS6040144A JP S6040144 A JPS6040144 A JP S6040144A JP 14873683 A JP14873683 A JP 14873683A JP 14873683 A JP14873683 A JP 14873683A JP S6040144 A JPS6040144 A JP S6040144A
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JP
Japan
Prior art keywords
sheet
polyvinyl chloride
ferrite
weight
parts
Prior art date
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Granted
Application number
JP14873683A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH038385B2 (ja
Inventor
Hiroaki Furukawa
博章 古川
Yoshimi Ueno
上野 喜美
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tosoh Corp
Original Assignee
Toyo Soda Manufacturing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toyo Soda Manufacturing Co Ltd filed Critical Toyo Soda Manufacturing Co Ltd
Priority to JP14873683A priority Critical patent/JPS6040144A/ja
Publication of JPS6040144A publication Critical patent/JPS6040144A/ja
Publication of JPH038385B2 publication Critical patent/JPH038385B2/ja
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  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Hard Magnetic Materials (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はフェライト系化合物を高充填しかつ成形加工性
、および表面状態の優れた軟質シートに関するものであ
る。
近年、フェライト化合物を多量に充填させた軟質シート
は、そのすぐれた形状付与性と加工性。
施工性を生かして遮音シート、磁石、半導電性シート等
に利用されている。これらの分野は最近急激に話題とな
っているもので、今後着実に需要は増加すると予想され
る。これらの軟質シートは、軟質高分子を母材に遮音シ
ートであれば高比重物質を、磁石であれば磁性材料を、
半導電性シートであれば金属や全屈酸化物の微粉を充填
させて造る場合が大半である。こうした充填材料のなか
で特に各種フェライトは、上記6f!Ti類の用途すべ
てに活用できる便利さもあシ、極めて多量に使われてい
る。また、フェライトのなかでも価格の面からは磁性酸
化鉄や酸化チタン等の生産過程で副生ずる回収フェライ
ト化合物粉末が安価でこうした充填材として好適である
。しかし、このようにして得られたフェライト化合物を
ポリ塩化ビニルに多量に充填してロールで混練すると、
ロール表面にプレートアウト(充填材を含むシート構成
々分がロール表面に付着する)が発生する。このような
状態でカレンダー加工を行うとシート面からロール表面
にシートの構成成分の一部が付着してシ−ト面が汚なく
なり、さらにこの現象が進むとロール表面には多量のシ
ート構成成分が付着しカレンダー加工を続けることは不
可能となってしまう。
この原因は明らかではないが、回収フェライト化合物中
には普通鉄以外の他の重金属を始めとしてかなシの不純
物が混在しておシ、そのためにポリ塩化ビニルや可塑剤
との相溶性が低下するためと推定される。
本発明者はポリ塩化ビニルと可塑剤9回収フェライト化
合物粉末との混合系でみられる上記の欠点のない軟質シ
ートを開発すべく検討f:重ねた結果、重合度2000
以上のポリ塩化ビニル10〜90重量部と重合度120
0以下のポリ塩化ビニル90〜10重量部をブレンドし
樹脂総量として100重量部に対し、可塑剤50〜12
0重量部、安定剤1〜10重量部および回収フェライト
化合物粉末150〜800重量部を配合してなる組成物
が成形加工性2表面状態にすぐれておシ、カレンダー加
工で連続的に生産できることを見い出し、本発明に到達
した。
すなわち、重合度2000以上のポリ塩化ビニルと重合
度1200以下のポリ塩化ビニルをブレンドして例えば
重合度1500に設定した場合、このようなブレンドレ
ジンを用いて加工すると単純な一山ピークの分子量分布
を形成している重合度1500のレジンを用いてカレン
ダー加工した場合に比べてはるかにすぐれた加工性を有
する。
このようなブレンドレジンを用いて多量に回収フェライ
トを充填させてロール加工しても従来のようにロール表
面にプレートアウトせず、加工時のシート強度も充分で
あり連続してカレンダー加工によシ生産するととができ
、得られたシートの表面状態は極めてすぐれたものとな
っている。これに対して単純な一山の分子量分布を持つ
重合度1500のポリ塩化ビニルを用いた場合、ロール
加工時にプレートアウトが激しく、たとえシートが得ら
れたとしても、そのシート表面は汚れておりとても実用
には適さない。また、加工時のシート強度も充分とはい
えない。
本発明で用いるポリ塩化ビニルとしては、塩化ビニル単
独重合体および塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、塩化
ビニル−エチレン共重合体、塩化ビニル−エチレン−酢
酸ビニル共重合体に塩化ビ常のものを用いることができ
る。その骨は50〜120重’JF’L部が望ましく、
50重量部以下では軟質化の目的が達成されず、120
重量部以上では強度が低下する。
安定剤としては、ポリ塩化ビニルに添加する通常の安定
剤を添加することができる。添加量は1重lit部〜1
0重量部が望ましく10重置部以上入れてもそれ以上の
効果は望めないし、1M景部以下では安定剤としての効
果が発現しない。
本発明に使用される回収フェライト化合物としては、産
業廃棄物中の有害な重金属の除去をするフェライト法に
おいて発生するフェライト化合物あるいは磁性ri〉化
鉄や酸化チタン等の生産過程で副生ずる回収フェライト
化合物粉末等が挙げられる。このような回収フェライト
化合物の成分は、マグネタイト(Fe2O2)、オキ7
水酸化鉄(FeOOH)。
および三酸化鉄(F〜へ)を始めとして他に微量の重金
属と不純物を含む。これらのフェライト化合物粉末の粒
径は、シートの物性9表面性状等を考慮すれば150メ
ツシユ以下が望ましい。また、その景は150重量部〜
800重量部が望ましい。
150重量部以下ではフエのライトの効果が充分に発現
せず、800重量部以上ではカレンダー加工が困難にな
シ軟質シートとしての各種物性も低下する。ただし、特
に物性等にこだわらなければポリ塩化ビニル100重量
部に対して回収フェライト化合物粉末は1000重景部
置部っても充填させることはできる。
また、特にこのような回収フェライト化合物に限らず、
樹脂や可塑剤と相溶性の低い一般の充填物を加えること
も可能である。
さらに加工性の改良のだめにリン酸エステル系の界面活
性剤を加えることもできる。
本発明において用いられる各成分の混合方法はヘンシェ
ルミキザー、リボンプレングー等の各種ミキサーあるい
はバンバリー、ロール等によシ混合4n拌および混線す
る方法が採用される。得られた混合物は押出成形(λ゛
ヲ、カレンダー成形機によって成11gできる。また所
望に応じて、シート表面に印刷、塗装、メッキなどの加
工を施すことも可能である。
本発明の軟質シートの用途としてij:J?音シート。
磁石シート、半導電性シート、静電防止シート。
電磁7−ルドシートが挙げられる。
以下に実施例により本発明を説明する。
実hfq例1〜3.比較例1〜2 第1表に示す配合に従って、各々の成分を160 ’に
〜170℃に昇温したミキシングロールで約10分間混
練しカレンダー加工を行った。最終的なシートの厚さは
05門になるように調整した。得られたコンパウドのロ
ール混練、カレンダー加工での評価結果は次の通りであ
る。
表1 体 (2)重合度2800のエチレン含有(2チ)のポリ塩
化ビニル−エチレン共重合体 (3) 重合度1050のエチレン含有(2チ)のポリ
塩化ビニル−エチレン共重合体 (a 重合度1500のポリ塩化ビニル単独重合体 (5) 重合度1300のポリ塩化ビニル単独重合体 (6)Dop(ジオクチルフタレート)/TXP(ト1
j−1r−シレニル7オスフェー))ニア0/10(重
量比) (7)Pb系複合安定剤 (8)F′e、04を主成分としFe2O,、FeO(
OHIを含む回収フェライ)100メツシユバス(石原
産業製) (す) 三酸化アンチモン 実施例1 プレートアウトは全くなく155℃で0.5
朝のシートは充分な強度を有していた。得られたシート
の表面状態は不 均一な部分がなく極めてきれいなもの であった。160℃でのシートのロー ルからの剥離性も良好であった。
実施例2 プレートアウトは全くなく155℃で05門
のシートは充分な強度を有して おシ、バンク回りも良好であった。得 られたシートの表面状態は不均一な部 分がなく極めてきれいなものであった。
160℃でのシートのロールからの剥 離性も良好であった。
実施例3 プレートアウトは全くなく155℃で0.5
間のシートは充分な強度を有していた。ただし、シート
は本発明例1よ シ若干柔かくバンク回りも良好であっ た。得られたシートの表面状態は不均 一な部分かなく極めてきれいなもので あった。160℃でのシートのロール からの剥離性も良好であった。
比較例1155°Cで0.5命のシートは一応の強度を
有していたが、プレートアウトが 目立った。得られたシートの表面状態 は均一とはいえなくコールドマーク (溶融混和物の一部に低温のかたい部 分があるため圧延シートにざらざらの 筋がついた9、鳥の足跡に似たかたい 部分が残ること)が目立つ。160°Cでのシートのロ
ールからの剥離は可能 であった。
比較例2155”Cで05鴎のシート強度は充分とはい
えなくグレートアウトはかなり 目立った。得られたシートの表面状態 特許出願人 東洋曹達工業株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、 重合度2000以上のポリ塩化ビニル10〜90
    重量部と重合度1200以下のポリ塩化ビニル90〜1
    0重量部をブレンドし樹脂総量として100重量部に対
    し、可塑剤50〜120重量部、安定剤1〜10重量部
    および回収フエシイト化合物粉末150〜800重量部
    を配合してなる軟質シート。
JP14873683A 1983-08-16 1983-08-16 軟質シ−ト Granted JPS6040144A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14873683A JPS6040144A (ja) 1983-08-16 1983-08-16 軟質シ−ト

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14873683A JPS6040144A (ja) 1983-08-16 1983-08-16 軟質シ−ト

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6040144A true JPS6040144A (ja) 1985-03-02
JPH038385B2 JPH038385B2 (ja) 1991-02-05

Family

ID=15459459

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14873683A Granted JPS6040144A (ja) 1983-08-16 1983-08-16 軟質シ−ト

Country Status (1)

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JP (1) JPS6040144A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6274947A (ja) * 1985-09-28 1987-04-06 Nippon Rubber Co Ltd 射出成形靴底組成物
CN112679881A (zh) * 2020-12-23 2021-04-20 浙江三诚塑业有限公司 聚氯乙烯热塑性弹性体材料及其制备方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6274947A (ja) * 1985-09-28 1987-04-06 Nippon Rubber Co Ltd 射出成形靴底組成物
JPS6352052B2 (ja) * 1985-09-28 1988-10-17 Nippon Rubber
CN112679881A (zh) * 2020-12-23 2021-04-20 浙江三诚塑业有限公司 聚氯乙烯热塑性弹性体材料及其制备方法

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Publication number Publication date
JPH038385B2 (ja) 1991-02-05

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