JPH1129676A - 塩化ビニル系樹脂組成物 - Google Patents

塩化ビニル系樹脂組成物

Info

Publication number
JPH1129676A
JPH1129676A JP18662197A JP18662197A JPH1129676A JP H1129676 A JPH1129676 A JP H1129676A JP 18662197 A JP18662197 A JP 18662197A JP 18662197 A JP18662197 A JP 18662197A JP H1129676 A JPH1129676 A JP H1129676A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vinyl chloride
resin composition
chloride resin
weight
parts
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP18662197A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihisa Iwata
佳久 岩田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Chemical MKV Co
Original Assignee
Mitsubishi Chemical MKV Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Chemical MKV Co filed Critical Mitsubishi Chemical MKV Co
Priority to JP18662197A priority Critical patent/JPH1129676A/ja
Publication of JPH1129676A publication Critical patent/JPH1129676A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】押出成形に際してヤニ又はブツの発生が抑制さ
れ、且つ、表面外観の優れた成形品を得ることのできる
メタリック調の塩化ビニル系樹脂組成物を提供する。 【解決手段】塩化ビニル系樹脂100重量部に、金属粉
末顔料又は真珠光沢顔料0.1〜15重量部及びハイド
ロタルサイトとステアリン酸金属塩からなる安定剤0.
1〜15重量部含有してなる塩化ビニル系樹脂組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、メタリック調又はパー
ル調に着色された塩化ビニル系樹脂組成物を押出成形す
るに際して発生していた、溶融堆積物に起因するヤニ又
はブツと称する付着物の発生がなく、且つ、表面外観の
優れた成形品を得ることの出来る塩化ビニル系樹脂組成
物に関する。
【0002】
【従来の技術】メタリック調又はパール調に着色された
塩化ビニル系樹脂組成物は、比較的多量の金属粉顔料や
真珠光沢顔料が添加されており、該塩化ビニル系樹脂組
成物を押出成形加工をする際に、溶融した状態で顔料や
安定剤の一部が遊離物としてバレルやダイ内面に堆積
し、これらがある程度堆積するとダイ出口に押し出され
てヤニとなってダイ出口に付着し、このヤニが押出成形
の途中で成形品の表面に移行し、それがブツとなって成
形品の外観を損ねるという欠点があった。
【0003】従来、ヤニ発生防止の目的で各種手法が提
案され、実用に供されてきた。例えば、長鎖アルキルカ
ルボン酸(アルキル基炭素原子数17以上、ステアリン
酸等)を添加する方法、充填剤を添加する方法、顔料濃
度を減ずる方法等が挙げられる。しかし、長鎖アルキル
カルボン酸の添加のみでは充分な効果が認められず、
又、充填剤の添加についても、メタリック調の成形品を
得るためには透明に近い配合処方が求められるために添
加量の制限があり、実質的ではない。更に、メタリック
調を強調するためには、必然的に金属粉末顔料や真珠光
沢顔料が高濃度となり、顔料濃度を減ずる方法は、現実
的には採用されにくいのが現状である。即ち、成形品に
メタリック感を出し、且つ、ヤニ又はブツの発生を防止
するためには、従来の技術では充分な解決策とはならな
かった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明者は、多量の金
属粉末顔料や真珠光沢顔料を配合したメタリック調塩化
ビニル系樹脂組成物の押出成形に際して発生するヤニ又
はブツの生成を少なくする方法について鋭意検討した結
果、熱安定剤としてハイドロタルサイト及びステアリン
酸金属塩を用いることにより、ヤニの発生が少なくな
り、ひいては、成形品へのブツの付着が少なく、成形品
表面外観が優れていることを見出し、本発明を完成する
に到った。すなわち、本発明の目的は、押出成形に際し
てヤニ又はブツの発生が抑制され、且つ、表面外観の優
れた成形品を得ることのできるメタリック調の塩化ビニ
ル系樹脂組成物を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の要旨とするとこ
ろは、塩化ビニル系樹脂100重量部に、金属粉末顔料
又は真珠光沢顔料0.1〜15重量部及びハイドロタル
サイトとステアリン酸金属塩からなる安定剤0.1〜1
5重量部含有してなる塩化ビニル系樹脂組成物にある。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明を詳細に説明するに、本発
明の塩化ビニル系樹脂組成物に使用される塩化ビニル系
樹脂は、塩化ビニル又は塩化ビニルとこれに共重合可能
なコモノマーとの混合物を懸濁重合法、塊状重合法、微
細懸濁重合法又は乳化重合法等通常の方法によって製造
されたもの全てが用いられる。
【0007】コモノマーとしては、例えば、酢酸ビニ
ル、プロピオン酸ビニル、ラウリン酸ビニル等のビニル
エステル類、メチルアクリレート、エチルアクリレー
ト、ブチルアクリレート等のアクリル酸エステル類、メ
チルメタクリレート、エチルメタクリレート等のメタク
リル酸エステル類、ジブチルマレエート、ジエチルマレ
エート等のマレイン酸エステル類、ジブチルフマレー
ト、ジエチルフマレート等のフマール酸エステル類、ビ
ニルメチルエーテル、ビニルブチルエーテル、ビニルオ
クチルエーテル等のビニルエーテル類、アクリロニトリ
ル、メタクリロニトリル等のシアン化ビニル類、エチレ
ン、プロピオン、スチレン等のαーオレフィン類、塩化
ビニリデン、臭化ビニル等の塩化ビニル以外のハロゲン
化ビニル類、ジアリルフタレート、エチレングリコール
ジメタクリレートなどの多官能性モノマーが挙げられ
る。
【0008】勿論、コモノマーは、上述のものに限定さ
れるものではない。コモノマーは、塩化ビニル樹脂の構
成成分中30重量%以下、好ましくは20重量%以下の
範囲である。また、塩化ビニル系樹脂は、グラフト重合
体であってもよく、塩化ビニル系樹脂を後塩素化した塩
素化塩化ビニル系樹脂、又はこれら樹脂の混合物であっ
ても良い。塩化ビニル系樹脂の平均重合度は、特に限定
されるものではないが、JISK6723に基づいて測
定した平均重合度が、600〜10000、好ましくは
600〜5000、特に800〜2300の範囲にある
のが望ましい。
【0009】本発明の塩化ビニル系樹脂組成物に使用さ
れる金属粉末顔料は、アルミニウム粉末、黄銅粉末(金
粉)、真鍮粉末(洋金粉)、銅粉末、亜鉛粉末、その他
各種金属粉末が挙げられ、これらを単独で又は2種以上
を混合して用いられる。特に、アルミニウム粉末が多用
され、その粒径が10〜200μmの範囲にあるのが好
ましい。
【0010】また、真珠光沢顔料としては、天然パール
エッセンス(天然魚鱗箔)、酸性リン酸鉛、塩基性炭酸
鉛、酸性ひ酸鉛、酸塩化ビスマス、二酸化チタン被覆雲
母(TiO2/K2O・3Al23・6SiO2・2H
2O)等が使用される。無毒性の点から雲母系のものが
好ましい。これら顔料は、塩化ビニル系樹脂100重量
部に対して0.1〜15重量部、好ましくは0.1〜8
重量部の範囲で添加される。
【0011】本発明の塩化ビニル系樹脂組成物の安定剤
として使用されるハイドロタルサイトは、例えば、次の
化学式(1)で表されるハイドロタルサイトを挙げるこ
とが出来る。
【式1】 Mgx Aly (OH)z (A)n・mH2 O (1) (式中、Aは、CO3 又はClO4 を、x、y、z及び
nは、それぞれ1以上の整数を、mは、0又は1以上の
整数を示す。)
【0012】本発明の塩化ビニル系樹脂組成物に用いる
安定剤のもう一つの成分であるステアリン酸金属塩は、
種々の金属塩のものが用いられ、例えば、主としてステ
アリン酸カルシウム、ステアリン酸バリウム、ステアリ
ン酸亜鉛、ステアリン酸カドミウム、ステアリン酸鉛等
が挙げられる。これらステアリン酸金属塩は、上述のハ
イドロタルサイトと併用することが重要であり、併用す
ることにより、押出成形時の押出機中での溶融堆積物の
生成を抑制し、ヤニ、ブツの発生を減ずる作用をなす。
【0013】ハイドロタルサイト及びステアリン酸金属
塩からなる安定剤の使用量は、塩化ビニル系樹脂100
重量部に対して0.1〜15重量部の範囲、好ましくは
0.1〜8重量部の範囲である。安定剤のハイドロタル
サイトとステアリン酸金属塩の併用割合は、前者が60
〜99重量%、後者が40〜1重量%の範囲が望まし
い。
【0014】安定剤の使用量が0.1重量部未満では熱
安定性向上の効果が少なく、又、押出機中での溶融堆積
物の生成を抑制することが出来ず、一方、15重量部を
超えて添加しても熱安定性向上の割合が小さく、経済性
の点から望ましくない。また、ハイドロタルサイト単独
では初期変色が大きくなり、ステアリン酸金属塩の併用
割合が40重量%を超えると熱安定性が低下し、若しく
はブルーム現象が発生し易くなる。
【0015】本発明の塩化ビニル系樹脂組成物には、上
述の配合成分の他に、必要に応じて周知の各種添加剤、
例えば可塑剤、上記以外の安定剤又は着色剤、滑剤、酸
化防止剤、充填剤、発泡剤、紫外線吸収剤、帯電防止
剤、難燃剤、耐衝撃改良剤、成形加工助剤等を添加する
ことが出来る。
【0016】可塑剤としては、塩化ビニル系樹脂に通常
使用するものなら特に限定されるものではなく、例え
ば、ジブチルフタレート(DBP)、ジヘキシルフタレ
ート、ジ−2−エチルヘキシルフタレート(DOP)、
ジ−n−オクチルフタレート、ジイソノニルフタレート
(DINP)、ジイソデシルフタレート、ブチルベンジ
ルフタレート、又は炭素原子数11〜13程度の高級ア
ルコールのフタル酸エステル等のフタル酸エステル系可
塑剤;ジ−2−エチルヘキシルアジペート、ジ−n−オ
クチルアジペート、ジ−n−デシルアジペート、ジイソ
デシルアジペート、ジ−2−エチルヘキシルアゼレー
ト、ジブチルセバケート、ジ−2−エチルヘキシルセバ
ケート等の脂肪族二塩基酸エステル系可塑剤;トリ−2
−エチルヘキシルトリメリテート、トリ−n−オクチル
トリメリテート、トリデシルトリメリテート、トリイソ
デシルトリメリテート、ジ−n−オクチル−n−デシル
トリメリレート等のトリメリット酸エステル系可塑剤、
トリブチルホスフェート、トリクレジルホスフェート
(TCP)、トリフェニルホスフェート、トリキシリル
ホスフェート、トリオクチルホスフェート、オクチルジ
フェニルホスフェート、クレジルジフェニルホスフェー
ト、トリブトキシエチルホスフェート、トリクロロエチ
ルホスフェート、トリス(2−クロロプロピル)ホスフ
ェート、トリス(2,3−ジクロロプロピル)ホスフェ
ート等のリン酸エステル系可塑剤;2,3,3’,4’
−ビフェニルテトラカルボン酸テトラへプチルエステル
等のビフェニルテトラカルボン酸テトラアルキルエステ
ル系可塑剤;ポリエステル系高分子可塑剤;エポキシ化
大豆油、エポキシ化アマニ油、エポキシ化綿実油、液状
エポキシ樹脂等のエポキシ系可塑剤;塩素化パラフィ
ン;五塩化ステアリン酸アルキルエステル等の塩素化脂
肪酸エステル等を挙げることが出来る。
【0017】而して、可塑剤の使用量は、塩化ビニル系
樹脂組成物の使用目的、硬度、添加剤の有無等によって
異なるけれども、塩化ビニル系樹脂100重量部に対し
て300重量部までの範囲で使用され、好ましくは20
〜200重量部の範囲で適宜使用される。可塑剤の使用
量が、少ないと組成物に柔軟性を付与することが出来
ず、逆に300重量部よりも多くなると加工性が劣って
くる。
【0018】滑剤としては、例えば、高級脂肪酸類、ス
テアリン酸を除く高級脂肪酸の金属塩類、各種パラフィ
ン類、高級アルコール類、天然ワックス類、ポリエチレ
ンワックス類、脂肪酸エステル類、脂肪酸アミド類等が
用いられる。これら滑剤は、塩化ビニル系樹脂100重
量部当たり5重量部までの範囲で用いられる。
【0019】本発明の塩化ビニル系樹脂組成物は、アク
リル系樹脂を添加することにより、押出成形性を改良す
ることが出来る。アクリル系樹脂とは、アクリル酸又は
その誘導体を重合して得られるものをいい、アクリル
酸、アクリル酸エステル、アクリルアミド、メタクリル
酸、メタクリル酸エステル等の重合体又は共重合体が挙
げられる。特に、メタクリル酸メチルとアクリル酸アル
キルとの共重合体であって、前者が60重量%以上、好
ましくは70〜90重量%及び後者が40重量%以下、
好ましくは30〜10重量%の範囲のものを使用するの
が適当である。アクリル系樹脂の添加量は、塩化ビニル
系樹脂100重量部に対して30重量部までの範囲、好
ましくは1〜20重量部の範囲であるのが望ましい。
【0020】本発明の塩化ビニル系樹脂組成物を製造す
るには、塩化ビニル系樹脂、金属粉末顔料又は真珠光沢
顔料、ステアリン酸金属塩及びハイドロタルサイトから
なる安定剤、並びに必要に応じて、可塑剤、アクリル系
樹脂等の上述する各種添加剤を、例えば、70〜180
℃の温度に加熱しながら均一に混合することによって粉
末状組成物に調製される。塩化ビニル系樹脂組成物は、
塩化ビニル系樹脂に顔料及び各種添加剤を混合した後
に、ハイドロタルサイトとステアリン酸金属塩からなる
安定剤を混合して調製しても良い。これら配合成分を均
一に混合するには、例えば、ヘンシェルミキサー、リボ
ンブレンダー、プラネタリーミキサー等の混合機に投入
して充分に攪拌する。
【0021】塩化ビニル系樹脂組成物は、上述の混合物
を更に混練したものであっても良く、例えば、押出機、
バンバリーミキサー、ニーダー、ロール等の混練機でも
って、230℃までの温度に加熱しながら剪断力下に攪
拌して調製する。混練後の組成物は、シートカット法又
はホットカット法によっりペレット化して用いられる。
【0022】このようにして得られた塩化ビニル系樹脂
組成物は、主に押出成形法に用いられ、自動車部品、建
材部品、電気用部品、被覆電線等を製造する。特に、自
動車用外装部品、例えば、サイドプロテクターモール、
ウインドモール、ウエザーストリップや建材外装品の成
形に使用して好適である。勿論、本発明の塩化ビニル系
樹脂組成物は、射出成形、ブロー成形、圧縮成形粉体成
形等各種の成形法に使用しても良く、これら成形法によ
って所望形状に成形される。
【0023】
【実施例】次に本発明の塩化ビニル系樹脂組成物を実施
例にて詳述するが、本発明はその要旨を逸脱しない限
り、以下の実施例に限定されるものではない。なお、遊
離堆積物の評価は、次の通りである。 遊離堆積物の評価試験:塩化ビニル系樹脂組成物を下記
条件で、幅20mm、厚さ3mmの成形品を押出成形し
た。 <条件> 成形機 L/D=20、スクリュウ圧縮比
1:3.5 スクリュウ回転数 40rpm 設定温度(℃) C1 155、C2 165、C3 17
5、D 185 <評価> (1)スクリュウ先端部への遊離堆積物の付着 組成物5kgを押出成形後、ダイス等を解体しスクリュ
ウ先端への遊離堆積物の付着状況を観察 目視判定 ○:堆積なし ×:堆積あり (2)成形品表面への遊離物(ブツ)の出現頻度 成形品10mm長当たりのブツの個数で評価(個/10
m)
【0024】実施例1〜4、比較例1〜2 平均重合度1300の塩化ビニル樹脂100重量部、ジ
イソノニルフタレート30重量部、エポキシ化大豆油3
重量部、ホスファイト系キレーター0.5重量部、ポリ
メチルメタクリレート系樹脂(商標:メタブレンP55
1A、三菱レイヨン(株)製)2重量部、アルミニウム
粉末顔料(商標:VTS0115、大日精化工業(株)
製)1重量部及び真珠光沢顔料(商標:イリオジン10
0シルバーパール、メルクジャパン(株)製)2重量部
並びに表−1に示す量(重量部)の合成ハイドロタルサ
イト(商標:アルカマイザー1、協和化学(株)製)、
ステアリン酸亜鉛及びラウリン酸亜鉛を高速ミキサーに
て樹脂温度100℃以下で攪拌混合した。該混合物を更
にバンバリーミキサーに移して樹脂温度165℃になる
まで混練した後、表面温度150℃の9インチミルロー
ルを用いて約3mmの厚さにシート化し、シートカット
法でペレット化した。このペレット組成物を押出成形に
供した。評価結果を表−1に併記した。
【0025】
【表1】 * Mg4 Al2(OH)12 CO3・3H2
【0026】
【発明の効果】本発明の塩化ビニル系樹脂組成物は、比
較的多量の金属粉末顔料や真珠光沢顔料を含んでいて
も、顔料等に起因するとみられる溶融堆積物の発生が抑
制され、長時間連続押出成形可能となり、又ダイス先端
への堆積物が少なくなった。そして、この堆積物の成形
品への移行による筋ひき、ブツとのの出現がなくなるか
又は極めて少なくなり、成形品外観が良好となり、品質
の向上、作業の効率化に大きく寄与している。さらに、
本発明の塩化ビニル系樹脂組成物は、極めて良好なメタ
リック調又はパール調に着色された押出成形品を得るこ
とができ、サイドプロテクターモール、ウインドモー
ル、ウエザーストリップ等の自動車外装部品や建築用外
装部品などに好適に使用される。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】塩化ビニル系樹脂100重量部に、金属粉
    末顔料又は真珠光沢顔料0.1〜15重量部及びハイド
    ロタルサイトとステアリン酸金属塩からなる安定剤0.
    1〜15重量部含有してなる塩化ビニル系樹脂組成物。
  2. 【請求項2】塩化ビニル系樹脂の平均重合度が600〜
    10000の範囲にある請求項1記載の塩化ビニル系樹
    脂組成物。
  3. 【請求項3】金属粉末顔料がアルミ粉末、黄銅粉末、真
    鍮粉末、銅粉末又は亜鉛粉末から選択される少なくとも
    一種である請求項1又は請求項2記載の塩化ビニル系樹
    脂組成物。
  4. 【請求項4】真珠光沢顔料が酸性リン酸鉛、塩基性炭酸
    鉛、酸性ヒ酸鉛、酸塩化ビスマス又は二酸化チタン被覆
    雲母から選択される少なくとも一種である請求項1又は
    請求項2記載の塩化ビニル系樹脂組成物。
JP18662197A 1997-07-11 1997-07-11 塩化ビニル系樹脂組成物 Pending JPH1129676A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18662197A JPH1129676A (ja) 1997-07-11 1997-07-11 塩化ビニル系樹脂組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18662197A JPH1129676A (ja) 1997-07-11 1997-07-11 塩化ビニル系樹脂組成物

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1129676A true JPH1129676A (ja) 1999-02-02

Family

ID=16191793

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18662197A Pending JPH1129676A (ja) 1997-07-11 1997-07-11 塩化ビニル系樹脂組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1129676A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012007728A (ja) * 2010-05-25 2012-01-12 Mitsubishi Plastics Inc 耐火用配管システムおよび配管構造
JP6421892B1 (ja) * 2017-10-26 2018-11-14 住友化学株式会社 熱可塑性樹脂組成物
JPWO2018139115A1 (ja) * 2017-01-24 2019-11-07 堺化学工業株式会社 塩素含有樹脂組成物及びそれを用いてなる継手成形体
JPWO2018139113A1 (ja) * 2017-01-24 2019-11-07 堺化学工業株式会社 塩素含有樹脂組成物及びそれを用いてなるパイプ成形体
KR20220169015A (ko) * 2021-06-17 2022-12-27 삼성에프.씨(주) 메탈릭 절연 조성물 및 이를 이용한 메탈릭 절연 가공품의 제조방법

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012007728A (ja) * 2010-05-25 2012-01-12 Mitsubishi Plastics Inc 耐火用配管システムおよび配管構造
JPWO2018139115A1 (ja) * 2017-01-24 2019-11-07 堺化学工業株式会社 塩素含有樹脂組成物及びそれを用いてなる継手成形体
JPWO2018139113A1 (ja) * 2017-01-24 2019-11-07 堺化学工業株式会社 塩素含有樹脂組成物及びそれを用いてなるパイプ成形体
JP6421892B1 (ja) * 2017-10-26 2018-11-14 住友化学株式会社 熱可塑性樹脂組成物
KR20220169015A (ko) * 2021-06-17 2022-12-27 삼성에프.씨(주) 메탈릭 절연 조성물 및 이를 이용한 메탈릭 절연 가공품의 제조방법

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6327471B2 (ja) 電線被覆材及び被覆された電線
JP6315207B2 (ja) 軟質塩化ビニル系樹脂組成物、成形体、電線被覆材及び被覆された電線
CA2630844C (en) Use of a blend of phthalate plasticizers in poly(vinyl halide) compounds
WO2003078520A1 (en) Use of calcium carbonate in rigid poly (vinyl chloride) compositions
TW201522465A (zh) 含有氯化氯乙烯系樹脂之成形用樹脂組成物及其成形體
JPH04233910A (ja) 改良されたバリヤーpvc樹脂、化合物、およびそれから誘導させた物品
JPH1129676A (ja) 塩化ビニル系樹脂組成物
JP3504215B2 (ja) 加工助剤、それを用いた塩化ビニル系樹脂組成物およびそれを用いた成形品の製造法
CA2095264A1 (en) Rigid thermoplastic halopolymer compounds and method for reduction of heat release
JPS6210257B2 (ja)
JP3874540B2 (ja) 部分架橋塩化ビニル系樹脂組成物
JPH03111442A (ja) 改善した融解性を有する塩化ビニル重合体組成物
JPH07292194A (ja) 樹脂組成物
JPH06298812A (ja) 懸濁重合ポリビニルハリドまたはポリビニリデンハリド粉末被覆および成形樹脂、配合物およびその製品
JPH10195265A (ja) 塩化ビニル系樹脂組成物
JPH0881605A (ja) カレンダー加工用硬質塩化ビニル系樹脂組成物
JPH05156184A (ja) 塩化ビニル系樹脂粉体組成物の製造方法
JP3068727B2 (ja) 塩化ビニル系樹脂組成物
JPH07300545A (ja) 塩化ビニル樹脂組成物
JP2000080229A (ja) 塩化ビニル系重合体組成物
JPH08208923A (ja) ポリ塩化ビニル樹脂組成物
JPH0277462A (ja) 塩化ビニル系樹脂組成物
JP2001207003A (ja) 塩化ビニル系樹脂組成物及びこれを用いた屋外建材
JPH08208924A (ja) ポリ塩化ビニル樹脂組成物
JPH08187762A (ja) 遊離堆積物の発生抑止方法