JPS6040010A - 足甲押圧子用アクチユエータ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、足甲押圧子用アクチュエータに関し、評言す
れば、とくにリヤエントランススキーブーツに有用な足
甲押圧子用アクチュエータに関するものである。

公知のごとく、リヤエントランススキーブーツに関して
はスキーヤ−の足甲が堅固に固定されることが必須であ
る。この目的のため、足甲区域上に所望の錠止圧力を働
かすように作動される押圧子がブーツシェル内部に設け
られる。

その錠止作用を達成するために、アメリカ特許第４．１
６０．３３２号明細書は使用者の足に対して押圧部材を
押し付けるように該抑圧部材に作用するケーブルを使用
することを提案し、そのケーブルは、該クープルに引張
力を加えるようなレバ一部材として実際上作用するブー
ツ後方クォータの枢動運動によって制御、すなわち緊張
下に置かれる。

上記従来の構造は全く簡単であるが、抑圧部材を作動す
るケーブルによって働かされる引張りを変化するのに、
クォータが開放されることを要するため、使用するのに
実用的でなくかつ不利である。

本出願人によって昭和５８年７月１１日に出願された先
行特許出願である特願昭５８−１２４８８４号に開示さ
れ参考のためこれに組み込まれるものごとき他の従来例
において、足の甲に作用する押圧子の上方に延びるケー
ブルはリールのまわシに巻回しかつ巻き戻すように回転
される、ブーツの後部に配置された機構に一端で接続さ
れる。

前記機構は所望の緊張を加えるのに要される作用力音大
いに減じるのに有効なピニオンギヤおよびギヤホイール
ドライブを含んでいる。

この後者の実施例は、圧力がブーツにより調整されかつ
閉止されることができるので、その使用者によシ装置の
改善された利用に有利である利点を有するが、他方でよ
り複雑な構造および多数の構成部材を組み立てる必要を
伴なう。

本発明の目的は、公知の実施例の利点をそれらの欠点な
しに結合することができる足甲押圧子を作動する装置を
設けることにより上記従来の欠点を除去することにある
Ｏ 本発明のさらに他の目的は、着用状態においてブーツで
押圧子を作動することにより押圧子によって働かされる
ような圧力を連続的に調整することを可能にするアクチ
ュエータ装置を提供するにある。

本発明の他の目的は、迅速がつ容易な運動による調整を
可能にしかつ使用者の方では熟練を必要としないアクチ
ュエータ装置を提供することにある０ 本発明のさらに他の目的は、その独特な構成のために、
信頼性を増しかつ安全に使用できる足甲押圧子を作動す
るための装置を提供するにある。

これらおよび以下で明らかになるような他の目的は、足
甲区域においてブーツシェル内部に配置された押圧子の
上方に延びそして一端でブーツシエル上の側方点にかつ
他端でアクチュエータ部材に取着されているケーブルか
らなり、前記アクチュエータ部材が回転および軸方向運
動のためブーツシェルと連係される固着体上に支持され
るノブと回転可能に一体になされたリールを含み、そし
て固着体およびノブにそれぞれ設けられた前方歯構造を
含んでいるノブの回転を解放可能に防止する手段を設け
てなることを特徴とする、とくにリヤエントランススキ
ーブーツにおいて有用な足甲押圧子用アクチュエータ装
置によって達成される。

さらに他の特徴および利点は、添付図面を参照して行な
う、とくにリヤエントランススキーブーツにおいて有用
な足甲押圧子用アクチュエータ装置の以下の詳細な説明
からより容易に理解することができる。

図において、本発明による、とくにリヤエントランスス
キーブーツにおいて有用な、足甲押圧子（インステップ
・プレノサ）用アクチュエータ装置は可撓性ケース２内
に延びるケーブル１からなる。該ケーブル１は符号５で
示す一端部によりプ示す足甲押圧子の上方に延在する。

ケース２は固着点３に対向する側においてブーツの内側
面に取り付けられた案内ブロック乙に、固着点３から離
れた端部において接続される。

ケーブル１はその他端において、リール１ｏにかつとく
にブーツシェル４の後方部分に取着されかつヨーク１６
を備えた固着体１５の内部に回転可能に収納されるリー
ル１ｏのプーリ部分１１に接続され、ヨーク１６はケー
ブル１がリール１゜のプーリ部分１１に巻回されるがま
たは巻き戻されるときケーブル１を案内するようにケー
ス２の端部に置かれた小さなブツシュ１７に結合される
。

リール１０は固着体１５内に軸方向に画成されるブツシ
ュ部分１８の内部に延びる軸方向突起部１２を有してい
る。

リール１ｏは回転および軸方向並進のため固着体１５に
支持されるノブ２ｏと一体に回転される。

より詳細には、ノブ２ｏはブツシュ部分１８のまわりに
位置決めされることができる内方筒状体２２に接続され
る外方筒状体握り２１を有している。

外方筒状体２１から半径方向の内方仕切り２３が延び、
該内方仕切り２３は、軸方向への摺動運動のため、ネジ
２６によってリール１０に堅固に取着されるようになさ
れた小さなカバー２５によって画成されるスロット２４
内に挿入される。

固着体１５はブツシュ部分１８の底部において、内方筒
状体２２に画成された第２前方歯構造３１と係合する鋸
歯形状の第１前方歯構造３０を有している。

また、カバー２５と内底２７との間に作用するばね４０
からなる弾性手段が設けられ、前記内底２７は外方筒状
体２１と内方筒状体２２を接合しかつ第１前方歯構造６
０に対して弾力的に押圧された第２前方歯構造を保持し
、したがってノブかつそれゆえリール１００回転を阻止
する。

ケーブル１に緊張を与えるためには、例えば時計方向に
ノブを回転すれば十分であり、その結果それらの特別な
形状のために、歯構造３０および３１は回転を許容する
ように互いに摺動し、ところがそれらはラチェットギヤ
の作用に関連づけられる作用により反対方向の回転を阻
止するように相対的当接において互いに係合する。

ケーブル１を緩めるためには、ノブが歯構造３０および
３１′ｆ外すように軸方向に移動されかつ反対方向に回
転されねばならない。

ノブ２０から、またはより精確には、外方筒状体２１か
ら、脚部５０が軸方向に延びることができ、該脚部５０
はノブを軸方向にほぼ６６０度の角度にわたって回転さ
せしめるようにシェルに画成された対固定歯止めと協働
して回転端部ストッパとして作用することが前記に付加
されねばならない。

本発明はその目的を達成し、そしてその事はケーブル１
をリール１０を介してノブ２０に接続することにより、
その構造は追加のギヤ装置等を使用することなくかなり
簡単化されることができ、一方ケーブル弛緩方向への回
転は前方歯構造６０および３１の相互係合によって有効
に禁止され得ることか強調されねばならないことが前記
から理解される。

それゆえ、本発明の装置によれば、使用者は、固着体１
５からのノブの解除が前方歯構造３０および３１を釈放
する軸方向運動によって簡単に達成されることができる
ので、複雑なまたは面倒な作業を伴なうことなく、押圧
子５によって印加される圧力を広い範囲にわたって所望
のごとく調整することが可能とされる。

本発明の実施においては、最良の結果はプラスチック材
料の使用によって得られるけれども、適宜な寸法、付随
する形状または材料が個々の条件に合うように使用され
てもよい。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の装置を組み込んでいるスキーブーツを
略本する部分断面斜視図、 第２図は本発明装置を示す分解斜視図、第３図はケーブ
ル巻上げリールを略本する断面図である。 図中、符号１はケーブル、２は可撓性ケース、３は固着
点（側方点）、４はブーツシェル、５は足甲押圧子、６
は支持（案内）ブ買ツク、１０はリール、１１はプーリ
部分、１２は突起部、１５は固着体、１６はヨーク、１
７は小さなブツシュ、１８はブツシュ部分、２０はノブ
、２１は外方筒状体、２２は内方筒状体、２３は半径方
向耳部（仕切り）、２４はスロット、２５は小さなカバ
ー、２７は内部基板（内底）、３０．３１は第１および
第２前方歯構造、４０は弾性手段（ばね）、５０は脚部
である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１）足甲区域においてブーツシェル内部に配置された
   押圧子の上方に延びそして一端で前記ブーツシェル上の
   側方点にかつ他端でアクチュエータ部材に取着されてい
   るケーブルから々る、とくにリヤエントランススキーブ
   ーツにおいて有用な足甲押圧子用アクチュエータにおい
   て、前記アクチュエータ部材は前記ケーブル用でかつ回
   転および軸方向運動のため、前記ブーツシェルと連係さ
   れる固着体上に支持されたノブと一体に回転可能になさ
   れた巻上げリールからなシ、そして前記固着体および前
   記ノブにそれぞれ設けられた前方歯構造を含んでいる前
   記ノブの回転を解放可能に防止する手段を設けてなるこ
   とを特徴とする足甲押圧子用アクチュエータ装置。 （２）前記ケーブルは前記ブーツシェル内部に延びそし
   て一端で前記ブーツシェルの内側面に接続されかつ前記
   ブーツシェルへの前記ケーブルの前記取着点から離れて
   いる前記ブーツシェルの側面に取着された支持ブロック
   に案内される可撓性ケース内で摺動するように配置され
   ることを特徴とする特許請求の範囲第１項に記載の足甲
   押圧子用アクチュエータ装置。 （８）前記ケースは、その内部に前記リールが回転可能
   に支持される前記固着体に、ヨークと小さなブツシュの
   係合により、堅固に接続されることを特徴とする特許請
   求の範囲前項いずれかに記載の足甲押圧子用アクチュエ
   ータ装置。 （４）前記リールはプーリ部分を有しそれゆえ前記固着
   体に画成されたブツシュ部分に回転可能に収容された突
   起部が軸方向に延びることを特徴とする特許請求の範囲
   前項いずれかに記載の足甲押圧子用アクチュエータ装置
   。 （６）前記突起部は、前記ノブを閉塞しかつ該ノブ内に
   画成された半径方向耳部によって、軸方向摺動運動のた
   め、係合されるようになされたスロットを有する小さな
   カバーに堅固に接続されることを特徴とする特許請求の
   範囲前項いずれかに記載の足甲押圧子用アクチュエータ
   装置。 （６）前記ノブは、内部基板によって、内方筒状体に接
   合される外方筒状体を有し、それにより前記ブツシュ部
   分の外部に回転可能に係合することを特徴とする特許請
   求の範囲前項いずれかに記載の足甲押圧子用アクチュエ
   ータ装置。 （７）前記前方歯構造は前記ブツシュ部分の取着区域に
   おいて前記固着体にかつ前記内方筒状体の基部において
   前記ノブにそれぞれ設けられることを特徴とする特許請
   求の範囲前項いずれかに記載の足甲押圧子用アクチュエ
   ータ装置。 （８）前記小さなカバーと前記ノブの内部基板との間で
   前記前方歯構造を相対的に係合しかつ弾性的に保持する
   ように作用する弾性手段からなることを特徴とする特許
   請求の範囲前項いずれかに記載の足甲押圧子用アクチュ
   エータ装置。 （９）前記ノブから軸方向に延在するように取シ付けら
   れかつ前記ブーツシェルに画成された歯止めとの接触に
   より係合するようになされた脚部を合材からなることを
   特徴とする特許請求の範囲前項いずれかに記載の足甲押
   圧子用アクチュエータ装置。