JPH0734761B2 - 運動靴、特にスキー靴 - Google Patents

運動靴、特にスキー靴

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JPH0734761B2
JPH0734761B2 JP3022313A JP2231391A JPH0734761B2 JP H0734761 B2 JPH0734761 B2 JP H0734761B2 JP 3022313 A JP3022313 A JP 3022313A JP 2231391 A JP2231391 A JP 2231391A JP H0734761 B2 JPH0734761 B2 JP H0734761B2
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housing
joint
winding drum
drive shaft
shoe according
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JP3022313A
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Inventor
クラウス・ウアルクホフ
アンドレアス・ゲルマン
Original Assignee
ライヒレ・シュポルトシュー・アクチエンゲゼルシャフト
イカロ・オリヴイエリ・エ・コンパニア・ソシエタ・ペル・アテオニ
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Publication date
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Publication of JPH0734761B2 publication Critical patent/JPH0734761B2/ja
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    • A43FOOTWEAR
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    • A43FOOTWEAR
    • A43CFASTENINGS OR ATTACHMENTS OF FOOTWEAR; LACES IN GENERAL
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    • A43C11/16Fastenings secured by wire, bolts, or the like
    • AHUMAN NECESSITIES
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    • A43C11/16Fastenings secured by wire, bolts, or the like
    • A43C11/165Fastenings secured by wire, bolts, or the like characterised by a spool, reel or pulley for winding up cables, laces or straps by rotation

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  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
  • Braking Arrangements (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、運動靴、特にスキー靴
に関する。
【0002】
【従来の技術】そのようなスキー靴はイタリヤ特許明細
書 1,187,424から知られており、相対的に互いに運動可
能な二つの甲部分と、これらの両方の甲部分を引き離し
可能に結合するための閉鎖装置とを有し、この閉鎖装置
は、一方の第一の甲部分に配置された締付装置ならびに
他方の第二の甲部分に係合していてかつ締付装置により
引き締め可能なベルトまたはケーブルにより形成されて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、できるだけ
簡単な構造で、靴の好都合な閉鎖および迅速な開放を可
能とする閉鎖装置を有するこの種の運動靴、特にスキー
靴を創造することを課題の基礎とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】この課題は、本発明によ
り、請求項1の特徴により解決される。
【0005】靴の閉鎖、すなわちベルトまたはケーブル
の引き締めは締付レバーを往復するように回動させるこ
とにより行われ、その際締付レバーと駆動軸の間の継手
を特別に形成したおかげで、実質的に無段階の引き締め
が可能である。
【0006】靴の開放、すなわちベルトまたはケーブル
を弛めることは簡単な仕方でハウジングを変位させるこ
とにより行われ、その変位により切替え継手が引き離さ
れ、従って巻取りドラムが解放することになる。今や、
巻取りドラムからベルトまたはケーブルを巻き戻しなが
ら両方の甲部分を楽に互いから離れるように動かすこと
ができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の対象の実施例を図面により詳
細に説明する。
【0008】図1には、スキー靴1の後部が点線で示さ
れており、スキー靴の甲が2でおよびその靴底が3で示
されている。上方の甲領域4は、前方の甲部分5と後方
の甲部分6により形成される。後方の甲部分6は、靴中
心平面に関して向き合っている二つのヒンジ7、7′に
より靴外皮の下部と枢着されている。靴1の中に足を入
れるために、後方の甲部分6(スポイラー)は周知の仕
方で後方に向かって回動可能である。靴外皮の内側に配
置された詰め物をした靴内部は、図1には示されてな
い。
【0009】両方の甲部分5と6は、8で示された閉鎖
装置により互いに連結可能である。この閉鎖装置8は、
後方の甲部分6に配置された締付装置9ならびにこの締
付装置により引き締め可能なベルト10を有し、このベ
ルトはその端部で、靴中心平面に関して向き合っている
二つの位置に前方の甲部分5に係止されている。この目
的のために、ベルト10はその端部に(そのうち図1に
は一方の端部10aだけしか見えない)止め輪を有し、
この止め輪を通って係止ピン11が走っており、この係
止ピンは詳細に示されてない仕方でスナップ結合の技術
で前方の甲部分5と連結されている。
【0010】締付装置9は細長いハウジング12を有
し、このハウジングはその長手方向に、すなわち矢印A
の方向に、変位可能に後方の甲部分6に配置されてい
る。ハウジング12と、後方の甲部分6に固定されてい
る係止板14との間には、ベロー15がカバーとして配
置されている。
【0011】ハウジング12の内部には、ベルト10の
ための巻取りドラム16が配置され、この巻取りドラム
16は軸受部分17、17′(図4と図6)によりハウ
ジング12に回転可能に支承されている。巻取りドラム
16は、次になお詳細に説明されるように、ハウジング
12と一緒に変位しないように確保される。ハウジング
12のこの変位は、上方軸受17とハウジング蓋12a
の間に配置されている圧縮ばね18の作用に抗して行わ
れる。巻取りドラム16には長手方向スロット19が設
けられており、これを通ってベルト10が延びている。
さらに、ベルト10はハウジング12の側方の長手方向
スロット20と21を通って走っている。
【0012】ハウジング12には、さらに中空の駆動軸
22が格納され、この駆動軸は巻取りドラム16に対し
同軸にかつこの巻取りドラムの下方に配置されている。
この駆動軸22はハウジング12に回転可能に支承され
かつこのハウジングと共に変位可能である。駆動軸22
と巻取りドラム16の間の連結は、切替え可能なスプラ
イン軸継手23(専門家の世界では、ジャカード継手の
名称でも知られる)を介して行われる。この継手23の
内側部分23aが外歯を有しかつ巻取りドラムと連結さ
れ、すなわちその下方の軸受部分17′と一体に形成さ
れている。それに対応して内歯を有する他方の継手部分
23bが駆動軸22に着座していてこの駆動軸と共に回
転する。
【0013】継手23の下方には、ハウジング12に駆
動軸22のための戻り運動防止装置24が配置され、こ
の戻り運動防止装置はグリップローラ−フリーホイール
として形成されている。ハウジング12と相対回転しな
いように結合されたこの戻り運動防止装置24の外側部
分が24aで示されているのに対し、駆動軸22に着座
する内側部分が24bで示されている。戻り運動防止装
置24は、外側フリーホイールとして形成されるのが好
ましい。
【0014】駆動軸22、従って巻取りドラム16を回
転させるために、ハウジング12と共に変位可能である
締付レバー25が設けられている。把持部分が25aで
示されているこの締付レバーは、矢印Bの方向(図1)
に二つの端部位置の間を往復するように回動可能であ
る。図1に引かれた線で示された休止位置では、締付レ
バー25が後方の甲部分6の外側に隣接しており、その
際ばね(図示省略)は、締付レバー25がこの休止位置
に残っているように配慮する。締付レバー25の他方の
端部位置は第1図に点線で表されかつ25′で示されて
いる。締付レバー25は、グリップロール−フリーホイ
ール継手26を介して駆動軸22と連結されている。特
に外側フリーホイールとして形成されたこのグリップロ
ール−フリーホイール継手26の外側部分は26aで示
されかつ締付レバー25と相対回転しないように連結さ
れている。駆動軸22に着座しているこの継手の内側部
分は、26bで示されている。締付レバー25が休止位
置から図1に点線で示された端部位置25′へ回動する
と、継手26を介して駆動軸22の連行が行われ、これ
により相応して巻取りドラム16が回転運動をすること
になる。締付レバー25を休止位置へ戻すと、継手26
がそのフリーホイール作用を発揮し、その際戻り運動防
止装置24が駆動軸22の戻り回転を阻止する。
【0015】グリップロール−フリーホイールとして形
成された戻り運動防止装置24およびグリップロール−
フリーホイール継手26は、それ自体知られた構造であ
る。この理由から、この両方の構成部品の構造および作
用の仕方をさらに述べないことにする。
【0016】中空の駆動軸22を通って支持ボルト27
が延びており、この支持ボルトは上端27aで巻取りド
ラム16または軸受部分17′と接触している。その下
端27bで、支持ボルト27は係止板14に固定されて
いる。係止板14に挿入されたスリーブ14aにねじこ
まれている調整ねじ28により、支持ボルト27の位置
を係止板14に関して調整できる。この支持ボルト27
の作用の仕方は、なお後述する。
【0017】ハウジング12の上方に、L形の解放レバ
ー29が配置され、この解放レバーは軸線29aを中心
として回動可能に後方の甲部分6に支承されている。回
動軸線29aは、ハウジング12の変位方向Aに対しほ
ぼ直角に走っている。解放レバー29は、矢印Cの方向
(図1)に二つの端部位置の間を往復するように回動可
能である。図1に引かれた線で示されている休止位置で
は、解放レバー29は靴に隣接している。この休止位置
から図1に点線で示した解放位置29′へ回動させる
と、解放レバー29がハウジング12の蓋12aに作用
して、このハウジング12を駆動軸22、戻り運動防止
装置24、締付レバー25およびグリップロール−フリ
ーホイール継手26と共に圧縮ばね18の作用に抗して
下方に向かって(矢印Aの方向に)変位させる。解放レ
バー29の戻り運動は、ハウジング12が圧縮ばね18
により復帰する際に行われる。
【0018】次に、閉鎖装置8の作用の仕方を説明す
る。開放したスキー靴1から出発する。この状態では、
後方の甲部分6が全く後方に向かって傾斜し、ベルト1
0が完全に巻取りドラム16からほどかれている。ハウ
ジング12は、圧縮ばね18によりその上方の端部位置
に保持されている(図1、2および4)。このことは、
スプライン軸継手23の両方の部分23a、23bが互
いに係合していることを意味する。
【0019】締付レバー25を数回回動させることによ
り、今や駆動軸22が、従って巻取りドラム16も徐々
に回転し、これによりベルト10が巻取りドラム16に
巻きつくことになる。ベルト10が巻取りドラム16の
スロット19を通って導かれるので、閉鎖過程を始める
ために、長さの調節が両方のベルト半分の間で行うこと
ができ、ベルト半分はすでに述べたようにそれらの端部
10aで前方の甲部分4に係止されている。
【0020】ベルト10を巻取りドラム16に巻きつけ
ると、前方の甲部分5に導かれるベルト部分が短縮する
結果になる。後方の甲部分6が今や前方の甲部分5に対
して一様に引っ張られて着用者の下の脚に当てられる。
グリップロール−フリーホイール継手26により、ベル
ト10の引張力の非常に細かな調整ができる。すでに述
べたように、戻り運動防止装置24は軸22または巻取
りドラム16が回転して戻るのを阻止する。
【0021】さて、着用者が靴を完全にまたは部分的に
開放するときには、手でまたはスキーストックで解放レ
バー29の上端29bを押して、これを矢印Cの方向
(図1)に下方に向かって解放位置29′に押す。その
とき、ハウジング12は駆動軸22、戻り運動防止装置
24、締付レバー25およびグリップロール−フリーホ
イール継手26と共に矢印Aの方向(図1、2および
6)に下方に向かって変位する。そのとき、圧縮ばね1
8が圧縮される(図3および6)。後方の甲部分6に係
止板14を介して固定された支持ボルト27は、すでに
述べたように巻取りドラム16またはその軸受部分1
7′に作用しているので、ハウジング12がこのような
下方への運動をする際に巻取りドラム16の連行を阻止
する。換言すれば、巻取りドラム16がその位置に留ま
っている。巻取りドラム16とハウジング12ならびに
このハウジングと一緒に変位する構成部品22、23
b、24、25および26との間のこのような相対運動
により、結果として、スプライン軸継手23の両方の部
分23a、23bが互いに離れる(図6)ことになり、
すなわち継手23が切り離されることになる。今や、巻
取りドラム16は自由に回転することができ、これによ
りベルト10を巻き戻すことができる。このために、解
放レバー29を押し下げるほかに、後ろへ向かって後方
の甲部分6を運動させることが必要であるが、これは手
によりまたは着用者の下の脚の相応する運動により引き
起こされる。
【0022】解放レバー29を再び釈放すると、ハウジ
ング12がこのハウジングと結合された構成部品と共に
ばね18により再び上方に向かって押され、これにより
スプライン軸継手23が係合することになる。従って、
締付装置9が再び新しい引き締め過程のために準備され
る。
【0023】ばね18は、ハウジング12の戻り運動の
ほかに、なお締付装置9の引き締め状態で、スプライン
軸継手23の両方の部分23a、23bを互いに係合さ
せておくのに役立つ。
【0024】図7〜9には、締付装置9の第二の実施形
態が示されているが、その場合これらの図7〜9におい
て、図4〜6による構造の構成部品に対応する図7〜9
の構成部品には、図4〜6と同じ参照数字を用いてあ
る。
【0025】図7〜9による第二の実施形態は、図4〜
6に示した実施形態とは、軸22のための他の種類の戻
り運動防止装置24によりおよび締付レバー25と軸2
2の間の他の継手により相違する。
【0026】図7および9が示すように、軸22とハウ
ジング12の間に戻り運動防止装置30が配置され、こ
の戻り運動防止装置は、ハウジングと相対回転しないよ
うに連結された部分30aならびに軸22と相対回転し
ないように連結された部分30bを有する。部分30b
は軸22の軸方向に変位可能でありかつ圧縮ばね31に
よりハウジングに固定された継手部分30aを押圧す
る。図8が示すように、両方の継手部分30aと30b
はそれらの互いに向き合っている端面に歯32または3
3を有し、これらの歯は圧縮ばね31の作用の下で噛み
合う。これらの歯32、33は、継手部分30bが一方
の方向に回転したときに互いに離れる(フリーホイール
作用)が、反対方向に回転することを阻止するように形
成されている。換言すれば、戻り運動防止装置30は、
締付レバー25を、すでに前に述べたように、図1に点
線で示された端部位置25′から休止位置へ戻すとき
に、軸22の戻り回転を阻止する。しかしながら、引き
締めるときに、すなわち締付レバー25を休止位置から
端部位置25′へ回動させるときに、戻り運動防止装置
30が働かない。なぜなら、この回転方向では、軸22
の軸方向に変位可能な継手部分30bが圧縮ばね31の
作用に抗してその都度押し戻されて、歯32、33がな
んらロック作用を発揮しないで、さらに互いに協働する
からである。
【0027】締付レバー25と軸22の間の継手34
は、たった今述べた戻り運動防止装置30とそれ自体同
じに構成されている。継手34の一方の継手部分34a
は、締付レバー25と相対回転しないように支承されて
いる。他方の継手部分34bは軸22と相対回転しない
ように連結されているが、その軸方向に変位可能に軸2
2に支承されている。継手部分34bは、ハウジング1
2に支持される圧縮ばね35により他方の継手部分34
aに押圧される。図8によりすでに述べたように、両方
の継手部分34aと34bには、それらの互いに向き合
っている端面に歯32、33が設けられている。
【0028】引き締めたときに、すなわち締付レバー2
5を休止位置から図1に点線で示した端部位置25′へ
回動させたときに、歯32、33が互いに噛み合ったま
まである。これにより、軸22、従って巻取りドラム1
6も巻取り方向に回転されることになる。締付レバー2
5を休止位置に戻すように回動させると、締付レバー2
5と駆動軸22の間の駆動結合が切られる。なぜなら、
継手部分34bが圧縮ばね35の作用に抗して押し戻さ
れて、すでに述べたように歯32、33が互いに離れる
からである。
【0029】図8から明らかなように、戻り運動防止装
置30と継手34の前述した作動の仕方により、歯3
2、33を対応して鋸歯状に形成することができる。
【0030】さらに、図7〜9による締付装置が設けら
れた閉鎖装置8の作用の仕方は、図1〜6により述べた
と同じである。
【0031】締付装置9の図示の実施形態は、次のよう
な利点を有する。締付レバー25と駆動軸22の間にグ
リップロール−フリーホイール継手26を用いると(図
4〜6)、ベルト10の張力の細かな調整が可能であ
る。ベルト10の巻き取りおよび巻き戻しの際に巻取り
ドラム16は甲部分5に関して常に同じ位置を占めるの
で、引き締めたりまたは弛めたりするときにベルト走行
路10の変化が起こらない。巻取りドラム16を締付レ
バー25と駆動軸22の上方に配置する結果として、巻
取りドラム16をできるだけ高く、すなわち後方の甲部
分6の上縁のできるだけ近くに配置することができる。
従って、両方の甲部分5、6の閉鎖を甲の遙かに上で行
うことができる。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の運動靴、
特にスキー靴の閉鎖装置によれば、簡単な構造で、靴の
好都合な閉鎖および迅速な開放が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】閉鎖装置を有するスキー靴の後部を示す斜視図
である。
【図2】ベルトの引き締め状態にある、靴から切り離さ
れた締付装置の斜視図である。
【図3】ベルトの解放状態にある、靴から切り離された
締付装置の斜視図である。
【図4】引き締め状態にある締付装置の第一の実施形態
の縦断面図である。
【図5】図4の線IV-IV に沿って切断した断面図であ
る。
【図6】解放状態にある締付装置を図4に対応する表現
で示す縦断面図である。
【図7】引き締め状態にある締付装置の第二の実施形態
を図4に対応する表現で示す縦断面図である。
【図8】図7による締付装置に用いられる継手を図7に
対して拡大した尺度で示す側面図である。
【図9】解放位置にある図7による締付装置の縦断面図
である。
【符号の説明】
4 上方の甲領域 5 第二の甲部分 6 第一の甲部分 8 閉鎖装置 9 締付装置 10 ベルト 12 ハウジング 16 巻取りドラム 16a 長手方向軸線 18 復帰要素 22 駆動軸 23 切替え継手 24 戻り運動防止装置 25 締付レバー 26,34 継手 27 支持ボルト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 アンドレアス・ゲルマン スイス国、クロイツリンゲン、ツイールス トラ ーセ、6 (56)参考文献 特開 昭60−261482(JP,A) 特開 昭62−19101(JP,A)

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 着用者の脚を包みこむように定められた
    上方の甲領域(4)を備え、この上方の甲領域は、互い
    に相対的に可動な二つの甲部分(5,6)を有し、また
    両方の甲部分(5,6)を引き離し可能に連結するため
    の閉鎖装置(8)を備え、この閉鎖装置は、一方の第一
    の甲部分(6)に配置された締付装置(9)ならびに他
    方の第二の甲部分(5)に係合しかつ締付装置(9)に
    より引き締め可能なベルト(10)またはケーブルによ
    り形成され、その際締付装置(9)は次の部材を有して
    おり、すなわち第一の甲部分(6)に配置された細長い
    ハウジング(12)を有し、このハウジングは、その長
    手方向に、弾性的に変形可能な復帰要素(18)の作用
    に抗して第一の甲部分(6)に関して変位可能であり、 ハウジング(12)に格納されていて、回転可能に支承
    されたベルト(10)またはケーブル用巻取りドラム
    (16)を有し、この巻取りドラムはその長手方向軸線
    (16a)の方向にハウジング(12)に対して相対的
    に変位可能であり、 また巻取りドラム(16)に対し同軸で、ハウジング
    (12)に回転可能にかつハウジングと共に変位可能に
    支承された駆動軸(22)と、 駆動軸(22)を巻取りドラム(16)と連結する切替
    え継手(23)と、 同様にハウジング(12)に格納された、駆動軸(2
    2)のための戻り運動防止装置(24,30)と、 往復するように回動可能でかつ引き締め方向に有効な継
    手(26,34)を介して駆動軸(22)と連結された
    締付レバー(25)とを有し、この締付レバーはハウジ
    ング(12)と共に変位可能であり、 また切替え継手(23)を切り離すためにハウジングを
    変位させる際に巻取りドラム(16)とハウジング(1
    2)の間の相対運動を発生させる手段(27)を有する
    ことを特徴とする運動靴。
  2. 【請求項2】 戻り運動防止装置(24)がグリップロ
    ール−フリーホイールとして形成されることを特徴とす
    る請求項1の靴。
  3. 【請求項3】 継手(26)はグリップロール−フリー
    ホイール継手であることを特徴とする請求項1の靴。
  4. 【請求項4】 戻り運動防止装置(30)は、ハウジン
    グ(12)に相対回転しないように配置された第一の部
    分(30a)と、駆動軸(22)と相対回転しないよう
    にかつその長手方向軸線(22a)の方向に変位可能な
    第二の部分(30b)とを有し、その際両部分(30
    a,30b)はそれぞれ端面の歯(32,33)を有し
    かつこれらの歯(32,33)は互いに噛み合ってお
    り、第二の部分(30b)は、駆動軸(22)が回転し
    たときに、引き締め方向にばね力(31)の作用に抗し
    て第一の部分(30a)から離脱可能であることを特徴
    とする請求項1の靴。
  5. 【請求項5】 歯(32,33)は鋸歯状に形成されて
    いることを特徴とする請求項4の靴。
  6. 【請求項6】 継手(34)は、締付レバー(25)と
    相対回転しないように結合された第一の継手部分(34
    a)ならびに駆動軸(22)と相対回転しないように結
    合された第二の継手部分(34b)を有し、この第二の
    継手部分は駆動軸(22)の長手方向軸線(22a)の
    方向にばね(35)の作用に抗して第一の継手部分(3
    4a)から遠ざかるように変位可能であり、その際各継
    手部分(34a,34b)は正面の歯(32,33)を
    有し、これらの歯(32,33)は互いに噛み合ってい
    てかつ回動レバー(25)の回転のときに第二の継手部
    分(34b)の引き締め方向と逆に押し戻されることを
    特徴とする請求項1の靴。
  7. 【請求項7】 歯(32,33)は鋸歯状に形成される
    ことを特徴とする請求項6の靴。
  8. 【請求項8】 確実嵌め合い切替え継手(23)、好ま
    しくはスプライン軸継手であることを特徴とする請求項
    1の靴。
  9. 【請求項9】 ハウジング(12)と巻取りドラム(1
    6)の間に相対運動を発生させるための手段が、第一の
    甲部分(6)に取り付けられた引き止め要素(27)を
    有し、この引き止め要素は巻取りドラム(16)に作用
    しかつ巻取りドラムをハウジング(12)の変位のとき
    に押しとどめることを特徴とする請求項1の靴。
  10. 【請求項10】 引き止め要素は、一端(27b)で第
    一の甲部分(6)に支持されていて、駆動軸(22)を
    貫通するボルト(27)により形成され、このボルト
    は、他端(27a)で巻取りドラム(16)と、または
    この巻取りドラムと連結された切替え継手(23)の部
    分(17′,23a)と協働することを特徴とする請求
    項8の靴。
  11. 【請求項11】 ハウジング(12)を変位させるため
    に第一の甲部分(6)に配置された操作部材(29)を
    有することを特徴とする請求項1の靴。
  12. 【請求項12】 操作部材は、第一の甲部分(6)に支
    承されていて、ハウジング(12)に作用するようにす
    ることができるレバー(29)であり、このレバーは、
    特にハウジング(12)の変位方向(A)に対し横方向
    に走る軸線(29a)を中心として傾斜可能であること
    を特徴とする請求項11の靴。
  13. 【請求項13】 ベルト(10)またはケーブルが第二
    の甲部分(5)の向き合っている側でこの甲部分に係止
    されかつ特に巻取りドラム(16)のスロット(19)
    を通って導かれていることを特徴とする請求項1の靴。
  14. 【請求項14】 締付レバー(25)はばねの作用によ
    りその休止位置に保持され、この休止位置で締付レバー
    が第一の甲部分(6)に隣接することを特徴とする請求
    項1の靴。
  15. 【請求項15】 巻取りドラム(16)が締付レバー
    (25)の上方に配置されていることを特徴とする請求
    項1の靴。
  16. 【請求項16】 第一の甲部分(6)は、靴底(3)に
    対し平行に走る軸線(7,7′)を中心として回動可能
    であることを特徴とする請求項1の靴。
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