JP2957882B2 - 魚釣用リ−ル - Google Patents

魚釣用リ−ル

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JP2957882B2 JP6047919A JP4791994A JP2957882B2 JP 2957882 B2 JP2957882 B2 JP 2957882B2 JP 6047919 A JP6047919 A JP 6047919A JP 4791994 A JP4791994 A JP 4791994A JP 2957882 B2 JP2957882 B2 JP 2957882B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、スプ−ルの後部のリ
−ル本体に設けた親指が載置可能な指当て部材の高さ位
置を上下方向に変更可能に改善した魚釣用リ−ルに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来釣糸の放出操作時のサミング操作
や、魚のヒットの待機中や合わせ操作時のリ−ルの保持
に便利なように、スプ−ルの後部のリ−ル本体の側板間
には親指が載置可能な指当て部材が、例えば実公平4−
4533号公報や実開平4−21262 号公報で見られるように
一般的に形成されている。しかしながら、スプ−ルに巻
回される釣糸の糸径や巻き量の多少があったり、釣人の
個人差があって手の大きさが色々異なったり、例えばサ
ミング操作の場合において、スプ−ルのフランジに指を
当てることを好む釣人と、巻回された釣糸の外周に指を
当てることを好む釣人がいる。
【0003】このような時一定の高さ位置に規制された
指当て部材では、釣人の個人差に対応することが出来
ず、釣人が最適な条件で釣りを行うことができない欠点
があった。即ち、例えばスプ−ルに巻回された釣糸の巻
き量が少なく、この釣糸の外周でサミング操作が行われ
る時や、指当て部材の高さが高すぎたり、低すぎてリ−
ルを握持する手の指が指当て部材に載せにくかったり、
このような時は、微妙なサミング操作ができず、バック
ラッシュ現象を確実かつ容易に防止出来ないことがおこ
る。又、待機中や合わせ操作時等のリ−ル保持も充分に
出来ず、握持する手も無理な状態となり、不安定な状態
でのリ−ルの長時間の握持は手が疲れ、快適かつ安定し
た状態で魚釣り操作が行えない等の問題がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、一定の高さ位置に規制された指当て部材では、釣
人の個人差に対応することが出来ず、釣人が最適な条件
で釣りを行うことができない欠点があった。又、待機中
や合わせ操作時等のリ−ル保持も充分に出来ず、握持す
る手も無理な状態となり、不安定な状態でのリ−ルの長
時間の握持は手が疲れ、快適かつ安定した状態で魚釣り
操作が行えない等の問題があることである。
【0005】本発明の目的は前記欠点に鑑み、釣人の手
の大きさや釣人の好みのスプ−ル操作が無理なく出来て
最適な条件で釣りを行うことができると共に、長時間の
釣りに於て快適かつ安定した状態で魚釣り操作が行える
魚釣用リ−ルを提供することである。
【0006】
【問題を解決するための手段】本発明は、かかる目的を
達成するために、請求項1に係わる発明は、リ−ル本体
の側板間に回転自在に支持したスプ−ルの後部のリ−ル
本体にスプ−ルフリ−状態と巻取状態に切換えるクラッ
チ機構に連結した親指が載置可能な指当て部材を上方位
置から下方位置に移動可能に設け、該指当て部材の下方
移動により前記クラッチ機構を巻取状態からスプ−ルフ
リ−状態に切換え可能とした魚釣用リ−ルにおいて、ク
ラッチ機構に連結する前記指当て部材に指当て部を上下
方向に取付位置を変更可能としたことを要旨とするもの
である。請求項2に係わる発明は、リ−ル本体の側板間
にスプ−ルを回転自在に支持してなる魚釣用リ−ルにお
いて、前記スプ−ルの後部のリ−ル本体に、親指が載置
可能な指当て部材を上下方向に取付位置を変更可能とし
たことを要旨とするものである。
【0007】
【作用】図7では指当て部材5の最上段の一対の凹部5c
に指当て部16が係止されている。釣竿37が握持された手
の親指が指当て部材5の指当て部16の上に載せられて図
8のように指当て部材5が押し下げられる。指当て部材
5が押し下げられると、親指はスプ−ル3のフランジ部
3bに当てられて釣糸15の放出操作時のサミング操作がな
される。釣人が巻回された釣糸15の外周に指を当てるこ
とを好む時は、指当て部材5の中段の一対の凹部5dに指
当て部16が係止されて指当て部16に親指が載せられる。
釣人の手の大きさやスプ−ル3に巻回される釣糸15の糸
径や巻き量の多少に応じて指当て部16の係止位置を一対
の凹部5c、5d、5eの中から選択して係止すればよい。
【0008】
【実施例】以下、図示の実施例によって本発明を説明す
ると、図1から図8は第1実施例で、図1は魚釣用リ−
ルの要部断面背面図、図2はリ−ル本体の左右両側枠と
クラッチ操作体に指当て部材を連結した右側斜視図、図
3はリ−ル本体の左右両側枠とクラッチ操作体に指当て
部材を連結した左側斜視図、図4は魚釣用リ−ルの要部
拡大断面平面図、図5はリ−ル本体の右側枠のクラッチ
機構のクラッチオフ状態を示す要部断面側面図、図6は
リ−ル本体の右側枠のクラッチ機構のクラッチオン状態
を示す要部断面側面図、図7は魚釣用リ−ルのクラッチ
オフ時の要部断面側面図、図8は魚釣用リ−ルのクラッ
チオン時の要部断面側面図である。
【0009】魚釣用リ−ルは、リ−ル本体1の左右両側
枠1a、1bと支柱1cとリ−ル脚10の固定板1dが一体に、か
つ左右両側枠1a、1bが平行に保持されている。左右両側
枠1a、1bの外側には夫々リ−ル側板2、11が取り付けら
れている。両側枠1a、1b間にはスプ−ル3が回転可能に
支持され、スプ−ル3に固定されたスプ−ル軸4は一方
の図示しない軸受と他方の軸受12、13で回転可能に支持
されている。軸受12は側枠1bの筒部1e内に、軸受13はリ
−ル側板11に取り付けられている。リ−ル本体1の後部
の左右両側枠1a、1bに夫々長孔1f、1gが穿設されて指当
て部材5の両側の突出部5a、5bが移動自在に挿入されて
いる。指当て部材5の突出部5bのピン14がクラッチ操作
体6のクラッチレバ−6aの長孔に挿入されて連結されて
いる。
【0010】スプ−ル3には巻胴部3aと一対のフランジ
部3b、3cが形成されて巻胴部3aには釣糸15が巻回されて
いる。指当て部材5は凹状に形成されて両側に指当て部
16が上下方向に変更可能な一対の凹部からなる複数の係
合部5c、5d、5eが形成されている。リ−ル側板11内はギ
ヤボックスに構成されると共に、クラッチ操作体6で操
作されるクラッチ機構が収容されている。クラッチ機構
は後述の、スプ−ル軸4の係合部4aと係合・離脱される
ピニオン7の係合部7aと、クラッチ操作体6で回動され
るクラッチカム6b、6bと、クラッチ板8と、爪車17の複
数個のキックピン18と、キックレバ−9とで構成されて
いる。
【0011】側枠1bの外側に突出された筒部1hの外周に
は図2から図6のようにクラッチ操作体6が回動可能に
嵌合されると共に、筒部1hに固定された係合ピン19とク
ラッチ操作体6に形成された周方向の長孔6cで抜け止め
されている。クラッチカム6b、6bはクラッチ操作体6の
端面に突起状に突出形成され、クラッチカム6b、6bは図
2のように周方向の片面が傾斜面で形成されている。更
にクラッチ操作体6の端面にはクラッチ切換えピン20が
植設固定されている。クラッチ操作体6の外周にはクラ
ッチレバ−6aとデットポイントバネ21の一端が係合され
る突起部6dが形成されている。側枠1bの外側には回り止
めピン22、23が固定されてクラッチレバ−6aが一定範囲
内で回り止めされるように構成されている。
【0012】リ−ル側板11内のスプ−ル軸4にはピニオ
ン7が摺動自在に嵌合され、スプ−ル軸4の係合部4aと
ピニオン7の係合部7aがクラッチ操作体6で回動される
クラッチカム6b、6bとクラッチ板8で係合・離脱される
ように構成されている。ピニオン7には駆動歯車24が噛
合されて駆動歯車24はドラグ制動部材の摩擦板と制動板
を介してハンドル軸25で回転可能に構成され、リ−ル側
板11から突出されたハンドル軸25にハンドル26が回り止
め嵌合されてナット27で抜け止めされている。ハンドル
軸25の一端は側枠1bの穴に嵌合されて止め板28で抜け止
めされ、他端はハンドル軸25に螺合されたドラグ調整ツ
マミ29の筒部を介してリ−ル側板11に取り付けられた軸
受30で回転自在に支持されている。
【0013】ハンドル軸25の一端側には爪車17が回り止
め嵌合されて摩擦板が圧接され、爪車17には図5のよう
に複数個のキックピン18が固定されている。爪車17の外
側には図4のようにバネ板31、31で挟まれた逆転防止爪
32が軸33で回動自在に軸承され、バネ板31、31は爪車17
の両側面を挟み込み、逆転防止爪32の先端は爪車17の外
周に形成された係止歯に係合自在に臨まされている。逆
転防止爪32の外側には図5のように逆転防止爪32の回動
を度当りするピン34が設けられている。爪車17の外側に
は図5のように軸35でキックレバ−9が回動自在に支持
されて一端9aは爪車17のキックピン18の回動領域内に臨
まされ、他端9bはクラッチ操作体6のクラッチ切換えピ
ン20に臨まされている。
【0014】クラッチ板8は両端が側枠1bに固定された
支柱36、36に嵌められ、図示しない発条で前記スプ−ル
軸4の係合部4aとピニオン7の係合部7aが係合される方
向に付勢されている。クラッチ板8には図4、図5のよ
うにピニオン7の溝7bに嵌まる円弧上の凹部8aが形成さ
れている。リ−ル脚10には釣竿37が取り付けられる。
【0015】図7では指当て部材5の最上段の一対の凹
部からなる係合部5cに指当て部16が係止されている。釣
竿37が握持された手の親指が指当て部材5の指当て部16
の上に載せられて図8のように指当て部材5が押し下げ
られる。指当て部材5が押し下げられると、親指はスプ
−ル3のフランジ部3b又はフランジ部3cに当てられて釣
糸15の放出操作時のサミング操作がなされる。釣人が巻
回された釣糸15の外周に指を当てることを好む時は、指
当て部材5の中段の一対の凹部からなる係合部5dに指当
て部16が係止されて指当て部16に親指が載せられる。釣
人の手の大きさやスプ−ル3に巻回される釣糸15の糸径
や巻き量の多少に応じて指当て部16の係止位置を一対の
凹部からなる複数の係合部5c、5d、5eの中から選択して
係止すればよい。
【0016】魚釣用リ−ルのクラッチ機構の動作は、図
4、図5、図7のスプ−ル軸4の係合部4aとピニオン7
の係合部7aが係合されたクラッチオン状態でハンドル26
が回転されると、駆動歯車24でピニオン7が回転されて
スプ−ル3に釣糸15が巻き取られる。この時駆動歯車24
と摩擦板を介して爪車17が図4、図5で時計方向に回転
されると、爪車17とバネ板31、31の摩擦でバネ板31、31
と逆転係止爪32は反時計方向に回動されて逆転係止爪32
の先端は爪車17の係止歯から離間され、爪車17が駆動歯
車24と一体に回転される。次にスプ−ル3が釣糸の繰出
しで逆回転されると、駆動歯車24と爪車17は反時計方向
に回転され、バネ板31、31と逆転係止爪32は時計方向に
回動されて逆転係止爪32の先端は爪車17の係止歯に係止
される。
【0017】次にクラッチオン状態で親指が指当て部材
5の指当て部16に載せられて指当て部16が押圧操作され
ると、指当て部材5が下方に移動される。この操作でク
ラッチ操作体6がクラッチレバ−6aで回動されてクラッ
チカム6bが回動されてクラッチ板8が押し上げられる。
クラッチ板8が押し上げられると、ピニオン7が移動し
てスプ−ル軸4の係合部4aとピニオン7の係合部7aの係
合が解除されて図6のクラッチオフ状態となってスプ−
ル3が自由回転可能になる。
【0018】次にハンドル26が回転されると、爪車17と
駆動歯車24が回転され、キックピン18がキックレバ−9
の一端9aに当接されてキックレバ−9が図9で反時計方
向に回動される。この回動でキックレバ−9の他端9bが
クラッチ操作体6のクラッチ切換えピン20に当接されて
クラッチ操作体6が回動されてクラッチレバ−6aが上方
に移動される。クラッチ操作体6の回動でクラッチカム
6bがクラッチ板8位置から外されるので、ピニオン7が
移動してスプ−ル軸4の係合部4aとピニオン7の係合部
7aが係合されてクラッチオン状態となり、ハンドル26の
回転でピニオン7とスプ−ル軸4が回転されてスプ−ル
3が回転され、スプ−ル3に釣糸15が巻き取られる。
【0019】前記のように魚釣用リ−ルが構成される
と、釣人の手の大きさや釣人の好みのスプ−ル操作やス
プ−ル3に巻回される釣糸15の糸径や巻き量の多少に応
じて指当て部16の係止位置を指当て部材5の一対の凹部
からなる複数の係合部5c、5d、5eの中から選択して係止
すればよいので、位置変更が容易であり、スプ−ル操作
が無理なく出来て最適な条件で釣りを行うことができる
と共に、長時間の釣りに於て快適かつ安定した状態で魚
釣り操作が行える。
【0020】図9から図14は第2実施例で、図9は魚釣
用リ−ルの背面図、図10は魚釣用リ−ルの一部を破断し
た側面図、図11は魚釣用リ−ルの要部断面平面図、図12
は魚釣用リ−ルの要部拡大断面平面図、図13はリ−ル本
体の右側枠のクラッチ機構のクラッチオフ状態を示す要
部断面側面図、図14はクラッチ機構の要部拡大断面側面
図である。
【0021】第2実施例の魚釣用リ−ルは、リ−ル本体
1の左右両側枠1a、1bと支柱1cとリ−ル脚10の固定板1d
が一体に、かつ左右両側枠1a、1bが平行に保持されてい
る。左右両側枠1a、1bの外側には夫々リ−ル側板2、11
が取り付けられている。両側枠1a、1b間にはスプ−ル3
が回転可能に支持され、スプ−ル3に固定されたスプ−
ル軸4は一方の軸受38と他方の軸受12、13で回転可能に
支持されている。軸受12は側枠1bの筒部1e内に、軸受13
はリ−ル側板11に取り付けられている。一方の軸受38か
ら外側に突出されたスプ−ル軸4の一端4bには圧力調整
レバ−39の一端が押圧されている。リ−ル本体1の後部
の左右両側枠1a、1bに指当て部材5′の両側の突出部5
f、5fが上下方向に取付位置を変更可能に取り付けられ
る一対の凹部からなる複数の係合部1i、1j、1kが形成さ
れている。
【0022】圧力調整レバ−39は図11のように他端がリ
−ル側板2に形成された鈎部2aに係合されている。圧力
調整レバ−39の中央にはリ−ル側板2に螺合された調整
部材40の先端が押圧されている。このように、スプ−ル
軸4の端部を押圧してスプ−ル3の制動力を調整する調
整部材40を、スプ−ル軸4より離間したリ−ル側板2の
任意の位置に設けることにより、取付位置の自由度が増
し、調整部材40が操作の際邪魔になることなくリ−ルの
握持保持性を向上できると共に、リ−ル側板内のスペ−
スの有効活用も図れる。尚、この圧力調整レバ−39及び
調整部材40は他方のハンドル側のリ−ル側板11に設ける
ことも可能である。
【0023】スプ−ル3には巻胴部3aと一対のフランジ
部3b、3cが形成されて巻胴部3aには釣糸が巻回されてい
る。リ−ル側板11内はギヤボックスに構成されると共
に、クラッチレバ−41の回動で軸部42と連結板43を介し
て前進後退されるクラッチ操作体6′で操作されるクラ
ッチ機構が収容されている。クラッチ機構はスプ−ル軸
4の係合部4aと係合・離脱されるピニオン7の係合部7a
と、クラッチ操作体6′のクラッチカム6eと、クラッチ
板8と、爪車17の複数個のキックピン18と、キックレバ
−9′とで構成されている。
【0024】クラッチ操作体6′は側枠1bに摺動自在に
設けられてクラッチ操作体6′にはクラッチカム6eと横
向き長孔の係合部6fと二股の延長片6g、6hと屈曲係合部
6iと一方の延長片6gに長孔6jと延長片6gの一側に屈曲部
6kが形成されている。長孔6jには側枠1bに固定されたピ
ン44が嵌められ、延長片6g上にキックレバ−9′が重ね
られてキックレバ−9′に穿設された長孔9cにピン44が
嵌められている。キックレバ−9′には切欠部9dとバネ
掛け部9eが形成されてバネ掛け部9eにバネ45の一端が係
合され、バネ45の他端は側枠1bに固定されたピン46に係
合されている。延長片6gとキックレバ−9′の他側の側
枠1bに係止ピン47が固定されている。
【0025】軸部42はリ−ル側板11に回動自在に支持さ
れて軸部42の偏芯係合部42a と連結板43の長孔43a が係
合され、連結板43の係合部43b がクラッチ操作体6′の
横向き長孔の係合部6fと係合されている。軸部42と側枠
1bの間にデットポイントバネ21が設けられている。連結
板43は側枠1bに固定された軸部45に回動自在に嵌められ
ている。
【0026】ピニオン7には駆動歯車24が噛合されて駆
動歯車24はドラグ制動部材の摩擦板と制動板を介してハ
ンドル軸25で回転可能に構成され、リ−ル側板11から突
出されたハンドル軸25にハンドル26が回り止め嵌合され
てナット27で抜け止めされている。ハンドル軸25の一端
は側枠1bの穴に嵌合され、他端はリ−ル側板11に取り付
けられた軸受30で回転自在に支持されて軸受30の外側の
ハンドル軸25にはドラグ調整ツマミ29が螺合されてい
る。ハンドル軸25の一端側には爪車17が回り止め嵌合さ
れて摩擦板が圧接され、爪車17には図13のように複数個
のキックピン18が固定されている。爪車17の外側にはバ
ネ板31、31で挟まれた逆転防止爪32が軸33で回動自在に
軸承され、バネ板31、31は爪車17の両側面を挟み込み、
逆転防止爪32の先端は爪車17の外周に形成された係止歯
に係合自在に臨まされている。逆転防止爪32の外側には
逆転防止爪32の回動を度当りするピン34が設けられてい
る。
【0027】クラッチ板8は前記第1実施例と同様に両
端が側枠1bに固定された支柱36、36に嵌められ、図示し
ない発条で前記スプ−ル軸4の係合部4aとピニオン7の
係合部7aが係合される方向に付勢されている。クラッチ
板8には図12、図13のようにピニオン7の溝7bに嵌まる
円弧上の凹部8aが形成されている。
【0028】図9では指当て部材5′がリ−ル本体1の
後部の左右両側枠1a、1bに形成された最上段の一対の凹
部からなる係合部1iに取付位置を変更可能に取り付けら
れている。釣竿が握持された手の親指が指当て部材5′
の上に載せられる。指当て部材5′の上に手の親指が載
せられると、親指の先はスプ−ル3のフランジ部3b又は
3cに当てられて釣糸の放出操作時のサミング操作がなさ
れる。釣人が巻回された釣糸の外周に指を当てることを
好む時は、指当て部材5′の中段の一対の凹部からなる
係合部1jに取付位置を変更可能に着脱可能に取り付けら
れて指当て部材5′の上に親指が載せられる。釣人の手
の大きさやスプ−ル3に巻回される釣糸の糸径や巻き量
の多少に応じて指当て部材5′の取付位置を一対の凹部
からなる複数の係合部1i、1j、1kの中から選択して取り
付ければよい。
【0029】魚釣用リ−ルのクラッチ機構の動作は、図
12、図13のスプ−ル軸4の係合部4aとピニオン7の係合
部7aが係合されたクラッチオン状態でハンドル26が回転
されると、駆動歯車24でピニオン7が回転されてスプ−
ル3に釣糸が巻き取られる。この時駆動歯車24と摩擦板
を介して爪車17が図13、図14で時計方向に回転される
と、爪車17とバネ板31、31の摩擦でバネ板31、31と逆転
係止爪32は反時計方向に回動されて逆転係止爪32の先端
は爪車17の係止歯から離間され、爪車17が駆動歯車24と
一体に回転される。次にスプ−ル3が釣糸の繰出しで逆
回転されると、駆動歯車24と爪車17は反時計方向に回転
され、バネ板31、31と逆転係止爪32は時計方向に回動さ
れて逆転係止爪32の先端は爪車17の係止歯に係止され
る。
【0030】次にクラッチレバ−41が図13で下方の反時
計方向に回動されると、軸部42の偏芯係合部42a で連結
板43が時計方向に回動され、係合部43b でクラッチ操作
体6′が右下方向に摺動される。クラッチレバ−41が回
動されると、軸部42の偏芯係合部42a でクラッチ操作体
6′が上方に摺動される。この摺動でクラッチ板8がク
ラッチカム6eで上昇されてピニオン7の係合部7aとスプ
−ル軸4の係合部4aの係合が離脱されてクラッチオフ状
態となり、スプ−ル3はフリ−回転状態となる。前記の
ようにクラッチ操作体6′が摺動された時、延長片6gも
図13、図14で右下方向に摺動されるので、係止ピン47と
屈曲部6kで回動が係止されていたキックレバ−9′がバ
ネ45で反時計方向に回動され、キックレバ−9′の切欠
部9dはキックピン18に当接可能位置に臨まされている。
【0031】次にハンドル26が回転されると、爪車17と
駆動歯車24が図13、図14で時計方向に回転され、キック
ピン18がキックレバ−9′の切欠部9dに当接されてキッ
クレバ−9′が左方向に押し戻され、キックレバ−9′
の左端がクラッチ操作体6′の屈曲係合部6iを押し上げ
てクラッチ操作体6′が後退され、クラッチカム6eとク
ラッチ板8の係合が解除されてピニオン7の係合部7aと
スプ−ル軸4の係合部4aが係合されてクラッチオン状態
となる。クラッチオン状態でハンドル26が回転される
と、ピニオン7とスプ−ル軸4が回転されてスプ−ル3
が回転され、スプ−ル3に釣糸が巻き取られる。
【0032】前記のように魚釣用リ−ルが構成される
と、釣人の手の大きさや釣人の好みのスプ−ル操作やス
プ−ル3に巻回される釣糸の糸径や巻き量の多少に応じ
て指当て部材5′の取付位置を一対の凹部からなる複数
の係合部1i、1j、1kの中から選択して取り付ければよい
ので、位置変更が容易であり、スプ−ル操作が無理なく
出来て最適な条件で釣りを行うことができると共に、長
時間の釣りに於て快適かつ安定した状態で魚釣り操作が
行える。
【0033】図15から図18は第3実施例で、図15は魚釣
用リ−ルの要部断面背面図、図16は魚釣用リ−ルの一部
を破断した側面図、図17は魚釣用リ−ルの要部拡大断面
背面図、図18は魚釣用リ−ルの要部断面平面図である。
【0034】第3実施例の魚釣用リ−ルは、第2実施例
と同様に平行に保持されたリ−ル本体1の後部の左右両
側枠1a、1bに指当て部材5′の両側の突出部5g、5gが上
下方向に位置変更可能に一対の凹溝1mが形成されてい
る。側枠1bには内側に突出部1nが形成されてナット48が
埋設されている。指当て部材5′の一側には縦方向の透
孔5hが穿設されてビス49が挿入され、ビス49はEリング
50で抜け止めされ、ビス49の下端はナット48に螺合され
ている。ビス49とナット48で螺合手段が構成されてい
る。指当て部材5′の下側に突出されたビス49は装飾カ
バ−で覆ってもよい。他の構成は前記第2実施例と略同
一である。
【0035】第3実施例の指当て部材5′はビス49が回
動されると、指当て部材5′の両側の突出部5g、5gが一
対の凹溝1mの中を上下方向に位置変更される。
【0036】図19から図21は第4実施例で、図19は魚釣
用リ−ルの要部断面背面図、図20は魚釣用リ−ルの一部
を破断した側面図、図21は魚釣用リ−ルの要部断面背面
図である。
【0037】第4実施例の魚釣用リ−ルは、第2実施例
と同様に平行に保持されたリ−ル本体1の後部の左右両
側枠1a、1bに指当て部材5′の両側の突出部5g、5gが上
下方向に位置変更可能に一対の凹溝1mが形成されてい
る。左右両側枠1a、1bには内側に突出部1oが形成されて
ナット48が埋設されている。
【0038】指当て部材5′の横方向の中央に前後に貫
通された横孔5iと横孔5iの上側にスプ−ル3側から横穴
5jと横孔5iから下側に透孔5kが形成されている。横孔5i
の中には調整ツマミ51が挿入され、透孔5kに挿入された
ビス52が調整ツマミ51の中心の透孔に固定されると共
に、ビス52にEリング53、54が係合されている。ビス52
の下端はナット48に螺合され、ナット48とビス52で螺合
手段が構成されている。指当て部材5′の下側に突出さ
れたビス52は装飾カバ−55で覆ってもよい。他の構成は
前記第2実施例と略同一である。
【0039】第4実施例の指当て部材5′は調整ツマミ
51の回動でビス52が回動されると、指当て部材5′の両
側の突出部5g、5gが一対の凹溝1mの中を上下方向に位置
変更される。
【0040】図22から図24は第5実施例で、図22は魚釣
用リ−ルの要部断面背面図、図23は魚釣用リ−ルの要部
断面平面図、図24は指当て部材の斜視図である。
【0041】第5実施例の魚釣用リ−ルは、第2実施例
と同様に平行に保持されたリ−ル本体1の後部の左右両
側枠1a、1bに指当て部材5″の両側に一対のカバ−部5m
が上下方向に位置変更可能に一対の凹溝1mが形成されて
いる。更に左右両側枠1a、1bの一対の凹溝1mの位置に一
対の長孔1pが形成されている。指当て部材5″の一対の
カバ−部5mの外側に夫々突出部5nと係止部5oが形成さ
れ、係止部5oに複数のネジ穴5p、5q、5rが穿設されてい
る。リ−ル側板2、11にはビス56が挿入される透孔が穿
設されている。ネジ穴5p、5q、5rとビス56で変位保持手
段が構成されている。
【0042】指当て部材5″の上下方向の位置が変更さ
れる時は、指当て部材5″を上下方向に移動させてビス
56をネジ穴5p、5q、5rの何れか1つを選択して螺合され
ることで設定される。
【0043】図25から図26は第6実施例で、図25は魚釣
用リ−ルの要部断面背面図、図26は魚釣用リ−ルの要部
断面平面図である。
【0044】第6実施例の魚釣用リ−ルは、第2実施例
と同様に平行に保持されたリ−ル本体1の後部の左右両
側枠1a、1bに指当て部材5″の両側に一対のカバ−部5m
が上下方向に位置変更可能に一対の凹溝1mが形成されて
いる。更に左右両側枠1a、1bの一対の凹溝1mの位置に一
対の長孔1pが形成されている。指当て部材5″の一対の
カバ−部5mの外側に夫々突出部5nと係止部5oが形成さ
れ、係止部5oの長手方向に複数の穴5s、5t、5uが穿設さ
れている。左右両側枠1a、1bの外側にはL字形の保持板
57が固定されて保持板57に透孔が穿設され、保持板57の
透孔にツマミピン58の先端が挿入されている。リ−ル側
板2、11の側面にはツマミピン58が挿入される透孔が穿
設され、ツマミピン58にはEリング59が係止されて夫々
リ−ル側板2、11とEリング59の間に発条60が嵌められ
ている。穴5s、5t、5uとツマミピン58で変位保持手段が
構成されている。
【0045】図26でスプ−ル軸4の一側が軸承される一
方の軸受38から外側に突出されたスプ−ル軸4の一端4b
には他の形状の圧力調整レバ−61の中間が押圧されてい
る。圧力調整レバ−61は一端がリ−ル側板2に形成され
た支柱2bに軸62で回動自在に支持されている。圧力調整
レバ−61の他端にはリ−ル側板2に螺合された調整部材
40の先端が押圧されている。
【0046】指当て部材5″の上下方向の位置が変更さ
れる時は、指当て部材5″を上下方向に移動させてツマ
ミピン58の先端が穴5s、5t、5uの何れか1つを選択して
挿入されることで設定される。
【0047】前記説明ではリ−ル本体1は左右両側枠1
a、1bと支柱1cと固定板1dが一体に形成されたが、別体
に形成して左右両側枠1a、1bを平行に保持してもよい。
前記説明ではハンドル26がリ−ル本体1の右側に設けら
れた例で示したが、ハンドルが左側のリ−ルに実施して
もよい。
【0048】
【発明の効果】本発明は前述のように構成されると、釣
人の手の大きさや釣人の好みのスプ−ル操作やスプ−ル
に巻回される釣糸の糸径や巻き量の多少に応じて指当て
部材の取付位置が選択して設定されるので、位置変更が
容易であり、スプ−ル操作が無理なく出来て最適な条件
で釣りを行うことができると共に、長時間の釣りに於て
快適かつ安定した状態で魚釣り操作が行える等優れた効
果を奏する魚釣用リ−ルを提供することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例で、魚釣用リ−ルの要部断面背面図
である。
【図2】同リ−ル本体の左右両側枠とクラッチ操作体に
指当て部材を連結した右側斜視図である。
【図3】同リ−ル本体の左右両側枠とクラッチ操作体に
指当て部材を連結した左側斜視図である。
【図4】同魚釣用リ−ルの要部拡大断面平面図である。
【図5】同リ−ル本体の右側枠のクラッチ機構のクラッ
チオフ状態を示す要部断面側面図である。
【図6】同リ−ル本体の右側枠のクラッチ機構のクラッ
チオン状態を示す要部断面側面図である。
【図7】同魚釣用リ−ルのクラッチオフ時の要部断面側
面図である。
【図8】同魚釣用リ−ルのクラッチオン時の要部断面側
面図である。
【図9】第2実施例で、魚釣用リ−ルの背面図である。
【図10】同魚釣用リ−ルの一部を破断した側面図であ
る。
【図11】同魚釣用リ−ルの要部断面平面図である。
【図12】同魚釣用リ−ルの要部拡大断面平面図である。
【図13】同リ−ル本体の右側枠のクラッチ機構のクラッ
チオフ状態を示す要部断面側面図である。
【図14】同クラッチ機構の要部拡大断面側面図である。
【図15】第3実施例で、魚釣用リ−ルの要部断面背面図
である。
【図16】同魚釣用リ−ルの一部を破断した側面図であ
る。
【図17】同魚釣用リ−ルの要部拡大断面背面図である。
【図18】同魚釣用リ−ルの要部断面平面図である。
【図19】第4実施例で、魚釣用リ−ルの要部断面背面図
である。
【図20】同魚釣用リ−ルの一部を破断した側面図であ
る。
【図21】同魚釣用リ−ルの要部断面背面図である。
【図22】第5実施例で、魚釣用リ−ルの要部断面背面図
である。
【図23】同魚釣用リ−ルの要部断面平面図である。
【図24】同指当て部材の斜視図である。
【図25】第6実施例で、魚釣用リ−ルの要部断面背面図
である。
【図26】同魚釣用リ−ルの要部断面平面図である。
【符号の説明】
1 リ−ル本体 1i、1j、1k、5c、5d、5e 係合部 2、11 リ−ル側板 3 スプ−ル 2a、3、6、7a、7、8、20、30、32
クラッチ機構構成部品 5、5′、5″ 指当て部材 4、4a、7、7a、6、6b、6b、6e、8、17、18、9、
9′ クラッチ機構構成部品 5p、5q、5r、5s、5t、5u、56、58 変位保持手段構成部
品 16 指当て部 48、49、52 螺合手段構成部品

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リール本体の側板間に回転自在に支持し
    たスプールの後部のリール本体にスプールフリー状態と
    巻取状態に切換えるクラッチ機構に連結した親指が載置
    可能な指当て部材を上方位置から下方位置に移動可能に
    設け、該指当て部材の下方移動により前記クラッチ機構
    を巻取り状態からスプールフリー状態に切換え可能とし
    た魚釣用リールにおいて、クラッチ機構に連結する前記
    指当て部材における指当て部の取付位置を上下方向に変
    更可能に取付けたことを特徴とする魚釣用リール。
  2. 【請求項2】 リール本体の側板間にスプールを回転自
    在に支持してなる魚釣用リールにおいて、前記スプール
    の後部のリール本体に親指が載置可能な指当て部材を上
    下方向に取付位置を変更可能に取付けたことを特徴とす
    る魚釣用リール。
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