JP2001136875A - 魚釣用リ−ル - Google Patents
魚釣用リ−ルInfo
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- JP2001136875A JP2001136875A JP32058799A JP32058799A JP2001136875A JP 2001136875 A JP2001136875 A JP 2001136875A JP 32058799 A JP32058799 A JP 32058799A JP 32058799 A JP32058799 A JP 32058799A JP 2001136875 A JP2001136875 A JP 2001136875A
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Abstract
ると共に安定した状態でしっかりとリ−ルが握持保持で
きること。 【解決手段】 リ−ル本体Aの側枠1の左右両側枠1
a、1b間にスプ−ル11が設けられ、左右両側枠1
a、1bの前側に透孔が穿設されて軸16が挿通され、
軸16に指当て部材4の前端の支持腕4a、4bが回動
自在に軸承され、指当て部材4の横幅は左右両側枠1
a、1b間より幾分幅広く、スプ−ル11の上部を大き
く覆い、指当て部材4は軸16に巻回された発条で実線
のようにスプ−ル11から離間されて釣糸放出操作時に
スプ−ル11に巻回された釣糸20の外周に指が当てら
れるサミング領域ができ、リ−ルを握持保持する時は2
点鎖線のように指当て部材4の指当て部4dに指を載せ
て押し下げると、スプ−ル11に近接して確実にリ−ル
を保持することが出来る。
Description
間に回転自在に支持したスプ−ルに釣糸が巻回され、片
方の手で握持保持して巻取り操作が可能な魚釣用リ−ル
の改良に関する。
けを所定のポイントに放出する際には、巻取り駆動系統
を釣糸放出状態のスプ−ルフリ−状態に切換え、釣糸放
出操作の過程でスプ−ルを適度にサミング操作してバッ
クラッシュ現象が生じないようにコントロ−ルする。
又、巻取り操作時には、一方の手でリ−ル本体を握持保
持し、他方の手でハンドルの巻取り操作を行う。
持性を得るためにリ−ル本体の上部に幅広状の指当て部
材を設けたものが例えば、実公平6−29970号公報
や特許第2500815号公報等で知られているが、釣
糸放出操作時のスプ−ルへのサミング操作上、リ−ル本
体上部が大きく開口してスプ−ルを露出するように構成
しているので、スプ−ルの上方に指当て部材を配置出来
ず、握持保持する手の指の位置や手の大きさ等の制約を
受けてしまい、リ−ル全体を安定した状態でしっかりと
握持保持できない等の課題が指摘されている。
点は、充分なスプ−ルへのサミング操作を可能としなが
ら、リ−ル全体を安定した状態でしっかりと握持保持で
きないことである。
プ−ルへのサミング操作が出来ると共に安定した状態で
しっかりとリ−ルが握持保持できる魚釣用リ−ルを提供
することである。
に、請求項1に係わる本発明は、リ−ル本体の側板間に
回転自在に支持したスプ−ルをリ−ル本体の一方の側板
に設けたハンドルで巻取り操作可能とした魚釣用リ−ル
において、前記スプ−ルを大きく覆う幅広状の指当て部
材をリ−ル本体の上部に設け、該指当て部材を釣糸放出
操作時にスプ−ルとの間にサミング領域が確保されるよ
うに該スプ−ルから離間可能とし、釣糸巻取り操作時に
該スプ−ルに近接可能としたことを要旨とするものであ
る。請求項2に係わる本発明は、指当て部材はリ−ル本
体を握持保持した時、スプ−ルに近接可能とし、該指当
て部材より手を離した時にスプ−ルから離間可能とした
ことを要旨とするものである。請求項3に係わる本発明
は、指当て部材はスプ−ルを釣糸巻取り状態と釣糸放出
状態とに切換えるクラッチ機構に連動させて前記スプ−
ルに近接及び離間可能に支持されていることを要旨とす
るものである。
本体Aの上部を指当て部材4で大きく覆うことができ、
且つ釣糸放出繰出時に指当て部材4を移動してスプ−ル
11との間隔を広くしてサミング領域を形成する構成と
したので、釣糸放出繰出時の良好なスプ−ル11へのサ
ミング操作の実現を図りながら、巻取り操作時にリ−ル
全体を安定した状態でしっかりと握持保持できる。
指当て部4dに指を載せてリ−ル本体Aを握持した時に
スプ−ル11に近接し、該指当て部4dから手を離すこ
とにより離間可能とする構成としたので、釣糸20の巻
取り操作及び放出操作等の一連の操作を確実且つ迅速に
行える。請求項3の本発明により、請求項1の効果に加
えて指当て部材4が釣糸放出繰出及び巻取り操作の一連
の動作の中で自動的に開閉して無理のない円滑な操作が
行える。
ると、図1から図6は第1実施例で魚釣用リ−ルを魚釣
用両軸受型リ−ルで述べれば、図1は魚釣用両軸受型リ
−ルの斜視図、図2は魚釣用両軸受型リ−ルの平面図、
図3は魚釣用両軸受型リ−ルの背面図、図4は魚釣用両
軸受型リ−ルの反ハンドル側で指当て部材がスプ−ルか
ら離間された側板断面側面図と要部拡大側面図、図5は
魚釣用両軸受型リ−ルの反ハンドル側で指当て部材がス
プ−ルに近接された側板断面側面図と要部拡大側面図、
図6は魚釣用両軸受型リ−ルの反ハンドル側で指当て部
材が大きく開かれた側板断面側面図と要部拡大側面図で
ある。
枠1の左右両側枠1a、1bが複数本の図示しない支柱
とリ−ル脚10の固定板1cと指載せ板1dで平行に保
持されて左右両側枠1a、1bの外側には夫々側板2、
3が取り付けられている。左右両側枠1a、1b間にス
プ−ル11が図示しないスプ−ル軸に固定配置され、ス
プ−ル軸は左右両側枠1a、1bの図示しない軸受で回
転自在に軸承されて図示しないクラッチ機構とスプ−ル
軸に嵌合されたピニオン12と図示しないハンドル軸に
摩擦結合された駆動歯車13とハンドル軸に取り付けら
れたハンドル14を介して回転されるように構成されて
いる。図示しないクラッチ機構は図示しないスプ−ル軸
に形成した係合部とピニオン12に形成された係合部が
クラッチレバ−15で操作される。左右両側枠1a、1
bの前側に透孔が穿設されて軸16が挿通され、左右両
側枠1a、1bから突出した軸16に指当て部材4の前
端部が回動自在に軸承されている。
b間より幾分幅広く、スプ−ル11の上部を大きく覆
い、左右両側枠1a、1bの上部に凹部1e、1fが、
側板2、3に切欠き2a、3aが形成されている。指当
て部材4の前端部に支持腕4a、4bが形成されて支持
腕4a、4bに夫々軸16が挿通される透孔が形成され
ている。一方の支持腕4aには突部4cが形成されてい
る。指当て部材4の指当て部4dは左右両側枠1a、1
bの外形に沿って湾曲形成されている。左側枠1aの外
側には支持部1gが形成されて縦孔1hが形成されてい
る。縦孔1hにはクリック部材5の縦軸5aが挿入され
ている。
5bが形成され、円弧部5bの内側に円弧面5cと傾斜
面5dと円弧面5eが形成されている。支持部1gの上
側の縦軸5aの外側に発条17が嵌合されている。クリ
ック部材5の外側の左側枠1aにピン18が固定され、
軸16に巻回された発条19の一端が係止されている。
発条19の他端は屈曲されて支持腕4aに係止され、指
当て部材4の指当て部4dはスプ−ル11から離間され
ている。
でスプ−ル11から離間された状態で、図3、図4は指
当て部材4が発条19でスプ−ル11から離間された状
態である。指当て部材4が発条19でスプ−ル11から
離間された釣糸放出操作時にスプ−ル11との間にサミ
ング領域が確保される。この時指当て部材4の突部4c
は図4のように、クリック部材5の円弧面5cにあり、
傾斜面5dに当接されて反時計方向の回動が規制されて
いる。図1、2で2点鎖線の指当て部材4は発条19に
抗して手の指でスプ−ル11に近接された状態で、図5
は指当て部材4が発条19に抗して手の指でスプ−ル1
1に近接された状態である。この時指当て部材4の突部
4cは図5のように、クリック部材5の円弧面5cにあ
る。
態である。この時指当て部材4の突部4cは図6のよう
に、クリック部材5の傾斜面5dを乗り越えて円弧面5
eにあり、クリック部材5は発条17に抗して下方に押
し下げられている。
は常時発条19でスプ−ル11から離間されて釣糸放出
操作時にスプ−ル11に巻回された釣糸20の外周に指
が当てられるサミング状態となっており、ハンドル14
の回転で釣糸20が巻回されるリ−ルを握持保持する時
は指当て部材4の指当て部4dに指を載せて押し下げる
と、スプ−ル11に近接して確実にリ−ルを保持するこ
とが出来る。
と、リ−ル本体Aの上部を指当て部材4で大きく覆うこ
とができ、且つ釣糸放出繰出時に指当て部材4を移動し
てスプ−ル11との間隔を広くしてサミング領域を形成
する構成としたので、釣糸放出繰出時の良好なスプ−ル
11へのサミング操作の実現を図りながら、巻取り操作
時にリ−ル全体を安定した状態でしっかりと握持保持で
きる。指当て部材4の指当て部4dに指を載せてリ−ル
本体Aを握持した時にスプ−ル11に近接し、該指当て
部4dから手を離すことにより離間可能とする構成とし
たので、釣糸20の巻取り操作及び放出操作等の一連の
操作を確実且つ迅速に行える。
用両軸受型リ−ルの斜視図、図8は魚釣用両軸受型リ−
ルの要部断面背面図、図9は図8の要部拡大断面背面図
である。
側枠1aの外側に回動自在に支持され、右側枠1b側が
開放されるように構成されている。左側枠1aに支持部
1iと凹部1jが形成されて支持部1iに透孔が穿設さ
れて軸16が挿通されている。指当て部材4の横幅は左
右両側枠1a、1b間より幾分幅広く、スプ−ル11の
上部を大きく覆い、左右両側枠1a、1bの上部に凹部
1e、1fが、側板2に切欠き2bが形成されている。
指当て部材4の左側部に支持腕4aが形成されて支持腕
4aに軸16が挿通される透孔が形成されている。指当
て部材4の指当て部4dは左右両側枠1a、1bの外形
に沿って湾曲形成されている。支持腕4aの側部の支持
部1iに度当りピン21が固定されている。
1jに係止されている。発条19の他端は屈曲されて支
持腕4aに係止され、指当て部材4の指当て部4dの右
側枠1b側はスプ−ル11から離間されて釣糸放出操作
時にスプ−ル11との間にサミング領域が確保される。
他の構成は前記第1実施例と略同一である。
は魚釣用両軸受型リ−ルの要部断面背面図、図11は図
10の要部拡大断面背面図、図12は魚釣用両軸受型リ
−ルの反ハンドル側の側板が断面の側面図である。
枠1a、1bの上部に対して上下に移動可能に設けられ
ている。左右両側枠1a、1bの外側に夫々二組の支持
部1k、1mが形成されて縦孔が穿設されている。指当
て部材4の下面の四隅には杆軸22の上部が固定されて
いる。杆軸22には略中間に鍔部22aまたはEリング
を係止する周溝が形成されている。鍔部22aより下側
の杆軸22外周に発条23が嵌合されて杆軸22の下端
は支持部1k、1mの縦孔に挿入されてEリング24が
係止されて抜け止めされている。指当て部材4は常時発
条23で上方に付勢されてスプ−ル11との間にサミン
グ領域が確保されている。他の構成は前記第1実施例と
略同一である。
は魚釣用両軸受型リ−ルの指当て部材がスプ−ルから離
間された要部断面背面図、図14は図13の要部拡大断
面背面図、図15は図14の一部拡大背面図、図16は
魚釣用両軸受型リ−ルの平面図、図17は図16の要部
拡大平面図、図18は魚釣用両軸受型リ−ルの指当て部
材がスプ−ルに近接された要部断面背面図、図19は図
18の要部拡大断面背面図、図20は図19の一部拡大
断面背面図である。
当て部材4′、4″で構成されて軸25で連結されてい
る。左右の指当て部材4′、4″の外側にはガイド杆2
6が軸27で連結されている。ガイド杆26は左右両側
枠1a、1bに形成された横孔1n、1nに挿入されて
いる。横孔1n、1nには左右の指当て部材4′、4″
の外側が挿入される。ガイド杆26には長孔26aが形
成されて左右両側枠1a、1bに形成された縦孔1oに
圧入されたピン28が長孔26aに挿入されている。指
当て部材4の前後方向の中間の左右両側枠1a、1bの
横孔1n、1nの下側に支柱29が固定され、横孔1
n、1nの底面と支柱29の上面は略同一に形成されて
いる。
形の突出部1pが形成されて発条30が挿入されてガイ
ド杆26が押圧付勢されている。第4実施例では、指当
て部材4の左右の指当て部材4′、4″が軸25を中心
に上方に発条30でせり上げられてスプ−ル11との間
にサミング領域が確保されている。他の構成は前記第1
実施例と略同一である。
魚釣用両軸受型リ−ルの平面図、図22は魚釣用両軸受
型リ−ルの反ハンドル側の側板が断面の側面図と一部拡
大断面側面図である。
4のロック・解除機構を追加したものである。左両側枠
1aの外側に断面変形コ字形の支持部1qが形成され、
底部に透孔が形成されている。側板2に透孔2cが形成
されている。支持部1qの透孔と透孔2cにはロック杆
31が挿入されている。ロック杆31は解除釦31aと
鍔部31bと小径の軸部31cで形成されて鍔部31b
の一側に鈎状の係止部31dが形成されている。鍔部3
1bと支持部1qの底部の間の軸部31cの外側には発
条32が嵌合されている。指当て部材4の側部下面には
鈎状の係止部4eが形成されている。他の構成は前記第
1実施例と略同一である。
が押し下げられると、係止部4eが係止部31dに係合
されてロックされ、解除釦31aが押し下げられると係
止部4eと係止部31dの係合が解除される。第5実施
例を前記他の実施例に実施してもよい。
は魚釣用両軸受型リ−ルの平面図、図24は魚釣用両軸
受型リ−ルのハンドル側の釣糸放出状態の要部断面側面
図、図25は魚釣用両軸受型リ−ルのハンドル側の釣糸
巻取状態の要部断面側面図である。
部材4が回動して開閉操作される。クラッチ機構Bは、
スプ−ル軸33の図示しない係合部と係合・離脱される
ピニオン12の図示しない係合部と、クラッチ板34
と、作動部材6と、作動部材6を巻取状態に復帰する方
向に付勢する付勢手段のコイルバネ35と、回転体7
と、爪車36の複数個のキックピン37と、キックレバ
−8と、クラッチレバ−15とで構成されている。クラ
ッチ板34は両端が右側枠1bに固定された支柱38、
38に嵌められ、図示しない発条で前記スプ−ル軸33
の係合部とピニオン12の係合部が係合される方向に付
勢されている。クラッチ板34にはピニオン12の溝に
嵌まる円弧上の凹部34aが形成されている。
られている。作動部材6にはレバ−部6aと横向き長孔
の係合部6bと腕部6cとクラッチカム6d、6dと二
股の延長片6e、6fと屈曲係合部6gと一方の延長片
6eに長孔6hと延長片6eの一側に屈曲部6iが形成
されている。腕部6cと右側枠1bに植設されたピン3
9との間には作動部材6を巻取状態に復帰する方向に付
勢する付勢手段のコイルバネ35が張設されている。長
孔6hには右側枠1bに固定されたピン40が嵌めら
れ、延長片6e上にキックレバ−8が重ねられてキック
レバ−8に穿設された長孔8aにピン40が嵌められて
いる。キックレバ−8の一端には切欠部8bとバネ掛け
部8cが形成されてバネ掛け部8cと右側枠1bに固定
されたピン41との間にバネ42が張設されている。延
長片6eとキックレバ−8の他側の右側枠1bに係止ピ
ン43が固定されている。
芯ピン7aが形成されている。偏芯ピン7aは作動部材
6の横向き長孔の係合部6bに挿入されている。回転体
7の他側には軸部が形成されて側板3から外部に突出さ
れた軸部にクラッチレバ−15が取り付けられている。
右側枠1bと側板3に支持されたハンドル軸44に爪車
36が回り止め嵌合されている。爪車36の外側にはバ
ネ板45、45で挟まれた逆転防止爪46が軸47で回
動自在に軸承され、バネ板45、45は爪車36の両側
面を挟み込み、逆転防止爪46の先端は爪車36の外周
に形成された係止歯に係合自在に臨まされている。逆転
防止爪46の外側には逆転防止爪46の回動を度当りす
るピン48が設けられている。
固定されて回動レバ−9の長孔9aに挿入されている。
回動レバ−9は下側に長孔9aが形成されて中間は右側
枠1bに固定されたピン50に回動自在に嵌合されてい
る。回動レバ−9の上側は細い連結部9bに形成されて
摺動部材51の一側の透孔51aに挿入されている。摺
動部材51は右側枠1bに固定された複数のピン52で
水平に保持されている。摺動部材51の他側には透孔5
1bが形成されて指当て部材4の突部4cが挿入されて
いる。他の構成は前記第1実施例と略同一である。
状態に作動部材6が摺動された時、延長片6eも右下方
に摺動されるので、係止ピン43と屈曲部6iで回動が
係止されていたキックレバ−8がバネ42で反時計方向
に回動され、キックレバ−8の切欠部8bはキックピン
37に当接可能位置に臨まされている。回動レバ−9は
傾斜して摺動部材51を介して指当て部材4の突部4c
がクラッチレバ−15側に引かれ、指当て部材4がスプ
−ル11との間にサミング領域が確保されている。
巻取方向に回転されると、爪車36と駆動歯車13が図
24で時計方向に回転され、爪車36とバネ板45、4
5の摩擦でバネ板45、45と逆転係止爪46は反時計
方向に回動されて逆転係止爪46の先端は爪車36の係
止歯から離間され、爪車36が駆動歯車13と一体に回
転される。この時スプ−ル11が釣糸の繰出しで逆回転
されると、駆動歯車13と爪車36は反時計方向に回転
され、バネ板45、45と逆転係止爪46は時計方向に
回動されて逆転係止爪46の先端は爪車36の係止歯に
係止される。
方向に回転されると、爪車36と駆動歯車13が回転さ
れ、キックピン37がキックレバ−8の切欠部8bに当
接されてキックレバ−8が左方向に摺動されてキックレ
バ−8の他端8dが屈曲係合部6gに当接されて作動部
材6が左上方に押し上げ摺動され、作動部材6が図25
のクラッチ機構のクラッチON状態に復帰される。作動
部材6がクラッチON状態に復帰されると、回動レバ−
9は垂直状態に回動されて摺動部材51を介して指当て
部材4の突部4cが反クラッチレバ−15側に押され、
指当て部材4が回動されて左右両側枠1a、1bの上部
に閉じられてスプ−ル11に近接される。
と、第1実施例の効果に加えて指当て部材4が釣糸放出
繰出及び巻取り操作の一連の動作の中で自動的に開閉し
て無理のない円滑な操作が行える。
は魚釣用両軸受型リ−ルの斜視図、図27は魚釣用両軸
受型リ−ルのハンドル側の釣糸放出状態の要部断面側面
図、図28は魚釣用両軸受型リ−ルのハンドル側の釣糸
巻取状態の要部断面側面図である。
部材4が前後に摺動操作される。左右両側枠1a、1b
の上部側に指当て部材4の指当て部4dの厚さの半分程
度の高さの横孔1r、1rが形成されている。指当て部
材4の両側には高さが指当て部4dの厚さの半分程度の
リブ4f、4fが形成されて前後に摺動自在に横孔1
r、1rに挿入され、左側枠1bに突出された面にピン
53が固定されている。作動部材6にはピン49を介し
て回動レバ−9′が連結されている。回動レバ−9′の
他側は一側と同一幅に形成されて長孔9cが形成され、
長孔9cにラック杆54に固定されたピン55が挿入さ
れている。ラック杆54は左側枠1bに設けられた複数
の支持部1sで摺動自在に保持されている。
形成され、ラック歯54aに左側枠1bに固定された軸
部56で回動自在に嵌合されたピニオン57が噛合され
ている。ピニオン57には左側枠1bに固定された軸部
58で回動自在に嵌合されたピニオン59が噛合されて
いる。ピニオン59には円板59aが一体に形成されて
円板59aに腕部59bが形成され、腕部59bの先端
に透孔が形成されている。腕部59bの透孔に連結杆6
0の一側に固定されたピン61が挿入されている。連結
杆60の他側には透孔が形成されて前記ピン53が挿入
されている。他の構成は前記第1実施例、第6実施例と
略同一である。
状態に作動部材6が摺動された時、回動レバ−9′は傾
斜してラック杆54とピニオン57、59と連結杆60
を介して指当て部材4は反クラッチレバ−15側押さ
れ、指当て部材4がスプ−ル11との間にサミング領域
が確保されている。作動部材6がクラッチON状態に復
帰されると、回動レバ−9′は垂直状態に回動されてラ
ック杆54とピニオン57、59と連結杆60を介して
指当て部材4はクラッチレバ−15側に引かれ、指当て
部材4がスプ−ル11に近接される。
59と連結杆60による構成は他のワイヤ−等を使用す
る構成に代えてもよい。前記説明では、指当て部材4を
前後に摺動操作したが、扇形状の指当て部材等を2枚設
け、水平方向に回動してスプ−ル11に離間したり近接
するように構成してもよい。
魚釣用両軸受型リ−ルの平面図、図30は魚釣用両軸受
型リ−ルの指当て部材がスプ−ルから離間された左右両
側枠間の断面側面図である。
1a、1bと指当て部材4の上部に弾性材からなる指当
て部材62が載せられている。指当て部材62は左右両
側枠1a、1bまたは側板2、3にビス等で固定されて
いる。指当て部材62は平板部62aと凹部からなる指
当て部62bが形成されている。指当て部材4が前方に
摺動操作されている時は、指当て部62bの裏面がスプ
−ル11に巻回された釣糸20の外周に当接可能で、指
当て部材4がスプ−ル11の上方に近接されると、指当
て部62bの裏面がスプ−ル11から離間される。
でスプ−ル11が回転される両軸受型リ−ルで述べた
が、魚釣用片軸受型リ−ルに実施してもよい。前記説明
ではリ−ル本体1は左右両左側枠1a、1bと固定板1
cと指載せ板1dが一体に形成されたが、別体に形成し
て左右両左側枠1a、1bを平行に保持してもよい。前
記説明ではハンドル14がリ−ル本体1の右側に設けら
れた例で示したが、ハンドルが左側のリ−ルに実施して
もよい。
施され、以下に記載されるような効果を奏する。
て部材4で大きく覆うことができ、且つ釣糸放出繰出時
に指当て部材4を移動してスプ−ルとの間隔を広くして
サミング領域を形成する構成としたので、釣糸放出繰出
時の良好なスプ−ルへのサミング操作の実現を図りなが
ら、巻取り操作時にリ−ル全体を安定した状態でしっか
りと握持保持できる。
リ−ル本体を握持した時にスプ−ルに近接し、該指当て
部材から手を離すことにより離間可能とする構成とした
ので、釣糸の巻取り操作及び放出操作等の一連の操作を
確実且つ迅速に行える。請求項3により、第1実施例の
効果に加えて指当て部材が釣糸放出繰出及び巻取り操作
の一連の動作の中で自動的に開閉して無理のない円滑な
操作が行える。
である。
て部材がスプ−ルから離間された側板断面側面図と要部
拡大側面図である。
て部材がスプ−ルに近接された側板断面側面図と要部拡
大側面図である。
て部材が大きく開かれた側板断面側面図と要部拡大側面
図である。
である。
る。
断面背面図である。
板が断面の側面図である。
て部材がスプ−ルから離間された要部断面背面図であ
る。
−ルに近接された要部断面背面図である。
図である。
板が断面の側面図と一部拡大断面側面図である。
図である。
放出状態の要部断面側面図である。
巻取状態の要部断面側面図である。
図である。
放出状態の要部断面側面図である。
巻取状態の要部断面側面図である。
図である。
−ルから離間された左右両側枠間の断面側面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】リ−ル本体の側板間に回転自在に支持した
スプ−ルをリ−ル本体の一方の側板に設けたハンドルで
巻取り操作可能とした魚釣用リ−ルにおいて、前記スプ
−ルを大きく覆う幅広状の指当て部材をリ−ル本体の上
部に設け、該指当て部材を釣糸放出操作時にスプ−ルと
の間にサミング領域が確保されるように該スプ−ルから
離間可能とし、釣糸巻取り操作時に該スプ−ルに近接可
能としたことを特徴とする魚釣用リ−ル。 - 【請求項2】指当て部材はリ−ル本体を握持保持した
時、スプ−ルに近接可能とし、該指当て部材より手を離
した時にスプ−ルから離間可能としたことを特徴とする
請求項1記載の魚釣用リ−ル。 - 【請求項3】指当て部材はスプ−ルを釣糸巻取り状態と
釣糸放出状態とに切換えるクラッチ機構に連動させて前
記スプ−ルに近接及び離間可能に支持されていることを
特徴とする請求項1記載の魚釣用リ−ル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32058799A JP3504549B2 (ja) | 1999-11-11 | 1999-11-11 | 魚釣用リ−ル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32058799A JP3504549B2 (ja) | 1999-11-11 | 1999-11-11 | 魚釣用リ−ル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001136875A true JP2001136875A (ja) | 2001-05-22 |
JP3504549B2 JP3504549B2 (ja) | 2004-03-08 |
Family
ID=18123093
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32058799A Expired - Fee Related JP3504549B2 (ja) | 1999-11-11 | 1999-11-11 | 魚釣用リ−ル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3504549B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021090386A (ja) * | 2019-12-10 | 2021-06-17 | グローブライド株式会社 | 魚釣用リール |
-
1999
- 1999-11-11 JP JP32058799A patent/JP3504549B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021090386A (ja) * | 2019-12-10 | 2021-06-17 | グローブライド株式会社 | 魚釣用リール |
JP7182537B2 (ja) | 2019-12-10 | 2022-12-02 | グローブライド株式会社 | 魚釣用リール |
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---|---|
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