JPS6039325Y2 - 移動台車の速度制御装置 - Google Patents

移動台車の速度制御装置

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JPS6039325Y2
JPS6039325Y2 JP14966678U JP14966678U JPS6039325Y2 JP S6039325 Y2 JPS6039325 Y2 JP S6039325Y2 JP 14966678 U JP14966678 U JP 14966678U JP 14966678 U JP14966678 U JP 14966678U JP S6039325 Y2 JPS6039325 Y2 JP S6039325Y2
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JP
Japan
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movable
roller
trolley
shaft
rotating shaft
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JP14966678U
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JPS5566857U (ja
Inventor
文夫 後藤
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石川島播磨重工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、物品を積載して走行する移動台車の軌条に並
行して回転軸を設け、この回転軸から走行推力を得て移
動するようにした移動台車の速度制御装置に関するもの
である。
軌条に並行して回転軸を設け、この回転軸から走行推力
を得て軌条上を移動するようにした従来の移動台車を第
1図、第2図について説明すると、aは移動台車、bは
軌条であって、移動台車aは走行車輪c1ガイド輪dよ
り軌条すに沿って走行するようになっている。
そして軌条すに沿って長い回転軸eが配置されていて図
示しない動力装置によって回転軸eは一定の回転速度で
回転されるようになっている。
移動台車aの下面にはローラーfが水平の軸を中心に回
転自在に支持されていて、図示しないスプリングにより
常時回転軸eの上側に圧接されている。
ローラーfはまた垂直の軸を中心として水平に旋回でき
るようになっていて、通常はスプリングjによって回転
軸eの軸線と、ローラーfの水平の回転中心軸線との間
の角度が、たとえば450等の一定の角度を保ち、回転
軸eの回転によってローラーfが推力を受け、移動台車
aが軌条す上を走行し、ローラーfを垂直の軸を中心に
旋回させて回転軸eの軸線とローラーfの水平の回転中
心軸線との間の角度を変え、移動台車aの走行速度を制
御することができるようになっている。
移動台車aを停止させたいときには、ローラーの回転中
心軸線が回転軸eと軸線と並行になるようにローラーf
を旋回させると、ローラーfは推力を受けなくなって移
動台車aは停止する。
移動台車aの移動経路の途中において移動台車aを停止
させる必要がある所には、移動台車aの進入側が斜辺と
なっているコントロールバーgを設け、ローラーfを支
持しているブラケットに取り付けられているカムローラ
ーhがコントロールバーgに接触してローラーfを旋回
させ、ローラーfの回転中心軸線が回転軸eの軸線と並
行になるようにして移動台車aを停止させる。
移動台車aを発進させようとする場合には、エアーシリ
ンダi等によってコントロールバーgを回転軸eから離
れる方向に徐々に後退させると、ローラーfはスプリン
グjによりコントロールバーgの後退速度に従って旋回
され、ローラーfの回転中心軸線と回転軸eの軸線との
間の角度が0°から少しずつ大きくなり、台車aは徐々
に加速して発進する。
このように従来における移動台車の速度制御は、所要の
減速度カーブに形成されたコントロールバーgを地上側
の特定の位置に設け、強制的に移動台車の速度制御を行
なっている。
従って制御状態の変更、たとえば特定の移動台車のみを
減速させたり停止させたい場合とか、あるいは異なる場
所で減速や停止をさせたい場合には、その都度コントロ
ールバーgを増設したり移設したりするか、もしくは回
転軸eの回転数を減少したり停止したりして、全部の移
動台車を一斉に減速あるいは停止させなければらす、不
便であり非能率、不経済等の欠点があった。
本考案はこのような欠点を解決し、構造簡単で自由な制
御ができ、しかも安全な装置を提供するもので、軌条に
沿って走行し得る移動台車と、前記軌条に並行して設け
られた回転軸と、前記移動台車の下面に垂直軸を中心と
して旋回可能に取り付けられ且つ側方ヘアームを突出さ
れたブラケットと該ブラケットに水平軸を中心として回
転自在に支持され前記回転軸に常時圧接されているロー
ラーと、前記移動台車が最高速度で走行できるよう前記
回転軸に対するローラー角度を維持するためのスプリン
グと、前記移動台車を垂直に貫通した旋回自在な軸と、
該軸の下部に固着され平面的に見て前記回転軸を基準と
して前記ブラケットに突出されたアームと同一側へ突出
されたアームと、該アーム及び前記アーム間に枢着され
前記移動台車が最高速度よりも遅い速度で走行する場合
には移動台車が最高速度で走行する場合よりも後端が移
動台車後方に位置するよう変位自在なロッドと、移動台
車上面側において前記軸に取り付けられ前記軸を回動さ
せるレバーとを有することを特徴とする移動台車の速度
制御装置を要旨とするものである。
次に本考案の一実施例を第3図ないし第5図について説
明すると、1は移動台車、2は軌条であって、移動台車
1は走行車輪3、ガイド輪4により軌条2に沿って走行
することができるようになっている。
軌条2,2の間には、軌条2に並行した長い回転軸5が
設けられていて、回転軸5は図示しない動力装置によっ
て一定の回転速度で常時回転されるようになっている。
移動台車1の下面には、垂直軸と一体的に旋回できるブ
ラケット6が設けてあって、ブラケット6には水平軸に
よってローラー7が回転自在に支持されている。
又前記垂直軸の外周にはコイル状のねじりスプリング1
6が嵌装され、該スプリング16の上端は移動台車1に
固定されスプリング16の下端はブラケット6に固定さ
れ、而して該スプリング16により回転軸5の軸線とロ
ーラー7の水平方向の回転中心軸線との間の角度がたと
えば45°等の一定の角度を保持し得るようになってい
る。
更にローラー7はブラケット6に内蔵されている図示し
ないスプリングによって、回転軸5の上側に常に一定の
力で押し付けられている。
ブラケット6には、横方向に突出しているアーム8が一
体に形成されている。
移動台車1には該移動台車1を垂直に貫通する軸9が設
けてあって、軸9は移動台車1の上下両面に取り付けた
軸受10にまり回動自在に支持されている。
軸9の上端には手動レバー11が取り付けてあって、移
動台車1の上面側から軸9を回動させることができるよ
うになっている。
また軸9の下端には、横方向に突出しているアーム12
が固着されている。
このアーム12の先端と、前述したアーム8の先端とは
、1本のロッド13にピン14.15によって結合され
ている。
而して、ロッド13は、移動台車1が最高速度よりも遅
い速度で走行する場合のロッド後端が、移動台車1が最
高速度で走行する場合のロッド後端より後方に位置する
よう、変位自在になっている。
例えば上記構成の移動台車1を複数台連ねて最高速度で
移動させる場合には、第6図に示すように移動台車1を
所定台数並べ、手動レバー11は何等操作しない状態で
回転軸5に接しているローラー7を回転させ、移動台車
1を矢印Xの方向へ移動させる。
各移動台車1のローラー7は手動レバー11を作業員が
操作しない場合には、スプリング16によってθ=45
°に保持されている。
移動台車1の走行速度■は V = g DNtanθで表わされ、θ=45°のと
き、移動台車1に対する推進力すなわち移動台車1の走
行速度Vは最大となる。
複数の移動台車1が一諸に走行する際には、隣合う移動
台車1のロッド13の端部同志が接触している。
上述のように最高速度で走行している複数の移動台車1
の走行速度を低速にする場合には、移動台車1上に乗っ
ている作業員が先頭の移動台車1の手動レバー11を第
6図において反時計方向へ回動させる。
そうすると、先頭の移動台車1の軸9、アーム12も共
に反時計方向へ回動し、先頭の移動台車1のロッド13
を第6図の左方へ押すことになる。
このため、先頭の移動台車1のブラケット6はアーム8
を介し、スプリング16の抵抗に打勝ってアーム8と同
じ角度だけ反時計方向に旋回し、先頭の移動台車1のロ
ーラー7を支持している水平軸と回転軸5の軸線との間
の角度θが小さくなる。
又先頭の移動台車1のロッド13が第6図の左方へ移動
すると、すなわち第7図に示すようにδだけ後方へ変位
すると、該ロッド13が2番目の移動台車1のロッド1
3を第6図の左方へδだけ押すことになる。
このため、2番目の移動台車1のブラケット6はアーム
8を介してスプリング16の抵抗に打勝って先頭の移動
台車1のブラケット6と同じ角度だけ反時計方向に旋回
し、2番目の移動台車1のローラー7を支持している水
平軸と回転軸5の軸線との間の角度がθが小さくなる(
第7図参照)。
而して、各移動台車1の上記角度θが小さくなれば、推
進力が減するので、移動台車1全体の速度が遅くなる。
移動台車1に対する推進力は上述のように角度θ=45
0のとき最大となり、θ=0°及び900のとき推進力
は零となる。
なお、2番目の移動台車1では、該台車1のロッド13
が先頭の移動台車1のロッド13によって左方へ押され
た場合、2番目の移動台車1のアーム12、軸9、手動
レバー11も第6図の反時計方向へ旋回させられる。
作業具が手動レバー11を離せば、スプリング16の力
によって各台車1のローラー7はθ=45°に戻る。
上述のように複数の移動台車1を最高速度よりも低速で
一緒に移動させる場合には、作業員が先頭の移動台車1
上に乗り、先頭の移動台車1の手動レバー11を操作し
て上述のように、先頭の移動台車1のローラー7の角度
θを45°より小さい角度にし、手動レバー11を手に
よって押え、ローラー7の角度θを45°より小さい角
度に保持していればよい。
2番目以降の移動台車1の走行速度は前の移動台車のロ
ッド13により制御されるため、作業員は先頭の移動台
車1の手動レバー11のみを操作すればよい。
最高速度で第6図のX方向へ一緒に移動している複数の
移動台車1を切離す場合には、切離すべき移動台車1上
に乗っている作業員が切離すべき移動台車1の手動レバ
ー11を第6図の反時計方向へ回動させ、ローラー7の
角度θを小さくし、該移動台車1及びこれに後続する移
動台車1を低速にさせる。
しかるに、当該移動台車1の前にある移動台車1は最高
速度で移動しているため、手動レバー11を操作した移
動台車1及び該台車1に後続する台車1は、手動レバー
11を操作した移動台車1の前方に位置する移動台車1
と切離される。
例えば先頭の移動台車1と2番目の移動台車1を切離す
場合には、先頭の移動台車1の手動レバー11は作業員
が操作することなくスプリング16によってローラー7
を角度θが45°になるよう位置保持させておき、2番
目の移動台車1の手動レバー11を第6図の反時計方向
へ回動させる。
最高速度よりも低速で一緒に第7図のX方向へ移動して
いる複数の移動台車1を切離す場合には、一人の作業員
が先頭の移動台車1の手動レバー11をローラー7の角
度θが45°より小さい所定の角度に保持させ、他の作
業員が切離すべき移動台車1の手動レバー11を操作し
てローラー7の角度θを先頭の移動台車1のローラー7
の角度θよりも更に小さくしてやる。
該切離すべき移動台車1に接続する移動台車1のローラ
ー7の角度θは夫々前の移動台車1のロッド13により
制御され、前の移動台車1の速度にならう。
なお手動レバー11に対しては、作業員がマニアルで位
置保持及び変更を行わず所望の位置で固定するようにし
た装置を設けたり、自動的に位置を変えるようにした装
置を取り付けてもよい。
手動レバー11の位置を所望の位置で固定させる装置の
一例は第8図に示されており、図中17は移動台車1の
上面に固着したストッパー、1Bは手動レバー11に設
けた雌ねじ部に螺合させ先端がストッパー17に当接す
るようにした蝶ボルト、19は移動台車1上面に固着し
た速度設定目盛板であり、蝶ボルト18の突出量の長さ
を予め調整して手動レバー11の回動位置を調整し、手
動レバー11に設けである指針を速度設定目盛板19に
あわせることにより、作業員が手動レバー11を把持し
ていなくてもローラー7の再度θを所要の角度に保持す
ることができる。
蝶ボルト18をねじ込むことにより手動レバー11は第
8図の反時計方向へ回動し、ローラー7もスプリング1
6の抵抗に打勝って反時計方向へ回動し、角度θが小さ
くなる。
本考案は移動台車上から容易に安全に操作することがで
き、同一移送ラインで複数の移動台車を移送中であって
も、駆動源の調整操作や他の移動台車の待避等を必要と
せずに、任意の移動台車を任意の位置で任意の速度に制
御することができる。
従って連続移送中でも必要台数の切離し、間歇移送が自
由に容易にでき、移動台車の移送を必要に応じて即時に
その状況に追随させることができ、既存の移動台車にも
容易に取り付けることが可能で機能上自由性が高く、経
済的な効果がある。
【図面の簡単な説明】 第1図は従来装置の正面図、第2図は第1図の平面図、
第3図は本考案の一実施例の平面図、第4図は第3図の
正面図、第5図は第3図の右側面図、第6図及び第7図
は本考案の作動を説明するための平面図、第8図は本考
案に使用するレバーを固定するための装置の平面図であ
る。 1・・・・・・移動台車、2・・・・・・軌条、3・・
・・・・走行車輪、4・・・・・・ガイド輪、5・・・
・・・回転軸、6・・・・・・ブラケット、7・・・・
・・ローラー 8,12・・・・・・アーム、9・・・
・・・軸、10・・・・・・軸受、11・・・・・・手
動レバー13・・・・・・ロッド。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 軌条に沿って走行し得る移動台車と、前記軌条に並行し
    て設けられた回転軸と、前記移動台車の下面に垂直軸を
    中心として旋回可能に取り付けられ且つ側方ヘアームを
    突出されたブラケットと、該ブラケットに水平軸を中心
    として回転自在に支持され前記回転軸に常時圧接されて
    いるローラーと、前記移動台車が最高速度で走行できる
    よう前記回転軸に対するローラー角度を維持するための
    スプリングと、前記移動台車を垂直に貫通した旋回自在
    な軸と、該軸の下部に固着され平面的に見て前記回転軸
    を基準として前記ブラケットに突出されたアームと同一
    側へ突出されたアームと、該アーム及び前記アーム間に
    枢着され前記移動台車が最高速度よりも遅い速度で走行
    する場合には移動台車が最高速度で走行する場合よりも
    後端が移動台車後方に位置するよう変位自在なロッドと
    、移動台車上面側において前記軸に取付けられ前記軸を
    回動させるレバーとを有することを特徴とする移動台車
    の速度制御装置。
JP14966678U 1978-10-31 1978-10-31 移動台車の速度制御装置 Expired JPS6039325Y2 (ja)

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JP14966678U JPS6039325Y2 (ja) 1978-10-31 1978-10-31 移動台車の速度制御装置

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Publication Number Publication Date
JPS5566857U JPS5566857U (ja) 1980-05-08
JPS6039325Y2 true JPS6039325Y2 (ja) 1985-11-25

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ID=29133212

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JP14966678U Expired JPS6039325Y2 (ja) 1978-10-31 1978-10-31 移動台車の速度制御装置

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