JP4302263B2 - スクリュで駆動する台車及び搬送装置 - Google Patents

スクリュで駆動する台車及び搬送装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は工場内における搬送台車に係り、特にスクリュローラ部を有する台車とスクリュとを組み合わせた搬送装置、及び複数の台車と複数の該搬送装置(台車を除く)とチェンコンベアとを組み合わせた搬送設備とすることにより、高速でスムーズで静かであって停止精度の高い搬送が可能となる効果が得られるようにした搬送設備に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の搬送台車には、ボールネジや空圧・油圧・電動シリンダなどの推力により走行する台車や、台車自身にエンジンやモータなどの動力を持たせ自力で走行させるものや、台車を連結しまとめて押したり牽引するものや、キャリッジ付き台車をドッグ付きのチェンで牽引し、いわゆるパワーアンドフリの台車走行をさせるものなどがあった。
【0003】
ボールネジや空圧・油圧・電動シリンダなどの推力により走行する台車は、比較的短い距離を往復走行させる場合に使用するもので、長距離の走行には不向きであり、台車をまとめて押さない限り複数の台車を一定方向に走行させることはできなかった。
また、台車自身にエンジンやモータなどの動力を持たせ自力で走行させるものは、台車自身が動力や制御機器を保持する必要があるため、過大で重量の重い複雑な構造の台車となり、台車1台当たりの費用も高価であった。さらにエンジンに燃料を供給したり、モータあるいはバッテリに電力を供給するための設備や作業が必要となる問題もあった。
【0004】
また、台車を連結しまとめて押したり牽引するものは、全体の慣性が大きくなるため、大きな駆動動力を必要とし起動と停止に要する時間が長くなる。従って一定速度で常に走行する場合には向いているが、起動と停止を繰り返す場合には向かなかった。
また、いわゆるパワーアンドフリの台車走行をさせるものは、ドッグ付きのチェンコンベアでキャリッジ付き台車を牽引するものであり、台車を任意の場所で停止させることが可能であるが、停止精度が求められる場合は別途に位置決め装置が必要であった。また、チェンの走行速度には限界があり台車を高速で走行させることはできず、騒音も大きくなるという問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記した従来技術の欠点を除くためなされたものであって、その目的とするところは、スクリュローラ部を有する台車とスクリュとを組み合わせた搬送装置とすることにより、高速でスムーズで静かであって停止制度の高い搬送装置を提供することにある。
また他の目的は、複数の台車とスクリュとチェンコンベアとを組み合わせた搬送設備とすることにより、多くの製造工程間における搬送と停止を高速で精度高く行うことを可能とする搬送設備を提供することにある。
【0006】
また他の目的は、ボールネジや空圧・油圧・電動シリンダなどの推力により走行する台車のもつ欠点を除き、長距離の走行や複数の台車を走行させることに適した台車を提供することにある。
また他の目的は、台車自身にエンジンやモータなどの動力を持たせ自力で走行させる台車のもつ欠点を除き、小さく軽量で単純な構造の台車であって、安価でメンテナンス作業の楽な台車を提供することにある。
【0007】
また他の目的は、台車を連結しまとめて押すあるいは牽引する台車もつ欠点を除き、慣性の小さな台車を個別に駆動することにより、小さな動力で駆動できるようにすると共に、起動と停止を繰り返す場合に適した台車を提供することにある。
さらに他の目的は、いわゆるパワーアンドフリの走行をする台車のもつ欠点を除き、停止精度の高い構造とすることにより置決め装置を不要とした、高速で騒音のない搬送台車を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前ローラと後ローラとを有するスクリュローラ部であって、スライド可能な後ローラがバネにより前ロ−ラに押し付けられた構成のスクリューローラ部と、該スクリューローラー部を取り付けてなる台車と、
台車の挿入位置と脱出位置とを有し途中に停止位置を有することのあるスクリュであって、羽根のピッチが挿入位置や停止位置から移動を始める部分では小さなピッチとし、徐々に大きくした後に最大ピッチに至り、さらに停止位置や脱出位置に停止する前の部分では羽根のピッチを徐々に小さくしたスクリュであることを特徴とするスクリュと、
スクリュロ−ラ部の前ローラの外径をスクリュの挿入位置における羽根の空間より少し小さくしておき、シリンダなどにより台車を押すことにより、前ローラをスクリュ挿入位置の羽根の側面に押しつけてなる、挿入機構を有する搬送装置であること。
【0009】
複数の台車と複数のスクリュと挿入機構と、閉ループのレールを持ち、該レールに沿ってドグ付きのチェンコンベアを走行させ、台車にはそれぞれキャリッジを取付け、チェンコンベアのドグがキャリッジのキャリッジフックを押すことにより、台車が走行するようにする。
さらに、キャリッジのキャリッジローラが持ち上がるとキャリッジフックも持ち上がりチェンコンベアのドグに押されなくなる構造とし、台車が挿入機構においてシリンダなどに押される範囲やスクリュにより駆動される範囲では、該位置にある台車のキャリッジローラを持ち上げる構成とした搬送設備であることを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下本発明の1実施例を図面に示し説明する。本発明にかかるスクリュローラ部1は、前ローラ11と後ローラ12とを有し、前ローラ11は後ローラ12と比べ大きく、かつ、スクリュ2の挿入位置22の羽根の空間26より少し小さな外径をもち、クラウニング形状を有している。なを、クラウニング形状とは外周面が中高の曲線からなる形状をいう。クラウニング形状としたのは、スクリュ2の羽根21がスクリュ2の軸心に対し直角でないときや変形が生じたときに、前ローラ11が隣の羽根21と干渉しないためである。前ローラ11はベース19に固定された軸13に回転自由に取り付けられていて、その外周面はポリウレタンからなっている。
一方、後ローラ12は前ローラ11と比べ小さな外径であって円筒形の形状を有しており、後ローラ12はブラケット16に固定された軸14に回転自由に取り付けられている。ブラケット16はベース19に固定されたシャフト18にスライド可能に取り付けられ、かつ、長方形断面の線材を材料とするバネ17により前ローラ11側に押し付けられている。ローラ12の外周はポリウレタンであって前ローラ11の外周に使用したものと比べ少し硬度の低い材質のものを使用している。
【0011】
台車3は台車フレーム31とスクリュローラ部1と複数の走行車輪32とガイドロ−ラ33とを有している。台車フレーム31には取付面19aを介しスクリュローラ部1が接合し、スクリュ2の羽根21を前ローラ11と後ローラ12とで挟む位置関係に設置する。走行車輪は32はレール24上面をガイドローラはレール24側面をそれぞれ転がり移動する。
台車フレーム31の下面にはキャリッジ34が取付けられている。キャリッジ34の前方上部にはキャリッジリンク37が上下に揺動可能な状態に取付けられ、キャリッジリンク37の前方にはキャリッジローラ36が回転可能に取付けられている。キャリッジ前方下部にはキャリッジフック38がキャリッジリンク37の上下の揺動にリンクして上下に揺動するように取付けられている。
一方、キャリッジ34の後方上部には傾斜板39が取り付けられ、後続の台車3が近づくと、後続の台車のキャリッジローラ36が当該台車の傾斜板39に乗り上げ、後続台車のキャリッジリンク37を持ち上げる構造になっている。
【0012】
スクリュ2は図示していないブレーキ付きモータにより駆動され、一定方向あるいは両方向に回転し停止する機能を持ち、台車3の挿入位置22と脱出位置23を有し途中に単数あるいは複数の停止位置44を有することもある。
羽根のピッチ25は、挿入位置22や停止位置44などから移動を始める部分では小さなピッチとし、徐々に大きくした後に最大ピッチに至り、さらに停止位置44や脱出位置23に至る前の部分では徐々に小さくする。なを、1本のスクリュで複数の台車を同時にかつ異なる距離間を搬送するときは、搬送する距離間の羽根21の枚数を同じにしておく。
【0013】
以上のような複数の台車3と、4本のスクリュ2a、2b、2c、2dとからなる搬送設備5であって、各スクリュの挿入機構としてシリンダ46a、46b、46c、46dを配置し、待機位置42a、42b、42c、42dにある台車3を押すことにより、スクリュローラ部1の前ローラ11を各スクリュの挿入位置22a、22b、22c、22dの羽根の側面21aに押しつける機能を持たせる。
スクリュ2aには2カ所の停止位置44aと44bを、スクリュ2bには2カ所の停止位置44cと44dを、スクリュ2cには3カ所の停止位置44eと44fと44gを、スクリュ2dには2カ所の停止位置44hと44iとをそれぞれ設けてある。
【0014】
また、レール24は閉ループとし、ドッグ41を有するチェンコンベア4を台車3の走行中心に沿って走らせる。そして、キャリッジローラ36が下側位置にあるときには、ドグ41がキャリッジ34のキャリッジフック38を押し、キャリッジローラ36が持ち上がるとキャリッジリンク37が上方に揺動しキャリッジフック38を持ち上げ、ドグ41がキャリッジフック38を押さない位置関係とする。
さらに、台車3の待機位置42a、42b、42c、42dから各台車3が各シリンダ46a、46b、46c、46dと各スクリュ2a、2b、2c、2dによりそれぞれ押され移動する範囲には、図示していないキャリッジレールを取付け、キャリッジローラ36を持ち上げる構成とする。
また、待機位置42eには図示しないストッパを設け、キャリッジローラ36を持ち上げることにより、台車3を一時的に停止させる機能を持たせてある。
【0015】
本発明は、上記のように構成されており、以下その作用について説明する。
台車3は閉ループ形状のレール24上をチェンコンベア4のドッグ41により押され走行し順次平面視時計回り方向に進行する。待機位置42a、42b、42c、42d、に来ると当該台車3のキャリッジローラ36はキャリッジレールにより持ち上げられるため、キャリッジリンク37は上方に揺動しキャリッジフック38は持ち上がるため、キャリッジフック38はチェンコンベア4のドグ41から離れ当該台車3は停止する。
待機位置42aはワークの搬入位置となっており、台車3が待機位置42aに停止している間にワークを搬入する。
待機位置42aにある台車3はワークを積載した後であってスクリュ2aが停止中に、待機位置42b、42c、42dにある台車3はスクリュ2b、2c、2dが停止中に、それぞれシリンダ46a、46b、46c、46dに押され挿入位置22a、22b、22c、22dに進み、挿入位置の羽根の側面21aにそのスクリュローラ部1の前ローラ11を押し付けられた状態で停止する。
【0016】
この状態でスクリュ2a、2b、2c、2dを回転させるとそれぞれの羽根21の先端21bはそれぞれのスクリュローラ部1の前ローラ11と後ローラ12の間に入り、前ローラ11と後ローラ12とで羽根21を挟む。
このため、スクリュ2a、2b、2c、2dの回転と共に台車3は前進し、それぞれ停止位置まで進むために要する所定の回転数だけスクリュ2a、2b、2c、2dを回転さた後に停止すると、台車3はそれぞれ停止位置44a、44b、44c、44d、44e、44f、44g、44h、44iに停止する。
停止位置44a、44b、44c、44d、44e、44f、44g、44h、44iではそれぞれワークを加工する別々の工程の作業を行う。台車3はそれぞれのスクリュ2a、2b、2c、2dの脱出位置23に来るとスクリュローラ部1はスクリュ2a、2b、2c、2dから離れる。
【0017】
台車3のスクリュローラ部1がスクリュ2a、2b、2c、2dから離れると、キャリッジレールからキャリッジローラ36は離れ、キャリッジリンク37が下方に揺動しキャリッジフック38が下がるため、チェンコンベア4のドッグ41がキャリッジフック38を押すようになり、台車3はチェンコンベア4の牽引を受け前進する。
台車3はすべての作業工程を経て待機位置42eまで来ると、図示しないストッパによりキャリッジローラ36は持ち上げられるため、キャリッジリンク37は上方に揺動しキャリッジフック38は持ち上げられる。このためキャリッジフック38はチェンコンベア4のドッグ41から離れ当該台車3は停止する。
待機位置42eはワーク搬出位置となっており、この位置に台車3が停止している間にワークは搬出される。ワークを搬出した後に図示しないストッパを下げると、ローラ36は下がり、キャリッジリンク37が下方に揺動しキャリッジフック38が下がるため、チェンコンベア4のドッグ41がキャリッジフック38を押すようになり、台車3はチェンコンベア1の牽引を受け前進する。
その後、台車3は待機位置42aに至りさらに新たなワークを受け取り、以上の工程を繰り返す。
【0018】
なを、本実施例ではローラの材質としてポリウレタンを使用したが、MCナイロン(モノマーキャスティングナイロン)やジュラコン(ポリアセタール)などを使用してもよい。
また、本実施例では円柱状の胴に板状の羽根を取り付けてなるスクリュを使用したが、円柱状の胴に溝を設けたスクリュであって、羽根に相当する部分が大きく羽根の空間である溝の部分が小さいスクリュとしてもよい。
【0019】
【発明の効果】
スクリュローラ部を有する台車とスクリュとを組み合わせた搬送装置とすることにより、高速でスムーズで静かであって停止精度の高い搬送装置を提供することができた。通常のチェンコンベアで送る場合は騒音が大きく、最大30〜40m/minの速度でしか送れないが、本発明によれば騒音は小さく、最大50〜60m/minの速度で送ることができた。
とくに、羽根のピッチを徐々に変化させたことにより、同じ回転数においてスムースな起動時の立ち上がりと停止時の減速が可能となり、停止精度も高くスクリュを停止するだけで台車の位置決めが可能となるため、従来必要であった位置決め装置が不要となった。
また、違った距離の複数の製造工程間における搬送を同時に可能とする搬送装置を提供することができた。
【0020】
また、ボールネジや空圧・油圧・電動シリンダなどの推力により走行する台車のもつ欠点を除き、長距離の走行や複数の台車を同時に走行させることに適した台車を提供することができた。
また、台車自身にエンジンやモータなどの動力を持たせ自力で走行させる台車のもつ欠点を除き、小さく軽量で単純な構造の台車であって、安価でメンテナンス作業の楽な台車を提供することができた。
【0021】
また、台車を連結しまとめて押すあるいは牽引する台車もつ欠点を除き、慣性の小さな台車を個別に駆動することにより、小さな動力で駆動できるようにすると共に、起動と停止を頻繁に繰り返す場合に適した台車を提供することができた。
さらに、いわゆるパワーアンドフリの走行をする台車のもつ欠点を除き、停止精度の高い搬送機構とすることにより置決め装置を不要とした、高速で騒音の少ない搬送台車を提供することができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】スクリュロ−ラ部の1実施例の斜視図である。
【図2】台車の1実施例の正面図である。
【図3】台車に取り付けたキャリッジの1実施例を示す側面図である。
【図4】スクリュの1実施例の説明図である。
【図5】本発明にかかる搬送設備の1実施例のレイアウト図である。
【符号の説明】
1 ・・・ スクリュローラ部
2 ・・・ スクリュ
2a・・・ スクリュ
2b・・・ スクリュ
2c・・・ スクリュ
2d・・・ スクリュ
3 ・・・ 台車
4 ・・・ チェンコンベア
5 ・・・ 搬送設備
11 ・・・ 前ローラ
12 ・・・ 後ローラ
13 ・・・ 軸
14 ・・・ 軸
16 ・・・ ブラケット
17 ・・・ バネ
18 ・・・ シャフト
19 ・・・ ベース
19a・・・ 取付面
21 ・・・ 羽根
21a・・・ 羽根の側面
21b・・・ 羽根の先端
22 ・・・ 挿入位置
22a・・・ 挿入位置
22b・・・ 挿入位置
22c・・・ 挿入位置
22d・・・ 挿入位置
23 ・・・ 脱出位置
24 ・・・ レール
25 ・・・ 羽根のピッチ
26 ・・・ 羽根の空間
31 ・・・ 台車フレーム
32 ・・・ 走行車輪
33 ・・・ ガイドローラ
34 ・・・ キャリッジ
36 ・・・ キャリッジローラ
37 ・・・ キャリッジリンク
38 ・・・ キャリッジフック
39 ・・・ 傾斜板
41 ・・・ ドグ
42a・・・ 待機位置
42b・・・ 待機位置
42c・・・ 待機位置
42d・・・ 待機位置
42e・・・ 待機位置
44 ・・・ 停止位置
44a・・・ 停止位置
44b・・・ 停止位置
44c・・・ 停止位置
44d・・・ 停止位置
44e・・・ 停止位置
44f・・・ 停止位置
44g・・・ 停止位置
44h・・・ 停止位置
44i・・・ 停止位置
46a・・・ シリンダ
46b・・・ シリンダ
46c・・・ シリンダ
46d・・・ シリンダ

Claims (6)

  1. 前ローラと後ローラとを有するスクリュローラ部であって、該前ローラは該後ローラと比べ大きな外径であってクラウニング形状を有しており、ベースに固定された軸に回転自由に取り付けられており、
    該後ローラは該前ローラと比べ小さな外径であって円筒形の形状を有しており、ブラケットに固定された軸に回転自由に取り付けられており、該ブラケットはスライド可能に取り付けられ、かつ、バネにより前ローラ側に押し付けられており、
    該ベースの取付面を介して台車に接合し、スクリュの羽根を該前ローラと該後ローラとで挟み、スクリュの回転力を受けて台車を移動させることを特徴とするスクリュローラ部。
  2. 請求項1に記載したスクリュローラ部を有する台車であって、複数の車輪とガイドロ−ラとを有し、レール上を走行する台車。
  3. 請求項2に記載した台車を駆動するスクリュであって、一定方向あるいは両方向に回転及び停止し、台車の挿入位置と脱出位置を有し途中に停止位置を有することもあるスクリュであって、
    該スクリュの羽根のピッチは、該挿入位置や該停止位置から移動を開始する部分では小さなピッチから徐々に大きくした後に最大ピッチに至り、さらに該停止位置や該脱出位置に停止する前の部分ではスクリュの羽根のピッチを徐々に小さくしたことを特徴とするスクリュ。
  4. 請求項2に記載した台車と請求項3に記載したスクリュとからなる搬送装置。
  5. 請求項4に記載した搬送装置であって、スクリュロ−ラ部の前ローラの外径をスクリュの挿入位置における羽根の空間より少し小さくしておき、シリンダなどにより該台車を押すことにより、該前ローラをスクリュの挿入位置の羽根の側面に押しつける構成の挿入機構を有する搬送装置。
  6. 一定方向あるいは両方向に回転及び停止し、台車の挿入位置と脱出位置を有し途中に停止位置を有することもあるスクリュであって、該スクリュの羽根のピッチは、該挿入位置や該停止位置から移動を開始する部分では小さなピッチから徐々に大きくした後に最大ピッチに至り、さらに該停止位置や該脱出位置に停止する前の部分では該スクリュの羽根のピッチを徐々に小さくしたスクリュと、
    請求項2に記載した台車であって、該台車のスクリュロ−ラ部の前ローラの外径を該スクリュの挿入位置における羽根の空間より少し小さくした台車と、
    シリンダなどにより該台車を押すことにより、該前ローラをスクリュの挿入位置の羽根の側面に押しつける構成の挿入機構を有する搬送設備であって、
    ループのレールを有し、該レールに沿ってドグ付きのチェンコンベアを走行させ、台車にはそれぞれキャリッジを取付け、該チェンコンベアの該ドグが該キャリッジのキャリッジフックを押すことにより台車が走行するようにし、
    キャリッジのキャリッジローラが持ち上がると該キャリッジフックも持ち上がり該チェンコンベアの該ドグに押されなくなる構造とし、台車が挿入機構のシリンダなどに押される範囲やスクリュにより駆動される範囲では、該範囲にある台車のキャリッジローラを持ち上げるようにした該搬送設備。
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