JPS6039127A - アルミニウムキルド低マンガン深絞り用鋼の製造方法 - Google Patents

アルミニウムキルド低マンガン深絞り用鋼の製造方法

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JPS6039127A
JPS6039127A JP59149841A JP14984184A JPS6039127A JP S6039127 A JPS6039127 A JP S6039127A JP 59149841 A JP59149841 A JP 59149841A JP 14984184 A JP14984184 A JP 14984184A JP S6039127 A JPS6039127 A JP S6039127A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、アルミニウムキルド低マンガン深絞り鋼の
改良製造法に関するものであり、特に少なくともrso
′P(、urr℃)の高温に露出されたときにも非時効
状態に留筐るすぐれた平均塑性ひずみ比(γ。値)を有
する製品を生じる方法に関するものであり、丑だこの方
法は生産性の増大と、エネルギーとコスト節約をもたら
す。
先行技術の研究者Fi深絞り用として、約。1.27%
〜約o、11.o%の通常マンガン含有量を有するリム
ド鋼とキルド鋼とを製造していた。リムド鋼は製造コス
トが安く、インゴット状および圧延状できれいな表面特
性を有する。焼鈍後の少量の調質圧延は焼鈍状態での降
伏点伸び(YPE)を除去するが、この鋼はなお常温(
約!?℃)で約コヵ月間時効し、その結果、有害な降伏
点伸びが復帰する。
これに対してアルミニウムキルド鋼は、冷間加工後に高
温に露出されな(ハかぎり、焼鈍に続く少量の調質圧延
ののち恒常的に非時効となる。しかしもしこの鋼が調質
圧延後に約弘。o’F(、z□!℃)程度の低込温反に
露出されるとアルミニウムキルド鋼の非時効性が破壊さ
れうる。
業界公知のように、深絞り中の鋼板の行動は平均塑性ひ
ずみ比γ。から合理的に正確に予言するととができる。
平均γ。値は原則として、試料片の圧延方向に対して通
常O0、+t’およびりOoの角度でとられた数試料片
につ(八ての引張テストから得られる。γ値は各テスト
方向にお(八て幅ひずみと厚さひずみの比として取られ
た。この場合、平均塑性ひずみ比は下記の式から計算さ
れる。
約0..27 %〜約O1≠oq6 の通常マンガン含
有量を有するリムド鋼は約/0.2のγ□を示す。 同
一の通常マンガン含有量を有するアルミニウムキルド鋼
は約7.6の1mを示す。これら両型の絞シ性鋼につい
て、熱延製品と冷延製品に対して箱焼鈍を実施した。通
常キルド鋼の箱焼鈍は、臨界コイル(通常、単−堆積列
の中の最下コイル)の最冷温度が/、2rO″F(42
3℃)を超えるように実施された。
通常のキルド鋼の場合には、1mが温度と均熱時間との
関数であることを先行技術は認めて因る。通常キルド鋼
の焼鈍サイクルの先行技術例は、/を時間普たはこれ以
上の均熱時間を伴なう約/300′F(7θ≠’C)−
fたけこれ以上であった。
さらに最近になって、先行技術の研究者d:約0、.2
 a %までのマンガン含有量を有する低マンガンリム
ド鋼およびアルミニウムキルド鋼に注意を向けた。この
ような低マンガンリムド鋼とアルミニウムキルド鋼に対
して、通常マンガンリムド鋼とアルミニウムキルド鋼の
場合と同一の熱延、冷延、焼鈍および調質圧延を実施し
た。一般に先行技術研究者は箱焼鈍中のコールドスポッ
トが約7.2g0T(473℃)を超えなければならな
りことを認めていた。低マンガンアルミニウムキルド鋼
の代表的標準箱焼鈍サイクルは、少なくとも約72♂O
”F793℃)のコールドスポットを生じる76時間の
均熱を伴う/300″FC704t℃)であった。低マ
ンガンリムド鋼は約/、Jの1m値を示し、低マンガン
アルミニウムキルド鋼は少なくとも7.7のγ□値ヲ示
した。
たとえば米国特許第3..4 & f、072号は、約
o、 o tit〜約0..2o%のマンガン含有量を
有するコアキルド鋼を教示している。この引用文献は、
グ〜り時間の均熱時間を伴う/、2りO″F (700
℃)または7310下(710℃)での箱焼鈍について
述べている。米国特許第3.70 g 7≠弘号はo、
tr4のマンガン含有量を有する真空脱ガス鋼を教示し
ている。
この引用文献は、少なくとも72時間の均熱を伴う約/
200下(乙jり℃)〜約/3JO”F (732℃)
の焼鈍温度を教示している。この引用文献による好まし
い焼鈍は、最小限7.2時間、好唸しくは約20時間の
約/300′F(7′O1/L℃)での均熱である。米
国特許第3..239,3り0号は、ホウロウ仕上げ用
の低マンガンアルミニウムキルド鋼を教示している。こ
の引用文献は、5時間の均熱を伴う/、2りO′F(7
00℃)の温度での焼鈍につ(ハて述べている。これら
すべての引用文献は、通常の焼鈍を受けた先行技術の低
マンガン鋼の例である。
近年、顧客の製造工程に先立ってメーカが予め塗装しコ
イル状で供給する深絞り用、アルミニウムキルド通常マ
ンガン鋼が提供された。塗装されたコイル状ストリップ
は約4Loo″F(,2/4j”C)、通常ハ≠90″
F(,2j4j’C)の温度での焙焼によって硬化され
る。リムド鋼はその時効特性の故に、予め塗装された形
では提供できない。予め塗装されたアルミニウムギルド
通常マンガン鋼でさえも、次の形成操作中のひずみ線の
結果として多数の廃品を生じる。このようなひずみ線は
、調質圧延は続く塗装焙焼中の時効によって生じ、炭化
物集合体、窒素ピックアップ、筐たはその両者に関連し
ている。
この発明は、深絞り用低マンガンアルミニウムキルド鋼
のγ□値が通常マンガン含有量の深絞り用アルミニウム
キルド鋼と異な9、焼鈍温度およびまたは時間と共に改
良された因と(/−う発見に基づいている。実際上、低
マンガンアルミニウムギルド鋼の場合、完全再結晶の直
後に最大γ。値が得られる。1だ公知のように、マンガ
ン含有量の低下は再結晶温度を低下させる。故に、通常
マンガン含有量の深絞り用アルミニウムギルド鋼につ(
八での通常箱焼鈍の高(ハ温度と均熱時間を、低マンガ
ン含有′討の深絞り用アルミニウムキルド鋼に応用した
場合、γ。値を改良することなくむしろ望1しくない結
晶粒成長、窒素ピックアップおよび炭化物の集合を促進
する。このような結果は、金属の形成操作中に、その時
効とひずみを促進する傾向がある。望葦しくない結晶粒
成長にt成形に際してオレンジ皮ひずみ(粗面)を生じ
、これはきわめて不愉快である。
さらに、低マンガン、深絞りアルミニウム用ギルド鋼が
、少なくとも/100″F(jり3℃)以上、/、2j
O”F(&77℃)以下のコールドスポット温度をうる
ように箱焼鈍されたときにすぐれたγ□値が得られるこ
とが発見された。理想的には、コイルの最内側単回と最
外側単回が/330′F(7,2/”C)を越えてはな
らなl八。均熱時間は必要とされない。
この箱焼鈍処理は多くの利点を有する。低温焼鈍はすぐ
れたγ。値を生じ、1だこれ筐では低マンガン、アルミ
ニウムキルド鋼につbて特徴的であった深刻な異常結晶
粒成長の問題が生じない。
炭化物の集合体と窒素ピックアップが大幅に低減されま
たは排除される。生産性が30%またはこれ以上増大し
く毎時トン数)、同時てエネルギーと焼鈍ガスとの節約
が得られる。
さらに、この発明によって処理されたアルミニウムキル
ド低マンガン鋼は、約!;JO”F(211℃)壕での
熱処理を受けたときに時効を生じないので、予塗装製品
の製造にお謁て使用するのに適している。
この発明によれば、約0. / 、2 ’16〜約θ、
2グチのマンガン含有量を有する鋼を準備する段階と、
約A5以上の仕上温度をもって前記鋼をホットバンドに
熱延する段階と、前記コイルを約/100下(S23℃
)以下の温度でコイル状に成す段階と、前記鋼を最終ゲ
ージまで冷延する段階とを含む少なくとも7.7のγ□
値を有するアルミニウムキルド 深絞シ用低マンガン鋼
の製造方法にお(Aて 約/100下(jり3℃)と約
/、2jOIF(&77℃)との間のコイル温度をうる
ように前記鋼を箱焼鈍し、前記コイル温度を得たときに
前記焼鈍を停止する段階と、前記鋼を調質圧延する段階
とを含む方法が提供される。
好ましくは、この鋼に対して少なくとも約AO係の冷間
圧下率を加える。
箱焼鈍は少なくとも約/100下(jり3℃)以上、約
t、zro下(677℃)以下のコイルコールドスポッ
ト温度が得られるように実施される。理想的には、コイ
ルの最内側単回と最外側単回は約/330″F (72
1”C)を越えてはならない。加熱時間は必要としない
もし望むならば、調質圧延された鋼を塗装し、約aoo
下(、zop”c ) 〜約jrO”F (21rl”
C)の温度で焙焼することができる。
この発明の方法は、下記の重量%の固体組成を生じる代
表的な融成物組成から始まるアルミニウムキルド、低マ
ンガン、深絞り鋼の製造を考慮している。
炭素:最大0.IO係。好ましくは<0.Oj係。
マンガン=最大0.24L係。好ましくは0.IrqA
〜0.22チ。
硫黄:最大o、ots’係;好ましくは<o、oi、2
係。
アルミニウム(酸溶性):最大QIO%、好ましくは0
.02%〜0,0jqA。
残分け、鉄と、製造モードに付随する不純物とを含む。
マンガン含有量は硫黄含有量の少なくとも10倍でなけ
ればならない。
融成物はアルミニウムをもって鎮静(キル)される。鋼
は、インゴット状に鋳造しスラブ形に圧延することもで
きるが、業界公知のように好ましくは連続的にスラブ状
に鋳造される。そののち、鋼をA5以上の仕上げ温度で
通常のようにホットバンドに圧延し、次に業界公知のよ
うに窒化アルミニウムの析出を防止するため約1too
′F(y3“C)以下の温度でコ・fル状に成し、その
のちその鋼を少なくとも1.0%冷間圧下する。
冷間圧下された材料に対してタイトコイルバッチ焼鈍を
実施する。先行技術と異なり、パッチ焼鈍炉は少なくと
も1100″p(tり3℃)以上、txso下(677
℃)以下のコールドスポット温度が得られる速度で加熱
される。約/、200下(6μ7℃)のコールドスポッ
ト温度が好ましい。理想的には、再内側コイル単回と再
外側コイル年回は、1330″F (7,27″C)を
越えない温度、好ましくは1300″F (701A”
C)に加熱されなければならない。
この発明の箱焼鈍段階はオープンコイル焼鈍とすること
ができる。この場合、箱焼鈍炉は、窒化アルミニウムが
再結晶に先立って析出し、またコイル単回が最終的に少
なくともttoo”F′″(573℃)以上、/、2!
O”F (677℃)以下の温度をうるように加熱され
なければならない。好ましくは、コイルは120θ下(
6μり℃)の温度に達しなければならない。
焼鈍段階につづいて、業界公知のように、降伏点伸びを
排除するため、鋼に対して調質圧延を実施しなければな
らない。この調質圧延はテンパーミルを通してスキン・
パスとして実施され、少なくとも約0.jt%の延びを
生じる。
この発明の方法は平均約/Jの7m値を有する低マンガ
ン深絞り用アルミニウムキルド鋼を生じることが発見さ
れた。
先に述べたように、この発明は、低マンガン深絞り用ア
ルミニウムギルド鋼のrm値が通常マンガン含有量の深
絞り用アルミニウムギルド鋼のrm値と異なり、焼鈍温
度および/または焼鈍時間と共に改良されないという発
見に基づいている。むしろ低マンガン含有量アルミニウ
ムギルド鋼の場合、再結晶の直後に最大rm値が得られ
る。マンガン含有量の低下は再結晶温度を低下させるの
であるから、前記の箱焼鈍工程は低温で実施することが
でき、均熱時間は必要としない。この発明の方法の結果
、次に述べるような多くの利点が得られる。
この発明の焼鈍段階の結果、時間、エネルギーおよび焼
鈍ガスが著しく節約される。複たこのことは約30係ま
たはこれ以上の生産性の増大(毎時トン数)を生じる。
通常マンガン含有量のアルミニウムキルド鋼に対して加
えられる通常の高温箱焼鈍によ−て低マンガン含有量の
深絞り用アルミニウムギルド鋼を製造する場合、大型の
細長い結晶粒の形の付随的結晶粒構造異常が見られた。
しかしこのような異常性は高度にひん繁にあるいは常に
同一程度のきびしさて発生することはなかった。しかし
このような大型のきわめて細長い結晶粒が生じると、そ
の結果、深絞り操作につづいて“オレンジ皮”ひずみが
生じる。
先行技術による高焼鈍温度に伴なう低マンガン鋼の炭化
物形態の結果、異常な結晶粒成長を生じることが発見さ
れた。熱延された状態の低マンガン鋼は通常のマンガン
鋼よりも多量の粒界炭化物を有する。冷延はこの粒界炭
化物を破砕して鋼板の面に整列させる。周知のように粒
子間隔の減少に伴な−て異常粒子成長(即ち二次再結晶
)の傾向が増大するので、粒子分散によ−て正常結晶粒
成長を禁止する結果として、低マンガン鋼の中において
異常結晶粒成長の傾向が増大する。炭化物粒子の異方性
配列は圧延方向に対して平行な粒界運動路を生じ、ここ
において粒子間隔が厚さ方向におけるよりもはるかに犬
となり、粒子分散が圧延方向に対して平行に成層される
。このことが、低マンガン鋼における異常に大型の細長
い粒子の形成傾向を説明する。この発明の実施に際して
、低焼鈍温度と均熱時間の欠損がこのような異常結晶粒
成長を低減させまたは排除することが発見された。結晶
粒度のASTM格付においては、数が大きいほど結晶粒
は小さくなる。7〜りのASTM結晶粒度は許容される
が、7以下の結晶粒度は“オレンジ皮”ひずみを生じる
。この実施例に際して、7〜9の範囲の結晶粒度が得ら
れる。
業界公知のように、鋼を焼鈍しその焼鈍された状態の降
伏点伸びを0%に低減するように調質圧延したのちに生
じる降伏点伸びは鋼の時効傾向の測定値である。鋼が調
節圧延につづいである程度の時間一温度ヒストリを経験
したのちに降伏点伸びが04の値を有するとすれば、そ
の材料はひずみ時効を生じなか−たのである。もしその
値がθ係よりはるかに高ければ、ひずみ時効が生じたの
である。
ひずみ時効は、原則として格子間固溶体中に炭素および
/または窒素の存在することによって生じる。先行技術
においては、より高い温度とよシ長時間の焼鈍段階に際
して、鋼によって焼鈍ガスから窒素が取上げられた。も
し焼鈍中に取上げられた窒素の故に焼鈍後の鋼の全窒素
含有量がアルミニウム含有量の杓子を越えれば、窒素が
格子間固溶体中に存在することができる。即ち窒素の全
量が窒化アルミニウムとして結合されなくなる。
この発明の実施に際して、箱焼鈍中の窒素ピックアップ
が無視できる程度であることが発見された。
焼鈍からの冷却に伴なつて固溶体中に炭素が保持される
が故に、集合(agglomerated )炭化物の
存在は鋼のひずみ時効の傾向を増大する。この発明によ
る短時間−低温焼鈍は、小型の散乱した炭化物粒子を生
じ、大幅に炭化物集合の可能性を低下させる。
先に述べたように、通常マンガン含有量と低マンガン含
有量の深絞り用アルミニウムキルド鋼は、焼鈍段階後に
調質圧延されるならば、常温(,2J ”C)では非時
効性である。しかしもしこれらの鋼に対して調質につづ
いて高温を加えるならば、時効を生じる。例えば、これ
らの鋼は≠00″F (,2011″C)程度の低温処
理の結果として時効を生じる(YPE復帰を示す)。
近年、鋼メーカは予め塗装された深絞シ用アルミニウム
キルド鋼を提供した。クロム コンブノックス プライ
マ 材料の非制限的例は、米国オハイオ州、クリーブラ
ンドのダイヤモンド ジャムロック社から商標“ダクロ
メット°′で市販されている。この材料は約≠りo”p
<2s≠℃)の温度で焙焼する必要のあるプライマまた
はアンダコートである。このプライマは通常、米国ミシ
ガン州、ワイアンドットのワイアンドット ケミカル社
から商標“ジンクロメソドで市販されているものなど、
亜鉛富化塗料をも−で被覆される。前述の箱焼鈍段階を
受けた予塗装され焙焼された通常マンガン含有量の深絞
り用アルミニウムキルド鋼は、しばしば焼なまし中の窒
素ピックアップによる窒素の存在により、fたけ焼鈍中
の集合炭化物の形成に関連する固溶体中の遊離炭素の存
在の故に、塗装焙焼後にしばしばひずみ時効を示した。
ひずみ時効の結果、降伏点伸びの復帰を生じ、これら形
成された部品上に有害なひずみ線と外面のキズを生じる
この発明によって処理され焼鈍された低マンガン含有量
の深絞9用アルミニウムギルド鋼は、ひずみ時効を示す
ことなく予塗装し焙焼することができることが発見され
た。実際に、この発明の低−r y iン含有量深絞シ
用アルミニウムキルド鋼は、ひずみ時効を示すことなく
約jjO″P C、ur”c )までの焙焼温度に耐え
ることができる。これはこの発明による焼鈍中の窒素ピ
ックアップが無視できる程度であり鋼の中に粗大炭化物
複たは集合炭化物が存在しないことによるものと考えら
れる。
実施例1 m−1−#ン含有tアルミニウムギルト鋼のスラブを、
l0IO″F (t++”c ) ノxイムコイリyグ
温度を用いてOlOり5インチ(シ≠/am)のホット
バンドに熱延した。このホットバンドコイルをQ 03
11インチ(o、rot m )ゲージまでa4.t 
1冷間圧下した。
3個の箱焼鈍炉の中でt個の冷延されたコイルを焼鈍し
た。各コイルはコールドスポット温度をモニタするため
に巻込型熱電対な含んでいた。これらのコイルはすべて
jJ6インチ幅であった。焼鈍パラメータを下表1に示
す。
(/9J (20) iito12(+コ/’C)のコールドスポット温度に
達するための加熱時間な各炉について計算した。
炉lと2は計算加熱時間を越えて6時間加熱されたこと
が注意されよう。
焼鈍ののちに、これらのコイルを7%調質圧延し、テス
ト用の前部サンプル、中央サンプルおよび尾部サンプル
をうるため、修正巻戻しラインに送った。また炉lから
出たコイル1.2および3は調質に先立ってチンバーミ
ルで試料採集された。
これらの最後の試料は、特性および顕微鏡組織に対する
外側単回の過熱の効果を評価するために、調質前に最初
のt外側単回から切出された。
次にこれらのコイルを、′ダクロメット”と“ジンクロ
メツト”の塗装のためにコイル塗装ラインに送った。
鋼板の組成を下表■に示す。
(,2J) 表■から明らかなように、コイル試料/T、 2Tおよ
び3T以外は窒素ピックアップは非常に低かった。また
、これらの最後に述べた3試料は外側に近い単回の試料
であって、調質圧延に先立って、外側を単回を除去した
。これらの3コイルは最高のコールドスポット温度に達
した(表1参照)。故に外側単回は他の単回よシも高度
に過焼鈍され、従って窒素ピックアップが大であった。
rコイルのうち7コイルの試料の1m値を表■に示す。
これらの試料は調質圧延後に、しかしコイル塗装ライン
での塗装前に、修正巻戻しラインで得られたものである
。1m値はコイル塗装操作の結果として変化しないと思
われる。
(ユII) 表■ /p’ / B 内側 1.73 /M 中央 /、7g 1T 蕾外側 1.77 2F M 内側 1.77 2M 中央 /、 73 2T 蒼外側 1.79 JF T 内側 /、7り 3M 中央 1.77 3T 斧外側 t、r2 ≠FJ B 内側 /Jj グM 中央 1.77 ≠T 外側 t、rt つづく 表 ■(つづき) jF T 内側 1.73 jT 外側 1.73 れ無試料)J R 7F M 内側 1.tj 7M 中央 1.7り 7T 外側 IJ2 ♂F T 内側 1.77 FM 中央 /、 71 fT 外側 /、71 蒼 テンパーミルの前に予じめ除去された6外側単回表
■はこれらの試料についてのASTM粒度と炭化物格付
を示す。これも、調質圧延後に、しかしコイル塗装ライ
ンでの塗装前に、修正巻戻しラインで実施された。
炭化物の粒度格付はC−/−C−jペースで実施され、
この場合C−/−1:たはC−Jの格付の炭化物は小さ
く散乱し、許容できるものである。これに対して格付C
−3〜c−rの炭化物は集合し、粒度はC−3からC−
J−まで増大する。
コイルIと3における外側に近い単回を除いて、炭化物
は小であった(C−/−C−J)。明らかにこれらの単
回のある程度の過熱が生じたと思われる。炭化物粒度を
小さく保持することは塗装焙焼操作中の炭素時効の可能
性を防止するために望ましいことである。
この実施例のコイルはコイル塗装ライン上で処理され、
′ダクロメット”および“ジンクロメツト”をもって被
覆され、約ゲタO″F(,2J’!″C〕の温度で約3
0秒間、焙焼された。前部試料と尾部試料を降伏点伸び
係についてテストしたが、0.j、0.2およびO,S
の降伏点伸び係を示した3試料を除き、すべての試料が
04の降伏点伸びを示した。このような少量のYPEも
形成部品上に有害なひずみ線を生じるのに十分であった
。これらの最後に述べた試料全部は炉lの中で処理され
たコイルl、コ、3から取られ、焼鈍中の外側コイル単
同温度が約t33o”P (7,2/”C)以下、好ま
しくは1300″F (7011”(:、 )以下に保
持されなければならないことを示している。焼鈍中の外
側単回に近い部位に対応するYPEを示すこれらの3試
料はそれぞれC−μ、C−j;C−2、C−3;および
C−グ、C−tの炭化物格付けを示した。またこれらは
それぞれθ、017係、o、oiコチ、および0,0/
7チの窒素チを示した。これらのコイルの外側単回は過
熱されていた。
この発明が低マンガンアルミニウムキルド箱焼鈍鋼の低
コスト処理法を教示することがこの例から見られよう。
この非時効鋼は塗装焙焼温度で加熱されても、ひずみの
ない状態に留まる。
実施例■ 3インゴツトの中に注出されたヒートから作られた/I
/コイルの外側に近い単回、中央単回および内側に近い
単回から、アルミニウムキルド、低マンガン(約0.2
0%)鋼の123の暢中央試料をとった。ホット スト
リップ ミル上で、この材料ノ大部分をtoto@′F
(tx+”c )のニイムコイリング温度でコイル加工
し、材料の小部分をtO,2jP(S22”c、 )で
コイル加工した。試料を約6.5%〜約6タチの範囲で
冷延した。
これらのコイルの大部分を直火炉の中で箱焼鈍し、2個
のコイルをラジアントチー−プ間接炉の中で焼鈍した。
大部分の箱は3コイルの高さに作られたが、二、三の箱
は2コイルの高さに作られた。加熱サイクルは、llざ
O″1′″(t3rc )のコールドスポットニイム温
度を生じるように成された。
この焼鈍サイクルは、この種の材料についての前記の代
表的先行技術焼鈍サイクルに対して約30%の生産性利
得(トン/時)を生じた。焼鈍段階は均熱なしで実施さ
れた。
焼鈍につづいて、コイルな調質圧延した。テンパーミル
で二、三の試料がとられたが、大部分の試料は調質圧延
につづいて修正巻戻しラインでとられた。
123試料からめられた平均7m値は47りであった。
外側に近い単回の試料3IIのうち7は1.70以下の
1m値を示したが、3ダのうちの2はt、6o以下の1
m値を示した。中央単回の試料S7のうちisは1.7
0以下の1m値を示したが、S7のうちjはI、tO以
下の1m値を示した。最後に内側に近い試料32のうち
jは1.70以下の1m値を示したが、3ユのうち1つ
は460以下の1m値を示した。1m値の範囲の平均値
から下限への拡がりは組成または焼鈍の変動によ−て確
認されえなかった。この7m値の拡がりはコイリング温
度の変動によるものと思われる。
この焼鈍サイクルは焼鈍段階における窒素ピックアップ
の実質的排除をもたらした。一部の窒素ピックアップが
生じたが、これは過熱された外側単回と外側に近い年回
とに局限された。このようなおかされた材料の大部分(
この場合はざ7係)がチンバー ミルにおいて通常のコ
イルエンドスクラップロスによって除去された。窒素ピ
ックアップの排除により、塗装焙焼段階後の降伏点伸び
の展開におけるファクタとしての窒素ひずみ時効が排除
される。
さらにこの焼鈍サイクルの結果、過熱された外側単回と
外側に近い単回以外において、炭化物の大集合物の形成
が避けられる。この場合にも、おかされた材料の大部分
<trots)がチンバー ミルにおける通常のコイル
エントスクラシブロスによって除去された。集合炭化物
の形成の排除により、塗装焙焼段階後の降伏点伸びの展
開におけるファクタとしての炭素ひずみ時効が排除され
ろ。
この焼鈍サイクルを使用して、過熱された外側単回また
は外側に近い単回を除き、異常な結晶粒成長が実際上排
除された。この場合にも、おかされた材料の大部分[1
がテンパーミルにおける通常のコイルエンドスクラップ
ロスによって除去された。
この発明はその主旨の範囲内において任意に変更実施で
きる。
出願人代理人 猪 股 清 (3S) 174−

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、 約0. / 2%乃至約o、zta%のマンガン
    含有量を有する鋼を提供する段階と、前記の鋼をA5以
    上の仕上げ温度をもってホットバンドに熱延する段階と
    、前記の鋼を約/100’F(jり3℃)以下の温度で
    コイル状に成す段階と、前記の鋼を最終ゲージに冷延す
    る段階とを含む少なくとも7.7のγ。値を有するアル
    ミニウムキルド深絞り用低マンガン鋼の製造方法におい
    て、約/100”F (t73℃)と約/、2!O′F
    (t77℃)の間のコイル温度をうるように前記の鋼を
    箱焼鈍する段階と、前記コイル温度に達したときに前記
    の焼鈍を停止する段階と、前記鋼を調質圧延する段階と
    を含むことを特徴とする方法。 之 前記の焼鈍はタイトコイル箱焼鈍であって、約/i
    oo”F (3y3℃)と約/、2jOIF(&77°
    c)の範囲のコイルのコールドスポット温度かえられる
    藍でのみ前記焼鈍を実施する段階を含むことを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項による方法。 3、 前記の箱焼鈍はオープンコイル焼鈍であることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項による方法。 グ、 前記の低マンガン鋼は前’4’r2マンガンのほ
    か、重量係で最大的0.1%の炭素と、最大的o、oi
    g%の硫黄と、最大的0.1%のアルミニウム(酸溶性
    )と、鉄および製造工程に付随する不純物とから成る固
    体組成を有することを特徴とする特許請求の範囲第1項
    による方法。 !、 前記のコイル温度は約i、2oo’r’ (乙ゲ
    タ℃)であることを特徴とする特許請求の範囲第1項に
    よる方法。 乙、 前記のコールトスホット温度は約/2oo′T′
    ″(乙≠2℃)であることを特徴とする特許請求の範囲
    第1項に記載の方法。 7、 前記のコイル温度は約7200″F(J41−r
    ’C)であることを特徴とする特許請求の範囲第3項に
    よる方法。 ♂、 前記の調質圧延された低マンガン鋼を塗装し前記
    の鋼を少なくともpoo’F (,2/弘℃)の温度で
    焙焼する段階を含むことを特徴とする特許請求の範囲第
    1項に記載の方法。 り、 前記の調質圧延された低マンガン鋼を塗装し前記
    の鋼を少なくともy、oo″F(,2/弘℃)の温度で
    焙焼することを特徴とする特許請求の範囲第2項による
    方法。 10、前記の焼鈍は、最内側および最外側のコイル単回
    が約7330下(7,2/℃)を超えない温度に達する
    ように実施されることを特徴とする特許請求の範囲第1
    項による方法。
JP59149841A 1983-07-20 1984-07-20 アルミニウムキルド低マンガン深絞り用鋼の製造方法 Granted JPS6039127A (ja)

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