JPS6038915Y2 - 自動車のウインドガラス昇降装置 - Google Patents

自動車のウインドガラス昇降装置

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Publication number
JPS6038915Y2
JPS6038915Y2 JP8134380U JP8134380U JPS6038915Y2 JP S6038915 Y2 JPS6038915 Y2 JP S6038915Y2 JP 8134380 U JP8134380 U JP 8134380U JP 8134380 U JP8134380 U JP 8134380U JP S6038915 Y2 JPS6038915 Y2 JP S6038915Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pad
backrest
rear side
frame
vehicle seat
Prior art date
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Expired
Application number
JP8134380U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS575054U (ja
Inventor
衛 鈴木
栄一 山野
Original Assignee
池田物産株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 池田物産株式会社 filed Critical 池田物産株式会社
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Publication of JPS575054U publication Critical patent/JPS575054U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、車両用シート背もたれ後側のクッション構造
に関するものである。
従来の車両用シート、特に自動車シートの前部シート背
もたれ後側は、後部シートに着席した人が急停止等の際
に衝突することがあるので、背もたれフレームにパッド
を装着して衝突しても危険がないようにしている。
この背もたれ後側に装着されるパッドは、着席者の座り
心地を直接左右するものではないので、安価であること
が必要であり、そのために軟質ポリウレタンフォームの
裁断ロスや発泡時に生ずる不良材をチップ状に切断ある
いは粉砕し、これに充てん材(シート表皮の裁断ロスを
細かく切断したもの等)を混ぜたものに接着剤を霧状に
して塗布し、フオームチップを加圧接着させて再生した
ものを使用していた。
そして第1図及び第2図に示すようにこのチップウレタ
ン再生パッド3をフレーム4の後側に装着して表皮5で
被覆していた。
しかしながら、車両用シート1の背もたれ2に人が着席
してもたれかかると表皮5が引っ張られ表皮5とチップ
ウレタン再生パッド3とがこすれ合い、その結果形状が
変わり易いチップウレタン再生パッド3の表面が崩れ、
この部分の外観を醜い凹凸形状に変化させてしまうとい
う欠点があった。
また、チップウレタン再生パッド3自体の表皮5が当る
部分も凹凸になっているので、表皮5とこすれ合わなく
ともある程度の凹凸が表面に表われ外観を損ねていた。
さらに、現在のヨーロッパ向は輸出自動車においては、
背もたれ2の後側のクッション部分2aの硬さが50シ
ヨア−A以上という基準が定められているが、上述の安
価なチップウレタン再生パッド3では、チップウレタン
部分を硬度計で測定すると上記基準を達成することがで
きないので、コストを上げずにかつ後部シートに着席し
た人の安全をも損わないようにして上記基準を達成でる
のが望まれている。
本考案は、上記事情に鑑みて考案されたものであり、背
もたれ後側の形状を安定させ外観を良好に腰かつ中のパ
ッドが容易に崩壊したり折れたすせず、さらにヨーロッ
パの自動車シートの基準を達成することを安価に可能に
した車両用シート背もたれ後側のクッション構造を提供
することを目的とするものである。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明すると、第
1図に示す車両用シート1の背もたれ2の後側に形成さ
れるクッション部分2aは、フレーム4にチップウレタ
ン再生パッド3とプラスチツクフィルム6とから構成さ
れたパッド材7(第3図参照)を装着し、このパッド材
7のプラスチックフィルム6に接触させてシートの表皮
5でパッド材7を被覆している。
前記クッション部分2aは、フレーム4の両側に位置す
るパイプ個所と、フレーム4の上側に形成しであるが、
これはフレーム4の形状が四角い枠体であるためフレー
ム4の側面から後面へ曲がり込む個所や上面から後面へ
曲がり込む個所等のコーナ一部分に形成することにより
後部シートに着席した人がフレームに直接ぶつからずパ
ッド材7にぶつかるようにしたためである。
したがって、フレーム4の形状によってはクッション部
分2aの形成個所も若干異なってくるものである。
前記パッド材7は、チップウレタン再生パッド3を成形
するときにこのチップウレタン再生パッド3の表面に塩
化ビニルフィルム等の表面が滑らかで若干の伸縮性があ
るプラスチックフィルム6を貼合するように同時成形し
て形成される。
そして、このパッド材7のフレーム4への装着は、従来
と同様、第2図に示すようにフレーム4に当てがい、表
皮5とプラスチックフィルム6とを接触させかつ表皮5
でパッド材7をおおい、表皮5の端部をクリップ8でフ
レーム4に止めることにより行なわれる。
なお、第2図中符号9は着席者の背中がもたれかかるク
ッションである。
また、図示する実施例では背もたれ2自体の後側のクッ
ション部分2aを示したが、背もたれ2の上端に取付け
られるヘッドレスト(図示せず)の後側のクッション構
造も本考案を適用することができ、ヘッドレストの後側
も広い意味で背もたれ2の後側のクッション構造という
ことができるものである。
以上説明したように、車両用シートの背もたれフレーム
の後側所定個所に、チップウレタン再生パッド表面に塩
化ビニル等のプラスチックフィルムが貼合されたパッド
材を表皮でおおうようにしテ装着し、この表皮とパッド
材のプラスチックフィルムとを接触させて戒るので、表
皮とパッド材とがすれ合ってもパッド材が崩れてしまう
ことがないばかりか、パッド材の表面に凹凸が出て外観
を損ねることもない。
また、プラスチックフィルムの貼合によりチップウレタ
ン再生パッド自身ノ保型性も良くなるとともに、一定の
基準以上の硬度も出せる。
さらに、チップウレタン再生パッドを使用できるのでき
わめて安価である。
【図面の簡単な説明】
第1図はシートの外観図、第2図は第1図n =■線断
面図、第3図はパッド材の断面図である。 1・・・・・・シート、2・・・・・・背もたれ、2a
・・・・・・クッション部分、3・・曲チップウレタン
再生パッド、4・・・・・・フレーム、5・・・・・・
表皮、6・・・・・・プラスチックフィルム、7・・・
・・・パッド材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車両用シートの背もたれフレームの後側所定個所に、チ
    ップウレタン再生パッド表面に塩化ビニル等のプラスチ
    ックフィルムが貼合されたパッド材を表皮でおおうよう
    にして装着し、この表皮とパッド材のプラスチックフィ
    ルムとを接触させて成ることを特徴とする車両用シート
    背もたれ後側のクッション構造。
JP8134380U 1980-06-10 1980-06-10 自動車のウインドガラス昇降装置 Expired JPS6038915Y2 (ja)

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JP8134380U JPS6038915Y2 (ja) 1980-06-10 1980-06-10 自動車のウインドガラス昇降装置

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS575054U JPS575054U (ja) 1982-01-11
JPS6038915Y2 true JPS6038915Y2 (ja) 1985-11-21

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