JPH10179338A - フォーム・シート・パッド - Google Patents
フォーム・シート・パッドInfo
- Publication number
- JPH10179338A JPH10179338A JP35694296A JP35694296A JPH10179338A JP H10179338 A JPH10179338 A JP H10179338A JP 35694296 A JP35694296 A JP 35694296A JP 35694296 A JP35694296 A JP 35694296A JP H10179338 A JPH10179338 A JP H10179338A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pad
- foam
- foamed
- deformation
- sides
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)
Abstract
防止する。 【解決手段】 所定の形状に発泡されるパッド11と、
その発泡でそのパッド11上に一体的に張り付けられる
表皮12と、そのパッド11の外周縁14において前方
部分15から両側部分16,16に沿って伸長され、そ
して、その発泡でそのパッド11に埋め込まれるインサ
ート・ワイヤ13とを含む。
Description
商業車、作業車など、また、建設機械、農業機械などの
シートに使用されるところのフォーム・シート・パッド
に関する。
用いられるが、そのインサート・ワイヤは、パッドの形
状を耐久的に保持するのが一般的である。ところが、一
体発泡シートでは、トリム・カバーが収縮されてパッ
ド、特に、そのパッドの裾が変形される不具合があっ
た。
縮によるパッドの変形を防止するところのフォーム・シ
ート・パッドの提供にある。
所定の形状に発泡されるパッドと、その発泡でそのパッ
ド上に一体的に張り付けられる表皮と、そのパッドの外
周縁において前方部分から両側部分に沿って伸長され、
そして、その発泡でそのパッドに埋め込まれるインサー
ト・ワイヤとを含み、そして、その表皮の収縮によるそ
のパッドの変形にそのインサート・ワイヤを抵抗させて
そのパッドの変形を防止する。
るパッドと、その発泡でそのパッド上に一体的に張り付
けられる表皮と、そのパッドの外周縁において上方部分
から両側部分に沿って伸長され、そして、その発泡でそ
のパッドに埋め込まれるインサート・ワイヤとを含み、
そして、その表皮の収縮によるそのパッドの変形にその
インサート・ワイヤを抵抗させてそのパッドの変形を防
止する。
基づいて、この発明のフォーム・シート・パッドを説明
するに、図1ないし図5は、作業車のサスペンション型
シート30に適用されるこの発明のフォーム・シート・
パッドの具体例10,20を示し、そして、そこでは、
その具体例10はフォーム・シート・クッション・パッ
ドとして、一方、その具体例20はフォーム・シート・
バック・パッドとしてそのサスペンション型シート30
に活用されている。また、そのサスペンション型シート
30は、シート・トラック34,34でフロアに前後調
整可能に配置されるベース・シート・フレーム31、そ
のベース・シート・フレーム31に吊り状態で支持され
るメイン・シート・フレーム32、トリム・カバー12
を一体発泡してそのメイン・シート・フレーム32のシ
ート・クッション・フレーム39に固定的に支持される
そのフォーム・シート・クッション・パッド10、およ
びトリム・カバー22を一体発泡してそのメイン・シー
ト・フレーム32のシート・バック・フレーム40に固
定的に支持されるそのフォーム・シート・バック・パッ
ド20などで組み立てられる。
のベース・シート・フレーム31は、アーチド・パイプ
・フレーム33が両下端をそのシート・トラック34,
34の後端に固定的に結合するところの構造に具体化さ
れる。さらに具体的には、そのベース・シート・フレー
ム31は、そのシート・トラック34,34がフロント
・ストッパ37,37を備えるアンカー・レール35,
35およびそのアンカー・レール35,35に摺動可能
にはめ合わせられるスライド・レール36,36で組み
立てられるので、そのアーチド・パイプ・フレーム33
がブラケッド38,38でそのスライド・レール36,
36の後端に固定的に結合されるところのアーチ構造に
作られる。
は、そのシート・バック・フレーム40がコイル・スプ
リング41,41およびショック・アブソーバ42でそ
のアーチド・パイプ・フレーム33に吊り下げられ、一
方、そのシート・クッション・フレーム39がリンク・
ロッド43,43でそのスライド・レール36,36の
前端側に結合され、そして、そのベース・シート・フレ
ーム31に全体的に上下動および前後移動可能にされる
ところの吊り状態に支持される。
ド10は、樹脂が所定の形状、寸法、および厚さに発泡
されるパッド11と、その発泡でそのパッド11上に一
体的に張り付けられるトリム・カバー12と、そのパッ
ド11の外周縁14において前方部分15から両側部分
16,16に沿って伸長され、そして、その発泡でその
パッド11に埋め込まれるインサート・ワイヤ13とで
構成され、そして、特にこのフォーム・シート・クッシ
ョン・パッド10では、そのインサート・ワイヤ13が
そのパッド11の裾17に近付けられてそのパッド11
に埋め込まれる。
ン・パッド10は、先ず、そのトリム・カバー12が下
型(図示せず)のキャビティにセットされて吸引穴で空
気を排除し、一方、そのインサート・ワイヤ13がその
裾17に近付けられる位置のところで上型(図示せず)
のキャビティに浮いた状態でセットされ、次に、その上
型がその下型上に合わせられて樹脂がそのキャビティに
注入され、そして、そのキャビティ内で一体的に発泡さ
れるところで成形される。
ョン・パッド10では、そのインサート・ワイヤ13が
そのトリム・カバー12の収縮によるパッドの変形に抵
抗してその裾17側の外周パッド部分の変形が阻止され
る。
ド10では、そのインサート・ワイヤ13はU字形に折
り曲げて用いられたが、そのインサート・ワイヤ13は
方形に閉じて折り曲げられてもよい。また、そのインサ
ート・ワイヤ13はその裾17に配置されてもよい。
ッド20は、樹脂が所定の形状、寸法、および厚さに発
泡されるパッド21と、その発泡でそのパッド21上に
一体的に張り付けられるトリム・カバー22と、そのパ
ッド21の外周縁24において上方部分25から両側部
分26,26に沿って伸長され、そして、その発泡でそ
のパッド21に埋め込まれるインサート・ワイヤ23と
で構成され、そして、特にこのフォーム・シート・バッ
ク・パッド20では、そのインサート・ワイヤ23がそ
のパッド21の裾27に近付けられてそのパッド21に
埋め込まれる。
0は、その前述のフォーム・シート・クッション・パッ
ド10に同様に、先ず、そのトリム・カバー22が下型
(図示せず)のキャビティにセットされて吸引穴で空気
を排除し、一方、そのインサート・ワイヤ23がその裾
27に近付けられる位置のところで上型(図示せず)の
キャビティに浮いた状態でセットされ、次に、その上型
がその下型上に合わせられて樹脂がそのキャビティに注
入され、そして、そのキャビティ内で一体的に発泡され
るところで成形される。
・パッド20は、その前述のフォーム・シート・クッシ
ョン・パッド10に同様に、そのインサート・ワイヤ2
3がそのトリム・カバー22の収縮によるパッドの変形
に抵抗してその裾27側の外周パッド部分の変形が阻止
される。
0では、そのインサート・ワイヤ23は方形に閉じて折
り曲げられてもよく、そして、そのインサート・ワイヤ
23はその裾27に配置されてもよい。
の発明の特定された具体例から明らかであるように、こ
の発明の属する技術の分野における通常の知識を有する
者にとって、この発明の内容は、その発明の性質(na
ture)および本質(substance)に由来
し、そして、それらを内在させると客観的に認められる
別の態様に容易に具体化される。勿論、この発明の内容
は、その発明の課題に相応し(be commensu
rate with)、そして、その発明の成立に必須
である。
フォーム・シート・クッション・パッドは、所定の形状
に発泡されるパッドと、その発泡でそのパッド上に一体
的に張り付けられる表皮と、そのパッドの外周縁におい
て前方部分から両側部分に沿って伸長され、そして、そ
の発泡でそのパッドに埋め込まれるインサート・ワイヤ
とを含むので、この発明のフォーム・シート・クッショ
ン・パッドでは、そのインサート・ワイヤがその表皮の
収縮によるパッドの変形に抵抗してそのパッドの外周の
変形が防止され、特に、そのパッドの裾側部分の変形が
防止され、そして、見映えが向上され、その結果、表皮
一体発泡のパッドを用いるシートにとって非常に有用で
実用的である。
ク・パッドは、所定の形状に発泡されるパッドと、その
発泡でそのパッド上に一体的に張り付けられる表皮と、
そのパッドの外周縁において上方部分から両側部分に沿
って伸長され、そして、その発泡でそのパッドに埋め込
まれるインサート・ワイヤとを含むので、この発明のフ
ォーム・シート・バック・パッドでは、そのインサート
・ワイヤがその表皮の収縮によるパッドの変形に抵抗し
てそのパッドの外周の変形が防止され、特に、そのパッ
ドの裾側部分の変形が防止され、そして、見映えが向上
され、その結果、表皮一体発泡のパッドを用いるシート
にとって非常に有用で実用的である。
を用いるところの作業車のサスペンション型シートを示
した斜視図である。
・フレームおよびメイン・シート・フレームを示した斜
視図である。
シート・フレームを互いに分離し、そして、コイル・ス
プリング、ショック・アブソーバ、およびリンク・ロッ
ドなどを省いて示した斜視図である。
ォーム・シート・クッション・パッドの具体例を示した
断面図である。
ォーム・シート・バック・パッドの具体例を示した断面
図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 所定の形状に発泡されるパッドと、その
発泡でそのパッド上に一体的に張り付けられる表皮と、
そのパッドの外周縁において前方部分から両側部分に沿
って伸長され、そして、その発泡でそのパッドに埋め込
まれるインサート・ワイヤとを含むフォーム・シート・
クッション・パッド。 - 【請求項2】 そのインサート・ワイヤが、そのパッド
の裾において前方部分から両側部分に沿って伸長され、
そして、その発泡でそのパッドに埋め込まれる請求項1
に記載のフォーム・シート・クッション・パッド。 - 【請求項3】 所定の形状に発泡されるパッドと、その
発泡でそのパッド上に一体的に張り付けられる表皮と、
そのパッドの外周縁において上方部分から両側部分に沿
って伸長され、そして、その発泡でそのパッドに埋め込
まれるインサート・ワイヤとを含むフォーム・シート・
バック・パッド。 - 【請求項4】 そのインサート・ワイヤが、そのパッド
の裾において上方部分から両側部分に沿って伸長され、
そして、その発泡でそのパッドに埋め込まれる請求項3
に記載のフォーム・シート・バック・パッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35694296A JPH10179338A (ja) | 1996-12-26 | 1996-12-26 | フォーム・シート・パッド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35694296A JPH10179338A (ja) | 1996-12-26 | 1996-12-26 | フォーム・シート・パッド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10179338A true JPH10179338A (ja) | 1998-07-07 |
Family
ID=18451556
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35694296A Pending JPH10179338A (ja) | 1996-12-26 | 1996-12-26 | フォーム・シート・パッド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10179338A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012091544A (ja) * | 2010-10-25 | 2012-05-17 | Toyota Boshoku Corp | 車両用シートのパッドおよびその製造方法 |
JP2016146865A (ja) * | 2015-02-10 | 2016-08-18 | しげる工業株式会社 | 車両用シート及びそのパッド、並びにパッドの製造方法 |
-
1996
- 1996-12-26 JP JP35694296A patent/JPH10179338A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012091544A (ja) * | 2010-10-25 | 2012-05-17 | Toyota Boshoku Corp | 車両用シートのパッドおよびその製造方法 |
JP2016146865A (ja) * | 2015-02-10 | 2016-08-18 | しげる工業株式会社 | 車両用シート及びそのパッド、並びにパッドの製造方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20041117 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20041207 |
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A521 | Written amendment |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20050426 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20051101 |