JPH038118Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH038118Y2 JPH038118Y2 JP1983104265U JP10426583U JPH038118Y2 JP H038118 Y2 JPH038118 Y2 JP H038118Y2 JP 1983104265 U JP1983104265 U JP 1983104265U JP 10426583 U JP10426583 U JP 10426583U JP H038118 Y2 JPH038118 Y2 JP H038118Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- pad
- pad body
- air mat
- frame
- Prior art date
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- Expired
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 10
- JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N Ethyl urethane Chemical compound CCOC(N)=O JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 239000011230 binding agent Substances 0.000 description 3
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 2
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 2
- KXGFMDJXCMQABM-UHFFFAOYSA-N 2-methoxy-6-methylphenol Chemical compound [CH]OC1=CC=CC([CH])=C1O KXGFMDJXCMQABM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000004744 fabric Substances 0.000 description 1
- 239000010985 leather Substances 0.000 description 1
- 239000005011 phenolic resin Substances 0.000 description 1
- 229920001568 phenolic resin Polymers 0.000 description 1
- 230000035807 sensation Effects 0.000 description 1
- 229920001187 thermosetting polymer Polymers 0.000 description 1
Landscapes
- Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は車両用シートに設けられるエアーサポ
ート装置の改良に関する。
ート装置の改良に関する。
通常車両用シート、特に前席側のフロントシー
トは第１図に示すように、シートクツシヨン部ａ
にシートバツク部ｂがリクライニングデバイスｃ
を介して枢着されており、更にこれらシートクツ
シヨン部ａ、シートバツク部ｂは保形性を有する
フレームｄと緩衝作用をもつパツド本体ｅと、こ
れらの外周を被包する表装材ｆとから構成されて
いる。
トは第１図に示すように、シートクツシヨン部ａ
にシートバツク部ｂがリクライニングデバイスｃ
を介して枢着されており、更にこれらシートクツ
シヨン部ａ、シートバツク部ｂは保形性を有する
フレームｄと緩衝作用をもつパツド本体ｅと、こ
れらの外周を被包する表装材ｆとから構成されて
いる。
そして最近では、乗員に適切なサポート感を与
え、快適な乗心地を保証するため、種々のサポー
ト装置が提案されている。
え、快適な乗心地を保証するため、種々のサポー
ト装置が提案されている。
実開昭57−52862と類する第２図、並びに実開
昭57−192255と類する第３図はシートクツシヨン
部ａに配設されたエアーサポート装置の従来例を
示すもので、第２図ではエアーマツトｇがパツド
本体ｅの両側部上面に配設されている。尚、この
エアーマツトｇの上面にはアツパーパツドｈが添
設され、座つた時の異物感を解消する役目をして
いる。この場合、図示しないエアーポンプからエ
アーを上記エアーマツトｇ内に注入したとき、エ
アーマツトｇはパツド本体ｅの方へ膨出するの
で、シートクツシヨン部ａの表面側が膨出しな
い、したがつて充分なサポート感が得られないと
いう欠点があつた。
昭57−192255と類する第３図はシートクツシヨン
部ａに配設されたエアーサポート装置の従来例を
示すもので、第２図ではエアーマツトｇがパツド
本体ｅの両側部上面に配設されている。尚、この
エアーマツトｇの上面にはアツパーパツドｈが添
設され、座つた時の異物感を解消する役目をして
いる。この場合、図示しないエアーポンプからエ
アーを上記エアーマツトｇ内に注入したとき、エ
アーマツトｇはパツド本体ｅの方へ膨出するの
で、シートクツシヨン部ａの表面側が膨出しな
い、したがつて充分なサポート感が得られないと
いう欠点があつた。
次に第３図では、エアーマツトｇがパツド本体
ｅの両側部下面に配設されている。そしてこのエ
アーマツトｇの下面には金属製もしくは樹脂製の
プレートｉが沿設され、上記エアーマツトｇはこ
のプレートｉにより支持されている。
ｅの両側部下面に配設されている。そしてこのエ
アーマツトｇの下面には金属製もしくは樹脂製の
プレートｉが沿設され、上記エアーマツトｇはこ
のプレートｉにより支持されている。
この場合、エアーマツトｇはパツド本体ｅの下
面に配設されているため、エアーマツトｇにエア
ーを注入したとき、エアーマツトｇの膨出がパツ
ド本体ｅに吸収されるため、シートクツシヨンａ
の表面側の膨出が少なく、充分なサポート感が得
られないという欠点があり、またプレートｉによ
る異物感が発生するという不具合もある。
面に配設されているため、エアーマツトｇにエア
ーを注入したとき、エアーマツトｇの膨出がパツ
ド本体ｅに吸収されるため、シートクツシヨンａ
の表面側の膨出が少なく、充分なサポート感が得
られないという欠点があり、またプレートｉによ
る異物感が発生するという不具合もある。
本考案はこのような従来の欠点を解決するため
になされたもので、表装材により被包されたパツ
ド本体の両側部にエアーマツトがインサートされ
ているとともに、該エアーマツトの下面に対応す
べく、上記パツド本体の両側部下面にインナーパ
ツドが添設された構成とすることによりサポート
感があり、快適な乗心地を保証する車両用シート
のエアーサポート装置を提供することをその目的
としている。
になされたもので、表装材により被包されたパツ
ド本体の両側部にエアーマツトがインサートされ
ているとともに、該エアーマツトの下面に対応す
べく、上記パツド本体の両側部下面にインナーパ
ツドが添設された構成とすることによりサポート
感があり、快適な乗心地を保証する車両用シート
のエアーサポート装置を提供することをその目的
としている。
以下本考案の一実施例について、第４図に基づ
き説明する。
き説明する。
第４図において、符号１はシートクツシヨン部
を示し、このシートクツシヨン部１は金属製のフ
レーム２と、ウレタンパツド等のパツド本体３
と、これらの外周を被覆するPVCレザー、クロ
ス材等の表装材４とから構成されている。
を示し、このシートクツシヨン部１は金属製のフ
レーム２と、ウレタンパツド等のパツド本体３
と、これらの外周を被覆するPVCレザー、クロ
ス材等の表装材４とから構成されている。
そして、上記パツド本体３の両側部にはエアー
マツト５がインサートされているとともに、この
エアーマツト５の下面に対応すべく、比較的硬質
のインナーパツド６が添設されている。尚、エア
ーマツト５の上面には緩衝作用をもたせるため
に、比較的軟質の、またはパツド本体３と同材質
のアツパーパツド７が沿設されている。
マツト５がインサートされているとともに、この
エアーマツト５の下面に対応すべく、比較的硬質
のインナーパツド６が添設されている。尚、エア
ーマツト５の上面には緩衝作用をもたせるため
に、比較的軟質の、またはパツド本体３と同材質
のアツパーパツド７が沿設されている。
上記インナーパツド６は、チツプウレタン８を
フエノール樹脂等熱硬化性樹脂のバインダー９に
より所要形状にプレモールドされたものを用いる
のが望ましい。このインナーパツド６はバインダ
ー９が硬化することにより比較的硬質に形成さ
れ、前記パツド本体３の硬度より硬質に形成され
ている。またインナーパツド６はチツプウレタン
をプレモールドしたものであるので緩衝性を有す
るものである。
フエノール樹脂等熱硬化性樹脂のバインダー９に
より所要形状にプレモールドされたものを用いる
のが望ましい。このインナーパツド６はバインダ
ー９が硬化することにより比較的硬質に形成さ
れ、前記パツド本体３の硬度より硬質に形成され
ている。またインナーパツド６はチツプウレタン
をプレモールドしたものであるので緩衝性を有す
るものである。
したがつて、図示しないエアーポンプにより、
上記エアーマツト５内にエアーを注入すれば、エ
アーマツト５の膨出がパツド本体３に吸収される
ことはなく、第４図中、一点鎖線で示す位置まで
シートクツシヨン部１が表面側に大きく膨出可能
となり、乗員にとつて充分なサポート感が得られ
る。
上記エアーマツト５内にエアーを注入すれば、エ
アーマツト５の膨出がパツド本体３に吸収される
ことはなく、第４図中、一点鎖線で示す位置まで
シートクツシヨン部１が表面側に大きく膨出可能
となり、乗員にとつて充分なサポート感が得られ
る。
しかも、上記エアーマツト５を支持するのは緩
衝効果をもつたインナーパツド６なので、異物感
を全く感じさせない。
衝効果をもつたインナーパツド６なので、異物感
を全く感じさせない。
尚、本実施例はシートクツシヨン部１に本考案
のエアーサポート装置を適用したが、シートバツ
ク部に適用してもよい事は云うまでもない。
のエアーサポート装置を適用したが、シートバツ
ク部に適用してもよい事は云うまでもない。
以上詳述したように、本考案は、表装材により
被包されたパツド本体の両側部にエアーマツトが
インサートされているとともに、該エアーマツト
の下面に対応すべくインナーパツドが上記パツド
本体の両側部下面に添設されていることにより、
パツド本体の両側部が表面側に大きく膨出し、乗
員にとつて充分なサポート感が得られるととも
に、緩衝性のインナーパツドにより支持されるの
で異物感を全く感じさせない等従来の欠点、不具
合を一掃し、快適な走行を保証し得る等種々の効
果を有する。
被包されたパツド本体の両側部にエアーマツトが
インサートされているとともに、該エアーマツト
の下面に対応すべくインナーパツドが上記パツド
本体の両側部下面に添設されていることにより、
パツド本体の両側部が表面側に大きく膨出し、乗
員にとつて充分なサポート感が得られるととも
に、緩衝性のインナーパツドにより支持されるの
で異物感を全く感じさせない等従来の欠点、不具
合を一掃し、快適な走行を保証し得る等種々の効
果を有する。
第１図は車両用シートの全体図、第２図及び第
３図は従来例を示す断面図、第４図は本考案によ
るエアーサポート装置の一実施例を示す断面図で
ある。 １……シートクツシヨン部、２……フレーム、
３……パツド本体、４……表装材、５……エアー
マツト、６……インナーパツド、７……アツパー
パツド、８……チツプウレタン、９……バインダ
ー。
３図は従来例を示す断面図、第４図は本考案によ
るエアーサポート装置の一実施例を示す断面図で
ある。 １……シートクツシヨン部、２……フレーム、
３……パツド本体、４……表装材、５……エアー
マツト、６……インナーパツド、７……アツパー
パツド、８……チツプウレタン、９……バインダ
ー。
Claims (1)
- 保形性を有するフレームと、該フレームに取付
けられた緩衝作用をもつパツド本体と、これらフ
レーム及びパツド本体の外周を被包する表装材と
を有し、前記表装材により被包されたパツド本体
の両側部にエアーマツトがインサートされている
とともに、該エアーマツトの下面に対応すべく、
前記フレームの上面と、エアーマツトの下面との
間にインナーパツドが添設され、該インナーパツ
ドは前記パツド本体より硬質に形成され且つ緩衝
性を有することを特徴とする車両用シートのエア
ーサポート装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10426583U JPS6013051U (ja) | 1983-07-05 | 1983-07-05 | 車両用シ−トのエア−サポ−ト装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10426583U JPS6013051U (ja) | 1983-07-05 | 1983-07-05 | 車両用シ−トのエア−サポ−ト装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6013051U JPS6013051U (ja) | 1985-01-29 |
| JPH038118Y2 true JPH038118Y2 (ja) | 1991-02-28 |
Family
ID=30244895
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10426583U Granted JPS6013051U (ja) | 1983-07-05 | 1983-07-05 | 車両用シ−トのエア−サポ−ト装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6013051U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5015564B2 (ja) * | 2006-12-06 | 2012-08-29 | トヨタ自動車株式会社 | 座席 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57131410A (en) * | 1981-02-09 | 1982-08-14 | Tachikawa Spring Co | Seat of vehicle or the like |
-
1983
- 1983-07-05 JP JP10426583U patent/JPS6013051U/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57131410A (en) * | 1981-02-09 | 1982-08-14 | Tachikawa Spring Co | Seat of vehicle or the like |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6013051U (ja) | 1985-01-29 |
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