JP2016146865A - 車両用シート及びそのパッド、並びにパッドの製造方法 - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、上記事情に鑑み車両用の表皮一体発泡シートにおいて、パッドとカバー部材との間に隙間が出来るのを防止することを目的とする。
表皮と、
前記表皮と密着一体化された発泡樹脂からなるクッション材と、
前記クッション材に埋め込まれた弾性体からなる保形芯材と、
を備え、前記保形芯材の弾性復原力によって前記クッション材が外方へ向かって押されていることを特徴とする。
表皮に発泡樹脂からなるクッション材が密着一体化されたパッドと、
前記パッドの裏側に被さる硬質樹脂からなるカバー部材と、
を備え、前記クッション材には弾性体からなる保形芯材が埋め込まれ、
前記保形芯材の弾性復原力によって、前記カバー部材と前記保形芯材との間のクッション材が圧縮されていることを特徴とする。
表皮の内面上にクッション材を発泡成形するとともに前記クッション材内に保形芯材をインサート成形する車両用シートのパッドの製造方法において、
前記保形芯材が弾性体からなり、
かつ前記インサート成形時には、前記保形芯材を収縮するように弾性変形させておき、
その後、前記保形芯材への収縮力を解除することを特徴とする。
図1及び図2に示すように、車両用シート1は、座部2と、背もたれ部3を備えている。背もたれ部3は、パッド10と、カバー部材20を有している。パッド10は、表皮11と、クッション材12を含む。
クッション材12は、発泡ウレタン等の発泡樹脂にて構成されている。このクッション材12が、表皮11の内面上で発泡成形されている。これによって、表皮11とクッション材12とが互いに密着一体化されている。
表皮11の中央部が、クッション材12の表側面及び周端面に被さるとともに密着一体化されている。表皮11の周端部は、余り端部11eとなる。余り端部11eは、パッド10の裏側に折り込まれ、クッション材12の裏側面に被さっている。
先ず、平坦なシート状の表皮11を作製する。
この表皮11を金型(図示省略)にセットし、表皮11を所定形状に真空成形する。
金型には、保形芯材13の取付部が設けられている。この取付部に保形芯材13をセットする。この取付部によって保形芯材13が弾性変形状態(図3(b)の実線)に保持される。
続いて、ウレタン樹脂を金型内に注入して発泡させる。これによって、表皮11の内面上にクッション材12が発泡成形され、表皮11とクッション材12とが密着一体化される。かつ、保形芯材13がクッション材12内に埋設(インサート成形)される。これによって、パッド10が作製される。
そして、表皮11の余り端部11eをクッション材12の裏側に折り込み、かつパッド10の裏側にカバー部材20を被せる。
隙間を防止することで、車両用シート1の美観を確保することができる。また、クッション材12に水分が侵入するのを防止でき、ひいてはクッション材12の加水分解を起こして劣化するのを確実に防止できる。よって、クッション機能を長期間維持することができる。
例えば、保形芯材13の形状によっては、インサート成形時の保形芯材13を曲げ変形させるのではなく圧縮変形させてもよい。
パッド10内の保形芯材13が、ほぼ自然状態(図3(a))まで弾性復帰していてもよい。
保形芯材13が上下方向に収縮、展開するように弾性変形してもよい。
2 座部
3 背もたれ部
10 パッド
11 表皮
11e 余り部分
12 クッション材
13 保形芯材
20 カバー部材
Claims (3)
- 表皮と、
前記表皮と密着一体化された発泡樹脂からなるクッション材と、
前記クッション材に埋め込まれた弾性体からなる保形芯材と、
を備え、前記保形芯材の弾性復原力によって前記クッション材が外方へ向かって押されていることを特徴とする車両用シートのパッド。 - 表皮に発泡樹脂からなるクッション材が密着一体化されたパッドと、
前記パッドの裏側に被さる硬質樹脂からなるカバー部材と、
を備え、前記クッション材には弾性体からなる保形芯材が埋め込まれ、
前記保形芯材の弾性復原力によって、前記カバー部材と前記保形芯材との間のクッション材が圧縮されていることを特徴とする車両用シート。 - 表皮の内面上にクッション材を発泡成形するとともに前記クッション材内に保形芯材をインサート成形する車両用シートのパッドの製造方法において、
前記保形芯材が弾性体からなり、
かつ前記インサート成形時には、前記保形芯材を収縮するように弾性変形させておき、
その後、前記保形芯材への収縮力を解除することを特徴とする車両用シートのパッドの製造方法。
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JP2015023966A JP6420167B2 (ja) | 2015-02-10 | 2015-02-10 | 車両用シート及びそのパッド、並びにパッドの製造方法 |
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Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56102208A (en) * | 1980-01-21 | 1981-08-15 | Ikeda Bussan Co | Cushion sheet and method |
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JP2012091544A (ja) * | 2010-10-25 | 2012-05-17 | Toyota Boshoku Corp | 車両用シートのパッドおよびその製造方法 |
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2015
- 2015-02-10 JP JP2015023966A patent/JP6420167B2/ja active Active
Patent Citations (5)
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JP2012091544A (ja) * | 2010-10-25 | 2012-05-17 | Toyota Boshoku Corp | 車両用シートのパッドおよびその製造方法 |
Also Published As
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JP6420167B2 (ja) | 2018-11-07 |
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