JP5983464B2 - シート構成部材の製造法 - Google Patents

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Description

本発明は、シート構成部材の製造法に関する。詳しくは、自動車等乗物用シートにおける表皮とシートパッドとが該シートパッドの発泡成形時に一体とされるシート構成部材の製造法に関する。
車両等乗物用シートは、主要構成としてシートクッションとシートバックを有する。そして、このシートクッションやシートバックを構成するシート構成部材は、発泡ウレタン等のシートパッドを表皮で覆うことにより構成される。この種シート構成部材は、組付け時の取り扱いの便宜等から、表皮をシートパッドの発泡成形時に一体成形する表皮一体発泡成形シートとすることが一般的に行われている。これにより表皮はシートパッドと一体化され、一体部品として取扱い可能となって取扱い易くなると共に、見栄えの向上を図っている(下記特許文献1参照)。
一方、シートクッションの下部にはシートスライド機構や高さ調節機構が配設されたり、シートクッションとシートバックの連結部にはシートバックを傾動するためのリクライニング機構が配設されている。これらの機構を覆ってシート全体の見栄えを良くするために、シートクッションの下方周りに意匠カバーとしてのシールドが配置される。このシールドはシートクッションの前面側から側面側にかけて配置される。これによりシートクッションの上方部に配置される前述の表皮一体発泡成形シートのシート構成部材と共に、下方部に配置されるシールドにより各種シート機器を覆って、シート全体の見栄えを良好なものとしている。
特開2005−192635号公報
上述した表皮一体発泡成形シートのシート構成部材とシールドとの配置構成においては、見栄え上の観点から、シールドの上縁の端縁が表皮と隙間なく接触状態で配置される。シールドはシートクッションの基部に上下方向に固定された状態として配置されているが、表皮のシート構成部材は高さ調整機構により上下方向に移動可能に配置される。このため、シールドの端縁と表皮とは相対摺動接触する状態として配置されている。この相対摺動接触において、表皮はシートパッドの発泡成形により一体化されているため、シートパッドの弾発力を受けて強い摩擦接触状態で擦れる。このため、表皮が損傷し、見栄えが悪くなる、異音が発生すると言う問題を生じることがある。
而して、本発明は、上記した問題を解決するものとして創案されたものであって、本発明が解決しようとする課題は、表皮一体発泡成形シートの製造法において、他の部材が接触する箇所の表皮とシートパッドとの間に凹部の空間を設けることにより、表皮を撓み易くするシート構成部材の製造法を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明にかかるシート構成部材は次の手段をとる。
本発明に係るシート構成部材の製造法の基本となる前提構成は、一方の型と他方の型により形成される発泡室の内面に予め表皮を配設して、その後シートパッドを発泡成形して表皮とシートパッドを一体とするシート構成部材の製造法である。そして、かかる構成のシート構成部材の製造法の特徴構成として、前記発泡室の内面に配設される表皮の内側の一部に入れ子を配設してシートパッドを発泡成形し、その後、前記一方の型と他方の型を離型し、前記入れ子を取り除くことにより、該入れ子箇所のシートパッドと表皮との間のシートパッドの表面に凹部の空間が形成されることを特徴とする製造法である。
本発明は上記の手段をとることにより、表皮一体発泡成形シートの製造法において、表皮とシートパッドとの間にシートパッドの表面に形成する凹部に空間を設けることができる。これにより、かかる凹部による空間が存在する表皮箇所に他の部材が接触する場合でも、表皮は容易に撓むことができて、表皮に擦れ等の損傷を生じることがない。なお、上記の手段の製造法によれば、シートパッドを発泡成形する際に、発泡室に凹部の空間に相当する入れ子を表皮の内側に挿入することにより行なうものであるので、成形型を凹部がない通常のシート構成部材を製作する成形型のものと大幅に変更する必要がない。場合によっては型を共用化することも可能となる。
なお、上記本発明の製造法において、前記シートパッドの表面に形成される凹部の位置は、着座者が着座する際に接触する接触面以外の箇所であるのが好ましい。かかる場合には、シートへの着座者の着座感覚に影響を及ぼすことが少ない。
更に、上記本発明の製造法において、前記シートパッドの表面に形成される凹部の位置は、シートの外面に配設される意匠カバーとしてのシールドの端縁の位置に対応する位置であるのがより好ましい。かかる場合には、シート全体の意匠を永く良好なものとすることができる。
上述した本発明によれば、表皮一体発泡成形シートの製造法において、他の部材が接触する箇所の表皮とシートパッドとの間に凹部の空間を設けることができて、表皮を撓み易くするシート構成部材を製造することができる。これにより、当該表皮箇所に他の部材が接触する場合でも永く良好な状態とすることができる。
本発明の製造法により製造されるシート構成部材の一実施形態を示すシートクッションの前部箇所の断面図である。 上型と下型の成形型によりシート構成部材を一体発泡成形する状態を模式的に示す断面図である。 上型と下型の成形型による一体発泡成形後、離型した状態を模式的に示す断面図である。 離型後、成形されたシート構成部材から入れ子を取り外した状態を示す断面図である。 別の位置に凹部が設けた変形例を示す模式図である。
以下に、本発明を実施するための形態を、図面を用いて説明する。なお、この実施形態の製造法は、自動車用シートのシートクッション10のシート構成部材14の製造法の場合である。
自動車用シートは、通常、シートクッション10とシートバックとから成っている。図1は後述の本実施形態の製造法により製造されたシートクッション10の前部位置の断面図である。シートクッション10の上部位置のシート構成部材14は、シートカバー16とシートパッド24とが一体発泡成形により一体形成されて構成されている。シートカバー16は3層構造となっている。表皮18と、ソフトラミの中間材20と、低通気性ラミの裏面材22の3層が表層側からこの順序で積層されて予め一体に構成されている。この表皮18を含む3層のシートカバー16がシートパッド24の発泡成形時にシートパッド24と一体に形成されている。表皮18はシートパッド24と一体発泡成形されることにより使用時にも皺等が生じにくく見栄えが良いと共に、シート組付け作業時における取り扱いも容易となる。
シートクッション10の下部には高さ調節機構(不図示)が設けられており、着座者に応じてシートクッション10の前部位置の高さが調節可能とされている。また、シートクッション10の下部位置にはシートスライド機構(不図示)も設置されており、着座者に応じてシート全体の前後方向位置も調節可能としている。これらの機構を覆い隠すようにシートクッション10の前面部及び側面部の下方位置にはシールド26が配設されている。図1にはシートクッション10の前面部下方位置に配設されたフロントシールド26Aが示されている。これによりシートクッション10の下部に配置された機構を外部から見えないようにして、シート全体の見栄えを良好なものとしている。なお、フロントシールド26Aは、上下方向に移動しないシートの基部に取付けられているため、シートクッション10の高さ方向の調節移動に伴いシートクション10とフロントシールド26Aとは相対的に変位する。
図1に示されるように、フロントシールド26Aの上端の端縁26xは、見栄えを良くする観点から、シートカバー16の表皮18に接触させ、隙間のない状態として配設されている。このためシートクション10とフロントシールド26Aとの相対的変位に伴いこの接触箇所は摺接移動する。このフロントシールド26Aの上端の端縁26xが接触する表皮18の位置に対応するシートパッド24の位置には、シートパッド24の表面形状が内方にへこんだ凹部30が形成されている。シートカバー16の当該凹部30が形成される箇所に対応する部分は、低通気性ラミの裏面材22とソフトラミの中間材20とが一体化されていなく離れることのできる状態として構成されている。これにより、シートパッド24の発泡成形時には、裏面材22とシートパッド24とが一体となり、裏面材22と中間材20との間には凹部30の空間28が形成される。なお、表皮18とソフトラミの中間材20とは予め一体化されて形成されており、その張力により凹部30を除いたシートパッド24の表面形状に沿って配設される。具体的には、この実施形態の場合は、図1で見て凹部30が形成された位置より下方位置に配設されるシートカバー16の裏面材22と中間材20とは両者22,20の終端まで離された状態として構成されている。そして、裏面材22はシートパッド24の発泡成形によりシートパッド24と一体化され、予め一体的に成形されている表皮18と中間材20は、端部に取付けられた係止クリップ32によりシートフレーム34の係止部34Aに張力が付与された状態で取付けられて固定される。これにより表皮18とシートパッド24との間には、シートパッド24の凹部30箇所に空間28が形成される。この空間28は、詳細にはシートパッド24の凹部30位置におけるシートカバー16の中間材20と裏面材22との間に形成される。
なお、シートカバー16をシートパッド24の発泡成形時にシートパッド24と一体化する場合、シートカバー16の裏面材22は低通気性ラミで形成されていることから、シートパッド24の発泡材が発泡成形時に裏面材22を通過して中間材20位置まで浸み出すことがない。
上述したように、フロントシールド26Aの上端の端縁26xが摺接する表皮18の裏側箇所において、シートパッド24の凹部30による空間28が形成されていると、表皮18及びソフトラミの中間材20は容易に撓み得る状態となっている。このためシートクッション10の前部を高さ調節するために表皮18がフロントシールド26Aの上端の端縁26xにより擦られて摺接しても、容易に撓むことができて、擦れによる損傷を抑制することができる。
また、上述の実施形態では、シートパッド24に凹部30が形成される位置は、シートクッション10の前面側位置である。この位置は、着座者が着座する際に接触する接触面以外の箇所であるので、シートへの着座者の着座感覚に影響を及ぼすことが少ない。
次に、上記シートクッション10を構成するシート構成部材14の製造法を説明する。
図2は成形型36によりシート構成部材14を一体発泡成形する状態を模式的に示し、図3一体発泡成形後の離型した状態を示している。図4は成形されたシート構成部材を成形型から取り出した状態を示している。成形型36は、図2に示すように、下型38と上型40とから構成されており、内部に発泡室(キャビティ)42を形成している。発泡室42の空間形状は概略シートパッド24の成形後の形状に対応した形状とされている。より詳細にはシートカバー16をシートパッド24に表層した空間形状とされている。図2の発泡室42形状は図1に示すシートクッション10のシート構成部材14の上下方向位置が逆転した配置状態となっている。すなわち下型38の下面側がシートクッション10の上面側となる位置関係となっている。
上型40の発泡室42におけるシートパッド24の凹部30が形成される位置には、該凹部30形状に対応する入れ子44が挿入配置されて、発泡室42は形成される。入れ子44には凹部形成部位44Aと取っ手44Bを備える。
なお、本実施形態における下型38と上型40の一方が本発明の一方の型に相当し、他方が本発明の他方の型に相当する。この成形型36は、本実施形態では、何れもアルミニュウムで形成されている。
シートカバー16は予め成形しておく。シートカバー16の基本構成は表層側から順に,表皮18、ソフトラミの中間材20、低発泡性ラミの裏面材22が一体的に積層されたものである。ただし、上型40の入れ子44が挿入されるシートカバー16の裏面材22と中間材20とは一体化されていなく離れることのできる構成とされている。なお、この実施形態においては、図2で見て、挿入される入れ子44位置より上方位置に配設されるシートカバー16部分の裏面材22と中間材20箇所は一体化されていなく離れることのできる構成とされている。
表皮18を含むシートカバー16とシートパッド24とを一体発泡成形するに当たっては、先ず、下型38と上型40を型合わせして形成される発泡室42内面にシートカバー16を敷設する。このとき、凹部30が形成される位置におけるシートカバー16の裏面材22と中間材20との間に入れ子44を挿入して所定位置に配置する。そして、シートカバー16が敷設された発泡室42内に発泡液を注入する。この作業を行うために、図2は模式図であるため簡略化され省略されているが、具体的には、上型40はシートカバー16が敷設される部位箇所の第1上型40と、その他の部位箇所の第2上型40に分割して形成されている。そして、下型38に第1上型40を型合わせした状態で、まだ型合わせされていない第2上型40の配置箇所から発泡室42内の内面にシートカバー16を敷設し、その際、一緒に入れ子44を所定位置に挿入し、更に、発泡液を注入する。その後、第2上型40を型合わせして発泡室42を閉鎖形成する。
成形型36を構成する下型38、第1上型40、第2上型40はヒンジ機構により回動可能に連結されて構成されている。このため、先ず、下型38に対して第1上型40を回動させることにより型合わせすることができて、この状態でシートカバー16を敷設し、入れ子44を挿入し、発泡液を注入する。その後、更に、第2上型40を回動して型合わせして、発泡室42を閉鎖された状態とし、発泡成形可能状態とする。
上記状態において、成形型36を加熱し発泡成形を行う。この発泡成形によりシートパッド24が成形される際、シートパッド24の発泡材がシートカバー12の裏面材22に浸み込んでいき表皮18を含むシートカバー16と一体化される。ただし、凹部30が形成される位置のシートカバー16箇所の裏面材22と中間材20とは一体化されてなく入れ子44が入れられた状態として成形される。なお、当該箇所における中間材20と表皮18とは一体化された状態にある。そして、図2に示すように上型40を下型38から離型させて、図4に示すように成形されたシート構成部材14を取り出す。そして、シートカバー16の裏面材と中間材との間から入れ子44を取っ手44Bを把持して抜く。すると、シートパッドの表面に凹部30が形成され、この凹部30箇所におけるシートカバー16の裏面材22と中間材20との間に空間が形成される。これにより本発明で言う表皮18とシートパッド24との間に凹部30の空間28が形成される。
なお、前述もしたように、発泡成形時における発泡材のシートカバー16への浸み込みは、裏面材22は低通気性ラミで形成されているため、中間材20位置まで浸み出ることはない。このため凹部30位置における裏面材22と中間材20との間に空間28を形成することに影響を与えることはない。従って、凹部30位置においては、表皮18の裏側に確実に空間28を形成することができて、表皮18の撓み変形を容易とする。これにより、フロントシールド26Aの端縁26xが接触移動する場合も表皮18は容易に撓んで行われるため、損傷を可及的に抑制することができて、見栄えを永く良好なものとすることができる。
上述した本実施形態の製造法によれば、凹部30を設けないシート構成部材14における成形型を用い、別型部材としての入れ子をシートカバー内に挿入配置することにより製造することができる。これにより下型や上型の成形型を複雑化することなく対応することが可能であり、場合によっては共用化することも可能となる。
図5はシートクッション10のシート構成部材に形成する凹部30位置の変形例である。図5に示す変形例の場合は、凹部30はシートクッション10の後部位置のシートバック12との接合部に形成されたものである。シートバック12はリクライニング機構により前後に傾動するため、その下部はシートクッション10の表面を摺接移動する。この箇所に凹部30を形成して表皮18を撓み易くすることにより、上述と同様に表皮の損傷を抑制することができ、見栄えを永く良好なものとすることができる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は上記実施形態のほか各種の形態で実施することができるものである。
例えば、シートパッドの表面に形成する凹部形状は、上記実施形態の場合は、角形状であったが、丸形状等空間を形成できる形状であればよい。この場合、離型する際に、離型し易い形状であるのが好ましい。特に、上記成形型のように、回動により型合わせする成形型の場合には回動方向を考慮した凹部形状とするのが好ましい。
また、上記実施形態では、シートクッションに凹部を形成する場合であったが、本発明は、シートバックやヘッドレスト等に凹部を形成する場合であってもよい。
また、上記実施形態では、凹部を形成する位置のシートカバーの裏面材と中間材とを一体化しなく離すことのできる構成として、その間に入れ子を挿入配置したが、入れ子の表面をシートパッドの発泡成形時に発泡材が一体的とならない構成とした場合には、入れ子を裏面材の内面側に配置することができて、シートカバーの3層全体を全て一体的な構成のものとすることができる。
10 シートクッション
12 シートバック
14 シート構成部材
16 シートカバー
18 表皮
20 中間材
22 裏面材
24 シートパッド
26 シールド
26A フロントシールド
26x 端縁
28 空間
30 凹部
32 係止クリップ
34 シートフレーム
34A 係止部
36 成形型
38 下型
40 上型(第1上型、第2上型)
42 発泡室
44 入れ子
44A 凹部形成部位
44B 取っ手

Claims (3)

  1. 一方の型と他方の型により形成される発泡室の内面に予め表皮を配設して、その後シートパッドを発泡成形して表皮とシートパッドを一体とするシート構成部材の製造法であって、
    前記発泡室の内面に配設される表皮の内側の一部に入れ子を配設してシートパッドを発泡成形し、その後、前記一方の型と他方の型を離型し、前記入れ子を取り除くことにより、該入れ子箇所のシートパッドと表皮との間のシートパッドの表面に凹部の空間が形成されるものであり、
    前記シートパッドの表面に形成される凹部の位置は、シートの外面に配設される意匠カバーとしてのシールドの端縁の位置に対応する位置であることを特徴とするシート構成部材の製造法。
  2. 一方の型と他方の型により形成される発泡室の内面に予め表皮を配設して、その後シートパッドを発泡成形して表皮とシートパッドを一体とするシート構成部材の製造法であって、
    前記発泡室の内面に配設される表皮の内側の一部に入れ子を配設してシートパッドを発泡成形し、その後、前記一方の型と他方の型を離型し、前記入れ子を取り除くことにより、該入れ子箇所のシートパッドと表皮との間のシートパッドの表面に凹部の空間が形成されるものであり、
    前記表皮を表層とするシートカバーは、該表皮と、前記シートパッドに面して配設される低通気性ラミの裏面材とを有して形成されており、前記入れ子は前記シートカバーの表皮と裏面材との間に配設されることを特徴とするシート構成部材の製造法。
  3. 求項2に記載のシート構成部材の製造法であって、
    前記シートパッドの表面に形成される凹部の位置は、着座者が着座する際に接触する接触面以外の箇所であることを特徴とするシート構成部材の製造法。
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