JPS6038794Y2 - 親子シ−ルド掘進機 - Google Patents

親子シ−ルド掘進機

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Publication number
JPS6038794Y2
JPS6038794Y2 JP17425779U JP17425779U JPS6038794Y2 JP S6038794 Y2 JPS6038794 Y2 JP S6038794Y2 JP 17425779 U JP17425779 U JP 17425779U JP 17425779 U JP17425779 U JP 17425779U JP S6038794 Y2 JPS6038794 Y2 JP S6038794Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shield
parent
child shield
child
earth
Prior art date
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Expired
Application number
JP17425779U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5691793U (ja
Inventor
忠男 吉川
昌三 平田
Original Assignee
日立造船株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 日立造船株式会社 filed Critical 日立造船株式会社
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Publication of JPS5691793U publication Critical patent/JPS5691793U/ja
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  • Excavating Of Shafts Or Tunnels (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は親子シールド掘進機に関するものである。
従来、親子シールド掘進機として特開昭54−1523
2吋公報がある。
これによると、ロータリーバルブ式の排土装置25.4
6を用いている。
このようなロータリーバルブ式では、そのバルブの各室
から土砂を排出すると、その室の中に空気が入り込み、
バルブの回転により空気入りの室が親シールド1および
子シールド2の圧力室内に入ると、その空気が圧縮され
て圧力室内の圧力が減少する。
したがってこの式の排土装置を用いると、圧力変動がく
り返し生じ、切羽崩壊につながるおそれが生じる。
またロータリーバルブでは、構造的に完全なシールが困
難で、漏水が生じ、圧力が低下する。
本考案はかかる問題を解決すべくなされたものであり、
以下その実施例を第1図〜第3図に基づき説明する。
1は親シールド、2は子シールドである。
3は支持筒体であり、これは外筒3Aに同心状の内筒3
Bを配置すると共にその後端部に環状閉塞板3Cが設け
られる。
この支持筒体3は前端者が絞られ、また後端部が環状の
保持枠4を介して前記親シールド1側に同心状に取付け
られ、一体化される。
そして支持筒体3内部に前記子シールド2がシール材5
等を介してその軸心方向において親シールド1に対し出
退可能に支持される。
6は子シールド出退作動用のシリンダ装置であり、これ
は子シールド2と支持筒体3に設けられた取付枠7との
間の周方向複数箇所に設置される。
8はカッタ装置であって、このカッタ装置8はその半径
方向中央部において内外二つのものに分割され、外周部
カッタ装置9が親シールド1の前面に配置され、また中
央部カッタ装置10が子シールド2の前面に配置される
外周部カッタ装置9の背部に段階状の囲繞筒11が連設
かれ、この囲繞筒11が親シールド1並びに支持筒体3
側にスラスト軸受12、ラジアル軸受13等を介して回
転可能に支持される。
親シールド1の内周部等角度おきに複数の駆動モータ1
4が設けられ、これらの出力軸がギヤ機構15を介して
外周部カッタ装置9に連動連結される。
なお16外周部カッタ装置9のカッタビット、17は同
オツバカツタ装置である。
他方、中央部カッタ装置10も成上の外周部カッタ装置
9と略同様に構成される。
すなわち中央部カッタ装置10の背部に囲繞筒18が連
設され、この囲繞筒18が子シールド2並びに固定隔壁
19側にスラスト軸受20、ラジアル軸受21等を介し
て回転可能に支持される。
また子シールド2の内周部に複数の駆動モータ22が設
けられ、これらの出力軸がギヤ機構23を介して中央部
カッタ装置10に連動連結される。
なお24は中央部カッタ装置10のカッタビットである
25はスクリューコンベアによって構成された連続運転
式の排土装置である。
この排土装置25は、前記子シールド2に支持枠24A
を介して同心状に一体化され、該子シールド2と共に出
退移動する。
そしてそのケーシング26の先端部が前記固定隔壁19
を貫通する。
排土装置25のケーシング26は前記固定隔壁19の前
部並びに後部においてその上部が切欠かれる。
そして先端切欠部が中央部カッタ装置10によって囲繞
筒18内部の切羽加圧室27に取込された掘削土砂の受
入口28とされ、また他の切欠部が外周部カッタ装置9
によって囲繞筒11内部の切羽加圧室30に取込まれた
掘削土砂の受入口29とされる。
この受入口29は、開閉ゲート31並びにその作動用シ
リンダ装置32を併用すると共に、シュート33、子シ
ールド2の天部を切欠いて構成した通孔34並びに支持
筒体3の天部に形成した切欠孔部35を介して前記外周
部カッタ装置9の切羽加圧室30に連通せしめられる。
排土装置25のケーシング26の後端部に排土口36が
形成される。
そしてこの排土口36の近傍に、掘削土砂を地山性状に
近い状態に改良するための土砂締固め装置37が設けら
れる。
この土砂締固め装置37の作動によって排土装置25に
よる排土中においても中央部切羽加圧室27、外周部切
羽加圧室30の切羽保持圧が適正に維持される。
なお38はセグメント、39はエレクタ−装置、40は
推進ジヤツキである。
推進ジヤツキ40は親シールド1側に複数設定される。
以上において、シリンダ装置6の作動による子シールド
2の親シールド1に対する出退(第1図では突出状態が
仮想線で示される。
)、駆動モータ4.22の作動による外周部カッタ装置
9又は中央部カッタ装置10の回転、排土装置25及び
土砂締固め装置37を通しての掘削土砂の排土、推進ジ
ヤツキ40による前進、エレクタ−装置39によるセグ
メント38の施工等の諸操作を適宜組合せてシールド推
進が行なわれる。
この場合において、土質条件が悪く、良好な運転ができ
ないような場合には、支持筒体3における外筒3Aと内
筒3Bとの間の空間41にあらかじめ土質改良材の注入
管42を設けておく。
たとえば第1図に示されるように、注入管42に形成し
たノズル42Aを支持筒体3の絞り部開口から切羽に臨
ませ、該切羽への土質改良材の注入を可能としておき、
掘進中に土質性状が悪化した場合に注入を行なうように
する。
また図示していないが前記空間41に、この支持筒体3
と子シールド2との間の潤滑部へ潤滑油を供給するため
の配管等を設けることもできる。
以上の説明から明らかなように、本考案によれば、親シ
ールド内および子シールド内の掘削土砂の充満状態をみ
ながら、開閉ゲートを適宜に開閉することによって両シ
ールド内の圧力が同一になるように調整し、これによっ
て圧力変動が生じるのを防止し、切羽の部分崩壊を防ず
ことができるものである。
また土砂線固定装置により土砂を締固めて両シールド内
の圧力が下がるのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本考案実施例を示し、第1図は縦断面
図、第2図は部分正面図、第3図は部分後面図である。 1・・・・・・親シールド、2・・・・・・子シールド
、3・・・・・・支持筒体、3A・・・・・・外筒、3
B・・・・・・内筒、4・・・・・・保持枠、5・・・
・・・シール材、6・・・・・・子シールド出退駆動用
シリンダ装置、7・・・・・・取付枠、8・・・・・・
カッタ装置、9・・・・・・外周部カッタ装置、10・
・・・・・中央部カッタ装置、25・・・・・・排土装
置、41・・・・・・空間、42・・・・・・注入管、
42A・・・・・・ノズル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 親シールド内部にこれと一体に中空二重筒状の支持筒体
    を同心状に設け、この支持筒体に子シールドを前記親シ
    ールドに対し出退可能に支持させ、先端が子シールド内
    に挿入されたスクリューコンベア式排土装置を設け、該
    排土装置のケーシングの先端に子シールドにより掘削さ
    れた土砂を取込む子シールド用受入口を形成すると共に
    その中央部適所に親シールドにより掘削した土砂を取込
    む親シールド用受入口を形威し、該親シールド用受入口
    に開閉ゲートを設け、上記ケーシング後端に排土口付き
    土砂締固め装置を設けたことを特徴とする親子シールド
    掘進機。
JP17425779U 1979-12-14 1979-12-14 親子シ−ルド掘進機 Expired JPS6038794Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17425779U JPS6038794Y2 (ja) 1979-12-14 1979-12-14 親子シ−ルド掘進機

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JP17425779U JPS6038794Y2 (ja) 1979-12-14 1979-12-14 親子シ−ルド掘進機

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Publication Number Publication Date
JPS5691793U JPS5691793U (ja) 1981-07-22
JPS6038794Y2 true JPS6038794Y2 (ja) 1985-11-19

Family

ID=29685000

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JP17425779U Expired JPS6038794Y2 (ja) 1979-12-14 1979-12-14 親子シ−ルド掘進機

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