JPS6037642B2 - 相補型mosトランジスタ回路 - Google Patents
相補型mosトランジスタ回路Info
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- JPS6037642B2 JPS6037642B2 JP52057195A JP5719577A JPS6037642B2 JP S6037642 B2 JPS6037642 B2 JP S6037642B2 JP 52057195 A JP52057195 A JP 52057195A JP 5719577 A JP5719577 A JP 5719577A JP S6037642 B2 JPS6037642 B2 JP S6037642B2
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- Japan
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- mos transistor
- amplifier
- current
- complementary mos
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- 239000013078 crystal Substances 0.000 claims description 20
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 description 6
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000006641 stabilisation Effects 0.000 description 2
- 238000011105 stabilization Methods 0.000 description 2
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 2
- 241000270295 Serpentes Species 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
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- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 1
- 230000000087 stabilizing effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03B—GENERATION OF OSCILLATIONS, DIRECTLY OR BY FREQUENCY-CHANGING, BY CIRCUITS EMPLOYING ACTIVE ELEMENTS WHICH OPERATE IN A NON-SWITCHING MANNER; GENERATION OF NOISE BY SUCH CIRCUITS
- H03B5/00—Generation of oscillations using amplifier with regenerative feedback from output to input
- H03B5/30—Generation of oscillations using amplifier with regenerative feedback from output to input with frequency-determining element being electromechanical resonator
- H03B5/32—Generation of oscillations using amplifier with regenerative feedback from output to input with frequency-determining element being electromechanical resonator being a piezoelectric resonator
- H03B5/36—Generation of oscillations using amplifier with regenerative feedback from output to input with frequency-determining element being electromechanical resonator being a piezoelectric resonator active element in amplifier being semiconductor device
- H03B5/364—Generation of oscillations using amplifier with regenerative feedback from output to input with frequency-determining element being electromechanical resonator being a piezoelectric resonator active element in amplifier being semiconductor device the amplifier comprising field effect transistors
Landscapes
- Oscillators With Electromechanical Resonators (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は相補型MOSトランジスタ(以下CMOSと
いう)を用いた回路に関する。
いう)を用いた回路に関する。
CMOS増幅器と水晶振動子を紙合せた発振器が腕時計
用等に実用されている。
用等に実用されている。
その構成は通常第1図に示すように、PチャネルMOS
トランジスタT,とnチャネルMOSトランジスタT2
を直列接続し、入出力端間に直流バイアス点を決める抵
抗R.を接続し、水晶振動子Q、抵抗R2,R3、コン
デンサC,,C2からなる帰還回路を備えている。トラ
ンジスタT,,T2の大きさは通常等しく、例えばチャ
ネル長が8〆m、チャネル幅が100仏m程度に設計さ
れ、電源としてVDD=+1.5V,Vss=OVが印
加される。このような水晶発振器は、例えば32KHZ
で発振させた場合、電源から供給されている電流が1仏
A以下であり、小形の電池で2年以上もつので腕時計用
として実用されている。
トランジスタT,とnチャネルMOSトランジスタT2
を直列接続し、入出力端間に直流バイアス点を決める抵
抗R.を接続し、水晶振動子Q、抵抗R2,R3、コン
デンサC,,C2からなる帰還回路を備えている。トラ
ンジスタT,,T2の大きさは通常等しく、例えばチャ
ネル長が8〆m、チャネル幅が100仏m程度に設計さ
れ、電源としてVDD=+1.5V,Vss=OVが印
加される。このような水晶発振器は、例えば32KHZ
で発振させた場合、電源から供給されている電流が1仏
A以下であり、小形の電池で2年以上もつので腕時計用
として実用されている。
しかし、水晶振動子を選んで4MHZ発振器とした場合
、電流が20仏A程度必要となるため、4・形の電池で
は1ヶ月程度しかもたず、腕時計用としては未だ実用に
供し得ない。この種の発振器を時計に利用する場合、発
振周波数の安定度が非常に重要である。
、電流が20仏A程度必要となるため、4・形の電池で
は1ヶ月程度しかもたず、腕時計用としては未だ実用に
供し得ない。この種の発振器を時計に利用する場合、発
振周波数の安定度が非常に重要である。
32KHZ用の水晶振動子と4MH2用の水晶振動子の
温度特性を比較すると、第2図に示すように4MHZ用
の方が1桁程度安定度が高い。
温度特性を比較すると、第2図に示すように4MHZ用
の方が1桁程度安定度が高い。
しかも、4MH2用水晶振動子の方が、3松HZ用に比
べて小さく、価格も安い。これらの点から、時計用とし
ては4MHZ水晶発振器を用いた方がよいのであるが、
前述したように消費電流が大きいことが腕時計に用いる
場合の障害になっていた。この発明は上託した点に鑑み
、複数個のCMOS増幅器の縦続接続を利用する回路に
ついて、集積度を低下させることなく、簡単な構成で消
費電流の低減化を図ることを目的とする。
べて小さく、価格も安い。これらの点から、時計用とし
ては4MHZ水晶発振器を用いた方がよいのであるが、
前述したように消費電流が大きいことが腕時計に用いる
場合の障害になっていた。この発明は上託した点に鑑み
、複数個のCMOS増幅器の縦続接続を利用する回路に
ついて、集積度を低下させることなく、簡単な構成で消
費電流の低減化を図ることを目的とする。
この発明は、第1に、CMOS増幅器を複数段縦続接続
して構成されるCMOS回路において、最終段増幅器の
負荷側、ドライバ側のしきし、値電圧をそれぞれVM,
VTa2とし、最終段以外の少くとも1つの増幅器の負
荷側、ドライバ側のしきし、値電圧をそれぞれVTb,
,VTb2としたとき、IVTb,l<IVTa,lま
たはIV7b2 l<IVTa2 lの少くとも一方を
満たすことにより、低消費電力化を図ったことを特徴と
している。
して構成されるCMOS回路において、最終段増幅器の
負荷側、ドライバ側のしきし、値電圧をそれぞれVM,
VTa2とし、最終段以外の少くとも1つの増幅器の負
荷側、ドライバ側のしきし、値電圧をそれぞれVTb,
,VTb2としたとき、IVTb,l<IVTa,lま
たはIV7b2 l<IVTa2 lの少くとも一方を
満たすことにより、低消費電力化を図ったことを特徴と
している。
この発明は、第2に、CMOS増幅器を少くとも3段縦
続接続し、水晶振動子を含む帰還回路を設けて構成され
るCMOS回路において、最終段増幅器の負荷側、ドラ
イバ側のしきい値電圧をそれぞれVTa.,VTa2と
し、最終段以外の少くとも1っの増幅器の負荷側、ドラ
イバ側のしきし「値電圧をそれぞれVTb,,VTb2
としたとき、IVTb,l<IVTa,!またはIVT
地 l<IVTa2 lの少くとも一方を満たすことに
より、低消費電力化を図ったことを特徴としている。
続接続し、水晶振動子を含む帰還回路を設けて構成され
るCMOS回路において、最終段増幅器の負荷側、ドラ
イバ側のしきい値電圧をそれぞれVTa.,VTa2と
し、最終段以外の少くとも1っの増幅器の負荷側、ドラ
イバ側のしきし「値電圧をそれぞれVTb,,VTb2
としたとき、IVTb,l<IVTa,!またはIVT
地 l<IVTa2 lの少くとも一方を満たすことに
より、低消費電力化を図ったことを特徴としている。
第3図は3個のCMOS増幅器A,〜A3を縦続接続し
て構成した増幅回路およびこれを用いた水晶発振器の実
施例である。
て構成した増幅回路およびこれを用いた水晶発振器の実
施例である。
初段の増幅器A,はpチャネルMOSトランジスタT,
.を負荷、nチャネルMOSトランジスタT,2をドラ
イバとして直列接続し、その接続点を出力端とし、ゲー
トを共通接続して入力機として、入出力端間に直流バイ
アス安定用の抵抗R.,を援続して構成されている。2
段目の増幅器んも同様に、pチャネルMOSトランジス
タL,を負荷、nチャネルMOSトランジスタL2をド
ライバとし、直流バイアス安定用の抵抗R,3を設けて
構成されている。
.を負荷、nチャネルMOSトランジスタT,2をドラ
イバとして直列接続し、その接続点を出力端とし、ゲー
トを共通接続して入力機として、入出力端間に直流バイ
アス安定用の抵抗R.,を援続して構成されている。2
段目の増幅器んも同様に、pチャネルMOSトランジス
タL,を負荷、nチャネルMOSトランジスタL2をド
ライバとし、直流バイアス安定用の抵抗R,3を設けて
構成されている。
最終段の増幅器A3はやはりpチャネルMOSトランジ
スタTのを負荷、nチャネルMOSトランジスタt2を
ドライバとして構成されるが、直流バイアス安定用の抵
抗は設けていない。抵抗を入れてもよいことは勿論であ
る。なお、初段および2段目の増幅器A,,んの抵抗R
,.,R,3を省くことはできない。帰還回路は抵抗虫
.2, R,4、水晶振動子Q,、コンデンサC,.,
C,2からなる。3段の増幅器A,〜A3はほぼ180
度の位相反転を得るために必要であり、帰還回路でほぼ
180度の位相反転を得ることで発振動作を行うもので
ある。
スタTのを負荷、nチャネルMOSトランジスタt2を
ドライバとして構成されるが、直流バイアス安定用の抵
抗は設けていない。抵抗を入れてもよいことは勿論であ
る。なお、初段および2段目の増幅器A,,んの抵抗R
,.,R,3を省くことはできない。帰還回路は抵抗虫
.2, R,4、水晶振動子Q,、コンデンサC,.,
C,2からなる。3段の増幅器A,〜A3はほぼ180
度の位相反転を得るために必要であり、帰還回路でほぼ
180度の位相反転を得ることで発振動作を行うもので
ある。
電源には、例えばV。。=十1.5V,Vss=OVが
印加される。発振出力は2段目の増幅器んから取出すこ
とが望ましい。このように構成された発振器では、発振
時、ノードN,は最終段増幅器A3によってドライブさ
れる。コンデンサC,2は一般に外付けされるもので約
20pFと容量が大きく、増幅器A3には大きなドライ
ブ能力を持つことが要求される。しかしながら、第3図
の構成では前段に増幅器A,,A2があり、最終段の増
幅器A3の入力ノードN2が電源電圧だけフルに励振さ
れるので、増幅器んの貫通電流、即ち直流電流は小さく
てもよい。また、前段に増幅器A,,んがあるので、ノ
ードN,を大きく励振する必要がなく、最終段増幅器ん
のドライブ能力も第1図の構成に比べて小さくてよい。
従って、ドライブによって失われる充放電電流も少なく
てよい。増幅器A3の貫通電流を4・ごくすることは、
トランジスタL,,T概のしきし、値を大きくすること
により実現できる。
印加される。発振出力は2段目の増幅器んから取出すこ
とが望ましい。このように構成された発振器では、発振
時、ノードN,は最終段増幅器A3によってドライブさ
れる。コンデンサC,2は一般に外付けされるもので約
20pFと容量が大きく、増幅器A3には大きなドライ
ブ能力を持つことが要求される。しかしながら、第3図
の構成では前段に増幅器A,,A2があり、最終段の増
幅器A3の入力ノードN2が電源電圧だけフルに励振さ
れるので、増幅器んの貫通電流、即ち直流電流は小さく
てもよい。また、前段に増幅器A,,んがあるので、ノ
ードN,を大きく励振する必要がなく、最終段増幅器ん
のドライブ能力も第1図の構成に比べて小さくてよい。
従って、ドライブによって失われる充放電電流も少なく
てよい。増幅器A3の貫通電流を4・ごくすることは、
トランジスタL,,T概のしきし、値を大きくすること
により実現できる。
例えば、t,,T蛇のしきい値をそれぞれ−0.2V,
2Vとすると、入出力特性と貫通電流は第4図の実線の
ようになる。これに対し、T3,,L2のしきし、値を
それぞれ−0.6V,6Vとすると、入出力特性と貫通
電流は第4図の破線のようになり、これにより貫通電流
を小さくすることができることになる。また、最終段増
幅器A3をドライブするために必要な2段目の増幅器A
2は、ノードN2のキャパシタンスがゲート容量のみで
せいぜいlpF以下 ,であるから、ドライブ能力が4
・さくてもよく、消費電流が少なくて済む。
2Vとすると、入出力特性と貫通電流は第4図の実線の
ようになる。これに対し、T3,,L2のしきし、値を
それぞれ−0.6V,6Vとすると、入出力特性と貫通
電流は第4図の破線のようになり、これにより貫通電流
を小さくすることができることになる。また、最終段増
幅器A3をドライブするために必要な2段目の増幅器A
2は、ノードN2のキャパシタンスがゲート容量のみで
せいぜいlpF以下 ,であるから、ドライブ能力が4
・さくてもよく、消費電流が少なくて済む。
初段の増幅器A,も同様である。更に、従来の第1図の
構成では、帰還回路の出力が増幅器の入力段を十分ドラ
イブしなければならなかったが、第3図のように3段の
増幅器A,〜A3を縦綾することで、帰還回路の出力も
4・ご〈て済む。
構成では、帰還回路の出力が増幅器の入力段を十分ドラ
イブしなければならなかったが、第3図のように3段の
増幅器A,〜A3を縦綾することで、帰還回路の出力も
4・ご〈て済む。
第1図の従来の発振器では、CMOS増幅器が1個であ
るから、直流バイアス電圧点で電源VDDからVssに
直流電流が流れていることが必要で、このため発振時で
も直流電流、即ち貫通電流が大きく流れ、これが全消費
電流の1/沙〆上を占めていた。
るから、直流バイアス電圧点で電源VDDからVssに
直流電流が流れていることが必要で、このため発振時で
も直流電流、即ち貫通電流が大きく流れ、これが全消費
電流の1/沙〆上を占めていた。
そして前述のように、トランジスタT,,T2共にチャ
ネル長8仏m、チャネル幅100rm程度として4MH
2で発振させたとき、消費電流約20AAを必要とした
。これに対し、第3図の構成では、増幅器A,,〜は増
幅器A3をドライブする前層増幅器として働かせるため
に安定な直流バイアス電圧点で直流電流が流れているこ
とが必要であるが、これらは負荷、ドライバ共に十分小
さいトランジスタ、例えばチャネル長6ym、チャネル
幅4rm程度でよく、第1図に比べて直流電流を約1′
25まで減らすことができる。
ネル長8仏m、チャネル幅100rm程度として4MH
2で発振させたとき、消費電流約20AAを必要とした
。これに対し、第3図の構成では、増幅器A,,〜は増
幅器A3をドライブする前層増幅器として働かせるため
に安定な直流バイアス電圧点で直流電流が流れているこ
とが必要であるが、これらは負荷、ドライバ共に十分小
さいトランジスタ、例えばチャネル長6ym、チャネル
幅4rm程度でよく、第1図に比べて直流電流を約1′
25まで減らすことができる。
また増幅器A3は入力ノードが十分に励振されるために
負荷、ドライバ共にしきし、値を十分大きくして貫通電
流が流れないようにすることができる。こうして、この
第3図の構成では、4MHZで発振させるに必要な消費
電流を数一Aとすることができる。第3図の構成で、消
費電流の低減化を図るためには前述のように最終段増幅
器A3の貫通電流を小さくすることが必要であるが、具
体的には次のような条件を満たすことが有効である。
負荷、ドライバ共にしきし、値を十分大きくして貫通電
流が流れないようにすることができる。こうして、この
第3図の構成では、4MHZで発振させるに必要な消費
電流を数一Aとすることができる。第3図の構成で、消
費電流の低減化を図るためには前述のように最終段増幅
器A3の貫通電流を小さくすることが必要であるが、具
体的には次のような条件を満たすことが有効である。
まず最終段増幅器A3のドライバトランジスタT32の
しきい値電圧をVt斑、初段増幅器A,のドライバトラ
ンジスタT.2のしきし・値電圧をVt,2としたとき
、Vt,2<Vt32<V。D−Vss
…・・・‘1}を満足させると、VT,2コVT概と
した場合に比べて最終段増幅器A3の貫通電流を小さく
することができる。又は、Vt32>Vt滋を満足させ
ても同様な効果が得られる。ただし、VT・2,VT2
2’VT32は正とする。同様に、最終段増幅器A3の
負荷トランジスタT乳のしきい値電圧をVら,、初段増
幅器A,の負荷トランジスタT,.のしきい値電圧をV
t,.としたとき、IVt,.l<IVt3,l<Vo
o−Vss …■を満足させると、やはりVT,
.=VT3,とした場合に比べて最終段増幅器A3の貫
通電流を小さくすることができる。
しきい値電圧をVt斑、初段増幅器A,のドライバトラ
ンジスタT.2のしきし・値電圧をVt,2としたとき
、Vt,2<Vt32<V。D−Vss
…・・・‘1}を満足させると、VT,2コVT概と
した場合に比べて最終段増幅器A3の貫通電流を小さく
することができる。又は、Vt32>Vt滋を満足させ
ても同様な効果が得られる。ただし、VT・2,VT2
2’VT32は正とする。同様に、最終段増幅器A3の
負荷トランジスタT乳のしきい値電圧をVら,、初段増
幅器A,の負荷トランジスタT,.のしきい値電圧をV
t,.としたとき、IVt,.l<IVt3,l<Vo
o−Vss …■を満足させると、やはりVT,
.=VT3,とした場合に比べて最終段増幅器A3の貫
通電流を小さくすることができる。
又は、IVら,l>IVtのlを満足させても同様な効
果が得られる。ただし、VT,.,VT2,,VT3,
は負とする。こうして、tl)式、あるいは‘2〕式を
満たすように素子設計を行うことにより、低消費電力化
に好ましい結果が得られ、特に{1},{2)式を同時
に満すことにより効果的に低消費電力化が図られる。以
上説明したように、この発明によれば、CMOS増幅器
を縦続接続した増幅回路の消費電流の低減が図れる。
果が得られる。ただし、VT,.,VT2,,VT3,
は負とする。こうして、tl)式、あるいは‘2〕式を
満たすように素子設計を行うことにより、低消費電力化
に好ましい結果が得られ、特に{1},{2)式を同時
に満すことにより効果的に低消費電力化が図られる。以
上説明したように、この発明によれば、CMOS増幅器
を縦続接続した増幅回路の消費電流の低減が図れる。
またこの発明によればCMOS増幅器を縦続接続して増
幅回路と水晶振動子を含む帰還回路を組合せた水晶発振
器の消費電流を大幅に小さくすることができ、従来、消
費電流の点で実用化されていなかった腕時計用4MH2
発振器も実現可能となる。なお、この発明は上記実施例
に限られるものではない。
幅回路と水晶振動子を含む帰還回路を組合せた水晶発振
器の消費電流を大幅に小さくすることができ、従来、消
費電流の点で実用化されていなかった腕時計用4MH2
発振器も実現可能となる。なお、この発明は上記実施例
に限られるものではない。
例えば実施例では3段のCMOS増幅器を用いたが、更
に段数を多くしてもよい。また、CMOSトランジスタ
は、半導体基板上に集積してもよいし、SOS構造を利
用して絶縁基板上に集積してもよい。また、抵抗R,2
,RMは必らずしも必要ではない。その他、その発明は
その趣旨を逸脱しない範囲で種々変形実施することがで
きる。
に段数を多くしてもよい。また、CMOSトランジスタ
は、半導体基板上に集積してもよいし、SOS構造を利
用して絶縁基板上に集積してもよい。また、抵抗R,2
,RMは必らずしも必要ではない。その他、その発明は
その趣旨を逸脱しない範囲で種々変形実施することがで
きる。
第1図はCMOSを用いた従来の水晶発振器を示す図、
第図は32KHZ用水晶振動子と4MHZ用水晶振動子
の温度特性を示す図、第3図はこの発明の一実施例の増
幅回路とこれを用いた水晶発振器を示す図、第4図はC
MOSにおける貫通電流としきい値の関係を説明するた
めの特性図である。 A,,A2,A3…CMOS増幅器、T,.,T2.,
T3.・・・pチヤネルMOSトランジスタ、T,2,
T22,T32・・・nチャネルMOSトランジスタ、
Q.・・・水晶振動子、R,.,R,2,R,3,R,
4・・・抵抗、C,.,C,2・・・コンデンサ。第1
図 第2図 第3図 第4図
第図は32KHZ用水晶振動子と4MHZ用水晶振動子
の温度特性を示す図、第3図はこの発明の一実施例の増
幅回路とこれを用いた水晶発振器を示す図、第4図はC
MOSにおける貫通電流としきい値の関係を説明するた
めの特性図である。 A,,A2,A3…CMOS増幅器、T,.,T2.,
T3.・・・pチヤネルMOSトランジスタ、T,2,
T22,T32・・・nチャネルMOSトランジスタ、
Q.・・・水晶振動子、R,.,R,2,R,3,R,
4・・・抵抗、C,.,C,2・・・コンデンサ。第1
図 第2図 第3図 第4図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 相補型MOSトランジスタ増幅器を複数段縦続接続
して構成される相補型MOSトランジスタ回路において
、最終段増幅器の負荷側、ドライバ側のしきい値電圧を
それぞれV_T_a_1,V_T_a_2とし、最終段
以外の少くとも一つの増幅器の負荷側、ドライバ側のし
きい値電圧をそれぞれV_T_b_1,V_T_b_2
としたとき、|V_T_b_1|<|V_T_a_1|
または|V_T_b_2|<|V_T_a_2|の少く
とも一方を満たすようにしたことを特徴とする相補型M
OSトランジスタ回路。 2 相補型MOSトランジスタ増幅器を少くとも3段縦
続接続し、水晶振動子を含む帰還回路を設けて構成され
る相補型MOSトランジスタ回路において、最終段増幅
器の負荷側、ドライバ側のしきい値電圧をそれぞれV_
T_a_1,V_T_a_2とし、最終段以外の少くと
も1つの増幅器の負荷側、ドライバ側のしきい値電圧を
それぞれV_T_b_1,V_T_b_2としたとき|
V_T_b_1|<|V_T_a_1|または|V_T
_b_2|<|V_T_a_2|の少くとも一方を満た
すようにしたことを特徴とする相補型MOSトランジス
タ回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP52057195A JPS6037642B2 (ja) | 1977-05-18 | 1977-05-18 | 相補型mosトランジスタ回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP52057195A JPS6037642B2 (ja) | 1977-05-18 | 1977-05-18 | 相補型mosトランジスタ回路 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10009279A Division JPS5523699A (en) | 1979-08-06 | 1979-08-06 | Crystal oscillator |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS53142155A JPS53142155A (en) | 1978-12-11 |
JPS6037642B2 true JPS6037642B2 (ja) | 1985-08-27 |
Family
ID=13048697
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP52057195A Expired JPS6037642B2 (ja) | 1977-05-18 | 1977-05-18 | 相補型mosトランジスタ回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6037642B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6293443U (ja) * | 1985-12-02 | 1987-06-15 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4674299B2 (ja) * | 2005-05-11 | 2011-04-20 | インターチップ株式会社 | 反転増幅器及びこれを有する水晶発振器 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5057161A (ja) * | 1973-09-17 | 1975-05-19 | ||
JPS50132850A (ja) * | 1974-04-05 | 1975-10-21 | ||
JPS5155658A (en) * | 1974-11-12 | 1976-05-15 | Mitsubishi Electric Corp | Sohogata mos toranjisutakairo |
JPS5185357A (ja) * | 1975-01-23 | 1976-07-26 | Sharp Kk |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS584249Y2 (ja) * | 1973-09-12 | 1983-01-25 | 株式会社東芝 | スイシヨウハツシンキカイロ |
-
1977
- 1977-05-18 JP JP52057195A patent/JPS6037642B2/ja not_active Expired
Patent Citations (4)
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---|---|---|---|---|
JPS6293443U (ja) * | 1985-12-02 | 1987-06-15 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS53142155A (en) | 1978-12-11 |
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