JPH077325A - 発振回路 - Google Patents

発振回路

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JPH077325A
JPH077325A JP14308993A JP14308993A JPH077325A JP H077325 A JPH077325 A JP H077325A JP 14308993 A JP14308993 A JP 14308993A JP 14308993 A JP14308993 A JP 14308993A JP H077325 A JPH077325 A JP H077325A
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transistor
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Abstract

(57)【要約】 【目的】広範囲の電源電圧において動作可能で、低消費
電流の半導体集積回路による発振回路を実現する。 【構成】Pチャネル・インハンスメントMOS型トラン
ジスタ2と、Nチャネル・ディプリーションMOS型ト
ランジスタ1により形成される電流源と、Pチャネル・
インハンスメントMOS型トランジスタ2とカレントミ
ラー回路を形成するPチャネル・インハンスメントMO
S型トランジスタ3と、Nチャネル・インハンスメント
MOS型トランジスタ4により形成される電流源と、P
チャネル・インハンスメントMOS型トランジスタ5、
Pチャネル・インハンスメントMOS型トランジスタ
6、Nチャネル・インハンスメントMOS型トランジス
タ7と、Nチャネル・インハンスメントMOS型トラン
ジスタ8とにより形成されるインバータ40と、外部端
子20と21の間に接続される抵抗素子9とを少なくと
も半導体集積回路内に備えて構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は発振回路に関し、特に半
導体集積回路により形成される発振回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の半導体集積回路により形成される
発振回路の例を、図3(a)および図3(b)に示す。
図3(a)は、電源電圧として5V程度の電圧を使用
し、図3(b)においては、電源電圧が2V程度の低電
圧が使用されている。双方ともに半導体集積回路の外部
に接続される水晶発振子24と、半導体集積回路の内部
に水晶発振子24と並列に接続されているインバータ1
4および抵抗素子9と、インバータ14の出力を入力と
するインバータ10とにより構成されている。インバー
タ14は、図3(a)においては、Pチャネル・エンハ
ンスメントMOS型トランジスタ11とNチャネル・エ
ンハンスメントMOS型トランジスタ12により構成さ
れ、図3(b)においては、Pチャネル・エンハンスメ
ントMOS型トランジスタ11とNチャネル・ディプリ
−ションMOS型トランジスタ13により構成されてい
る。
【0003】水晶発振子24は、水晶片の両面に電極が
付けられたものであり、これに電圧を印加することによ
り圧電効果と弾性体としての性質により、結晶の大きさ
と形状により決められる固有弾性振動が発生される。こ
の振動はインバータ14に入力されて増幅される。抵抗
素子9は、インバータ14の論理しきい値レベル付近に
おいて振動を発生させるために用いられている抵抗であ
り、直流帰還のみをかけるために高抵抗値であることが
望ましい。インバータ14の出力は、フル振幅の状態で
ない可能性があるため、その出力はインバータ10に入
力されて再度増幅され、波形整形して内部ゲートに対し
て所定の周波数で送出される。
【0004】この発振回路において安定した発振が発生
されるためには、インバータ14におけるPチャネル・
エンハンスメントMOS型トランジスタ11のしきい値
電圧VTPと、Nチャネル・エンハンスメントMOS型ト
ランジスタ12のしきい値電圧VTNの絶対値の和が電源
電圧VDDよりも小さいことが必要条件である。
【0005】VDD>|VTP|+|VTN|……………(1) 特に、周波数が高くなった場合には、VDDと|VTP|+
|VTN|との間にマージンがないと、インバータ14の
利得が得られず、所望の発振が得られない惧れがある。
従って、図3(a)に示される発振回路においては、イ
ンバータ14におけるPチャネル・エンハンスメントM
OS型トランジスタ11のしきい値電圧VTPと、Nチャ
ネル・エンハンスメントMOS型トランジスタ12のし
きい値電圧VTNが、それぞれ−0.8Vおよび−0.7
V程度で造り込まれているため、電源電圧5V程度で使
用する場合には、高い周波数まで発振可能な発振回路と
して実現される。
【0006】他方において、電源電圧2V程度でMHz
オーダーの高周波数の発振を発生させるために、前記
(1) 式を考慮して、インバータ14におけるNチャネル
・エンハンスメントMOS型トランジスタ12の代り
に、図3(b)のインバータ15に示されるように、N
チャネル・ディプリ−ションMOS型トランジスタ13
が用いられる。この図3(b)のインバータ15におい
ては、電源電圧が5Vの場合においても高周波数の発振
が得られるが、Nチャネル・ディプリ−ションMOS型
トランジスタ13に流れる電流が、図3(a)における
Nチャネル・エンハンスメントMOS型トランジスタ1
2に流れる電流に比較して膨大な量となるため、実使用
には不適当である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した図3(a)に
示される従来の発振回路においては、電源電圧2V程度
の低電源電圧の場合には、インバータ14におけるPチ
ャネル・エンハンスメントMOS型トランジスタ11の
しきい値電圧VTPが0.8V程度、またNチャネル・エ
ンハンスメントMOS型トランジスタ12のしきい値電
圧VTNが0.7V程度で造り込まれている場合には、電
源電圧VDDに対して|VTP|+|VTN|のマージンがな
くなり、Pチャネル・エンハンスメントMOS型トラン
ジスタ11およびNチャネル・エンハンスメントMOS
型トランジスタ12のgm が極度に低下し、インバータ
14の利得も極度に劣化して、所望の発振周波数、特に
MHzオーダーの発振周波数の発振が得られないという
欠点がある。
【0008】また、図3(b)に示される従来の発振回
路においては、電源電圧2V程度の低電源電圧でMHz
オーダーの発振周波数の発振用として、インバータ14
のディメンジョンを設定した場合に、これを電源電圧5
V程度で使用すると、所望の周波数では発振が発生する
が、消電電流が図3(a)の発振回路に比較して、Pチ
ャネル・エンハンスメントMOS型トランジスタ11お
よびNチャネル・エンハンスメントMOS型トランジス
タ12のgm の比の倍率だけ、貫通電流が余分に流れる
という欠点がある。
【0009】従って、上記の欠点を統合して、従来の発
振回路においては、2〜6V程度の広電源電圧範囲にお
いては、低消費電流でMHzオーダーの高周波数発振を
同時に満たすことは不可能であるという欠点がある。
【0010】
【課題を解決するための手段】第1の発明の発振回路
は、ソースが電源に接続され、ゲートとドレインが連結
される第1のPチャネル・インハンスメントMOS型ト
ランジスタと、ドレインが前記第1のPチャネル・イン
ハンスメントMOS型トランジスタのドレインに接続さ
れ、ゲートとソースが接地電位に接続されるNチャネル
・ディプリーションMOS型トランジスタとにより形成
される第1の電流源と、ソースが電源に接続され、ゲー
トが前記第1のPチャネル・インハンスメントMOS型
トランジスタのゲートに接続され、当該第1のPチャネ
ル・インハンスメントMOS型トランジスタとカレント
ミラー回路を形成する第2のPチャネル・インハンスメ
ントMOS型トランジスタと、ドレインおよびゲートが
連結されて前記第2のPチャネル・インハンスメントM
OS型トランジスタのドレインに接続され、ソースが接
地電位に接続される第1のNチャネル・インハンスメン
トMOS型トランジスタとにより形成される第2の電流
源と、ソースが電源に接続され、ゲートが前記第2のP
チャネル・インハンスメントMOS型トランジスタのゲ
−トに接続される第3のPチャネル・インハンスメント
MOS型トランジスタと、ソースが前記第3のPチャネ
ル・インハンスメントMOS型トランジスタのドレイン
に接続され、ゲートが第1の外部端子を介して水晶発振
子の一端に接続されて、ドレインが第2の外部端子を介
して前記水晶発振子の他端に接続される第4のPチャネ
ル・インハンスメントMOS型トランジスタと、ドレイ
ンが前記第4のPチャネル・インハンスメントMOS型
トランジスタのドレインに接続され、ゲートが前記第4
のPチャネル・インハンスメントMOS型トランジスタ
のゲートに接続される第2のNチャネル・インハンスメ
ントMOS型トランジスタと、ドレインが前記第2のN
チャネル・インハンスメントMOS型トランジスタのソ
ースに接続され、ゲートが前記第1のNチャネル・イン
ハンスメントMOS型トランジスタのゲ−トに接続され
て、ソースが接地電位に接続される第3のNチャネル・
インハンスメントMOS型トランジスタとにより形成さ
れるインバータと、前記第1および第2の外部端子との
間に接続される抵抗素子とを少なくとも半導体集積回路
内に備えて構成される。
【0011】また、第2の発明の発振回路は、ソースが
電源に接続され、ゲートとドレインが連結される第1の
Pチャネル・インハンスメントMOS型トランジスタ
と、ドレインが前記第1のPチャネル・インハンスメン
トMOS型トランジスタのドレインに接続され、ゲート
とソースが接地電位に接続されるNチャネル・ディプリ
ーションMOS型トランジスタとにより形成される第1
の電流源と、ソースが電源に接続され、ゲートが前記第
1のPチャネル・インハンスメントMOS型トランジス
タのゲ−トに接続される第2のPチャネル・インハンス
メントMOS型トランジスタと、ドレインが前記第2の
Pチャネル・インハンスメントMOS型トランジスタの
ドレインに接続され、ゲートが第1の外部端子を介して
水晶発振子の一端に接続されて、ドレインが第2の外部
端子を介して前記水晶発振子の他端に接続される第1の
Nチャネル・インハンスメントMOS型トランジスタ
と、ドレインが前記第1のNチャネル・インハンスメン
トMOS型トランジスタのソースに接続され、ゲートが
前記第1のNチャネル・インハンスメントMOS型トラ
ンジスタのゲ−トに接続されて、ソースが接地電位に接
続される第2のNチャネル・インハンスメントMOS型
トランジスタと、前記第1および第2の外部端子との間
に接続される抵抗素子とを少なくとも半導体集積回路内
に備えて構成される。
【0012】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
【0013】図1は本発明の第1の実施例を示す回路図
である。図1に示されるように、本実施例は、Pチャネ
ル・インハンスメントMOS型トランジスタ2およびN
チャネル・ディプリーションMOS型トランジスタ1を
含む電流源と、Pチャネル・インハンスメントMOS型
トランジスタ2とカレントミラー接続されるPチャネル
・インハンスメントMOS型トランジスタ3およびNチ
ャネル・インハンスメントMOS型トランジスタ4を含
む電流源と、外部端子20および21を介して、半導体
集積回路の外部に接続される水晶発振子24、周波数補
正用のコンデンサ22および温度補償用のコンデンサ2
3に対応して、半導体集積回路の内部において、水晶発
振子24と並列に接続されるインバータ40および抵抗
素子9と、インバータ40の出力を入力とするインバー
タ10とにより構成され、インバータ40は、Pチャネ
ル・インハンスメントMOS型トランジスタ2およびP
チャネル・インハンスメントMOS型トランジスタ3と
カレントミラー接続されるPチャネル・エンハンスメン
トMOS型トランジスタ5と、Pチャネル・エンハンス
メントMOS型トランジスタ6と、Nチャネル・エンハ
ンスメントMOS型トランジスタ7と、Nチャネル・イ
ンハンスメントMOS型トランジスタ4とカレントミラ
ー接続されるNチャネル・インハンスメントMOS型ト
ランジスタ8とにより構成されている。
【0014】図1において、本実施例は、電源電圧が2
V〜6V程度の広範囲の電源電圧においてMHzオーダ
ーの発振をも可能とする発振回路である。Nチャネル・
ディプリーションMOS型トランジスタ1は、電源電圧
が2V程度の低電圧においても、Pチャネル・インハン
スメントMOS型トランジスタ2を通して、安定に電流
1 を流すことのできる電流源を形成している。この電
流源に対して、Pチャネル・インハンスメントMOS型
トランジスタ2、3および5はカレントミラー接続され
ており、インバータ40には、Pチャネル・インハンス
メントMOS型トランジスタ5を介して電流I2 が流れ
ている。この場合に、Pチャネル・インハンスメントM
OS型トランジスタ2に流れるドレイン電流I1 は、飽
和領域における動作電流であり次式が成立つ。 I1 =β2(VGS2 −VTP2 2 /2 ……………(1) β2 =μp(W2 /L2 )・( εox/tox)…………(2) VGS2 :Pチャネル・インハンスメントMOS型トラン
ジスタ2のゲート・ソース間電位差 VTP2 :Pチャネル・インハンスメントMOS型トラン
ジスタ2のしきい値電圧 L2 :Pチャネル・インハンスメントMOS型トランジ
スタ2のゲート長 W2 :Pチャネル・インハンスメントMOS型トランジ
スタ2のゲート幅 εox:ゲート酸化膜誘電率 tox:ゲート酸化膜厚 μp :正孔の移動度 また、インバータ40に含まれるPチャネル・インハン
スメントMOS型トランジスタ5に流れるドレイン電流
2 は、次式により表わされる。 I2 =β5(VGS5 −VTP5 2 /2 ……………(3) β5 =μp(W5 /L5 )・( εox/tox)…………(4) VGS5 :Pチャネル・インハンスメントMOS型トラン
ジスタ5のゲート・ソース間電位差 VTP5 :Pチャネル・インハンスメントMOS型トラン
ジスタ5のしきい値電圧 L5 :Pチャネル・インハンスメントMOS型トランジ
スタ5のゲート長 W5 :Pチャネル・インハンスメントMOS型トランジ
スタ5のゲート幅 この場合においては、Pチャネル・インハンスメントM
OS型トランジスタ5のゲート・ソース間電位差VGS5
と、しきい値電圧VTP5 とは等しいので、 I2 =I1 (β5 /β3 )……………………(5) となり、Pチャネル・インハンスメントMOS型トラン
ジスタ2と5のディメンジョン比によりI2 の電流量が
制御される。この電流I2 の値は、水晶発振子24より
出力される振動を増幅するための能動回路素子であるP
チャネル・インハンスメントMOS型トランジスタ6お
よびNチャネル・インハンスメントMOS型トランジス
タ7により、所望の周波数の発振出力が得られように設
定することが必要である。同様にして、Nチャネル・イ
ンハンスメントMOS型トランジスタ8も、Nチャネル
・インハンスメントMOS型トランジスタ4とカレント
ミラー接続されているため、電流I2 の電流量は、Nチ
ャネル・インハンスメントMOS型トランジスタ4と8
のディメンジョン比により制御される。
【0015】また、図1において、電源電圧を次第に上
昇させてゆくと、節点Aの電位VAは、Nチャネル・デ
ィプリーションMOS型トランジスタ1の静特性および
Pチャネル・インハンスメントMOS型トランジスタ2
の静特性を考慮すると、漸次上昇してゆくが、電圧(V
DD−VA )の値は、電源電圧の上昇に比較して上昇する
ことはなく略一定の電圧値となる。即ち、電源電圧が6
V程度でも電流I2 の値は、電源電圧が2Vの時に比較
しても、それ程上昇せず、消費電流も増大することがな
い。従って、消費電流が抑制される発振回路が実現され
る。
【0016】次に、本発明の第2の実施例について説明
する。図2は、本実施例を示す回路図である。図2に示
されるように、本実施例は、外部端子20および21を
介して、半導体集積回路の外部に接続される水晶発振子
24、周波数補正用のコンデンサ22および温度補償用
のコンデンサ23に対応して、半導体集積回路の内部に
おいて、Pチャネル・インハンスメントMOS型トラン
ジスタ32およびNチャネル・ディプリーションMOS
型トランジスタ31を含む電流源と、Pチャネル・イン
ハンスメントMOS型トランジスタ32とカレントミラ
ー接続されるPチャネル・エンハンスメントMOS型ト
ランジスタ35と、Nチャネル・エンハンスメントMO
S型トランジスタ36および37と、水晶発振子24と
並列に接続される抵抗素子9と、インバータ10とによ
り構成される。
【0017】図2において、第1の実施例の場合と同様
に、Nチャネル・ディプリーションMOS型トランジス
タ31は、電源電圧が2V程度の低電圧においても、P
チャネル・インハンスメントMOS型トランジスタ32
を通して、安定に電流I1 を流すことのできる電流源を
形成している。この電流源に対して、Pチャネル・イン
ハンスメントMOS型トランジスタ35はカレントミラ
ー接続されており、これにより、Pチャネル・インハン
スメントMOS型トランジスタ5およびNチャネル・イ
ンハンスメントMOS型トランジスタ36、37を通し
て電流I2 が流れている。この場合に、Pチャネル・イ
ンハンスメントMOS型トランジスタ2のゲート電圧が
定電圧であるため、ゲート・ソース間にはI2 だけ定電
流が流れる。この電流I2 の電流値は、Nチャネル・イ
ンハンスメントMOS型トランジスタ36および37に
より、所望の周波数で発振出力が得られるように設定さ
れる。
【0018】この状態において、電源電圧を次第に上昇
させても、前述の第1の実施例の場合と同様に、Pチャ
ネル・インハンスメントMOS型トランジスタ35、N
チャネル・インハンスメントMOS型トランジスタ36
および37を含む増幅回路における消費電流は、電源電
圧が2Vの場合に比較してもそれ程増加することがな
い。従って、広範囲の電源電圧において、消費電流の抑
制されたMHzオーダーの周波数の発振出力が得られる
発振回路が実現される。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、低いし
きい値電圧のMOSトランジスタを電流源として用い、
当該電流源における電流により、発振出力を増幅して出
力する回路の貫通電流を制御することにより、広範囲の
電源電圧に亘り安定であり、且つ消費電流の少ない数M
Hzオーダーの高周波の発振回路が実現されるという効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す回路図である。
【図2】本発明の第2の実施例を示す回路図である。
【図3】従来例を示す回路図である。
【符号の説明】
1、13、31 Nチャネル・ディプリーションMO
S型トランジスタ 2、3、5、6、11、32、35 Pチャネル・イ
ンハンスメントMOS型トランジスタ 4、7、8、12、36、37 Nチャネル・インハ
ンスメントMOS型トランジスタ 9 抵抗素子 10、14、15、16、17、40 インバータ 24 水晶発振子

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ソースが電源に接続され、ゲートとドレ
    インが連結される第1のPチャネル・インハンスメント
    MOS型トランジスタと、ドレインが前記第1のPチャ
    ネル・インハンスメントMOS型トランジスタのドレイ
    ンに接続され、ゲートとソースが接地電位に接続される
    Nチャネル・ディプリーションMOS型トランジスタと
    により形成される第1の電流源と、 ソースが電源に接続され、ゲートが前記第1のPチャネ
    ル・インハンスメントMOS型トランジスタのゲートに
    接続され、当該第1のPチャネル・インハンスメントM
    OS型トランジスタとカレントミラー回路を形成する第
    2のPチャネル・インハンスメントMOS型トランジス
    タと、ドレインおよびゲートが連結されて前記第2のP
    チャネル・インハンスメントMOS型トランジスタのド
    レインに接続され、ソースが接地電位に接続される第1
    のNチャネル・インハンスメントMOS型トランジスタ
    とにより形成される第2の電流源と、 ソースが電源に接続され、ゲートが前記第2のPチャネ
    ル・インハンスメントMOS型トランジスタのゲ−トに
    接続される第3のPチャネル・インハンスメントMOS
    型トランジスタと、ソースが前記第3のPチャネル・イ
    ンハンスメントMOS型トランジスタのドレインに接続
    され、ゲートが第1の外部端子を介して水晶発振子の一
    端に接続されて、ドレインが第2の外部端子を介して前
    記水晶発振子の他端に接続される第4のPチャネル・イ
    ンハンスメントMOS型トランジスタと、ドレインが前
    記第4のPチャネル・インハンスメントMOS型トラン
    ジスタのドレインに接続され、ゲートが前記第4のPチ
    ャネル・インハンスメントMOS型トランジスタのゲー
    トに接続される第2のNチャネル・インハンスメントM
    OS型トランジスタと、ドレインが前記第2のNチャネ
    ル・インハンスメントMOS型トランジスタのソースに
    接続され、ゲートが前記第1のNチャネル・インハンス
    メントMOS型トランジスタのゲ−トに接続されて、ソ
    ースが接地電位に接続される第3のNチャネル・インハ
    ンスメントMOS型トランジスタとにより形成されるイ
    ンバータと、 前記第1および第2の外部端子との間に接続される抵抗
    素子と、 を少なくとも半導体集積回路内に備えることを特徴とす
    る発振回路。
  2. 【請求項2】 ソースが電源に接続され、ゲートとドレ
    インが連結される第1のPチャネル・インハンスメント
    MOS型トランジスタと、ドレインが前記第1のPチャ
    ネル・インハンスメントMOS型トランジスタのドレイ
    ンに接続され、ゲートとソースが接地電位に接続される
    Nチャネル・ディプリーションMOS型トランジスタと
    により形成される第1の電流源と、 ソースが電源に接続され、ゲートが前記第1のPチャネ
    ル・インハンスメントMOS型トランジスタのゲ−トに
    接続される第2のPチャネル・インハンスメントMOS
    型トランジスタと、 ドレインが前記第2のPチャネル・インハンスメントM
    OS型トランジスタのドレインに接続され、ゲートが第
    1の外部端子を介して水晶発振子の一端に接続されて、
    ドレインが第2の外部端子を介して前記水晶発振子の他
    端に接続される第1のNチャネル・インハンスメントM
    OS型トランジスタと、 ドレインが前記第1のNチャネル・インハンスメントM
    OS型トランジスタのソースに接続され、ゲートが前記
    第1のNチャネル・インハンスメントMOS型トランジ
    スタのゲ−トに接続されて、ソースが接地電位に接続さ
    れる第2のNチャネル・インハンスメントMOS型トラ
    ンジスタと、 前記第1および第2の外部端子との間に接続される抵抗
    素子と、 を少なくとも半導体集積回路内に備えることを特徴とす
    る発振回路。
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