JPS6037321B2 - 流体アクチユエ−タの制御装置 - Google Patents

流体アクチユエ−タの制御装置

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JPS6037321B2
JPS6037321B2 JP49138024A JP13802474A JPS6037321B2 JP S6037321 B2 JPS6037321 B2 JP S6037321B2 JP 49138024 A JP49138024 A JP 49138024A JP 13802474 A JP13802474 A JP 13802474A JP S6037321 B2 JPS6037321 B2 JP S6037321B2
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actuator
deviation
circuit
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fluid
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靖享 林
英男 荒川
有造 山本
正夫 山口
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Toyota Central R&D Labs Inc
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【発明の詳細な説明】 本発明は空気、ガス等の圧縮性を有する流体を使用する
アクチュヱータの制御装置に係り、例えば空気アクチュ
ェータをその作動行程の任意の目標位置にて正確に停止
せしめる装置に関するものである。
従来、空気アクチュェータは、作動流体である空気が圧
縮性を有するため、その作動行程の中間位置における停
止時には、空気のばね作用とピストンおよび負荷の慣性
力とによって振動が発生し易く、またピストンとシリン
ダ間の港勤抵抗が乾性摩擦であるためオフセットが生じ
易い。
この現象を従来の一般的な装置を例にして以下第1図〜
第3図を参照して説明すると、第1図において、1は空
気アクチュェータであり、シリンダ左室2a、シリンダ
右室2b、ピストン3、ロッド4、ばね5、慣性質量6
からなっている。アクチュェータ1の運動は、ピストン
3、ロッド4、慣性質量6などの慣性力、ばね6のはね
力、右側シリンダ2b内の空気圧、シール部分7,8に
おける0リング等の乾性摩擦力によって釣合つている。
本例では、右側シリンダ2bにのみ配管10を通して空
気圧の給費Eを行なうものとし、左側シリンダ2aは配
管9を経て大気へ開放されている。シール部分7,8の
摩擦力は、一般に第2図のような乾性摩擦特性を示す。
すなわち、横軸にピストン3の移動速度、縦軸にシール
部分の摩擦力をとると、ピストン3の速度が零の場合に
は、一F△から十F△までの最大静止摩擦力範囲におい
て、一(ばね力)十(空気圧力)十(摩擦力)…・・・
【1’を零にするような静摩擦力が作用する。ここで、
‘1’式を零にする静摩擦力が−F△から十F△までの
範囲に存在しない場合には、ピストン3は運動を始め、
その場合の動摩擦力は、ピストン3の速度に応じてFd
l,Fd2,Fd3,Fd4のようになる。このように
ピストン3の速度とともに摩擦力が減少する現象は、運
動の釣合上下安定なものであり、特にアクチュヱータ1
が静止状態から運動状態へ移るときに著しい。何故なら
ば、 (慣性力)=−(ばね力)十(空気圧力)十(摩擦力)
・・・…■の釣合式において微少運動を考えた場合、‘
2}式右辺の空気圧力とばね力との差が負の最大静止摩
擦力よりも大きくなって慣性力が正となりピストン3が
左方へ運動を始めると、負の摩擦力は−F△から−Fd
lへ突変して絶対値が小さくなる。
ピストン3の運動が微4・でありかつ配管10を通して
大量の空気の流入、流出がない限り、空気圧力とばね力
との差は殆んど不変なので、‘21式右辺はより正の側
へ突変し、慣性力がますます正となってアクチュェータ
の運動が助長され、アクチュェータ飛跳現象又は物体及
びピストンの慣性、制御すべき対象物の遅れ等に基く過
大な速度現象が発生する。アクチュェータ1が再び運動
状態から静止状態に至るのは、ピストン3が左方へある
程度運動して、ばね力が増加、空気圧力が滅小し、■止
右辺が零になったときである。また、空気アクチュェー
タは、ある種の位置決め装置のように運動自体が制御結
果となることもあるが、一般には空気ァクチュヱータの
運動によって別の制御対象を制御することが多い。
例えば、自動車の自動速度制御装置では、空気アクチュ
ェータの運動によってアクセルペダルを操作するので、
この場合の制御結果はエンジン回転数もしくは車鞠の速
度ということになる。第1図における符号11はこのよ
うな意味の制御対象であり、これを負荷と呼ぶ。
負荷11の出力ycはフィードバックされ、目標値むr
との偏差fに応じてコントローラ12が作動する。コン
トローラ12にはいるいるな方式があって、ノズルフラ
ッパを用いた連続制御とか、オンオフ制御、パルス幅制
御、パルス数制御などが用いられている。第3図はこの
ような従来のコントローラ12によってアクチュヱータ
を制御した場合の時間に対するアクチュヱータの変位x
を示したもので、図示の如くアクチュェータが状態Aか
らBへさらにBからCへと変位していくとき、それぞれ
の変位量△xA,ムxBは、いったんアクチュェータが
動きだしたら、上記■式右辺が零になるようなある量だ
け変位しないと運動が止らないという前述した乾性摩擦
の性質により、むやみに小さくはなりえない。したがっ
て、状態BからCへの運動において、アクチュェータ変
位の目標値xrに対して行き過ぎを生じてしまう。アク
チユェー夕変位の行き過ぎが負荷11の制御結果をとお
して認められると、今度はアクチュェー夕を今までと逆
の方向へ運動させるようコントローラ12が制御を与え
ることになるが、状態CからDへ前と同じ理由によって
反対向きの行き過ぎを生じる。以下このような行き過ぎ
と修正のくりかえしが持続する。そこで、従来は、この
ようなアクチュェー夕の持続運動(振動)を防止するた
めに、コントローラ12内に不感帯を設け、偏差ごが基
準値以下になったら、アクチュェータへの空気の流入、
流出を遮断するという対策がよく用いられている。
この対策は効果的であるが、従来法ではかなり大きな不
感帯を設けないと持続運動が止らない。このため、オフ
セット(定常偏差)が大きくなり、制御の精度が劣るこ
とになる。更に従来法では、偏差ごを零に近ずける速度
も、アクチュェータのオフセット、ハンチ)/グ(持続
振動)の観点より制約をうけ高速で偏差ごを零に近ずけ
ることができなかつた。本発明は、上述した従来の制御
方法の欠点に対処すべくなされたもので、第4図に示し
た如く、アクチュェータ変位xがシステムの目標値のに
対応して決まるアクチュェータの目標値xrへ近づくに
つれて、状態A′からB′,B′からC′へと変位量△
x′A,△x′B・…・・を漸減させるようにして、オ
フセットを小さく、かつハンチングを防止し得る制御装
置を提供しようとするものである。
すなわち、本発明は、偏差に応じた制御力をアクチュェ
−外こ付与しながら急速に偏差を零にすべくァクチュェ
ータを駆動し、従来よりも充分4・に設定した不感帯領
域に達したら前記駆動及び制動を解除することにより、
高速且つ正確に偏差を零に収束させるようにした空気、
ガス等の圧縮性流体を用いるアクチュヱータの制御装置
を提供することを目的とする。しかして、本発明は、空
気、ガス等の圧縮性流体を使用する流体アクチュェータ
により物体の運動を制御する制御装置であって、前記物
体の規定の運動状態と所望の目標の運動状態との偏差を
検出する手段と、前記偏差を零にすべく前記アクチュェ
ータを駆動する駆動手段と、前記偏差に応じた時間間隔
の間欠的な制御信号を発生する制御信号発生手段と、前
記アクチュヱー夕に連絡されて前記制御信号に応答して
前記アクチュェータへの前記圧縮性流体の供v給及び(
又は)排出を間欠的に制御して前記アクチュェータを制
動する制動手段と、前記偏差が予かじめ設定した不感帯
領域に達したとき前記アクチュェータの駆動及び制動を
解除する解除手段とからなり、前記偏差を高速且つ正確
に零に収束させるという作用効果を奏する流体アクチュ
ェー夕の制御装置を提供しようとするものである。
これにより、本発明は偏差に応じた制動力をアクチュェ
ータに付与しながらアクチュェータを駆動することによ
り、従来より高速で前記偏差を零にすべくアクチュェー
タを駆動することを可能にし、仮に高速で駆動しすぎた
としても付与する制動力によりそれを相殺することが可
能で、しかも制動力により有効な駆動力を調整しながら
偏差を零に近ずけることにより、従来のようにオーバー
シュート及びハンチング(アクチュヱータの持続振動)
の発生を防止することにより、不感帯領域を従来に比し
充分4・に設定することを可能にすることによって、偏
差を零に収束させてァクチュェータの位置及び速度精度
を高めるものである。
また、本発明は、空気、ガス等の圧縮性流体を使用する
流体アクチュェータにより物体の運動を制御する装置に
おいて、前記物体の現実の運動状態と所望の目標の運動
状態との偏差を経時的に検出する手段と、該偏差を減少
すべく前記アクチュェータを駆動する駆動手段と、前記
偏差に応じた時間間隔の間欠的な制御信号を発生する制
御信号発生手段と、前記制御信号を前記駆動手段に出力
することによって、該駆動手段により前記アクチュヱー
タへの前記圧縮性流体の供給及び(又は)排出を間欠的
に制御して、結果的に前記偏差に応じた制動力を前記ァ
クチュェータに付与する制動手段と、前記偏差が予かじ
め設定した不感帯領域に達したとき前記アクチュェータ
の駆動及び制動を解除する解除手段とにより、前記偏差
を零に収束させるようにした流体アクチュェータの制御
装置を提供しようとするものである。これにより、駆動
及び制動の共用化を図ることができ、その結果、この種
装置の構成を簡単にし得る。また、本発明は、空気、ガ
ス等の圧縮性流体を使用する流体ァクチュェー外こより
物体の運動を制御する装置において、前記物体の現実の
運動状態と所望の目標の運動状態との偏差を経時的に検
出する手段と、該偏差を減少すべ〈前記アクチュェータ
を駆動する駆動手段と、前記偏差に応じた時間間隔の間
欠的な制御信号を発生する制御信号発生手段と、前記駆
動手段と前記アクチュェータとの間に介袋した流体制御
手段に前記制御信号を出力することによって、該流体制
御手段により前記アクチュェータの前記圧縮性流体の供
給及び(又は)排出を間欠的に制御して、結果的に前記
偏差に応じた制動力を前記アクチュェータに付与する制
動手段と、前記偏差が予かじめ設定した不惑帯領域に達
したとき前記ァクチュェータの駆動及び制動を解除する
解除手段とにより、前記偏差を零に収束させるようにし
た流体アクチュェータの制御装置を提供しようとするも
のである。
これにより、前記制動手段が前記偏差に応じた制動力を
前記アクチュェータに付与するにあたり、前記制御信号
に応答して前記アクチュェ−夕への前記圧縮性流体の供
給及び(又は)排出を間欠的に制御する流体制御手段を
、前記駆動手段と前記アクチュェータとの間に介袋すれ
ばよいので、この種装置の制動系の構成をより一層簡単
にかつ実現し易いものとし得る。また、本発明は、空気
、ガス等の圧縮性流体を使用する流体アクチュェ−ター
こより物体の運動を制御する装置において、前記物体の
現実の運動状態と所望の目標の運動状態との偏差を経時
的に検出する手段と、該偏差を減少すべ〈前記アクチュ
ェータを駆動する駆動手段と、前記偏差に応じた時間間
隔の間欠的な制御信号を発生する制御信号発生手段と、
前記ァクチュェー夕に連絡した流体制御手段に前記制御
信号を出力することによって、該流体制御手段により前
記アクチュェータへの前記圧縮性流体の供給及び(又は
)排出を間欠的に制御して、結果的に前記偏差に応じた
制動力を前記ァクチュェータに付与する制動手段と、前
記偏差が予かじめ設定した不感帯領域に達したとき前記
ァクチュェータの駆動及び制動を解除する解除手段とに
より、前記偏差を零に収束させるようにした流体アクチ
ュェータの制御装置を提供しようとするものである。
これにより、駆動及び制動を別個独立に設計することが
できる。その結果、駆動系と制動系を並用する場合は、
両者のかねあいで性能要因を決定しなければならず、両
系の最適条件で設定することができないのに対し、この
種装置の駆動系及び制動系の空気供聯合圧、バルブの応
答性、配管系の容量その他の性能要因を夫々最適に設定
できるので夫々の最適な作動を可能にする。さらに、本
発明は応答性(高速性)及び精度を上げるために、本発
明の制御装置の入力信号として、前記偏差に加えてアク
チュェータのピストン速度及び前記偏差の時間変化率を
採用する態様も可能で、それに応じた制御回路を付加す
ることにより上記目的を一層効果的に達成するものであ
る。
この態様としては以下に示すものがある。{1ー 前記
偏差とアクチュェータのピストン速度に応じて制動力及
び駆動力を制御する態様。(この態様を実現するために
各種の論理回路を採用し得る。)なお、この態様におい
ては、ピストン速度を検出しそれに応じて制動力及び駆
動力を制御することにより、アクチュェータの飛跳現象
(スティック・スリップ現象)及びピストン、物体の慣
性、制御すべき対象物の遅れ等に基〈過大な速度を抑制
することができる。‘2} 前記偏差とその時間変化率
に応じて制動力及び駆動力を制御する態様。
(この態様を実現するために各種の論理回路を採用し得
る。)‘3} 前記偏差とアクチュェータのピストン速
度及び偏差の時間変化率に応じて制動力及び駆動力を制
御する態様。
(この態様を実現するために各種の論理回路を採用し得
る。)また、本発明のァクチュェー夕の制動の態様とし
ては、駆動用の流体供給及び排出装置を共用してその流
体の供給及び排出量を制御することにより、アクチュェ
ータに制動力を付与し駆動力を制御する態様がある。
また、単に流体の供給の遮断及び流体の排出を封じ込め
るという制動力の付与態様がある。この場合、制動用の
電気回路と駆動用の電気回路を共用化し回路の簡単化を
図ることができる。さらに、駆動用の流体供給及び排出
装置とは別個に、制動用の電気回路及び制動力付与手段
を並設する態様がある。
この場合、駆動及び制動を別個独立に設計することによ
り、夫々の最適な作動を可能にするものである。この態
様における制動力付与手段としては、前述した駆動用の
装置と同様に流体の供給及び排出量を制御する手法及び
単に流体の供給の遮断及び排出流体を封じ込める手法、
その他供給及び排出を一時的に逆に切換える手法を採用
することができる。それ以外にもソレノィド等を励磁し
てアクチュェータのピストンロッドを進行方向とは逆方
向に吸引またはその動きを阻止することにより、制動力
を付与する手法、その他の電気的、電磁的に制動力を付
与する手法、さらにいわゆるブレーキといわれる機械的
制動力の付与の手法を採用することができる。以下本発
明の各実施例を図面について説明する。本第1実施例は
、第5図に示すように、特許請求の範囲第1項および第
3項記載の発明に属し、圧力Psの空気圧を供給する空
気圧供給源と、空気圧供給源に連絡した切換弁225と
で構成される駆動手段と空気アクチュェータとの間の配
管4a,4bに流体制御手段としてのON−OFFバル
ブ121a,12 1bを配設し、このON−OFFバ
ルブ121a,121bを間欠的に制御して、制動力を
空気ァクチュェー外こ付与するものである。第5図は空
気アクチュェータ1のピストンロッド4に一体的に取付
けた物体223を図示x方向に向けて指定位置のへ正確
に移動させるための位置決め装置の一例を示している。
この実施例において、物体223の変位xはピストンロ
ッド4と共に動くように取付けた変位検出用ポテンショ
メー夕222により検出され、また指定位層のは図の左
方上部に示したポテンショメータと電圧源との組合わせ
よりなる基準電圧設定装置226にて定められる。差動
増幅器101は、指定位置brと現在の変位(位置)x
との差、(M−x=−ご(ど≧0))を検出し、この出
力−ごを増幅度が−y(y>0)の増幅器202がyご
に増幅する。増幅器202の出力側には、偏差yどの正
負を判別しyご>0のときには“0”、yどく0のとき
には“1”の電圧を発生する第1コンパレータ302の
入力端子と、偏差ッどの絶対値lyごlを発生する絶対
値回路103の入力端子が接続されている。絶対値回路
103の出力端に接続した第2コンパレータ106およ
び第3コンパレータ301は、絶対値!yご lがそれ
ぞれにて設定した規定値ごh,ごc(fh>ごc>0)
よりも大か小かを判別する。すなわち、第2コンパレー
タIQ6はlyごl>ごhのときに“1”の電圧を発生
し、またlyご’くchのときには“0”の電圧を発生
する。なお、この出力はOR回路314および315の
入力端に付与される。また、第3コンパレータ301は
lyご‘ごcのときには“1”の電圧を発生し、またl
yごISどcのときには“0”の電圧を発生する。そし
て、この出力はAND回路31 1の入力端に付与され
る。また、絶対値回路103の出力端は、パルス幅変調
回路221の入力端子に接続され、またパルス幅変調回
路221は非安定マルチパイプレータ2201こよりそ
の作動を制御される。
すなわち、このパルス幅変調回路221は、非安定マル
チパイプレータ220からの信号に応答して三角波を周
期的に発生させるトランジスタ、抵抗器、コンデンサか
らなる部分と、この三角波と絶対値lyごlとの差を比
較するコンパレータの部分とを具備していて、lyごl
が大なるときには“1”の電圧を保持する時間的割合が
大きく、lyごlが4・なるときには‘‘0”の電圧を
保持する時間的割合が大きくなるパルス幅をもつパルス
を発生する。また、このときパルス幅変調回路221に
使用している演算増幅器230のオフセット調整端子と
マイナス電源に接続されている可変抵抗器231を調整
してlyごlが極めて小さくなりほゞ零になったときに
パルスの“1”となる時間割合が零となるようにしてお
く。このように変調されたパルスがAND回路311,
312,313の各入力端に付与される。AND回路3
11は第3コンパレータ301の出力とパルス幅変調回
路221の出力が共に付与されたとき“1’’の電圧を
発生し、またAND回路312や第1コンパレータ30
2の出力とパルス幅変調回路221の出力が共に付与さ
れたとき“1”の電圧を発生する。
また、AND回路313は第1コンパレータ302の出
力側に“0”の電圧が生じたときインバ−夕318を通
して付与される“1”の電圧とパルス幅変調回路221
から付与されるパルスとにより作動してその出力端にて
“1”の電圧を生じる。しかして、OR回路314の各
入力端には、第2コンパレータ106、AND回路31
1およびAND回路312の各出力端が接続されてお
り、このOR回路314の出力端には抵抗320、パワ
ートランジスタ316を介してON−OFFバルブ12
1bの電磁コイルが接続されている。また、OR回路3
15の各入力端には、第1コンパレータ106、AND
回路311およびAND回路313の各出力端が接続さ
れており、このOR回路315の出力端には抵抗321
、パワートランジスタ317を介してON−OFFバル
ブ121aの電磁コイルが接続されている。なお、第1
コンパレータ302の出力端には、抵抗322とパワー
トランジスタ213を介して四方向切換弁225の電磁
コイルが接続されている。また、前記各回路101,2
02,103,221,106,301および302に
使用した増幅器は通常の演算増幅器である。上記のよう
に構成した電気的制御回路において、第1コンパレータ
302の出力端に“1”の電圧が発生すると、切換弁2
25が図示の状態に切換って空気圧力源Psが配管4a
に接続され大気Poが配管4bに接続される。
またこのとき、OR回路314と315の各出力端に‘
‘1”の電圧が発生すると、ON−OFFバルブ121
aと121bが共に励磁されてアクチュェータ1の左右
両室2a,2bに蓮適する各配管3a,3bを各配管4
a,4bに接続する。次に、上記構成の電気的制御回路
により物体223を第5図において図示x方向に向けて
指定位置yrへ移動させる動作例について説明する。
いま、物体223が図示の初期位置(x=0)にあると
き、基準電圧設定装置226にて指定位置のに対応する
正の電圧M,が発すると、差動増幅器202の出力端に
は(M−x)(一y):−y(M.−0)=yごという
正の偏差電圧yごが生じる。これにより、第1コンパレ
ータ302の出力は“0”となり、トランジスタ213
が非作動状態となって切換弁225の電磁コイルに電流
が流れないので、切換弁225は図示の状態から左へ切
換わり、空気圧力源Psを配管4bに接続し、大気Po
を配管4aに接続する。一方、第2コンパレータ106
と第3コンパレータ301においては、絶対値回路10
・3の出力lッご!が規定値どhよりも大きければ、第
2コンパレータ106の出力が“1”となって、OR回
路314,315の出力が共に“1”となる。このため
、ON−OFFバルブ1 2 1a,1 2 1 bが
共に励磁されて、配管3a,3bを配管4a,4bに接
続し、アクチュェータ1の石室2bを空気圧力源Psに
蓮通させると同時に左室2aを大気に開放する。またこ
のとき、パルス幅変調回路221の出力においては、絶
対値lyごlに対応した変調率のパルスが発せられてい
るが、OR回路314,315の入力が第2コンパレ−
夕106の出力によって“1”となっているので、ON
−OFFバルブ121a,121bはこのパルス幅変調
回路221の出力パルスとは無関係にその作動状態が保
持される。
したがって、この状態にては、アクチュェータ1の石室
2bが高圧、左室2aが低圧となって、ピストン3が図
示左方に動き、それに伴いピストンロッド4に敬付けた
物体223が図示x方向へすばやく移動する。
(第6図のA城ごc<ごh<lyごl参照)次に物体2
23がx方向へ移動した結果、絶対値回路103の出力
lyごlが規定値ごhよりも小さくなると、第2コンパ
レータ106の出力は“0”となり、一方第3コンパレ
ータ301の出力はlyどl>ごcである闇“1”とな
っているので、AND回路3 1 1はパルス幅変調回
路221のパルスをOR回路314,31 5に加える
ように利用する。
これにより、ON−OFFバルブ12‘a,121bは
パルス幅変調回路221から付与されるlッご lに対
応した変調率のパルスに応答して開閉動作をはじめる。
このため、第6図に示したごc<lyごl<川のB城で
は、アクチュェータ1の右室2bが空気圧力源Psに断
続的に接続され、一方左室2a内の空気が断続的に外部
へ流出して、物体223は段階的にx方向へ動き続け、
その平均速度は前記A城の状態!yご l>ごh>ごc
のときに比して小となる。つづいて、物体223の移動
が更に進み、やがて絶対値回路103の出力lッご l
が前記各規定値ごh,ごcに対してlyごl<ごc<ご
hとなると、第3コンパレータ301の出力も“0”と
なり、AND回路311はもはやパルス幅変調回路22
1からのパルスをOR回路314,315に加えなくな
る。また、このとき第1コンパレータ302の出力は“
0”であるので、AND回路312もパルス幅変調回路
221からのパルスをOR回路314へ加えない。一方
、インバータ318は第1コンパレータ302の出力が
“0”であるときAND回路313に対して“1”の出
力を発しているので、AND回路313のみがパルス幅
変調回路221からのパルスをOR回路315に加える
ように作用する。これにより、OR−OFFバルブ12
1bは開閉動作を中止して閉状態となり、アクチュェー
タ1の左室2a内の空気をとじ込める。
一方、ON−OFFバルブ121aはパルス幅変調回路
221からAND回路31 3、OR回路315を通し
て付与される絶対値lyごlに対応した変調率のパルス
に応答して開閉動作を持続し、アクチュェーターの石室
2bのみを空気圧力源Psに断続的に接続する。このた
め、第6図に示したlyご!<ごc<ごhのC城では、
物体223はアクチュェーターの左室2a内の空気を圧
縮しながら左勤するため、その進行方向に対して制動を
かけられた状態となり、絶対値lyご lに対応した変
調率のパルス幅に応答して変化する変位量△xnが漸次
減少した状態にて指定位置のに接近する。かくして、蓋
動増幅器202の出力端に生じる偏差電圧yごがほゞ零
となり、絶対値回路103の出力lyごlがほ)、零に
なると、パルス幅変調回路221にて変調されるパルス
の“1”となる幅がなくなってON−OFFバルブ12
1aの動作も停止し、アクチュェータ1の石室2bもと
じ込められたままの状態となる。
その結果、物体223は指定変位量の以上移動すること
なく、またその移動時にハンチングを生じることなく、
指定変位に正確に位置決めされる。なお、上記実施例に
おいて物体223を上記とは逆方向に向けて指定位置の
へ移動させる場合には、基準電圧設定装置226にて指
定位置のに対応する電圧ごr2(M,>の2)を発生さ
せればよく、この場合には切換弁225の切換作動が上
記とは逆になることを除けばその他の動作は上記と実質
的に同じとなる。
以上の説明から明らかなとおり、本実施例においてはア
クチュェータ1の指定位置のに相当する電圧とアクチュ
ェーターの現実の位置xに対応する電圧との偏差yどの
絶対値lyどlを経時的に検出して、この絶対値lyご
lが第2コンパレータ106にて設定した第1の規定値
ごh以下に減少したときアクチュェー夕1への圧縮空気
の供給とアクチュェーターからの空気流出を絶対値ly
ごlの変化に対応する時間間隔にて間欠的に行わせ、絶
対値lyごlが第3コンパレータ301にて設定した第
2の規定値ごc以下に減少したときアクチュェータ1か
らの空気流出を封じ込めるとともにアクチュェータ1へ
の圧縮空気の供給を絶対値lyごlの変化に対応する時
間間隔にて引続き間欠的に行わせ、さらに絶対値lyご
lが零に達したときアクチュェータへの圧縮空気の供給
を遮断して封じ込めるようにしたことにその作動上の特
徴がある。
次に第7図および第8図を参照して前記実施例の変形例
について説明すると、この変形例においては、前記実施
例の電気的制御回路に、物体223の移動速度xを求め
るための微分回路401とこの微分回路401から得ら
れる速度値xと前記差動増幅器202の出力として検出
される偏差yどとの関係を判別するための第4コンパレ
ータ402を附加し、かつ第4コンパレータ402の後
段の論理回路を変更してNAND回路405,406お
よびAND回路116,407,408を採用したこと
にその構成上の特徴がある。
なお、その他の回路構成は前記実施例と同じであるので
、同じ素子には同じ符号を付してその説明は省略する。
しかして、第7図に示したこの変形例において、微分回
路401は通常の演算増幅器を備えてし・て物体223
の変位検出用ポテンショメータ222から得られる出力
信号を微分して物体223の移動速度xを検出している
微分回路401の出力機には抵抗402aを介して第4
コンパレータ402の一方の入力端が接続され、またこ
の第4コンパレータ402の同一の入力端には前記増幅
器202の出力端が抵抗402bを介して接続されてい
る。そして、この第4コンパレータ402あるいはその
出力機に接続されたィンバータ403においては、第8
図に示した論理図に従って、増幅器202の出力yごが
ッご>0でyご>xの状態r4にあるときには第4コン
パレータ402の出力端には“0”、またはッご>0で
yごくxの状態r,にあるときには、その出力端に“1
”の電圧が現われ、また前記出力yごがッごく0かつy
どくxの状態「3にあるときにはィンバータ403の出
力が“0”、またはyどく0かつyご>xの状態r2に
あらるときには、その出力端に“1”の電圧が現われる
。NAND回路405はその一方の入力端にて第4コン
パレータ402の出力機に接続され、他方の入力端にて
ィンバータ404を介して前述した第1コンパレータ3
02の出力端に接続されており、このNAND回路40
5の出力側にはAND回路407を介して前述したOR
回路314が接続されている。
NAND回路406は前述のごとくその一の入力橋にて
ィンバ−夕403を介して第4コンパレータ402の出
力端に接続され、他方の入力端にて前記第1コンパレー
タ302の出力端に直接接続されている。AND回路1
1 6はその一方の入力機にて前述したパルス幅変調
回路221の出力機に接続これ、他方の入力端にて前記
第3コンパレータ301の出力端に接続されている。A
ND回路407はその入力側にてAND回路1 16の
出力端とNAND回路405の出力端に接続されており
、またAND回路408はその入力側にてAND回路1
16の出力端とNAND回路406の出力端に薮綾さ
れている。しかして、この電気的制御回路においては、
前記実施例にて述べたOR回路31 4の入力側にはA
ND回路407の出力と前記第2コンパレータ106の
出力が付与され、また他方のOR回路315の入力側に
はAND回路408の出力と前記第2コンパレータ10
6の出力が付与される。なお、この変形例においては前
記第3コンパレータ301の規定館ごcをどc主0とし
てある次にこのように構成した電気的制御回路により物
体223を第7図において図示x方向へ指定位置Mに移
動させる動作例を以下に説明する。
いま物体223が図示の初期位置(x=0)にあるとき
、基準電圧設定装置226にて指定位置のに対応する正
の露圧づr,が発すると、蓋動増幅器202の出力端に
は(M−x)(一ッ)=(一y)(〆,一0)=yどと
いう正の偏差電圧yごが現われる。これにより、第1コ
ンパレータ302の出力が“0”となり、トランジスタ
213が非導適状態となって切検弁225の電磁コイル
に電流が流れないので、功換弁225は図示の状態から
左へ切換わり、空気圧力源Psを配管4bに接続し、大
気Poを配管4aに接続する。一方、第2コンパレータ
106と第3コンパレータ301においては、絶対値回
路103の出力lyごlが規定値ごhよりも大きければ
、第2コンパレータ106の出力が“1”となって、O
R回路314,315の出力が共に“1”となる。
これにより、両パワートランジスタ316,317が共
に導通し、ON−OFFバルブ121a,121bが共
に励磁されて、配管3a,3bを配管4a,4Mこ接続
し、ァクチュェーターの石室2bを空気圧力源正sに蓬
通させると同時に左室2aを大気に開放する。なお、こ
のとき第3コンパレータ301の出力も“1”となって
、この出力がAND回路1 16の一方の入力端に付与
されるとともに、パルス幅変調回路221の出力パルス
がAND回路116の他の入力端に付与される。
したがって、AND回路116の出力側には、第3コン
パレータ301の出力が“1”である間、パルス幅変調
回路221から発する変調パルスが現われている。しか
して、この状態にてはアクチュェータ1の石室2bが高
圧、左室2aが低圧となって、ピストン3が図示左方に
動き、物体223が図示x方向へすばやく移動する。次
に物体223がx方向へ移動した結果、絶対値回路10
3の出力lyご!が規定値ごhよりも小さくなると、第
2コンパレータ106の出力は“0”となり、一方第3
コンパレー夕301の出力はlッごl>ごcである間“
1”となっているので、AND回路1 1 6の出力端
には上述したとおりパルス幅変調回路221の変調パル
スが現われている。また、このとき物体223の速度x
がッcよりも小であれば、第4コンパレータ402の出
力は“0”である。一方、第1コンパレータ302は上
述したとおり“0”の電圧を発しているのでインバータ
404の出力は“1”である。その結果、NAND回路
405の出力端には“1”の電圧が現われ、この電圧が
AND回路407に加えられる。このため、AND回路
407はパルス幅変調回路221の変調パルスをOR回
路314に加えるように作用する。これにより、ON−
OFFバルブ121bはパルス幅変調回路221から付
与されるlッごlに対応した変調率のパルスに応答して
開閉動作をはじめる。また、このとき第4コンパレータ
402の出力が‘‘0’’であることにより、インバー
タ403の出力が“1”となるため、NAND回路40
6の入力側にはインバータ403からの“1”の電圧と
第1コンパレータ302からの“0”の電圧が付与され
る。
その結果、NAND回路406の出力端にも“1”の電
圧が現われ、この電圧がAND回路408に加えられる
。このため、AND回路408はパルス幅変調回路22
1の変調パルスをOR回路315に加えるように作用す
る。これにより、ON−OFFバルブ121 aも前記
ON−OFFバルブ121bと同様に開閉動作をはじめ
る。しかして、この状態にては、アクチュェータ1の右
室2bが空気圧力源Psに断続的に接続され、一方左室
2a内の空気が断続的に外部へ流出して、物体223は
前記パルス幅変調回路221から発する変調パルスに応
答して段階的にx方向へ動き続ける。
また、物体223の移動時に微分回路401にて検出さ
れる速度xがyごより大きくなったときには、第4コン
パレータ402の出力が“1”となる。
このため、NAND回路405の入力端にはこの第4コ
ンパレータ402から発する“1”の電圧とィンバータ
404の出力側に現われる“1”の電圧が加えられて、
このNAND回路405の出力は“0”となる。その結
果、AND回路407の出力はAND回路116の出力
とは無関係に“0”となり、OR回路314の出力も“
0”となって、パワートランジスタ316が非導適状態
となる。これにより、ON−OFFバルフ121bは開
閉動作を中止して閉〕伏態となり、ァクチュヱータ1の
左室2a内の空気を封じ込める。一方、NAND回路4
06の入力端には第1コンパレータ302から“0”の
出力が付与され.ているため、このNAND回路406
の出力はインバータ403の出力状態とは無関係に“1
”となる。
このため、AND回路408はパルス幅変調回路221
の変調パルスをOR回路315に加えるように作用し、
パワートランジスタ317はON−OFFバルブ121
aの開閉動作を持続させる。しかして、この状態にては
、物体223はアクチュェータ1の左室2a内の空気を
圧縮しながら左勤するため、その進行方向に対して制動
をかけられた状態となり、速度xが減少してゆく。また
、この減速作用により微分回路401にて検出される速
度xが偏差電圧yごに対してx<yごとなれば、上述し
た第4コンパレータ402の出力が再び“0’’となり
、ON−OFFバルブ121bが再びパルス幅変調回路
221の変調パルスに応答して開閉し始める。以下この
ような作用を繰り返えして、物体223はアクチュ.ヱ
ータ1内に生じる鞄性摩擦に影響されない、もしくは鞄
性摩擦及びその他の悪影響を最少限にくし、とめてハン
チングを生じることなく指定位置のへ変位し、偏差電圧
yどの絶対値!yごlが第3コンパレータ301にて設
定した規定値ごc以下に減少すると、第3コンパレータ
301の出力が“0”となる。この結果、AND回路1
16の出力が“0”となり、またAND回路407と4
08の出力も“0”となって、両ON−OFFバルブ1
2 1 a,121bの動作が停止し、アクチュェータ
1の両室2a,2b内の空気が封じ込められたままの状
態となる。それと同時に、第1コンパレータ302の出
力が“1”となって、功換弁225が図示の状態に切換
わる。かくして、物体223は指定位置に正確に位置決
めされる。なお、この変形例においても、物体223を
上記作動とは逆方向に向けて指定位置yrへ移動させる
場合には、基準電圧設定装置226にて指定変位曇りr
に対応する電圧3r2(y,>yr2)を発生させれば
よい。
以上の説明から明らかなとおり、この変形例においては
指定位置のに相当する電圧とアクチュェー夕1の現実の
位置xに対応する電圧との偏差yどの絶対値lyごlが
第2コンパレー夕106にて設定した第1の規定値ごh
以下に減少したとき、前記ON−OFFバルブ121a
,1 21bの開閉作動を開始させて、アクチュェータ
1への圧縮空気の供給とアクチュェー夕1からの空気流
出を絶対値lッご lに比例する周波数にて制御し、そ
の後は前記微分回路401にて検出される物体223の
速度xと前記偏差電圧yfとを比較して得られる信号に
より空気流出側のON−OFFバルブ121b(又は1
21a)の作動を制御して、アクチュヱータ1からの流
出空気の封じ込め作用を補正するようにしたことにその
作動上の特徴があり、これにより前記第3コンパレータ
301にて設定する規定値ごcを実質的に零に近似させ
てアクチュェータ1のオフセットを極めて小さくするこ
とができる。
また、このような本変形例の作用効果は前記実施例にお
けると同様の駆動手段及び流体制御手段のもとに達成し
得る。
次に第9図〜第12図を参照して本発明の第2実施例に
ついて説明する。
この実施例は自動車の自動速度制御装置における空気ア
クチュヱータの制御に本発明を適用した例であって、第
9図にてその構成を概略的に示してある。本第2実施例
は、特許請求の範囲の第1項および第2項にて記載の発
明に属し、駆動手段としての切襖弁122およびON−
OFFバルブ121を制動手段の流体制御手段として共
用するものであり、制動時かかるバルブを間欠的に制御
するものである。第9図において、空気アクチュェータ
1はピストンロッド4の往復運動によりアクセルペダル
22を制御する。アクセルペダル22は支点21を中心
に揺動し、その他端にはリンク23を介してクランク2
4が連結されている。クランク24は支点26に枢着さ
れていて、ばね25とアクセルリンク27とにより釣合
状態を保っている。アクセルリンク27によってエンジ
ン28への燃料供給量が制御され、エンジン回転数が制
御されることになる。いま、仮りにピストンロッド4が
右方へ運動したとすると、アクセルペダル22は支点2
1を中心にして時計方向へ回転し、クランク24は反時
計方向へ回転してアクセルリンク27が左方へ引張られ
、エンジン28の回転数が上昇する。なお、符号29は
エンジン回転数又は車途を検出する公知の車速検出装置
である。しかして、この自動速度制御装置においては、
目標速度のと車遠検出装置29にて検出される現実の車
速ycとを比較して偏差ごを求め、この偏差ごを微分回
路32にて微分してごを求めるとともに、ピストンロッ
ド4の加速度を加速度検出装置3川こより検出し、これ
を積分回路31にて積分して速度xを求め、この速度x
と前記微分値ごに応じてアクチュェーターに供給される
空気流量qを制御するようにした電気的制御回路が採用
されている。
次に、この電気的制御回路の実施回路を第10図を参照
して説明すると、上述した目標速度けはポテンショメー
タと電圧源との組合わせよりなる基準電圧設定装置22
6にて設定され、この基準電圧設定装置226から与え
られる目標速度けと図の右方下部に示した車遠検出装置
29にて検出される現実の車速のとが差動増幅器101
にて加算されて偏差−ごとして検出され、この世力−ご
が比例回路及び微分回路よりなる回路32(以下単に微
分回路32という)の出力端にy,ご十y2 ごとして
検出される。
なお、ここでy,は低周波における増幅度で比例係数を
示しy2は高周波における増幅度で比例係数を示してい
る。微分回路32の出力端には、後述する各コンパレー
タ108,109,110,111の各入力端子、と前
記信号y,c十ッ2 ごの絶対値ly,ご+y2ごlを
発生する絶対値回路103の入力端子が接続されている
。また、コンパレータ108と109の他の入力端子に
は、アクチュェータ1の加速度を検出する加速度検出装
置30からの信号を積分して速度値xを求める積分回路
107の出力端が接続されている。かくして、コンパレ
ータ108においては、微分回路32の出力源に現われ
る信号y,ご十y2ごと積分回路107の出力端に現わ
れる速度値xが比較され、x>y,ご+y2 どの状態
になったときその出力端に“1”の電圧が発生し、これ
によりパワー増幅器113が作動して切襖弁122が励
磁され、アクチュェ−夕1への配管が図示のごとく大気
Foに導適する。
また、上記条件が満されない場合には、コンパレータ1
08の出力端に“0”の電圧が発生し、パワー増幅器1
13は非作動状態にあって切襖弁122は消磁されてお
り、アクチュェータ1への配管は空気圧力源Psに導適
している。一方、コンパレータ109はx<y,ど十y
2 どの状態にあるときその出力端に“1”の電圧を発
生するもので、その出力端にはAND回路1 18の入
力端が接続されている。コンパレータ110と111に
おいては、前記信号y・ご十y2 ごがそれぞれにて設
定した規定値ご−zcよりも大か小かが判別されていて
、コンパレータ11川まッ,ご+y2 ご>ごcの状態
にあるとき“1”の電圧を発生し、その出力端にはAN
D回路1 17とOR回路1 19の各入力端が接続さ
れている。一方、コンパレー夕111はy・ご+y2
ごく一ccの状態にあるとき“1”の電圧を発生し、そ
の出力端にはAND回路118とOR回路119の各入
力端が接続されている。また、前記絶対値回路103の
出力端にはコンパレー夕106の入力端と発振回路10
4の入力端が接続されており、さらにコンパレータ10
6の出力端にはOR回路120の入力端が接続され、一
方発振回路104の出力側には単安定マルチパイプレー
タ105が接続されている。発振回路104は絶対値回
路103の出力ly,ご+y2 ごlに比例した周波数
の信号を発生し、この発振信号が単安定マルチパイプレ
ータ105にて一定幅のパルスに変換され、AND回路
116を介してOR回路12川こ付与される。また、コ
ンパレータ106は絶対値回路103の出力lッ,ご十
y2 ご lがコンパレータ106にて設定した規定値
ごhより大か小かを判別するもので、ly,ご+y2
ごl>ごhの状態にあるときには“1”の電圧を発生し
、OR回路120の出力を“1”とする。また、AND
回路116はOR回路119の出力がその入力端に加え
られたとき単安定マルチバイブレータ105のパルスを
OR回路1201こ付与するように作用し、またOR回
路120はコンパレータ106、AND回路117又は
118の出力が“1”であるとき“1”の電圧を発生し
てパワー増幅器1 12を駆動させON−OFFパルプ
121を励磁する。
さらにまた、このOR回路120は、前記コンパレータ
106、虹ND回路1 17および118の出力が全べ
て“0”でありかつOR回路119の出力が“0”であ
るとき、単安定マルチパイプレータ105のパルスをパ
ワー増幅器112に加えてON−OFFバルブ121を
間欠的に励磁する。なお、図中符号115は電源を示し
、符中S,,S2,S3は電源端子を示している。次に
上記構成の電気的制御回路によるアクチュェー夕1の制
御作用について説明すると、いまアクチュェーターが静
止している状態にて微分回路32の出力端に信号ッ,ご
+ッ2 ごが現われて、この信号の絶対値ly,ご+y
2 ご lがコンパレータ106の規定値‘hより大で
あるとすれば、コンパレータ106の出力端に“1”の
電圧が生じてOR回路120の出力が“1”となり、O
N−OFFバルブ121がパワー増幅器1 1 2の作
動によって励磁され、アクチュェータ1への配管が蓮適
状態となる。また、このとき積分回路107の出力刈ま
当然x<y,ご+y2 1の状態にあるため、コンパレ
ータT08の出力が“0”となって切換弁122が消滋
された状態となり、アクチュェーターへの配管が空気圧
力源Psに接続される。このため、アクチュェータ1の
圧力室内に圧縮空気が供給され、やがでピストン3が図
示左方へ動き始める。(第11図および第12図のA−
B領域参照)なお、このときAND回路117,118
の出力は“0”であり、OR回路119の出力は“1”
となる。これによりピストン3の移動速度が増して前記
絶対値ly.ご+y2 ごlが規定値rhより減少する
とともに積分回路107の出力として現われる速度値−
×が微分値y,ど十y2 どよりも増大すると、コンパ
レータ106の出力が“0”となりかつコンパレータ1
08の出力が“1”となり、さらにAND回路117の
出力が“1”となる。
その結果、切換弁122がパワー増幅器1 13の作動
により励磁されてアクチュェータ1への配管を大気Po
に接続するとともにON−OFFバルブ121がOR回
路120を通して付与されるAND回路1 1 7の出
力により開状態を維持し、アクチュェータ1内の圧縮空
気を外部へ流出させる。(第11図および第12図のB
−C−D−E領域中C近傍参照)これによりピストン3
の移動速度が減じられると、前記速度値xが微分値y,
ご十y2 ごよりも減少して、コンパレータ108とA
ND回路1 17の出力が再び“0”となり、切換弁1
22が消滋されてアクチュェータ1への配管が再び空気
圧力源Psに接続され、一方ON−OFFバルブ121
がAND回路1 16、OR回路1 20を通して付与
される単安定マルチパイプレー夕105のパルスによっ
て開閉作動をする。
このため、この状態にては絶対値lッ,ご十y2 8l
の減少に応じて変化する単安定マルチパイプレータ10
5のパルス数に応答して、空気圧力源Psからアクチュ
ヱータ1の圧力室内に圧縮空気が間欠的に供給され、ピ
ストン3がさらに移動する。(第11図および第12図
のC−D−E−F領域参照)これにより、前記速度値x
が再び前記微分値y,ご+y2 どよりも増大すると、
コンパレータ108とAND回路117の出力が“1”
となり、切襖弁122がパワー増幅器113の作動によ
って励磁され、アクチュェータ1への配管を大気Poに
接続するとともに、ON−OFFバルブ121がOR回
路120を通して付与されるAND回路117の出力に
より開状態を維持し、ァクチュヱ‐夕1内の圧縮空気を
再び外部へ流出させる。
(第11図および第12図のF−G−日領域中F近傍参
照)以後このような制御作動を繰返して、ピストン3が
移動するとともにその速度が減じてゆくと、前記信号y
,ご+y2 ごがコンパレータ110の規定値どcより
も減少するに至る。すると、コンパレータ110の出力
が“0”となりOR回路119の出力が“0”となるた
め、MID回路116の出力が“0”となり、OR回路
120の出力が“0”となる。この結果、パワー増幅器
112にはもはや単安定マルチパイプレータ105のパ
ルスが加えられなくなって、ON−OFFバルブ121
が消磁されその開閉作動を停止して閉じたままの状態と
なる。このため、アクチュヱータ1の圧力室内に供給さ
れた圧縮空気が封じ込められたままの状態となってピス
トン3が停止する。それと同時に、前記速度値xが零と
なってコンパレータ108の出力が“0’’となり、切
換弁122が励磁された状態となって次の作動を待機す
る。なお、上記作動においては、アクチュェー夕1の起
動時に微分回路32にて検出された信号y,ご十y2
どの絶対値ly,ご十y2 ごlがコンパレータ106
の規定値rhより大であるときについての説明がなされ
ているが、前記絶対値ly,ご十y2 ごlが前記規定
値ごhより小であるときには、コンパレータ106の出
力が最初から“0”となり、上述したON−OFFバル
ブ1 2 1の開閉作動が最初からもたらされる。また
、上記作動とは逆にアクチュェータ1が静止している状
態にて微分回路32の出力端にy・ご十y2 2<−ど
cなる負の出力が現われて、この微分値の絶対値ly,
ご+y2 ご !がコンパレータ106の規定値ごhよ
り小である場合には、コンパレータ106の出力が“0
”となり、またコンパレータ110の出力が“0”、コ
ンパレ−夕1 1 1の出力が“1”、OR回路1 1
9の出力が“1”となる。
このため、ON−OFFバルブ121がAND回路1
16、OR回路120を通して付与される単安定マルチ
バィブレ−夕105のパルスに応じて開閉作動を開始す
る。一方、このとき積分回路107の出力xは当然0〒
x>(y,ご十y2 ご)の状態にあるため、コンパレ
ータ108の出力が“1”となり、切換弁122が励磁
されてアクチュェータ1への配管が大気Poに接続され
る。したがって、この初期作動時にはアクチュェータ1
の圧力室内の空気が絶対値ly,s+y2 ごlに比例
した周波数にて間欠的に外部へ流出し、ピストン3がス
プリング5の作用によって図示右方へ動き始める。なお
、このときAND回路117,118の出力は“0”と
なる。このようにして、ピストン3が動き始めて積分回
路107の出力xが微分値y,ど十y2 どよりも減少
すると、コンパレータ108の出力が‘‘0”、コンパ
レータ1 09の出力が‘‘1”、AND回路118の
出力が“1”となる。
これにより切換弁122が消滋これてァクチュェータ1
への配管を空気圧力源Psに接続し、一方ON−OFF
バルブ121がOR回路120を通じて付与されるAN
D回路1 18の出力により励磁されて開いたままの状
態となる。その結果、アクチュェータ1内に圧縮空気が
供給されてピストン3の速度が減じられる。ついで、前
記信号y,ご+y2 ごがコンパレ−夕111の規定値
−ご。
より増大するに至ると、コンパレータ111の出力が“
0”となつて、OR回路1 19の出力が‘10”、A
ND回路1 18の出力が‘‘0”となり、OR回路1
20の出力が“0”となる。この結果、ON−OFFバ
ルブ121が消磁されて閉じたままの状態となり、アク
チュェータ1の圧力室内に残存する圧縮空気が封じ込め
られて、ピストン3が停止する。以上述べたことから容
易に理解されるとおり、この第2実施例は、特許請求の
範囲第1項及び第2項に記載の発明に属するもので、駆
動手段と、空気供給源疋sとこれに連絡した切換弁12
2とにより構成し、かっこの駆動手段の切換弁122を
ON−OFFバルブ121と共に制動手段として共用し
て、上述のような作動を達成するようになつている。
第11図は上述した本実施例の制御ロジックを図示した
もので、図において横軸はごとごとにy.,ッ2を乗じ
て加えた関数であり、縦髄はアクチュェータ1のピスト
ン3の速度xである。
しかして、この制御ロジッ外こおいて「5は−ごcくy
,ご十ッ2 ごSどcによって決められる領域であり、
この領域ではアクチュェータ1への空気の流入、流出を
全然行わない。r4は、y・ご+y2ご>ごcかつxく
y,ご+y2ごによって決められる領域であり、この領
域ではアクチュェータ1への空気の流入を制御する前記
ON−OFFバルブ121の開閉周波数の絶対値ly,
ど十y2 ごlに比例させる。なお、上述した微分回路
32の増幅度y,とy2との比は、y,ご+y2 ごが
零のとき前記ON−OFFバルブ121を閉じたままに
してもごおよびごが略零値に収束するように定めてある
。「3はr4領域に対応する反対領域でなり、y,ご十
y2 ごく一ごcかつ×>ylご十y2 どの領域であ
る。この領域では、アクチュヱータ1からの空気の流出
を制御する前記ON−OFFバルブ121の開閉周波数
を絶対値ly,ご+y2 ごlに比例させる。r,はy
・ご+y2ご〉ごcかつx>y,ご十y2 どの領域で
なり、この領域ではァクチュェータ1から空気を大量に
流出させるよう前記ON−OFFバルブ121を開いた
ままにする。すなわち、この領域r,はアクチュェータ
変位の行き過ぎを防ぐためのもので、y,ご十y2 ご
が零に近づく程xを4・さく留めるように設計されてい
る。r2はr,領域に対応する反対領域であり、y,ど
十y2 ごく一ごcかつx<y,ご+y2 どのときア
クチユェーターへ空気を大量に流入させるように前記O
N−OFFバルブ121を開いたままにする。次に第1
3図〜第15図を参照して上記第2実施例の変形例につ
いて説明すると、この変形例においてはアクチュェータ
1としてシリンダの左右両室2a,2bに対して圧縮空
気の給鼓を行うようにしたァクチュェ−夕を採用して前
記ON−OFFバルブ1 2 1を一つのON−OFF
バルブ1 21a,121bとなし、かつ制御対象を上
記第1実施例と同じにしたことにその構成上の特徴があ
る。
また、この実施例においては、上記第2実施例の加速度
検出装置30、微分回路32および発振回路104と単
安定マルチパイプレータ105からなるパルス数制御回
路が上記第1実施例にて説明した変位検出用ポテンショ
メータ222、増幅器202およびパルス幅変調回路2
21にそれぞれ置き換えられ、かつ前記積分回路107
が微分回路207に置き換えられている。なお、その他
の回機構成は上記第2実施例と同じであるので、同じ素
子には同じ符号を付してその説明は省略する。このよう
に構成した電気的制御回路において、物体223の静止
時に基準電圧設定袋贋226にて指定位置の(lyrl
>lごcl)に対応する正の電圧ごr,が発すると、差
敷増幅器202の出力端にはy,ごという正の偏差電圧
が現われる。
このとき、微分回路207の出力は“0”なので、コン
パレータ108の出力は‘‘0”、コンパレータ109
の出力は‘‘1”、コンパレータ1 1 0の出力は“
1”、コンパレータ1 1 1の出力は“0”となる。
かくして、AND回路117の出力は“0”AND回路
118の出力も“0”、OR回路119の出力は“1”
となる。このため、パワー増幅器213が非導通状態と
なって切襖弁225の電磁コイルに電流が流れず、切換
弁225は図示の状態から左へ切換わり、空気圧力源P
sを配管4bに接続し、大気Poを配管4aに接続する
。一方、コンパレータ106においては、絶対値回路1
03の出力ly,どlがその規定値どhよりも大きけれ
ば、コンパレータ106の出力端に“1”の電圧が生じ
てOR回路120の出力が“1”となり、ON−OFF
バルブ1 2 1 a,1 21bが共にパワー増幅器
212の作動によって励滋され、配管3a,3bを配管
4a,4bに接続し、アクチュェータ1の右室2bを空
気圧力源Psに蓮通させると同時に左室2aを大気に開
放する。
しかして、この状態にてはアクチュェーターの右室2b
内に圧縮空気が供給され左室2aから排気が行われて、
ピストン3が図示左方へ動き、物体223が図示x方向
へすばやく移動する。(第14図および第15図のB−
C領域参照)これによりピストン3の移動速度が増して
前記絶対値ly,ご!が規定値ごhより減少するととも
に微分回路207の出力として現われる速度値xが前記
偏差電圧y,ごよりも増大すると、コンパレータ106
の出力が“0”となり、かつコンパレータ108の出力
が1となってAND回路117の出力が“1’’となる
このため、切換弁225がパワー増幅器213の導通に
より励磁されて配管4bを大気?oに接続すると同時に
配管4aを空気圧力源Psに接続し、一方ON−OFF
バルブ121a,121bはOR回路120を通して付
与されるAND回路1 17の出力により開状態を維持
する。その結果、アクチュェーターの左室2a内に圧縮
空気が供給され石室2bから排気が行われて、左方へ運
動しつつあったピストン3に制動力が与えられることに
なり、ピストン3の移動速度xが減少する。(第14図
および第15図のC−D−E領域中C近傍参照)しかし
て、微分回路207の速度値xが偏差電圧y,ごよりも
減少すると、コンパレータ108とAND回路117の
出力が再び“0”となり、切換弁225が消滋して配管
4bを空気圧力源Psに接続すると同時に配管4aを大
気Poに接続し、一方ON−OFFバルブ121a,1
21bがAND回路1 16、OR回路120を通して
付与されるパルス幅変調回路221の変調パルスによっ
て開閉作動をなす。
このため、この状態にてはァクチュヱーターの石室2b
が空気圧力源疋sに間欠的に接続され、一方左室2a内
の空気が間欠的に外部へ流出して、物体223は前記変
調パルスに応答して段階的にx方向へ動き続ける。(第
14図および第15図のE−F領域参照)これにより、
前記速度値xが再び偏差電圧y,ごよりも増大すると、
コンパレータ108とAND回路1 1 7の出力が“
1”となり、切換弁225が励磁されて配管4bを大気
Poに配管4aを空気圧力源Psに接続するとともに、
ON−OFFバルブ121a,121bがOR回路12
0を通して付与されるAND回路1 17の出力により
開状態を維持して、アクチュヱータ1の左室2a内に圧
縮空気を供聯合し右室2bから空気を流出させる。
(第14図および第15図のF−G−日領域参照)以下
このような制御作動を繰返して、偏差電圧y,ごが減少
してゆき、コンパレ−夕110の規定値ごcよりも減少
するに至ると、コンパレー夕110の出力が“0”とな
りOR回路119の出力が“0”となるため、AND回
路1 1 6の出力が“0”となり、OR回路120の
出力が“0”となる。
この結果、ON−OFFバルブ121a,121bが消
磁されて閉じたままの状態となり、アクチュェーターの
両室2a,2b内の空気が封じ込められたままの状態と
なって、ピストン3が停止し、物体223が指定位置に
正確に位置決めされる。また、以上のような本変形例の
作動は、前記第1実施例における駆動手段(流体供給源
Ps及び切襖弁225)と、この駆動手段の切換弁22
5を前記第1実施例における流体制御手段(ON−OF
Fバルブ121a,121b)と共に共用してなる制動
手段とのもとに達成し得る。
次に本発明の第3実施例を第16図について説明すると
、この第3実施例は特許請求の範囲第1項および第2項
記載の発明に属し、制動手段及び駆動手段として二方向
切換弁を4個並設し共用する点と、制動力付与の手段と
して、前記実施例にて述べたァクチュェ−夕の駆動とは
逆方向に流体の供給及び排出を行なう制御と、とじこみ
制御とを併用した点に特徴があり、以下前述した実施例
との相違点を中心に説明し、同一部分には同一符号を付
してその説明は省略する。
この第3実施例において、基準電圧設定装置226、差
動増幅器101、微分回路32、絶対値回路103、発
振回路104及び単安定マルチパイプレータ105は前
述した第2実施例と同機の回路よりなる。
AND回路601は、その一方の入力端子を前記単安定
マルチパイプレータ105の出力端子に接続し、所定の
パルス幅を有するパルス信号を入力する。
コンパレータ611は、その一方の入力端子を本装置の
不感帯領域を決定する零に近い規定値ごcに対応する電
圧を出力する基準電圧源に接続し、その他方の入力端子
を入力抵抗を介して絶対値回路103の出力端子に接続
する一方、コンパレータ611の出力端子をAND回路
601の他方の入力端子に接続する。コンパレータ61
2は、その一方の入力端子を前記規定値ごcより大なる
所定の規定値ごhに対応する電圧を出力する基準電圧源
に接続し、他方の入力端子を入力抵抗を介して絶対値回
路103の出力端子に接続する。コンパレータ302は
その一方の入力端子を接地しその他方の入力端子を前記
微分回路32の出力端子に接続する。AND回路602
は、その一方の入力端子を前記AND回路601の出力
端子に接続し、その他方の入力端子をィンバータ603
を介して前記コンパレータ302の出力端子に接続する
。AND回路604は、その一方の入力端子を前記AN
D回路601の出力端子に接続し、その他方の入力端子
を前記コンパレータ302の出力端子に銭続する。AN
D回路605は、その一方の入力端子をAND回路60
2の出力様子に接続し、その他方の入力端子をコンパレ
ータ612の出力端子に接続する。AND回路606は
、その一方の入力端子をAND回路604の出力端子に
接続し、その他方の入力端子をコンパレータ612の出
力端子に接続する。4個のパワートランジスタ621,
622,623及び624はいずれもェミッタ接地で、
その各ベースを各ベース抵抗を介して各山ND回路60
4.602,605及び606の出力端子に接続する。
一方、アクチュェー外まべローフラム型アクチュェータ
で、その石室2bは配管3b、ON−OFFバルブ70
4及び配管4bを介して大気Poに接続するとともに配
管38、ON−OFFバルフ702及び配管4b′を介
して空気圧力源Psに接続している。
また、アクチユェー夕の左室2aは配管3a、ON−O
FFバルブ703及び配管4aを介して大気Poに接続
するとともに配管3a′、ON−OFFバルブ701及
び配管4a′を介して空気圧力源Psに接続する。なお
、前記4個のON−OFFバルブ701,702,70
3及び704は高速型電磁弁でこれらの各ソレノィドは
前記各パワートランジスタ621,622,623及び
624のコレクタに接続されている。以下、上記のよう
に構成した本実施例の動作について説明すると、今、目
標値に対する偏差ごが存在すると仮定すると、微分回路
32はy,ご+y2 ごを出力し、絶対値回路103は
ly,ご+y2 ご lを出力し、単安定マルチパイプ
レータ105はly,ご+ッ2 ご lにて決定される
周波数のパルス信号をそれぞれ出力する。
信号y,ご+y2 ごが正の場合はコンパレータ302
の出力は“0”となり、信号ly,ご+y2 ごlが各
規定値ごc及び小より大の場合はコンパレータ611及
び612の各出力は共に“1”となる。
このとき単安定マルチパイプレータ105からの信号パ
ルスがAND回路601の一入力端子に入力されるごと
に、AND回路601の出力は“1”となる。また、A
ND回路602の一入力端子にはインバータ603から
の信号が入力されているので、AND回路602の出力
はその入力端子にAND回路601の出力信号“1”が
加えられるごとに“1”となる。さらに、AND回路6
05の他の入力端子にはコンパレータ612の出力信号
が入力されているので、AND回路605の出力は、そ
の一入力端子にAND回路602からの信号が入力され
るごとに、“1”となる。従って、パワートランジスタ
622はそのベースにAND回路602の出力信号“1
”が印加されるたびに導通し、ON−OFFバルブ70
2のソレノィドが励磁されてON−OFFバルブ702
は図示の開状態に切換わる。同時に、パワートランジス
タ623はそのベースにAND回路605の出力信号“
1”が印加されるたびに導通し、ON−OFFバルブ7
03のソレノィドが励磁されて、ON−OFFバルブ7
03は図示の開状態に切換わる。これにより、空気圧力
源Psの圧縮空気は配管4b′、ON−OFFバルブ7
02及び配管3b′を通りアクチュェータの右室2bに
供給される。一方、ァクチュヱータの左室2a内の空気
は配管3a、ON−OFFバルブ703及び配管4aを
通り大気Poに放出される。この結果、アクチュェータ
のピストン3及び物体223は図示x方向に移動して偏
差ごを零に収束させるべく減少させる。このとき、ピス
トン3及び物体223の速度が大となりy,ご+y2
どが負になると、コンパレータ302の出力は“1”と
なる。
これにより、コンパレー夕302からインバータ603
を介して加えられる母NO回路602への入力が無くな
る一方、コンパレータ302の出力はAND回路604
の入力端子に直接加えられる。すると、AND回路60
4の入力端子には単安定マルチパイプレータ105の出
力パルスに応じてAND回路601の出力信号“1”が
入力されるので、AND回路604の出力は“1”とな
りAND回路606の入力端子に加えられる。しかして
、ON−OFFバルブ702及び703は閉じる一方、
ON−OFFバルブ701及び704は開状態となるの
で、空気圧力源Psの圧縮空気は配管4を、ON−OF
Fバルブ701及び配管3a′を通りアクチュェータの
左室2aに供給される一方、アクチュヱータの石室2b
の空気は配管3b、ON−OFFバルブ704及び配管
4bを通り大気Poに放出される。その結果、ピストン
3に前述のx方向とは逆向きに制動力を付与することに
なり、ピストン及び物体223のx方向への過大な速度
を減少させる。また、偏差ごが減少して絶対値回路10
3の出力信号ly,ご十y2 ご lが規定値ごhより
小となると、コンパレータ612の出力は“0”となり
AND回路605の出力が“0”となる。
これにより、ON−OFFバルブ703は図示開状態よ
り閉状態に切換えられて、アクチュヱータは、その右室
2bにON−OFFバルブ702を介して空気圧力源P
sの圧縮空気が供給されているにもか)わらず、その左
室22内の空気を封じ込めることになりピストン3のx
方向への移動が制動される。すなわち、ピストンは左室
2a内の空気を圧縮しながらx方向へ移動するので、前
記圧縮空気の反力によりピストン3のx方向の移動速度
が減少される。これにより、AND回路605の出力パ
ルスに対応するピストンの移動量が減少してピストンは
精度よく目標位置に到達せしめられる。さらに偏差cが
4・となり信号ly,ご十y2 ごlがどcより小とな
ってピストンが目標位置近傍に達すると、コンパレ−夕
611の出力は“0”となり、AND回路601の出力
が“0”となる。
このため、ON−OFFバルブ70 1,7 02,7
03及び704はそのバネ力によりすべて閉状態となっ
てアクチュェータのピストン3に対する制動力及び駆動
力が解除されピストン3及び物体223は目標位置に停
止する。以上説明したように、本実施例においては、ア
クチュヱータが駆動される速度を従来よりも大きな値に
設定ることにより、従来の空気ァクチュェータの速度に
比べて高速な状態でァクチュェータのピストンを目標位
置近傍まで移動するとともにスティックスリップ現象、
慣性及び制御対象物の遅れ等に塞く過大な速度を大きな
偏差どの時間変化率ごとして検出し偏差ご及びその時間
変化率ごに応じてアクチュェータはその駆動方向とは逆
向きに制動力を付与する一方、排出側流路を閉状態にし
てアクチュェー外と封じ込め制御による制動力を付与す
ることによって、オーバーシュート、ハンチング等の発
生を防止しつ)高速にてアクチュェータのピストンを精
度よく目標位置に位置決めするという大なる作用効果を
奏する。
以上説明した前記第2および第3実施例及び変形例にお
いては、いずれもアクチュェータの駆動及び制動を同一
の回路及び同一の流体供給装置と排出装置にて行なった
例について述べられているが、アクチュェータの駆動及
び制動を別個の装置にて行なうこともできるので、以下
その一例を第4実施例として第17図を参照しながら前
記各実施例及び変形例との相違点を中心に説明する。第
4実施例は特許請求の範囲第1項および第4項記載の発
明に属し、駆動手段としての空気圧供給源、切換弁22
5、ON−OFFバルブ121a,121bとは別に制
動手段の流体制御手段としての空気圧供給源、功換弁2
25′、ON−OFFバルブ121a′,121b′を
並設するものであり、かかる流体制御手段を制動時間欠
的に制御するものである。本実施例は、アクチュヱータ
のピストン速度xと偏差ごに応じて四方向切襖弁と一対
のON−OFFバルブを制御して、ァクチュヱータに所
定の制動力を付与すべ〈空気を供給するもので、基準電
圧設定装置226、差敷増幅器101と増幅器202に
より偏差を検出し、コンパレー夕302、抵抗322、
パワトランジスタ213と四方向切襖弁225によりア
クチュェータを駆動する。
また、アクチュェー夕の制動は微分回路401、コンパ
レータ109′,108′、インバータ503、AND
回路501,502、OR回路504、抵抗320′,
321′,3、22、パワトランジスタ316′,31
7′,213′、四方切換弁225′とON−OFFバ
ルブ1 2 1a′,1 2 1b′とによりなされる
。アクチュェータに対する駆動力及び制動力の解除は絶
対値回路103、コンパレータ106、抵抗320,3
21、パワトランジスタ3 1 6,3 1 7と○N
−OFFバルブ1 2 1a,121bによりなされる
。その他の構成は前託各実施例及び変形例と同一である
ので、同一素子には同一符号を付してその説明を省略す
る。次に、上記のように構成した本実施例の作用につい
て説明すると、物体223を図示x方向に向けて指定位
置〆に移動させる場合(初期位置x=0)、基準電圧設
定装置226により信号M.を設定して増幅器202に
入力すると、この出力はy(M,一0)=yごとなる。
このとき、絶対値回路103の出力lyごlがどcより
大であれば、コンパレータ106の出力信号が1となり
パワトランジスタ316,317が導適する。これによ
りON−OFFバルブ121b,121aが開状態とな
り配管4aと3a及び配管4bと3bをそれぞれ達通さ
せる。また、yご>0であるのでコンパレータ302の
出力は“0”となりトランジスタ213,213′は非
導通となる。従って、四方向切襖弁225,225′は
図示方向とは逆方向に切換えられて、空気圧力源Psは
配管4b、ON−OFFバルブ121a及び配管3bを
通してァクチュェータの右室2bに運通する一方、大気
Poは配管4a、ON−OFFバルブ121b及び配管
3aを通してアクチュェータの左室2aに蓮適する。こ
の結果、石室2bが高圧になる一方、左室2aが低圧と
なりピストン3と物体223は図示x方向に移動する。
このとき、物体223すなわちピストン3の速度xがy
ご(yご>0)より大となりスティックスリップ現象が
発生した場合、コンパレータ108′の出力は“1”と
なってAND回路501の一入力端子に加えられる。(
コンパレータ108の出力は0<x<yどのとき“0”
。)また、コンパレータ302の出力は‘‘0”となっ
ているため、AND回路501の他の入力端子にはイン
バータ503の出力信号“1”が加えられてAND回路
501の出力が“1”となる。この結果、OR回路50
4の出力が“1”となってパワトランジス夕316′,
317′が導適状態となりON−OFFバルブ121b
′,121a′が共に開状態になる。このとき、四方向
切換弁226′は前述のごとく図示方向とは逆方向に切
換わっているので、空気圧力源Ps′は配管4を、ON
−OFFバルブ1 2 1b′及び配管3a′を通して
アクチュェータの左室2aに蓮適する一方、大気Po′
は配管4b′、ON−OFFバルブ121a′及び配管
3b′を通してアクチュェータの右室2bに運通する。
これにより、ピストン3及び物体223のx方向への動
きに対して制動力が作用することになり乾性摩擦による
スティック・スリップ現象及び慣性又は制御対象の遅れ
による過大な速度等が抑制される。上記した制動力によ
りアクチュェータのピストン速度x(x>0)がyzよ
りも小さくなると、コンパレータ108′の出力が‘‘
0”となりANID回路501の出力も“0”となる一
方、コンパレータ109′の出力が“0”でありAND
回路502の出力も“0”の状態にある。
このため、OR回路504の出力は“0”となりパワト
ランジスタ316′,317′が非導通になってON−
OFFバルブ121b′,121a′が閉状態に切換わ
る。この結果、前述したアクチュェータに作用する制動
力が零となり、アクチュェータはx方向への移動を継続
する。その後、偏差yごが規定値どcよりも小さくなっ
て、コンパレータ106の出力は‘‘01’となり、パ
ワトランジスタ316,317が共に非導通となる。
これにより、ON−OFFバルブ121b,121aが
閉状態に切換わって、ァクチュヱータに対する空気圧力
源Ps及び大気Poからの空気の流入及び排出が遮断さ
れる。その結果、ピストン3及び物体223を駆動する
力が解除され、ピストン3及び物体223は目標位置に
停止する。次に、物体223を図示x方向とは逆方向に
移動させる場合には、指定位置X2(yr2くyrュ)
を基準電圧設定装置226に設定する。
これにより、増幅器202の出力yごは負となり、コン
パレータ302の出力が“1”となる。この結果、パワ
トランジスタ213,213′が導通して四方向切換弁
225,225′を図示状態に切換える。また、ピスト
ン速度xがyご(yどく0)よりづ・さくなると、コン
パレータ109′の出力は“1”となってAND回路5
02の一入力端子に加えられる一方、このAND回路5
02の他の入力端子にはコンパレータ302の出力“1
”が加えられているので、AND回路502の出力は“
1”となる。これにより、OR回路504の出力が‘‘
1”となり、パワトランジスタ316′,31 7′が
導通して、ON−OFFバルブ1 2 1b′,121
a′が開状態となりピストン3及び物体223に対し制
動力が付与される。以上説明したように、本実施例にお
いては、アクチュヱータの駆動速度を従来よりも高い値
にし得ることにより従来のアクチュェ−外こ比べて高速
な状態にて偏差を零にすべ〈制御するとともに、スティ
ック・スリップ現象及びその他の過大な速度現象をピス
トン速度xの大なる変化として検出して偏差ごと速度x
に応じた制動力をアクチュェータに付与してオーバーシ
ュート及びハンチングの発生を防止し、アクチュェ−夕
のピストンを目標位置に精度よく応答性もよく位薄決め
するという大なる作用効果を奏する。
これにより、駆動及び制動を別個独立に設計することが
できる。その結果、駆動系と制動系を並用する場合は、
両者のかねあいで性能要因を決定しなければならず、両
系の最適条件で設定することができないのに対し、この
種装置の駆動系及び制動系の空気供給圧、バルブの応答
性、配管系の容量その他の性能要因を夫々最適に設定で
きるので夫々の最適な作動を可能にする。次に、前記第
4実施例の変形例を第18図により説明すると、この変
形例は制動時にアクチュェー夕の高圧側の室内より圧縮
空気を抜取ってアクチュヱー夕に等価的な制動力を付与
するようにした点にその特徴があり、パワトランジスタ
316′は、そのベースにて抵抗320′を介してコン
パレータ108′の出力端子に接続され、そのコレクタ
にてON−OFFバルブ1 2 1a′のソレノイドー
こ接続されている。
一方、パワトラソジスタ317′は、そのベースにて抵
抗321′を介してコンパレータ109′の出力端子に
接続され、そのコレクタにてON−OFFバルブ1 2
1b′のソレノィド‘こ接続されている。また、各O
N−OFFバルブ121bび及び121a′はそれぞれ
配管4a′及び4b′を介して大気Po′に酸続ごれて
いる。これにより、スティック・スリップ現象が発生し
てピストン速度xの絶対値が異常に大きくなったとき、
パワトランジスタ316′又は317′が、コンパレー
タ108′又はIQ9′からの信号により、導通してア
クチュェータの高圧側の室内より圧縮空気が排出される
ようになっている。その他の構成は前記第3実施例と同
一であるので同一部分には同一符号を付してその説明を
省略する。上記のように構成した本実施例の作用を詳細
に説明すると、今、物体223及びピストン3を、前記
各実施例と同様に、図示x方向に移動させている場合、
増幅器202の出力yどが正であってコンパレータ30
2の出力は“0”の状態にある。従ってトランジスタ2
13は非導通になっており、四方向切換弁225がその
バネ力により図示状態とは逆方向に切換わっている。こ
)において、物体223及びピストン3の速度xがyご
(yご>0)より大になると、コンパレータ108′の
出力が“1”となり、パワトランジスタ316′が導適
状態になる。
これにより、ON−OFFバルブ121a′が開状態と
なり、アクチュェータの右室2bは配管3b′、ON−
OFFバルブ1 21a′及び配管4b′を通して大気
Po′に蓮適する。この結果、空気圧力源Psは、四方
同切換弁225、配管4b、ON−OFFバルフ121
a及び配管3bを介してアクチュェータの右室2bに蓬
適しているので、その圧縮空気は大気Po′に排出され
て、物体223及びピストン3をx方向へ移動するため
の駆動力が減少する。換言すれば、等価的にピストン3
に制動力を付与したことになり、ピストン3のスティッ
ク・スリップ現象及びその他の過大な速度現象を抑制す
る。その後、偏差y‘が規定値ごcに達した後は前記実
施例と同様にしてアクチュヱータのピストン3に作用す
る駆動力が解除される。一方、ピストン3及び物体22
3を図示x方向とは逆の方向に移動させる場合において
、ピストン3の速度xがyご(yごく0)より4・にな
ったときコンパレータ109′の出力が“1”となり、
パワトランジス夕317′が導通してON−OFFバル
ブ1 2 1b′を開状態にする。
この結果、アクチュヱータの左室2a内の圧縮空気が大
気Po′に排出される。その他の作用は本変形例にて前
述したピストン3をx方向へ移動させる場合と同様であ
るので、その説明を省略する。以上説明したように、本
変形例においては、前記第4実施例と同様に、アクチュ
ェータを従来よりも高速の状態で駆動してそのピストン
を目標位置近傍まで移動させるとともにスティック・ス
リップ現象をピストン速度xの大なる変化として検出し
、偏差ご及びピストン速度xに応じてアクチュェータの
高圧側の室内より圧縮空気を排出してアクチュェータに
等価的な制動力を付与することによって、オーバーシュ
ート・ハンチング等の発生を防止してピストンを目標位
置に精度よく位置決めするという大なる作用効果を奏す
る。
また、このような作用効果は、空気圧供給源Ps′を省
略した点を除き、前記第4実施例と同様の駆動手段及び
制動手段のもとに達成し得る。次に、上記変形例におい
て採用したアクチュェータの制動手段を構成する論理回
路部分を第19図に示すように変形した場合について説
明すると、微分回路401の出力端子に前記絶対値回路
103と同様の構成よりなる絶対値回路901の入力端
子を接続する。
コンパレータ902は、その一方の入力端子にて絶対値
回路103の出力端子に接続され、その他方の入力端子
にて絶対値回路901の出力端子に接続されている。A
ND回路904は、その一方の入力端子にてコンパレー
タ902の出力端子に接続され、その他方の入力端子に
てインバータ903を介してコンパレータ302の出力
端子に接続されている。また、AND回路90 4の出
力端子はベース抵抗320′を介してパワトランジスタ
316′のベースに接続されている。AND回路905
は、その一方の入力端子にてコンパレータ902の出力
端子に接続され、その他方の入力端子にてコンパレータ
302の出力端子に接続されている。また、AND回路
905の出力端子はベース抵抗321′を介してパワト
ランジスタ317′のべ−スに接続されている。その他
の構成は前記変形例と同一であるのでその説明を省略す
る。次に、上述した構成による作用について説明すると
、ピストン3を図示x方向へ移動する場合、微分回路4
01の出力xは絶対値回路901に入力され、この絶対
値回路901はその出力lxlをコンパレータ902の
一入力端子に付与する。
一方、コンパレータ902の他の入力端子には絶対億回
路103よりその出力信号lyご‘が付与される。この
とき、コンパレータ902の出力はlyごl<!x!の
場合“1”となり!yごl>lxlの場合には“0”と
なる。今、信号yごが正の場合においてピストン3の速
度xの絶対値がlyご’より大きくなると、コンパレー
タ902の出力は“1”となって各AND回路904,
905の一入力端子に加えられる。
このとき、コンパレータ302の出力が“0”であるた
め、この出力は、AND回路904の他の入力端子には
ィンバータ903により反転されて加えられ、AND回
路905の他の入力端子にはそのま)直接加えられる。
従って、AND回路904の出力のみが“1”となり、
パワトランジスタ316′が導通してON−OFFバル
ブ121a′を開状態に切換える。この結果、アクチュ
ェータの石室2b内の圧縮空気は配管3b′、ON−O
FFバルブ121a′及び配管4b′を通って大気Po
′に排出されてアクチュェータに制動力が付与される。
また、ピストン3をx方向とは逆の方向に移動させる場
合に、ピストン3の速度の絶対値がlyごl(x<ッご
く0)よりも大きくなると前述した作用と同様に各AN
D回路904,905の一入力端にコンパレータ902
の出力“1”が加えられる。一方、コンパレータ302
には増幅器202の出力yご(yごく0)が付与されて
いるので、この出力は‘‘1”となりインバータ903
により反転されてAND回路904の他の入力端に加え
られる信号がなくなる。しかしながら、AND回路90
5の他の入力端子にはコンパレータ302の出力“1”
がそのま)加えられるため、このAND回路905のみ
が導適する。これにより、パワトランジスタ317′を
介してON−OFFバルブ121b′が開状態になりア
クチュェータの左室2a内の圧縮空気を大気Po′に排
出する。その他の作用は前記変形例と同じであるのでそ
の説明を省略する。更に本発明の態様として以下に示す
ものがある。
{1} 空気、ガス等の圧縮性のある流体を使用して駆
動される流体アクチュェー外こより物体の運動を制御し
、該物体の現実の運動状態を表わす制御値と所望の目標
値との偏差を検出し、この偏差に応じて前記アクチュェ
ータの作動を制御することにより前記物体の連動状況を
前記目標値に一致させるようにした装置において、前記
アクチュェータへの流体の供給および(または)排出を
前記偏差に応じた時間間隔にて間欠的に行わせ、前記偏
差が所定の規定値に達したとき前記アクチュェータへの
流体の供給および(または)排出を遮断せしめて前記偏
差を零に収束させるようにしたことを特徴とする流体ア
クチュェータの制御装置。
(2ー 空気、ガス等の圧縮性のある流体を使用して駆
動される流体アクチュヱータにより物体の運動を制御し
、該物体の現実の運動状態を表わす制御値と所望の目標
値との偏差を検出し、この偏差に応じて前記アクチュェ
ータの作動を制御することにより前記物体の運動状態を
前記目標値に一致させるようにした装置において、前記
アクチュェータへの流体の供聯合および排出を前記偏差
に応じた時間間隔にて間欠的に行わせ、前記偏差が所定
の規定値に達したとき前記アクチュェータからの流体排
出を封じ込めるとともに前記アクチュェータへの流体供
給を引続き間欠的に行なわせて前記偏差を更に収束させ
るようにしたことを特徴とする流体アクチュェータの制
御装置。
{31 空気、ガス等の圧縮性のある流体を使用して駆
動される流体アクチュェータにより物体の運動を制御し
、該物体の現実の運動状態を表わす制御値と所望の目標
値との偏差を検出し、この偏差に応じて前記アクチュェ
ー夕の作動を制御することにより前記物体の運動状態を
前記目標値に一致させるようにした装置において、前記
アクチュェータへの流体の供給および排出を前記偏差の
変化率に応じた時間間隔にて間欠的に行わせるとともに
、前記偏差の変化率と前記アクチュェータの速度とを比
較してアクチュヱータ速度が前記偏差より増大したとき
前記ァクチュェータからの流体排出を一時的に封じ込め
、前記偏差が所定の規定値に達したとき前記アクチュェ
ータへの流体の供給および排出を遮断せしめて前記偏差
を零に収束させるようにしたことを特徴とする流体アク
チュェータの制御装置。
‘4)空気、ガス等の圧縮性のある流体の供給又は排出
によって騒動される流体アクチュェータにより物体の運
動を制御し、該物体の現実の運動状態を表わす制御値と
所望の目標値との偏差を検出し、この偏差に応じて前記
アクチュェータの作動を制御することにより前記物体の
運動状態を前記目標値に一致させるようにした装置にお
いて、前記アクチュヱー夕への流体の供給(又は前記ア
クチュェータからの流体の排出)を前記偏差に応じた時
間間隔にて間欠的に行わせるとともに、前記偏差の変化
率と前記アクチュェータの速度とを比較してアクチュェ
ータ速度が前記偏差より増大したとき前記アクチュェー
タに供給された流体を一時的に排出し(又は前記アクチ
ュェータに流体を一時的に供給し)、前記偏差が所定の
規定値に達したとき前記アクチュェータへの流体の供給
(又は前記アクチュェータからの流体の排出)を遮断せ
しめて前記偏差を零に収束させるようにしたことを特徴
とする流体ァクチュェータの制御装置。
‘5} 空気、ガス等の圧縮性のある流体を使用して駆
動される流体アクチュェータにより物体の運動を制御し
、該物体の運動状態を表わす制御値と所望の目標値との
偏差を検出し、この偏差に応じて前記アクチュェータの
作動を制御することにより前記物体の運動状態を前記目
標値に一致させるようにした装置において、前記アクチ
ュェータへの流体の供給および排出を前記偏差に応じた
時間間隔にて間欠的に行わせるとともに、前誌偏差の変
化率状態と前記アクチュェ−夕の速度とを比較してアク
チュェータ速度が前記偏差より増大したとき前記ァクチ
ュェータへの流体の給機状態を一時的に逆転させ、前記
偏差が所定の規定値に達したとき前記アクチュェー夕へ
の流体の供給および排出を遮断せしめて前記偏差を零に
収束させるようにしたことを特徴とする流体アクチュヱ
ータの制御装置。■ 空気、ガス等の圧縮性のある流体
の供給および(または)排出により駆動される流体アク
チュェー外こより物体の運動を制御する装置において、
所望の目標値を規定する目標値設置手段と、前記物体の
現実の運動状態を検出する制御値検出手段と、前記目標
値設置手段から得られる目標値と前記制御値検出手段か
ら得られる制御値とを比較してその偏差を求める比較手
段と、該比較手段にて偏差が検出されたときその偏差に
応じて前記アクチュヱータへの流体の供給および(また
は)排出を切換える切換手段と、前記偏差の変化に対応
する時間間隔の間欠的信号を発生する手段と、該信号発
生手段から付与される前記間欠的信号に応答して前記ア
クチュヱータへの流体の供給および(または)排出を制
御する流体制御手段と、前記偏差が所定の規定値に達し
たとき前記信号発生手段から発する間欠的信号を遮断し
て前記流体制御手段を非作動状態となし前記アクチュェ
ータへの流体の供給および(または)排出を遮断する手
段とを具備してなる流体アクチュェータの制御装置。
以上詳述したとおり、本発明の一態様においては、上記
各実施例により説明した如く、基準電圧設定装置226
にて設定した目標値(指定変位量れ又は目標速度M)に
相当する電圧と物体の現実の運動状態を表わす制御値(
物体223の変位量x又は車送りc)に対応する電圧と
の偏差どの演算値(y,ご又y,z+y2 ご)の絶対
値を経時的に検出して、この絶対値の変化率に応じた時
間間隔にてアクチュヱータ1への流体の供給および(ま
たは)排出を間欠的に行わせ、前記偏差の演算値又は前
記絶対値が所定の規定値(ごcまたは−ごc〉に達した
ときアクチュェーターへの流体の供給および(または)
排出を遮断せしめて、前記偏差ごを零に収束させるよう
にしたことにその特徴があり、これにより従来問題とさ
れてきたオーバシュート、ハンチング、オフセット等を
装置の速応性を損ねることなく防止することができて、
この種の圧縮性のある流体を使用するァクチュェータの
作動をその作動行程の任意位置にても正確に制御するこ
とができる。
また、本発明は、例えば上記第1実施例の変形例又は第
2実施例およびその変形例により説明した如く、上述し
たアクチュヱータの制御過程にて前記偏差の減少状態と
ァクチュェータ速度とを比較して、アクチュェータ速度
が前記偏差より増大したとき、アクチュェータからの流
体排出を一時的に封じ込めるか、又はアクチュェ−ター
こ供給された流体を一時的に排出(又は供給)するか、
あるいはアクチュェータへの流体の給技E状態を一時的
に逆転させて、アクチュェータに制動力を付与するよう
に実施してもよく、この場合には上述した規定値(ごc
または−ごc)を実質的に零に近似させてアクチュェー
タのオフセットを極めて小さくすることができる。
上述のアクチュェータのピストン及び物体の位置決めを
する例について代表的に説明したが、本発明による制御
対象はこれに限らずピストン及び物体の速度制御、アク
チュェータ内の圧力制御及びアクチュェータのピストン
及び物体が出力する荷重制御等アクチュヱータの運動変
化に伴う種々の物理量を制御対象とし目標量に対する現
在量の差を偏差として上述と同様に制御できるものであ
る。
また、上述の説明では、流体アクチュェータとしてシリ
ンダ内をピストンが酒勢するもの及びべローフラム型に
ついて説明したが本発明はこれらに限定するものではな
くダイアフラム型、ベロ−ズ型等その他の流体アクチュ
ェータが使用可能である。
さらに、流体アクチュェー夕で使用する圧縮性流体とし
て空気のみについて説明したが種々のガスその他圧縮性
を有する流体であれば何でも本発明の作動流体として使
用できる。
上述した以外にも、本特許請求の範囲の精神を逸脱しな
い範囲で種々の設計変更及び付加的変更が可能である。
図面の簾単な説明第1図は従来装置の一例を概略的に示
す説明図、第2図はアクチュェータの乾i性摩擦特性を
示すグラフ、第3図は従来装置におけるアクチュェータ
の制御特性を示すグラフ、第4図は本発明によって得よ
うとするアクチュェータの制御特性を示すグラフ、第5
図は本発明の第1実施例を示す電気的制御回路図、第6
図は第1実施例の制御特性を示すグラフ、第7図は前記
第1実施例の変形例を示す電気的制御回路図、第8図は
第7図に示した変形例の制御ロジックを示すグラフ、第
9図は本発明の第2実施例を概略的に示す説明図、第1
0図は第9図に示したブロック線図の具体的実施回路図
、第11図は第10図に示した電気的制御回路の制御ロ
ジックを示すグラフ、第12図は第10図に示した電気
的制御回路の作動状態を示すグラフ、第13図は前記第
2実施例の変形例を示す電気的制御回路図、第!4図は
第13図の電気的制御回路の制御ロジックを示すグラフ
、第I5図は第13図の電気的制御回路の作動状態を示
すグラフ、第16図は本発明の第3実施例を示す説明図
、第17図は本発明の第4実施例を示す説明図、第18
図は上記第4実施例の変形例を示す説明図、第19図は
第18図に示す変形例を更に変形した例を示す説明図で
ある。
符号の説明、1・・・・・・空気アクチュェータ(流体
アクチュェータ)、223・・・・・・物体、222・
・・・・・ポテンショメータ(物体の現実の運動状態を
検出する手段)、226・…・・基準電圧設定装置(所
望の目標の運動状態を設定する手段)、101,202
・・・・・・差動増幅器(物体の現実の運動状態と所望
の目標の運動状態との偏差を検出する手段)、103…
・・・絶対値回路、302…・・・第1コンパレータ、
106,301・・…・第2及び第3コンパレータ(偏
差の減少状態を検出する手段)、220...・・・非
安定マルチパイプレータ、221・・・・・・パルス幅
変調回路、311,312,313……AND回路、3
1 4,3 1 5・・・・・・OR回路、2 13
,316,317……パワトランジスタ、225・・・
・・・切換弁、121a,121b・・・・・・ON−
OFFバルブ(偏差に応じた制動力を流体アクチュェー
タに付与する手段)。
第1図 第2図 第3図 第ム図 第5図 第6図 第7図 第8図 第9図 第10図 第11図 第1ム図 第12図 第13図 第15図 第16図 第17図 第18図 第19図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 空気、ガス等の圧縮性流体を使用する流体アクチユ
    エータにより物体の運動を制御する装置において、前記
    物体の現実の運動状態と所望の目標の運動状態との偏差
    を経時的に検出する手段と、該偏差を減少すべく前記ア
    クチユエータを駆動する駆動手段と、前記偏差に応じた
    時間間隔の間欠的な制御信号を発生する制御信号発生手
    段と、前記アクチユエータに連絡されて前記制御信号に
    応答して前記アクチユエータへの前記圧縮性流体の供給
    及び(又は)排出を間欠的に制御して前記アクチユエー
    タを制動する制動手段と、前記偏差が予かじめ設定した
    不感帯領域に達したとき前記アクチユエータの駆動及び
    制動を解除する解除手段とにより、前記偏差を零に収束
    させるようにしたことを特徴とする流体アクチユエータ
    の制御装置。 2 空気、ガス等の圧縮性流体を使用する流体アクチユ
    エータにより物体の運動を制御する装置において、前記
    物体の現実の運動状態と所望の目標の運動状態との偏差
    を経時的に検出する手段と、該偏差を減少すべく前記ア
    クチユエータを駆動する駆動手段と、前記偏差に応じた
    時間間隔の間欠的な制御信号を発生する制御信号発生手
    段と、前記制御信号を前記駆動手段に出力することによ
    つて、該駆動手段により前記アクチユエータへの前記圧
    縮性流体の供給及び(又は)排出を間欠的に制御して、
    結果的に前記偏差に応じた制動力を前記アクチユエータ
    に付与する制動手段と、前記偏差が予かじめ設定した不
    感帯領域に達したとき前記アクチユエータの駆動及び制
    動を解除する解除手段とにより、前記偏差を零に収束さ
    せるようにしたことを特徴とする流体アクチユエータの
    制御装置。 3 空気、ガス等の圧縮性流体を使用する流体アクチユ
    エータにより物体の運動を制御する装置において、前記
    物体の現実の運動状態と所望の目標の運動状態との偏差
    を経時的に検出する手段と、該偏差を減少すべく前記ア
    クチユエータを駆動する駆動手段と、前記偏差に応じた
    時間間隔の間欠的な制御信号を発生する制御信号発生手
    段と、前記駆動手段と前記アクチユエータとの間に介装
    した流体制御手段に前記制御信号を出力することによつ
    て、該流体制御手段により前記アクチユエータへの前記
    圧縮性流体の供給及び(又は)排出を間欠的に制御して
    、結果的に前記偏差に応じた制動力を前記アクチユエー
    タに付与する制動手段と、前記偏差が予かじめ設定した
    不感帯領域に達したとき前記アクチユエータの駆動及び
    制動を解除する解除手段とにより、前記偏差を零に収束
    させるようにしたことを特徴とする流体アクチユエータ
    の制御装置。 4 空気、ガス等の圧縮性流体を使用する流体アクチユ
    エータにより物体の運動を制御する装置において、前記
    物体の現実の運動状態と所望の目標の運動状態との偏差
    を経時的に検出する手段と、該偏差を減少すべく前記ア
    クチユエータを駆動する駆動手段と、前記偏差に応じた
    時間間隔の間欠的な制御信号を発生する制御信号発生手
    段と、前記アクチユエータに連絡した流体制御手段に前
    記制御信号を出力することによつて、該流体制御手段に
    より前記アクチユエータへの前記圧縮性流体の供給及び
    (又は)排出を間欠的に制御して、結果的に前記偏差に
    応じた制動力を前記アクチユエータに付与する制動手段
    と、前記偏差が予かじめ設定した不感帯領域に達したと
    き前記アクチユエータの駆動及び制動を解除する解除手
    段とにより、前記偏差を零に収束させるようにしたこと
    を特徴とする流体アクチユエータの制御装置。
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