JPS5821005A

JPS5821005A - 油圧回路の制御装置

Info

Publication number: JPS5821005A
Application number: JP11638281A
Authority: JP
Inventors: Eiki Izumi; 和泉　鋭機; Hiroshi Watanabe; 洋渡邊; Yukio Aoyanagi; 青柳　幸雄; Kazuo Honma; 本間　和男; Yoshio Nakajima; 吉男中島
Original assignee: Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Current assignee: Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Priority date: 1981-07-27
Filing date: 1981-07-27
Publication date: 1983-02-07

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】この発明は可変容量杉油圧ポンプとアクチュエータとの
間にポペットを有する開閉弁を設けた油圧回路を制御す
る装置に関するものである。

抽圧シ′ヨベル等では、１つの可変容量杉油圧ポンプ（
以下油圧ポンプという）で複数のアクチュエータを駆動
する場合があり、この場合には油圧ポンプと各アクチュ
エータとの間に開閉弁を設け、油圧ポンプの圧油を各ア
クチュエータに選択的に供給する。

第１図は従来の油圧回路の制御装置を示す図である。図
において１は油圧ポンプ、２，３はポンプ１に接続され
た油圧シリンダ、４，５は油圧シリンダ２，３の負荷、
６，７は油圧ポンプ１とシリンダ２，３とを接続する油
路を選択的に連通、遮断する開閉弁で、開閉弁６，７は
電磁弁６ａ、７ａ、ポペット６Ｌ　６ｃ＋−７ｂ、７ｃ
＋シヤトル弁６ｄ＊　６ｅ、　６ｆ。

７ｔｉ＋　７ｅ、　７７から構成されている。８，９は
チェック弁、１０．１１はフラッシング弁、】２はチャ
ーシボ、ンプ、２０はリリーフ弁、１３．１４はリリー
フ弁、１５はタンク、１６．１７はそれぞれシリンダ２
１，３を操作するための操作レバー、１９はＭｔ作リレ
バー１６　ｌｒノ信号を入力して、油圧ポンプ１の斜板
傾転角制御装置１８および電磁弁６ａ、７ａに信号出力
する制御回路である。

この制御装置においては、開閉弁６，７が閉の状態すな
わちポペット６ｂ、６ｃ、７ｂ、７ｃが閉シテいる状態
で、たとえば操作レバー１６を操作すると、電磁弁６ａ
が切換わって開閉弁６が開になるとともに、油圧ポンプ
１の吐出量、吐出方向が操作レバー１６の操作量、操作
方向によって制御されるので、シリンダ２の作動速度９
作動方向が操作レバー１６の操作量、操作方向によって
制御される。ところで、たとえばシリンダ２が油圧ショ
ベルのブームシリンダであると、フロント部を空中に保
持しているとき、シリンダ２にはフロント保持圧が作用
し、シリンダ２と開閉弁６とを接続する管路２１にはか
なりの大きさの圧力が加わる。一方、操作レバー１６が
中立のときには、油圧ポンプ１と開閉弁６とを接続する
管路２２の圧力は、リリーフ弁２０で設定された低い圧
力である。この状態で、電磁弁６ａを切換えてボペッ）
　６ｂ、６ｃを開＜ト、管路２１と管路２２とか急に連
通ずるから、管路２１内の油の圧力か急激に降下するの
で、いわゆる膨張音か発生し、運転者に著しい不快感を
与える。

第２図は従来の他の油圧回路の制御装置のポペットを示
す図である。このポペット６ｂにおいては、先端部に突
出部２３か設けられているがら、電磁弁６ａが切換わっ
たとき、始めは連通面積か徐々に大きくなるので、管路
２１と管路２２とか急に連通ずることはないため、管路
２工の圧力か急激に降下して膨張音が発生することがな
い。

しかしながら、との制御装置においては、ポペット６ｂ
の加工が面到になるとともＩと、通路の圧力損失が大き
くなるのを避けるために、ポペット６ｂのリスト量を大
きくとる必要があるから、開閉弁６を閉にするのに要す
る時間か長くなり、操作性が悪くなる。

・、・　１ｌｌｉ１．’。

この発明は１蓮の問題点を解決するためになされたもの
で、開閉弁を開いたときに膨張音か発生することがなく
、またポペットの加工が容易である油圧回路の制御装置
を提供することを目的とする。

この目的を達成するため、この発明は操作手段よりＯＮ
信号が指令されると、予め設定された所定時間の間、予
め設定された周波数のパルス信号に応じて前記開閉弁の
ポペットの開閉を繰り返し、所定時間経過後は、操作手
段よりのＯＮ信号に基いて開閉弁のポペットを開の状態
に保持し、かつ、前記パルス信号の周波数は前記ポペッ
トの開閉が開閉弁のアクチュエータ側回路と開閉弁の可
変容虚形油圧ポンプ側回路との間の圧力差を徐々に減少
するように設定したものである。

第３図はこの発明に係る油圧回路の制御装置を示す図で
ある。図において２４　、２５は制御回路１９と電磁弁
６ａ、７ａとの間に設けら−れたスイッチ、２６゜２７
はスイッチ２４　、２５の接点２４ｂ、２５ｂと電磁弁
６ａ。

７ａとの間に設けられたパルス発振器、２８．２９は操
作レバー１’６．１７が中立位置から操作されたのち所
定時間はスイッチ２４　、２５を接点２４ｂ、２５ｂ側
に切換え、所定時間経過後はスイッチ２４　、２５を接
点２４ａ。

−２５ａ側に切換える時間設定器、たとえばタイマであ
る。

この制御装置においては、開閉弁６，７が閉の状態すな
わちボペッｈ　６ｂ、６．”ｌ　７！ｚ　７ｃが閉シテ
いる状態で、たとえば操作レバー１６を中立位置から操
作すると、制御回路１９がら電磁弁６ａに通電する信号
が出力される。すると、この信号でタイマ２８がスイッ
チ２４を接点２４ｂ側に切換え、制御回路１９の出力信
号がパルス発振器２Ｇに送られ、パルス発振器２６は予
め設定された周波数で０Ｎ−ＯＦＦノハルス信号を発振
する。このため、このパルス信号か電磁弁６ａに送られ
電磁弁６ａはタイマ２８に設定された所定時間の間、パ
ルス信号の周波数に応じてポペット６ｂ、６ｃが開閉を
繰り返すように間欠的に切換わる。なお、パルス発振器
２６のパルス信号の周波数は、ポペット６ｂ、６ｃの開
閉により、管路２１の圧力が急激に降下しないように設
定する。そして、操作レバー１６が中立位置がら操作さ
れたのち所定時間が経過すると、タイマ２８がスイッチ
２４を接点２４．側に切換え、制御回路１９の出力信号
か直接電磁弁６ａに送られるから、電磁弁６ａが切換わ
り、ポペット６ｂ、６ｃか完全に開となる。なお、タイ
マ２８の設定時間は、管路２１゜２２の圧力が同一とな
るのに要する最小の時間とすることか望ましい。さらに
、この状態で操作レバー１６を中立位置に戻すと、タイ
マ２８は作動せず、電磁弁６ａがすぐに元の位置に切換
わるから、ポペット６ｂ、６ｃはすぐに閉となる。

以上説明したように、この発明に係る油圧回路の制御装
置においては、操作レバーか中立位置から操作されたの
ち所定時間は、ポペットか徐々に移動するから、油圧シ
リンダと開閉弁とを接続する管路の圧力が急激に降下す
ることがないので、膨張音が発生することがなく、運転
者に不快感を与えることかない。また、ポペットに突出
部を設ける必要がないから、ポペットの加工が容易であ
るとともに、ポペットのリフト量を大きくする必（）・要かないので、開閉弁を閉にするのに要する時間か短く
、操作性がよい。このように、この発明の効果は顕著で
ある。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の油圧回路の制御装置を示す図、第２図は
従来の他の油圧回路の制御装置のポペ・ノドを示す図、
第３図はこの発明に係る油圧回路の制御装置を示す図で
ある。１・・・可変容量杉油圧ポンプ２．３・・・油圧シリンダ　６，７・・・開閉弁６（１
＋　７Ｇ・・・電磁弁６ｂ、６ｃ、７ｂ、７Ｃ・・・ポペ、７ト１６．１７・
・・操作レバー（操作手段）１８・・・斜板傾転角制御
装置１９・・・制御回路　　　　２１．２２・・・管路２４
．２５・・・スイッチ　　　２６．２７・・・ノｆルス
発振器２８、２９・・・タイマ（時間設定器）代理人弁
理士　中村純之助矛２図

Claims

【特許請求の範囲】

可変容量杉油圧ポンプとアクチュエータとの間にポペッ
トを有する開閉弁を設けた油圧回路の前記開閉弁の０Ｎ
−ＯＦＦ制御を操作手段よりの信号によって行う油圧回
路の制御装置において、前記操作手段よりＯＮ信号が指
令されると、予め設定された所定時間の間、予め設定さ
れた周波数のパルス信号に応じて前記開閉弁のポペット
の開閉を繰り返し、所定時間経過後は、操作手段よりの
ＯＮ信号に基いて開閉弁のポペット、を開の状態に保持
し、かつ前記パルス信号の周波数は前記ポペットの開閉
が開閉弁のアクチュエータ側回路と開閉弁の可変容量杉
油圧ポンプ側回路との間の圧力差を除々に減少するよう
に設定したことを特徴とする油圧回路の制御装置。